JP2001114456A - ラベルテープカートリッジ - Google Patents
ラベルテープカートリッジInfo
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Abstract
カートリッジ本体とを容易に取り外すことができ、使用
時に衝撃で蓋体とカートリッジ本体とが分離することが
なく、また、表裏面方向の捻れに対して高強度を保持し
たラベルテープカートリッジを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明のラベルテープカートリッジ1
は、カートリッジ本体3の中空内壁に沿った隅部及び縁
部適所に開放面3Aに臨む穴3Bを複数形成し、蓋体4
には、カートリッジ本体3の穴3Bと相対する位置に孔
4Aを形成すると共に、捻り力によってずれの生じる箇
所にカートリッジ本体3の開放面3Aに相対する方向に
突出するリブ4Baを形成し、カートリッジ本体3と蓋
体4とを、該蓋体4の孔4Aから該カートリッジ本体3
の穴3Bへ螺入する固定ねじBで固着するようにしたも
のである。
Description
ることを考慮して、蓋体をカートリッジ本体から容易に
外すことができるようにすると共に、使用時に落下など
の衝撃で蓋体とカートリッジ本体とが分離することがな
く、また、表裏面方向の捻れに対して高強度を保つこと
ができるラベルテープカートリッジに関するものであ
る。
サーマルヘッドへ転送し、サーマルヘッドにて、形成し
た文字や図画をラベルテープに印刷するラベルライター
が普及している。このラベルライターに用いられる上記
ラベルテープは、表面に印刷層を、裏面に粘着層及び剥
離材を有したラベルテープ本体、及びラベルライターの
サーマルヘッドによってラベルテープ本体の印刷層に熱
転写されるインクリボンを具備している。
した文字や図画をサーマルヘッドによってインクリボン
を介してラベルテープ本体の印刷層に熱転写し、その
後、ラベルライターからラベルテープ本体の印刷された
部分のみが排出され、ラベルテープ本体の剥離材を剥離
して、粘着層でもって貼着して使用する。
テープカートリッジに装填されてラベルライターに対し
て交換可能となっている。従来のラベルテープカートリ
ッジは、図5に示すように構成され、ラベルライター内
部にコンパクトに収納するため、ラベルテープとカート
リッジ本体の内壁にできるだけ隙間が生じないように該
ラベルテープをラベルテープカートリッジに装填してい
る。
51は、ラベルテープ本体L及びインクリボンIを装填
するカートリッジ本体52と、カートリッジ本体52の
上方開放面52Aを覆う蓋体53とからなる。
は、蓋体53におけるカートリッジ本体52との対向面
の隅又は縁部に、位置決め用のピン53aが形成され、
また、カートリッジ本体52における蓋体53のピン5
3aが形成された箇所と対応した位置に、ピン53aが
挿入される挿入穴52aが形成されている。
は、ラベルテープ本体L及びインクリボンIとを装填し
た状態で、カートリッジ本体52の挿入穴52aに、蓋
体53のピン53aを挿入して位置決めが行われると共
に蓋体53がカートリッジ本体52に対して仮取付けが
行われ、蓋体53によってカートリッジ本体52の開放
面52Aを閉じた後、蓋体53とカートリッジ本体52
との当接部分(図示太線部分)のほぼ全周に亘って超音
波振動を与えて該当接部分、つまり蓋体53とカートリ
ッジ本体52を一体的に溶着していた。
1は、蓋体53とカートリッジ本体52との当接部分の
ほぼ全周を溶着しているので、落下などの衝撃により蓋
体53とカートリッジ本体52とが分離して、ラベルテ
ープ本体LやインクリボンIがカートリッジ本体52か
ら飛び出したりせず、また、該ラベルテープカートリッ
ジ51の表裏面方向の捻れに対して高強度を保つことが
でき、従ってラベルテープ(ラベルテープ本体L)を使
い切るまで安定して使用することができる。
ては、環境問題が深刻化しており、産業廃棄物の処理に
ついても各種の工夫がなされている。例えば、プラスチ
ック製品については、分別収集して破砕後に素材として
再利用したり、リサイクル可能な製品については回収し
て破砕しないでそのまま再使用するようにしている。
のラベルテープカートリッジは、消耗するのはラベルテ
ープであるにも拘わらず、つまりラベルテープカートリ
ッジ自体は、物理的な損傷を受けない限り何ら消耗する
ことがないにも拘わらずラベルテープの使用後はリサイ
