JP2005226240A - 支圧応力分散部材、緊張定着具およびプレストレストコンクリート - Google Patents
支圧応力分散部材、緊張定着具およびプレストレストコンクリート Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】矩形平板状のグリッド鈑10aの中央部に、円形のガイド挿通孔10bを形成する。グリッド鈑10aの周縁部に、16個のリブ10cを突設し、8個の貫通孔10dを穿設する。これにより、簡単な構造となり、製作が簡便となる。また、コンパクト故に、保管料や運送費が大幅に削減される。さらに、リブ10cによって支圧応力分散部材10の表面積が増大し、支圧応力分散機能が向上する。
【選択図】図2
Description
また、請求項2に係る発明は、前記グリッド鈑にリブが設けられていることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記グリッド鈑に貫通孔が形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の支圧応力分散部材のガイド挿通孔に、PC鋼材を通す筒状のガイドが挿通されていることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、前記支圧応力分散部材は、前記ガイドのあご部に係止していることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、コンクリートの引張側に配設されたPC鋼材の両端に、請求項4又は5に記載の緊張定着具がそれぞれ取り付けられていることを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、前記緊張定着具のガイドの外周に、かご筋が付設されていることを特徴とする。
2……ナット
3……支圧板
4……ガイド
4a……鋼材挿通孔
4b……あご部
5……グリッド筋
6……スパイラル筋
7……コンクリート
8……PC鋼材
9……定着ブロック
10……支圧応力分散部材
10a……グリッド鈑
10b……ガイド挿通孔
10c……リブ
10d……貫通孔
12……かご筋
L1……支圧応力分散部材の設置深さ
L2……スパイラル筋の長さ
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の支圧応力分散部材において、前記ガイド挿通孔の周囲の縁部分の外周にリブが設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の支圧応力分散部材において、前記ガイド挿通孔の周囲に複数個の貫通孔が周方向に間隔をおいて形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の支圧応力分散部材において、外周の縁部分の肉厚がその内周の、前記ガイド挿通孔の周囲の縁部分を除く部分の肉厚より大きいことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の支圧応力分散部材において、前記ガイド挿通孔の周囲の縁部分と前記外周の縁部分の中間の部分に貫通孔が形成されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の支圧応力分散部材と、そのガイド挿通孔を挿通し、PC鋼材が挿通する筒状のガイドとを備えることを特徴とする緊張定着具である。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の緊張定着具において、前記支圧応力分散部材が、前記ガイドの外周部に形成されたあご部に係止していることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の緊張定着具において、前記ガイド挿通孔の周囲の縁部分において前記ガイドのあご部に係止していることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、コンクリートの引張側に配設されたPC鋼材の両端に、請求項6乃至請求項8に記載の緊張定着具がそれぞれ取り付けられていることを特徴とするプレストレストコンクリートである。
請求項10に係る発明は、請求項9に記載のプレストレストコンクリートにおいて、前記緊張定着具のガイドの外周に、かご筋が付設されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の支圧応力分散部材において、前記ガイド挿通孔の周囲の縁部分の外周にリブが設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1、もしくは請求項2に記載の支圧応力分散部材において、外周の縁部分の肉厚がその内周の、前記ガイド挿通孔の周囲の縁部分を除く部分の肉厚より大きいことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の支圧応力分散部材において、前記ガイド挿通孔の周囲の縁部分と前記外周の縁部分の中間の部分に貫通孔が形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の支圧応力分散部材と、そのガイド挿通孔を挿通し、PC鋼材が挿通する筒状のガイドとを備えることを特徴とする緊張定着具である。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の緊張定着具において、前記支圧応力分散部材が、前記ガイドの外周部に形成されたあご部に係止していることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の緊張定着具において、前記ガイド挿通孔の周囲の縁部分において前記ガイドのあご部に係止していることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、コンクリートの引張側に配設されたPC鋼材の両端に、請求項5乃至請求項7に記載の緊張定着具がそれぞれ取り付けられていることを特徴とするプレストレストコンクリートである。
請求項9に係る発明は、請求項8に記載のプレストレストコンクリートにおいて、前記緊張定着具のガイドの外周に、かご筋が付設されていることを特徴とする。
Claims (7)
- 平板状のグリッド鈑にガイド挿通孔が形成されていることを特徴とする支圧応力分散部材。
- 前記グリッド鈑にリブが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の支圧応力分散部材。
- 前記グリッド鈑に貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の支圧応力分散部材。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の支圧応力分散部材のガイド挿通孔に、PC鋼材を通す筒状のガイドが挿通されていることを特徴とする緊張定着具。
- 前記支圧応力分散部材は、前記ガイドのあご部に係止していることを特徴とする請求項4に記載の緊張定着具。
- コンクリートの引張側に配設されたPC鋼材の両端に、請求項4又は5に記載の緊張定着具がそれぞれ取り付けられていることを特徴とするプレストレストコンクリート。
- 前記緊張定着具のガイドの外周に、かご筋が付設されていることを特徴とする請求項6に記載のプレストレストコンクリート。
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JP2004033312A JP3706382B2 (ja) | 2004-02-10 | 2004-02-10 | 支圧応力分散部材、緊張定着具およびプレストレストコンクリート |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017053196A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 清水建設株式会社 | 水平反力調整装置および方法 |
JP2019044550A (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-22 | オリエンタル白石株式会社 | コンクリート部材間の接合構造 |
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- 2004-02-10 JP JP2004033312A patent/JP3706382B2/ja not_active Expired - Fee Related
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