JP2005224352A - 美容術アドバイス方法およびイオン測定装置 - Google Patents
美容術アドバイス方法およびイオン測定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005224352A JP2005224352A JP2004035037A JP2004035037A JP2005224352A JP 2005224352 A JP2005224352 A JP 2005224352A JP 2004035037 A JP2004035037 A JP 2004035037A JP 2004035037 A JP2004035037 A JP 2004035037A JP 2005224352 A JP2005224352 A JP 2005224352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- customer
- lotion
- amount
- skin
- negative ion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
【課題】 製造コストをかけることなく、化粧水を使用して顧客の心身の状態に応じた適量のマイナスイオンを発生させ、顧客の肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助することができる美容術アドバイス方法を提供し、商品開発のための商品評価を行うことができるイオン測定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 上記の課題を解決するため、本発明は、顧客の少なくとも肌情報を含む顧客情報を収集する第1のステップと、該第1のステップで得られた顧客情報に基づき、当該顧客が必要とする必要マイナスイオン量を求める第2のステップと、化粧水を用いた各種マイナスイオン発生手段から、前記第2のステップで得られた必要マイナスイオン量を発生させるのに適したマイナスイオン発生手段を選定する第3のステップとを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 上記の課題を解決するため、本発明は、顧客の少なくとも肌情報を含む顧客情報を収集する第1のステップと、該第1のステップで得られた顧客情報に基づき、当該顧客が必要とする必要マイナスイオン量を求める第2のステップと、化粧水を用いた各種マイナスイオン発生手段から、前記第2のステップで得られた必要マイナスイオン量を発生させるのに適したマイナスイオン発生手段を選定する第3のステップとを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は美容術アドバイス方法に係り、特に、顧客に対して最適なマイナスイオン量を発生させる化粧水、及び化粧水を含ませる用具と、その用具で肌にパッティングを行う方法とをアドバイスするための美容術アドバイス方法に関する。
また、化粧水を含ませたコットンで肌にパッティングを行うときに発生するマイナスイオンを測定するイオン測定装置に関する。
空気中には、目に見えない多くのプラスイオン、マイナスイオンが存在する。元来、我々の心身の状態を反映する肌や健康状態などは、プラスイオン、マイナスイオンのバランスによって大きく影響すると言われている。一般的に、マイナスイオンは、疲労感やイライラ(怒り、敵意)の軽減効果があると言われている。具体的には、マイナスイオンは体内セロトニンの量を低下させてイライラ感を減少させ、プラスイオンは体内セロトニンの量を上昇させると言われている。
また、マイナスイオンには、体内の毛細血管内の血流速度を早める効果がある。毛細血管の血流速度は顔全体の肌色の印象、例えば、肌の「しみ」や「透明感」の実感による顔全体の肌色の印象にも影響するため、毛細血管内の血流速度を早めるマイナスイオンは美容面でも効果があると考えられる。
また、マイナスイオンは、身体のペーハー(pH=水素イオン濃度)とも関係があり、血液がストレスや病気によって酸性に傾くと、マイナスイオンがアルカリ側に戻して体内のペーハーバランスを整える効果があるといわれている。
従来、コットンに化粧水を含ませてパッティング(肌を連続でたたく行為)をする目的は、化粧水の有効成分を効果的に肌に浸透させるだけでなく、パッティング行為により肌を引き締めることである。これは、肌をパッティングすることにより、一次的に皮膚表面の温度を下げ、血液の流れに働きかけるため、肌を引き締めることができる。例えば、パッティング方法として、顔面の上から下へ、下から上へという方向でパッティングを行うことにより、肌表面のつり上げ、引っ張りをつける(リフティング)ことができる。
また、化粧水自体に肌を冷却する効果があるもの(揮発、蒸発成分により冷却)や、逆に肌を温める効果のあるものや、マイナスイオンの発生に効果的なトルマリンなどイオン化鉱石成分を含ませてイオン性を付加したもの(電子を発生させるような美顔器など)により、マイナスイオン効果を特化したものがあった。
また、化粧水を顧客の肌に浸透させる手段として、コットンあるいはスポンジ等の吸収体があり、この吸収体自体にトルマリン鉱石成分を含ませたり、合成繊維として繊維に練り込み付加した用具があり、これらの化粧水、用具を用いてパッティングやペーパーマスク(化粧水など含浸させたペーパーマスク)を肌に貼るなどを行うことにより、マイナスイオン効果を持たせることがあった。
さらに、これらの用具の他に、マイナスイオン効果のために化粧水を霧状にして、肌に直接吹き付けるスプレータイプ等も市販されている。
また、従来の化粧水等を含ませる手段として、皮膚への美容効果及びパッティング効果を高めることのできる、パッティングを利用した化粧水に適合する化粧綿が存在する(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第3086122号公報
しかしながら、上記マイナスイオン効果のある成分、例えば、トルマリン鉱石などの原料は高価であり、コットンやスポンジ等の用具に用いると、製造コストがかかってしまうという問題点があった。