クルされることなく廃棄処理を行うようにしていた。
ジは、上記したように衝撃や捻れに対して高強度を保持
するため、蓋体とカートリッジ本体との当接部分のほぼ
全周を溶着しているので、仮に再利用又は再使用すべく
回収したとしても、蓋体とカートリッジ本体との溶着が
強固であるために蓋体とカートリッジ本体とを取り外す
ために特別な技術を要するか、あるいは蓋体をカートリ
ッジ本体から外すことができず破砕して素材として再利
用するかのいずれかを選択することとなり、いずれにし
てもその分の設備が必要となりコスト増大を招いてしま
うといった問題があった。
り、回収して再使用することを考慮して、蓋体をカート
リッジ本体から容易に外すことができるようにすると共
に、使用時に落下などの衝撃で蓋体とカートリッジ本体
とが分離することがなく、また、表裏面方向の捻れに対
して高強度を保ち、ラベルテープ(ラベルテープ本体)
を使い切るまで安定して使用することができるラベルテ
ープカートリッジを提供することを目的とする。
めに、本発明は、カートリッジ本体に形成した穴と、蓋
体に形成した孔とに、固定ねじを螺入して両者を固着す
るようにし、また、捻り力によってずれの生じる箇所に
は、カートリッジ本体の開放面に相対する方向に突出す
るリブを形成して強度の向上を図ったものである。
体とを固定ねじを用いて一体とすることで、作業性よく
蓋体とカートリッジ本体とを落下などの衝撃で両者が分
離することのないように強固に固着することができると
共に、蓋体をカートリッジ本体から容易に取り外してラ
ベルテープを交換して再使用することができ、また、捻
り力によってずれの生じる箇所にカートリッジ本体の開
放面に相対する方向に突出するリブを形成しているの
で、高強度を保つことができる。
ジは、内部を中空状とし、かつ開放面を有したカートリ
ッジ本体と、カートリッジ本体の開放面を覆う蓋体とを
備えたラベルテープカートリッジにおいて、カートリッ
ジ本体の中空内壁に沿った隅部及び縁部適所に開放面に
臨む穴を複数形成し、蓋体には、カートリッジ本体の穴
と相対する位置に孔を形成すると共に、捻り力によって
ずれの生じる箇所にカートリッジ本体の開放面に相対す
る方向に突出するリブを形成し、カートリッジ本体と蓋
体とを、該蓋体の孔から該カートリッジ本体の穴へ螺入
する固定ねじで固着するものである。
たなラベルテープをカートリッジ本体に装填して再使用
することができ、かつ高強度を保つことを最大の目的と
しており、その結果、蓋体とカートリッジ本体とを容易
に取り付け又は取り外し可能なように、固定ねじで両者
を一体化するようにした。
容易に取り外せる構造としては、固定ねじでなくとも、
例えば蓋体側に嵌入ピンを形成し、カートリッジ本体側
に嵌入孔を形成する構造や、蓋体外縁部をカートリッジ
本体の内縁部に嵌入する構造といったように種々考えら
れるが、これら容易に取り外せる構造は、すなわち些細
な衝撃ですぐに蓋体とカートリッジ本体とが外れてしま
うという短所を有する。つまり、再使用作業の簡便化の
みを追求すると、強度面や再使用時の使い勝手が悪くな
るといった相反する問題が生じるのである。
本体とを固定ねじで一体化するようにしたのであり、こ
のようにすることで、固定ねじを外せば容易に蓋体とカ
ートリッジ本体とを取り外すことができ、かつ、固定ね
じにより蓋体とカートリッジ本体とが結合されているの
で使用時に些細な衝撃で両者が外れてしまうこともな
い。
び蓋体)における隅部をはじめ縁部の適所に螺入される
ので、結果として固定ねじが、ラベルテープカートリッ
ジにおける表裏面方向の捻り力に対する耐力材として機
能し、従って、本発明のラベルテープカートリッジは、
高強度を保つことができるのである。
じる箇所に、カートリッジ本体の開放面に相対する方向
に突出するリブを形成することにより、固定ねじの本数
を減らすことができ、強度の高い結合状態を保ちつつ、
再使用作業時にはより容易に蓋体とカートリッジ本体と
を取り外すことができると共に両者を容易にかつ強固に
固着することができるのである。
固定ねじは、ラベルテープカートリッジの表裏面方向の
捻り力に耐える機能も有するが、極端に本数が多いと再
使用作業時の効率低下に繋がる。必要最小限に固定ねじ
を減らした場合、リブを設けていることで強度を低下さ
せることなく、また、固定ねじを減らした分、再使用作
業の簡便化を図ることが可能となり、従って再使用作業
の効率を向上させることができるのである。
カートリッジ本体には、縁部端面から垂直方向に形成さ
