JP2005217965A - 光マトリクススイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
既設の単位光スイッチに手を加えることなしに増設を容易に行うことができる光マトリクススイッチ装置を提供する。
【解決手段】
入力用光スイッチの出力に1回路を付加して〔1×(N+1)〕入力用単位光スイッチとし、出力用光スイッチの入力に1回路を付加して〔1×(M+1)〕出力用単位光スイッチとし、前記入力用単位光スイッチ〔1×(N+1)〕をM個並べて入力数M個とし、前記出力用単位光スイッチ〔1×(M+1)〕をN個並べて出力数N個として構成される(M×N)光マトリクススイッチを基本モジュールとした光マトリクススイッチ装置である。
【選択図】図5
既設の単位光スイッチに手を加えることなしに増設を容易に行うことができる光マトリクススイッチ装置を提供する。
【解決手段】
入力用光スイッチの出力に1回路を付加して〔1×(N+1)〕入力用単位光スイッチとし、出力用光スイッチの入力に1回路を付加して〔1×(M+1)〕出力用単位光スイッチとし、前記入力用単位光スイッチ〔1×(N+1)〕をM個並べて入力数M個とし、前記出力用単位光スイッチ〔1×(M+1)〕をN個並べて出力数N個として構成される(M×N)光マトリクススイッチを基本モジュールとした光マトリクススイッチ装置である。
【選択図】図5
Description
本発明は、多数の光回路間の自由な切替接続を可能とする光マトリクススイッチ装置の技術分野に属する。
多数の光回路間の自由な切替接続を可能とする光マトリクススイッチとして、入力1個で出力N個の(1×N)単位スイッチをM個と出力1個で入力M個の(1×M)単位スイッチをN個とで構成される図1に示されるような(M×N)光マトリクススイッチが、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2002−23079
ところで、入力1個で出力N個の(1×N)単位スイッチをM個と出力1個で入力M個の(1×M)単位スイッチをN個とで構成される(M×N)光マトリクススイッチにおいては、既に設置された入出力数のMとNを増やすためには各々の単位スイッチのMとNを増やさなければならず、単位光スイッチ自体を変更あるは改造しなければならないという問題点があった。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたもので、既設の単位光スイッチに手を加えることなしに増設を容易に行うことができる光マトリクススイッチ装置を提供しようとするものである。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたもので、既設の単位光スイッチに手を加えることなしに増設を容易に行うことができる光マトリクススイッチ装置を提供しようとするものである。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、入力1個で出力N個の入力用光スイッチ(1×N)をM個並べて入力数M個とし、入力M個で出力1個の出力用光スイッチ(1×M)をN個並べて出力数N個として構成する機械式(M×N)光マトリクススイッチ装置において、前記入力用光スイッチの出力に1回路を付加して〔1×(N+1)〕入力用単位光スイッチとし、前記出力用光スイッチの入力に1回路を付加して〔1×(M+1)〕出力用単位光スイッチとし、前記1回路を付加した入力用単位光スイッチ〔1×(N+1)〕をM個並べて入力数M個とし、前記1回路を付加した出力用単位光スイッチ〔1×(M+1)〕をN個並べて出力数N個として、該入力用単位光スイッチのN個の出力接続ポートと該出力用単位光スイッチのM個の入力接続ポートを光ファイバーケーブルでM×Nのマトリクス対応となる様に接続して構成することを特徴とする光マトリクススイッチ装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光マトリクススイッチ装置おいて、前記1回路を付加した入力用単位光スイッチ〔1×(N+1)〕をM個並べて入力数M個とし、前記1回路を付加した出力用単位光スイッチ〔1×(M+1)〕をN個並べて出力数N個として構成される(M×N)光マトリクススイッチを基本モジュールとし、該基本モジュールを既設基本モジュールとし、これに前記基本モジュールを更に増設して増設基本モジュールとし、該既設基本モジュールの増設中継用として前記基本モジュールを増設して既設中継用基本モジュールとするとともに、前記既設基本モジュールの入力用単位光スイッチに付加されている出力1回路を前記既設中継用基本モジュールの入力用単位光スイッチの入力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記既設基本モジュールの出力用単位光スイッチに付加されている入力1回路を前記既設中継用基本モジュールの出力用単位光スイッチの出力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記増設基本モジュールの増設中継用として前記基本モジュールを増設して増設中継用基本モジュールとし、前記増設基本モジュールの入力用単位光スイッチに付加されている出力1回路を前記増設中継用基本モジュールの入力用単位光スイッチの入力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記増設基本モジュールの出力用単位光スイッチに付加されている入力1回路を前記増設中継用基本モジュールの出力用単位光スイッチの出力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、各々の基本モジュールの入力用単位光スイッチの出力ポートと出力用単位光スイッチの入力ポートをマトリクス対応となる様に光ファイバーケーブルで接続し、順次前記基本モジュールを直列接続にて増設して光マトリクススイッチの入力ポート数と出力ポート数を整数倍に拡張させたことを特徴とする光マトリクススイッチ装置である。
