JP2005221326A - 沸騰水型原子炉の炉心及び燃料集合体 - Google Patents

沸騰水型原子炉の炉心及び燃料集合体 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料集合体の水平回転方向の位置精度を向上させることができ、これによって熱的余裕を確保しつつ増出力を図ることができる沸騰水型原子炉の炉心及び燃料集合体を提供する。
【解決手段】格子状に配列された複数の燃料棒16、これら燃料棒16の間隔を保持する複数のスペーサ21、燃料棒16の上端及び下端を支持する上部タイプレート22及び下部タイプレート23を備えた複数の燃料集合体9と、これら燃料集合体9の下部タイプレート23を載置する開口部29を有する複数の燃料支持金具8とを備えた沸騰水型原子炉の炉心3において、燃料支持金具8に対する下部タイプレート23の水平回転方向の位置を設定位値に配置するための位置決め手段として、例えば、燃料支持金具8の開口部29に設けた溝部29bと、これに対応する下部タイプレート23の挿入部27に設けられ、溝部29bに嵌合する突部27bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の燃料集合体とこれら燃料集合体を載置する複数の燃料支持金具とを備える沸騰水型原子炉の炉心及び燃料集合体に関する。
沸騰水型原子炉の炉心は、格子状に等間隔に配置された多数の燃料集合体と、この燃料集合体の相互間のギャップ水領域(減速材領域)に挿入される制御棒と、炉内計装器とから構成される。燃料集合体は、例えば、正方格子状(n本×n本の列)に配列された複数の燃料棒と、軸方向に所定間隔で配設され燃料棒の間隙を適切に保持する複数のスペーサと、燃料棒の上端及び下端をそれぞれ支持する上部タイプレート及び下部タイプレートと、それら周囲を取り囲むチャンネルボックスとを備えている。一般に、燃料集合体は例えば4体を1組として、下部タイプレートが燃料支持金具に載置され、上部タイプレートが上部格子板に挿通される等して位置決めされている。
燃料支持金具は、燃料集合体の下部タイプレートを載置する円形状の開口部と、制御棒が挿通する制御棒挿通孔とを有しており、制御棒案内管によって垂直方向に支持され炉心支持板に設置されている。これら燃料支持金具及び制御棒案内管の水平回転方向の位置を所定位置に配置するため、従来例えば、制御棒案内管にピンを取付け、このピンの下部が炉心支持板に設けた嵌合孔に嵌合され、ピンの上部が燃料支持金具に設けた嵌合溝に嵌合される制御棒案内管の位置決め装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−324175号公報
近年、増え続ける電力需要に対応するため、発電所の新規建設をしなくても総発電量を増大させる方策として、原子力発電所1基あたりの電気出力を増大する、いわゆる原子力発電所の増出力が世界中で注目されている。例えば、原子力発電所20基が5%の増出力を実現すれば、原子力発電所を1基増設したときと同じ電力(20基×5%=100%)を確保することが可能である。
原子力発電所の増出力を行うためには、原子炉運転時の安全性を確保する観点から、熱的余裕を確保しつつ原子炉の熱出力を増加させる必要がある。沸騰水型原子炉では、運転時の燃料集合体の熱出力計測誤差を考慮して、熱的余裕の指標となる最小限界出力比(MCPR)を設定することで、十分な安全性を確保している。運転時の熱出力計測誤差の要因としては、燃料集合体の間隙に配設された移動式中性子計装器(TIP)の測定誤差などがある。すなわち、この中性子計装器の測定誤差を低減すれば、運転状態における熱的余裕を増大させ、原子炉の熱出力増大を実現することが可能である。
