JP2005227692A - 反射型偏光板、その製造方法及び画像表示装置 - Google Patents

反射型偏光板、その製造方法及び画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高温、高湿度に晒されても変色しにくくて透明度の維持性に優れ、耐湿熱性に優れる反射型偏光板の開発。
【解決手段】
【0005】二色性物質を含有する偏光板の片側に、その偏光板に由来する金属酸化性物質の流通を阻止する透明樹脂製のバリヤ層を介して、金属膜よりなる光反射層を有する積層シートからなり、かつ前記のバリヤ層と光反射層との間に、その光反射層に由来する金属イオンの流通を阻止する透明樹脂よりなる防イオン層を有する反射型偏光板、樹脂フィルム上に光反射層と防イオン層とバリヤ層が隣接配置されてなる光反射シートにおけるバリヤ層の上に接着層を介して偏光板を積層するにあたり、積層前の光反射シートを加熱処理すること、又は積層後にその積層体を加熱処理することの一方又は両方を施す前記反射型偏光板の製造方法、及び前記の反射型偏光板を有する画像表示装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、耐湿熱性に優れた反射型偏光板、その製造方法及びそれを用いた画像表示装置に関する。
従来、反射型液晶表示パネル等の背面側に配置する反射型偏光板としては、ポリビニルアルコール系偏光フィルム等からなる二色性物質含有の偏光板の片側に粘着層を介して、ポリエステル系フィルム等に支持された金属膜をバリヤ層で被覆してなる光反射層を設けてなる積層シートからなるものが知られていた。光反射層は、実質的に光を透過させない反射型のほか、ハーフミラーの如く半透過型である場合もある。
前記した金属膜を被覆するバリヤ層は、偏光板中の例えばヨウ素や二色性染料、ホウ酸などの金属を酸化させる物質(金属酸化性物質)が偏光板より漏出して金属膜を腐食すると光反射層の反射率が低下するため、金属酸化性物質の流通を阻止して光反射率が低下することの防止を目的とするものである。
特開平10−186134号公報 特開2000−329909号公報
しかしながら上記した従来の反射型偏光板には、それが高温、高湿度条件に晒されると次第に変色して透明性が低下し、耐湿熱性に劣る問題点のあることが判明した。従って本発明は、高温、高湿度に晒されても変色しにくくて透明度の維持性に優れ、耐湿熱性に優れる反射型偏光板の開発を課題とする。
本発明は、二色性物質を含有する偏光板の片側に、その偏光板に由来する金属酸化性物質の流通を阻止する透明樹脂製のバリヤ層を介して、金属膜よりなる光反射層を有する積層シートからなり、かつ前記のバリヤ層と光反射層との間に、その光反射層に由来する金属イオンの流通を阻止する透明樹脂よりなる防イオン層を有することを特徴とする反射型偏光板を提供するものである。
また本発明は、樹脂フィルム上に光反射層と防イオン層とバリヤ層が隣接配置されてなる光反射シートにおけるバリヤ層の上に接着層を介して偏光板を積層するにあたり、積層前の光反射シートを加熱処理すること、又は積層後にその積層体を加熱処理することの一方又は両方を施すことを特徴とする前記反射型偏光板の製造方法、及び前記の反射型偏光板を有することを特徴とする画像表示装置を提供するものである。
バリヤ層と光反射層との間に当該防イオン層を配置することにより、高温、高湿度に晒されても変色しにくくて透明度(光透過率)の維持性に優れ、耐湿熱性に優れる反射型偏光板を得ることができる。これは、上記の変色問題を究明したことに基づく。
すなわち本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、光反射層を形成する金属に由来の金属イオンがそのイオン半径が小さいためかバリヤ層を透過して偏光板側に漏出し、そこに存在する偏光板に由来の金属酸化性物質等と結合して着色物質に変質し、これが当該変色の原因であることを究明した。
