JP2005218261A - モータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】位相角を調整する場合に、正確にその調整を行うことができるモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】ブラシレスDCモータ10のモータ駆動装置12において、トルクに関する情報と回転数に関する情報に基づいて、トルクの大きさの情報と回転数の速さの情報の両方を含んだ進角信号LAを生成する進角回路46と、進角信号LAに含まれたトルクの大きさの情報が大きい程に制御信号の位相の進角を大きくし、また、進角信号LAに含まれた回転数の速さの情報が大きい程に制御信号の位相の進角を大きくする第2制御ブロック16を有するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブラシレスDCモータの駆動装置に関するものである。
ブラシレスDCモータの回転子の位置を検出するために、ホールICなどの磁気検出素子が設けられている。
このような磁気検出素子によって回転子の位置を検出する場合に、その検出した位置検出信号に関して位相角を調整する必要がある。
この位相角を制御する方法として、従来より、インバータ回路とブラシレスDCモータの固定子巻線との間に設けられたシャント抵抗を流れる電流を検出し、この検出電流の変化を、フィルタ回路と増幅回路を経て位相角調整用電圧として使用するものが提案されている(特許文献1)。
特開2002−101683公報
しかしながら、ブラシレスDCモータはインバータ回路を用いてパルス幅変調方式で回転速度の可変を行っているため、前記のような位相角調整用電圧で位相角を調整した場合に、その位相角を正確に調整できないとう問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、位相角を調整する場合に、正確にその調整を行うことができるモータ駆動装置を提供するものである。
請求項1に係る発明は、三相のブラシレスDCモータの回転子の位置を検出する磁気検出素子と、前記磁気検出素子からの位置検出信号に基づいて前記回転子の回転位置を推定する位置推定回路と、前記位置推定回路からの位置推定信号と、外部から入力する速度指令信号に基づいて制御信号を出力する制御回路と、前記制御信号に基づいてPWM信号を出力するPWM回路と、前記PWM信号に基づいて三相の駆動電流を三相の固定子巻線へそれぞれ供給するインバータ回路と、を有するモータ駆動装置において、前記ブラシレスDCモータのトルクに関する情報と、回転数に関する情報に基づいて、前記トルクの大きさの情報と前記回転数の速さの情報の両方を含んだ進角信号を生成する進角回路を有し、前記制御回路は、前記進角信号に基づいて前記制御信号の位相を調整するものであり、前記進角信号に含まれた前記トルクの大きさの情報が大きい程に前記制御信号の位相の進角を大きくし、また、前記進角信号に含まれた前記回転数の速さの情報が大きい程に前記制御信号の位相の進角を大きくすることを特徴とするモータ駆動装置である。
請求項2に係る発明は、前記トルクに関する情報とは、前記インバータ回路を流れるモータ電流であり、前記モータ電流を検出抵抗によって検出して前記進角回路へ出力することを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置である。
請求項3に係る発明は、前記回転数に関する情報とは、前記速度指令信号であり、前記速度指令信号を前記進角回路へ出力することを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置である。
請求項4に係る発明は、前記回転数に関する情報とは、前記速度指令信号であり、前記トルクに関する情報とは、前記インバータ回路を流れるモータ電流であり、前記進角回路は、前記モータ電流を増幅する増幅回路と、前記速度指令信号を三角波と比較してPWM変調を行うPWM回路と、前記PWM変調した変調信号に基づいて前記増幅したモータ電流をスイッチングして進角信号を生成するスイッチング回路と、を有し、前記制御回路は、前記進角信号の振幅が大きい程に前記制御信号の位相の進角を大きくし、また、前記進角信号の波長が長い程に前記制御信号の位相の進角を大きくすることを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置である。
