JP2008016095A - 通信システム、復号再生装置、記録装置、通信プログラム及び記録媒体 - Google Patents

通信システム、復号再生装置、記録装置、通信プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】データ受信・再生機器と記録機器が異なる場合においても、著作権保護されたデータを記録・再生することを可能とする通信システム、復号再生装置、記憶装置、通信プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】データ受信・再生を行う復号再生装置100から記録を行う記録装置110に記録要求を送信し、記録を行う記録装置110は、記録するデータを一意に示すデータ記録の識別子を復号再生装置100に送信する。復号再生装置100は、データ配信を行うサーバ120から暗号鍵を受信して、データベース7に該暗号鍵とデータ記録の識別子の保存を行う。記録時刻に記録装置110からデータ送信要求を受信した復号再生装置100は、サーバ120からデータを受け取り、暗号化したデータを記録装置110に送信し、記録装置110はデータの保存を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツの記録・再生を行なう通信システム、復号再生装置、記録装置、コンピュータに通信処理を実行させるための通信プログラムおよび記録媒体に関する。
近年、PC(Personal Computer)やテレビなどからインターネットへの接続が行なわれ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)やFTTH(Fiber To The Home)といった広い帯域を持つ接続手段の普及によって、データ、例えば動画コンテンツをネットワーク経由で視聴するユーザが増えつつある。
また、ネットワークを経由して制御を行なうことができる記録を行う通信装置、例えば録画装置が、市場に登場している。ネットワークで接続した家庭内のパソコンや周辺機器、AV機器、電話、家電製品などの機器同士の連携をインターネットで標準となっている技術を基盤とし、実現させるUPnP(Universal Plug and Play) AV技術を利用したメディアサーバなどがある。ネットワーク経由で、各機器からデータを取得し、又はデータの提供が可能となる。
また、通信装置から録画対象のTV番組指定情報を録画機器に送信し、録画機器では、その指定情報を記憶しておき、当該日時を検出したときには該当するTV番組を録画機器が録画し、通信装置からの再生要求に従い、該通信装置に録画したデータの送信を行う技術が開示されている。(例えば、特許文献1参照)
特開2002−191004号公報
しかしながら、著作権保護がなされているコンテンツをネットワーク経由で受信する際には、コンテンツを送信するサーバとコンテンツを再生する通信装置との間で認証処理及び鍵取得が行なわれるのが一般的である。特許文献1に開示されている技術においては、録画機器がコンテンツを録画しようとしても、録画機器とコンテンツを再生する通信装置とが異なる機器であれば、録画機器はコンテンツを送信するサーバからコンテンツを受信することができず、録画することができない。
本発明は、斯かる実情に鑑み、データ受信・再生を行う復号再生装置と記録装置が異なる場合においても、著作権保護されたデータを記録・再生することを可能とする通信システム、復号再生装置、記録装置、通信プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
斯かる実情に鑑み、第1の発明による通信システムは、サーバから配信される暗号化されたデータを復号再生装置と記録装置とにより記録及び再生を行う通信システムであって、
前記サーバが、前記復号再生装置に暗号化データ及び該暗号化データを復号するための暗号鍵を送信し、
前記復号再生装置が、前記記録装置にデータ記録要求を送信し、前記記録装置から記録するデータを一意に示す識別子を受信し、前記サーバから前記暗号化データ及び前記暗号鍵を受信し、前記暗号鍵と前記識別子とを組にして保存し、前記記録装置に暗号化データを送信し、
前記記録装置が、前記復号再生装置から前記データ記録要求を受信し、前記識別子を生成して前記復号再生装置に送信し、前記復号再生装置から前記暗号化データを受信して保存することを特徴とする。
また、第2の発明による復号再生装置は、サーバから配信される暗号化されたデータを記録装置とのデータの送受信により再生する復号再生装置であって、前記サーバから暗号化データ及び該暗号化データを復号するための暗号鍵を受信し、前記記録装置にデータ記録要求を送信し、前記記録装置から記録するデータを一意に示す識別子を受信し、暗号化データを前記記録装置へ送信する制御部と、前記暗号鍵と前記識別子とを組にして保存する記憶部とを備えたことを特徴とする。
また、第3の発明による復号再生装置は、前記制御部が、前記記録装置からのデータ送信要求を受信した場合に、暗号化データを前記記録装置へ送信することを特徴とする。
また、第4の発明による復号再生装置は、前記制御部が、前記記録装置からのデータ送信要求を受信した場合に、前記サーバにデータ送信要求を送信することを特徴とする。