ちなみに偏光板から漏出したヨウ素等の二色性物質と金属イオンが結合すると着色(発色)物質に変質し、その結合物質が光反射層よりも偏光板側に位置する例えば光反射シートと偏光板を貼り合わせる接着層内や偏光板の透明保護層内などで増量するとその接着層や透明保護層等が強く変色して、透明度が低下する。
本発明では、当該防イオン層が光反射層に由来する金属イオンの流通を阻止して金属イオンが偏光板側に漏出することを防止でき、バリヤ層が偏光板に由来する金属酸化性物質の流通を阻止して金属酸化性物質が防イオン層内に流入することを防止できる結果、偏光板と光反射層との間で前記した着色の原因物質が形成されることを防止でき、反射型偏光板の変色を防止することができる。
従って本発明による反射型偏光板は、高温、高湿度条件に晒されても着色(変色)が進行しにくく、光反射層の腐食による光反射率の低下も抑制できて、製造初期時の透明度や光反射率を長期に安定して持続する。その結果、例えばその反射型偏光板を装着した画像表示装置がその取扱い時に汗が付着した場合でも長期にわたり当該偏光板の変色を防止できて良好な視認性を持続する画像表示装置を得ることができる。
さらに本発明による反射型偏光板では、防イオン層を設けたことで従来よりも薄くしたバリヤ層にて光反射率の低下を安定して防止することができる。また防イオン層にバリヤ層形成樹脂を混合する方式等にて層間の密着力に優れる防イオン層とバリヤ層の隣接配置を達成でき、画像表示装置の形成時における取扱性に優れる反射型偏光板とすることができる。
本発明による反射型偏光板は、二色性物質を含有する偏光板の片側に、その偏光板に由来する金属酸化性物質の流通を阻止する透明樹脂製のバリヤ層を介して、金属膜よりなる光反射層を有する積層シートからなり、かつ前記のバリヤ層と光反射層との間に、その光反射層に由来する金属イオンの流通を阻止する透明樹脂よりなる防イオン層を有するものからなる。
前記した反射型偏光板の例を図1に示した。1が偏光板、3がバリヤ層、4が防イオン層、5が光反射層である。図例は、樹脂フィルム6の上に光反射層5と防イオン層4とバリヤ層3が隣接配置されてなる光反射シート7におけるバリヤ層の上に、接着層2を介して偏光板1が積層されてなる反射型偏光板を示している。なお図中の8は粘着層、9は剥離フィルムである。
偏光板としては、二色性物質を含有させて偏光子としての特性を付与してなる適宜な吸収型のものを用いることができ、特に限定はない。ちなみにその例としては、親水性高分子フィルムにヨウ素や二色性染料等の二色性物質を吸着させて延伸したものからなる吸収型偏光フィルムなどがあげられる。
就中、高い偏光度を達成する点などより前記の親水性高分子として、ポリビニルアルコールや部分ホルマール化ポリビニルアルコール、エチレン・酢酸ビニル共重合体の部分ケン化物などを用いてなるポリビニルアルコール系偏光フィルムが好ましく用いられる。偏光フィルムの厚さは、1〜200μm、就中2〜150μm、特に5〜80μmが一般的であるが、これに限定されない。
偏光板は、偏光フィルムの片側又は両側に透明保護層を設けたものであってもよい。その透明保護層の形成には、透明性や機械的強度、熱安定性や水分遮蔽性などに優れる透明樹脂が好ましく用いられる。
ちなみに前記透明樹脂の例としては、トリアセチルセルロースやジアセチルセルロースの如きアセテート系樹脂、ポリアリレート系樹脂やポリエステル系樹脂、ポリスルホン系樹脂やポリエーテルスルホン系樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂やポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂やポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂やポリメチルメタクリレートの如きアクリル系樹脂、ポリエーテル系樹脂やポリ塩化ビニル、スチレン系樹脂やノルボルネン系樹脂の如きポリマー、あるいはアクリル系やウレタン系、アクリルウレタン系やエポキシ系、シリコーン系等の熱硬化型ないし紫外線硬化型の樹脂などがあげられる。
