JP2005227461A - 階調電圧設定回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶セルの光学特性が異なる各領域で最適な表示を可能とする。
【解決手段】選択回路2により、液晶セルの光学特性が異なる領域毎に、ラダー抵抗部1が出力する階調電圧の候補の中から当該領域に対応した階調電圧を選択する。選択回路2は、ラダー抵抗部1における直列接続された複数の抵抗11が所定数ずつ接続されたセレクタ21を複数備え、セレクタ21で各領域に応じて選択すべき抵抗11を予め設定しておく。そして、走査時における階調電圧の選択に際しては、各セレクタ21は、走査対象の領域を示すパラメータに従って選択する。
【選択図】図1
【解決手段】選択回路2により、液晶セルの光学特性が異なる領域毎に、ラダー抵抗部1が出力する階調電圧の候補の中から当該領域に対応した階調電圧を選択する。選択回路2は、ラダー抵抗部1における直列接続された複数の抵抗11が所定数ずつ接続されたセレクタ21を複数備え、セレクタ21で各領域に応じて選択すべき抵抗11を予め設定しておく。そして、走査時における階調電圧の選択に際しては、各セレクタ21は、走査対象の領域を示すパラメータに従って選択する。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶表示装置において、デジタル信号による階調データをアナログ信号に変換する際の基準電圧として、階調データの階調数に対応させた階調電圧を設定する階調電圧設定回路に関する。
近年、液晶表示装置は、バックライト装置の光を液晶層に透過させて表示に利用する透過表示領域と、外光を液晶層に透過させたあと反射板で反射させて表示に利用する反射表示領域の双方を備えたものが開発されている(例えば特許文献1参照)。
このような液晶表示装置においては、表示領域内に透過率、反射率、VT特性といった液晶セルの光学特性が異なった領域が存在することになる。
特開2002−303863号公報
ところが、従来の液晶表示装置では、液晶セルの光学特性が異なる領域で、デジタル信号による階調データをアナログ信号に変換する際の基準電圧として、階調データの階調数に対応させた階調電圧に同じものが設定されていたため、十分な画質が得られていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、液晶セルの光学特性が異なる各領域で最適な表示が可能な階調電圧設定回路を提供することにある。
本発明に係る階調電圧設定回路は、表示領域を走査して表示を行う液晶表示装置に用いられる階調電圧設定回路であって、複数の抵抗により基準電圧を分圧して階調電圧の候補を生成するラダー抵抗部と、液晶セルの光学特性が異なる領域毎に、階調電圧の候補の中から当該領域に対応した階調電圧を選択する選択回路と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、選択回路により、液晶セルの光学特性が異なる領域毎に、ラダー抵抗部が出力する階調電圧の候補の中から当該領域に対応した階調電圧を選択することで、それぞれの領域で光学特性に応じた適切な階調電圧が設定されるようにしている。
ここで、前記選択回路は、走査対象の領域を示すパラメータに従って階調電圧を選択することが望ましい。また、前記選択回路は、所定数の前記抵抗に接続されたセレクタを複数備え、各セレクタにおいて階調電圧を選択することをが望ましい。
本発明の階調電圧設定回路によれば、液晶セルの光学特性が異なるそれぞれの領域で適切な階調電圧を設定でき、それぞれの領域で最適な画質を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、一実施の形態における階調電圧設定回路の構成を示す回路ブロック図である。同図の階調電圧設定回路は、直列接続された複数の抵抗11により基準電圧を分圧して階調電圧の候補を生成するラダー抵抗部1と、複数の階調電圧の候補の中から適切な階調電圧を選択するセレクタ21を複数備えた選択回路2を有する構成である。
各セレクタ21には、所定数の抵抗11がそれぞれ接続されている。各セレクタ21は、液晶セルの光学特性の異なる領域毎に、適切な抵抗11を選択できるように予め設定されており、その選択は、走査対象の領域を示すパラメータに従って行われる。各セレクタ21に接続される抵抗11の数は、例えば8個とし、セレクタ21の数は、例えば8個とする。各セレクタ21には、例えばマルチプレクサを用いる。各セレクタ21から出力された階調電圧は、直列接続された複数の抵抗4により分圧されてデジタル・アナログコンバータ(DAC)5に入力される。