また、第5の発明による復号再生装置は、前記制御部が、前記記録装置にデータ送信要求のためのURIを添付してデータ記録要求を送信し、前記記録装置から前記URIに対するデータ送信要求を受信することを特徴とする。
また、第6の発明による復号再生装置は、前記制御部が、データ再生時に、前記記録装置に対し前記識別子を添付してデータ送信要求を送信し、受信したデータを前記暗号鍵で復号することを特徴とする。
また、第7の発明による復号再生装置は、前記制御部が、前記サーバから受信した暗号化データを、該サーバから受信した第1の暗号鍵で復号し、該制御部で生成した第2の暗号鍵で暗号化して前記記録装置に送信し、前記暗号鍵の代わりに該第2の暗号鍵と前記識別子を組にして前記記憶部に保存することを特徴とする。
また、第8の発明による復号再生装置は、前記制御部が、データ再生時に、前記記録装置に対し前記識別子を添付してデータ送信要求を送信し、受信したデータを前記第2の暗号鍵で復号することを特徴とする。
また、第9の発明による復号再生装置は、ユーザからの入力を受け付ける入力部を備え、前記制御部が、データ再生時に、前記記憶部で記憶されている前記暗号鍵と前記識別子又は前記第2の暗号鍵と前記識別子との組に対して、前記入力部からの入力に基づき再生対象とする組の選択を行なうことを特徴とする。
また、第10の発明による復号再生装置は、前記制御部が、前記記憶部に前記暗号鍵と前記識別子又は前記第2の暗号鍵と前記識別子との組と共に記録開始時刻及び記録終了時刻を含む予約情報を保存し、データ再生時に、現在時刻が前記記録開始時刻又は前記記録終了時刻以降の組を選択対象とすることを特徴とする。
また、第11の発明による復号再生装置は、前記制御部が、前記記憶部に前記暗号鍵と前記識別子又は前記第2の暗号鍵と前記識別子との組と共に記録開始時刻及び記録終了時刻を含む予約情報を保存し、前記記憶装置以外の装置からデータ送信要求を受信した場合に、当該時刻が前記記録開始時刻の所定時間前と前記記録終了時刻の間であった場合、該データ送信要求を拒絶することを特徴とする。
また、第12の発明による復号再生装置は、前記制御部が、他の装置へのデータ送信中に、前記記録装置からデータ送信要求を受信した場合は、前記他の装置へのデータ送信を中止することを特徴とする。
また、第13の発明による復号再生装置は、前記制御部が、前記記録装置に前記識別子を添付してデータ削除要求を送信することを特徴とする。
また、第14の発明による記録装置は、サーバから配信される暗号化されたデータを復号再生装置とのデータの送受信により記録する記録装置であって、前記復号再生装置からのデータ記録要求を受信した場合に、記録するデータを一意に示す識別子を生成して前記復号再生装置に送信し、前記データ記録要求内の予約情報に含まれる記録開始時刻の所定時間前になったときは、前記復号再生装置にデータ送信要求を送信し、前記復号再生装置から受信したデータを保存する制御部と、前記予約情報及び前記データを保存する記憶部とを備えたことを特徴とする。
また、第15の発明による記録装置は、前記制御部が、前記復号再生装置から前記識別子を添付したデータ送信要求を受信した場合には、該識別子に対応する記憶部に保存したデータを該復号再生装置に送信することを特徴とする。
また、第16の発明による記録装置は、前記制御部が、前記復号再生装置から前記識別子を添付したデータ削除要求を受信した場合には、該識別子に対応する記憶部に保存したデータを削除することを特徴とする。
また、第17の発明による記録装置は、前記識別子が、記憶するデータにアクセスするためのURIであることを特徴とする。
また、第18の発明による通信プログラムは、コンピュータに、暗号化されたデータの受信及び再生処理を実行させるための通信プログラムであって、
前記コンピュータに、記録装置に対してデータ記録要求を送信して、前記記録装置から記録するデータを一意に示す識別子を受信するステップと、サーバから暗号化データを復号するための暗号鍵を受信するステップと、前記暗号鍵と前記識別子とを組にして保存するステップと、前記記録装置からのデータ送信要求を受けて、前記サーバから受信したデータを前記記録装置に送信するステップとを実行させることを特徴とする。
また、第19の発明による通信プログラムは、前記コンピュータに、前記サーバから受信した暗号化データを、該サーバから受信した第1の暗号鍵で復号し、第2の暗号鍵を生成して暗号化し、前記記録装置に送信し、前記暗号鍵の代わりに該第2の暗号鍵と前記識別子を組にして保存することを特徴とする。
また、第20の発明による通信プログラムは、前記コンピュータに、再生時に、前記記録装置に対して前記識別子を添付してデータ送信要求を送信させ、該記録装置から受信したデータを前記暗号鍵又は前記第2の暗号鍵で復号させることを特徴とする。
また、第21の発明によるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、前記記載の通信プログラムを記録したことを特徴とする。
本発明に係る通信システム、復号再生装置、記録装置、通信プログラム及び記録媒体によれば、復号再生する装置と記録する装置とが異なる場合に、暗号化されているコンテンツを復号再生装置によって受信を行い、該復号再生装置のみにコンテンツを復号するための鍵を記憶しておき、暗号化されたコンテンツを記録装置へ送信することによって、著作権保護がなされているコンテンツを安全に記録装置へ記録することが可能となり、該復号再生装置以外の装置によるコンテンツの復号・再生を防ぐことができる。
