JP2005228641A - ボタン装置及びそのボタン装置を備えた冷蔵庫 - Google Patents

ボタン装置及びそのボタン装置を備えた冷蔵庫 Download PDF

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Shinya Nagahata
真也 永幡
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Abstract

【課題】 本発明は、組立作業効率に優れ安価に製造することができるボタン装置およ
びボタン装置を備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】 列状に連続して設けられた複数の操作ボタン51を、光源42の光を前
面に照射する導光部材70と、この導光部材70の前部を除いて外周を覆う
ように係合した遮光部材60とから形成され、この導光部材60および遮光部材70は、
それぞれが一体に成形され操作パネル31裏面または基板40によって支持される支持部
材65と、および支持部材65との間に介在するアーム64により前後移動可能に支持さ
せた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の操作ボタンを列状に設けその前面に光を照射するボタン装置及びその
ボタン装置を備えた冷蔵庫に関する。
近年、複数の操作ボタンを隣接させて列状に設けたボタン装置が市場に供されており、
デザイン的に優れたものとして評価されている。
図6,7は、この種のボタン装置の一例を示すものであるが、図6に示すように、ビデ
オカメラ100の側面には開口部101を形成しており、この開口部101には前方に突
出した複数のボタン102を列状に連続して設けている。また、図7に示すように、操作
ボタン102の背面には、このボタンを保持する保持部材103を設けている。
この保持部材103は、操作ボタン102を取付け固定する固定部104と、この固定
部104の下端から上方に向けて延在させたアーム105と、このアーム105の上端部
で湾曲可能に設けた枠体106とを一体に成形して構成されている。上記固定部104の
背面には、後方に向けて延在させた突起部107を形成しており、操作ボタン102が押
圧されると、アーム105が湾曲して突起部107が後方に移動し、突起部107と対向
する位置に設けられたスイッチ110をON,OFFする(例えば、特許文献1)。
このような構成により、複数の操作ボタンを隣接させて列状に設けてもそれぞれのボタ
ン操作が独立して行われるとともに、簡素な形状であることからデザイン的に優れた構成
となっている。
また、スイッチのON,OFFに対応して操作ボタンの前面が点灯するボタン装置が、
使用者の利便性やデザイン性に優れたものとして市場に供されている。
図8,9は、この種のボタン装置の一例を示すものであるが、オーディオアンプなどの
電子機器120の前面パネル121には、それぞれ独立した操作ボタン130を前面パネ
ル121の開口部122から前方に突出させて設けている。
この操作ボタン130は、各々の開口部122に対して取付けられた保持部材125に
より支持されており、操作ボタン130が押圧されると、保持部材125の内周を摺動し
て後方に移動し、背部に設けられたスイッチ131をON,OFFするようになっている
また、この操作ボタン130と保持部材125は透光部材から形成されており、保持部
材125は、背部に設けられた発光ダイオード132の光を操作ボタン130を介して前
面に照射する(例えば、特許文献2)。
このような構成により、スイッチ132のON,OFFに対応して、操作ボタン130
の前面が点灯するため、使用者は使用状況を容易に確認することができるとともに、操作
ボタン130及び保持部材125が発光部も兼ね備えているため、前面パネル121が簡
素となりデザイン的に優れた構成となっている。
特開2001−256849号公報 特開2002−319324号公報
しかしながら、従来の構成では、複数の操作ボタンを列状に設けたボタン装置において
、各操作ボタンの一部から前面へ光を照射する構成は高価であるとともに組立作業が煩雑
なものであった。
例えば、特許文献1に示すような構成では、操作ボタン102を透明部材で形成し、光
が透過する部分のみをマスキングして全体にメッキなどを施すことにより、操作ボタンの
一部から前面へ光を照射させることは可能であるが、操作ボタン102の個数が多くなる
ほど、煩雑なマスキング作業が増えて高価になる。
また、メッキなどを施した操作ボタン102に、透明部材を溶着させる構成も考えられ
るが、これも同様に個々の溶着作業コストが高く操作ボタン102の個数が多くなるほど
高価になる。
さらに、特許文献2に示すような構成では、透過部である保持部材125を操作ボタン