請求項3の発明は、入力1個で出力N個の入力用光スイッチ(1×N)をM個並べて入力数M個とし、入力M個で出力1個の出力用光スイッチ(1×M)をN個並べて出力数N個として構成する機械式(M×N)光マトリクススイッチ装置において、前記入力用光スイッチの出力にn個の回路を付加した〔1×(N+n)〕をn個付加入力用単位光スイッチとし、前記出力用光スイッチの入力にn個の回路を付加した〔1×(M+n)〕をn個付加出力用単位光スイッチとし、前記n個付加入力用単位光スイッチ〔1×(N+n)〕をM個並べて入力数M個とし、前記n個付加出力用単位光スイッチ〔1×(M+n)〕をN個並べて出力数N個として、各入力用単位光スイッチのN個の出力接続ポートと各出力用単位光スイッチのM個の入力接続ポートを光ファイバーケーブルでM×Nのマトリクス対応となる様に接続して構成することを特徴とする光マトリクススイッチ装置である。
請求項4の発明は、請求項3に記載の光マトリクススイッチ装置おいて、前記n個付加入力用単位光スイッチ〔1×(N+n)〕をM個並べて入力数M個とし、前記n個付加出力用単位光スイッチ〔1×(M+n)〕をN個並べて出力数N個として構成される(M×N)光マトリクススイッチを基本モジュールとし、前記基本モジュールを既設基本モジュールとし、前記基本モジュールを更に増設して増設基本モジュールとし、前記既設基本モジュールの増設中継用として前記基本モジュールを増設して既設中継用基本モジュールとし、前記既設基本モジュールのn個付加入力用単位光スイッチに付加されているn個の出力中の1回路を前記既設中継用基本モジュールのn個付加入力用単位光スイッチの入力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記既設基本モジュールのn個付加出力用単位光スイッチに付加されているn個の入力中の1回路を前記既設中継用基本モジュールのn個付加出力用単位光スイッチの出力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記増設基本モジュールの増設中継用として前記基本モジュールを増設し増設中継用基本モジュールとし、前記増設基本モジュールのn個付加入力用単位光スイッチに付加されているn個の出力中の1回路を前記増設中継用基本モジュールのn個付加入力用単位光スイッチの入力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記増設基本モジュールのn個付加出力用単位光スイッチに付加されているn個の入力中の1回路を前記増設中継用基本モジュールのn個付加出力用単位光スイッチの出力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、各々の基本モジュールのn個付加入力用単位光スイッチの出力ポートとn個付加出力用単位光スイッチの入力ポートをマトリクス対応となる様に光ファイバーケーブルで接続し、順次前記基本モジュールを並列接続にて増設して光マトリクススイッチの入力ポート数と出力ポート数を整数倍に拡張させることを特徴とする光マトリクススイッチ装置である。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4に記載の光マトリクススイッチ装置おいて、MとNが同数であることを特徴とする光マトリクススイッチ装置である。
請求項6の発明は、請求項3または請求項4に記載の光マトリクススイッチ装置おいて、nがマイナスの整数であることを特徴とする光マトリクススイッチ装置である。
請求項6の発明は、請求項3または請求項4に記載の光マトリクススイッチ装置おいて、nがマイナスの整数であることを特徴とする光マトリクススイッチ装置である。
本発明によれば、既設の単位光スイッチに手を加えることをしないで、増設を容易に行うことができ、入出力の個数を飛躍的に増やすことができるとういう効果が得られる。
さらに、請求項5の発明によれば、入力用単位光スイッチ〔1×(N+1)〕と出力用単位光スイッチ〔1×(M+1)〕およびn個付加入力用単位光スイッチ〔1×(N+n)〕とn個付加出力用単位光スイッチ〔1×(M+n)〕において、特にMとNを同数(M=N)とすると〔1×(N+1)〕と〔1×(M+1)〕は全く同じ構成となり、〔1×(N+n)〕と〔1×(M+n)〕は全く同じ構成となるので、入力用単位光スイッチと出力用単位光スイッチとが同じものでよく、コストとメンテナンスの両面で優れたものとなる。
さらに、請求項5の発明によれば、入力用単位光スイッチ〔1×(N+1)〕と出力用単位光スイッチ〔1×(M+1)〕およびn個付加入力用単位光スイッチ〔1×(N+n)〕とn個付加出力用単位光スイッチ〔1×(M+n)〕において、特にMとNを同数(M=N)とすると〔1×(N+1)〕と〔1×(M+1)〕は全く同じ構成となり、〔1×(N+n)〕と〔1×(M+n)〕は全く同じ構成となるので、入力用単位光スイッチと出力用単位光スイッチとが同じものでよく、コストとメンテナンスの両面で優れたものとなる。