上述したように、従来の沸騰水型原子炉用の燃料集合体は、上部タイプレートが上部格子板等によって位置決めされているものの、下部タイプレートは燃料支持金具の円形状の開口部に載置されているだけであり、下部タイプレートの水平回転方向は位置決めされないようになっている。また、上部タイプレートと上部格子板との間には、燃料集合体が装荷しやすいように隙間(遊び)が設けられている。そのため、燃料集合体はその遊びの範囲内で回転等して所望の位置からずれる可能性があり、このような場合に燃料集合体から中性子計装器までの距離にバラツキが生じ、中性子計装器の測定誤差となっていた。したがって、中性子計装器の測定誤差を減少させるため、燃料集合体の水平回転方向の位置精度の点で改善の余地があった。
本発明の目的は、燃料集合体の水平回転方向の位置精度を向上させることができ、これによって熱的余裕を確保しつつ増出力を図ることができる沸騰水型原子炉の炉心及び燃料集合体を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、格子状に配列された複数の燃料棒、これら燃料棒の間隔を保持する複数のスペーサ、前記燃料棒の上端を支持する上部タイプレート、前記燃料棒の下端を支持する下部タイプレートを備えた複数の燃料集合体と、これら燃料集合体の前記下部タイプレートを載置する開口部を有する複数の燃料支持金具とを備えた沸騰水型原子炉の炉心において、前記燃料支持金具に対する前記下部タイプレートの水平回転方向の位置を設定位置に配置するための位置決め手段を設ける。
本発明においては、位置決め手段として、例えば燃料支持金具に設けた第1の嵌合部に燃料集合体の下部タイプレートに設けた第2の嵌合部を嵌合させることにより、燃料支持金具に対する下部タイプレートの水平回転方向の位置を設定位置に配置することができる。これにより、燃料集合体の水平回転方向の位置精度を向上させることができるので、中性子計装器の測定誤差を低減し、熱的余裕を増大させることができる。したがって、熱的余裕を確保しつつ沸騰水型原子炉の増出力を図ることができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記位置決め手段は、前記燃料支持金具に設けた第1の嵌合部と、これに対応する前記下部タイプレートに設けられ、前記第1嵌合部に嵌合する第2の嵌合部とを備える。
(3)上記(2)において、また好ましくは、前記燃料支持金具の前記開口部は拡大開口して形成され、かつ前記燃料支持金具の前記開口部の内周面及びこれに嵌合する前記下部タイプレートの挿入部の外周面は円錐台形状に形成され、前記第1の嵌合部及び前記第2の嵌合部は略角錐形状又は略円錐形状に形成される。
これにより、燃料集合体を炉心に装荷する際、例えば下部タイプレートが燃料支持金具の設定位置から若干ずれている場合でも、燃料集合体の自重によって、下部タイプレートの挿入部の外周面が燃料支持金具の開口部の内周面に当接して摺動し、かつ、下部タイプレートの第1の嵌合部が燃料支持金具の第2の嵌合部に当接して摺動するので、下部タイプレートが燃料支持金具の設定位置に移動するように降下する。したがって、燃料集合体を燃料支持金具の設定位置に容易に装荷することができ、その作業時間を短縮することができる。
(4)上記(1)において、好ましくは、前記位置決め手段は、内周面が略楕円錐台形状又は略長円錐台形状に形成され拡大開口する前記燃料支持金具の前記開口部と、外周面が前記燃料支持金具の前記開口部の前記内周面に嵌合するように略楕円錐台形状又は略長円錐台形状に形成された前記下部タイプレートの挿入部である。
(5)上記(1)において、好ましくは、前記位置決め手段は、内周面が略角錐台形状に形成され拡大開口する前記燃料支持金具の前記開口部と、外周面が前記燃料支持金具の前記開口部の前記内周面に嵌合するように略角錐台形状に形成された前記下部タイプレートの挿入部である。
(6)上記目的を達成するために、また本発明は、格子状に配列された複数の燃料棒と、これら燃料棒の間隔を保持する複数のスペーサと、前記燃料棒の上端を支持する上部タイプレートと、前記燃料棒の下端を支持し燃料支持金具に載置される下部タイプレートとを備えた沸騰水型原子炉の燃料集合体において、前記下部タイプレートに設けられ、前記燃料支持金具に対する前記下部タイプレートの水平回転方向の位置を設定位置に配置するための位置決め手段を備える。