また、前記復号再生装置は、暗号化されているコンテンツをサーバから受信した暗号鍵で復号した後、別の暗号鍵で暗号化する。別の暗号鍵で暗号化したコンテンツを記録装置へ送信することによって、著作権保護がなされているコンテンツを安全に記録装置へ記録することが可能となり、サーバからコンテンツを受信する該復号再生装置を含む複数の復号再生装置で暗号鍵を共有している場合でも、該復号再生装置以外の装置によるコンテンツの復号・再生を防ぐことができる。
また、復号再生装置と記録装置との間で、記録するデータを一意に示す識別子の受渡しを行うことにより、復号再生装置においてコンテンツの再生を行う際に、記録装置に対して該識別子を元にコンテンツの指定が可能となるなど、装置間の連携が容易となり、更に、前記識別子を復号再生装置での予約情報の識別子としても利用することができる。
また、前記復号再生装置は、入力部からの入力に基づいて、記憶部に保存されている暗号鍵と識別子との組を選択することによって、記録装置に記憶されているコンテンツから再生対象とするものを選択することができる。
また、前記復号再生装置は、記録中は、他の装置へのデータ送信を行わないので、サーバから、記録装置へのデータ送信の中継を優先させることができる。
また、データを削除する場合は、記録装置に削除要求とともに、記録するデータを一意に示す識別子情報を伝達すればよいので、簡易に削除を行うことができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態における復号再生装置100と、記録装置110、サーバ120との間でやり取りされるデータの流れを示す概略図である。
図2は、本発明の第1の実施形態における復号再生装置100の内部構成を示すブロック図である。
図3は、本発明の第1の実施形態における記録装置110の内部構成を示すブロック図である。
図4は、本発明の第1の実施形態において復号再生装置100で実行される録画処理を示すフローチャートである。
図5は、本発明の第1の実施形態において復号再生装置100で実行される再生処理を示すフローチャートである。
以下、図1〜図3を参照し、図4及び図5のフローチャートに従いながら、復号再生装置100、記録装置110およびサーバ120との間で行なわれる通信処理についての説明を行う。
図1のサーバ120は、データ配信を行う通信装置、例えばコンテンツを配することのできるサーバであり、復号再生装置100、記録装置110及びサーバ120は、ネットワークで接続されている。該ネットワークには、例えば、イーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))又は無線LANなどが利用される。イーサネット(登録商標)は、アクセス制御にCSMA/CD等を採用したLAN規格である。
復号再生装置100は、データを受信・再生する通信装置、例えばコンテンツの受像・再生機器である。コンテンツとしては、例えば映像データ・音楽データ・文書データやその複合データなどが対象となる。図2を参照すると、復号再生装置100には、外部の装置とデータの送受信を行う通信部1、記憶部2、演算処理等を行い、装置内の各部に対する制御を行う制御部3、ユーザによる入力が行われるインタフェースを接続するための入力部4、入力画面や再生したデータを表示する表示部5より構成され、記憶部2には、通信プログラム6およびデータベース7が格納されている。また、復号再生装置100は、受信したデータを一時的に記憶するデータ一時記憶部8を備える。
記録装置110は、記録機能を有する通信装置、例えば録画機器である。図3を参照すると、外部の装置とデータの送受信を行う通信部9、記憶部10、演算処理等を行い、装置内の各部に対する制御を行う制御部11より構成されている。また、記録装置110は、受信したデータを一時的に記憶するデータ一時記憶部12を備える。
以下に説明する復号再生装置100の処理は、制御部3が記憶部2に記憶されている通信プログラム6にしたがって動作することにより実行される。
まず、復号再生装置100の通信部1は、サーバ120の電子番組表(EPG、Electronic Program Guide)より番組情報を取得し、データベース7に保存する。あるいはサーバ120から番組情報の入ったメタデータを取得し、データベース7に保存してもよい。サーバ120から受信したこの番組情報には、チャンネル情報や番組を一意に識別する識別子(以下、「番組情報の識別子」という)、及びタイトル情報、開始時刻情報、終了時刻情報などが含まれている。制御部3は、取得した番組情報からユーザに所望する番組の選択を行わせる画面の表示の指示を表示部5に対して行う。
番組を選択する操作が行われ、入力部4より予約を行いたい番組情報が指定されると、制御部3は、記録装置110が復号再生装置100に対してデータ送信要求を行うためのURI(Uniform Resource Identifier)等の識別子(以下、「データ送信要求の識別子」という)を生成して、該データ送信要求の識別子、この番組情報の識別子、タイトル情報、記録開始時刻情報、記録終了時刻情報等を組にして予約情報として記憶部2にあるデータベース7に保存する。なお、URIとは、インターネットにおけるリソースの位置を指し示す識別子のことであり、URIの文字列の中に番組情報の識別子等を埋め込んでもかまわない。
