JP2005227902A - 情報記録再生装置管理システム、情報記録再生装置、管理装置、情報記録再生装置管理方法 - Google Patents

情報記録再生装置管理システム、情報記録再生装置、管理装置、情報記録再生装置管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 情報記録再生装置において、ネットワーク接続したときにに異常事態が発生することを防止し、安全性を高める。
【解決手段】 記録媒体20を搭載可能な、所定のIDが付与された少なくとも一つの情報記録再生装置200と、情報記録再生装置200とネットワーク300を介して通信し、前記IDにより前記情報記録再生装置を識別、管理する管理センター100とを備え、情報記録再生装置200は、ネットワーク300から情報を取得するか、自らに搭載した記録媒体20へ情報が記録または再生可能な状態になると、自らまたは記録媒体20が所定の検索がされたものであるかどうかを判定し、判定結果が、(1)前記所定の検索がされていることを示す場合は、その旨を前記管理装置へ通知し、(2)前記所定の検索がされていないことを示す場合は、該検索を行い、少なくともその検索結果を管理センター100へ通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報記録再生装置等に関し、特に異常事態が発生することを防止するため、あるいは、異常事態が発生した時に対処するためのセキュリティと、ネットワークを介して装置を管理する、情報記録再生装置、情報記録再生装置管理システム等に関する。
近年、ホームネットワーク時代の到来と共に、情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)以外にも、主にAVデータの記録再生を行う情報記録再生装置(例えばBlu−ray Discレコーダ)も、インターネットのようなネットワークに繋ぐようになる。ネットワークに繋ぐことにより、例えばコンピュータウィルス感染などによる使用者の意図しない装置の動作妨害が問題となる。そのため、このような妨害を未然に防止し、常時使われるプログラムやデータを保護する必要性が高まっている。
従来の情報記録再生装置においては、BIOSにウィルス検索プログラムが組み込まれており、起動時にウィルスの検索を行っていた(例えば、特許文献1を参照。)。しかし、このような情報記録再生装置は今までネットワークに繋がっていなかったという事からネットワークから受ける妨害を防ぐ方法が搭載されていなかった。つまりウィルス検索については、情報記録再生装置のメディアに含まれるものに対してのみ対策が行われ、ネットワーク接続されていない状態(スタンドアローン)で防止対策を行っていた。要するにネットワーク接続された情報記録再生装置にかんしては、その接続された全部または一部の装置を一括して管理する方法がなかった。なお、情報処理装置に関しては、ネットワークを利用したセキュリティ方法が確立されている(例えば、特許文献2を参照)。すなわち、ユーザーの操作または自動化された動作により、クライアントとしての情報処理装置がネットワーク上にあるホストコンピュータよりウィルスチェック等のソフトウェアをダウンロードしインストールする。そして、ホストコンピュータより指示のあった時、あるいはユーザーが設定した時間になると、クライアント側でウィルス検索のソフトウェアが実行され、装置に異常をきたす原因があるか否かのチェックを行う。
特開平8-147159号公報 特開平11−73384号公報
上記した情報記録再生装置の課題は、ネットワークに接続されていない状態なので、ネットワークに対応するセキュリティ方法が搭載されていないことである。具体的には以下のような課題である。第1に、ウィルスチェックの機能を有する情報記録再生装置を一つ一つ管理することができないということである。第2に、ウィルスのチェックを促す方法である。上述した情報処理装置の場合、ウィルスバスター(商品名)のようなウィルス駆除ソフトが、例えばネットワーク上のホストコンピュータから通知された時、あるいはユーザーがクライアントに設定した時間になったときにチェックを行う。しかしながら、新しいウィルスが発見されたとレポートがあった時に、ネットワーク上の他の装置に異常がないかどうかについては考慮されていなかった。第3に、ウィルスの有無のチェックを行うタイミングを制御する方法である。上でも述べたように、情報処理装置の場合は、ホストコンピュータから通知された時、あるいはユーザーが設定した時間にウィルスチェックを行う。大切な作業を行っている時でさえウィルスチェックの動作は強制的に実行されてしまう。しかし、リアルタイムかつ一回限りで放送局等から送信されてくるAVデータを扱う情報記録再生装置においては、例えばAVデータの録画は最優先動作となる。このときウィルスチェックの動作とAVデータの処理に関する動作とがコンフリクトを起こし、AVデータの記録機会が失われる、または録画したAVデータが失なわれる等の不具合が生ずることを防ぐ必要がある。
上記課題を解決するために、本発明の目的とするところは、ネットワーク接続可能な情報記録再生装置の管理を実行し、装置に異常事態が発生することを防止し、装置の安全性を高めることが可能な情報記録再生装置等を提供することである。
上記の目的を達成するために、第1の本発明は、情報の記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な、所定のIDが付与された少なくとも一つの情報記録再生装置と、前記情報記録再生装置とネットワークを介して通信し、前記IDにより前記情報記録再生装置を識別、管理する管理装置とを備え、
前記情報記録再生装置は、前記ネットワークから情報を取得するか、自らに搭載した前記情報記録媒体へ情報が記録または再生可能な状態になると、自らまたは前記情報記録媒体が所定の検索がされたものであるかどうかを判定し、
判定結果が、
(1)前記所定の検索がされていることを示す場合は、その旨を前記管理装置へ通知し、
(2)前記所定の検索がされていないことを示す場合は、該検索を行い、少なくともその検索結果を前記管理装置へ通知し、
前記所定の検索とは、前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから取得した情報または前記情報記録媒体に含まれているかどうかの検索である、情報記録再生装置管理システムである。