図1に、従来型の入力1個で出力N個の(1×N)単位光スイッチ1をM個と、出力1個で入力M個の(1×M)単位光スイッチ1をN個とで構成される(M×N)光マトリクススイッチの接続を示すが、図1においては、入力をIn、出力をOutとして表記し、さらに、各単位光スイッチを表す矩形の欄中に1−1,1−2,・・・、1−Nという様に入力番号−出力番号を表記し、マトリクス接続はこの表記に従って以下に説明する。
まず、本発明の請求項1および請求項2に対応した実施例1を説明する。
実施例1の(M×N)光マトリクススイッチの接続を図2に示すが、図2において、入力1個で出力N個の入力用光スイッチ(1×N)をM個並べて入力数M個とし、同様に、入力M個で出力1個の出力用光スイッチ(1×M)をN個並べて出力数N個として構成する機械式の(M×N)の光マトリクススイッチ装置を構成している。
この光マトリクススイッチ装置においては、前記入力用光スイッチの出力に1回路を付加して〔1×(N+1)〕としてこれを入力用単位光スイッチ2とし、前記出力用光スイッチの入力に1回路を付加して〔1×(M+1)〕としてこれを出力用単位光スイッチ3とすると、前記入力用単位光スイッチ〔1×(N+1)〕をM個並べて入力数M個とし、前記出力用単位光スイッチ〔1×(M+1)〕をN個並べて出力数N個として、各入力用単位光スイッチのN個の出力接続ポートと各出力用単位光スイッチのM個の入力接続ポートを光ファイバーケーブルでM×Nのマトリクス対応となる様に接続して構成されている。
なお、図2においては、入力をIn、出力をOutとして表記している。
実施例1の(M×N)光マトリクススイッチの接続を図2に示すが、図2において、入力1個で出力N個の入力用光スイッチ(1×N)をM個並べて入力数M個とし、同様に、入力M個で出力1個の出力用光スイッチ(1×M)をN個並べて出力数N個として構成する機械式の(M×N)の光マトリクススイッチ装置を構成している。
この光マトリクススイッチ装置においては、前記入力用光スイッチの出力に1回路を付加して〔1×(N+1)〕としてこれを入力用単位光スイッチ2とし、前記出力用光スイッチの入力に1回路を付加して〔1×(M+1)〕としてこれを出力用単位光スイッチ3とすると、前記入力用単位光スイッチ〔1×(N+1)〕をM個並べて入力数M個とし、前記出力用単位光スイッチ〔1×(M+1)〕をN個並べて出力数N個として、各入力用単位光スイッチのN個の出力接続ポートと各出力用単位光スイッチのM個の入力接続ポートを光ファイバーケーブルでM×Nのマトリクス対応となる様に接続して構成されている。
なお、図2においては、入力をIn、出力をOutとして表記している。
光マトリクススイッチの入力ポート数と出力ポート数を整数倍に拡張させる実施例1の一つの例として2倍に拡張させた接続を図3に示すが、図2と同様に、前記入力用光スイッチの出力に1回路を付加して〔1×(N+1)〕としてこれを入力用単位光スイッチ2とし、前記出力用光スイッチの入力に1回路を付加して〔1×(M+1)〕としてこれを出力用単位光スイッチ3とし、前記入力用単位光スイッチ〔1×(N+1)〕をM個並べて入力数M個とし、前記出力用単位光スイッチ〔1×(M+1)〕をN個並べて出力数N個として構成される(M×N)光マトリクススイッチを基本モジュール4とし、これを既設基本モジュール5とする。
前記基本モジュール4と同じ構成のモジュールを増設して、これを増設基本モジュール7とする。同様に、前記既設基本モジュール5の増設中継用として前記基本モジュール4と同じ構成のモジュールを増設して、これを既設中継用基本モジュール6とする。
そして、前記既設基本モジュール5の入力用単位光スイッチ2に付加されている出力1回路を前記既設中継用基本モジュール6の入力用単位光スイッチ2の入力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記既設基本モジュール5の出力用単位光スイッチ3に付加されている入力1回路を前記既設中継用基本モジュール6の出力用単位光スイッチ3の出力ポートに光ファイバーケーブルで接続する。
次に、前記増設基本モジュール7の増設中継用として前記基本モジュール4と同じ構成のモジュールをを増設して、これを増設中継用基本モジュール8とする。
この増設基本モジュール7と増設中継用基本モジュール8との接続関係は、前記増設基本モジュール7の入力用単位光スイッチ2に付加されている出力1回路を、前記増設中継用基本モジュール8の入力用単位光スイッチ2の入力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記増設基本モジュール7の出力用単位光スイッチ3に付加されている入力1回路を前記増設中継用基本モジュール8の出力用単位光スイッチ3の出力ポートに光ファイバーケーブルで接続する。
全体として図3に示すように、各々の基本モジュールの入力用単位光スイッチ2の出力ポートと出力用単位光スイッチ3の入力ポートをマトリクス対応となる様に光ファイバーケーブルで接続する。
なお、図3においては、付加した回路の番号を便宜上0とし、入力をIn、出力をOutとして表記している。
