JP2005225422A - 車両盗難対応方法およびそのシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易に車両盗難に対処する。
【解決手段】 車両1に搭載された通信装置2は、車両1のイグニッションスイッチがオンすると、移動体電話会社のサーバ5にアクセスして当該通信装置2宛の電子メールを受信する。そして、その電子メールの内容が車両盗難通知であった場合には、通信装置2はエンジンECUに対して比正常動作指令を出力し、エンジンが始動しないようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 車両1に搭載された通信装置2は、車両1のイグニッションスイッチがオンすると、移動体電話会社のサーバ5にアクセスして当該通信装置2宛の電子メールを受信する。そして、その電子メールの内容が車両盗難通知であった場合には、通信装置2はエンジンECUに対して比正常動作指令を出力し、エンジンが始動しないようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は車両の盗難の有無を車両搭載の装置が自己判断して盗難の対応手段を講ずる車両盗難対応方法およびそのシステムに関する。
車両の盗難防止システムとして特許文献1に示されたものがある。
これは、通信元から現在位置測定機能および盗難防止機能を有する車両に設定領域を送信し、車両は受信した設定領域と測定した現在位置とを比較して現在位置が設定領域外か否かを自分で判断し、現在位置が設定領域外のときには車両の盗難防止機能、例えばエンジンを始動させないようにしたものである。
特開2002−173004
これは、通信元から現在位置測定機能および盗難防止機能を有する車両に設定領域を送信し、車両は受信した設定領域と測定した現在位置とを比較して現在位置が設定領域外か否かを自分で判断し、現在位置が設定領域外のときには車両の盗難防止機能、例えばエンジンを始動させないようにしたものである。
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、車両の現在位置が設定領域外のときに盗難と判断する構成であるから、建設機械のように工事中の一定期間は一定の領域から外に出ない場合には良いが、自家用の自動車のようにどこへでも出掛けられるという利便性が要求される車両には不向きである。
これに対し、センターより定期的に車両盗難有無の通知を行い、車両が盗難されたとの通知を受けるか、通知の受信がなされない場合には、センターから車両の機能を制限する指令を発し、車両の盗難を妨害するというシステムも存在する。この盗難防止システムは自動車に不具合なく適用できるが、しかし、このシステムを利用するには、センターの利用契約が必要で利便性に欠ける。
これに対し、センターより定期的に車両盗難有無の通知を行い、車両が盗難されたとの通知を受けるか、通知の受信がなされない場合には、センターから車両の機能を制限する指令を発し、車両の盗難を妨害するというシステムも存在する。この盗難防止システムは自動車に不具合なく適用できるが、しかし、このシステムを利用するには、センターの利用契約が必要で利便性に欠ける。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、簡易に車両盗難に対処することができる車両盗難対応方法およびそのシステムを提供することにある。
本発明の車両盗難対応方法は、車両に設けられた移動体通信装置と、前記車両の所有者が前記移動体通信装置に割り当てられたメールアドレスにメールを送信し、或はWebサイトへ書き込むための端末装置とを備え、前記車両の電源が投入されたとき、前記移動体通信装置がメール受信動作、或はWebサイトへのアクセス動作を実行する段階と、前記移動体通信装置が、メール受信動作不能或はWebサイトへのアクセス動作不能であるか否か、またはメールを受信し或はWebサイトに接続したとき、そのメール、或はWebサイトに車両盗難の書き込みがあるか否かを判断する段階と、前記移動体通信装置が、メール受信動作不能或はWebサイトへのアクセス動作不能、前記メール或はWebサイトに車両盗難の書き込みがなされていると判断したとき、前記車両に設けられている装置に対して非正常動作の実行を指令する段階とを経ることを特徴としている。