S1において、復号再生装置100の通信部1より記録装置110に対して、録画を行う番組情報を含んだデータ記録要求の送信を行う。なお、前記データ送信要求の識別子をデータ記録要求と共に送信してもよい。
復号再生装置100より、該データ記録要求を受信した記録装置110の制御部11は、記憶部10に、前記録画を行う番組情報及びデータ送信要求の識別子を予約情報として記憶し、記憶された予約情報の記録開始時刻の例えば数分前(この時間は、通信装置の性能、通信回線のトラフィック状況などに合わせて装置製造者やユーザ等が任意に設定できる)になると、復号再生装置100に対して、放送データの送信要求を行うといった録画時間の管理を行うことができる。記録装置110は、サーバの機能を有し、制御部11は、この予約に対して、記録するデータを一意に示す識別子(以下、「データ記録の識別子」という)を生成する。このデータ記録の識別子としては、例えば乱数を発生させたり、要求のたびに単調増加する値を求め、その値を使用してもよいし、記録されたデータにアクセスするためのURIを使用してもよい。このURIには、前述したもの同様、URIの文字列の中に番組情報の識別子等を埋め込んでもかまわない。
記録装置110の制御部11は、通信部9を介し、生成したデータ記録の識別子を復号再生装置100に対して送信する。なお、データ記録の識別子の送信は、復号再生装置100から送信されたデータ記録要求に対するレスポンスとして乱数等から生成した識別子若しくはURIの送信を行ってもよいし、又は、データ記録要求に対するレスポンスとしてまず乱数等から生成した識別子を送信した後、該識別子と共に復号再生装置100から送信されるデータアクセス用URIの送信要求に対するレスポンスとして前記URIを送信するとしてもよい。
S2において、記録装置110より、データ記録の識別子を通信部1を介して受信した復号再生装置100は、記憶部2のデータベース7に格納された該当する予約情報にデータ記録の識別子も記憶する。
S3において、復号再生装置100の制御部3は、通信部1を通して、サーバ120とも通信を行い、認証及び暗号鍵(以下、「第1の暗号鍵」という)の取得を行い、S4で復号再生装置100においても、新たに暗号鍵(以下、「第2の暗号鍵」という)を生成する。なお、認証及び暗号鍵の取得は、記録装置110に対してデータ記録要求を送信する前であってもかまわない。
暗号化は例えば、デジタルデータの著作権を保護する技術、DRM(Digital Rights Management、デジタル著作権管理)を用いて行われる。
著作権保護を行うデータの授受を行う装置間で、例えば、ライセンス組織(例えば、Digital Transmission Licensing Administratorなど)が発行した機器証明書を相互に検証して認証を行い、再生を行う装置に固有の情報または利用者IDなどがサーバにおいて許可されているものと一致した場合には、暗号鍵の送付を許可する、といったものが用いられる。本発明に用いられる暗号化は、例えばRSA暗号、楕円曲線暗号等の公開鍵暗号やDES、AES等の秘密鍵暗号など一般的なものが利用可能である。
復号再生装置100は、第1の暗号鍵、第2の暗号鍵を既に保存している番組情報の識別子、データ送信要求の識別子、記録要求した記録装置の識別情報、記録装置110から受信したデータ記録の識別子と組にして、記憶部2のデータベース7に予約情報として記憶する。なお、記録装置の識別情報としてはIPアドレスやMACアドレス、機器が固有で持つ識別子などが利用できる。
記録装置110の制御部11は、予約情報の記録開始時刻が近づくと(例えば、上記に記載したように、開始時刻数分前といったように設定を行う)、復号再生装置100に対して、記録を行うデータの送信要求を行う。このとき、番組情報の識別子、データ送信要求の識別子、あるいはデータ記録の識別子をデータ送信要求と共に送信する。なお、復号再生装置100が記録開始時刻になると自動的に記録装置110に対してデータを送信する場合には、復号再生装置100に対してデータ送信要求は行わなくてもよい。また、復号再生装置100が記憶装置110に、データ記録の識別子とともにデータ記録要求を送信し、記憶装置110からこのレスポンスとしてデータ送信要求を受信するとしてもよい。
S5で、記録装置110から、前記データ送信要求を受信した復号再生装置100の制御部3は、番組情報の識別子、データ送信要求の識別子、あるいはデータ記録の識別子を元にデータベース7の検索を行い、録画を行う予約情報の抽出を行い、S6にてサーバ120に対して、番組情報の識別子等の情報を含むデータの送信要求を行うとともに、復号再生装置100の一時記憶部8に、録画データ送受信中であることを記憶しておく。なお、サーバ120がデータをネットワークに対してマルチキャストしている場合などは、ルーターに対してネットワークを流れてくるデータを復号再生装置100へ送信するよう要求を行い、サーバ120に対してはデータ送信要求を行わなくてもよい。