透明保護層は、フィルムとしたものの接着方式やポリマー液等の塗布方式などにより付与することができる。透明保護層の厚さは、1〜200μm、就中2〜150μm、特に5〜100μmが一般的であるが、これに限定されない。
バリヤ層は、偏光板に由来する例えばヨウ素や二色性染料、ホウ酸などの金属酸化性物質の流通を阻止して、金属膜の腐食による光反射層の反射性能の低下防止を目的とする。バリヤ層の形成には前記金属酸化性物質の流通を阻止しうる適宜な透明樹脂を用いうる。好ましい透明樹脂は、水蒸気等の水や酸素分子等の酸素及びハロゲンイオンの流通も阻止するものであり、また反射型偏光板や画像表示装置における偏光板以外の部品に由来する金属酸化性物質の流通も阻止するものが好ましい。
バリヤ層の形成に好ましく用いうる透明樹脂は、硝酸セルロースや酢酸セルロースの如きセルロース系樹脂であり、就中、硝酸セルロースが好ましい。
防イオン層は、金属膜からなる光反射層に由来する金属イオンの流通を阻止して、金属イオンと偏光板に由来の物質とが結合してヨウ化銀などの光により着色する物質が生成することの防止を目的とする。防イオン層の形成には前記金属イオンの流通を阻止しうる適宜な透明樹脂を用いることができ、好ましい透明樹脂は、メラミン系樹脂である。
バリヤ層及び防イオン層の形成は、例えば層形成用の1種又は2種以上の透明樹脂を有機溶媒に溶解させて塗布液とし、その液を所定面の上に塗布して乾燥する塗膜形成方式などにより行うことができる。透明樹脂が重合性官能基を有する場合には、紫外線や電子線の照射あるいは加熱などの手段による硬化処理にて当該バリヤ層等を形成することもできる。
前記の塗布液や硬化型樹脂の塗工には、例えばディッピング方式やスピンコート方式、ロールコート方式やバーコート方式、マイヤーグラビア方式などの適宜な方式を適用することができる。また前記の硬化方式では適宜な紫外線や電子線の照射装置、あるいは加熱装置を用いうる。
バリヤ層及び防イオン層の厚さは、目的とする物質の流通阻止能などに応じて決定でき、一般的には反射型偏光板の薄型軽量化などの点より30μm以下、就中20μm以下、特に0.1〜10μmとされる。
光反射層を形成する金属膜は、金属箔にて作製することもできるが、薄型軽量化などの点より例えば真空蒸着方式やスパッタリング方式、CVD方式等の適宜な薄膜形成方式によるものが好ましい。金属膜の形成には、適宜な金属の1種又は2種以上を用いることができ、特に限定はない。
一般には例えばアルミニウムや銀、金やクロム、銅や錫、亜鉛やインジウム、パラジウムや白金等の高反射率の金属ないしその合金などが用いられる。就中、反射光の波長特性の点よりアルミニウムや銀等が好ましく用いられる。
前記した薄膜形成方式による場合、金属膜は図例の如く、支持目的の樹脂フィルム6の上に形成する方式が一般的である。なお金属箔についてもそれを接着層を介し樹脂フィルム上に貼合せて支持することができる。樹脂フィルムは、金属膜を外力から保護する機能や外部からの金属酸化性物質等の流入を阻止する機能なども有する。
金属膜の厚さは、目的とする光反射率に応じて決定でき、一般的には5〜5000nm、就中10〜2000nm、特に20〜1000nmとされる。その厚さにより光反射率を制御することができ、半透過型の光反射層とする場合には800nm以下、就中500nm以下の厚さとすることが好ましい。
光反射層は、2層以上の金属膜からなる多層膜として形成されていてもよい。なお半透過型の光反射層は、金属膜に光透過用の開口、就中、微細な開口の多数を分散分布させて設ける方式などにても形成することができる。