請求項5に係る発明は、前記進角回路は、前記増幅回路の増幅率によってモータ電流に対する重みを決定することを特徴とする請求項4記載のモータ駆動装置である。
請求項6に係る発明は、前記進角回路は、前記PWM回路へ入力する三角波の振幅によって速度指令信号に対する重みを決定することを特徴とする請求項4記載のモータ駆動装置である。
請求項7に係る発明は、前記制御回路には、前記トルクの大きさの情報と前記制御信号の位相の進角の度合いとの関係を予め記憶し、また、前記回転数の速さの情報と前記制御信号の位相の進角の度合いとの関係を予め記憶した記憶手段を有し、前記前記トルクの大きさの情報、または、前記回転数の速さの情報に基づいて前記位相の進角の度合いを前記記憶手段から呼び出すことを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置である。
請求項1に係る発明のモータ駆動装置においては、進角回路は、ブラシレスDCモータのトルクに関する情報と回転数に関する情報に基づいて、トルクの大きさの情報と回転数の速さの情報を両方含んだ進角信号を生成する。
制御回路は、進角信号に含まれたトルクの大きさの情報が大きい程に制御信号の進角を大きくし、また、進角信号に含まれた回転数の速さの情報が大きい程に制御信号の進角を大きくするものである。
これによって、モータ駆動装置は、正確に位相制御を行うことができる。そのため、定速度運転や定トルク運転時においても、正確にモータの制御を行うことができる。
請求項2に係る発明のモータ駆動装置においては、トルクに関する情報が、インバータ回路を流れるモータ電流であり、モータ電流を検出抵抗によって検出して進角回路へ出力する構造であるため、簡単にトルクに関する情報を入手することができる。
請求項3に係る発明のモータ駆動装置においては、回転数に関する情報が速度指令信号であるため、簡単に回転数に関する情報を入手することができる。
請求項4に係る発明のモータ駆動装置においては、回転数に関する情報が速度指令信号であり、トルクに関する情報がインバータ回路を流れるモータ電流である。そして、進角回路は増幅回路によってモータ電流を増幅し、PWM回路によって速度指令信号をPWM変調を行って変調信号を生成する。そして、スイッチング回路では、この生成した変調信号に基づいて増幅したモータ電流をスイッチングして進角信号を生成する。これにより、進角信号の振幅がトルクの大きさの情報となり、変調率(波長の長さ)が回転数の速さに関する情報となる。
制御回路は、進角信号の振幅が大きい程に制御信号の進角を大きくし、また、進角信号の波長が長い程に制御信号の進角を大きくする。
請求項5に係る発明のモータ駆動装置においては、進角回路は、増幅回路の増幅率によってモータ電流に対する重みを決定する。これによって、トルクに対する重みを大きくしたい場合には増幅率を大きくすることによって実現できる。例えば、定速回転などのように回転数が一定の場合に、このトルクに対する重みを大きくすることによって進角信号を正確に生成することができる。
請求項6に係る発明のモータ駆動装置においては、進角回路は、PWM回路へ入力する三角波の振幅によって速度指令信号に対する重みを決定する。即ち、変調率によって速度指令信号に対する重みを決定する。これによって、定トルク運転などのようにトルクが一定の場合に、速度指令信号(回転数)に対する重みを大きくすることによって、進角信号を正確に生成することができる。
請求項7に係る発明のモータ駆動装置であると、制御回路は、トルクの大きさの情報、または、回転数の速さの情報に基づいて位相の進角の度合いを記憶手段から呼び出し、正確に制御信号の位相の進角を調整できる。
以下、本発明の一実施形態の三相のブラシレスDCモータ(以下、モータという)の駆動装置12について図1及び図2に基づいて説明する。
(1)駆動装置12の構成
以下、図1に基づいて駆動装置12の構成について説明する。
駆動装置12は、第1制御ブロック14と第2制御ブロック16とより構成され、各ブロックはICまたはマイコンによって構成されている。
(1−1)第1制御ブロック14の構成
