JP2005224037A - リニアブラシレスモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】2軸駆動可能なモータにおいて、小型・軽量化がはかれ、高トルクのリニアブラシレスモータを提供する。
【解決手段】図1において、回転子1は周方向に対して1極対以上の磁極を持ち、軸方向に対しても2極以上の磁極を持った円筒状マグネット3と、前記マグネット3を固着された回転軸と、前記回転子1両端に軸受4とを有し、固定子2は前記マグネット3の外周に対向して配置される2相以上の巻線5を施し、2個以上軸方向に配置した電機子5の極歯位相が0℃から360℃に配設してある複数個の電機子5とを有する。以上のように構成することにより、モータの小型・軽量化がはかれ、高トルクを得られる。
【選択図】図1
【解決手段】図1において、回転子1は周方向に対して1極対以上の磁極を持ち、軸方向に対しても2極以上の磁極を持った円筒状マグネット3と、前記マグネット3を固着された回転軸と、前記回転子1両端に軸受4とを有し、固定子2は前記マグネット3の外周に対向して配置される2相以上の巻線5を施し、2個以上軸方向に配置した電機子5の極歯位相が0℃から360℃に配設してある複数個の電機子5とを有する。以上のように構成することにより、モータの小型・軽量化がはかれ、高トルクを得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体製造プロセスなどにおける材料運搬およびハンドリング用、またはカメラのズームなどに用いられるリニアブラシレスモータに関するものである。
従来、2軸駆動用モータとしては、図4に示すものが知られている。図4においては、固定子に円筒状ステータを取り付け、その内周側に軸受を介して第1軸回転子を配置してある。この第1軸回転子の外周面には、ステータと対向するように第1軸ロータを配設し、その内周面には第2軸ステータを配設してある。さらに、前記第1軸回転子の内周側には軸受を介して第2軸回転子を配置し、第2軸ロータを取り付けて、第2軸ステータと対向させている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平1−177847号公報
従来の構造では回転と軸方向移動の両方動作をさせる場合、2軸のうちの一方の回転子の動作を直線運動に変換する必要があり、そのための変換装置を必要とし、半導体設備などに利用する場合、変換機構がその装置中においての占有体積が大きくなり、回転方向に対して高トルクを得られないという欠点があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、モータを搭載する設備などの小型・軽量で高トルクのリニアブラシレスモータを実現するものである。
上記課題を解決するために本発明のリニアブラシレスモータは、周方向に対して1極対以上の磁極を持ち、軸方向に対しても2極以上の磁極を持つ円筒状マグネットと、前記マグネットを固着された回転軸と、両端に軸受とを有する回転子と、前記マグネットの外周に対向して配置される2相以上の巻線を施した、2個以上軸方向に配置した電機子の極歯位相が0℃から360℃に配設している複数個の電機子とを備えたものである。
これにより、回転子の外周に配置した複数相のコイルを有する複数個の電機子は、駆動に作用しない電機子を軸方向の回転子の位置検出用、あるいは周方向の位置検出用の検出コイルとして利用できるので、回転位置検出のためのセンサやリニア移動検出のためのギャップセンサが必要なく、小型・軽量なリニアブラシレスモータが可能であり、複数個の電機子を連動させて動作させることにより高トルクを得るリニアブラシレスモータが構成できる。
上記実施例の記載から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、回転子の外周に配置した複数相のコイルを有する複数個の電機子は、軸方向の回転子の位置検出をするだけでなく周方向の位置検出も同時にできるので、リニア移動検出のためのギャップセンサや回転位置検出のためのセンサが必要なく、小型・軽量が可能であり、複数個の電機子を持つため高トルクという有利な効果が得られる。
また、請求項2記載の発明によれば、電機子の両端を磁性体で磁気的に一体化するもしくは電機子自体をを磁性粉末などを用いて一体成形することにより、軸方向に高トルクを出力でき、さらに複数個の電機子に対する電流励磁方法を連動させることにより周方向に
対しても高トルクを出力することができるという有利な効果が得られる。また、電機子の両端を非磁性体にすると、各電機子が閉じられ、磁気漏れを少なくすることができ、低損失であるという有利な効果が得られる。
対しても高トルクを出力することができるという有利な効果が得られる。また、電機子の両端を非磁性体にすると、各電機子が閉じられ、磁気漏れを少なくすることができ、低損失であるという有利な効果が得られる。
本発明の請求項1に記載の発明は、周方向に対して1極対以上の磁極を持ち、軸方向に対しても2極以上の磁極を持つ円筒状マグネットと、前記マグネットを固着された回転軸と、両端に軸受を有する回転子と、前記マグネットの外周に対向して配置される2相以上の巻線を施した、2個以上軸方向に配置した電機子の極歯位相が0℃から360℃に配設してある複数個の電機子とを備えたリニアブラシレスモータであり、センサを必要としない小型・軽量で高トルクという作用を有する。
本発明の請求項2に記載の発明は、軸方向に配置された固定子を2個以上を磁気的に一体にした電機子、あるいはそれぞれの電機子を磁気的に分割した複数個の電機子を配設してあることを特徴としたものであり、軸方向もしくは周方向に高トルクを出力が可能である、あるいは磁気漏れを少なくすることができ低損失であるという作用を有する。
本発明の請求項2に記載の発明は、軸方向に配置された固定子を2個以上を磁気的に一体にした電機子、あるいはそれぞれの電機子を磁気的に分割した複数個の電機子を配設してあることを特徴としたものであり、軸方向もしくは周方向に高トルクを出力が可能である、あるいは磁気漏れを少なくすることができ低損失であるという作用を有する。