DAC5には、この階調電圧の他にデジタル信号による階調データが入力される。階調データは、一例として6bitとし、各セレクタ21の出力電圧は、複数の抵抗4によって64段階に分圧されるものとする。DAC5は、6bitの階調データを64の各段階に対応した階調電圧を用いてアナログ信号に変換する。出力アンプ6は、DAC5の出力電圧を増幅し、映像信号として信号線へ出力する。
本階調電圧設定回路では、液晶表示装置に液晶セルの透過率、反射率、VT特性といった光学特性が異なる複数の領域がある場合に、走査しようとする領域を示すパラメータを選択回路2に与え、選択回路2の各セレクタ21がそのパラメータに従って抵抗11を選択することで、その領域に適した階調電圧を出力できるようになっている。
次に、本階調電圧設定回路を適用した液晶表示装置について説明する。
図2は、液晶表示装置の表示エリアを示す図である。本液晶表示装置は、対向配置された2枚の透明基板の間隙に液晶層を保持した構成である。表示エリアは、液晶セルの光学特性が異なる領域Aと領域Bを備える。表示エリア内では、水平方向に複数の走査線が並列に配線されるとともに、垂直方向に複数の信号線が並列に配線され、走査線と信号線との各交差部に画素が配置される。各画素は、液晶層に電圧を印加するための画素電極と、走査線および信号線に接続され、走査線を通じて供給される走査信号によってオン・オフが制御され、オン時に信号線を通じて供給される映像信号を画素電極に書き込むスイッチング素子を備える。スイッチング素子としては、例えばMOS構造の薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を用いる。
本液晶表示装置では、走査信号は、一行ずつ走査線を走査し、最初に領域Aを走査した後、領域Bを走査する。領域Aを走査する際には、走査対象が領域Aであることを示すパラメータ(設定A)が選択回路2に供給され、選択回路2の各セレクタ21は、領域Aに適した階調電圧を出力できるように予め定められた抵抗11を選択する。領域Aから領域Bへ走査が移行する際には、領域Aでの走査行数に対応したタイミングパルスを利用して、走査対象が領域Aから領域Bへ移行するタイミングで、走査対象が領域Bであることを示すパラメータ(設定B)が選択回路2に供給される。選択回路2の各セレクタ21は、領域Bに適した階調電圧を出力できるように予め定められた抵抗11を選択する。
したがって、本実施の形態によれば、選択回路2により、液晶セルの光学特性が異なる領域毎に、ラダー抵抗部1が出力する階調電圧の候補の中から当該領域に対応した階調電圧を選択することで、それぞれの領域で光学特性に応じた適切な階調電圧が設定されるので、それぞれの領域で最適な画質を得ることができる。
本実施の形態によれば、選択回路2により、走査対象の領域を示すパラメータに従って階調電圧を選択することで、このパラメータが各領域での走査行数に応じたタイミングパルスを利用して供給されるものとした場合には、光学特性が異なる領域に移行する際に、正確なタイミングで階調電圧を切り換えることができる。
次に、本階調電圧設定回路を適用した別の液晶表示装置について説明する。
携帯電話に代表される液晶表示装置を搭載したモバイル機器は、バッテリ駆動時間を少しでも長くするために、待機時においては表示領域全体で表示するのではなく、部分的な領域でだけ表示を行うようになっている。この部分的な領域としては、図3に一例を示すように、バックライト装置の消費電力を抑えるため、反射特性が重視された反射表示領域31とする場合がある。モバイル機器の使用時には、透過表示領域32は、バックライト装置からの光を利用した透過表示を行う。反射表示領域31と透過表示領域32には、共通の信号線が配線されており、信号線駆動回路33は、この信号線を駆動する。
このような液晶表示装置に本階調電圧設定回路を適用した場合には、本階調電圧設定回路を例えば信号線駆動回路33に内蔵する。そして、反射表示領域31と透過表示領域32とで液晶セルの光学特性が異なるので、それぞれの領域に適した階調電圧を出力できるように、選択回路2の各セレクタ21で抵抗11を選択可能に予め設定しておく。選択回路2は、走査の際には走査対象の領域に応じて抵抗11を選択し、適切な階調電圧を出力する。この選択は、走査対象の領域を示すパラメータに従って行う。選択回路2が出力した階調電圧は、出力アンプ6で増幅されて各信号線に供給される。