復号再生装置100から、該データ送信要求を受信したサーバ120は、要求されたデータを暗号化し、復号再生装置100に対して暗号化したデータを送信する。
S7で、サーバ120から、前記暗号化されたデータを受信した復号再生装置100は、S5で求めた予約情報から、第1の暗号鍵及び第2の暗号鍵を呼び出す。S8で、復号再生装置100の制御部3は、第1の暗号鍵により、受信した暗号化データの復号を行い、S9で、該復号したデータを第2の暗号鍵で暗号化し、S10で、記録装置110に送信する。なお、第1の暗号鍵で復号せずに暗号化データをそのまま記録装置110に送信する場合には、第2の暗号鍵の生成と記憶を行わなくてもよい。
記録装置110の制御部11では、復号再生装置100から受信した暗号化されたデータを復号を行わない状態で保存する。保存したデータは、データ記録の識別子によって参照できるようにする。例えば該データ記録の識別子と保存したデータが格納されているディレクトリ名・ファイル名とを組にして保存しておく。あるいは、該データ記録の識別子が記録されたデータにアクセスするためのURL(RFC1738で規定されている)である場合、url−pathが記録装置110のファイルシステム内の特定のディレクトリから保存したデータが格納されているファイルまでの相対パスと一致するようにしておく。
ユーザが、予約した番組を視聴する場合には、復号再生装置100の制御部3は、データベース7の予約情報の録画終了時刻を参照し、録画が終了している予約情報のみを抽出し、表示部5に指示して表示を行う。なお、記録装置110が録画途中のデータを順次送信することができる場合には、録画を開始している予約情報についても抽出し、表示を行ってもかまわない。ユーザは、入力部4より所望の予約情報を選択し、復号再生装置100の制御部3は、S11で、選択された予約情報からデータ記録の識別子の抽出を行い、S12にて、記録装置に対して、データ記録の識別子を添付してデータ送信要求を行う。該データ送信要求を受信した記録装置110の制御部11は、添付されているデータ記録の識別子によって参照される録画データを取得して復号再生装置100に対して送信する。この後、S13で、データを受信した復号再生装置100の制御部3は、S14で、データベース7の予約情報に保存されている第2の暗号鍵により、取得した録画データの復号を行う。なお、S10で、第1の暗号鍵で復号しないまま暗号化データを送信した場合には、第1の暗号鍵により、取得した録画データの復号を行う。S15にて、表示部5に録画データの再生を行うことによりユーザは、予約した放送番組を視聴することができる。
したがって、ユーザは、記録装置110に保存済のコンテンツの中から再生するものを選択することが可能となる。
以上のような構成とすることにより、受像・再生装置である復号再生装置100と録画機器である記録装置110とで記録・再生を行う場合、復号を行うことができる暗号鍵は、復号再生装置に保持し、記録装置とは鍵交換を行わず、データは暗号化された状態で記録装置との間で送受信されるので、著作権保護がなされているコンテンツを安全に通信回線上にある記録装置へ記録することが可能となり、サーバ120と認証・鍵交換を行った復号再生装置以外の装置によるコンテンツの復号を防ぐことができる。
また、復号再生装置100において、第1の暗号鍵でサーバ120から受信したデータを復号した後、第2の暗号鍵で暗号化し、データは第2の暗号鍵で暗号化された状態で記録装置との間で送受信されるので、著作権保護がなされているコンテンツを安全に通信回線上にある記録装置へ記録することが可能となり、サーバからコンテンツを受信する該復号再生装置を含む複数の復号再生装置で暗号鍵を共有している場合でも、復号再生装置100以外の装置によるコンテンツの復号を防ぐことができる。
また、復号再生装置100と記録装置110との間で、記録するデータを一意に示すデータ記録の識別子の受渡しを行うことにより、復号再生装置100においてコンテンツの再生を行う際に、記録装置110に対して該データ記録の識別子を元にしてコンテンツの指定が可能となるなど、前記装置間の連携が容易となり、更に、前記識別子を復号再生装置100での予約情報の識別子としても利用することができる。
[第2の実施形態]
本実施形態では、他の通信装置よりデータ送信要求を受信した場合について説明する。
復号再生装置100は、他の通信装置よりデータ送信要求を受信した時、データベース7の中の予約情報を参照し、録画開始時刻の所定時間前(該所定時間は装置製造者やユーザ等が任意に設定できる)より後で、録画終了時刻より前の場合、該送信要求を拒絶し、使用中である旨を記した通知を他の通信装置に送信する。
図6は、本発明の第2の実施形態において、他の通信装置との通信中に記録装置110からデータ送信要求を受信した際の復号再生装置100の処理を示すフローチャートである。
復号再生装置100は、S16で、記録装置110からのデータ送信要求を受信した場合に、S17で、他の通信装置からのデータ送信要求を受けてデータの送信中であったとき、S18で、他の通信装置へのデータ送信を中止し、記録装置110からのデータ送信要求を優先させる。S19で、該他の通信装置へは、例えば、データ送信はエラーとなり、所定時間経過後に、再度、データ送信要求を送信するよう記した通知を送信するとともに、S20で、S6の処理に進み、サーバ120にデータ送信要求を行い、記録装置110へのデータ送信を行う。