本発明によれば、位置決め手段によって、燃料支持金具に対する下部タイプレートの水平回転方向の位置を設定位置に配置することができる。したがって、燃料集合体の水平回転方向の位置精度を向上させることができ、これによって熱的余裕を確保しつつ増出力を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施形態を図1〜図7により説明する。
図2は、本発明の適用対象である沸騰水型原子炉の概略構成を表す模式図であり、図3は、本実施形態における沸騰水型原子炉の炉心の全体構造を表す水平断面図であり、図4は、中性子計装器の配置を表す水平断面図である。
これら図2〜図4において、沸騰水型原子炉は、原子炉圧力容器1内に設置された円筒形状の原子炉シュラウド2と、この原子炉シュラウド2内部に格納された炉心3と、原子炉シュラウド2の上部に配設された気水分離器4と、この気水分離器4のさらに上部に配設された蒸気乾燥器5とを備えている。
炉心3は、上部格子板6と炉心支持板7に設置した燃料支持金具8との間に、複数の(図3では872体の)燃料集合体9が所定間隔で配置されている。これら燃料集合体9の間には、原子炉圧力容器1下部の制御棒駆動機構10で駆動される複数の(燃料集合体9の4体に対し1本の割合程度であり、図3では205本の)十字型制御棒11が制御棒案内管12をガイドにして上下方向(図2中上下方向)に挿抜可能に配置されており、これにより炉心3の出力が制御されるようになっている。また、燃料集合体9の間には、燃料集合体9の出力に対応した中性子束を計測する複数の移動式中性子計装器(TIP)13が配設されており、これにより炉心3の出力を測定するようになっている。
そして、原子炉圧力容器1内の冷却水(軽水)は、原子炉圧力容器1下部に設けた再循環ポンプ(インターナルポンプ)14によって炉心3下部の下部プレナム15に流入し、上昇して炉心3内に流入するようになっている。炉心3内の冷却水は、燃料集合体9に備えられた燃料棒16の核分裂性物質の核分裂反応により冷却水が加熱され、蒸気と飽和水の気液混合流となって上昇しシュラウドヘッド17に流入する。その後、気水分離器4によって水と分離された蒸気は蒸気乾燥器5で乾燥され、原子炉圧力容器1の主蒸気管18から流出してタービン(図示せず)に供給されるようになっている。タービンの回転動力によって発電機(図示せず)が駆動して発電し、タービンを通過した蒸気は復水器(図示せず)で凝縮され冷却水となって給水管19から原子炉圧力容器1に環流するようになっている。
図5は、上記燃料集合体9の全体構造を表す垂直断面図であり、図6は、燃料集合体9の配置を上部格子板6とともに表す平面図である。
これら図5、図6、及び前述の図4において、燃料集合体9は、核分裂性物質からなる円筒形状の燃料ペレットを封入した複数の上記燃料棒16と、内部に冷却水が流れる2本の水ロッド20とを備えており、これら燃料棒16及び水ロッド20がn行n列(本実施形態ではn=9)の正方格子状に配列され、軸方向(図5中上下方向)に所定間隔をおいて配設された複数のスペーサ21によって燃料棒16及び水ロッド20の間隔が適切に保持されて、燃料バンドルとしている。また、燃料集合体9は、その燃料バンドルの上端及び下端をそれぞれ支持する上部タイプレート22及び下部タイプレート23と、燃料バンドルの周囲を取り囲み燃料集合体8の外壁を形成する四角筒形状のチャンネルボックス24とを備えている。
このような燃料集合体9は例えば4体を1組として燃料支持金具8に載置されている。また、燃料集合体9の上部タイプレート22は、上部格子板6に挿通されるとともに、上部タイプレート22の上方側(図6中紙面に向かって手前側)に設けられたチャンネルファスナ25が互いに作用して、位置決めされるようになっている。このとき、上部タイプレート22と上部格子板6との間、またはチャンネルファスナ25の相互間には、燃料集合体9の装荷時の作業性を考慮して隙間(遊び)が設けられている。
ここで、本発明の大きな特徴として、燃料集合体9の下部タイプレート23及び燃料支持金具8には、燃料支持金具8に対する下部タイプレート23の水平回転方向の位置を設定位置に配置するための位置決め手段が設けられている。