130ごとに前面パネル121に嵌合固定させる必要があることから、操作ボタン130
の個数が多くなるほど、組立作業が煩雑になるものであった。
さらにまた、デザインの関係から一般的な冷蔵庫の扉前面は湾曲しているため、ボタン
装置をこの扉の前面に配設する場合には、操作ボタンの前面形状を扉の湾曲形状に合わせ
る必要がある。すなわち、それぞれの操作ボタンに応じて透過部である保持部材を溶着や
嵌合により固定させる場合には、この保持部材の前面形状も当該湾曲形状に合わせる必要
があるため、その操作ボタンごとに形状の異なる保持部材を取付ける作業は煩雑になると
ともに、その形状の差異は微妙なものであることから保持部材の識別が困難で取付け間違
いなどが生じ易いものであった。
本発明は上記問題を考慮してなされたものであり、組立作業効率に優れ安価に製造する
ことができるボタン装置およびそのボタン装置を備えた冷蔵庫を提供することを目的とす
る。
本発明のボタン装置は、開口部を有するパネルと、このパネルの開口部から突出し列状
に連続して設けられた複数の操作ボタンと、前記パネルの背面に設けた基板と、この基板
上に複数設けられ各操作ボタンの押圧により独立して動作するスイッチと、前記基板上に
前記操作ボタンに対応して設けられた複数の光源とを備え、前記操作ボタンは、前記光源
の光を前面に照射する導光部材とこの導光部材の前部を除いて外周を覆うように係合させ
た遮光部材とから形成され、前記導光部材および遮光部材は、それぞれが一体に成形され
前記パネル裏面または基板によって支持される支持部材と、および支持部材との間に介在
するアームにより前後移動可能に支持したことを特徴とする。
上記発明によれば、組立作業効率に優れ安価に製造することができるボタン装置および
そのボタン装置を備えた冷蔵庫を提供することができる。
以下に図1ないし図5を参照して本発明に係るボタン装置およびこのボタン装置を備え
た冷蔵庫について説明する。図5は、一実施形態であるボタン装置を備えた冷蔵庫を示し
た正面図である。
冷蔵庫本体1内には、冷蔵室2,野菜室3,製氷室4,冷凍室5を上から順に設けて配
設しており、特に図示しないが内部に配設された蒸発器及びファンの作用により各貯蔵室
が冷却され、それぞれの設定温度に維持されている。
冷蔵室2の前面にはヒンジ開閉式の扉20を設けており、野菜室3、製氷室4、冷凍室
5の各前面には、各々の貯蔵容器(図示せず)に連結された引出式の扉3’、4’、5’
を設けている。
冷蔵室扉20は、本発明のボタン装置を示す縦断面図である図1にも示すように、幅方
向に亙って弓状に湾曲させた扉の前面と側面とを構成する外板21と、背面を構成する内
板22との上下端をドアキャップ25により閉塞し、内部空間内に断熱材23を現場発泡
により充填させて構成している。また裏面側の周縁部には、マグネットガスケット24を
設けており、その吸着力により冷蔵庫本体1の開口縁と密閉させている。
ドアキャップ25は庫内側に向けて凹部26が形成されており、この凹部26には、本
体天井面に設けた自動開扉装置28の通電スイッチを兼ね備えたハンドル27と、ボタン
装置30とを併設させている。
このボタン装置30は、前方から見たボタン装置30の組立方法を示す図2にも示すよ
うに、主に操作ボタン部50と、基板40と、操作パネル31とから構成されている。
ここで、操作ボタン部50について説明する。
操作ボタン部50は、複数の操作ボタン51を列状に連続させており、操作ボタン部の
拡大図である図4に示すように、光を遮断するようにメッキなどを施した弾性樹脂製の遮
光部材60と、弾性の透明樹脂などからなる導光部材70とを勘合させて形成されている
遮光部材60は、凸状に形成され使用者が操作ボタン51を操作する際に押圧される複
数の操作部61を有しており、この操作部61はほぼこれらの外周を覆うように成形され
た支持部材65に、一体に成形されたアーム64を介して後方に移動可能に支持されてい
る。また、それぞれの操作部61の前面は、扉20の形状に合わせて湾曲させている。
アーム64は支持部材65の上または下方向から各操作部61に対して幅方向に1つ置
きに延在させており、且つ、連続した操作部61に対して千鳥状となるように配設してい
る。このため、ある操作部61が押圧された際に、支持部材65がアーム64を介して内
側に向けて若干湾曲しても、この湾曲により隣り合う操作ボタン51に与える影響を少な
くすることができるため、ある操作ボタン51を押圧しときに隣り合う操作ボタン51ま
でスイッチがONしてしまうなどの不具合を解消することができる。
なお、千鳥状に配設すると操作ボタン51が下側に傾く場合と上側に傾く場合があるが
、その移動距離を1〜3mm程度にすれば、下側又は上側に傾いているという認識がなく
、使用者に不快感を与える恐れはない。
62は、操作部61の前面フランジの一部、ここではほぼ中央部に穿設した窓部であり