上記のような構成とすることで、録画に関するデータ送信要求を優先させることができる。
[第3の実施形態]
本実施形態では、保存しているコンテンツを削除する場合について説明する。
データを削除する場合には、復号再生装置100の制御部3は、記録装置110に対して、データ記録の識別子の情報を添付して、削除要求を送信するとともに、自端末のデータベース7に保存しているデータ記録の識別子、第1の暗号鍵及び第2の暗号鍵を含む予約情報の削除を行う。記録装置110の制御部11は、復号再生装置100からの削除要求を受信した場合、データ記録の識別子と該データ記録の識別子から参照される保存しているデータの削除を行い、削除処理は終了する。
以上のような構成とすることにより、復号再生装置100は、記録装置110に対して、データ記録の識別子の情報を伝達するだけで、簡易にコンテンツデータの削除を行うことができる。
[第4の実施形態]
本発明は、復号再生装置100をPCやテレビ、記録装置110をメディアサーバなどとしても、適用可能である。その場合、通信プログラムが記録された記録媒体から通信プログラムを読み出して、PC等にインストールさせ、通信プログラムに基づいてPC等を動作させればよい。以下に詳細な説明を行なう。
図7は、第4の実施形態におけるPC200の内部の構成を示すブロック図である。図1と同一のものには、同一の符号を記している。
なお、図7は、通信プログラム6をPC200にインストールしたときの構成を示している。この場合、PC200は、復号再生装置100として動作する。
図7において、PC200は、外部の通信機器とデータの授受を行なう通信部1と、インストールされた通信プログラム6やデータベース7などが格納されている記憶部2と、ユーザがPC200に対して入力を行なうためのインタフェースを接続するための入力部4と、PC200の内部の各部に対する制御を行う制御部3とを備えている。なお、PC200は、記憶部2に記憶された通信プログラム6に従った動作を行なう。通信部1は、ネットワークと有線または無線でデータの授受を行なう第1の実施形態の通信部1と同様なインタフェースである。したがって、詳細な説明は繰り返さない。
さらに、PC200は、制御部3によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用されるデータ一時記憶部8と、フォントデータ、図形データなどを表示するための画像を生成するのに用いる画像データが記憶されているCGROM(Character Graphic Read Only Memory)201と、制御部3からの描画指示に応じてCGROM201から必要な画像データを読出し、画像を生成するVDP(Video Display Processor)202と、VDP202が生成した画像を一時的に記憶する機能を有するVRAM(Video Random Access Memory)203と、通信プログラム204が記録された記録媒体205から、通信プログラム204を読み出す機能を有する記録媒体アクセス部206を備える。なお、VDP202はVRAM203を利用して画像を生成している。
PC200には、PC200から出力された画像データに基づいた画像を表示する表示部5と、ユーザがPC200を操作するためのインタフェースであるマウス207及びキーボード208とが入力部4を介して接続されている。なお、表示部5は、第1の実施形態の表示部5と同様な表示機器である。
記憶部2は、制御部3によってデータアクセスされる。なお、記憶部2は、第1の実施形態の記憶部2と同様な機器である。
制御部3は、第1の実施形態の制御部3と同様な機能を有する。したがって、詳細な説明は繰りかえさない。また、制御部3は、記憶部2に記憶された通信プログラム6に従って、VDP202に対し、画像を生成させ、当該画像を表示部5に表示させる指示を出す。VDP202は、VRAM203に記憶された画像データを読出し、表示部5に、当該画像データに基づく画像を表示させる。
データ一時記憶部8は、データを一時的に記憶可能なRAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、ダブルデータレートモードという高速なデータ転送機能を持ったSDRAMであるDDR−SDRAM(Double Data Rate SDRAM)、Rambus社が開発した高速インタフェース技術を採用したDRAMであるRDRAM(Rambus Dynamic Random Access Memory)、Direct−RDRAM(Direct Rambus Dynamic Random Access Memory)、その他、データを揮発的に記憶保持可能な構成を有する回路のいずれであってもよい。
記録媒体205に記憶されている通信プログラム204は、制御部3の動作(インストール処理)により、記録媒体アクセス部206から読み出され、記憶部2に記憶される。なお、記録媒体205は、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto Optical Disk)、フロッピー(登録商標)ディスク、CF(Compact Flash)カード、SM(Smart Media(登録商標))、MMC(Multi Media Card)、SD(Secure Digital)メモリーカード、メモリースティック(登録商標)、xDピクチャーカードおよびUSBメモリ、ハードディスク、磁気テープ、その他不揮発性メモリ等のいずれであってもよい。