れた面に係合凹部又は係合凸部を設け、蓋体には、カー
トリッジ本体の係合凹部又は係合凸部と相対する位置
に、該蓋体の該カートリッジ本体の開放面を覆う面の側
面から突出した係合凸部又は側面から窪んだ係合凹部を
設けてもよい。
ねじを螺入するための、カートリッジ本体における穴、
蓋体における孔、がスペース的に形成不可能な箇所であ
っても、係合凹部と係合凸部とを互いに係合させること
で固定ねじによる蓋体とカートリッジ本体との結合を補
助することができる。
実施例について図1〜図4を参照して説明する。図1
は、本発明のラベルテープカートリッジの分解斜視図を
示す。図2は、本発明のラベルテープカートリッジの外
観と内部の状態を示す。図3は、本発明のラベルテープ
カートリッジのカートリッジ本体を示す。図4は、本発
明のラベルテープカートリッジの蓋体を示す。
であり、このラベルテープカートリッジ1は、電子的に
形成した文字や図画のデータをサーマルヘッドへ転送
し、サーマルヘッドにて、形成した文字や図画を後述す
るラベルテープ2に印刷する図示しないラベルライター
に使用される。
れるラベルテープカートリッジ1に装填されたラベルテ
ープ2は、表面に印刷層2aを、裏面に粘着層2b及び
剥離材2cを有したラベルテープ本体2A、及び図示し
ないラベルライターのサーマルヘッドによってラベルテ
ープ本体2Aの印刷層2aに熱転写されるインクリボン
2Bを具備している。
巻装されており、後述する送出口3Dから印刷部3Eを
経て、ラベルライター外に排出され、印刷部位を通過し
た部位を切断後、剥離材2cを剥離して粘着層2bで任
意の場所に貼着する。
と巻取軸2Bbとに亘って巻装されており、送出軸2B
aから、後述する送出口3D、印刷部3E、巻取口3G
を介して巻取軸2Bbに巻き取られる。
ジ1は、後述するカートリッジ本体3と後述する蓋体4
とを固定ねじBで一体とし、強度を低下させることな
く、再使用可能としている点が大きな特徴となってお
り、以下にその構成について詳述する。
部中空状としたカートリッジ本体であり、このカートリ
ッジ本体3は、次のように構成されている。3Aは、開
放面であり、この開放面3Aを後述の蓋体4で覆ってラ
ベルテープカートリッジ1を使用し、また、この開放面
3Aから蓋体4を外すことで、再使用作業時におけるラ
ベルテープ2の装填が行われる。
所に形成され、開放面3Aに臨む穴であり、これら穴3
Bは、ラベルテープカートリッジ1の構造上捻れやす
く、また後述の蓋体4を強固に取り付けるために隅部の
3箇所と、また、後述の蓋体4で開放面3Aを覆ったと
きに、インクリボン2Bの送出軸2Baと巻取軸2Bb
とががたつかないように前記した隅部の2箇所を兼用し
て送出軸2Baと巻取軸2Bbを囲む縁部の2箇所に、
形成しているのである。
ジ1は、穴3Bを増設する、つまり固定ねじBを多数使
用することによる再使用時の作業効率の低下を考慮し
て、隅部の1箇所の穴3Baは、これに対応する蓋体4
のリブ4Baを嵌入するようにしている。従って、カー
トリッジ本体3の中空内部のスペースに余裕がある場合
は、穴3Baを増やしてもよい。
ら垂直方向に形成された面3a(以下、垂直面3aと記
す)に設けられた係合凹部である。上記したように、カ
ートリッジ本体3の中空内部のスペースに余裕がある場
合は、穴3Baを形成すればよいが、図示するように、
未使用のラベルテープ本体2Aをカートリッジ本体3に
装填した状態では、ラベルテープ本体2Aが縁部の際ま
で位置し、スペース的に穴3Baを形成することが不可
能となる場合も生じる。
重要な位置でありながらもスペース的に穴3Baを形成
することが困難な箇所に、係合凹部3C(垂直面3a)
を形成して、後述する蓋体4の係合凸部4Dと結合させ
るようにしている。
本体2Aが送り出される送出口、3Eはサーマルヘッド
が嵌入されて印刷が行われる印刷部、3Fはラベルテー
プ本体2Aを排出方向に案内するガイド部材、3Gはイ
ンクリボン2Bが巻取側へ送り込まれる巻取口、3Hは
ラベルテープ本体2Aとインクリボン2Bとを区画する
区画壁、3I,3Jは送出軸2Baから送り出されるイ
ンクリボン2Bを前記送出口3Dにてラベルテープ本体
2Aと合流するように案内するガイド体、を各々示す。
覆う蓋体であり、この蓋体4は、次のように構成されて
いる。4Aは、カートリッジ本体3の穴3Bと相対する
位置に形成した孔であり、これらの孔4Aから固定ねじ
Bが、カートリッジ本体3の穴3Bへ向けて螺入され
る。
に対応する位置で、捻り力によってずれの生じる箇所で