請求項2の車両盗難対応システムは、車両に設けられた移動体通信装置と、前記車両の所有者が前記移動体通信装置に割り当てられたメールアドレスにメールを送信し、或はWebサイトへ書き込むための端末装置とを備え、前記移動体通信装置は、前記車両の電源が投入されたときに、前記移動体通信装置がメール受信動作、或はWebサイトへのアクセス動作を実行し、メール受信動作不能或はWebサイトへのアクセス動作不能であるとき、または受信したメール或は接続したWebサイトに車両盗難の書き込みがあるとき、前記車両に設けられている装置に対して非正常動作の実行を指令することを特徴としている。
上記構成の本発明によれば、車両盗難にあったとき、その所有者は車両の移動体通信装置に移動体通信網を介して当該車両が盗難にあった旨のメールを送信し、或はホームページ上に当該車両が盗難にあった旨を書き込む。すると、車両の電源が入ったとき(イグニッションスイッチがオン)、移動体通信装置が電子メールを受信し、或は所有者のWebサイトにアクセスし、車両が盗難にあった旨を検知する。そして、盗難にあった旨を検知すると、移動体通信装置は車両に設けられている装置、例えば点火装置の動作を禁止してエンジンが始動しないようにしたりする。このようにすることにより、一旦盗難にあった車両も放置されることとなり、盗難状態から解放される。
ところで、現在の移動体通信装置、例えば携帯電話にあっては、携帯電話機にメールアドレスが割り振られ、電子メールの受信が可能になってきている。また、一般の家庭にあっても、パソコンを使用してインターネット・サービス・プロバイダのサーバ上にWebサイト(ホームページ)を持つことが可能になってきている。このため、上記の本発明によれば、個人で対応でき、センターとの間で利用契約を結ぶ必要はない。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、車両1には移動体通信装置2(以下、単に通信装置2という)が搭載されている。この通信装置2は、例えば移動電話モジュール、制御手段としてのCPU(制御部)、RAM、ROMなどから構成されており、基地局3、通信網としての移動電話網4を介して移動電話会社のサーバ5に接続可能になっている。そして、車両1の所有者が携帯する端末装置としての移動電話機6も、基地局3、移動電話網4を介してサーバ5に接続可能となっている。従って、それら車両1の通信装置2と車両2の所有者の移動電話機6とは、サーバ5を介して相互に電子メールを送受信できるようになっている。
図1に示すように、車両1には移動体通信装置2(以下、単に通信装置2という)が搭載されている。この通信装置2は、例えば移動電話モジュール、制御手段としてのCPU(制御部)、RAM、ROMなどから構成されており、基地局3、通信網としての移動電話網4を介して移動電話会社のサーバ5に接続可能になっている。そして、車両1の所有者が携帯する端末装置としての移動電話機6も、基地局3、移動電話網4を介してサーバ5に接続可能となっている。従って、それら車両1の通信装置2と車両2の所有者の移動電話機6とは、サーバ5を介して相互に電子メールを送受信できるようになっている。
また、車両1の所有者の家庭に備えられた端末装置としてのパソコン7は、例えば通信網としての固定電話網8、インターネットプロバイダのサーバ9を介して通信網としてのインターネット10に接続可能になっている。そして、パソコン7から、サーバ9においてWebサイト(ホームページ)を登録し、このWebサイトに所望の事項を書き込むことができると共に、インターネット10を介して車両1に搭載された移動電話機6に電子メールを送信することができるようになっている。
図2には車両1の車内LANが示されており、この車内LANには前記通信装置2、カーナビゲーション装置11、エンジンECU(Electronic Control unit)12、エアコンECU13、オートマチックトランスミッションECU14などが接続されている。
カーナビゲーション装置11は、制御手段としての制御回路15に対して、表示手段としての表示装置16、位置取得手段としての位置検出器17、地図データ取得手段としての地図データ入力器18、操作手段としての操作スイッチ群19、音声出力装置20、リモコン21からの信号を検出するリモコンセンサ22、外部メモリ23などを接続して構成されている。