このような液晶表示装置においても、反射表示領域31と透過表示領域32とでそれぞれ最適な画質を得ることができる。
続いて、本階調電圧設定回路を適用したさらに別の液晶表示装置について図4を用いて説明する。同図の液晶表示装置は、メインLCD(Liquid Crystal Display)41、サブLCD42、による異なる2つの表示領域を備える。メインLCD41とサブLCD42とは、FPC(Flexible Printed Circuit)44を介して接続されており、共通の信号線を備える。メインLCD41には信号線駆動回路43が設けられており、この信号線駆動回路43により信号線が駆動される。
このような液晶表示装置に本階調電圧設定回路を適用した場合にも、上記と同様に、本階調電圧設定回路を例えば信号線駆動回路43に内蔵する。メインLCD41とサブLCD42とで液晶セルの光学特性が異なるので、それぞれのLCDに適した階調電圧を出力できるように、選択回路2の各セレクタ21で抵抗11を選択可能に予め設定しておく。そして、選択回路2は、走査の際には走査対象のLCDに応じて抵抗11を選択し、適切な階調電圧を出力する。この選択は、走査対象の領域を示すパラメータに従って行う。選択回路2が出力した階調電圧は、出力アンプ6で増幅されて各信号線に供給される。
このような液晶表示装置においても、メインLCD41とサブLCD42とでそれぞれ最適な画質を得ることができる。
1…ラダー抵抗部
2…選択回路
4,11…抵抗
5…DAC
6…出力アンプ
21…セレクタ
31…反射表示領域
32…透過表示領域
33,43…信号線駆動回路
41…メインLCD
42…サブLCD
2…選択回路
4,11…抵抗
5…DAC
6…出力アンプ
21…セレクタ
31…反射表示領域
32…透過表示領域
33,43…信号線駆動回路
41…メインLCD
42…サブLCD
Claims (3)
- 表示領域を走査して表示を行う液晶表示装置に用いられる階調電圧設定回路であって、
複数の抵抗により基準電圧を分圧して階調電圧の候補を生成するラダー抵抗部と、
液晶セルの光学特性が異なる領域毎に、階調電圧の候補の中から当該領域に対応した階調電圧を選択する選択回路と、
を有することを特徴とする階調電圧設定回路。 - 前記選択回路は、走査対象の領域を示すパラメータに従って階調電圧を選択することを特徴とする請求項1記載の階調電圧設定回路。
- 前記選択回路は、所定数の前記抵抗に接続されたセレクタを複数備え、各セレクタにおいて階調電圧を選択することを特徴とする請求項1又は2記載の階調電圧設定回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004034868A JP2005227461A (ja) | 2004-02-12 | 2004-02-12 | 階調電圧設定回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004034868A JP2005227461A (ja) | 2004-02-12 | 2004-02-12 | 階調電圧設定回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005227461A true JP2005227461A (ja) | 2005-08-25 |
Family
ID=35002226
Family Applications (1)
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JP2004034868A Pending JP2005227461A (ja) | 2004-02-12 | 2004-02-12 | 階調電圧設定回路 |
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JP (1) | JP2005227461A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011215450A (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-27 | Seiko Epson Corp | 液晶表示装置及び投射型表示装置 |
-
2004
- 2004-02-12 JP JP2004034868A patent/JP2005227461A/ja active Pending
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