JP2005224231A - チューブフライのボディとその製作方法 - Google Patents

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JP2005224231A JP2004071704A JP2004071704A JP2005224231A JP 2005224231 A JP2005224231 A JP 2005224231A JP 2004071704 A JP2004071704 A JP 2004071704A JP 2004071704 A JP2004071704 A JP 2004071704A JP 2005224231 A JP2005224231 A JP 2005224231A
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tube fly
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Taiichiro Morishita
泰一郎 森下
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Abstract

【課題】 ボディ部分の着脱・交換が可能な構造を特徴とし、ボディ部分が分割されている構造を有することでボディの組み合わせによって、ヘッドとテールの重心バランス調整が可能で、かつ、ヘッドボディ1に装飾されたウィング9に対して分割されたテールボディ2の回転規制が可能なチューブフライのボディと、その製作方法を提供すること。
【解決手段】 ヘッドボディ1とテールボディ2、及びジョイント3に釣り糸4を通して、釣り針となるフック5に釣り糸4を結んで使用する。ヘッドボディ1にはヘッド側アウターチューブ1bとヘッド側インナーチューブ1a、テールボディ2にはテール側アウターチューブ2bとテール側インナーチューブ2aがそれぞれに組み合わせされている構造である。インナーチューブ1a、2aには、インナージョイント8の接続構造によって回転規制が施されている。
【選択図】図5