上記した金属膜支持用の樹脂フィルムとしては、目的とする強度や耐久性などに応じて適宜なものを用いることができ、特に限定はない。ちなみにフィルムを形成する樹脂としては、上記の透明保護層で例示したものなどがあげられる。樹脂フィルムの厚さは、機械的強度や薄型軽量化などの点より300μm以下、就中5〜200μm、特に10〜100μmが一般的である。
樹脂フィルムには光の反射効率の向上などを目的に必要に応じて、例えばタルクや炭酸カルシウム、水酸化アルミニウムや硫酸バリウムなどの白色系フィラーを混入させることもできる。従って樹脂フィルムは、透明であってもよいし、不透明であってもよい。
また樹脂フィルムの表面には、光を拡散光として反射する光反射面の形成等を目的に、エンボス加工やマット処理等の適宜な粗面化処理を施すこともできる。表面の粗面化は、前記した白色系フィラー等の粒子を混入させる方式にても達成することができる。混入させる粒子には、有機系や無機系の適宜なものを1種又は2種以上用いることができ、透明粒子を用いることもできる。
ちなみに前記透明粒子の例としては、アクリル系ポリマーやポリアクリロニトリル、ポリエステルやエポキシ系樹脂、メラミン系樹脂やウレタン系樹脂、ポリカーボネートやポリスチレン、シリコーン系樹脂やベンゾグアナミン、メラミン・ベンゾグアナミン縮合物やベンゾグアナミン・ホルムアルデヒド縮合物の如き架橋又は未架橋のポリマー等からなる有機系粒子などがあげられる。
またシリカないしガラスやアルミナ、チタニアやジルコニア、酸化錫や酸化インジウム、酸化カドミウムや酸化アンチモン等からなる導電性のこともある無機系粒子などもあげられる。
用いる粒子の粒径は、光の拡散性やその拡散の均等性などの点より平均粒径に基づいて100μm以下、就中2〜50μm、特に3〜30μmであることが好ましい。粒子の配合量は、フィルム形成用の樹脂100重量部あたり5〜500重量部、就中10〜300重量部、特に20〜200重量部が一般的である。前記した白色系フィラーの配合量も同様である。
金属膜の付設に際しては樹脂フィルムと金属膜との密着性の向上を目的に、樹脂フィルムの金属膜を形成する面に必要に応じてアンダーコート層を設けることもできる。アンダーコート層は、例えば上記したバリヤ層等に準じた樹脂塗膜や、薄膜形成方式による金属膜に準じた乾式膜などとして形成することができる。
前記のアンダーコート層を形成する樹脂としては、例えばアミノ系樹脂やアミノアルキッド系樹脂、アクリル系樹脂やスチレン系樹脂、アクリル・スチレン共重合体系樹脂やポリエステル系樹脂、塩化ビニル系樹脂や酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体系樹脂やポリビニルブチラール系樹脂、ウレタン系樹脂や尿素系樹脂、メラミン系樹脂や尿素・メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂やフッ素系樹脂、ポリカーボネート系樹脂やセルロース系樹脂、アルキッド系樹脂やポリアミド系樹脂、それらの変性体などがあげられる。
アンダーコート層の形成には1種又は2種以上の樹脂を用いることができる。アンダーコート層の形成に好ましく用いうる樹脂は、親水性官能基を導入した変性体などからなる親水性を付与したポリエステル系樹脂やアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂などである。樹脂塗膜からなるアンダーコート層の厚さは、金属膜との密着性の向上の点より5μm以下、就中0.05〜3μm、特に0.1〜2μmが好ましい。
一方、前記した乾式膜からなるアンダーコート層を形成する材料としては、銀や金、アルミニウムやケイ素、チタンや錫、亜鉛やクロム、銅やニッケルの如き金属、それら金属の酸化物や窒化物、炭化物等からなる無機物があげられる。アンダーコート層の形成にはそれら材料の1種又は2種以上を用いることができる。乾式膜からなるアンダーコート層の厚さは、金属膜との密着性の向上の点より50nm以下、就中30nm以下、特に0.1〜20nmが好ましい。