まず、第1制御ブロック14の構成について説明する。
第1制御ブロック14は、インバータ回路18、論理回路20、上段側ドライバー回路22、下段側ドライバー回路24より構成されている。
インバータ回路18には、モータ電圧であるVmが入力し、第1制御ブロック14の全体を動かすための制御電圧Vccが入力する。
インバータ回路18は、6個のスイッチングトランジスタとダイオードとより構成され、このインバータ回路18における上段のトランジスタと下段のトランジスタの接続点から三相の固定子巻線26u,26v,26wに駆動電流を供給する。
論理回路20は、第2制御ブロック16から入力した制御信号に基づいて上段側ドライバー回路22及び下段側ドライバー回路24を制御して、インバータ回路18の上段側の3個のトランジスタと下段側の3個のトランジスタをオン/オフすることにより、モータ10の回転を制御している。
インバータ回路18の下段側のトランジスタのマイナス側にはモータ電流を検出するためのシャント抵抗28が接続されている。
モータ10の回転子の位置を検出するために、ホールIC30が配されており、このホールIC30から位置検出信号が出力される。
(1−2)第2制御ブロック16の構成
次に、第2制御ブロック16の構成について説明する。
第2制御ブロック16は、カウンタ回路32、出力波形生成回路34、データセレクト回路36、PWM回路38、ゲートブロック回路40、デットタイム回路42、保護リセット回路44、進角回路46、位置推定回路48とより構成されている。
位置推定回路48は、ホールIC30から入力する位置検出信号に基づいて、推定した回転子の位置である位置信号をカウンタ回路32に出力する。
カウンタ回路32は、位置推定回路48からの位置信号のアップエッジ(またはダウンエッジ)から次のダウンエッジ(またはアップエッジ)までの時間をカウントし出力波形生成回路34に出力する。また、進角回路46からの進角信号LAに基づいて位相制御を行う。この位相制御については、後述する。
出力波形生成回路34では、速度指令信号Veと、カウンタ回路32でカウントした時間に基づいて変調波形を生成する。
データセレクト回路36では、所定の条件に基づいて変調波形を60°リセットまたは360°リセットに分けてリセットし、その変調波形の制御信号をPWM回路38に出力する。
PWM回路38では、入力した変調波形の制御信号と三角波とを比較してPWM信号を生成してゲートブロック回路40に出力する。このPWM信号は、デットタイム回路42を経て論理回路20に出力する。
ゲートブロック回路40は、保護リセット回路44からの信号によってPWM信号を遮断するものであり、保護リセット回路44は、シャント抵抗28によって検出された検出電流Idcが所定値以上になると過電流であるとしてゲートブロック回路40に遮断を指示する。
デットタイム回路42は、PWM信号の出力タイミングを調整するものである。
以上により、カウンタ回路32、出力波形生成回路34、データセレクト回路36よりなる制御回路は、外部から入力する速度指令信号Veに基づいて、現在推定している回転数が速度指令信号Veの値になるようにフィードバック制御した変調波形の制御信号をPWM回路38へ出力して、モータ10を目的の回転数によって回転させることができる。
(2)進角回路46の構成
(2−1)位相制御の説明
まず、進角回路46の構成を説明する前に位相制御について説明する。
モータ10の回転子の位置をホールIC30によって検出する場合に、ホールIC30は回転子に設けられているS極とN極の磁石部分からの磁力によってその位置を検出している。ところが、この位置検出において、モータ10の固定子巻線26に流れる駆動電流(界磁電流)が大きくなる程、即ち、トルクが大きくなる程その界磁電流からの影響を受けてホールIC30は回転子の正確な位置を検出できないこととなるため、位相を調整する必要がある。したがって、トルクが大きい程に、検出する位相が遅れるため、制御を行うための位相を進める必要がある。
また、このホールIC30の位置検出は、回転数によっても影響される。即ち、回転数が速い程検出する位相が遅れることとなるため、制御する位相を進める必要がある。
そのため、本実施形態では、トルクが大きい程に制御する位相を進め、また、回転数が大きい程に制御する位相を進める制御を行うものである。そして、この制御を行うために進角回路46を設けている。