更に、このような用具にトルマリン鉱石などを合成原料として製造している場合、トルマリン鉱石を含んでいることのみを強調し、混合の割合などに曖昧な点が多く、身体に好影響を与えることができる程度のマイナスイオンが発生しているのか明確ではない。また、このような用具では、仕上げ段階で鉱石原料を付加、あるいは練り込みを行ったということで、マイナスイオンの特性の説明や理論を省略して漠然と「マイナスイオン成分含有」ということだけを特化しているものがほとんどであり、美容効果としての具体的な使用方法、例えば、化粧品を用具に含ませて使用する際の有効な使用方法については具体化されていないという問題点があった。
更に、これらの鉱石成分や化粧水を霧状にして直接吹き付けることによりマイナスイオン効果を得ることができる商品は、鉱石自体が高価であり、また、スプレー、エアゾール、充填ガスを用いた構造により製造コストがかかり、商品価格が高額になってしまい、顧客に対して最適なマイナスイオン量を提供していないため、逆に顧客は商品に効果実感がなく不満に感じてしまうことがあり、顧客にとっては購入意欲が減退してしまうという問題点があった。
また、顧客は肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助するなど、マイナスイオンが心身の恒常性から肌に好影響を与えることを認識していたとしても、購入した化粧水を使用して、マイナスイオンを効果的に発生させる使用方法(例えば、化粧水の使用量やコットンによるパッティング回数、化粧水のタイプとコットンのタイプの組合わせ等)について具体的に認識しておらず、情報提供もされていない場合がほとんどであり、化粧水を有効に使用できていないという問題点があった。
そこで、本発明の課題は、製造コストをかけることなく、化粧水を使用して顧客の心身の状態に応じた適量のマイナスイオンを発生させ、顧客の肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助することができる美容術アドバイス方法を提供することである。
また、本発明の課題は、化粧水を含ませたコットンを肌へパッティングすることによって発生するマイナスイオンを測定し、商品開発のための商品評価を行うことができるイオン測定装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、顧客の少なくとも肌情報を含む顧客情報を収集する第1のステップと、該第1のステップで得られた顧客情報に基づき、当該顧客が必要とする必要マイナスイオン量を求める第2のステップと、化粧水を用いた各種マイナスイオン発生手段から、前記第2のステップで得られた必要マイナスイオン量を発生させるのに適したマイナスイオン発生手段を選定する第3のステップとを有することを特徴とするものである。
また、上記の課題を解決するため、本発明は、請求項2に記載されるように、上記顧客情報は、上記肌情報に加え、顧客の情動情報を含むことを特徴とするものである。
また、上記の課題を解決するため、本発明は、請求項3に記載されるように、上記顧客情報を点数評価した値と、必要マイナスイオン量とをパラメータとする二元マップを予め求めておき、上記第2のステップで必要マイナスイオン量を求める際、該二元マップに基づき上記顧客情報に適合した必要マイナスイオン量を求めることを特徴とするものである。
また、上記の課題を解決するため、本発明は、請求項4に記載されるように、上記第3のステップは、上記マイナスイオン発生手段として化粧水の種類、コットン又はスポンジなどの種類、及びパッティング方法のそれぞれを選定することを特徴とするものである。
また、上記の課題を解決するため、本発明は、請求項5に記載されるように、上記第3のステップは、上記パッティングを1分間当たり30回以上行うことを特徴とするものである。
また、上記の課題を解決するため、本発明は、請求項6に記載されるように、化粧水を含ませたコットンを肌へパッティングすることによって発生するイオンを隔離させる箱体と、上記箱体内の上記イオンを測定する測定手段とを有することを特徴とするものである。
請求項1記載の発明によれば、顧客の少なくとも肌情報を含む顧客情報を収集し、収集した顧客情報に基づき、顧客が必要とする必要マイナスイオン量を求め、求められた必要マイナスイオン量を発生させるのに適したマイナスイオン発生手段を選定することにより、製造コストをかけることなく、化粧水を使用して顧客の心身の状態に応じた適量のマイナスイオンを発生させ、顧客の肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助することができる。
請求項2記載の発明によれば、顧客の肌状態に加えて、顧客の情動に応じた適量のマイナスイオンを発生させ、顧客の肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助することができる。
請求項3記載の発明によれば、顧客情報を点数評価した値と、必要マイナスイオン量とをパラメータとする二元マップを予め求めておき、第2のステップで必要マイナスイオン量を求める際、二元マップに基づき顧客情報に適合した必要マイナスイオン量を求めることにより、化粧水を使用して顧客の心身の状態に応じた適量のマイナスイオンを発生させ、顧客の肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助することができる。
請求項4記載の発明によれば、マイナスイオン発生手段として化粧水の種類、コットン又はスポンジの種類、及びパッティング方法のそれぞれを選定することにより、顧客の心身の状態に応じた適量のマイナスイオンを発生させ、顧客の肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助することができる。
請求項5記載の発明によれば、第3のステップはパッティングを1分間当たり30回以上行うことにより、適量のマイナスイオンを発生させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、化粧水を含ませたコットンを肌へパッティングすることによって発生するイオンを隔離させる箱体と、箱体内のイオンを測定する測定手段とを有することにより、さまざまな条件でのイオン発生量を測定することができ、商品開発のための商品評価を行うことができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記美容術アドバイス方法を判定するためのシステム、及び美容術アドバイス方法をコンピュータに行なわせるためのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体とすることもできる。