前記基本モジュール4と同じ構成のモジュールを増設して、これを増設基本モジュール7とする。同様に、前記既設基本モジュール5の増設中継用として前記基本モジュール4と同じ構成のモジュールを増設して、これを既設中継用基本モジュール6とする。
そして、前記既設基本モジュール5の入力用単位光スイッチ2に付加されている出力1回路を前記既設中継用基本モジュール6の入力用単位光スイッチ2の入力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記既設基本モジュール5の出力用単位光スイッチ3に付加されている入力1回路を前記既設中継用基本モジュール6の出力用単位光スイッチ3の出力ポートに光ファイバーケーブルで接続する。
次に、前記増設基本モジュール7の増設中継用として前記基本モジュール4と同じ構成のモジュールをを増設して、これを増設中継用基本モジュール8とする。
この増設基本モジュール7と増設中継用基本モジュール8との接続関係は、前記増設基本モジュール7の入力用単位光スイッチ2に付加されている出力1回路を、前記増設中継用基本モジュール8の入力用単位光スイッチ2の入力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記増設基本モジュール7の出力用単位光スイッチ3に付加されている入力1回路を前記増設中継用基本モジュール8の出力用単位光スイッチ3の出力ポートに光ファイバーケーブルで接続する。
全体として図3に示すように、各々の基本モジュールの入力用単位光スイッチ2の出力ポートと出力用単位光スイッチ3の入力ポートをマトリクス対応となる様に光ファイバーケーブルで接続する。
なお、図3においては、付加した回路の番号を便宜上0とし、入力をIn、出力をOutとして表記している。
本発明の実施例1において、M=N=12に限定した(12×12)光マトリクススイッチとした場合の接続関係を図4に示す。
図4において、付加した回路の番号を便宜上0とし、入力をIn、出力をOutとして表記しているが、入力用単位光スイッチ2は入力1個で出力12個に付加出力1個で構成されたものが12個で、出力用単位光スイッチ3は出力1個で入力12個に付加入力1個で構成されたものが12個である。図4の左側に並んでいるのが入力用単位光スイッチ2であり、右側に並んでいるのが出力用単位光スイッチ3であるが、各単位光スイッチを表す矩形の欄中に1−1,1−2,・・・、1−Nという様に入力番号−出力番号を表記しているが、この表記に従って各入力用単位光スイッチの各出力と各出力用単位光スイッチの各入力との間を光ファイバーケーブルで接続すると、図4の接続図から判るように12×12のマトリクス接続が行える。
例えば、左側の最上段の入力用単位光スイッチ2は、入力In−1に対応して1−1から1−12を選択でき、選択された1−1から1−12の出力は出力用単位光スイッチ3の1から12の内の所定のスイッチ3の入力端子に接続され、対応する出力用単位光スイッチ3の出力Out-n(1〜12)から出力される。
図4において、付加した回路の番号を便宜上0とし、入力をIn、出力をOutとして表記しているが、入力用単位光スイッチ2は入力1個で出力12個に付加出力1個で構成されたものが12個で、出力用単位光スイッチ3は出力1個で入力12個に付加入力1個で構成されたものが12個である。図4の左側に並んでいるのが入力用単位光スイッチ2であり、右側に並んでいるのが出力用単位光スイッチ3であるが、各単位光スイッチを表す矩形の欄中に1−1,1−2,・・・、1−Nという様に入力番号−出力番号を表記しているが、この表記に従って各入力用単位光スイッチの各出力と各出力用単位光スイッチの各入力との間を光ファイバーケーブルで接続すると、図4の接続図から判るように12×12のマトリクス接続が行える。
例えば、左側の最上段の入力用単位光スイッチ2は、入力In−1に対応して1−1から1−12を選択でき、選択された1−1から1−12の出力は出力用単位光スイッチ3の1から12の内の所定のスイッチ3の入力端子に接続され、対応する出力用単位光スイッチ3の出力Out-n(1〜12)から出力される。
前述した図4に示される12個対応の基本モジュールを用いて、既設のものに手を加えることをしないで、増設を行う光マトリクススイッチ装置を図5を用いて説明する。
この実施例は、12×12の整数倍2である24×24の光マトリクススイッチとなるが、接続関係は図5のようになる。まず、図4の基本モジュールの構成を用いて既設基本モジュール9とし、入力用単位光スイッチの入力は1〜12であり出力用単位光スイッチの出力は1〜12である。前記既設基本モジュール9と同じ構成のモジュールを増設してこれを既設中継用基本モジュール10とする。
そして、前記既設基本モジュール9の各入力用単位光スイッチに付加された出力番号0(1−0、・・・12−0)と前記既設中継用基本モジュール10の対応する各入力用単位光スイッチの入力(In−1・・・In−12)をファイバーケーブルで接続し、他方、前記既設基本モジュール9の各出力用単位光スイッチに付加された入力番号0(1〜12−0、・・・1〜12−0)と前記既設中継用基本モジュール10の各出力用単位光スイッチの出力(Out−1〜12、・・・Out−1〜12)をファイバーケーブルで接続する。
また、前記既設基本モジュール9と同じ構成のモジュールを増設して、これを増設基本モジュール11とし、入力用単位光スイッチの入力は13〜24であるが、出力用単位光スイッチの出力は13〜24である。更に、前記既設基本モジュール9と同じ構成のモジュールを増設してこれを増設中継用基本モジュール12とする。