図1は、本実施形態による燃料支持金具8及びこれに載置された燃料集合体9の詳細構造を表す水平断面図である(ただし便宜上、燃料集合体9を1体のみ図示している)。また、図7(a)は、図1中断面A−Aによる垂直断面図で、下部タイプレート23が燃料支持金具8に載置される前の状態を表しており、図7(b)は、図7(a)における燃料支持金具8の開口部と下部タイプレート23の挿入部との位置関係を表す水平断面図であり、図7(c)は、図7(a)における燃料支持金具8の開口部の溝部と下部タイプレート23の挿入部の突部との位置関係を表す側面図である。
これら図1、図7(a)、図7(b)、及び図7(c)において、下部タイプレート23の下方側(図7(a)中下側)の先端部には、段差部26を境界とした挿入部27が設けられている。燃料支持金具8は、上記制御棒11挿通用の十字形の挿通孔28と、下部タイプレート23の挿入部27を挿入して支持するための4つの開口部29と、この開口部29に対応して側面下部に設けた4つの冷却水流入口(図示せず)とを備えている。
燃料支持金具8の開口部29は拡大開口するように形成され、その内周面29aが円錐台形状に形成されている。下部タイプレート23の挿入部27の外周面27aは、燃料支持金具8の開口部29の内周面29aに嵌合するように円錐台形状に形成されている。また、燃料支持金具8の開口部29には、下方側(図1中紙面に向かって奥側、図7(a)及び図7(c)中下側)に向かって断面積が縮小する四角錐形状の溝部29bが設けられ、下部タイプレート23の挿入部27の外周面27aには、溝部29bに嵌合する四角錐形状の突部27bが突出して設けられている。
なお、上記において、燃料支持金具8の開口部29の溝部29bは特許請求の範囲記載の第1の嵌合部を構成し、下部タイプレート23の挿入部27の突部27bは特許請求の範囲記載の第2の嵌合部を構成し、これら溝部29b及び突部27bは特許請求の範囲記載の燃料支持金具に対する下部タイプレートの水平回転方向の位置を設定位値に配置するための位置決め手段を構成する。
本実施形態の動作及び作用効果を説明する。
例えば燃料集合体9を炉心3に装荷する場合、作業者は図示しないクレーンを用いて、燃料集合体9を所望の位置まで水平方に移動させた後、垂直方向に降下させる。このとき、例えば燃料支持金具8の設定位置に対し下部タイプレート23の位置が若干ずれている場合でも、燃料集合体9の自重によって、下部タイプレート23の挿入部27の外周面27aが燃料支持金具8の開口部29の内周面29aに当接して摺動し、かつ、下部タイプレート23の挿入部27の突部27b側面が燃料支持金具8の開口部29の溝部29b側面に当接して摺動し、燃料集合体9が降下移動する。(前述の図7(a)、図7(b)、及び図7(c)参照)。そして、下部タイプレート23の挿入部27の外周面27a及び突部27bが燃料支持金具8の開口部29の内周面29a及び溝部29bに嵌合して、燃料集合体9が固定される。
このようにして本実施形態においては、燃料集合体9の下部タイプレート23の挿入部27に設けた突部27bを燃料支持金具8の開口部29に設けた溝部29bに嵌合させることにより、燃料支持金具9に対する下部タイプレート23の水平回転方向の位置を設定位置に配置することができる。これにより、燃料集合体8の水平回転方向の位置精度を向上させることができるので、燃料集合体8から中性子計装器13までの距離のバラツキをなくし、中性子計装器13の測定誤差を低減して熱的余裕を増大させることができる。したがって、熱的余裕を確保しつつ沸騰水型原子炉の増出力を図ることができる。また、燃料集合体9の水平回転方向の位置精度が向上するので、燃料集合体9の相互間の減速材領域の厚みのバラツキも低減することができる。
また、本実施形態においては、燃料集合体9の自重によって下部タイプレート23の挿入部27が燃料支持金具8の開口部29に嵌合するように降下移動するので、燃料集合体9を燃料支持金具8の設定位置に容易に装荷することができ、その作業時間を短縮することができる。