ある4つの隅部のうちの1箇所に形成され、カートリッ
ジ本体3の開放面3Aに相対する方向に突出したリブで
ある。この位置にリブ4Baを形成することで、捻り力
に対する強度を向上させることができると共に、上記し
たように、固定ねじBの使用を減らすことができ、よっ
て該固定ねじBの緩締にかかる時間を短縮して再使用作
業の簡便化を図ることができる。
よってずれの生じる箇所に、カートリッジ本体3の開放
面3Aに相対する方向に突出して形成したリブであり、
このリブ4Bbと上記のリブ4Baとの違いは、リブ4
Baはカートリッジ本体3の穴4Baに挿入されるのに
対して、リブ4Bbはラベルテープカートリッジ1のデ
ザイン上、カートリッジ本体3及び蓋体4の縁部におい
て屈曲した部位周辺に形成されている点である。このよ
うに、ラベルテープカートリッジ1は、リブ4Bbを形
成することにより屈曲部位に集中する応力に対して耐え
ることができ、より一層強度を向上させることができ
る。
Cと相対する位置に、蓋体4の該カートリッジ本体3の
開放面3Aを覆う面の側面から突出した係合凸部であ
り、これら係合凹部3Cと係合凸部4Cとが係合するこ
とで、固定ねじBによるカートリッジ本体3と蓋体4と
の結合を補助するようにしている。
本体2Aが送り出される送出口、4Eはサーマルヘッド
が嵌入して印刷が行われる印刷部、4Fはラベルテープ
本体2Aを排出方向に案内するガイド部材、4Gはイン
クリボン2Bが巻取側へ送り込まれる巻取口、を各々示
す。
テープカートリッジ1は、回収されて再使用作業を経て
再度出荷されるのであるが、この再使用作業時に、ラベ
ルテープカートリッジ1は、まず、固定ねじBを全て緩
め、リブ4Baを穴3Baから抜きつつ係合凹部3Cと
係合凸部4Cの係合を解除して、カートリッジ本体3か
ら蓋体4を取り外す。
テープ本体2A及びインクリボン2B)をカートリッジ
本体3に装填し、係合凸部4Cと係合凹部3Cとを係合
しつつリブ4Baを穴3Baへ挿入し、最後に固定ねじ
Bを孔4A及び穴4Bに挿入して締めることで、再使用
作業が終了する。
とカートリッジ本体との縁部の当接部分が溶着されて強
固に接合されていたので、蓋体をカートリッジ本体から
取り外すことができず、リサイクルするとしても、両者
を取り外すための特別な設備が必要となるか、破砕後に
材料として再利用することとなり、いずれにしてもコス
トダウンは不可能である。
トリッジ1は、蓋体4をカートリッジ本体3から容易に
取り外すことができるので、未使用のラベルテープ2を
装填すれば、ラベルテープカートリッジ1をそのまま再
使用することができ、製品コストを大幅に下げることが
でき、また、そのような再使用作業が極めて簡便に行え
るので作業効率が向上し、可及的にコストダウンが可能
となる。
1は、蓋体4をカートリッジ本体3から容易に取り外す
ことができると共に、些細な衝撃によって両者が外れて
しまわないように、蓋体4とカートリッジ本体3とを固
定ねじBで一体化するようにしているので、上記した再
使用作業の簡便化と、強度面の両方について向上させる
ことができる。
ジ1は、固定ねじBが、ラベルテープカートリッジ1に
おける表裏面方向の捻り力に対する耐力材として機能
し、また、捻り力によってずれの生じる箇所にはリブ4
Ba,4Bbを形成しているので、高強度を保つことが
できる。
本体3に穴3Baを形成しておけば、固定ねじBによる
結合機能は有しないものの、強度面では固定ねじBと同
等の作用を奏するので、捻り力に対する強度を低下させ
ることなく固定ねじBの本数を減らすことができ、従っ
て、再使用作業の簡便化を図ることができる。
えて、係合凹部3Cと係合凸部4Cとを係合させる構成
を採用しているので、ラベルテープカートリッジ1は、
固定ねじBを螺入するための、カートリッジ本体3にお
ける穴3B、蓋体4における孔4A、がスペース的に形
成不可能な箇所であっても、係合凹部3Cと係合凸部4
Cとを互いに係合することにより、固定ねじBによる蓋
体4とカートリッジ本体3との結合を補助することがで
きるのである。
ジ1は、上記実施例に限らず、種々の変形が可能であ
る。例えば、上記実施例では、カートリッジ本体3に係
合凹部3Cを、蓋体4に係合凸部4Cを、各々形成して
相互に係合させるようにしていたが、これに代えてカー
トリッジ本体3に係合凸部を、蓋体4に係合凹部を形成
するようにしても、上記と同等の作用効果を得ることが
できる。
ートリッジは、カートリッジ本体における中空内壁に沿