反射型偏光板は、偏光板と光反射層の間にバリヤ層と防イオン層を有して、そのバリヤ層が偏光板側に位置し、防イオン層が光反射層側に位置する積層体の形態を有するものであればよい。従って反射型偏光板は、偏光板、光反射層、バリヤ層及び防イオン層以外の、例えば位相差層や光拡散層などの適宜な光学層の1層又は2層以上が積層されたものであってもよい。その光学層は、偏光板と光反射層の間、あるいは偏光板又は/及び光反射層の外側の適宜な位置に配置することができる。
前記においてバリヤ層は、偏光板に隣接して配置されていてもよいし、他の層を介して配置されていてもよい。また防イオン層についても光反射層に隣接配置されていてもよいし、他の層を介して配置されていてもよい。
薄型軽量化等の点より好ましい反射型偏光板は、図例の如く樹脂フィルム6上に、光反射層5と防イオン層4とバリヤ層3を順次隣接配置し、そのバリヤ層上に接着層2を介して偏光板1を積層したものである。
バリヤ層と防イオン層を隣接配置する場合には、それらの間の密着力の向上を目的に、防イオン層にバリヤ層を形成する金属酸化性物質阻止性の透明樹脂を配合すること、又は/及びバリヤ層に防イオン層を形成する金属イオン阻止性の透明樹脂を配合することが好ましい。
前記の配合量は、バリヤ層等の機能と密着力向上のバランスなどの点より、バリヤ層(又は防イオン層)を形成する透明樹脂100重量部あたり、防イオン層(又はバリヤ層)を形成する透明樹脂1〜35重量部、就中3〜25重量部、特に5〜20重量部とすることが好ましい。
前記したバリヤ層と防イオン層の密着力の向上は、例えば反射型偏光板の表面に接着した保護フィルムや剥離フィルムを剥がす際に、バリヤ層と防イオン層との間で界面剥離することの防止を目的とする。
すなわち通常、反射型偏光板における偏光板の表面には汚れや傷付きなどを防止する目的で保護フィルム(剥離フィルム)が貼られており、液晶表示装置等の組立の際にその保護フィルムは剥離される。その剥離の際にバリヤ層と防イオン層の間の密着力が弱いとそれらの層間で剥離が発生する場合がある。特に保護フィルムを剥離する際に爪をたてるなどしてバリヤ層と防イオン層の間に剥がれのきっかけが生じた場合に、それらの層間での剥離が発生しやすくなる。従って斯かる層間剥離の防止を目的にバリヤ層と防イオン層の間の密着力向上が図られる。
反射型偏光板の製造は、例えば積層対象の各層をベースとなる層の上に必要に応じ接着層を介して順次積層する方法などの適宜な方法にて行うことができる。長尺体の形成等の点より好ましい製造方法は、例えば図例の如く別体として形成した偏光板1と光反射シート7を接着層2を介して積層する方式など、積層対象の各層を2又は3以上のグループに分割し、その各グループを形成する層を積層した部品シートを別体のものとして形成して、それらを必要に応じ接着層を介し積層して目的の反射型偏光板とする方法である。
前記接着層の形成には、目的とする接着力や耐久性などに応じて、粘着剤やそれ以外の接着剤などの適宜な接着剤の1種又は2種以上を用いうる。熱や光(紫外線、電子線)で架橋するタイプの接着剤であってもよい。
透明性に優れる接着層、特に光透過率が60%以上、就中70%以上の接着層であることが好ましい。偏光板やバリヤ層等の被着層の溶剤等による変質を防止する点などより好ましい接着層は、例えば粘着剤を剥離フィルム上に塗布するなどして予め粘着層の状態に形成したものである。
前記の粘着剤には粘着性を有する適宜な透明物質を用いることができ特に限定はない。一般にはアクリル系ポリマーやゴム系ポリマー、ビニルアルキルエーテル系ポリマーやシリコーン系ポリマー、ポリエステル系ポリマーやウレタン系ポリマー、エポキシ系ポリマーやアミド系ポリマー、エーテル系ポリマー等からなる粘着剤などが用いられる。就中、透明性や耐候性や耐熱性などに優れるポリ(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主体とするアクリル系粘着剤が好ましく用いられる。