、後述する導光部材70の突部71’が挿通され、この突部71’から前面に向けて光が
照射するようになっている。
63は、操作パネル31の裏面と当接して、操作ボタン51を保持する当接面であり、
操作部61はこの当接面63を介してアーム64と接続している。
66は、後述する操作パネル31の裏面に立設させたピン34を挿通して、操作ボタン
部50を保持する孔であり、支持部材65と一体に成形されている。
操作部61の背部は、図1にも示すように、後述する導光部材70の導光部71の外周
を覆うように箱部67を形成しており、隣り合う操作ボタン51の光を遮断している。ま
た、この箱部67の上面または下面には、この箱部67と導光部材70の導光部71と嵌
合させる嵌合部68を設けている。なお、本実施形態の嵌合部68では、孔を穿設してい
る。
この嵌合部68は、アーム64と操作部61とが接続されている面とは、上下の逆側の
面に配設している。操作部61は、アーム64と支持部材65との接続部分を支点として
後方に回転移動するため、支点に遠い箇所に嵌合部68を配設することにより、押圧時に
嵌合部68に掛かる負荷を少なくすることができるとともに、抜け難くすることもできる
なお、操作ボタン51は、全てのボタンに対して前面に光を照射するようにしなくても
、右側に設けた操作部61a,61bのように前面に窓枠62を設けない形態としてもよ
い。
この場合、操作部61a,61bの上部に設けた凹部69に、操作部61a,61bの
押圧動作とは連動しないように発光突起76a,76bを配設して、この発光突起76a
,76bから光を前方へ照射するようにしてもよい。
さて、導光部材70は、それぞれの操作部61及び箱部67の裏面形状に合わせた複数
の導光部71を有しており、これらの外周を覆うように成形された支持部材74に、一体
に成形されたアーム73を介して後方に移動可能に支持して構成している。
この導光部71は光源42の光を前面に照射するように設けており、前部には前記窓枠
62に挿通して前方へ光を照射する突部71’を設けている。後部はコ字状に成形して凹
部71”を設け、操作ボタン51の押圧時に光源42と干渉しないようにしている。
アーム73は、遮光部材60と同様に、上下方向から各導光部材71に対して千鳥状と
なるように配設しているとともに、このアーム73の接続箇所は、遮光部材60と同一箇
所としている。これにより操作ボタン部50が2部品から構成されていても、アーム64
,73を支点とした回転移動方向が同一であるため、互いに干渉することなく、弱い力で
操作することができる。
72は、導光部71の後端部と一体に成形された押圧部であり、操作ボタン51に押圧
操作に応じてスイッチ41をON、OFFするようになっている。また、操作ボタン51
の押圧距離を短くするために、この押圧部72はアーム73に対して、その上または下方
に設けている。
74aは、支持部材74の後面から後方に向けて延在させたリブであり、支持部材74
の両端とそれぞれの導光部71間に亙って一体に成形している。
75は、遮光部材60の嵌合部68と係合する嵌合部75であり、ここでは、アーム7
3の接続側と対向する導光部71の上面または下面に爪部を形成している。
前記発光突起76a,76bは、支持部材74の上部から斜め前方に向けて延在させて
おり、操作パネル31の前面に穿設した発光開口部33a,33bに嵌入されて、光源4
2の光を前方へ照射するようにしている。
なお、上記したように発光突起76a,76bを設ける場合には、押圧部72を延在さ
せるスペースが限られるため、導光部71の背面を押圧部72a,72bとしてもよい。
次に基板40について説明する。図2に示すように、基板40には、それぞれの押圧部
72と対向する位置に設けられ、その押圧によりON・OFFする複数のスイッチ41と
、各突部71’と対向する位置に設けられ、スイッチ41のON・OFFに応じて点灯・
消灯する発光ダイオードなどから構成された光源42(以下、LEDと称する)とを設け
ている。
なお、スイッチ41a,41bは、それぞれの押圧部72a,72bに対向する位置に
配設されているとともに、LED41a,41bは、それぞれの発光突起76a,76b
に対向する位置に複数設けられている。
また、後方から見たボタン装置30の組立方法を示す図3にも示すように、基板40の
上部二箇所には、操作パネル31の裏面にネジ44止めされるためのネジ穴43を穿設し
ている。
次に、操作パネル31について説明する。図2に示すように、操作パネル31の前面は
扉20の形状に合わせて幅方向に湾曲されており、その上端部はドアキャップ25の上端
部と嵌合し、底部は図1に示すように庫内側に向けて延在させ、ドアキャップ25にネジ
止めにより固定されている。
また、冷蔵庫本体1の中央に位置する箇所は、前方に向けて幅方向に畝状に緩やかに突