そして、前記増設基本モジュール11の各入力用単位光スイッチに付加された出力番号0(13−0、・・・24−0)と前記増設中継用基本モジュール12の各入力用単位光スイッチの入力(In−13・・・In−24)をファイバーケーブルで接続し、前記増設基本モジュール11の各出力用単位光スイッチに付加された入力番号0(13〜24−0、・・・13〜24−0)と前記増設中継用基本モジュール12の各出力用単位光スイッチの出力(Out−13〜24、・・・Out−13〜24)をファイバーケーブルで接続する。
なお、各単位光スイッチを表す矩形の欄中に1−1,1−2,・・・、1−12、1−0あるいは1〜12−0,13〜24−0という様に入力番号−出力番号を表記している。この表記に従って各入力用単位光スイッチの各出力と各出力用単位光スイッチの各入力との間を光ファイバーケーブルで接続すると24×24のマトリクス接続が行える。
この実施例は、12×12の整数倍2である24×24の光マトリクススイッチとなるが、接続関係は図5のようになる。まず、図4の基本モジュールの構成を用いて既設基本モジュール9とし、入力用単位光スイッチの入力は1〜12であり出力用単位光スイッチの出力は1〜12である。前記既設基本モジュール9と同じ構成のモジュールを増設してこれを既設中継用基本モジュール10とする。
そして、前記既設基本モジュール9の各入力用単位光スイッチに付加された出力番号0(1−0、・・・12−0)と前記既設中継用基本モジュール10の対応する各入力用単位光スイッチの入力(In−1・・・In−12)をファイバーケーブルで接続し、他方、前記既設基本モジュール9の各出力用単位光スイッチに付加された入力番号0(1〜12−0、・・・1〜12−0)と前記既設中継用基本モジュール10の各出力用単位光スイッチの出力(Out−1〜12、・・・Out−1〜12)をファイバーケーブルで接続する。
また、前記既設基本モジュール9と同じ構成のモジュールを増設して、これを増設基本モジュール11とし、入力用単位光スイッチの入力は13〜24であるが、出力用単位光スイッチの出力は13〜24である。更に、前記既設基本モジュール9と同じ構成のモジュールを増設してこれを増設中継用基本モジュール12とする。
そして、前記増設基本モジュール11の各入力用単位光スイッチに付加された出力番号0(13−0、・・・24−0)と前記増設中継用基本モジュール12の各入力用単位光スイッチの入力(In−13・・・In−24)をファイバーケーブルで接続し、前記増設基本モジュール11の各出力用単位光スイッチに付加された入力番号0(13〜24−0、・・・13〜24−0)と前記増設中継用基本モジュール12の各出力用単位光スイッチの出力(Out−13〜24、・・・Out−13〜24)をファイバーケーブルで接続する。
なお、各単位光スイッチを表す矩形の欄中に1−1,1−2,・・・、1−12、1−0あるいは1〜12−0,13〜24−0という様に入力番号−出力番号を表記している。この表記に従って各入力用単位光スイッチの各出力と各出力用単位光スイッチの各入力との間を光ファイバーケーブルで接続すると24×24のマトリクス接続が行える。
次に、本発明の実施例1における入力用単位光スイッチのスイッチ切替動作を図6で説明する。
図6に示す光スイッチは、図4に示された入力用単位光スイッチの具体的な構成であり、市販されている公知のファイバー用のアダプタ、コネクタとファイバーケーブルで構成される機械式光スイッチである。
入力用としてアダプタ131を1個と、出力用として13個のアダプタ133がパネル181に固定されており、パネル181の左側は各アダプタの入力用端子INと出力用OUTである。入力用のアダプタ131の右側にはファイバーケーブル135の一方のコネクタ132が接続され、このファイバーケーブル135の他方のコネクタ134が接続されている。
ここで、指令により出力番号12の端子から出力番号7の端子に変更選択して接続する手順を図6(a)〜(d)で説明すると、図6(a)での出力用アダプタ133の出力(OUT)番号12の右側の位置に接続されている状態から、 図6(b)ではコネクタ134を出力(OUT)番号12から矢印方向に引き抜き、図6(c)は引き抜いたコネクタ134を出力用アダプタ133の出力(OUT)番号7の位置へ矢印方向に移動させ、図6(d)は移動完了したコネクタ134がを出力用アダプタ133の出力番号7の位置へ差し込んで、指令された変更選択を終了する。
図6に示す光スイッチは、図4に示された入力用単位光スイッチの具体的な構成であり、市販されている公知のファイバー用のアダプタ、コネクタとファイバーケーブルで構成される機械式光スイッチである。
入力用としてアダプタ131を1個と、出力用として13個のアダプタ133がパネル181に固定されており、パネル181の左側は各アダプタの入力用端子INと出力用OUTである。入力用のアダプタ131の右側にはファイバーケーブル135の一方のコネクタ132が接続され、このファイバーケーブル135の他方のコネクタ134が接続されている。