接着層は、光拡散性を示さないクリアタイプであってもよいし、光拡散性を示すものであってもよい。光拡散性を示すものは、光反射面のピンホールやムラや傷などの外観上の欠点を目立ちにくくする利点を有する。光拡散性の接着層は、例えば粘着剤等の接着剤に上記の樹脂フィルムで例示した透明粒子を添加して接着層を形成する方法などにより得ることができる。透明粒子の添加量は、接着剤(固形分)100重量部あたり1〜200重量部、就中5〜150重量部、特に10〜100重量部が一般的である。
上記した、樹脂フィルム上に光反射層と防イオン層とバリヤ層が隣接配置されてなる光反射シートと偏光板を接着層を介し積層してなる反射型偏光板において、各層間、特に防イオン層とバリヤ層の層間の密着力に優れるものの好ましい製造方法は、当該積層前に光反射シートを加熱処理する方法、又は/及び当該積層後にその積層体を加熱処理する方法である。
すなわち接着層を介した光反射シートと偏光板の積層に際し、光反射シートを予め加熱処理して積層に供する方法、あるいは光反射シートと偏光板を接着層を介して積層した後に、その得られた積層体を加熱処理に供する方法のいずれか一方の方法、あるいは両方の方法を適用する製造方法である。
加熱処理は、処理対象の光反射シート又は反射型偏光板の形態等に応じて適宜な加熱装置を用いて行うことができる。ちなみに例えばロール状としたものを塗工乾燥用のドライヤ又は加熱ゾーンを有するアニール装置等で加熱処理する方法や、恒温室にて保管する方法などがあげられる。また枚葉ないし板状のものをギアオーブン等の恒温装置に投入する方法や、恒温室で保管する方法などがあげられる。
加熱条件は、一般に高温・長時間の加熱処理が層間の密着力の向上の点では有利である反面、高温なほど、また処理時間が長くなるほど光反射シート又は反射型偏光板の変形や変色が生じやすくなることから、その密着力の向上度と光反射シート等の変形等の程度に応じて決定でき、通常40〜200℃の温度で処理することが好ましい。
ちなみに例えば、樹脂フィルムに耐熱性を有するポリエステルフィルム等を用いてなる光反射シートでは、120〜200℃、就中130〜190℃、特に150〜180℃の比較的高温側で1〜10分間、就中2〜5分間加熱処理することが好ましい。
一方、樹脂フィルムに耐熱性でないトリアセチルセルロースフィルム等を用いてなる光反射シートでは、40〜120℃、就中50〜100℃、特に60〜90℃の比較的低温側で3日〜1ヶ月、就中7日〜2週間加熱処理することが好ましい。また反射型偏光板の場合にも斯かる低温側での加熱処理とすることが好ましい。
前記した低温側での加熱処理は、耐熱性の樹脂フィルムを用いてなる光反射シートにも適用することができる。なお加熱処理は、一定温度に保持した下に行うこともできるし、処理の途中で加熱温度を変化させて行うこともできる。
反射型偏光板は、液晶表示装置などの各種の画像表示装置に好ましく適用することができる。その実用に際しては、図例の如く偏光板1における光反射層5を有しない側に粘着層8を設けることもできる。斯かる粘着層は、画像表示装置を形成する際に表示パネルにその粘着層を介して反射型偏光板を接着するためのものである。粘着層は、上記に例示の適宜な粘着剤を用いて形成することができる。
なお前記粘着層の露出面は、実用に供するまでの間、粘着面の汚染防止等を目的に図例の如く剥離フィルム9で仮着カバーしておくことが好ましい。剥離フィルムは、例えばポリマーフィルム等の薄葉体の表面をシリコーン系やフッ素系等の離型剤でコート処理することに得ることができる。
