JP2005218934A - 溶剤更新式連続的抽出法による電気ケーブル膠材除去方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】廃棄膠材充填電気ケーブル9を洗浄槽1に置き入れるステップ一、溶剤を第一加熱装置6によって沸騰させ、揮発蒸気を管路4を介して冷却凝固装置3に導入し、管路4と洗浄槽1と接触させ、洗浄槽1を加熱するステップ二、冷却凝固装置3により冷却凝固した溶剤を洗浄槽1に導入するステップ三、溶剤に廃棄膠材充填電気ケーブル9を浸漬し、洗浄槽を管路4によって加熱し、油脂または防水膠材を含有する溶液を液体搬送管路5を介して蒸発濃縮槽2に導入するステップ四、蒸発濃縮槽2を加熱し、溶出した膠材または油脂を蒸発濃縮槽2内に濃縮累積し、溶剤蒸気が蒸発及び冷却凝固後に、洗浄槽1内に加えられ、繰り返して使用するステップ五、前記ステップ二ないし前記ステップ五を繰り返すステップ六と、を備える。
【選択図】図1
Description
つまり、廃棄膠材充填電気ケーブル9を多孔質メッシュ籠内に置き入れてから洗浄槽1に置き入れるステップ一と、溶剤を蒸発濃縮槽2に注入すると共に、第一加熱装置6によって沸騰させるまで加熱し、それから揮発した蒸気を蒸気管路4を介して冷却凝固装置3に導入し、蒸発管路4と洗浄槽1と接触させて熱交換を実行させ、洗浄槽1を加熱し、且つ前記溶剤として直鎖アルキル基類溶剤を使用するステップ二と、冷却凝固装置3によって溶剤蒸気を冷却凝固してから冷却凝固した溶剤を洗浄槽1に導入するステップ三と、溶剤を液体/固形分比2/1(V/M)にする比例によって廃棄膠材充填電気ケーブル9を浸漬し、洗浄槽1が蒸気管路4に加熱され、その脱脂温度を室温以上乃至溶剤を沸点にして操作する場合のほうが好適であり、また、第二加熱装置7によって温度を補助制御し、また、攪拌装置8によって20rpmの攪拌速度により攪拌し、膠材を溶解する作業を進め、また、洗浄時間として溶剤が電気ケーブル9を完全に浸透する時点から3分または3分以上経過することを計時し、洗浄後に、油脂または防水膠材を含有する溶液を液体搬送管路5を介して蒸発濃縮槽2に導入し、もし前記蒸発濃縮槽2におけるオイル汚染物の含有量が50%超える場合即刻に交換する必要があり、それらを減圧濃縮装置に吸引して濃縮分離と溶剤回収を実行するステップ四と、蒸発濃縮槽2を加熱し、溶き出した膠材または油脂を蒸発濃縮槽2内において濃縮累積し、溶剤蒸気が蒸発及び冷却凝固後に、あらためて洗浄槽1内に加えられ、繰り返して使用するステップ五と、前記ステップ二ないし前記ステップ五を繰り返すことによって溶剤更新と連続的抽出の操作を実行し、また、抽出される油脂または防水膠材を蒸発濃縮後に純粋化物質を取得でき、リサイクル再利用できるようにするステップ六と、を備えている。
(1)本発明は、一シリーズの加熱溶解と冷却凝固と加熱濃縮との三つの手数を一体にすることによって溶剤回収と熱エネルギー回収と省エネルギーtの目的を達成できる。
(2)本発明は、蒸発回収の純粋の用材を使用して繰り返して洗浄をすると共に、戦場と抽出の温度をアップさせることによって分離効果を向上することを特徴としている。
(3)本発明は、溶剤加熱蒸発手数を利用して溶剤純粋化及び回収及び抽出物を濃縮分離する目的を図ることをその他の特徴としている。