なお、通信プログラム6が記録される復号再生装置は、PCに限定されることなく、プログラムをインストール可能で、当該プログラムに基づいて動作し、他の機器と通信する機能を有する通信装置であればよい。当該通信装置としては、例えば、テレビ、携帯電話、PDA等であってもよい。
また、通信プログラム6は、他の通信機器上に置かれたものを、通信部1を経由してダウンロードした後、記憶部2に保存したものを使用してもよい。
さらに、例えば、第1の暗号鍵は、コンテンツ配信サーバであるサーバ120から受信するだけでなく、記録媒体205にあらかじめ保管し、記録媒体アクセス部206を経由して読み出してもよいし、マウス207またはキーボード208からユーザの入力によって取得してもよい。
マウス207またはキーボード208からの入力指示は、入力部4を介して制御部3に伝達される。制御部3は、入力部4からの入力指示に基づいて所定の処理を行なう。すなわち、マウス207およびキーボード208は、第1の実施形態の入力部4と同様な機能を有する。
以上説明したように、通信プログラム6がインストールされたPC等を使用することにより、復号再生装置100をPCとしても、本発明を適用可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
復号再生装置、記録装置及びサーバとの間でやり取りされるデータの流れを示す概略図である。 本発明の第1の実施形態における復号再生装置の内部構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における記録装置の内部構成を示すブロック図である。 復号再生装置で実行される録画処理を示すフローチャートである。 復号再生装置で実行される再生処理を示すフローチャートである。 復号再生装置において、他の通信装置との通信中に記録装置からデータ送信要求を受信した際の処理を示すフローチャートである。 第4の実施形態におけるPCの内部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1、9 通信部
2、10 記憶部
3、11 制御部
4 入力部
5 表示部
6 通信プログラム
7 データベース
8、12 データ一時記憶部
100 復号再生装置
110 記録装置
120 サーバ
200 PC
201 CGROM
202 VDP
203 VRAM
204 通信プログラム
205 記憶媒体
206 記憶媒体アクセス部
207 マウス
208 キーボード

Claims (21)

  1. サーバから配信される暗号化されたデータを復号再生装置と記録装置とにより記録及び再生を行う通信システムにおいて、
    前記サーバが、
    前記復号再生装置に暗号化データ及び該暗号化データを復号するための暗号鍵を送信し、
    前記復号再生装置が、
    前記記録装置にデータ記録要求を送信し、
    前記記録装置から記録するデータを一意に示す識別子を受信し、
    前記サーバから前記暗号化データ及び前記暗号鍵を受信し、前記暗号鍵と前記識別子とを組にして保存し、
    前記記録装置に暗号化データを送信し、
    前記記録装置が、
    前記復号再生装置から前記データ記録要求を受信し、
    前記識別子を生成して前記復号再生装置に送信し、
    前記復号再生装置から前記暗号化データを受信して保存することを特徴とする通信システム。
  2. サーバから配信される暗号化されたデータを記録装置とのデータの送受信により再生する復号再生装置において、
    前記サーバから暗号化データ及び該暗号化データを復号するための暗号鍵を受信し、
    前記記録装置にデータ記録要求を送信し、前記記録装置から記録するデータを一意に示す識別子を受信し、暗号化データを前記記録装置へ送信する制御部と、
    前記暗号鍵と前記識別子とを組にして保存する記憶部とを備えたことを特徴とする復号再生装置。
  3. 前記制御部は、前記記録装置からのデータ送信要求を受信した場合に、暗号化データを前記記録装置へ送信することを特徴とする請求項2に記載の復号再生装置。
  4. 前記制御部は、前記記録装置からのデータ送信要求を受信した場合に、前記サーバにデータ送信要求を送信することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の復号再生装置。
  5. 前記制御部は、前記記録装置にデータ送信要求のためのURIを添付してデータ記録要求を送信し、前記記録装置から前記URIに対するデータ送信要求を受信することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の復号再生装置。
  6. 前記制御部は、データ再生時に、前記記録装置に対し前記識別子を添付してデータ送信要求を送信し、受信したデータを前記暗号鍵で復号することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1つに記載の復号再生装置。
