JP2005225009A - インク容器 - Google Patents

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Kazuo Kato
和男 加藤
Kazunari Sakuma
一成 佐久間
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Abstract

【課題】 容器内への紙粉等の混入防止するとともに、インクの再充填による容器のリサイクルが容易なインク容器を提供する。
【解決手段】
インク容器1の容器本体2の一端は閉止され、そこには内部に充填されたインクを排出するインクを排出するノズル4が設けられ、それと反対の端部は開放され、そこには蓋部材5が設けられている。蓋部材5は、円形の縁部に設けられた固定部6と、この固定部の内側に設けられた平板部7と、固定部6と平板部7との間に設けられた制止部8とを備える。この平板部7には、全体あるいは一部に細かい網目9が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷機用インクを充填して用いるインク容器であって、特に、容器内への紙粉等の混入防止するとともに、インクの再充填による容器のリサイクルが容易なインク容器に関する。
従来より、マスターと呼ばれる版に穴を開けることで表面のインキを浸透させ、紙などの被印刷物にインキを付着させる孔版印刷機が知られている。特に近年は、マスターのフィルム面にサーマルヘッドの熱の力によって製版を行い、これをドラムに巻き付け、このドラムの内側からインクを押し出して、版胴、スクリーンを通過したあと、マスターの原稿パターンを紙に転写するデジタル孔版印刷機が多く用いられている。上記の印刷機においては、機器内にインクを充填した容器を装着して印刷を行っている。このようなインク容器は、以下のようにして使用されるものである。
すなわち、図6に示すように、インク容器1を印刷機本体のインク容器収納部Aに対して、容器本体2の外周上に設けられたリブRをガイドとして挿入すると、インク容器1のインク排出口が印刷機本体のインク吸引口Vと接続される。そして、印刷機によってインクが吸引されると、インク容器1内部に設けられたピストン3が吸引にしたがって摺動する。インク排出ノズル4と反対の端部である挿入反対方向端部には、広径の中央孔11aとその周辺に複数の周孔11bを有する蓋部が設けられており、このインク吸引によるピストンの摺動にしたがって、インク容器1のピストン3と蓋部5との間には、空隙が生じるようになっている。
ここで、この蓋部5は、インクがインク容器1に満充填された際に、ピストン3が容器1の開口部分から突出するのを防止するとともに、外部からピストン3に何らかが衝突し、ピストン3が破損するのを防止する。また、上記の通り、印刷機にインクが吸引された際に、ピストン3が排出ノズル4方向へ摺動し、インク容器1のピストン3と蓋部5との間には、空隙が生じるための通気孔となるために中央孔11a及び周孔11bとを備えている。
実開平2−148360号公報
ところで、上記従来技術のインク容器1における蓋部5には、上記の通り、その平板部7に広径の中央孔11aとその周辺に周孔11bが複数設けられている(図6参照)。しかしながら、インク容器1を挿入する印刷機内部では、ドラムやローラ等の回転によって、熱や摩擦が生じ、印刷用紙の繊維や紙粉が散乱している。そして、このような繊維や紙粉は、インク容器1の蓋部5に設けられた孔11aあるいは11bを入口として、インク容器1内部に侵入してしまう。すなわち、細かい繊維や紙粉がピストン3と蓋部5とに生じる空間に浮遊したり、内周面に付着してしまう。そして、インク容器1内部に紙粉等が侵入付着すると、ピストン3の摺動精度は低下するとともに、インクの使用後、インク容器1を取り出して、インクを再充填する際においても、インク容器1内部に紙粉等が集積することによって、再充填作業の負担を増大させることとなってしまう。