また、第2の本発明は、情報の記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な、所定のIDが付与された、前記IDにより前記情報記録再生装置を識別、管理する管理装置とネットワークを介して通信可能な情報記録再生装置であって、
前記情報記録再生装置は、前記ネットワークから情報を取得するか、自らに搭載した前記情報記録媒体へ情報が記録または再生可能な状態になると、自らまたは前記情報記録媒体が所定の検索がされたものであるかどうかを判定し、
判定結果が、
(1)前記所定の検索がされていることを示す場合は、その旨を前記管理装置へ通知し、
(2)前記所定の検索がされていないことを示す場合は、該検索を行い、少なくともその検索結果を前記管理装置へ通知し、
前記所定の検索とは、前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから取得した情報または前記情報記録媒体に含まれているかどうかの検索である、情報記録再生装置である。
また、第3の本発明は、前記検索によって、前記ネットワークから取得した情報または前記情報記録媒体に傷害データが含まれていることを検知した場合は、その傷害データの除去処理を行うとともに、その処理結果を前記管理装置へ通知し、
前記除去処理が行われている間は、自らの一部の動作を中止する、第2の本発明の情報記録再生装置である。
また、第4の本発明は、前記除去処理によって前記傷害データの除去ができなかった場合は、前記中止の状態を継続する、第2の本発明の情報記録再生装置である。
また、第5の本発明は、前記一部の動作とは、前記情報記録媒体への記録動作である、第3または第4の本発明の情報記録再生装置である。
また、第6の本発明は、前記一部の動作とは、前記ネットワークに接続された他の装置へのデータの授受である、第4または第5の本発明の情報記録再生装置である。
また、第7の本発明は、前記情報記録媒体に対し、データの記録または再生に関する動作を行っているときは、前記所定の動作が終了するまでは前記検索を実行しない、第2の本発明の情報記録再生装置である。
また、第8の本発明は、前記検索の実行時期を、番組プログラム情報に基づき定め、
前記プログラム情報に基づく予約記録動作が設定されている場合は、その予約時間帯以外の時間に前記検索を行う、第2または第7の本発明の情報記録再生装置である。
また、第9の本発明は、前記検索を、前記情報記録再生装置が、前記情報記録媒体に情報を記録した後にも行い、その結果を前記管理装置へ通知する、第2の本発明の情報記録再生装置である。
また、第10の本発明は、情報の記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な、所定のIDが付与された少なくとも一つの情報記録再生装置ととネットワークを介して通信し、前記IDにより前記情報記録再生装置を識別、管理する管理装置であって、
前記情報記録再生装置は、前記ネットワークから情報を取得するか、自らに搭載した前記情報記録媒体へ情報が記録または再生可能な状態になると、自らまたは前記情報記録媒体が所定の検索がされたものであるかどうかを判定し、
判定結果が、
(1)前記所定の検索がされていることを示す場合は、その旨を前記管理装置へ通知し、
(2)前記所定の検索がされていないことを示す場合は、該検索を行い、少なくともその検索結果を前記管理装置へ通知し、
前記所定の検索とは、前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから取得した情報または前記情報記録媒体に含まれているかどうかの検索である、管理装置である。
また、第11の本発明は、前記検索結果をデータベースに蓄積しておき、
前記データベースに蓄積されていない新たな傷害データに関する検索結果を、ある情報記録再生装置から取得した場合は、前記ネットワークに接続された他の情報記録再生装置に前記検索を実行させる、第10の本発明の管理装置である。
また、第12の本発明は、AVデータの記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な情報記録再生装置であって、
前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから侵入しているか、または前記情報記録媒体に記録されているかどうかをチェックし、前記傷害データが侵入または記録されていることを検知した場合は、これの駆除を行う傷害データ処理手段を備え、
前記傷害データ処理手段が、前記AVデータの記録または再生に関する動作の実行中に、前記情報記録媒体に前記傷害データが記録されていることを検知した場合は、前記動作を一時中止させ、前記駆除の動作を行う情報記録再生装置である。
また、第13の本発明は、ネットワークを介して、通信およびAVデータの送信が可能な、AVデータの記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な情報記録再生装置であって、
前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから侵入しているか、または前記情報記録媒体に記録されているかどうかをチェックし、前記傷害データが侵入または記録されていることを検知した場合は、これの駆除を行う傷害データ処理手段を備え、
前記傷害データ処理手段が、前記ネットワークを介して、前記AVデータの送信を他の装置と行っている間に、前記情報記録媒体に前記傷害データが記録されていることを検知した場合は、前記動作を継続し、前記動作が終了してから前記駆除を実行し、
前記ネットワークに接続された更に別の装置は、前記情報記録再生装置および前記他の装置と通信およびAVデータの授受ができないようになる、情報記録再生装置である。
また、第14の本発明は、情報の記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な、所定のIDが付与された少なくとも一つの情報記録再生装置と、前記情報記録再生装置とネットワークを介して通信し、前記IDにより前記情報記録再生装置を識別、管理する管理装置とを用いた管理方法であって、