なお、上記第1実施形態においては、燃料支持金具8の開口部29の溝部29b及び下部タイプレート23の挿入部27の突部27bを四角錐形状に形成する構造を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば燃料支持金具8の開口部29の溝部及び下部タイプレート23の挿入部27の突部を円錐形状(又は円錐台形状)に形成する構造としたり、例えば三角錐形状等の他の角錐形状(又は角錐台形状)に形成する構造としてもよい。これらの場合にも、上記第1実施形態同様の効果を得ることができる。
図8は、他の変形例による燃料支持金具8の開口部29の溝部及び下部タイプレート23の挿入部27の突部を説明するための側面図であり、前述の図7cに相当する。この変形例では、燃料支持金具8の開口部29の溝部29b’は直方体形状に形成され、下部タイプレート23の挿入部27の突部27b’は、その上側(図8中上側)が溝部29b’に嵌合するように(例えば突部27b’の幅寸法Lが溝部29b’の幅寸法L’にほぼ一致するように)直方体形状に形成され、その下側(図8中下側)が四角錐形状に形成されている。これにより、図示のように、突部27b’が溝部29b’から若干ずれている場合でも、突部27b’の四角錐形状部分の側面が溝部29b’の上側開口端に当接して図中左側に移動する。したがって、このような変形例においても、上記第1実施形態同様の効果を得ることができる。また、突部27b’と溝部29b’の形状を完全に一致させないので、加工の容易な形状とすることが可能である。
本発明の第2実施形態を図9〜図11により説明する。本実施形態は、燃料棒及び燃料集合体が稠密配置されて水対燃料体積比を低減した軽水増殖炉に適用した実施形態である。
図9は、本実施形態における軽水増殖炉の炉心の全体構造を表す水平断面図であり、図10は、本実施形態における燃料支持金具及びこれに載置された燃料集合体の詳細構造を表す水平断面図である(ただし便宜上、燃料集合体を1体のみ図示している)。また、図11(a)は、図10中断面A’−A’による垂直断面図で、下部タイプレートが燃料支持金具に載置される前の状態を表しており、図11(b)は、図11(a)における燃料支持金具の開口部と下部タイプレートの挿入部との位置関係を表す水平断面図であり、図11(c)は、図11(a)における燃料支持金具の開口部の溝部と下部タイプレートの挿入部の突部との位置関係を表す側面図である。
本実施形態において、軽水増殖炉の炉心30は、図示のように、720体の燃料集合体31と、これら燃料集合体31の3体に1本の割合程度で挿入される223本のY字型制御棒32とが配置されている。燃料集合体31は、三角格子に稠密配置された例えば271本の燃料棒33と、軸方向に所定間隔をおいて配設され燃料棒33の間隔を適切に保持するスペーサ(図示せず)と、燃料棒33の上端及び下端をそれぞれ支持する上部タイプレート(図示せず)及び下部タイプレート34と、燃料棒33の周囲を取り囲み燃料集合体31の外壁を形成する正六角形状のチャンネルボックス35とを備えている。軽水増殖炉は、燃料棒33が稠密配置され、燃料集合体31の相互間の減速材領域の幅が狭くされて、水対燃料体積比を小さくしている。
燃料集合体31は、例えば3体を1組として燃料支持金具36に載置されている。下部タイプレート34の下方側(図9(a)中下側)の先端部には、段差部37を境界とした挿入部38が設けられている。燃料支持金具36は、上記制御棒32挿通用のY字形の挿通孔39と、下部タイプレート34の挿入部38を挿入して支持するための3つの開口部40と、この開口部40に対応して側面下部に設けた3つの冷却水流入口(図示せず)とを備えている。
そして、上記第1実施形態の燃料支持金具8の開口部29同様、燃料支持金具36の開口部40は拡大開口するように形成され、その内周面40aが円錐台形状に形成され、開口部40には、下方側(図10中紙面に向かって奥側、図11(a)及び図11(c)中下側)に向かって断面積が縮小する四角錐形状の溝部40bが設けられている。また、上記第1実施形態の上記下部タイプレート23の挿入部27同様、下部タイプレート34の挿入部38の外周面38aは、燃料支持金具36の開口部40の内周面40aに嵌合するように円錐台形状に形成され、その外周面38aには、溝部40bに嵌合する四角錐形状の突部38bが突出して設けられている。