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するために提案されたものであり、その目的は、容器内への紙粉等の侵入を防止するとともに、インクの再充填による容器のリサイクルが容易で、環境負荷を低減することが可能なインク容器を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1記載の発明は、筒状の容器本体と、前記容器本体内部を摺動自在なピストンと、前記容器本体の一端には内部に充填されたインクを排出するノズルとを備えるインク容器において、前記容器本体の前記ノズルと反対の端部には前記筒状容器本体の開口部を塞ぐ蓋部材が設けられ、前記蓋部材は、平板部とその周囲に設けられた固定部とを備え、該固定部において前記筒状容器本体の開口部に固定され、前記平板部の少なくとも一部が通気孔を有する網目状となっていることを特徴とする。
以上の態様では、容器本体の蓋部材の平板部が網目状に形成されていることによって、ピストンへ外部から何らかが衝突等し、ピストンが破損するのを防ぐとともに蓋部材を通して容器本体内部への必要な空気の通路を確保しつつ、蓋部材に設けられた穴を通して容器本体内部への紙粉や塵埃の侵入を低減し、ピストンの摺動精度を高く保つことができる。また、特に、インク容器のインクを再充填する際においても、インク容器内部に紙粉等が付着しないため、容器内の洗浄作業が容易となる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記蓋部材は、前記容器本体に対して、着脱自在に構成されていることを特徴とする。
以上の態様では、蓋部材が、容器本体に対して容易に着脱できるように構成されているため、例えば、容器本体にインクを再充填するような場合においても、容器内部の処理、修理及びクリーニング等を容易に行うことができ、インク容器の再利用に好適である。
本発明によれば、容器内への紙粉等の混入防止するとともに、インクの再充填による容器のリサイクルが容易で、環境負荷を低減することが可能なインク容器を提供することができる。
次に、本発明を実施するための種々の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係るインク容器の実施形態を示す模式図である。図1に示すように、インク容器1は、合成樹脂等の素材で構成され、筒状の容器本体2と、この容器本体2の内周面と略同一の外周を備えた円柱形状で、インク容器1内部にその軸線方向に摺動自在に挿入されたピストン3とを備える。また、容器本体2の一端は閉止され、そこには内部に充填されたインクを排出するノズル4が設けられている。また、ノズル4と反対の端部は開放され、そこには蓋部材5が設けられている。さらに容器本体2の周面にはその軸方向に沿って、容器内に充填されるインクの種類等を判別するための判別リブRが設けられている。
この蓋部材5は、円形の縁部に設けられた固定部6と、この固定部の内側に設けられた平板部7と、固定部6と平板部7との間に設けられた制止部8とを備える。この固定部6は、蓋部材5を容器本体2に固定する手段であり、具体的には、図2の拡大図に示すように、容器本体端部に雄ネジ溝2aが、固定部に雄ネジ溝6aがそれぞれ刻まれている。したがって、この蓋部材5は、容器本体2に対して着脱容易に構成されている。また、制止部8は、インク容器1にインクが満たされる際にピストン3の端部に当接し、ピストンの摺動を制止するものである。
なお、この固定部6の構成は、上記のようなネジ構造の態様に限られず、例えば、図3に示すように、容器本体2の端部に突起2bを設け、その突起2bに合成樹脂等の若干弾性のある固定部6の枠6bで挟み込むようにして嵌着する態様であってもよい。また、容器本体2の端部に対して単に圧入したものであってもよい。
平板部7は、図1(b)に示すように、固定部6の内側に設けられ、全体あるいは一部に細かい網目9が形成されている。この網目は一定の間隔で配置されたリブ9aと、このリブ9aと垂直に設けられ、リブ9aの補強する補強部9bとからなる。リブ9aの間隔は、通気性が保たれる範囲内で任意に設定可能であるが、機器内部で発生する紙粉や塵埃の侵入を防ぐため、出きる限り小さいものであると良い。また、図1の態様においては、この平板部7は、固定部6とともに合成樹脂で一体成形されている。
