JP2005224359A - 回胴式遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 回胴式遊技機1は、RB遊技状態又はBB遊技状態の終了後、所定回数の遊技結果が得られるまでの間は連続リプレイ期間として、内部抽選において再遊技に当選する確率を高く設定し、連続リプレイ期間中は、内部抽選において再遊技に当選か否かの抽選を優先実行し、この抽選で再遊技に当選した場合は入賞役(子役)に係る抽選を行わない。連続リプレイ期間中は、遊技メダル等の減少が極力抑えられ、またその増加も極力抑えられるので、遊技者は、この期間中に十分に考慮した上でその後も継続して遊技を行うか否かを判断できる。
【選択図】 図14
Description
遊技者によって操作されると始動信号を発生する始動装置と、前記始動信号が入力されると内部抽選を行ってレギュラーボーナス(RB)当選、ビッグボーナス(BB)当選、入賞役当選、再遊技当選又は外れのいずれかを決定する内部抽選手段と、前記始動信号が入力されると複数の回胴を回転させ停止スイッチが操作されると該操作された停止スイッチに対応する前記回胴を停止させる回胴制御手段と、全ての前記回胴が停止した際に該回胴に設けられている図柄の組合せを判定する組合せ判定手段と、該組合せ判定手段によって前記入賞役に対応した図柄の組合せが成立していると判定されると該図柄の組合せに応じた遊技媒体を払い出す払出手段と、該組合せ判定手段によって前記再遊技に対応した図柄の組合せが成立していると判定されると遊技媒体の投入を要さずに遊技可能とする再遊技手段と、前記内部抽選でRB当選した後に、前記組合せ判定手段によって前記RBに対応した図柄の組合せが成立していると判定されると、前記内部抽選において前記入賞役に当選する確率が通常よりも高められたRB遊技状態とし、前記内部抽選でBBに当選した後に、前記組合せ判定手段によって前記BBに対応した図柄の組合せが成立していると判定されると、前記内部抽選において前記RBに当選する確率が通常よりも高められたBB遊技状態とするモード切替手段とを備える回胴式遊技機において、
前記RB遊技状態又は前記BB遊技状態の終了後、所定回数の遊技結果が得られるまでの間は、前記内部抽選において前記再遊技に当選する確率を高く設定する再遊技確率設定手段を備えて、
前記内部抽選手段は、前記所定回数の遊技結果が得られるまでの間は、前記内部抽選において前記再遊技に当選か否かの抽選を優先実行し、該抽選で前記再遊技に当選した場合は前記入賞役に係る抽選を行わない構成とした
ことを特徴とする。
請求項4記載の回胴式遊技機は、請求項1、2又は3記載の回胴式遊技機において、前記所定回数は遊技履歴に基づいて決められるので、内部抽選において再遊技に当選する確率を高く設定することにより得られる価値を遊技履歴に応じて異ならせることができ、一定回数として構成した場合に比べ、RB遊技状態又はBB遊技状態の終了後の遊技への期待感を高めることができ、興趣溢れる回胴式遊技機を提供できる。
[実施例]
図1に示すように、本実施例の回胴式遊技機1の前面には表示窓2を備えた表示パネル3が設置されている。
表示窓2の下方には、ベットスイッチ7、始動レバー8、停止スイッチ9(それぞれを区別する場合は、左から順に停止スイッチ9L、9M、9R)、メダル投入口10等を備える操作部11が設けられている。
図2に示すように、回胴機構部15は3つのリールユニット20(それぞれを区別する場合には左から順に20L、20M、20R)にて構成されている。
リール4L、4M、4Rの胴24には、それぞれ図4に示すとおりの21個の図柄(重複しているので図柄の種類は6種類)が印刷されている。
ハブ26の中心には連結穴27が設けられており、これをモータ28の出力軸29に嵌着することで、リール4とモータ28とが連結されている。
図示は省略するが、プリント基板30にはモータ28及び投光ランプ31に電力を供給するための回路や制御信号の回路等が設けられている。また、電力や制御信号のための電線32が引き出されている。
主制御基板40はワンチップマイコン、入力ポート、出力ポート等を備えている。
主制御基板40には、ベットスイッチ7の操作信号、メダル投入口10のメダル検出信号、始動レバー8の操作信号、停止スイッチ9L〜Rの操作信号、各リール4の位置検出センサ41の信号等が入力される。
図6に示す回動始動処理は遊技を開始するための処理である。この処理においては、主制御基板40は再遊技フラグが1であるか否かを判断し(S1)、否定判断ならメダル投入を有効にし(S2)、規定のメダルが投入されたか否かを判断する(S3)。
どちらのフラグもセットされていなければ(S11:NO)、CR(continuation replay)フラグが1にセットされているか否かを判断する(S12)。このCRフラグは連続リプレイ期間(内部抽選において再遊技に当選する確率が高く設定されている期間)中であるか否かを示すフラグである。