画像表示装置の形成に際して反射型偏光板は、通例、表示パネルの背面側(視認面と反対側)に光反射層を外側として、従って偏光板をパネル側として配置される。形成する画像表示装置は、光反射層が光を透過しない反射型偏光板を用いた反射型の表示装置であってもよいし、半透過型の光反射層を有する反射型偏光板を用いた半透過型の表示装置であってもよい。
また形成する画像表示装置は、照明装置を備えずに外光のみを利用する反射型の表示装置であってもよいし、視認側より照明光を発するフロントライトを備えて照明光と外光の両モードで視認できる照明・外光両用式の反射型表示装置であってもよい。
なお半透過型の表示装置では、背面側より照明光を発するバックライトを反射型偏光板よりも背面側に備えて、照明光と外光の両モードで視認できる照明・外光両用式の半透過型表示装置としたものが一般的である。
厚さ50μmのポリエステルフィルムの片面に、水酸基導入の変性ポリエステル系樹脂溶液の塗布乾燥膜からなる厚さ0.1μmのアンダーコート層を形成後、そのアンダーコート面上に厚さ30nmの銀蒸着層を設けて鏡面反射層を付設し、その反射層の上にメラミン系樹脂溶液の塗布乾燥膜からなる厚さ0.2μmの防イオン層を形成し、ついで防イオン層の上に硝酸セルロース溶液の塗布乾燥膜からなる厚さ1μmのバリヤ層を形成して光反射シートを得た。
次に前記の光反射シートを90℃に加熱した恒温槽にて1週間加熱処理したのち、そのバリア層の上にアクリル系粘着層を介して偏光板を接着し、反射型偏光板を得た。なお偏光板には、ヨウ素で処理したポリビニルアルコール系偏光フィルムの両側にトリアセチルセルロースフィルムを接着したものに、剥離フィルム上にアクリル系粘着層を設けたものを接着したものを用いた。
メラミン系樹脂9重量部あたり硝酸セルロースを1重量部加えた混合樹脂からなる厚さ0.2μmの防イオン層とした以外は、実施例1と同様にして光反射シートを得、それを用いて反射型偏光板を得た。
光反射シートの加熱処理を130℃のドライヤにて3分間行った以外は実施例2と同様にして光反射シートを得、それを用いて反射型偏光板を得た。
光反射シートの加熱処理を170℃のドライヤにて3分間行った以外は実施例2と同様にして光反射シートを得、それを用いて反射型偏光板を得た。
光反射シートの加熱処理を90℃の恒温槽にて1週間処理後、さらに170℃のドライヤにて3分間行った以外は実施例2と同様にして光反射シートを得、それを用いて反射型偏光板を得た。
光反射シートを加熱処理せずに偏光板と接着した以外は実施例1と同様にして反射型偏光板を得た。
光反射シートの加熱処理を50℃の恒温槽にて1週間行った以外は実施例1と同様にして光反射シートを得、それを用いて反射型偏光板を得た。
光反射シートの加熱処理を120℃の恒温槽にて1週間行った以外は実施例1と同様にして光反射シートを得、それを用いて反射型偏光板を得た。
光反射シートの加熱処理を90℃のドライヤにて10分間行った以外は実施例1と同様にして光反射シートを得、それを用いて反射型偏光板を得た。
光反射シートの加熱処理を180℃のドライヤにて15分間行った以外は実施例1と同様にして光反射シートを得、それを用いて反射型偏光板を得た。
実施例6と同様にして得た反射型偏光板を90℃の恒温槽にて3日間加熱処理した。
比較例1
防イオン層を設けずに、バリヤ層の厚さを1.2μmとした以外は実施例1と同様にして光反射シートを得、それを用いて反射型偏光板を得た。
比較例2
バリヤ層を設けずに、防イオン層の厚さを1.2μmとした以外は実施例1と同様にして光反射シートを得、それを用いて反射型偏光板を得た。
実施例、比較例で得た反射型偏光板について下記の評価を行った。
外観
反射型偏光板の外観を目視評価し、良好な場合を○、所望の色との相違又はムラや皺の程度が著しい場合を×、それらの程度が小さい場合を△とした。
耐湿熱性