Description

発明の詳細な説明
本発明は、チューブフライのボディ構造・製作に関する。
捕獲する魚の種類や釣り場の状況に適したパターンを現場で組み立てられるようにしたチューブフライ、並びにそのボディが提供されていることは市場商品などによって知られている。(例えば、特許文献1)
特開2003−299425
今までのチューブフライはインナーに重りを入れ込むことやボディ素材を比重の異なる材料で作る方法であったため、ヘッド部とテール部の重心バランスが調節できず、フックの重さでテールボディ側が沈みやすいなどの問題があり安定した泳ぎが期待出来ないものであった。
また、従来の構造では小構成部品も多く、現場での分解・組み立てに不向きであった。
製作については、従来の構造では本発明のものよりも素材種類が多く必要で、部品の加工も複雑であった。
チューブフライのウィングに対して分割されたボディの回転規制が出来ないため、回転規制の必要なボディパターンが使えないなどの問題があった。
従来のチューブフライ場合は釣果を向上させるには釣り場の状況や変化(水深、水温、流速、止水、水位・潮位の増減、天候、季節、時刻)、それに伴う魚の捕食行動に適したパターンへの交換が必要であり、ボディ種類や数量を多く用意しなければならなかった為、チューブフライボディ種類と構成パーツを膨大に準備する必要がある。
このように状況の変化に対してチューブフライの現場セレクトはシンプルで効率的に、かつ合理的に成立させることが要求される。そしてこの要求に応え得るのが本発明である。
さらにそのチューブボディ構造を簡易にさせることで、従来のチューブフライによる釣り方法をも変えずに対応可能とさせることも本発明の解決しようとする課題である。
以上の課題を解決するために、第一発明は、チューブボディ部分が分割されていて、着脱・交換が可能な構造を有するボディの組み合わせで、チューブフライの重心バランス調整が可能であることを特徴とするチューブフライのボディと、その製作方法である。
第二発明は、ヘッドボディ1、テールボディ2がインナージョイント8の差込によって連結する構造を有することを特徴とするチューブフライのボディである。
第三発明は、ヘッドボディ1に装飾されたウィング9に対して、分割されたテールボディ2の回転規制をするための、インナージョイント8の形状を設けたことを特徴とするチューブフライのボディと、その製作方法である。
第一発明では、ボディの種類をいろいろな形や素材でヘッド側、テール側もしくはさらに複数組み合わせさせる構成によって、チューブフライの長さやヘッドとテールの比重違いボディ素材の組み合わせによる着脱・交換(前後の重心バランス)が可能で、釣り場の状況や流れの変化・条件に適切に対応したチューブフライが簡単に即効対応可能である。
また、ヘッドボディ1とテールボディ2それぞれを複数製作することで、ねずみ算的にチューブボディ種類が組み合わせで可能となり、少ないパーツで多彩なチューブフライ構成が組み合わせ可能である。
第二発明の連結構造によって、ヘッドボディ1に対してテールボディ2の回転が規制出来るため、テールボディ2側に方向性の必要な装飾やヘッドボディ1からテールボディ2への連続した装飾パターン(例えば、連続した螺旋状の模様・装飾や上下の決まっているパターン)が製作可能である。
第三発明のインナージョイント8の斜め差込形状によって、差込やすい形状とさせたことでテールボディ2との接続がスムーズに接続可能でもある。
回転規制構造とヘッドとテールの比重違いボディ組み合わせ構造は、いずれもチューブ材で実現・対応可能であるため簡単に製作が可能である。よって生産性が高い。
製作においては、部品の加工に特殊な機械(旋盤などの工作機械)を必要とせず、手持ち工具(鋸、ナイフ、ヤスリ)で簡単に製作可能である。
発明の実施するための最良の形態
本発明の構造は、ヘッドボディ1とテールボディ2、及びジョイント3に釣り糸4を通して、釣り針となるフック5に釣り糸4を結んで使用する。ヘッドボディ1にはヘッド側アウターチューブ1bとヘッド側インナーチューブ1a、テールボディ2にはテール側アウターチューブ2bとテール側インナーチューブ2aがそれぞれに組み合わせされている構造である。
アウターチューブ及びインナーチューブは重心バランスを組み替えるためにその素材を比重の重い材質(例えば銅、真鍮など)や軽い材質(例えばアルミ、プラスティック)のチューブ状のものを適当な長さに切断して使用する。ボディの長さで水の抵抗も変わるため、材質や長さの組み合わせによって多様な種類が構成できる。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、インナーチューブ1a、2aは釣り糸4とアウターチューブとの擦れによる切断を保護するのと同時に、ヘッドボディ1とテールボディ2をインナージョイント部8を介してボディの連接部の段差無く、かつ、現場でのボディ連結作業をスムーズ対処出来る効果も兼ね備える。
連結させるヘッドボディ1とテールボディ2、及びフック5はそれぞれの大きさや長さで外観の差を、さらに材料比重を変えることで重さとバランスを、多彩な種類に組み替え可能となる。
ヘッド側インナーチューブ1aもしくはテール側インナーチューブ2aは分割させて使用するが、ヘッド側アウターチューブ1b及びテール側アウターチューブ2bのアウターチューブ分割位置6と異なるインナーチューブ分割位置7で分割することによってインナージョイント8を設け、釣り糸4に通すことで連結させる。これによってそれぞれを着脱自在に連結することが可能である。
インナーチューブ分割は単に切断による分割でも使用可能であるが、さらにヘッドアウターチューブ1bのとテールアウターチューブ2bの上下方向に対して回転規制させるために、ヘッド側インナーチューブ1aとテール側インナーチューブ2aの断面形状を斜めに切断させてつき合わせることで、回転を規制させることが出来る。この場合、アウターチューブとインナーチューブ間の回転を止めるために、アウターチューブ1b・2bとインナーチューブ1a・2aは水流の圧力で回らない程度の摩擦ができる嵌め合いとするか、もしくはアウターチューブ1bにインナーチューブ1a、アウターチューブ2bにインナーチューブ2aをそれぞれに固着をさせる。固着する方法は接着に限らない。
ヘッドボディ1とテールボディ2にそれぞれ結束糸11を巻いてウイング9や装飾材10(鳥類の羽根や動物の毛、人工繊維材など)を巻きとめることでチューブフライとして使用する。結束糸11を使って装飾材10を巻きとめる方法は従来からの製法技術が活用可能である。
釣り糸4に通して連結されたチューブボディは柔軟な素材(弾性体チューブや熱伸縮チューブなど)のインナージョイント8とジョイント3を介してフック5と連結されることで分割されたチューブフライの一体化がなされる。
「他の実施形態」
図1の実施形態では、インナージョイント8が斜め形状としているが、回転規制の必要の無いチューブフライの場合は、斜め形状にこだわらない。また、インナーチューブ2aの組み込みも必要の限りではない。
チューブボディの構成を示す断面図である。 テールボディを示す斜視図である。 ヘッドボディを示す斜視図である。 チューブフライを示す断面図である。 回転規制の必要なテールボディを組み付けた場合のチューブフライを示す断面図である。
符号の説明
1、ヘッドボディ
2、テールボディ
3、ジョイント
4、釣り糸
5、フック
6、アウターチューブ分割位置
7、インナーチューブ分割位置
8、インナージョイント
9、ウィング
10、装飾材
11、結束糸
1a、ヘッド側インナーチューブ
1b、ヘッド側アウターチューブ
2a、テール側インナーチューブ
2b、テール側アウターチューブ

Claims (3)

  1. チューブボディ部分が分割されていて、着脱・交換が可能な構造を有するボディの組み合わせで、チューブフライの重心バランス調整が可能なチューブフライのボディと、その製作方法。
  2. 請求項1のヘッドボディ1、テールボディ2がインナージョイント8の差込によって連結する構造を有するチューブフライのボディ。
  3. 請求項1のヘッドボディ1に装飾されたウィング9に対して、分割されたテールボディ2の回転規制をするための、インナージョイント8の形状を設けたチューブフライのボディと、その製作方法。
JP2004071704A 2004-02-14 2004-02-14 チューブフライのボディとその製作方法 Pending JP2005224231A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2448286A (en) * 2007-04-10 2008-10-15 Matthew Ward John A modular tube fly system

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