カーナビゲーション装置11は、制御手段としての制御回路15に対して、表示手段としての表示装置16、位置取得手段としての位置検出器17、地図データ取得手段としての地図データ入力器18、操作手段としての操作スイッチ群19、音声出力装置20、リモコン21からの信号を検出するリモコンセンサ22、外部メモリ23などを接続して構成されている。
制御回路15は、マイクロコンピュータとして構成されたもので、CPU、ROM、RAM、I/Oインタフェース(いずれも図示せず)を備えている。これらのうち、ROMには、ナビゲーション用プログラム、電子メールの送受信用プログラムおよびインターネット接続用プログラムなどが格納され、RAMにはプログラム実行時の処理データや地図データ入力器8から取得した地図データなどが一時的に格納される。
位置検出器17は、絶対方位を検出するための地磁気センサ24、ヨー角速度(ヨーレート)を検出するためのジャイロスコープ25、車両の走行距離を検出するための距離センサ26およびGPS用人工衛星からの信号を受信するGPS受信機27から構成されており、車両の現在位置情報(経度・緯度情報)を算出する部分である。この位置検出器17は、各構成要素が性質の異なる検出誤差を有するため、互いに検出誤差を補間しながら精度の高い位置検出を行うようになっているが、要求される検出精度で現在位置を算出可能であれば全部の構成要素を備える必要はない。
地図データ入力器18は、記憶手段としての例えばCD−ROMやDVD−ROMのような大容量の情報記録媒体から地図データを読み取るためのものである。なお、情報記録媒体としては、ハードディスク、光磁気ディスク、大容量メモリカードなどを用いることもできる。情報記録媒体が記憶している地図データは、地図情報や施設情報などを含んでいる。
表示装置16は、地図を表示するための例えばカラー液晶ディスプレイ(表示画面)を含んで構成されている。操作スイッチ群19は、表示装置4の周辺に配置されたメカニカルスイッチ28や表示装置4のカラー液晶ディスプレイ上に形成されたタッチパネル29などから成り、各種のデータや設定事項などの操作入力を制御回路15に与えるために設けられている。尚、リモコンセンサ22も操作スイッチ群19と同様に操作手段として設けられたもので、リモコン21からの操作入力を受信して制御回路6に与えるようになっている。音声出力装置20は、音声合成回路、アンプ、スピーカなどを備えたもので、制御回路15からの音声情報に応じた任意の音声を発生できるようになっている。
ここで、制御回路15は、現在位置を地図上に位置付けるマップマッチング処理を実行するという基本的な機能の他に、操作スイッチ群19やリモコン21を通じて目的地や経由地点などの地点データが入力されたときに、その地点データに基づいて現在位置から目的地までの経路探索動作を例えばダイクストラ法を用いて行い、その経路探索結果に応じた案内ルートを地図画面上に表示するという経路計算機能(所謂リルート探索機能も含む)や、この機能により得られた案内ルートに基づいて音声出力装置20からの音声や表示装置16への表示などにより種々のガイドを行う経路案内機能など、周知の支援機能を備えている。
さて、前記通信装置2は、電子メール或はWebサイトから取得した情報に基づいて車両盗難状態にあるか否かを判断したり、車両盗難状態にあるときの対応指令を出力したりする。この通信装置2の機能を図3に示すフローチャートをも参照しながら説明する。
なお、ここでは、車両1が盗まれた場合、その所有者が携帯する移動電話機6或は自宅のパソコン7から「車両盗難通知」の電子メールを車両1に搭載されている通信装置1宛に送信するものとする。
なお、ここでは、車両1が盗まれた場合、その所有者が携帯する移動電話機6或は自宅のパソコン7から「車両盗難通知」の電子メールを車両1に搭載されている通信装置1宛に送信するものとする。
キーシリンダが操作されて、図示しないイグニッションスイッチ装置のアクセサリスイッチがオンされると、通信装置2、カーナビゲーション装置11、エンジンECU12、エアコンECU13、オートマチックトランスミッションECU14などに電源が投入される。電源が投入されると、通信装置2は動作を開始し、まず移動電話会社のサーバ5にアクセスし(図3のステップS1)、次いでサーバ5に正常に接続できたか否かを判断する(ステップS2)。