上述の如く本発明によれば、顧客の少なくとも肌情報を含む顧客情報を収集し、収集した顧客情報に基づき、顧客が必要とする必要マイナスイオン量を求め、求められた必要マイナスイオン量を発生させるのに適したマイナスイオン発生手段を選定することにより、製造コストをかけることなく、化粧水を使用して顧客の心身の状態に応じた適量のマイナスイオンを発生させ、顧客の肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明するが、本発明がこれらの実施の形態に限定を受けないことは言うまでもない。
先ず、本発明の美容術アドバイス方法の概略について説明する。図1は、本発明の一実施例に係る美容術アドバイス方法の判定処理のフローチャートを示す図である。図1に示す本発明の美容術アドバイス方法の判定処理は、例えば、化粧水を販売する店舗などで、販売員が顧客にアドバイスするための、顧客に応じた化粧水の使用方法が判定される手順を示している。先ず、ステップS10の処理で、販売員は化粧水の購入や美容に関するカウンセリング等を希望する顧客の情動や肌状態を、それぞれ判定シートを用いて判定する(顧客情報判定処理)。この判定シートについては、図8、9で詳細に説明する。
次に、ステップS11の処理で、判定された顧客の情動、肌情報に関する情報(顧客情報)及びマイナスイオン発生量に関する設定情報から、その顧客に最適な必要マイナスイオン量を設定する(必要マイナスイオン量設定処理)。この設定情報については、図10で詳細に説明する。
次に、ステップS12の処理で、設定された顧客の必要マイナスイオン量に応じて化粧水、用具、パッティング方法(ここではパッティング回数)、即ち、美容術アドバイス方法を判定する(美容術アドバイス方法判定処理)。この美容術アドバイス方法の判定例については、図11で詳細に説明する。
店舗の販売員は、上記処理において判定された美容術アドバイス方法(化粧水、用具、パッティング方法)を顧客にアドバイスする。顧客は、日々のスキンケアにおいてアドバイスに基づいた美容術アドバイス方法を用いることにより、肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助するなど、マイナスイオンによる効果を得ることができる。
このように、顧客の情動、肌情報を示す顧客情報から必要マイナスイオン量を設定し、設定されたマイナスイオン量からその顧客に最適な必要マイナスイオン量を発生させることができる美容術アドバイス方法を判定してアドバイスすることにより、製造コストをかけることなく、化粧水を使用して顧客の心身の状態に応じた適量のマイナスイオンを発生させ、顧客の肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助することができる。
尚、美容術アドバイス方法の判定において上記化粧水、用具、パッティング方法に限定されることなく、肌へのパッティングの位置や、パッティングのスピード、パッティングを行うときの環境(温度や湿度)などに応じてその他の要件を含めて判定するようにしてもよい。
次に、様々な条件でのマイナスイオン発生量を測定するマイナスイオン測定装置について説明する。図2は、美容術アドバイス方法において使用されるマイナスイオン測定装置における構成図である。図2(A)において、マイナスイオン測定装置100は、帯電防止加工クリアボックス101と、腕挿入口102と、銅メッシュフィルター103と、換気用吸気ファン104と、換気口105と、測定器110と、吸入管111と、吸気口112とで構成される。銅メッシュフィルター103、換気用吸気ファン104、換気口105、測定器110はアースへ接続されている。このマイナスイオン測定装置100は、帯電防止加工クリアボックス101を用いることにより、発生するマイナスイオンを隔離させることができ、正確なマイナスイオンの測定結果を得ることができる。
図2(B)は、マイナスイオンの測定時の空気の流れを示している。測定器110は、検知部113と、排気ファン115とを有する。マイナスイオン測定装置100の腕挿入口102に、被験者の両腕を挿入し、化粧水を含ませたコットンをパッティング部位120へパッティングすることによってマイナスイオン(−)を発生させる。同時に、プラスイオン(+)も発生する。マイナスイオンを含むパッティング部位120付近の空気は、銅メッシュフィルター103と、換気用吸気ファン104から取り込まれる空気の流れに沿って、吸気口112から吸入管11を介して測定器110へ吸入される。測定器110の検知部113は、吸入された空気中のマイナスイオンとプラスイオンを測定し、測定後の空気は排気ファン115から排気される。
このように、マイナスイオン測定装置100を用いることにより、化粧水の使用量や、コットンなどの用具、パッティング方法(回数)を変えて様々な条件でマイナスイオンの発生量を測定することができる。
次に、マイナスイオン測定装置100によって測定された、化粧水の使用量に応じたマイナスイオン発生量について説明する。図3は、化粧水の使用量に対するマイナスイオン発生量を示す図である。図3において、化粧水1、コットンA、パッティング回数180回/分を条件として、化粧水Aの使用量を変えて、マイナスイオン測定装置100によるマイナスイオン発生量の測定結果を示している。マイナスイオン発生量の単位は空気1cc当たりの個数であり、使用量はmlとする。
また、コットンの特性として吸収性、放出性に優れており、含ませた化粧水をパッティングする度にパッティングの叩く力、パッティングスピードに比例して適量を肌に浸透させることができ、打ちつけられた際に発生するしぶきも安定して発生することにより、最適なマイナスイオンを発生させることができるためコットンを用いるものとする。
測定量を比較すると、使用量2.5mlでは、使用量1.0mlの約3倍のマイナスイオンが発生している。この測定結果によると、使用量1.5mlと、使用量2.0mlのときのマイナスイオン発生量の差が大きいため、使用量2.0ml以上の化粧水を使用してパッティングを行うことがマイナスイオンを発生させるのに最適である。従って、本発明の美容術アドバイス方法において、化粧水の使用量を2.0ml以上とすることにより、化粧水使用時に最適なマイナスイオンを発生させることができる。