3cm角に裁断した反射型偏光板における剥離フィルムを剥がし、露出した粘着層を介しガラス板(5cm角、厚さ1mm)に接着して60℃、90%RHの恒温恒湿槽に500時間投入し、外観の変化を目視評価し、変色の無い場合を○、変色の程度が著しい場合を×、変色の程度が小さい場合を△とした。
耐腐食性
3cm角に裁断した反射型偏光板における剥離フィルムを剥がし、露出した粘着層を介しガラス板(5cm角、厚さ1mm)に接着して10重量%NaC1水溶液で湿した後、60℃、90%RHの恒温恒湿槽に500時間投入し、外観の変化を目視評価し、変色の無い場合を○、変色した場合を×とした。
密着性
反射型偏光板における光反射シートと偏光板を強制的に剥離する操作を複数のサンプルについて行って、全て光反射シートと偏光板を接着する粘着層の界面で剥がれた場合を○、全て光反射シートのバリヤ層と防イオン層の界面で剥がれた場合を×、それらの両者が発生した場合を△とした。なお比較例では光反射層とバリヤ層又は防イオン層の界面で剥がれた場合を×とした。
前記の評価結果を下表に示した。

外 観 耐湿熱性 耐腐食性 密着性
実施例1 ○ ○ ○ △*
実施例2 ○ ○ ○ ○
実施例3 ○ ○ ○ ○
実施例4 ○ ○ ○ ○
実施例5 ○ ○ ○ ○
実施例6 ○ ○ ○ ×
実施例7 ○ ○ ○ ×
実施例8 △ ○ ○ ○
実施例9 △ ○ ○ ○
実施例10 △ ○ ○ ○
実施例11 ○ ○ ○ ○
比較例1 ○ △ × ×
比較例2 ○ × ○ ×
*:実施例1では、光反射シートと偏光板を接着する粘着層の界面で剥がれた場合の頻度がバリヤ層と防イオン層の界面で剥がれた場合の頻度よりも多かった。
実施例の説明断面図
符号の説明
1:偏光板
2:接着層
3:バリヤ層
4:防イオン層
5:光反射層
6:樹脂フィルム
7:光反射シート
8:粘着層
9:剥離フィルム


特許出願人 日東電工株式会社
代 理 人 藤 本 勉

Claims (9)

  1. 二色性物質を含有する偏光板の片側に、その偏光板に由来する金属酸化性物質の流通を阻止する透明樹脂製のバリヤ層を介して、金属膜よりなる光反射層を有する積層シートからなり、かつ前記のバリヤ層と光反射層との間に、その光反射層に由来する金属イオンの流通を阻止する透明樹脂よりなる防イオン層を有することを特徴とする反射型偏光板。
  2. 請求項1において、樹脂フィルム上に光反射層と防イオン層とバリヤ層が隣接配置されたものの当該バリヤ層の上に、接着層を介して偏光板が積層されてなる反射型偏光板。
  3. 請求項1又は2において、防イオン層がバリヤ層を形成する金属酸化性物質阻止性の透明樹脂を含有すること、又はバリヤ層が防イオン層を形成する金属イオン阻止性の透明樹脂を含有することの一方又は両方を満足する反射型偏光板。
  4. 上記の各請求項の一において、バリヤ層を形成する透明樹脂が、水、酸素及びハロゲンイオンの流通も阻止するものである反射型偏光板。
  5. 上記の各請求項の一において、偏光板における光反射層を有しない側に粘着層を有し、その粘着層の表面に剥離フィルムを有する反射型偏光板。
  6. 上記の各請求項の一において、偏光板がポリビニルアルコール系偏光フィルムからなり、バリヤ層がセルロース系樹脂、又は防イオン層がメラミン系樹脂からなる反射型偏光板。
  7. 樹脂フィルム上に光反射層と防イオン層とバリヤ層が隣接配置されてなる光反射シートにおけるバリヤ層の上に接着層を介して偏光板を積層するにあたり、積層前の光反射シートを加熱処理すること、又は積層後にその積層体を加熱処理することの一方又は両方を施すことを特徴とする上記2〜6の各請求項の一に記載の反射型偏光板の製造方法。
  8. 請求項7において、加熱処理温度が40〜200℃である反射型偏光板の製造方法。
  9. 上記1〜6の各請求項の一に記載の反射型偏光板を有することを特徴とする画像表示装置。
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