通信装置2とサーバ5とが正常に接続された場合、通信装置2は電子メールを受信してその電子メールの中に「車両盗難通知」メールがあるか否かを判断する(ステップS3)。電子メールがなく、或は電子メールを受信してもその中に「車両盗難通知」メールがなかった場合(ステップS3で「NO」)、通信装置2は車内LANに接続されていく各種装置に正常動作指令を出力し(ステップS4)、エンドとなる。
一方、車両1が盗まれ、その所有者が車両1の通信装置2に「車両盗難通知」メールを送信したとする。すると、通信装置2は、ステップS3で「YES」と判断し、そして車内LANに接続されている各種装置に非正常動作指令を出力し(ステップS5)、エンドとなる。
この場合の非正常動作指令は、エンジンECU13に対しては始動禁止指令とする。エンジンECU13は、非正常動作指令を受けると、イグニッションスイッチ装置のスタータスイッチがオンされても、点火装置や燃料噴射装置を動作させず、エンジンを始動させないようにする。従って、車両1を盗んでも、「車両盗難通知」メールが送信された後は、車両1を動かすことができず、盗難を無意味なものとする。
この場合の非正常動作指令は、エンジンECU13に対しては始動禁止指令とする。エンジンECU13は、非正常動作指令を受けると、イグニッションスイッチ装置のスタータスイッチがオンされても、点火装置や燃料噴射装置を動作させず、エンジンを始動させないようにする。従って、車両1を盗んでも、「車両盗難通知」メールが送信された後は、車両1を動かすことができず、盗難を無意味なものとする。
また、車両1を盗んだ者がサーバ5からメールを受信できないようにするために、通信装置2のアンテナを折損するなどした場合、通信装置2は電源投入に伴ってサーバ5にアクセスする動作を実行(ステップS1)してもサーバ9と接続できないので、ステップS2で「NO」と判断して非正常動作指令を出力するステップS5に移行するので、やはりエンジンを始動させることができず、盗んだことが意味のないことになる。
車両1を盗んだ者が通信装置2に電源が入らないようにした場合には、通信装置2が各種装置に正常動作指令を出力しないので、各種装置は動作しない。従って、車両盗難は無意味なものとなる。
一方、カーナビゲーション装置11は、通信装置2から非正常動指令を受けると、位置検出器7から車両1の現在位置を取得し、この位置情報を通信装置2に送る。そして、通信装置2は、カーナビゲーション装置11から送られてきた現在位置情報を移動通信網4を介して車両1の所有者の移動電話機6および/またはパソコン7に電子メールとして送信する。このため、車両1の所有者は移動電話機6および/またはパソコン7から電子メールを受信することにより車両1の位置を知ることができる。
一方、カーナビゲーション装置11は、通信装置2から非正常動指令を受けると、位置検出器7から車両1の現在位置を取得し、この位置情報を通信装置2に送る。そして、通信装置2は、カーナビゲーション装置11から送られてきた現在位置情報を移動通信網4を介して車両1の所有者の移動電話機6および/またはパソコン7に電子メールとして送信する。このため、車両1の所有者は移動電話機6および/またはパソコン7から電子メールを受信することにより車両1の位置を知ることができる。
このように本実施例によれば、通信装置2へ「車両盗難通知」メールを送信することにより、車両1が移動できないようにすることができるので、盗難を無意味なものにすることができ、盗まれた車両1を回収することが可能となる。しかも、従来のようにセンターと契約を結ぶ必要がなく、通常、移動電話会社のサービスとして移動電話機6に付随している電子メールを利用することで盗難に対処できるので、簡易な盗難対応システムとすることができる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張或は変更が可能である。
カーナビゲーション装置11の制御回路15に移動電話モジュールを接続することによって当該カーナビゲーション装置11を移動体通信装置として機能するように構成しても良い。
カーナビゲーション装置11の制御回路15に移動電話モジュールを接続することによって当該カーナビゲーション装置11を移動体通信装置として機能するように構成しても良い。