以下本発明の実施例について、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例のリニアブラシレスモータ側断面図を示している。図1において、円筒状固定子2には複数相の巻線5を施した多数個の電機子6と、電機子6の両端にはスペーサ7を配して固定してある。回転子1には円筒状のマグネット3が取り付けられてあり、周方向に対して1極対以上に着磁され、軸方向に対しても2極以上に着磁されたつまり碁盤状に磁極を持っている。また、回転子1の両端には軸受4を配置して、回転子1を固定して軸方向への誘導を行っている。
図2にはリニアブラシレスモータの回転子1の一例を示す。図2において、円周方向に4極対、軸方向に6極の円筒マグネット3が回転子1に固定してある。円周方向の4極対は回転トルクを主に起因して、軸方向の6極は軸方向への移動、つまりストローク力に起因する。以上のようにしてリニアブラシレスモータが構成されている。
次に動作について説明すると、軸方向の移動(リニア移動)に際しては電機子6a〜6dを随時コイルに電流を流して回転子1を移動させる。また、周方向の移動(回転移動)は電機子6a〜6dを同期させて電流を流すか、または電機子6に電流を流しても電流を励磁していない電機子6は誘起電圧により、回転の位置検出を行うことができる。
さらに、前記電流励磁を同時に行うことにより、リニア移動と回転移動を同時に行うことも可能である。
上記構成および動作させることにより、小型・軽量で高トルクの出力ができる。
図3にはリニアブラシレスモータの斜視図の一例を示す。各電機子6は軸方向に複数相の極歯位相を180℃ごとに配設してある。
上記構成により、電機子6の両端を非磁性体にすると、各電機子6が磁気的に閉回路となり、磁気漏れを少なくすることができ、損失を低減することができる。
なお、以上の説明では、電機子6の両端(スペーサ)7を非磁性体で構成した例で説明したが、その他に、電機子6の両端を磁性体で磁気的に一体化する、もしくは電機子6、7全体を磁性粉末などを用いて一体成形することにより、軸方向に対して高トルクを出力でき、さらに複数個の電機子6に対する電流励磁方法を連動させることにより周方向に対しても高トルクを出力することもできる。
上記構成により、電機子6の両端を非磁性体にすると、各電機子6が磁気的に閉回路となり、磁気漏れを少なくすることができ、損失を低減することができる。
なお、以上の説明では、電機子6の両端(スペーサ)7を非磁性体で構成した例で説明したが、その他に、電機子6の両端を磁性体で磁気的に一体化する、もしくは電機子6、7全体を磁性粉末などを用いて一体成形することにより、軸方向に対して高トルクを出力でき、さらに複数個の電機子6に対する電流励磁方法を連動させることにより周方向に対しても高トルクを出力することもできる。
1 回転子
2 固定子
3 マグネット
4 軸受
5 巻線
6 電機子
7 スペーサ
8 取付部
2 固定子
3 マグネット
4 軸受
5 巻線
6 電機子
7 スペーサ
8 取付部
Claims (2)
- 周方向に対して1極対以上の磁極を持ち、軸方向に対して2極以上の磁極を持つ円筒状マグネットと、前記マグネットを固着された回転軸と、両端に軸受とを有する回転子と、前記マグネットの外周に対向して配置される2相以上の巻線を施し、2個以上軸方向に配置した電機子の極歯位相が0℃から360℃に配設している複数個の電機子とを備えたリニアブラシレスモータ。
- 軸方向に配置された固定子を、2個以上を磁気的に一体にした電機子、あるいはそれぞれの電機子を磁気的に分割した複数個の電機子を配設してある請求項1に記載のリニアブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004030331A JP2005224037A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | リニアブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004030331A JP2005224037A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | リニアブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005224037A true JP2005224037A (ja) | 2005-08-18 |
Family
ID=34999244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004030331A Pending JP2005224037A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | リニアブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005224037A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007209159A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Nippon Pulse Motor Co Ltd | 複合駆動モータおよび複合駆動装置 |
CN105591520A (zh) * | 2016-02-24 | 2016-05-18 | 刘华 | 直线电机及集成控制芯片 |
-
2004
- 2004-02-06 JP JP2004030331A patent/JP2005224037A/ja active Pending
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JP2007209159A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Nippon Pulse Motor Co Ltd | 複合駆動モータおよび複合駆動装置 |
CN105591520A (zh) * | 2016-02-24 | 2016-05-18 | 刘华 | 直线电机及集成控制芯片 |
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