(2−2)進角回路46の構成
図2は、進角回路46の構成である。
進角回路46は、増幅回路50、ピークホールド回路52、スイッチング回路54、PWM回路56、三角波発生回路58、フィルタ回路60とより構成されている。
増幅回路50は、シャント抵抗28によって検出した検出電流Idcが入力する。そして、この検出電流Idcを増幅率Aで増幅してピークホールド回路52に出力する。
ピークホールド回路52では、増幅された検出電流Idcについて最大値で所定時間ピークホールドを行い、スイッチング回路54に出力する。
一方、PWM回路56には、速度指令信号Veと三角波発生回路58からの三角波が入力し、速度指令信号Veを三角波で比較し、PWM変調を行い、スイッチング回路54に出力する。
スイッチング回路54では、PWM回路56から出力されたPWM信号に基づいてオン/オフを行って、ピークホールド回路52から出力されている検出電流Idcをオン/オフしてフィルタ回路60に出力する。
フィルタ回路60では雑音等を除去して、進角信号LAとして出力する。
(2−3)進角回路46の働き
この進角回路46の働きについて説明する。
シャント抵抗28によって検出された検出電流Idcは、モータ10のトルクに対応し、トルクが大きければ検出電流Idcが大きくなる。即ち、この検出電流Idcはトルクに関する情報を含んでいる。そのため、この検出電流Idcを増幅回路50によって増幅しピークホールド回路52を経て出力する。
一方、速度指令信号Veは、回転数に関する情報であり、これをPWM変調を行い、回転数の大きさの情報を波長の長さに変換している。
この変換したPWM信号の波長の情報を、前記増幅した検出電流Idcに含ませるためにスイッチング回路54でオン/オフして進角信号LAを生成する。進角信号LAは、その振幅の大きさでトルクの大きさが表され、波長の長さによって回転数の大きさが表現されている。振幅が大きければトルクが大きくなり、波長が長ければ回転数が速い情報となっている。
(2−3)カウンタ回路32の役割
進角回路46から進角信号LAが入力するカウンタ回路32の役割について改めて説明する。
カウンタ回路32は上記したように速度指令信号Veと現在推定されている回転数に基づいてフィードバック制御を行い現在の回転数が常に速度指令信号で指令されている回転数になるようにカウンタ値を生成しているものであるが、この場合に進角信号LAに基づいてそのカウンタ値を調整し、位相を制御している。
即ち、進角信号LAの振幅が大きければトルクが大きいと判断して、位相が進むようにカウンタ値を制御する。
また、進角信号LAの波長が長ければ回転数が速いものとして、位相を進めるように制御している。
この振幅の値と進相の値との関係については予めメモリしておき、波長の値と進相の値についても予めメモリに記憶しておく。これによって、入力する進角信号LAの振幅と波長に基づいて進相を制御することができる。
そして、位相の進み具合がカウンタ値によって調整されると、PWM回路38から出力されるPWM信号についてもその位相が調整された内容で論理回路20に出力される。そのため、従来とは異なりトルクに関する情報と回転数に関する情報によって位相制御が行われているため、パルス幅変調方式の速度可変を行っても、位相角が正常に設定でき、モータ10を正確に回転させることができる。
(2−4)定速度運転の場合
モータ10を一定の回転数で回転させる定速度運転の場合には、回転数に関する情報よりもトルクに関する情報を重視して位相を制御する必要がある。
そのため、モータ10が定速度運転に用いられるものである場合には、増幅回路50の増幅率Aを予め大きくして、トルクに関する情報(検出電流Idc)に対する重みを大きくして、トルクに関する情報が位相制御に反映され易いようにする。
これにより、定速度運転において、トルクに敏感に反応する位相制御を行うことができる。
(2−5)定トルク運転の場合
トルクを一定数にして回転数を可変にする場合には、トルクに関する情報よりも回転数に関する情報を重視する必要がある。
そのため、回転数に関する情報の重みを大きくするため、三角波発生回路58によって発生する三角波の振幅を大きくする。このため、PWM回路56によって発生するPWM信号にその重みを反映させることができる。