前記情報記録再生装置は、前記ネットワークから情報を取得するか、自らに搭載した前記情報記録媒体へ情報が記録または再生可能な状態になると、自らまたは前記情報記録媒体が所定の検索がされたものであるかどうかを判定し、
判定結果が、
(1)前記所定の検索がされていることを示す場合は、その旨を前記管理装置へ通知し、
(2)前記所定の検索がされていないことを示す場合は、該検索を行い、少なくともその検索結果を前記管理装置へ通知し、
前記所定の検索とは、前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから取得した情報または前記情報記録媒体に含まれているかどうかの検索である、情報記録再生装置の管理方法である。
また、第15の本発明は、AVデータの記録または再生が行われる情報記録媒体の情報記録再生装置の管理方法であって、
前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから侵入しているか、または前記情報記録媒体に記録されているかどうかをチェックし、前記傷害データが侵入または記録されていることを検知した場合は、これの駆除を行う傷害データ処理工程を備え、
前記傷害データ処理工程は、前記AVデータの記録または再生に関する動作の実行中に、前記情報記録媒体に前記傷害データが記録されていることを検知した場合は、前記動作を一時中止させ、前記駆除の動作を行う情報記録再生装置の管理方法である。
また、第16の本発明は、ネットワークを介して、通信およびAVデータの送信が可能な、AVデータの記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な情報記録再生装置の管理方法であって、
前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから侵入しているか、または前記情報記録媒体に記録されているかどうかをチェックし、前記傷害データが侵入または記録されていることを検知した場合は、これの駆除を行う傷害データ処理工程を備え、
前記傷害データ処理工程は、前記ネットワークを介して、前記AVデータの送信を他の装置と行っている間に、前記情報記録媒体に前記傷害データが記録されていることを検知した場合は、前記動作を継続し、前記動作が終了してから前記駆除を実行し、
前記ネットワークに接続された更に別の装置は、前記情報記録再生装置および前記他の装置と通信およびAVデータの授受ができないようになる、情報記録再生装置の管理方法である。
また、第17の本発明は、第1の本発明の情報記録再生装置管理システムの、前記情報記録再生装置または前記管理装置としてとしてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
また、第18の本発明は、第12の本発明の情報記録再生装置の、前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから侵入しているか、または前記情報記録媒体に記録されているかどうかをチェックし、前記傷害データが侵入または記録されていることを検知した場合は、これの駆除を行う傷害データ処理手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
また、第19の本発明は、第13の本発明の情報記録再生装置の、前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから侵入しているか、または前記情報記録媒体に記録されているかどうかをチェックし、前記傷害データが侵入または記録されていることを検知した場合は、これの駆除を行う傷害データ処理手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
また、第20の本発明は、第17から第19のいずれかの本発明のプログラムを担持した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
このような本発明によれば、ネットワーク接続可能な情報記録再生装置の管理を実行し、装置に異常事態が発生することを防止し、安全性を高めることが可能となる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の実施の形態1における情報記録再生装置管理システムの構成図を示す図である。図に示すように、情報記録再生装置管理システムは、ネットワーク300を介して接続された情報記録再生装置200と、管理センター100とから構成される。
情報記録再生装置200は演算処理装置(CPU)201、プログラム格納メモリ202、プログラム実行メモリ203と入出力インターフェース204から構成され、各々は内部バスを介してアクセスされる。入出力インターフェースはテレビ10、赤外線探知部20、記録媒体30、ネットワーク300と接続している。またネットワーク100上の各情報記録再生装置200には、一意なIDがそれぞれ付与されている。
また、管理センター100は、ネットワーク300を介して各情報記録再生装置200と通信するためのインタフェース手段101と、各情報記録再生装置200から取得したデータを、情報記録再生装置200の各ID毎に分類、蓄積する管理データベース103と、インタフェース手段101および管理データベース103とを制御する制御手段102とを備えている。
以上のような構成を有する本発明の実施の形態による情報記録再生装置管理システムは、プログラム実行メモリ203に格納された、ネットワークや記録媒体からの情報がCPU201で実行される前に、ウィルスなどの様なプログラムに支障をきたす原因となる傷害データが、プログラム実行メモリ203を破壊するのを防ぐために実行される。以下、その動作を説明するとともに、これにより本発明の情報記録再生装置の管理方法の一実施の形態の説明を行う。なお、以下の説明において傷害データの一例としてコンピュータウィルス(以下ウィルスと略す)を用いるものとする。
図2は本実施の形態の情報記録再生装置における、検索システム実行のフローチャートである。
記録媒体20には、すでにプログラム実行メモリ203の検索プログラムによりウィルスが検索された状態であるか否かを示す情報が記録されたチェックフラグが含まれている。チェックフラグが1のときは、記録媒体20上の全てのデータに対して、検索プログラムによるウィルス検索が完了していることを示し、チェックフラグが0の時は、記録媒体20上にウィルス検索が行われていないデータが存在することを示している。