一方、仮BBフラグを1にセット(S14)するか、仮RBフラグを1にセット(S16)した場合は、内部抽選用乱数と共に読み込んであったCR抽選用乱数がCRの当たり値か否かを判断する(S25)。ここで内部抽選用乱数がCRの当たり値なら仮CRフラグを1にセットする(S26)。S25〜S26の処理は設定可否決定手段に該当する。
JAC役の役の当たり値でなければ(S31:NO)、上述と同様にスイカ役か(S17)、ベル役か(S19)、チェリー役か(S21)を判断し、いずれかの役に当たりなら、その役フラグを1にセットする(S18、S20、S22)。
具体的には、S37で否定判断なら、先ず内部抽選用乱数がリプレイ役の当たり値か否かを判断する(S39)。ここで肯定判断(リプレイ役当たり)ならリプレイフラグを1にセットして(S40)リターンする。
上述したように始動レバー8の操作(S4:YES)によりリール4が回転を開始する。そのリール4を停止させるための回胴停止処理では、主制御基板40は、全リール4が回転中で(S101:YES)、左回胴停止フラグ、中回胴停止フラグ、右回胴停止フラグのいずれもが1にセットされていない(S103、S104、S105とも否定判断)条件で全部の停止スイッチ9の操作を有効にする(S106)。S101で全リール4が回転中であるか否かが行われるが、これは単に回転をしているかだけでなく、所定の速度で全リール4の回転が一定となっているか否かについても判定される。これは、安定したリール4の回転が行われていない時点で停止スイッチ9L、9M、9Rを有効とすることにより生じる遊技者の利益(低速回転による目押しを行い易い状態)又は不利益(安定しない回転による目押しの行い難さ)を回避するためである。
全リール4が停止していれば(S121:YES)、CRフラグが1にセットされているか否か、すなわち連続リプレイ期間中か否かを判断する(S122)。連続リプレイ期間中なら(S122:YES)、CRカウンタを+1して(S123)、このCRカウンタの値が所定数になったか否かを判断する(S124)。この判断は、連続リプレイ期間の遊技回数が所定回数に達したか否かの判断である。S124で肯定判断なら、CRフラグを0にして(S125)、CRカウンタをリセットする(S126)。つまり、連続リプレイ期間を終了する。
すなわち、BBとなる入賞組合せ(本例では「777」)が成立していれば(S127:YES)、仮BBフラグが1か否か、すなわち内部抽選でBBに当たっていたか否か(図7、S13〜S14参照)を判断する(S128)。ここで仮BBフラグが1なら(S128:YES)、「777」に対応するメダルの払出(又はクレジット枚数の加算)を行い(S129)、仮BBフラグを0に戻して(S130)、BBフラグを1にセットする(S131)。BBフラグが1にセットされると、BB遊技状態での遊技(ビッグボーナスゲーム、周知なので説明は省略)が開始される(モード切替手段)。
BBとなる入賞組合せではなくて(S127:NO)、RBとなる入賞組合せ(本例では「BAR・BAR・BAR」)が成立していれば(S132:YES)、仮RBフラグが1か否か、すなわち内部抽選でRBに当たっていたか否か(図7、S15〜S16参照)を判断する(S133)。ここで仮RBフラグが1なら(S133:YES)、「BAR・BAR・BAR」に対応するメダルの払出(又はクレジット枚数の加算)を行い(S134)、仮RBフラグを0にして(S135)、RBフラグを1にセットする(S136)。RBフラグが1にセットされると、RB遊技状態での遊技(レギュラーボーナスゲーム、周知なので説明は省略)が開始される(モード切替手段)。また、仮RBフラグが1ではないのに(S133:NO)、「BAR・BAR・BAR」が成立した場合はエラー処理(S156)が行われる。
全リール4が停止した際には、上述の役判定処理(図11〜12)だけでなく、図13に示すCR発生処理も行われる。
CRフラグが1にセットされると、内部抽選処理(図7〜9)のS12で肯定判断となるから、図9に示すS35以下の処理が行われる。
1)内部抽選処理におけるBB当選で仮BBフラグが1にセットされ、これに伴って仮CRフラグが1にセットされる。2)遊技者がBBを獲得すると、BBフラグが1にセットされてBB遊技状態になる。また、本実施例では、BB遊技状態になると内部抽選処理における子役(スイカ役、ベル役、チェリー役)の当選確率が高くなる。3)BB遊技状態が終了するとCR遊技となり、BBフラグ及び仮CRフラグは0にされるが、CRフラグが1にセットされてリプレイ抽選の判定テーブルがリプレイテーブル(通常)からリプレイテーブル(CR)に切り換わる(高確率になる)。4)BB遊技状態の終了後に所定回数の遊技が行われると、CRフラグが0にされてリプレイ抽選の判定テーブルがリプレイテーブル(CR)からリプレイテーブル(通常)に切り換わる(通常確率になる)。
また、変形例として、図15に示すように、リプレイ抽選で当たりになる確率を高確率、通常確率、低確率の3段階にすることもできる。