ここで、指令により出力番号12の端子から出力番号7の端子に変更選択して接続する手順を図6(a)〜(d)で説明すると、図6(a)での出力用アダプタ133の出力(OUT)番号12の右側の位置に接続されている状態から、 図6(b)ではコネクタ134を出力(OUT)番号12から矢印方向に引き抜き、図6(c)は引き抜いたコネクタ134を出力用アダプタ133の出力(OUT)番号7の位置へ矢印方向に移動させ、図6(d)は移動完了したコネクタ134がを出力用アダプタ133の出力番号7の位置へ差し込んで、指令された変更選択を終了する。
更に、図7に、図6で示したスイッチ切替動作を実現させた機構を組み込んだユニットの詳細を示すが、このユニット全体を入力用単位光スイッチユニット13において、左側パネルに1個の入力用アダプタ131と13個の出力用アダプタ133と外部制御信号コネクタ17が取付られており、図6で示されていたファイバーケーブル135と、このファイバーケーブル135の両端に取付られているコネクタ132と134は図7では省略してあるが、コネクタ132はアダプタ131に接続されており、コネクタ134は自動調芯機構141に保持されていて、図7においては出力用アダプタ133の13番目に差し込まれている状態である。
自動調芯機構141はコネクタ抜き差し機構14に取付られていてモータ142によって図中の左右方向に動作可能となっていてコネクタ134をアダプタ133に抜き差しさせることができる。コネクタ抜き差し機構14はコネクタ移動機構15に取付られていて、モータ151によって図中の上下方向に動作可能となっていてアダプタ133から引き抜かれたコネクタ134を、指令された目的とする出力用アダプタ133の出力番号の位置へ移動させることができ、移動先の位置はコネクタ移動先確認センサ152により確認することができる。
さらに、この移動先位置の出力番号をコネクタ移動先番号表示161で表示しているが、モータ142と151のモータ駆動回路16もこのユニットの中に組み込まれていて、外部制御信号コネクタ17に外部から与えられる制御信号によってモータ駆動回路16に指令が与えられてモータ142と151が駆動されて光スイッチの切替動作が実行される。
自動調芯機構141はコネクタ抜き差し機構14に取付られていてモータ142によって図中の左右方向に動作可能となっていてコネクタ134をアダプタ133に抜き差しさせることができる。コネクタ抜き差し機構14はコネクタ移動機構15に取付られていて、モータ151によって図中の上下方向に動作可能となっていてアダプタ133から引き抜かれたコネクタ134を、指令された目的とする出力用アダプタ133の出力番号の位置へ移動させることができ、移動先の位置はコネクタ移動先確認センサ152により確認することができる。
さらに、この移動先位置の出力番号をコネクタ移動先番号表示161で表示しているが、モータ142と151のモータ駆動回路16もこのユニットの中に組み込まれていて、外部制御信号コネクタ17に外部から与えられる制御信号によってモータ駆動回路16に指令が与えられてモータ142と151が駆動されて光スイッチの切替動作が実行される。
ここで、図6と図7で図示したものは入力用単位光スイッチについてであるが、各図中の入力用アダプタ131を出力用とし、出力用アダプタ133を入力用として信号の流れを逆にすれば機能的に全く同じユニットが出力用単位光スイッチとして使用できる。すなわち、前述した入力用単位光スイッチ〔1×(N+1)〕と出力用単位光スイッチ〔1×(M+1)〕において、特に、MとNを同数(M=N)とすると全てのスイッチが同じ構成になり、例えば、M=N=12とすると〔1×(12+1)〕と〔1×(12+1)〕は、全ては13となり同じ構成となるので、入力用単位光スイッチと出力用単位光スイッチとが同じものでよく、コストとメンテナンスの両面で有利となる。
図8の(a)は、図7の入力用単位光スイッチユニット13を図7でA方向から見たパネル181の図であり、コネクタ移動先番号表示161が設けられ、現在の接続状況が判るように構成され、図8の(b)は、図7の入力用単位光スイッチユニット13を図7でB方向から見たパネル181の図であり、上部に入力端子と中央部に13個の出力端子が設けられ、下部にコネクタ移動等を制御する外部制御信号コネクタ17が設けられている。
図9は、図7に示した入力用単位光スイッチユニット13を12個を横に並べてフレーム18に組込んで標準ラックに丁度収まる様にしたものを示しているが、このように増設する場合も、光スイッチユニット13を並べてフレームに組み込むだけでよい。
本発明の請求項2に記載の光マトリクススイッチの入力ポート数と出力ポート数を2倍以上の整数倍に拡張させる接続の方法を図10で説明するが、図2で示した基本モジュール4を構成しているM個ある入力用単位光スイッチの内のIn−1用の入力用単位光スイッチの系列を抜粋してn倍に拡張するための接続関係を示したのが図10である。
すなわち、In−1用の入力用単位光スイッチ2に付加されている出力1−0に前述したように2倍に拡張するための入力用単位光スイッチの入力をファイバーケーブルで接続する。この入力用単位光スイッチのN個の出力先はN+1から2Nとなる。次に、この入力用単位光スイッチに付加されている出力1−0に3倍に拡張するための入力用単位光スイッチの入力をファイバーケーブルで接続する。この入力用単位光スイッチのN個の出力先は2N+1から3Nとなる。このように、順次、同様な接続を繰り返してn倍に拡張するための入力用単位光スイッチのN個の出力先は(n−1)N+1からnNとなる。ここでは説明を省いた他の入力ポートと出力ポートについても同様な接続の方法となる。