情報記録再生装置200に記録媒体20が挿入されると、CPU201は、記録媒体200のチェックフラグの確認を行い(S201)、チェックフラグがON(値1)かOFF(値0)かを確認する(S202)。チェックフラグが1のときは、すでにウィルス検索が完了しているので、ウィルスはない旨の通知が管理センター100に対して行われる(S203)。チェックフラグが0のときは、ウィルス検索が行われていないデータが存在するため、CPU201は、プログラム格納メモリ202の検索プログラムをプログラム実行メモリ203に実行させる(S204)。検索プログラムを実行後、記録媒体200内のデータにウィルスの異常が発見されなかった場合には、チェックフラグを1に書き換えた後(S206)、テレビ10にウィルスがない旨の表示を行わせ(S207)、管理センター100に対してウィルスがない旨の通知が行われる(S203)。
一方ウィルスが発見された場合は、CPU201は、プログラム格納メモリ202のウィルス駆除プログラムをプログラム実行メモリ203に実行させ、ウィルスの駆除を試みる(S208)。駆除動作の完了後ウィルスの駆除ができたか否かの判定を行い(S209)、できた場合は記録媒体20内のチェックフラグを1に書き換えるとともに、ウィルスを駆除した旨の表示を行い、管理センター100に対してウィルスを駆除した旨の通知が行われる(S203)。ウィルスの駆除ができなかった場合は、記録媒体200内のチェックフラグは0のままで、テレビ10にウィルスが存在する旨の情報の表示を行い(S207)、管理センター100に対してウィルス駆除不能の旨の通知が行われる(S203)。この際、ウィルス駆除できるまでは、以降の録画処理または再生処理を一時中止する。また番組の予約録画等が設定されている場合には、その設定の実行も一時的に中止する。さらに他の情報記録再生装置200、およびネットワーク100に接続されているさらなる別の機器へのAVデータの授受、通信用データの授受を含むデータのアクセスを中止する。
なお、ウィルス駆除が完了した場合は、CPU201は、その後の上述した動作の一時中止を解除する制御を行う。このとき記録動作、再生動作については中止状態を継続するようにしてもよい。
次に記録媒体20にAVデータが書き込まれたときの動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
記録媒体20へAVデータが書き込まれるまでの動作は通常通り行われる。データの書き込みが完了するとフローが開始する。書き込みを完了すると、まずチェックフラグをOFFにする(値0に書き換える)(S301)。そして検索プログラムを実行し、異常の有無を判定する(S304)。異常がなければそのまま終了する。異常が発見された場合には、ウィルスの駆除が試みられ、以下、図2のフローにおけるS208〜S203のステップに沿った動作を行う。
図4は管理センター100における、制御手段102による管理データベース103の管理動作を説明するためのフローチャートである。以下、図4を参照しながら管理センター100側の動作説明を行う。
管理センター100は、情報記録再生装置200に対して有害になるウィルスの情報と、各装置のID番号を管理データベース103に蓄積するとともに、IDおよび各情報記録再生装置200からの通知に基づいて、ネットワーク300上のどの装置で異常が発見されたかをデータベース化して管理している。制御手段102は、各情報記録再生装置が、通知をする毎に、管理データベース103の内容を参照し(S401)、過去の内容から変化がないかどうかを判断する(S402)。
各装置のいずれか少なくとも一つにおいて、管理データベース103に記載されていない新たな異常が発見された場合には、その内容により管理データベース103を更新し(S403)、制御装置102は、ネットワーク300に接続された他の全ての装置に対して、新たに検索を行うよう通知する(S405)。通知を受けた各情報記録再生装置200は、後述する検索動作を行う。
次に、制御手段102は、異常が発見された当該装置からのウィルス駆除動作の結果に基づいた動作を行う(S404)。ウィルスが駆除できなかった旨の通知を受けた場合は、ネットワーク300に接続された各装置への感染を防止するために、ウィルスが駆除できなかった情報記録再生装置200のIDを通知し、他の装置に対し、当該IDの情報記録再生装置とは通信を行わないように指示する(S406)とともに、新たに検索を行うように通知する(S405)。
図5に、上記S405の動作により情報記録再生装置200が検索通知を受けた時の動作のフローチャートを示す。
管理センター100が、ネットワーク300上の情報記録再生装置200のいずれかから、新規情報を得た場合、ネットワーク300上の他の全ての装置は上記検索通知をうけ、これに応じて即時検索動作を実行することとなる。
このとき、情報記録再生装置200において、録画、予約録画の実行などの、優先順位の高い動作が実行されている場合は、管理センター100からの通知による割り込みを受けることになる。上記の動作に従えば、割り込みにより、これら録画、予約動作は一時中止して、検索動作を実行させるようにする。
一方、録画や予約録画の元となるAVデータは、多くの場合一回限りで放送局等からリアルタイムで送信されてくるものであるから、確実に録画されることが要求される場合がある。このような場合、情報記録再生装置200は検索実行の通知を受けた時に、検索を実行するタイミングと、録画等の動作とがバッティングしないように、検索開始の時刻をシフトする制御を行うようにしてもよい。以下、その動作を説明する。
管理センター100より検索通知をうけた情報記録再生装置200は、現在の装置の録画、予約録画等の、AVデータの処理に関する動作状態を判断する(S501)。装置の状態が最優先動作、すなわち検索に優先して実行すべき動作中でなければ、記録媒体20のチェックフラグをOFFにし(値0に書き換え)(S503)、検索プログラムを実行する(S204)。これ以降の動作は図2に示すフローと同一番号のステップにより実行されるので省略する。