尚、コットン又はスポンジなどとは、化粧水などを含浸し、美容術上でパッティング時放出するもの(吸収体の用具)を示している。コットン又はスポンジは、クッション性(空気中で膨らむ状態や水分を含浸すると軟化する状態)を持つ。その体積としてクッション性を除いた(計測時高さ面を均一に潰した状態で約1平方センチメートルの)約体積0.1立方センチメートルに、化粧水含浸時の条件として自然な状態(膨らんだ状態)で化粧水の最適量を測量した場合を以下に示す。
コットン(0.1立方センチメートル(1cm×1cm×0.1cm)に対して)を用いて測量した場合、最小量については化粧水の量0.02ml以上、適量については0.125ml以上0.2ml以内、最大量については0.267ml程度となる。
これらの測定値は、化粧水のタイプによって若干のズレを生じてしまう(例えば、(1)表面張力が小さい化粧水系や温泉水(淡水)の場合、最大量が0.1立方センチメートル(1cm×1cm×0.1cm)に対して0.187ml、(2)表面張力が大きい化粧水系などの場合、最大量が0.1立方センチメートル(1cm×1cm×0.1cm)に対して0.267ml)。吸水体であるパッティング用具(コットンやスポンジなど)のタイプでも同じことが考えられる。
次に、マイナスイオン測定装置100によって測定された、化粧水のパッティング回数に応じたマイナスイオン発生量について説明する。図4は、パッティング回数に対するマイナスイオン発生量を示す図である。図4において、化粧水1の量2.0ml、コットンA、パッティング時間60秒を条件として、パッティングの回数(パッティングスピード)を変えて、マイナスイオン測定装置100によるマイナスイオン発生量の測定結果を示している。また、マイナスイオンの発生に効果的な時間は50〜60秒間であり、即ち、パッティング中にコットンが乾かずマイナスイオンの発生が鈍る直前までの時間が最適であるため、ここでは、60秒間のパッティング回数を測定するものとする。
測定量を比較すると、パッティングにより発生するマイナスイオンは、パッティング回数に比例して回数が多くなるほど、マイナスイオンの発生量が多くなる。しかしながら、パッティング回数が早くなりすぎる、例えば、1分当たり240回以上などでは、人の手では回数を維持しにくく、手のストロークがなくなることにより、肌への当たり方が減少することから、結果的にマイナスイオンの発生が鈍くなる。また、早すぎるスピードのパッティング行為は、スピードを維持するために生理的なストレスを感じたり、気分的にイライラした調子になるため、リラクゼーションに欠け、心身的にも美容的効果からもマイナスと考えられる。従って、パッティング回数が30回以上、240回以下の範囲で最適なマイナスイオンが発生されるものと判断される。
このように、本発明の美容術アドバイス方法において、パッティング回数を1分当たり最低30回以上(240回のスピード以下)とし、また、顧客情報に応じたパッティング回数を判定することにより、顧客は化粧水使用時、自分の情動や肌状態に対応し、最適なマイナスイオン量を発生させることができる。店頭販売員などは顧客にアドバイス情報を提供することができる。
次に、マイナスイオン測定装置100によって測定された、化粧水の種類に応じたマイナスイオン発生量について説明する。図5は、化粧水に対するマイナスイオン発生量を示す図である。図5において、コットンA、パッティング回数180回/分(のスピード)を条件として、化粧水1〜4、イオン交換水を変えて、マイナスイオン測定装置100によるマイナスイオン発生量の測定結果を示している。
測定量を比較すると、化粧水1、化粧水2、イオン交換水、化粧水3、化粧水4の順でマイナスイオンの発生量が少なくなっている。この測定結果により、顧客の嗜好や、顧客の情動、肌状態に応じた化粧水を使用することで、顧客にあったマイナスイオンを発生させるのに最適である。従って、本発明の美容術アドバイス方法において、顧客情報に応じた化粧水を判定することにより、化粧水使用時に最適なマイナスイオンを発生させることができる。
次に、マイナスイオン測定装置100によって測定された、化粧水を用いる用具に応じたマイナスイオン発生量について説明する。図6は、化粧水を用いる用具に対するマイナスイオン発生量を示す図である。図6において、コットンA、コットンB、スポンジ、エアゾルA、エアゾルB、エアゾルC、ミストA、ミストBのそれぞれを用いて化粧水を肌に浸透させるときの、マイナスイオン測定装置100によるマイナスイオン発生量の測定結果を示している。また、コットンA、コットンB、スポンジ、エアゾルA、エアゾルB、エアゾルC、ミストA、ミストBの全ての用具で化粧水1を使用し、コットンA、コットンB、スポンジに対しては、パッティング回数180回/分を条件として測定を行うものとする。
測定量を比較すると、エアゾルA,エアゾルB、エアゾルC、ミストA、ミストBで多くのマイナスイオンが発生している。しかしながら、これらの用具を用いるとコストがかかってしまうため、コットンA、コットンB、スポンジから選択する必要がある。このため、コットンを使用してパッティングを行うことがマイナスイオンを発生させるのに最適である。従って、本発明の美容術アドバイス方法において、顧客に応じた用具を判定することにより、化粧水使用時に最適なマイナスイオンを発生させることができる。
次に、上記図5、6に基づいて生成された、化粧水と用具のマイナスイオンとプラスイオン発生量の対比(マイナスイオン発生量情報)について説明する。図7は、マイナスイオン発生量情報を示す図である。図7に示すマイナスイオン発生量情報は、縦軸(Y)にマイナスイオン発生量、横軸(X)にプラスイオン発生量として、化粧水(化粧水1〜4)と用具(コットンA、B、スポンジ、エアゾルA〜C、ミストA、B)のそれぞれのイオン発生量について示している。マイナスイオン発生量情報に示す領域(a)180、領域(b)181、領域(c)182は、最適なマイナスイオン発生量の領域であることを示している。
領域(a)180は、療法的含有量のマイナスイオン濃度を示しており、温泉付近と同様のマイナスイオン効果が得られる。例えば、この領域180のマイナスイオン濃度では、老化肌、血行不良の肌、肌荒れなどに効果がある。この領域(a)180には、用具のエアゾルAがマッピングされている。
領域(b)181は、理想的含有量のマイナスイオン濃度を示しており、滝付近と同様のマイナスイオン効果が得られる。例えば、この領域181のマイナスイオン濃度では、初期老化肌、乾燥肌、バランスを崩しやすい肌などに効果がある。この領域(b)181には、用具のミストA、コットンA、化粧水1、化粧水2がマッピングされている。