この説明で明らかな様に、入力用単位光スイッチに入力用単位光スイッチを次々と直列に接続し、出力用単位スイッチに出力用単位光スイッチを次々と直列に接続しすればいくらでも拡張できることになる。
すなわち、In−1用の入力用単位光スイッチ2に付加されている出力1−0に前述したように2倍に拡張するための入力用単位光スイッチの入力をファイバーケーブルで接続する。この入力用単位光スイッチのN個の出力先はN+1から2Nとなる。次に、この入力用単位光スイッチに付加されている出力1−0に3倍に拡張するための入力用単位光スイッチの入力をファイバーケーブルで接続する。この入力用単位光スイッチのN個の出力先は2N+1から3Nとなる。このように、順次、同様な接続を繰り返してn倍に拡張するための入力用単位光スイッチのN個の出力先は(n−1)N+1からnNとなる。ここでは説明を省いた他の入力ポートと出力ポートについても同様な接続の方法となる。
この説明で明らかな様に、入力用単位光スイッチに入力用単位光スイッチを次々と直列に接続し、出力用単位スイッチに出力用単位光スイッチを次々と直列に接続しすればいくらでも拡張できることになる。
本発明の請求項3及び請求項4に対応した実施例2について説明するが、光マトリクススイッチの入力ポート数と出力ポート数を整数倍に拡張させる接続の方法を図11で説明する。
実施例2が実施例1の構成と異なるのは、実施例1が入力用光スイッチの出力と出力用光スイッチの入力にそれぞれ1回路を付加したのに対して、実施例2が入力1個で出力N個の入力用光スイッチの出力に、n個の回路を付加して〔1×(N+n)〕をn個付加入力用単位光スイッチ19とし、出力1個で入力M個の出力用光スイッチの入力にn個の回路を付加して〔1×(M+n)〕をn個付加出力用単位光スイッチとしたものである。
そして、前記n個付加入力用単位光スイッチ〔1×(N+n)〕をM個並べて入力数M個とし、前記n個付加出力用単位光スイッチ〔1×(M+n)〕をN個並べて出力数N個として構成される(M×N)光マトリクススイッチを基本モジュールとしたもので、前記基本モジュールを構成しているM個あるn個付加入力用単位光スイッチの内のIn−1用のn個付加入力用単位光スイッチの系列を抜粋してn倍に拡張できる。この接続関係を図11に示すが図に示す様にn個付加入力用単位光スイッチ19のn個付加した出力ポートを1−0−1、1−0−2、・・・・、1−0−nとすれば、In−1用のn個付加入力用単位光スイッチ19に付加されている出力1−0−1に2倍に拡張するためのn個付加入力用単位光スイッチの入力をファイバーケーブルで接続し、このn個付加入力用単位光スイッチのN個の出力先はN+1から2Nとなる。
次に、前記In−1用のn個付加入力用単位光スイッチ19に付加されている出力1−0−2に3倍に拡張するためのn個付加入力用単位光スイッチの入力をファイバーケーブルで接続し、このn個付加入力用単位光スイッチのN個の出力先は2N+1から3Nとなり、順次、同様な接続を繰り返して前記In−1用のn個付加入力用単位光スイッチ19に付加されている出力1−0−nにn倍に拡張するためのn個付加入力用単位光スイッチの入力をファイバーケーブルで接続し、このn個付加入力用単位光スイッチのN個の出力先は(n−1)N+1からnNとなる。
他の構成は実施例1と同じであるのでここでは説明を除いたが、他の入力ポートと出力ポートについても同様な接続の方法となる。
したがって、入力用単位光スイッチに入力用単位光スイッチを次々と並列に接続し、出力用単位スイッチに出力用単位光スイッチを次々と並列に接続して拡張させることができる。
実施例2が実施例1の構成と異なるのは、実施例1が入力用光スイッチの出力と出力用光スイッチの入力にそれぞれ1回路を付加したのに対して、実施例2が入力1個で出力N個の入力用光スイッチの出力に、n個の回路を付加して〔1×(N+n)〕をn個付加入力用単位光スイッチ19とし、出力1個で入力M個の出力用光スイッチの入力にn個の回路を付加して〔1×(M+n)〕をn個付加出力用単位光スイッチとしたものである。
そして、前記n個付加入力用単位光スイッチ〔1×(N+n)〕をM個並べて入力数M個とし、前記n個付加出力用単位光スイッチ〔1×(M+n)〕をN個並べて出力数N個として構成される(M×N)光マトリクススイッチを基本モジュールとしたもので、前記基本モジュールを構成しているM個あるn個付加入力用単位光スイッチの内のIn−1用のn個付加入力用単位光スイッチの系列を抜粋してn倍に拡張できる。この接続関係を図11に示すが図に示す様にn個付加入力用単位光スイッチ19のn個付加した出力ポートを1−0−1、1−0−2、・・・・、1−0−nとすれば、In−1用のn個付加入力用単位光スイッチ19に付加されている出力1−0−1に2倍に拡張するためのn個付加入力用単位光スイッチの入力をファイバーケーブルで接続し、このn個付加入力用単位光スイッチのN個の出力先はN+1から2Nとなる。
次に、前記In−1用のn個付加入力用単位光スイッチ19に付加されている出力1−0−2に3倍に拡張するためのn個付加入力用単位光スイッチの入力をファイバーケーブルで接続し、このn個付加入力用単位光スイッチのN個の出力先は2N+1から3Nとなり、順次、同様な接続を繰り返して前記In−1用のn個付加入力用単位光スイッチ19に付加されている出力1−0−nにn倍に拡張するためのn個付加入力用単位光スイッチの入力をファイバーケーブルで接続し、このn個付加入力用単位光スイッチのN個の出力先は(n−1)N+1からnNとなる。