出させ、その中央部に横長の開口部33を穿設している。この開口部33には上記した操
作ボタン51を挿通し、図1に示すように操作ボタン51の前面が開口部33周縁のフラ
ンジよりも若干、例えば1〜3mm程度突出するようにしている。
また、発光突起76a,76bと対応する箇所には、発光開口部33a,33bを穿設
している。
図3に示すように、操作パネル31の裏面には、支持部材74を介して操作ボタン部5
0を保持して導光部材70の外周を覆うように外周リブ32を立設させている。34は後
方に向けて立設させたピンであり、遮光部材60の孔66に挿通して、操作ボタン部50
を保持する。
35は基板40をネジ44止めするためのボスであり、36はそれぞれのLED42a
,42bの光が隣り合う発光突起76a,76bから漏れないようにするための遮光板で
ある。また37は、基板40を嵌合固定するためのフックであり、左右及び下部に複数設
けている。
次に、ボタン装置30の組立方法について、図1ないし図4に基づいて説明する。
図4に示すように、遮光部材60を操作部61が対応する導光部材70の導光部71に
押し付けることにより、それぞれの嵌合部68,75が嵌合して固定され、操作ボタン部
50が組み立てられる。
この操作ボタン部50は、操作部61を操作パネル31の裏面から開口部33に挿入す
ることにより、外周リブ32,ピン34,遮光板36により左右上下方向が保持される。
そして、基板40をフック37に対して後方から押し付けることにより嵌合されるととも
に、ネジ44により確実に固定されるようになっている。
また、基板40の嵌合固定により、操作ボタン部50は、導光部材70のリブ74aを
介して、遮光部材60の当接面63が操作パネル31の開口部33の裏面周縁部に押圧さ
れ、前後方向に対しても保持固定されるようになっている。
次に、本発明のボタン装置50の動作について、図1ないし図4に基づいて説明する。
使用者がある操作ボタン51を押圧すると、操作部61および導光部71が各アーム6
4,73の弾性変形により後方に移動し、押圧部72が対応するスイッチ41の作動子を
押圧してONまたはOFFする。LED41はこのスイッチ41の信号に応じて点灯また
は消灯し、点灯した場合には導光部71の突部71’を介して、操作ボタン51の前面か
ら照射する。
また、操作部61a,61bを操作した場合には、スイッチ41a,41bがONされ
る度に、LED42a,42bが左から順に点灯するようになっており、本実施例では、
冷蔵室と冷凍室の設定温度を表示するようになっている。
これにより、使用者は操作ボタン51を操作して、希望のモードが投入されたことや解
除されたことが分かるとともに、設定の度合い(数値)についても容易に認識することが
できるようになっている。
上記した構成によれば、操作ボタン51を列状に連続させた操作ボタン部50を、それ
ぞれ独立して一体成形させた遮光部材60と導光部材70とを、押圧により嵌合させるだ
けで組み立てることができるため、従来の構成のように、それぞれの操作ボタンに対して
導光部材を取付けるなどの煩雑な組立作業を解消することができる。すなわち、ワンタッ
チで操作ボタン部50の全ての組み立てが可能となることから、作業効率を向上させるこ
とができる。
また、遮光部材60と導光部材70とを別個に成形しているため、操作ボタン51ごと
にマスキングしたり、透明部材を溶着させるなどの必要もないため、安価に製造すること
ができる。
さらに、従来の構成では、ある操作ボタンが押圧されて支持部材が内側に湾曲された場
合には、同一方向からアームを延在させていたため、この湾曲により隣り合う操作ボタン
が引っ張られてスイッチをONさせてしまうなどの誤操作の不具合を生じる恐れがあった
が、上記した構成によれば、アーム64,73を支持部材65,74に対して千鳥状に介
在させて配設しているため、隣り合う操作ボタンへの湾曲による影響をなくすことができ
、もって誤操作による不具合を解消することができる。
また、上記した構成によれば、導光部材70と遮光部材60のそれぞれのアーム64,
73を同一箇所から延在させているため、操作ボタン部50を2部品で構成しても、アー
ム64,73と支持部材65,74との接続部を支点とした回転移動方向が同一であるた
め、互いに干渉して誤作動することなく、弱い力で操作することができる。もって、非力
な老人や女性の使用者においても、簡単に操作することができる。
さらに、上記した構成によれば、LED42と対向する導光部材70の部分には、凹部
71”を形成しているため、押圧時に導光部材70が後方に移動しても、背面に設けられ
たLED42と干渉することを防止することができるとともに、基板40と操作パネル3
1との間を狭くすることができるため、ボタン装置30の縮小化を図ることができる。
さらにまた、上記した構成によれば、導光部材70の凹部71”を遮光部材60で覆っ