これにより、定トルク運転において、回転数に敏感に反応する位相制御を行うことができる。
本発明に係るモータ駆動装置は、ファンモータやその他のモータの駆動装置として好適である。
本発明の一実施形態を示すモータ駆動装置のブロック図である。 進角回路のブロック図である。
符号の説明
10 モータ
12 駆動装置
18 インバータ回路
28 シャント抵抗
30 ホールIC
32 カウンタ回路
38 PWM回路
46 進角回路
48 位置推定回路
50 増幅回路
52 ピークホールド回路
54 スイッチング回路
56 PWM回路
58 三角波発生回路

Claims (7)

  1. 三相のブラシレスDCモータの回転子の位置を検出する磁気検出素子と、
    前記磁気検出素子からの位置検出信号に基づいて前記回転子の回転位置を推定する位置推定回路と、
    前記位置推定回路からの位置推定信号と、外部から入力する速度指令信号に基づいて制御信号を出力する制御回路と、
    前記制御信号に基づいてPWM信号を出力するPWM回路と、
    前記PWM信号に基づいて三相の駆動電流を三相の固定子巻線へそれぞれ供給するインバータ回路と、
    を有するモータ駆動装置において、
    前記ブラシレスDCモータのトルクに関する情報と、回転数に関する情報に基づいて、前記トルクの大きさの情報と前記回転数の速さの情報の両方を含んだ進角信号を生成する進角回路を有し、
    前記制御回路は、前記進角信号に基づいて前記制御信号の位相を調整するものであり、前記進角信号に含まれた前記トルクの大きさの情報が大きい程に前記制御信号の位相の進角を大きくし、また、前記進角信号に含まれた前記回転数の速さの情報が大きい程に前記制御信号の位相の進角を大きくする
    ことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記トルクに関する情報とは、前記インバータ回路を流れるモータ電流であり、
    前記モータ電流を検出抵抗によって検出して前記進角回路へ出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置。
  3. 前記回転数に関する情報とは、前記速度指令信号であり、
    前記速度指令信号を前記進角回路へ出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置。
  4. 前記回転数に関する情報とは、前記速度指令信号であり、
    前記トルクに関する情報とは、前記インバータ回路を流れるモータ電流であり、
    前記進角回路は、
    前記モータ電流を増幅する増幅回路と、
    前記速度指令信号を三角波と比較してPWM変調を行うPWM回路と、
    前記PWM変調した変調信号に基づいて前記増幅したモータ電流をスイッチングして進角信号を生成するスイッチング回路と、
    を有し、
    前記制御回路は、
    前記進角信号の振幅が大きい程に前記制御信号の位相の進角を大きくし、また、前記進角信号の波長が長い程に前記制御信号の位相の進角を大きくする
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置。
  5. 前記進角回路は、前記増幅回路の増幅率によってモータ電流に対する重みを決定する
    ことを特徴とする請求項4記載のモータ駆動装置。
  6. 前記進角回路は、前記PWM回路へ入力する三角波の振幅によって速度指令信号に対する重みを決定する
    ことを特徴とする請求項4記載のモータ駆動装置。
  7. 前記制御回路には、前記トルクの大きさの情報と前記制御信号の位相の進角の度合いとの関係を予め記憶し、また、前記回転数の速さの情報と前記制御信号の位相の進角の度合いとの関係を予め記憶した記憶手段を有し、
    前記前記トルクの大きさの情報、または、前記回転数の速さの情報に基づいて前記位相の進角の度合いを前記記憶手段から呼び出す
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置。
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