一方、装置の状態が最優先動作中であれば、装置200は最優先動作を継続しつつ、CPU201の制御により管理センター100からの検索実行通知をプログラム格納メモリ202へ格納し、再検索待機状態とする(S502)。再優先動作が終わると、記録媒体20のチェックフラグをOFFにし(値0に書き換え)(S503)、プログラム格納メモリ202から検索実行通知を読み取り、検索プログラムを実行する(S204)。検索プログラム実行後の処理は、図2に示すフローと同一番号のステップにより実行される。
次に、最優先動作としては、情報記録再生装置200が記録媒体20にアクセスしてAVデータを処理するための動作として、録画、予約録画の実行が挙げられるが、ユーザ側の設定で任意の動作を割り当てるようにしてもよい。再生動作等を含むようにしてもよい。
再検索待機の動作は、例えば図6に示すような、放送波に含まれるEPG(電子プログラムガイド)を用いて行うことができる。図6に示すEPGにおいて、番組情報表示欄610および番組情報表示欄620は予約録画が設定されている欄を示す。EPGの時間情報が最優先動作の実行時間として利用される。管理センター100からの検索通知が例えば時刻Aと時刻Bとの間で受信されたものであれば、この間は予約録画が設定、実行される最優先動作の実行時間になるため、検索プログラムを実行することは避ける。そして番組100のタイミングである時刻Bを経過したときに検索プログラムの実行を開始する。
また、検索通知が、時刻Cより前に受信された場合でも、CPU201は、検索プログラムの実行に要する時間のため、検索の終了時刻が時刻C以降、すなわち番組情報表示欄620に設定された時間と重なると判断したときは、検索プログラムの実行を待機し、番組表示欄620に設定された時間より後に行うよう制御する。
なお、上記の説明において、最優先動作と検索動作のいずれを優先的に行わせるかの設定は、情報記録再生装置200のユーザが任意に選択できるものとすればよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、基本的な構成は実施の形態1と同様であり、説明には図1を用いる。また、図7に管理システムの別構成を示す。図において情報記録再生装置200a〜200cは図1の情報記録再生装置200と同一構成の装置であり、CSチューナ710とBSチューナ720はネットワーク300に接続され、情報記録再生装置200a〜200cと通信可能であって、放送局から受信したAVデータをネットワーク300上に配信する。また管理センター100はネットワーク300に接続された全ての機器に対し動作命令を発行できる。
このような構成を有する管理システムにおける本発明の実施の形態2における情報記録再生装置の動作は、以下のようなものである。
実施の形態1にて説明したのと同様に、情報記録再生装置200cが、CSチューナ710から配信されたAVデータを録画中に、このAVデータ内にウィルスが侵入されていることを検知し、管理センター100に通知すると、管理センター100は他の情報記録再生装置200a、200bに、それぞれウィルス検索をかけるように通知するとともに、情報記録再生装置200a、200b、さらにBSチューナ720に、情報記録再生装置200cおよびCSチューナ710との通信、AVデータの授受のいずれも行わないよう通知する。
一方で、情報記録再生装置200cによるCSチューナ710のAVデータの録画は継続させ、録画動作が終了した後に、情報記録再生装置200cは、自らのウィルス駆除動作を行う。またCSチューナ710は情報記録再生装置200cを除くネットワーク300上の他の通信機器と通信並びにAVデータの授受が可能な状態に復帰する。
すなわち、管理センター300は、情報記録再生装置200cからウィルス検知の通知を受けると、ネットワーク300を、情報記録再生装置200cおよびCSチューナ120からなる通信ネットワークと、情報記録再生装置200a、200bおよびBSチューナ720からなる通信ネットワークとに分離し、各通信ネットワーク内における、通信およびAVデータの授受は可能とし、各通信ネットワーク間をまたいだ、通信およびAVデータの授受を禁止するよう制御を行う。
このようにすることで、ネットワーク接続された情報記録再生装置200cのウィルス駆除動作が録画動作に優先された場合でも、録画動作を行っている間は、ネットワーク接続された他の装置と隔絶することによって、ウィルス駆除ができなかった場合でも、他の装置に影響が及ぶことを未然に防ぐことが可能となる。
なお、上記の各実施の形態において、情報記録再生装置管理システムは本発明の情報記録再生装置管理システムの一例であり、情報記録再生装置200,200a〜200cは本発明の情報記録再生装置の一例であり、CPU201,プログラム格納メモリ202およびプログラム実行メモリ203は本発明の傷害データ処理手段を構成する。また管理センター100は本発明の管理装置の一例であり、管理データベース103は本発明のデータベースの一例である。またネットワーク300は本発明のネットワークの一例である。またウィルスは本発明の傷害データの一例であり、AVデータは本発明の情報、データ、AVデータの一例であり、記録媒体20は本発明の情報記録媒体の一例である。またEPGは本発明の番組プログラム情報の一例である。また、AVデータの録画、再生および予約録画の設定並びにその実行は本発明の「データの記録または再生に関する動作」の一例である。またCSチューナ710は本発明の他の装置,BSチューナ720および情報記録再生装置200a、200bは本発明のさらなる別の装置の一例である。
しかしながら本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではない。上記の説明において、傷害データはウィルスであるとしたが、単純なスクリプトやトロイの木馬のようなプログラムであってもよい。要するに、情報記録再生装置の動作に傷害を与えるデータであればその形式によらず本発明の傷害データに含まれる。
また、上記の各実施の形態では、傷害データ処理手段の処理対象となる傷害データは記録媒体20に記録されているものとし、これを検索するものとして説明を行ったが、ネットワーク300から直接記録または通信により入力された通信用のデータ、AVデータに含まれるものであってもよい。