領域(c)182は、必要バランス量のマイナスイオン濃度を示しており、高原付近と同様のマイナスイオン効果が得られる。例えば、この領域182のマイナスイオン濃度では、今の良い状態を維持したい肌などに効果がある。この領域(c)182には、用具のエアゾルB、ミストB、コットンB、化粧水3、イオン交換水がマッピングされている。
また、領域183は、医療目的で使用される高濃度のマイナスイオンを示しており、この領域183のマイナスイオン濃度では、逆に心身及び肌の刺激となってしまう。一方、領域184は、医療目的で使用される高濃度のプラスイオンを示しており、領域183と同様に肌に刺激となる場合がある。尚、空気イオン(マイナス、プラスイオン双方ともに)の場合、心身と肌に刺激となる濃度には個人差がある。また、最も生体に悪い刺激は、空気イオンの存在しない場合である。
領域185は、理想的ではない含有量のマイナスイオン濃度を示しており、都心部の生活環境と同様の状態であるといえる。この領域185には、用具のエアゾルC、スポンジ、化粧水4とがマッピングされている。
また、マイナスイオンの必要量は、空気1cc当たり、プラスイオン400個に対しマイナスイオン600個であり、理想的含有量は、プラスイオン1500〜3000個に対しマイナスイオン3000〜5000個である。本発明の美容術アドバイス方法におけるパッティング方法では、上記必要量から理想的なマイナスイオン含有量が得られるものとする。
マイナスイオン、プラスイオンのバランス量、又は比率を表現するには、1≦b/a<3.3b/a の計算式で求められる(但し、a≦bの時)。この計算式では、医療目的で使用される領域183、184を除くことができる。この計算式で求められる値により、上記マイナスイオン発生量情報にマッピングされている化粧水、用具を判定することができる。
尚、上記マイナスイオン発生量情報は、2次元で示しているが、更に、生活環境(使用する場所の湿度や温度(地域))などを軸とした3次元で示すことも可能である。
次に、顧客情報を判定する方法について説明する。図8は、顧客の情動を判定する判定シートを示す図である。図8において、顧客の情動を数値化し、情動の度合いを判定するための判定シートを示している。この判定シートは各店舗に設けられ、販売員の指導で顧客の過去1週間の気分を、判定シートを用いて自己申告で評点を行う。また、判定シートの各項目は、5段階評点法(0=まったくなかった、1=少しあった、2=まぁまぁあった、3=かなりあった、4=非常に多くあった)により評点され、総得点を算出されるものとする。
図8(A)に示す判定シート170には、「イライラ(怒り、敵意)感」を判定するための12項目が示されている。図8(B)に示す判定シート171には、「疲労感」を判定するための7項目が示されている。図8(C)に示す判定シート172には、「緊張(不安)感」を判定するための9項目が示されている。顧客によって判定シート170〜172の各項目が0〜4点のいずれかで評点され、判定シート170〜172毎に総得点が算出される。この場合、総得点が高いほどイライラ感や疲労感、緊張感が高くなる。
図9は、顧客の肌状態を判定する判定シートを示す図である。図9において、顧客の現在の肌状態を数値化し、肌状態の度合いを判定するための判定シートを示している。また、上記と同様に判定シートの各項目に対して、5段階評点法により評点し、総得点を算出するものとする。図9に示す判定シート180には、「現在のお顔の肌状態」を判定するための15項目が示されている。顧客によって判定シート180の各項目が0〜4点のいずれかで評点され、判定シート180の総得点が算出される。
これらの判定シート170、171、180の総得点、又は各判定シートの総得点から、設定情報(図10に示す)を参照して必要マイナスイオン量を設定し、美容術アドバイス方法を判定することにより、化粧水を使用して顧客の心身の状態に応じた適量のマイナスイオンを発生させる美容術アドバイス情報を提供し、顧客の肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助することができる。
次に、判定シートで算出された総得点から必要マイナスイオン量を設定するための設定情報について説明する。図10は、顧客情報に応じた必要マイナスイオン量を設定する設定情報を示す図である。図10に示す設定情報テーブル50には、判定シート170の「イライラ感」、判定シート171の「疲労感」、判定シート172の「緊張感」、判定シート180の「肌状態」、各判定シートにおける「総合」の各項目の総得点(例)に対する必要マイナスイオン量が設定されている。必要マイナスイオン量は、図7に示す領域(a)180、領域(b)181、領域(c)182に対応している。例えば、「イライラ感」の総得点が10点以下の場合、必要マイナスイオン量は「お好みによって領域a、b、c又は必要なし」と設定され、その領域a、b、cの範囲内から化粧品、用具のいずれかを使用好適品として判定する。
このように、設定情報から必要マイナスイオン量を設定し、図7に示すマイナスイオン発生量情報上の化粧品、用具を判定することにより、化粧水を使用して顧客の心身の状態に応じた適量のマイナスイオンを発生させ、商品紹介、美容術のアドバイスを行うことができる。
次に、必要マイナスイオン量から判定される化粧水、用具、パッティング方法の例を説明する。図11は、必要マイナスイオン量から判定される美容術アドバイス方法の例を示す図である。図11に示すテーブル51には、必要マイナスイオン量(領域)に対して適応する美容術アドバイス方法である、化粧水、用具、パッティング方法の組合わせを示している。また、それぞれの必要マイナスイオン量に対して、複数の組み合わせが考えられる。例えば、テーブル51には、必要マイナスイオン量が領域cの場合、化粧水「化粧水3」、用具「スポンジ」、パッティング方法「最低100回以上」の組合わせと、化粧水「化粧水4」、用具「コットンA」、パッティング方法「最低30回以上」の組合わせと、化粧水「化粧水1」、用具とパッティング方法は自由という組合わせとが格納されている。
尚、テーブル51に示す美容術アドバイス方法だけでなく、必要マイナスイオン量の領域内のマイナスイオン発生量が確保できる組合わせであれば、化粧水、用具、パッティング方法を任意に選択することができる。
このように、設定された必要マイナスイオン量から、美容術アドバイス方法である化粧品、用具を判定することにより、化粧水を使用して顧客の心身の状態に応じた適量のマイナスイオンを発生させることができる。