  7. 前記制御部は、前記サーバから受信した暗号化データを、該サーバから受信した第1の暗号鍵で復号し、該制御部で生成した第2の暗号鍵で暗号化して前記記録装置に送信し、前記暗号鍵の代わりに該第2の暗号鍵と前記識別子を組にして前記記憶部に保存することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1つに記載の復号再生装置。
  8. 前記制御部は、データ再生時に、前記記録装置に対し前記識別子を添付してデータ送信要求を送信し、受信したデータを前記第2の暗号鍵で復号することを特徴とする請求項7に記載の復号再生装置。
  9. ユーザからの入力を受け付ける入力部を備え、
    前記制御部は、データ再生時に、前記記憶部で記憶されている前記暗号鍵と前記識別子又は前記第2の暗号鍵と前記識別子との組に対して、前記入力部からの入力に基づき再生対象とする組の選択を行なうことを特徴とする請求項6又は請求項8に記載の復号再生装置。
  10. 前記制御部は、前記記憶部に前記暗号鍵と前記識別子又は前記第2の暗号鍵と前記識別子との組と共に記録開始時刻及び記録終了時刻を含む予約情報を保存し、データ再生時に、現在時刻が前記記録開始時刻又は前記記録終了時刻以降の組を選択対象とすることを特徴とする請求項9に記載の復号再生装置。
  11. 前記制御部は、前記記憶部に前記暗号鍵と前記識別子又は前記第2の暗号鍵と前記識別子との組と共に記録開始時刻及び記録終了時刻を含む予約情報を保存し、前記記憶装置以外の装置からデータ送信要求を受信した場合に、当該時刻が前記記録開始時刻の所定時間前と前記記録終了時刻の間であった場合、該データ送信要求を拒絶することを特徴とする請求項2から請求項10のいずれか1つに記載の復号再生装置。
  12. 前記制御部は、他の装置へのデータ送信中に、前記記録装置からデータ送信要求を受信した場合は、前記他の装置へのデータ送信を中止することを特徴とする請求項3から請求項11のいずれか1つに記載の復号再生装置。
  13. 前記制御部は、前記記録装置に前記識別子を添付してデータ削除要求を送信することを特徴とする請求項2から12のいずれか1つに記載の復号再生装置。
  14. サーバから配信される暗号化されたデータを復号再生装置とのデータの送受信により記録する記録装置において、
    前記復号再生装置からのデータ記録要求を受信した場合に、記録するデータを一意に示す識別子を生成して前記復号再生装置に送信し、
    前記データ記録要求内の予約情報に含まれる記録開始時刻の所定時間前になったときは、前記復号再生装置にデータ送信要求を送信し、
    前記復号再生装置から受信したデータを保存する制御部と、
    前記予約情報及び前記データを保存する記憶部とを備えたことを特徴とする記録装置。
  15. 前記制御部は、前記復号再生装置から前記識別子を添付したデータ送信要求を受信した場合には、該識別子に対応する記憶部に保存したデータを該復号再生装置に送信することを特徴とする請求項14に記載の記録装置。
  16. 前記制御部は、前記復号再生装置から前記識別子を添付したデータ削除要求を受信した場合には、該識別子に対応する記憶部に保存したデータを削除することを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の記録装置。
  17. 前記識別子は、記憶するデータにアクセスするためのURIであることを特徴とする請求項14から請求項16のいずれか1つに記載の記録装置。
  18. コンピュータに、暗号化されたデータの受信及び再生処理を実行させるための通信プログラムにおいて、
    前記コンピュータに、記録装置に対してデータ記録要求を送信して、前記記録装置から記録するデータを一意に示す識別子を受信するステップと、
    サーバから暗号化データを復号するための暗号鍵を受信するステップと、
    前記暗号鍵と前記識別子とを組にして保存するステップと、
    前記記録装置からのデータ送信要求を受けて、前記サーバから受信したデータを前記記録装置に送信するステップとを実行させることを特徴とする通信プログラム。
  19. 前記コンピュータに、前記サーバから受信した暗号化データを、該サーバから受信した第1の暗号鍵で復号し、第2の暗号鍵を生成して暗号化し、前記記録装置に送信し、前記暗号鍵の代わりに該第2の暗号鍵と前記識別子を組にして保存することを特徴とする請求項18に記載の通信プログラム。
  20. 前記コンピュータに、再生時に、前記記録装置に対して前記識別子を添付してデータ送信要求を送信させ、該記録装置から受信したデータを前記暗号鍵又は前記第2の暗号鍵で復号させることを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の通信プログラム。
  21. 請求項18から請求項20のいずれかに記載の通信プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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