また本発明の情報記録再生装置の具体例としては、VTR、DVDレコーダ、ハードディスクレコーダ等が挙げられる。またパーソナルコンピュータであってもよい。
また、本発明の情報記録媒体としての記録媒体は、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、CD−RW等の光ディスクとして実現してもよいし、ハードディスクドライブなどの磁気ディスクとして実現してもよいし、SDカード、メモリースティック等の半導体メモリとして実現してもよい。
また、本発明の「データの記録または再生に関する動作」としては、他に情報記録媒体のフォーマット、管理(DVD−R、RWの場合はファイナライズをふくむ)等の動作を含むようにしてもよい。
また、本発明のネットワークはインターネット等のWANであってもよいし、家庭内ネットワーク程度のLANであってもよい。管理センター100はインターネットを介して家庭外に設けられた設備であってもよいし、家庭内LANに設けられるホームサーバとして実現してもよい。また、例えばネットワークとしてIEEE1394のようなサーバ−クライアント型以外の形式のネットワークを用いた場合、実施の形態2の構成は、管理センター100のような特定の管理装置なしで実施するようにしてもよい。この場合、通信の制御はネットワークに接続された各装置毎が行うようにする。
また、番組プログラム情報は、放送波に含まれるEPGであるとしたが、Gコードを用いてもよいし、インターネットから取得するiEPG等の情報であってもよい。また、最優先動作に対してウィルス駆除の動作を優先させる情報記録再生装置の構成は、ネットワークに接続されていないスタンドアロン型において実現するようにしてもよい。
なお、本発明にかかるプログラムは、上述した本発明の情報記録再生装置、情報記録再生装置管理システムの全部または一部の手段(または装置)の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムであってもよい。
また、本発明は、上述した本発明の情報記録再生装置、情報記録再生装置管理システムの全部または一部の手段(または装置)の全部または一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを担持した媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動して前記機能を実行する媒体であってもよい。
なお、本発明の上記「一部の手段(または装置)」とは、それらの複数の手段の内の、幾つかの手段を意味し、あるいは、一つの手段の内の、一部の機能を意味するものである。
また、本発明の一部の装置とは、それらの複数の装置の内の、幾つかの装置を意味し、あるいは、一つの装置の内の、一部の手段を意味し、あるいは、一つの手段の内の、一部の機能を意味するものである。
また、本発明のプログラムを記録した、コンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれる。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、本発明のデータ構造としては、データベース、データフォーマット、データテーブル、データリスト、データの種類などを含む。
また、記録媒体としては、ROM等が含まれ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送機構、光・電波・音波等が含まれる。
また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
以上のように、本発明は、その一例としてセキュリティシステム方法搭載情報記録再生装置として、次のような効果をもたらすものである。
例えば、本発明の一例としての情報記録再生装置においては、外部からのアクセス(記録媒体の挿入・ネットワークからの侵入)によりプログラム実行メモリが破壊され、ユーザーの意図しない動作をすることを防止することができる。また、異常状態になり得る原因元を発見した場合には、その原因元を駆除することでプログラムの破壊やシステムの誤動作から保護することができる。更に、検索結果をユーザーに明示的に知らせることで、ユーザーは装置内で何が起きたのか理解することができる。
また、本発明のさらなる一例としての管理システムにおいては、情報記録再生装置と管理センターとがネットワークに接続されている特徴を活かしている。管理センターに各装置のID番号のデータベースが登録されていること、そして、上記の装置で検索された結果と装置IDを管理センターに通知することで、管理センターは各装置がどのような状態にあるのか知ることができる。管理センターはネットワーク上にある装置の管理を一括して行うことができる。
さらに、本発明のさらなる一例としての管理システムにおいては、管理センターが情報記録再生装置に対して有害な情報に今までの上記装置における検索結果を加えたものをデータベースとして登録しておくことで、新しく管理センターへ通知された検索結果が登録してあるデータベースにない場合、その結果をベータベースへ新規登録する。また、管理センターは通知してきた装置以外の装置にも同じ結果を有するものがある恐れがあるため、強制的に各装置へ検索プログラムを実行するように通知をする。そのため他装置に同様の異常状態原因があった時に即座に検出、対処することができる。
さらに、本発明のさらなる一例としての情報記録再生装置においては、上記装置の検索通知が管理センターから送られた時に検索プログラムを実行するタイミングを制御する。情報記録再生装置には録画や予約録画、ファイナライズ、フォーマットなど最も優先とされる動作がある。その動作中に検索プログラムが実行され、記録媒体内のデータが破壊してしまっては情報記録再生装置の意味をなさない。そのため、装置は検索プログラムを実行するタイミングを制御することで、優先順位の高い動作の時は検索通知だけをうけとり、動作が完了するまで検索プログラムを実行しないことで大切なデータを消してしまったりというような誤動作を防止することができる。
本発明にかかる情報記録再生装置管理システム、情報記録再生装置、管理装置、情報記録再生装置管理方法等は、ネットワーク接続可能な情報記録再生装置の管理を実行し、装置に異常事態が発生することを防止し、安全性を高めることが可能となる効果を有し、ネットワークを介した装置の管理等として有用である。