なお、上記において、燃料支持金具36の開口部40の溝部40bは特許請求の範囲記載の第1の嵌合部を構成し、下部タイプレート34の挿入部38の突部38bは特許請求の範囲記載の第2の嵌合部を構成し、これら溝部40b及び突部38bは特許請求の範囲記載の燃料支持金具に対する下部タイプレートの水平回転方向の位置を設定位値に配置するための位置決め手段を構成する。
以上のように構成された本実施形態においても、上記第1実施形態同様、燃料集合体31の下部タイプレート34の挿入部38に設けた突部40bを燃料支持金具36の開口部40に設けた溝部40bに嵌合させることにより、燃料支持金具36に対する下部タイプレート34の水平回転方向の位置を設定位置に配置することができる。したがって、燃料集合体31の水平回転方向の位置精度を向上させることができ、これによって熱的余裕を確保しつつ軽水増殖炉の増出力を図ることができる。また、燃料集合体31の相互間の減速材領域の厚みのバラツキも低減することができる。また、上記第1実施形態同様、燃料集合体31を燃料支持金具36の設定位置に容易に装荷することができ、その作業時間を短縮することができる。
本発明の第3実施形態を図12及び図13により説明する。本実施形態は、燃料支持金具に突部を設け、この突部に嵌合する溝部を下部タイプレートに設けた実施形態である。
図12は、本実施形態による燃料支持金具36及びこれに載置された燃料集合体31の詳細構造を表す水平断面図であり(ただし便宜上、燃料集合体31を1体のみ図示している)、図13(a)は、図12中断面A’’−A’’による垂直断面図で、下部タイプレート34が燃料支持金具36に載置される前の状態を表しており、図13(b)は、図13(a)における燃料支持金具36の開口部40及び後述の突部と下部タイプレート34の挿入部37及び後述の溝部との位置関係を表す水平断面図である。これら図12、図13(a)、及び図13(b)において、上記実施形態と略同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態では、上記第2実施形態の上記燃料支持金具36の上記溝部40b及び上記下部タイプレートの上記突部38bに代えて、上記燃料支持金具36の上面側の開口部付近に上方側(図12中紙面に向かって手前側、図13(a)中上側)に向かって断面積が縮小する円錐形状の突部41を突出して設け、これに対応する下部タイプレート34の段差部37’に突部41に嵌合する円錐形状の溝部42を設けている。
なお、上記において、燃料支持金具36の突部41は特許請求の範囲記載の第1の嵌合部を構成し、下部タイプレート34の溝部42は特許請求の範囲記載の第2の嵌合部を構成し、これら突部41及び溝部42は特許請求の範囲記載の燃料支持金具に対する下部タイプレートの水平回転方向の位置を設定位値に配置するための位置決め手段を構成する。
以上のように構成された本実施形態においては、燃料集合体31の下部タイプレート34の溝部42を燃料支持金具36の突部41に嵌合させることにより、上記実施形態同様、燃料支持金具36に対する下部タイプレート34の水平回転方向の位置を設定位置に配置することができる。したがって、燃料集合体31の水平回転方向の位置精度を向上させることができ、これによって熱的余裕を確保しつつ増出力を図ることができる。また、燃料集合体31の相互間の減速材領域の厚みのバラツキも低減することができる。また、上記実施形態同様、燃料集合体31を燃料支持金具36の設定位置に容易に装荷することができ、その作業時間を短縮することができる。