(4)本発明と他の従来技術の溶剤洗浄技術と相互に比較をする場合に、大幅に洗浄効率を向上でき、溶剤揮発による二次汚染を避けられ、且つ従来の溶剤の洗浄後に大量の溶剤オイル汚染物混雑物を生成する困ることを解決できる。
11 蒸発濃縮槽
12 冷却凝固装置
13 蒸気管路
14 液体搬送管路
15 第一加熱装置
16 第二加熱装置
17 攪拌装置
18 電気ケーブル
Claims (9)
- 廃棄膠材充填電気ケーブルを多孔質メッシュ籠内に置き入れてから洗浄槽に置き入れるステップ一と、
溶剤を蒸発濃縮槽に注入すると共に、第一加熱装置によって沸騰させるまで加熱し、それから揮発した蒸気を蒸気管路を介して冷却凝固装置に導入し、蒸発管路と洗浄槽と接触させて熱交換を実行させ、洗浄槽を加熱するステップ二と、
冷却凝固装置によって溶剤蒸気を冷却凝固してから冷却凝固した溶剤を洗浄槽に導入するステップ三と、
溶剤を液体/固形分比2/1(V/M)にする比例によって廃棄膠材充填電気ケーブルを浸漬し、洗浄槽が蒸気管路に加熱され、その脱脂温度を溶剤沸点にして操作し、また、第二加熱装置によって温度を補助制御し、また、攪拌装置によって攪拌し、膠材を溶解する作業を進め、また、洗浄時間として溶剤が電気ケーブルを完全に浸透する時点から3分経過することを計時し、洗浄後に、油脂または防水膠材を含有する溶液を液体搬送管路を介して蒸発濃縮槽に導入するステップ四と、
蒸発濃縮槽を加熱し、溶き出した膠材または油脂を蒸発濃縮槽内において濃縮累積し、溶剤蒸気が蒸発及び冷却凝固後に、あらためて洗浄槽内に加えられ、繰り返して使用するステップ五と、
前記ステップ二ないし前記ステップ五を繰り返すことによって溶剤更新と連続的抽出の操作を実行するステップ六と、を備えることを特徴とする、
溶剤更新式連続的抽出法による電気ケーブル膠材除去方法。
- 前記蒸発濃縮槽におけるオイル汚染物の含有量が50%超える場合即刻に交換をし、それらを減圧濃縮装置に吸引して濃縮分離と溶剤回収を実行することを特徴とする、
請求項1に記載の溶剤更新式連続的抽出法による電気ケーブル膠材除去方法。
- 抽出される油脂または防水膠材を蒸発濃縮後に純粋化物質を取得し、それらをリサイクル再利用することを特徴とする、
請求項1に記載の溶剤更新式連続的抽出法による電気ケーブル膠材除去方法。
- 前記脱脂温度を室温以上乃至溶剤を沸点にして操作することを特徴とする、
請求項1に記載の溶剤更新式連続的抽出法による電気ケーブル膠材除去方法。
- 前記熱エネルギーの回収は溶液蒸発の蒸気管路によって洗浄槽を加熱することによって達成されることを特徴とする、
請求項1に記載の溶剤更新式連続的抽出法による電気ケーブル膠材除去方法。
- 前記溶剤として直鎖アルキル基類溶剤を使用することを特徴とする、
請求項1に記載の溶剤更新式連続的抽出法による電気ケーブル膠材除去方法。
- 前記洗浄時間を三分以上にすることを特徴とする、
請求項1に記載の溶剤更新式連続的抽出法による電気ケーブル膠材除去方法。
- 前記攪拌装置の攪拌速度として20rpmにすることを特徴とする、
請求項1に記載の溶剤更新式連続的抽出法による電気ケーブル膠材除去方法。
- 洗浄槽と、蒸発濃縮槽と、冷却凝固装置と、蒸気管路と、液体搬送管路と、第一加熱装置と、第二加熱装置と、攪拌装置とを備える装置を使用することを特徴とする、
請求項1に記載の溶剤更新式連続的抽出法による電気ケーブル膠材除去方法。
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