(a)本発明の実施の形態1における情報記録再生装置管理システムの構成図を示す図 (b)本発明の実施の形態1における管理センター100の構成図 本発明の実施の形態1の情報記録再生装置における、検索システム実行のフローチャートを示す図 本発明の実施の形態1の情報記録再生装置における、記録媒体20にAVデータが書き込まれたときの動作のフローチャートを示す図 本発明の実施の形態1の管理センター100における、制御手段102による管理データベース103の管理動作を説明するためのフローチャートを示す図 本発明の実施の形態1の情報記録再生装置200が管理センター100から検索通知を受けた時の動作のフローチャートを示す図 本発明の実施の形態1におけるEPG(電子プログラムガイド)を用いた動作を説明するための図 本発明の実施の形態2における情報記録再生装置管理システムの構成図
符号の説明
10 テレビ
20 記録媒体
30 赤外線受信部
100 管理センター
200 情報記録再生装置
201 演算装置(CPU)
202 プログラム格納メモリ
203 プログラム実行メモリ
204 入出力インターフェース

Claims (20)

  1. 情報の記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な、所定のIDが付与された少なくとも一つの情報記録再生装置と、前記情報記録再生装置とネットワークを介して通信し、前記IDにより前記情報記録再生装置を識別、管理する管理装置とを備え、
    前記情報記録再生装置は、前記ネットワークから情報を取得するか、自らに搭載した前記情報記録媒体へ情報が記録または再生可能な状態になると、自らまたは前記情報記録媒体が所定の検索がされたものであるかどうかを判定し、
    判定結果が、
    (1)前記所定の検索がされていることを示す場合は、その旨を前記管理装置へ通知し、
    (2)前記所定の検索がされていないことを示す場合は、該検索を行い、少なくともその検索結果を前記管理装置へ通知し、
    前記所定の検索とは、前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから取得した情報または前記情報記録媒体に含まれているかどうかの検索である、情報記録再生装置管理システム。
  2. 情報の記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な、所定のIDが付与された、前記IDにより前記情報記録再生装置を識別、管理する管理装置とネットワークを介して通信可能な情報記録再生装置であって、
    前記情報記録再生装置は、前記ネットワークから情報を取得するか、自らに搭載した前記情報記録媒体へ情報が記録または再生可能な状態になると、自らまたは前記情報記録媒体が所定の検索がされたものであるかどうかを判定し、
    判定結果が、
    (1)前記所定の検索がされていることを示す場合は、その旨を前記管理装置へ通知し、
    (2)前記所定の検索がされていないことを示す場合は、該検索を行い、少なくともその検索結果を前記管理装置へ通知し、
    前記所定の検索とは、前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから取得した情報または前記情報記録媒体に含まれているかどうかの検索である、情報記録再生装置。
  3. 前記検索によって、前記ネットワークから取得した情報または前記情報記録媒体に傷害データが含まれていることを検知した場合は、その傷害データの除去処理を行うとともに、その処理結果を前記管理装置へ通知し、
    前記除去処理が行われている間は、自らの一部の動作を中止する、請求項2に記載の情報記録再生装置。
  4. 前記除去処理によって前記傷害データの除去ができなかった場合は、前記中止の状態を継続する、請求項2に記載の情報記録再生装置。
  5. 前記一部の動作とは、前記情報記録媒体への記録動作である、請求項3または4に記載の情報記録再生装置。
  6. 前記一部の動作とは、前記ネットワークに接続された他の装置へのデータの授受である、請求項4または5に記載の情報記録再生装置。
  7. 前記情報記録媒体に対し、データの記録または再生に関する動作を行っているときは、前記所定の動作が終了するまでは前記検索を実行しない、請求項2に記載の情報記録再生装置。
  8. 前記検索の実行時期を、番組プログラム情報に基づき定め、
    前記プログラム情報に基づく予約記録動作が設定されている場合は、その予約時間帯以外の時間に前記検索を行う、請求項2または7に記載の情報記録再生装置。
  9. 前記検索を、前記情報記録再生装置が、前記情報記録媒体に情報を記録した後にも行い、その結果を前記管理装置へ通知する、請求項2に記載の情報記録再生装置。
  10. 情報の記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な、所定のIDが付与された少なくとも一つの情報記録再生装置ととネットワークを介して通信し、前記IDにより前記情報記録再生装置を識別、管理する管理装置であって、
    前記情報記録再生装置は、前記ネットワークから情報を取得するか、自らに搭載した前記情報記録媒体へ情報が記録または再生可能な状態になると、自らまたは前記情報記録媒体が所定の検索がされたものであるかどうかを判定し、
    判定結果が、
    (1)前記所定の検索がされていることを示す場合は、その旨を前記管理装置へ通知し、
    (2)前記所定の検索がされていないことを示す場合は、該検索を行い、少なくともその検索結果を前記管理装置へ通知し、
    前記所定の検索とは、前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから取得した情報または前記情報記録媒体に含まれているかどうかの検索である、管理装置。
  11. 前記検索結果をデータベースに蓄積しておき、
    前記データベースに蓄積されていない新たな傷害データに関する検索結果を、ある情報記録再生装置から取得した場合は、前記ネットワークに接続された他の情報記録再生装置に前記検索を実行させる、請求項10に記載の管理装置。