なお、上記第3実施形態においては、燃料支持金具36の突部41及び下部タイプレート34の溝部42を円錐形状に形成する構造を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば燃料支持金具36の突部及び下部タイプレート34の溝部を角錐形状(又は角錐台形状)に形成する構造としてもよい。この場合も、上記実施形態同様の効果を得ることができる。
本発明の第4実施形態を図14及び図15により説明する。本実施形態は、燃料支持金具の開口部の内周面及び下部タイプレートの挿入部の外周面を長円錐台形状に形成した実施形態である。
図14は、本実施形態による燃料支持金具36及びこれに載置された燃料集合体31の詳細構造を表す断面図であり(ただし便宜上、燃料集合体31を1体のみ図示している)、図15(a)は、図14中断面A’’’−A’’’による垂直断面図で、燃料支持金具36に下部タイプレート34が載置される前の状態を表しており、図15(b)は、図15(a)における燃料支持金具36の開口部と下部タイプレート34の挿入部との位置関係を表す水平断面図である。これら図14、図15(a)、及び図15(b)において、上記実施形態と略同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態では、燃料支持金具36の開口部43は拡大開口するように形成され、その内周面43aが長円錐台形状に形成されている。下部タイプレート34の挿入部44の外周面44aは、燃料支持金具36の開口部43の内周面43aに嵌合するように長円錐台形状に形成されている。
なお、上記において、燃料支持金具36の開口部43及び下部タイプレート34の挿入部44は特許請求の範囲記載の燃料支持金具に対する下部タイプレートの水平回転方向の位置を設定位値に配置するための位置決め手段を構成する。
以上のように構成された本実施形態においては、燃料集合体31の下部タイプレート34の挿入部44を燃料支持金具36の開口部43に嵌合させることにより、上記実施形態同様、燃料支持金具36に対する下部タイプレート34の水平回転方向の位置を設定位置に配置することができる。したがって、燃料集合体31の水平回転方向の位置精度を向上させることができ、これによって熱的余裕を確保しつつ増出力を図ることができる。また、燃料集合体31の相互間の減速材領域の厚みのバラツキも低減することができる。また、上記実施形態同様、燃料集合体31を燃料支持金具36の設定位置に容易に装荷することができ、その作業時間を短縮することができる。
なお、上記第4実施形態においては、燃料支持金具36の開口部43の内周面43a及び下部タイプレート34の挿入部44の外周面44aを長円錐台状に形成する構造を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば楕円錐台形状、角錐台形状等に形成する構造としてもよい。これらの場合も、上記実施形態同様の効果を得ることができる。
本発明の沸騰水型原子炉の炉心の第1実施形態を構成する燃料支持金具及びこれに載置された燃料集合体の詳細構造を表す水平断面図である。 本発明の適用対象である沸騰水型原子炉の概略構成を表す模式図である。 本発明の沸騰水型原子炉の炉心の第1実施形態の全体構造を表す水平断面図である。 本発明の沸騰水型原子炉の炉心の第1実施形態を構成する中性子計装器の配置を表す水平断面図である。 本発明の沸騰水型原子炉の燃料集合体の第1実施形態の全体構造を表す垂直断面図である。 本発明の沸騰水型原子炉の燃料集合体の第1実施形態の配置を上部格子板とともに表す水平断面図である。 本発明の沸騰水型原子炉の炉心の第1実施形態を構成する燃料支持金具及び燃料集合体の下部タイプレートの詳細構造を表す図である。 本発明の沸騰水型原子炉の炉心の一変形例を構成する燃料支持金具の溝部及び燃料集合体の下部タイプレートの突部の形状を表す図である。 本発明の沸騰水型原子炉の炉心の第2実施形態の全体構造を表す水平断面図である。 本発明の沸騰水型原子炉の炉心の第2実施形態を構成する燃料支持金具及びこれに載置された燃料集合体の詳細構造を表す水平断面図である。 本発明の沸騰水型原子炉の炉心の第2実施形態を構成する燃料支持金具及び燃料集合体の下部タイプレートの詳細構造を表す図である。 本発明の沸騰水型原子炉の炉心の第3実施形態を構成する燃料支持金具及びこれに載置された燃料集合体の詳細構造を表す水平断面図である。 本発明の沸騰水型原子炉の炉心の第3実施形態を構成する燃料支持金具及び燃料集合体の下部タイプレートの詳細構造を表す図である。 本発明の沸騰水型原子炉の炉心の第4実施形態を構成する燃料支持金具及びこれに載置された燃料集合体の詳細構造を表す水平断面図である。 本発明の沸騰水型原子炉の炉心の第4実施形態を構成する燃料支持金具及び燃料集合体の下部タイプレートの詳細構造を表す図である。