った隅部及び縁部適所に開放面に臨む穴を複数形成し、
蓋体におけるカートリッジ本体の穴と相対する位置に孔
を形成すると共に、捻り力によってずれの生じる箇所に
カートリッジ本体の開放面に相対する方向に突出するリ
ブを形成し、蓋体の孔からカートリッジ本体の穴へ螺入
する固定ねじで両者を固着するようにしたので、蓋体と
カートリッジとの取り外し及び結合が容易となり、従っ
て、再使用が可能となり、かつ、使用時に些細な衝撃で
両者が外れてしまうこともなく、さらには、ラベルテー
プカートリッジにおける表裏面方向の捻り力に対して高
強度を保つことができる。
は、上記した構成において、カートリッジ本体における
縁部端面から垂直方向に形成された面に係合凹部又は係
合凸部を設け、蓋体におけるカートリッジ本体の係合凹
部又は係合凸部と相対する位置に該蓋体の該カートリッ
ジ本体の開放面を覆う面の側面から突出した係合凸部又
は側面から窪んだ係合凹部を設ければ、固定ねじによる
蓋体とカートリッジ本体との結合の補助を省スペースで
行うことができる。
す分解斜視図である。
(a)は蓋体とカートリッジ本体を一体に結合した状態
の斜視図、(b)は蓋体をカートリッジ本体から外した
状態を部分的に示す図、である。
ートリッジ本体を示し、(a)は内側を示す図、(b)
は(a)を上方から見た図、である。
体を示し、(a)は内側を示す図、(b)は(a)を上
方から見た図、である。
視図である。
面) 3A 開放面 3B 穴 3Ba 穴 3C 係合凹部 4 蓋体 4A 孔 4Ba リブ 4Bb リブ 4C 係合凸部 B 固定ねじ
Claims (2)
- 【請求項1】 内部を中空状とし、かつ開放面を有した
カートリッジ本体と、前記カートリッジ本体の開放面を
覆う蓋体とを備えたラベルテープカートリッジにおい
て、前記カートリッジ本体の中空内壁に沿った隅部及び
縁部適所に前記開放面に臨む穴を複数形成し、前記蓋体
には、前記カートリッジ本体の前記穴と相対する位置に
孔を形成すると共に、捻り力によってずれの生じる箇所
にカートリッジ本体の開放面に相対する方向に突出する
リブを形成し、前記カートリッジ本体と前記蓋体とを、
該蓋体の前記孔から該カートリッジ本体の前記穴へ螺入
する固定ねじで固着することを特徴とするラベルテープ
カートリッジ。 - 【請求項2】 カートリッジ本体は、縁部端面から垂直
方向に形成された面に係合凹部又は係合凸部を設け、蓋
体は、前記カートリッジ本体の前記係合凹部又は前記係
合凸部と相対する位置に、該蓋体の該カートリッジ本体
の開放面を覆う面の側面から突出した係合凸部又は側面
から窪んだ係合凹部を設けたことを特徴とする請求項1
記載のラベルテープカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29498099A JP2001114456A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | ラベルテープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29498099A JP2001114456A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | ラベルテープカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001114456A true JP2001114456A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=17814804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29498099A Pending JP2001114456A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | ラベルテープカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001114456A (ja) |
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- 1999-10-18 JP JP29498099A patent/JP2001114456A/ja active Pending
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