次に、美容術アドバイス方法をシステムに適応させた場合のシステム構成例について説明する。図12は、本発明の一実施例に係る美容術アドバイス方法判定装置におけるシステム構成図である。図12において、美容術アドバイス方法を判定する美容術アドバイス方法判定装置10と、美容術アドバイス方法判定装置10に接続され、マイナスイオンの発生量を測定するマイナスイオン測定装置100と、化粧水の使用方法のアドバイスを行う複数の店舗にそれぞれ設けられたPC等の店舗側端末20とで構成されている。また、美容術アドバイス方法判定装置10は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク1を介して店舗側端末20に接続されている。
図12において、美容術アドバイス方法判定装置10はサーバーコンピュータ(又はPC)であって、CPU(中央処理装置)によって各構成が制御される。CPUは、メモリユニットに格納されたプログラムに従って美容術アドバイス方法を判定する処理を行う。このプログラムは、本発明の美容術アドバイス方法に関する処理を実現するため、例えば、補助記憶装置等に記録されている。そして、美容術アドバイス方法に関する処理が起動されると、補助記憶装置に格納された当該プログラムに従って、CPUがその処理を開始する。尚、上記プログラムは、CD−ROMなどプログラムが格納可能であり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体からインストールし、補助記録媒体に記録するようにしてもよい。
この美容術アドバイス方法判定装置10は、主に、判定された複数の顧客情報を各店舗側端末20から取得する顧客情報取得処理部11と、顧客情報及びマイナスイオン発生量情報に基づいて美容術アドバイス方法を判定する美容術アドバイス方法判定処理部12と、顧客情報及びマイナスイオン発生量情報として設定する必要マイナスイオン量設定処理部13と、店舗側端末20との通信を制御する通信制御処理部14と、プリンター等で構成され、例えば、マイナスイオン発生量情報を紙媒体に出力する出力処理部15と、取得した顧客情報が格納された顧客情報データベース(DB)17と、マイナスイオン測定装置100から供給されたマイナスイオン発生量情報と、顧客情報に応じた必要マイナスイオン量を設定するための設定情報とが格納されたマイナスイオン発生量DB18とで構成されている。
以下に、上記美容術アドバイス方法判定装置10を用いた美容術アドバイス方法の判定処理の流れについて説明する。本発明の美容術アドバイス方法を判定する際に、予め、美容術アドバイス方法判定装置10には、マイナスイオン測定装置100の測定器110から図3〜6に示すマイナスイオン発生量の測定データが供給され、それらの測定データに基づいて、顧客情報に応じた必要マイナスイオン量を設定するための設定情報が生成されてマイナスイオン発生量DB18に格納される。
先ず、店舗の販売員は図8、9に示す判定シート25から判定された顧客情報を美容術アドバイス方法判定装置10に提供する。美容術アドバイス方法判定装置10では、通信制御処理部14の制御を介して、顧客情報取得処理部11により取得した顧客情報を顧客情報DB17に格納すると共に、必要マイナスイオン量設定処理部13に提供する。必要マイナスイオン量設定処理部13は、顧客情報と、マイナスイオン発生量DB18に格納された設定情報とに基づいて、必要マイナスイオン量を設定する。美容術アドバイス方法判定処理部12は、設定された必要マイナスイオン量に基づいて顧客に応じた美容術アドバイス方法を判定する。また、美容術アドバイス方法判定処理部12は、通信制御処理部14の制御を介して、美容術アドバイス方法を店舗側端末20へ提供する。
このように、美容術アドバイス方法判定装置10は、顧客の情動、肌情報を示す顧客情報から必要マイナスイオン量を設定し、設定されたマイナスイオン量からその顧客に最適なマイナスイオン量を発生させることができる美容術アドバイス方法を判定して店舗側端末20へ提供することにより、顧客へ心身と肌の状態に応じた適量のマイナスイオンを発生させて肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助することができる美容術アドバイス方法を提供することができる。
尚、出力処理部15により出力されたマイナスイオン発生量情報を、各店舗に配布し、販売員によって美容術アドバイス方法を判定するようにしてもよい。また、顧客情報DB17、マイナスイオン発生量DB18に格納された情報に基づいて、顧客の肌や情動の変化、要望、嗜好を踏まえ、図7に示すマイナスイオン発生量情報に現在商品配置がない部分の化粧水及び用具等の商品開発などを行い、本願発明で取得した顧客情報や測定によって得られたマイナスイオン発生量情報を有効に使用することができる。
尚、出力処理部15は、マイナスイオン発生量情報だけでなく、判定された美容術アドバイス方法など、顧客へのアドバイスで利用される情報を出力するようにしてもよい。また、紙媒体だけでなく、店舗側端末20のディスプレイへの画面表示など、その他の出力手段によって出力させることも可能である。ここまでの説明の中の店舗側端末20は、メーカーとダイレクト通信のできる顧客個人の通信手段であってもよい。
従って、本発明の美容術アドバイス方法において、顧客の情動、肌情報を示す顧客情報から必要マイナスイオン量を設定し、設定されたマイナスイオン量からその顧客に最適なマイナスイオン量を発生させることができる美容術アドバイス方法を判定してアドバイスすることにより、製造コストをかけることなく、化粧水を使用して顧客の心身の状態に応じた適量のマイナスイオンを発生させ、顧客の肌と心身の恒常性を保ち、かつ化粧水の浸透感を補助する美容術アドバイス情報の提供と化粧品や用具などの商品開発を行うことができる。
1 ネットワーク
10 美容術アドバイス方法判定装置
11 顧客情報取得処理部
12 美容術アドバイス方法判定処理部
13 必要マイナスイオン量設定処理部
14 通信制御処理部
15 出力処理部
17 顧客情報DB
18 マイナスイオン発生量DB
20 店舗側端末
100 マイナスイオン測定装置
101 帯電防止加工クリアボックス
102 腕挿入口
103 銅メッシュフィルター
104 換気用吸気ファン
105 換気口
110 測定器
111 吸入管
112 吸気口
113 検知部