ここで、平板部7の網目9の形状あるいは網目の範囲については、上記のような場合に限られず、多種多用な態様が考えられる。例えば、形状としては、図1に示すようにリブ7aを配置して格子状としても良いし、図4に示すように、菱形状(a)、亀甲形状(b)あるいは微小な円形(c)の孔を複数空けた態様としても良い。
また、網目9の設ける範囲についても、図1に示すように、平板部7全体に設けるように構成することも可能であるが、図5に示すように、平板部7の中央に設けた態様(a)、円形の網目部を複数設けた態様(b)あるいは方形状に設けた態様(c)等、種々の態様が選択可能である。また、図5(d)に示すように、リブ9aを用いるのではなく、平板部7に例えば、メッシュ9の別部材を取りつけて構成することも可能である。さらに、上記のような網目の形状と範囲については、例えば、メッシュ9と図5(b)に示す各構成を組み合わせたものなど、いずれの態様の組み合わせによっても構成することが可能である。
以上のような構成からなる本実施形態のインク容器1では、平板部7に、細かい網目9が設けられているので、例えば、インク容器1を孔版印刷機などの機器に挿入して使用した場合に、機器内に飛散あるいは浮遊した紙粉や塵埃が蓋部材5に設けられた穴から侵入するのを防ぐことができる。これにより、蓋部材5によってピストン3へ外部から何らかが衝突等しピストン3が衝突するのを防ぐことができるとともに、蓋部材5の通気性を保ちつつ、容器本体2内部への紙粉や塵埃の侵入を低減し、ピストン3の摺動精度を高く保つことができる。また、特に、インク容器1のインクを再充填する際においても、インク容器2内部に紙粉等が付着しないため、容器2内の洗浄作業が容易となる。
また、この網目9は、リブ7aを配置した態様、平板部7に複数の孔を空けた態様あるいは平板部7にメッシュを用いた態様等、網目の形状とその範囲を任意に構成可能であり、同時にデザイン性の高いインク容器を提供することが可能である。
また、蓋部材5は、容器本体2に対して固定部6を介して着脱自在に構成されているので、例えば、容器本体2にインクを再充填するような場合においても、容器内部の処理、修理及びクリーニング等を容易に行うことができ、インク容器1の再利用が容易に可能となる。
本発明の実施形態に係るインク容器の構成を示す模式図。 本発明の実施形態に係るインク容器における蓋部材の構成を示す模式図。 本発明の実施形態に係るインク容器における蓋部材の構成を示す模式図。 本発明の実施形態に係るインク容器における蓋部材の他の態様を示す模式図。 本発明の実施形態に係るインク容器における蓋部材の他の態様を示す模式図。 従来のインク容器における蓋部材の構成を示す模式図。
符号の説明
1…インク容器
2…容器本体
2a…雄ネジ溝
2b…突起
3…ピストン
4…ノズル
5…蓋部材
6…固定部
6a…雌ネジ溝
6b…枠
7…平板部
7a…リブ
8…制止部
9…網目
9a…リブ
9b…補強部
10…メッシュ
11a…中央孔
11b…周孔
R…判別リブ

Claims (2)

  1. 筒状の容器本体と、前記容器本体内部を摺動自在なピストンと、前記容器本体の一端には内部に充填されたインクを排出するノズルとを備えるインク容器において、
    前記容器本体の前記ノズルと反対の端部には前記筒状容器本体の開口部を塞ぐ蓋部材が設けられ、
    前記蓋部材は、平板部とその周囲に設けられた固定部とを備え、該固定部において前記筒状容器本体の開口部に固定され、
    前記平板部の少なくとも一部が通気孔を有する網目状となっていることを特徴とするインク容器。
  2. 前記蓋部材は、前記容器本体に対して、着脱自在に構成されていることを特徴とする請求項1記載のインク容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018196646A1 (zh) * 2017-04-27 2018-11-01 南京光谷数据处理有限公司 用于紫外线uv固化型油墨的硬纸筒包装容器
CN108792204A (zh) * 2017-04-27 2018-11-13 南京光谷数据处理有限公司 用于氧化干燥型油墨的硬纸筒包装容器

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