移動体通信装置としては移動電話に限らず、PHS、自動車電話、無線LANの移動局端末などであっても良い。
車両1が盗まれたとき、電子メールではなく、移動電話機6或いはパソコン7からサーバ9のWebサイトに「車両盗難通知」の書き込みを行い、通信装置2は電源が投入されたとき、そのサーバ9のWebサイトに接続して「車両盗難通知」の書き込みがあるか否かを判断するように構成しても良い。
車両1が盗まれたとき、電子メールではなく、移動電話機6或いはパソコン7からサーバ9のWebサイトに「車両盗難通知」の書き込みを行い、通信装置2は電源が投入されたとき、そのサーバ9のWebサイトに接続して「車両盗難通知」の書き込みがあるか否かを判断するように構成しても良い。
通信装置2から非正常動作を受けた場合の各種装置の動作としては、エアコンECU13にあっては、気温が高いときエアコンを暖房に設定し、気温が低いときエアコンを冷房に設定したり、カーナビゲーション装置11にあっては、表示装置16に地図を表示しないようにしたりする。ナビゲーション装置11が地図表示しないようであれば、盗んだ車両1の価値が低下し、盗んだことを意味のないものとすることができるので、盗んだ者は車両1をそのまま放置する可能性が高くなり、車両盗難対応として意味あるものとすることができる。
「車両盗難通知」メールの真贋を判断するために、電子メールに合言葉(例えば「開けゴマ」)が記載されていれば真と判断したり、電子メールのヘッダーに登録された発信元(所有者の移動電話機6のメールアドレス、パソコンのメールアドレスなど)から正規のサーバ5,9を経由して着信した旨の記録があった場合に真と判断したりするようにしても良い。
上記した合言葉や電子メールの発信元や経由サーバの登録は、パスワードによって保護し、車両1の所有者しか登録、変更できないようにしても良い。また、地理的制限を加えて、例えば自宅の近傍でしか登録、変更できないようにしても良い。
1台の車両を複数人で使用することも考慮して、所有者を複数人登録できるようにしても良く、この場合、各人毎にパスワードを変更できるように構成しても良い。
1台の車両を複数人で使用することも考慮して、所有者を複数人登録できるようにしても良く、この場合、各人毎にパスワードを変更できるように構成しても良い。
パスワードは1種類だけでなく複数種用意するようにしても良い。この場合、例えば、質問・回答形式にして、年齢、誕生日、親の名、自分の携帯電話の番号など本人なら簡単に答えることができる事項が好ましい。回答までの応答時間に制限を加えても良い。
「車両盗難通知」を暗号化しても良い。
「車両盗難通知」を掲載するWebサイトは必ずしも車両1の所有者が設置したものでなくともよく、例えばプロバイダがサービスでサーバ9上に作成したWebサイトであっても良い。
「車両盗難通知」を暗号化しても良い。
「車両盗難通知」を掲載するWebサイトは必ずしも車両1の所有者が設置したものでなくともよく、例えばプロバイダがサービスでサーバ9上に作成したWebサイトであっても良い。
サーバ9の「車両盗難通知」を書き込むWebサイトへのアクセスにパスワードを必要とする構成としても良く、これに加えてWebサイトへの書き込みも暗号化したものでないと書き込めないようにしても良い。
移動電話機6としては、携帯電話機、PHSの他、無線LANやDSRC(Dedicated Short Range Communication)の移動局などであっても良い。
移動電話機6としては、携帯電話機、PHSの他、無線LANやDSRC(Dedicated Short Range Communication)の移動局などであっても良い。
車両1からの現在位置の送信は、移動電話機6やパソコン7から「現在位置通知要請」があったとき、実行するようにしても良い。
また、現在位置の送信は、車両盗難状態になったとき、設定された時間間隔でもって定期的に行うようにしても良い。この場合、現在位置送信を行う時間間隔は移動電話機6やパソコン7から指示できるようにしても良く、その指示時間が一定時間よりも長い場合には、事前に定められた時間間隔で送信するように構成することができる。