符号の説明
3 炉心
8 燃料支持金具
9 燃料集合体
16 燃料棒
21 スペーサ
22 上部タイプレート
23 下部タイプレート
27 挿入部
27a 挿入部の外周面
27b 突部(第2の嵌合部、位置決め手段)
29 開口部
29a 開口部の内周面
29b 溝部(第1の嵌合部、位置決め手段)
30 炉心
31 燃料集合体
33 燃料棒
34 下部タイプレート
36 燃料支持金具
38 挿入部
38a 挿入部の外周面
38b 突部(第2の嵌合部、位置決め手段)
40 開口部
40a 開口部の内周面
40b 溝部(第1の嵌合部、位置決め手段)
41 突部(第1の嵌合部、位置決め手段)
42 溝部(第2の嵌合部、位置決め手段)
43 開口部(位置決め手段)
43a 開口部の内周面
44 挿入部(位置決め手段)
44a 挿入部の外周面

Claims (6)

  1. 格子状に配列された複数の燃料棒、これら燃料棒の間隔を保持する複数のスペーサ、前記燃料棒の上端を支持する上部タイプレート、前記燃料棒の下端を支持する下部タイプレートを備えた複数の燃料集合体と、これら燃料集合体の前記下部タイプレートを載置する開口部を有する複数の燃料支持金具とを備えた沸騰水型原子炉の炉心において、
    前記燃料支持金具に対する前記下部タイプレートの水平回転方向の位置を設定位値に配置するための位置決め手段を設けたことを特徴とする沸騰水型原子炉の炉心。
  2. 請求項1記載の沸騰水型原子炉の炉心において、前記位置決め手段は、前記燃料支持金具に設けた第1の嵌合部と、これに対応する前記下部タイプレートに設けられ、前記第1嵌合部に嵌合する第2の嵌合部とを備えることを特徴とする沸騰水型原子炉の炉心。
  3. 請求項2記載の沸騰水型原子炉の炉心において、前記燃料支持金具の前記開口部は拡大開口して形成され、かつ前記燃料支持金具の前記開口部の内周面及びこれに嵌合する前記下部タイプレートの挿入部の外周面は円錐台形状に形成され、前記第1の嵌合部及び前記第2の嵌合部は略角錐形状又は略円錐形状に形成されることを特徴とする沸騰水型原子炉の炉心。
  4. 請求項1記載の沸騰水型原子炉の炉心において、前記位置決め手段は、内周面が略楕円錐台形状又は略長円錐台形状に形成され拡大開口する前記燃料支持金具の前記開口部と、外周面が前記燃料支持金具の前記開口部の前記内周面に嵌合するように略楕円錐台形状又は略長円錐台形状に形成された前記下部タイプレートの挿入部であることを特徴とする沸騰水型原子炉の炉心。
  5. 請求項1記載の沸騰水型原子炉の炉心において、前記位置決め手段は、内周面が略角錐台形状に形成され拡大開口する前記燃料支持金具の前記開口部と、外周面が前記燃料支持金具の前記開口部の前記内周面に嵌合するように略角錐台形状に形成された前記下部タイプレートの挿入部であることを特徴とする沸騰水型原子炉の炉心。
  6. 格子状に配列された複数の燃料棒と、これら燃料棒の間隔を保持する複数のスペーサと、前記燃料棒の上端を支持する上部タイプレートと、前記燃料棒の下端を支持し燃料支持金具に載置される下部タイプレートとを備えた沸騰水型原子炉の燃料集合体において、
    前記下部タイプレートに設けられ、前記燃料支持金具に対する前記下部タイプレートの水平回転方向の位置を設定位置に配置するための位置決め手段を備えることを特徴とする沸騰水型原子炉の燃料集合体。
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