  12. AVデータの記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な情報記録再生装置であって、
    前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから侵入しているか、または前記情報記録媒体に記録されているかどうかをチェックし、前記傷害データが侵入または記録されていることを検知した場合は、これの駆除を行う傷害データ処理手段を備え、
    前記傷害データ処理手段が、前記AVデータの記録または再生に関する動作の実行中に、前記情報記録媒体に前記傷害データが記録されていることを検知した場合は、前記動作を一時中止させ、前記駆除の動作を行う情報記録再生装置。
  13. ネットワークを介して、通信およびAVデータの送信が可能な、AVデータの記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な情報記録再生装置であって、
    前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから侵入しているか、または前記情報記録媒体に記録されているかどうかをチェックし、前記傷害データが侵入または記録されていることを検知した場合は、これの駆除を行う傷害データ処理手段を備え、
    前記傷害データ処理手段が、前記ネットワークを介して、前記AVデータの送信を他の装置と行っている間に、前記情報記録媒体に前記傷害データが記録されていることを検知した場合は、前記動作を継続し、前記動作が終了してから前記駆除を実行し、
    前記ネットワークに接続された更に別の装置は、前記情報記録再生装置および前記他の装置と通信およびAVデータの授受ができないようになる、情報記録再生装置。
  14. 情報の記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な、所定のIDが付与された少なくとも一つの情報記録再生装置と、前記情報記録再生装置とネットワークを介して通信し、前記IDにより前記情報記録再生装置を識別、管理する管理装置とを用いた管理方法であって、
    前記情報記録再生装置は、前記ネットワークから情報を取得するか、自らに搭載した前記情報記録媒体へ情報が記録または再生可能な状態になると、自らまたは前記情報記録媒体が所定の検索がされたものであるかどうかを判定し、
    判定結果が、
    (1)前記所定の検索がされていることを示す場合は、その旨を前記管理装置へ通知し、
    (2)前記所定の検索がされていないことを示す場合は、該検索を行い、少なくともその検索結果を前記管理装置へ通知し、
    前記所定の検索とは、前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから取得した情報または前記情報記録媒体に含まれているかどうかの検索である、情報記録再生装置の管理方法。
  15. AVデータの記録または再生が行われる情報記録媒体の情報記録再生装置の管理方法であって、
    前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから侵入しているか、または前記情報記録媒体に記録されているかどうかをチェックし、前記傷害データが侵入または記録されていることを検知した場合は、これの駆除を行う傷害データ処理工程を備え、
    前記傷害データ処理工程は、前記AVデータの記録または再生に関する動作の実行中に、前記情報記録媒体に前記傷害データが記録されていることを検知した場合は、前記動作を一時中止させ、前記駆除の動作を行う情報記録再生装置の管理方法。
  16. ネットワークを介して、通信およびAVデータの送信が可能な、AVデータの記録または再生が行われる情報記録媒体を搭載可能な情報記録再生装置の管理方法であって、
    前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから侵入しているか、または前記情報記録媒体に記録されているかどうかをチェックし、前記傷害データが侵入または記録されていることを検知した場合は、これの駆除を行う傷害データ処理工程を備え、
    前記傷害データ処理工程は、前記ネットワークを介して、前記AVデータの送信を他の装置と行っている間に、前記情報記録媒体に前記傷害データが記録されていることを検知した場合は、前記動作を継続し、前記動作が終了してから前記駆除を実行し、
    前記ネットワークに接続された更に別の装置は、前記情報記録再生装置および前記他の装置と通信およびAVデータの授受ができないようになる、情報記録再生装置の管理方法。
  17. 請求項1に記載の情報記録再生装置管理システムの、前記情報記録再生装置または前記管理装置としてとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  18. 請求項12に記載の情報記録再生装置の、前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから侵入しているか、または前記情報記録媒体に記録されているかどうかをチェックし、前記傷害データが侵入または記録されていることを検知した場合は、これの駆除を行う傷害データ処理手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  19. 請求項13に記載の情報記録再生装置の、前記情報記録再生装置の動作に傷害を与える傷害データが、前記ネットワークから侵入しているか、または前記情報記録媒体に記録されているかどうかをチェックし、前記傷害データが侵入または記録されていることを検知した場合は、これの駆除を行う傷害データ処理手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  20. 請求項17から19のいずれかに記載のプログラムを担持した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019213154A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、その制御方法、およびプログラム

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