以上説明したように、この回胴式遊技機1は、RB遊技状態又はBB遊技状態の終了後、所定回数の遊技結果が得られるまでの間は連続リプレイ期間として、内部抽選において再遊技に当選する確率を高く設定するので、連続リプレイ期間に限っては遊技者が所持している遊技メダルの減少を極力抑えることができる。
4(4L、4M、4R)・・・リール(回胴)、
7・・・ベットスイッチ、
8・・・始動レバー(始動装置)、
9(9L、9M、9R)・・・停止スイッチ、
10・・・メダル投入口、
15・・・回胴機構部、
20・・・リールユニット、
28・・・モータ、
40・・・主制御基板(内部抽選手段、回胴制御手段、組合せ判定手段、再遊技手段、モード切替手段、再遊技確率設定手段、設定可否決定手段)。
Claims (10)
- 予め定められた数の遊技媒体が投入されると遊技が可能になる回胴式遊技機であり、
遊技者によって操作されると始動信号を発生する始動装置と、
前記始動信号が入力されると内部抽選を行ってレギュラーボーナス(以下、「RB」)当選、ビッグボーナス(以下、「BB」)当選、入賞役当選、再遊技当選又は外れのいずれかを決定する内部抽選手段と、
前記始動信号が入力されると複数の回胴を回転させ停止スイッチが操作されると該操作された停止スイッチに対応する前記回胴を停止させる回胴制御手段と、
全ての前記回胴が停止した際に該回胴に設けられている図柄の組合せを判定する組合せ判定手段と、
該組合せ判定手段によって前記入賞役に対応した図柄の組合せが成立していると判定されると該図柄の組合せに応じた遊技媒体を払い出す払出手段と、
該組合せ判定手段によって前記再遊技に対応した図柄の組合せが成立していると判定されると遊技媒体の投入を要さずに遊技可能とする再遊技手段と、
前記内部抽選でRB当選した後に、前記組合せ判定手段によって前記RBに対応した図柄の組合せが成立していると判定されると、前記内部抽選において前記入賞役に当選する確率が通常よりも高められたRB遊技状態とし、前記内部抽選でBBに当選した後に、前記組合せ判定手段によって前記BBに対応した図柄の組合せが成立していると判定されると、前記内部抽選において前記RBに当選する確率が通常よりも高められたBB遊技状態とするモード切替手段と
を備える回胴式遊技機において、
前記RB遊技状態又は前記BB遊技状態の終了後、所定回数の遊技結果が得られるまでの間は、前記内部抽選において前記再遊技に当選する確率を高く設定する再遊技確率設定手段を備えて、
前記内部抽選手段は、前記所定回数の遊技結果が得られるまでの間は、前記内部抽選において前記再遊技に当選か否かの抽選を優先実行し、該抽選で前記再遊技に当選した場合は前記入賞役に係る抽選を行わない構成とした
ことを特徴とする回胴式遊技機。 - 請求項1記載の回胴式遊技機において、
前記再遊技に当選する確率を高く設定するか否かを決める設定可否決定手段を設けて、
前記再遊技確率設定手段は、該設定可否決定手段の決定に従う構成とした
ことを特徴とする回胴式遊技機。 - 請求項2記載の回胴式遊技機において、
前記設定可否決定手段は、前記再遊技に当選する確率を高く設定するか否かを遊技履歴に基づいて決める
ことを特徴とする回胴式遊技機。 - 請求項1、2又は3記載の回胴式遊技機において、
前記所定回数は遊技履歴に基づいて決められる
ことを特徴とする回胴式遊技機。 - 請求項2又は3記載の回胴式遊技機において、
前記RB遊技状態又は前記BB遊技状態の終了後に前記再遊技に当選する確率を高く設定するか否かを、前記RB遊技状態中又は前記BB遊技状態中に報知する
ことを特徴とする回胴式遊技機。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の回胴式遊技機において、
前記所定回数を前記RB遊技状態中又は前記BB遊技状態中に報知する
ことを特徴とする回胴式遊技機。 - 請求項3又は4記載の回胴式遊技機において、
前記遊技履歴は、前記RB又は前記BBに当選した回に取得した乱数である
ことを特徴とする回胴式遊技機。 - 請求項3又は4記載の回胴式遊技機において、
前記遊技履歴は、前記RB遊技状態又は前記BB遊技状態の終了後、初めての前記始動信号に起因して取得した乱数である
ことを特徴とする回胴式遊技機。 - 請求項3又は4記載の回胴式遊技機において、
前記遊技履歴は、前記RB遊技状態中又は前記BB遊技状態中に払い出された前記遊技媒体の数である
ことを特徴とする回胴式遊技機。 - 請求項3又は4記載の回胴式遊技機において、
前記遊技履歴は、前回の前記RB遊技状態又は前記BB遊技状態の終了後から今回の前記RB当選又は前記BB当選までに要した遊技回数若しくは今回の前記RB遊技状態又は前記BB遊技状態の発生までに要した遊技回数である
ことを特徴とする回胴式遊技機。
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2004
- 2004-02-12 JP JP2004035215A patent/JP2005224359A/ja active Pending
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