また、現在位置の送信は、車両盗難状態になったとき、設定された時間間隔でもって定期的に行うようにしても良い。この場合、現在位置送信を行う時間間隔は移動電話機6やパソコン7から指示できるようにしても良く、その指示時間が一定時間よりも長い場合には、事前に定められた時間間隔で送信するように構成することができる。
通信装置2と車内LANを介して接続される各種機器とは、暗号化された情報を送受するようにしても良い。これにより、機器を正常に動作させるためのコマンドを人為的に送信する不正を防止できる。この場合の暗号化された情報の通信を行うについて、暗号キーなどは、車両の所有者が定めた修理工場でないと変更できないようにすることが好ましい。この場合の修理工場の判定は、車両の位置によって行うようにしても良い。その他、車両メーカからの暗号キーがないと設定できないようにすることも、悪意の修理工場での変更を防止する上で有効である。
図3のステップS2で、サーバ5との接続不能と判断した場合、事前に設定された一定時間後に車両盗難状態指示を出力するように構成しても良い。このようにすれば、盗難状態にない場合、例えば地下駐車場にあって電波障害のためにサーバ5と通信できないような場合に、エンジンが始動できなくなるという不具合を防止できる。また、通信装置2の故障によってサーバ5と接続できない場合もあるので、上記のようにすれば、最低、修理工場まで行くことができるようにすることができる。
図面中、2は通信装置、4は移動電話網、5はサーバ、6は移動電話機(端末装置)、7はパソコン(端末装置)、9はサーバ、11はカーナビゲーション装置、17は位置検出器である。
Claims (2)
- 車両に設けられた移動体通信装置と、
前記車両の所有者が前記移動体通信装置に割り当てられたメールアドレスにメールを送信し、或はWebサイトへ書き込むための端末装置とを備え、
前記車両の電源が投入されたとき、前記移動体通信装置がメール受信動作、或はWebサイトへのアクセス動作を実行する段階と、
前記移動体通信装置が、メール受信動作不能或はWebサイトへのアクセス動作不能であるか、またはメールを受信し或はWebサイトに接続したとき、そのメール、或はWebサイトに車両盗難の書き込みがあるか否かを判断する段階と、
前記移動体通信装置が、メール受信動作不能或はWebサイトへのアクセス動作不能、前記メール或はWebサイトに車両盗難の書き込みがなされていると判断したとき、前記車両に設けられている装置に対して非正常動作の実行を指令する段階とを経ることを特徴とする車両盗難対応方法。 - 車両に設けられた移動体通信装置と、
前記車両の所有者が前記移動体通信装置に割り当てられたメールアドレスにメールを送信し、或はWebサイトへ書き込むための端末装置とを備え、
前記移動体通信装置は、前記車両の電源が投入されたときに、前記移動体通信装置がメール受信動作、或はWebサイトへのアクセス動作を実行し、メール受信動作不能或はWebサイトへのアクセス動作不能であるとき、または受信したメール或は接続したWebサイトに車両盗難の書き込みがあるとき、前記車両に設けられている装置に対して非正常動作の実行を指令することを特徴とする車両盗難対応システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004038139A JP2005225422A (ja) | 2004-02-16 | 2004-02-16 | 車両盗難対応方法およびそのシステム |
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ID=35000463
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JP (1) | JP2005225422A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009531893A (ja) * | 2006-03-30 | 2009-09-03 | ブンデスドルケライ ゲーエムベーハー | 動産、特に自動車を未許可の使用から保護する方法 |
-
2004
- 2004-02-16 JP JP2004038139A patent/JP2005225422A/ja active Pending
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