ているため、隣り合うLED42の光が漏れることを防止することができ、使用者が点灯
しているのか否かの識別を容易にすることがきる。
また、上記した構成によれば、導光部材70と遮光部材60との嵌合部68,75をア
ーム64,73との成形位置と対向する側に設けているため、押圧時の支点となるアーム
64,73と支持部材65,74との接続部に遠い箇所に嵌合部68,75を配設するこ
とにより、軽い押圧力で操作ボタン51を押し込むことができ、また抜け難くすることも
できる。
さらにまた、上記した構成によれば、かかるボタン装置30を冷蔵庫の扉20に取付け
ているため、組立作業を容易にすることができる。具体的には、遮光部材60および導光
部材70をそれぞれ一体成形品で構成しているため、当該形状に合わせて成形しておくだ
けで、扉20の湾曲形状に合わせて操作ボタン51の前面フランジ部52を成形すること
ができる。もって、従来のように各操作ボタンの形状に合わせた導光部材を識別するなど
の作業がなくなり組立作業を容易にすることができるとともに、取付け間違いなどの不具
合も解消することができる。
なお、説明した構成は、本願発明の一実施形態であり、発明の要旨を変更しない限り種
々の変形、転用が可能である。
上述したように、本発明によれば、ボタン装置を組立作業効率に優れ安価に製造するこ
とができるため、ボタン装置を備えた種々の電気機器に適応可能である。
本発明のボタン装置を示す縦断面図である。 前方から見た図1のボタン装置の取付け方法を示す分解斜視図である。 後方から見た図2のボタン装置の取付け方法を示す分解斜視図である。 図2のボタン装置の操作ボタン部を示す拡大図である。 本発明の冷蔵庫を示す正面図である。 従来のボタン装置を備えたビデオカメラを示す正面図である。 図6のボタン装置を示す分解斜視図である。 従来のボタン装置を備えた電子機器を示す斜視図である。 図8のボタン装置を示す(A)断面図と(B)正面図である。
符号の説明
1…冷蔵庫本体 20…扉 25…ドアキャップ
30…ボタン装置 31…操作パネル 33…開口部
40…基板 41…スイッチ 42…光源(LED)
50…操作ボタン部 51…操作ボタン 52…前面フランジ
60…遮光部材 61…操作部 62…窓枠
64…アーム 65…支持部材 67…箱部
68…嵌合部 70…導光部材 71…導光部
71’…突部 71”…凹部 72…押圧部
73…アーム 74…支持部材 74a…リブ
75…嵌合部

Claims (7)

  1. 開口部を有するパネルと、このパネルの開口部から突出し列状に連続して設けられた複数
    の操作ボタンと、前記パネルの背面に設けた基板と、この基板上に複数設けられ各操作ボ
    タンの押圧により独立して動作するスイッチと、前記基板上に前記操作ボタンに対応して
    設けられた複数の光源とを備え、前記操作ボタンは、前記光源の光を前面に照射する導光
    部材とこの導光部材の前部を除いて外周を覆うように係合させた遮光部材とから形成され
    、前記導光部材および遮光部材は、それぞれが一体に成形され前記パネル裏面または基板
    によって支持される支持部材と、および支持部材との間に介在するアームにより前後移動
    可能に支持したことを特徴とするボタン装置。
  2. アームを操作ボタンの上下方向の一方に対して千鳥状に延在させて配設していることを特
    徴とする請求項1に記載のボタン装置。
  3. 導光部材と遮光部材のそれぞれのアームは同一方向から延在させていることを特徴とする
    請求項2に記載のボタン装置。
  4. 光源と対向する導光部材の部分に凹部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のボタ
    ン装置。
  5. 導光部材の凹部の外周を遮光部材により覆うことを特徴とする請求項4に記載のボタン装
    置。
  6. 導光部材と遮光部材とを係合する嵌合部を操作ボタンに対してアームの形成位置の対向側
    に設けたことを特徴とする請求項1に記載のボタン装置。
  7. 請求項1に記載のボタン装置を、本体開口部を開閉自在に閉塞し前面が湾曲した扉のパネ
    ル部に配置したことを特徴とする冷蔵庫。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013064933A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Hoshizaki Electric Co Ltd 操作パネル
JP2015055359A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫

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