115 排気ファン
10 美容術アドバイス方法判定装置
11 顧客情報取得処理部
12 美容術アドバイス方法判定処理部
13 必要マイナスイオン量設定処理部
14 通信制御処理部
15 出力処理部
17 顧客情報DB
18 マイナスイオン発生量DB
20 店舗側端末
100 マイナスイオン測定装置
101 帯電防止加工クリアボックス
102 腕挿入口
103 銅メッシュフィルター
104 換気用吸気ファン
105 換気口
110 測定器
111 吸入管
112 吸気口
113 検知部
115 排気ファン
Claims (6)
- 顧客の少なくとも肌情報を含む顧客情報を収集する第1のステップと、
該第1のステップで得られた顧客情報に基づき、当該顧客が必要とする必要マイナスイオン量を求める第2のステップと、
化粧水を用いた各種マイナスイオン発生手段から、前記第2のステップで得られた必要マイナスイオン量を発生させるのに適したマイナスイオン発生手段を選定する第3のステップと
を有することを特徴とする美容術アドバイス方法。 - 上記顧客情報は、上記肌情報に加え、顧客の情動情報を含むことを特徴とする請求項1記載の美容術アドバイス方法。
- 上記顧客情報を点数評価した値と、必要マイナスイオン量とをパラメータとする二元マップを予め求めておき、上記第2のステップで必要マイナスイオン量を求める際、該二元マップに基づき上記顧客情報に適合した必要マイナスイオン量を求めることを特徴とする請求項1又は2記載の美容術アドバイス方法。
- 上記第3のステップは、上記マイナスイオン発生手段として化粧水の種類、コットン又はスポンジなどの種類、及びパッティング方法のそれぞれを選定することを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の美容術アドバイス方法。
- 上記第3のステップは、上記パッティングを1分間当たり30回以上行うことを特徴とする請求項4記載の美容術アドバイス方法。
- 化粧水を含ませたコットンを肌へパッティングすることによって発生するイオンを隔離させる箱体と、
上記箱体内の上記イオンを測定する測定手段とを有することを特徴とするイオン測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004035037A JP2005224352A (ja) | 2004-02-12 | 2004-02-12 | 美容術アドバイス方法およびイオン測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004035037A JP2005224352A (ja) | 2004-02-12 | 2004-02-12 | 美容術アドバイス方法およびイオン測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005224352A true JP2005224352A (ja) | 2005-08-25 |
Family
ID=34999520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004035037A Pending JP2005224352A (ja) | 2004-02-12 | 2004-02-12 | 美容術アドバイス方法およびイオン測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005224352A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011098187A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-05-19 | Sharp Corp | 肌表面の水分量を増加させると共に真皮の水分保持機能を向上させる方法および美容器具 |
WO2011087056A1 (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-21 | シャープ株式会社 | 肌表面の水分量を増加させると共に真皮の水分保持機能を向上させる方法および美容器具 |
WO2018012222A1 (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 株式会社資生堂 | アドバイス情報提供システム及びアドバイス情報提供プログラムを記録した記録媒体 |
-
2004
- 2004-02-12 JP JP2004035037A patent/JP2005224352A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011098187A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-05-19 | Sharp Corp | 肌表面の水分量を増加させると共に真皮の水分保持機能を向上させる方法および美容器具 |
JP2011200722A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-10-13 | Sharp Corp | 肌表面の水分量を増加させると共に真皮の水分保持機能を向上させる美容器具 |
WO2011087056A1 (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-21 | シャープ株式会社 | 肌表面の水分量を増加させると共に真皮の水分保持機能を向上させる方法および美容器具 |
CN102711910A (zh) * | 2010-01-18 | 2012-10-03 | 夏普株式会社 | 使皮肤表面的水分含量增加并使真皮的水分保持功能提高的方法和美容器具 |
EP2527002A1 (en) * | 2010-01-18 | 2012-11-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method for increasing moisture content of skin surface and improving moisture-retaining function of dermis and beauty device therefor |
AU2011206094B2 (en) * | 2010-01-18 | 2013-12-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method for increasing moisture content of skin surface and improving moisture-retaining function of dermis and beauty apparatus therefor |
EP2527002A4 (en) * | 2010-01-18 | 2014-01-15 | Sharp Kk | METHOD OF INCREASING SKIN SURFACE MOISTURE CONTENT AND IMPROVING DERMAL MOISTURE RETENTION FUNCTION, AND BEAUTY PRODUCT DEVICE THEREOF |
RU2515485C1 (ru) * | 2010-01-18 | 2014-05-10 | Шарп Кабусики Кайся | Способ увеличения увлажненности поверхности кожи и улучшения влагоудерживающей функции дермы и косметическое устройство для этого |
AU2011206094C1 (en) * | 2010-01-18 | 2015-03-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method for increasing moisture content of skin surface and improving moisture-retaining function of dermis and beauty apparatus therefor |
WO2018012222A1 (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 株式会社資生堂 | アドバイス情報提供システム及びアドバイス情報提供プログラムを記録した記録媒体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5988990B2 (ja) | マスク又はパッチの形で化粧品有効成分の標的化及び個別送達を提供する自動又は手動評価のための方法及びシステム | |
US20070213606A1 (en) | Method and device for indicating moisture content of skin | |
EP1919356B1 (en) | Methods for measuring moisture content of skin | |
JP2009506418A (ja) | 皮膚湿分含量を小売店において測定する方法 | |
Egawa et al. | Changes in the depth profile of water in the stratum corneum treated with water | |
CN1723837A (zh) | 个性化立体美容的方法和装置 | |
Marwah et al. | Microblading and the science behind it | |
KR20070006288A (ko) | 카운슬링이 제공되는 맞춤 화장품 판매 시스템 및 그것의운용방법 | |
Frosch et al. | Noninvasive methods for the quantification of skin functions: An update on methodology and clinical applications | |
JP6686223B1 (ja) | 肌状態評価方法 | |
JP2005224352A (ja) | 美容術アドバイス方法およびイオン測定装置 | |
JP2018040597A (ja) | 化粧料の価値評価法 | |
Chao | Skincare for your soul: Achieving outer beauty and inner peace with korean skincare | |
JP2017527580A (ja) | 老化防止スキンケア組成物及びレジメン | |
CN107875089A (zh) | 一种含有铁皮石斛的护肤品及其制备方法和应用 | |
JP7477375B2 (ja) | シート化粧料の評価方法 | |
JP2019028691A (ja) | 肌状態のケアに関する情報出力システム、情報出力プログラム及び情報出力方法 | |
Sab et al. | The Impact of Product Quality, Brand Image and Price on Customer Satisfaction of Ootd Service District Sempu Banyuwangi | |
JP4922049B2 (ja) | 皮膚外用剤の清涼感の評価方法 | |
Junaid et al. | A comparative analysis of male and female consumer behaviour factors for their cosmeceutical products types | |
JP2000354517A (ja) | 顔画像の作成方法 | |
WO2022080285A1 (ja) | 触感分類方法 | |
Chu et al. | Research on the Skin Concerns of Consumers with Sensitive Skin and Their Attitude and Behavior Toward Derma Products | |
Hickey et al. | Claim Support: How to Create and Substantiate Claims | |
JP2005172654A (ja) | 肌状態の分析結果の表示方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060703 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090908 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100112 |