他の構成は実施例1と同じであるのでここでは説明を除いたが、他の入力ポートと出力ポートについても同様な接続の方法となる。
したがって、入力用単位光スイッチに入力用単位光スイッチを次々と並列に接続し、出力用単位スイッチに出力用単位光スイッチを次々と並列に接続して拡張させることができる。
実施例1の変形である図10に示す直列接続による拡張方法では、付加回路は1回路で良いが、n倍拡張した時のn番目の光スイッチの入力は(n−1)回の接続を経てくるので接続による光損失が発生する。これに対して実施例2の図11に示す並列接続による拡張方法では、n倍に拡張しても全ての光スイッチの入力は1回の接続となるので接続による光損失の点では非常に優れた方法である。
本発明の請求項6に対応した実施例について説明するが、請求項3及び請求項4の実施例2の変形である。
すなわち、請求項6に記載のnがマイナスの整数であるとは、前記n個付加入力用単位光スイッチ〔1×(N+n)〕が〔1×(N−n)〕となり、前記n個付加出力用単位光スイッチ〔1×(M+n)〕が〔1×(M−n)〕となることである。これは、前記入力用光スイッチ(1×N)のN個の出力の内からn個を拡張用の出力ポートに割り当てることであり、前記出力用光スイッチ(1×M)のM個の入力の内からn個を拡張用の入力ポートに割り当てることである。この場合の接続関係は、nが1であれば実質的に実施例1の接続関係と同じになり、nが2以上であれば実施例2の接続関係と同じになる。
この実施例においては、既にある光マトリクススイッチのモジュールの既存の入力出力ポートを拡張用の入力出力ポートに割り当て、既存モジュールを変更や改造することなく接続を変更するだけで活用できる利点がある。
また、実施例1と同様の、前述した入力用単位光スイッチn個付加入力用単位光スイッチ〔1×(N+n)〕とn個付加出力用単位光スイッチ〔1×(M+n)〕において、特に、MとNを同数(M=N、)とすると、〔1×(N+n)〕と〔1×(M+n)〕は全く同じ構成となるので、入力用単位光スイッチと出力用単位光スイッチとが同じものでよく、コストとメンテナンスの両面で有利となる。
すなわち、請求項6に記載のnがマイナスの整数であるとは、前記n個付加入力用単位光スイッチ〔1×(N+n)〕が〔1×(N−n)〕となり、前記n個付加出力用単位光スイッチ〔1×(M+n)〕が〔1×(M−n)〕となることである。これは、前記入力用光スイッチ(1×N)のN個の出力の内からn個を拡張用の出力ポートに割り当てることであり、前記出力用光スイッチ(1×M)のM個の入力の内からn個を拡張用の入力ポートに割り当てることである。この場合の接続関係は、nが1であれば実質的に実施例1の接続関係と同じになり、nが2以上であれば実施例2の接続関係と同じになる。
この実施例においては、既にある光マトリクススイッチのモジュールの既存の入力出力ポートを拡張用の入力出力ポートに割り当て、既存モジュールを変更や改造することなく接続を変更するだけで活用できる利点がある。
また、実施例1と同様の、前述した入力用単位光スイッチn個付加入力用単位光スイッチ〔1×(N+n)〕とn個付加出力用単位光スイッチ〔1×(M+n)〕において、特に、MとNを同数(M=N、)とすると、〔1×(N+n)〕と〔1×(M+n)〕は全く同じ構成となるので、入力用単位光スイッチと出力用単位光スイッチとが同じものでよく、コストとメンテナンスの両面で有利となる。
1…単位光スイッチ、2…入力用単位光スイッチ、3…出力用単位光スイッチ、
4…基本モジュール、5…既設基本モジュール、6…既設中継用基本モジュール
7…増設基本モジュール、8…増設中継用基本モジュール、
9…既設基本モジュール、10…既設中継用基本モジュール、
11…増設基本モジュール、12…増設中継用基本モジュール
13…入力用単位光スイッチユニット、131…アダプタ、132…コネクタ、
133…アダプタ、134…コネクタ、135…ファイバーケーブル、
14…コネクタ抜き差し機構、141…自動調芯機構、142…モータ、
15…コネクタ移動機構、151…モータ、152…コネクタ移動先確認センサ
16…モータ駆動回路、161…コネクタ移動先番号表示、
17…外部制御信号コネクタ、18…フレーム、181…パネル、
19…n個付加入力用単位光スイッチ
4…基本モジュール、5…既設基本モジュール、6…既設中継用基本モジュール
7…増設基本モジュール、8…増設中継用基本モジュール、
9…既設基本モジュール、10…既設中継用基本モジュール、
11…増設基本モジュール、12…増設中継用基本モジュール
13…入力用単位光スイッチユニット、131…アダプタ、132…コネクタ、
133…アダプタ、134…コネクタ、135…ファイバーケーブル、
14…コネクタ抜き差し機構、141…自動調芯機構、142…モータ、
15…コネクタ移動機構、151…モータ、152…コネクタ移動先確認センサ
16…モータ駆動回路、161…コネクタ移動先番号表示、
17…外部制御信号コネクタ、18…フレーム、181…パネル、
19…n個付加入力用単位光スイッチ
Claims (6)
- 入力1個で出力N個の入力用光スイッチ(1×N)をM個並べて入力数M個とし、入力M個で出力1個の出力用光スイッチ(1×M)をN個並べて出力数N個として構成する機械式(M×N)光マトリクススイッチ装置において、前記入力用光スイッチの出力に1回路を付加して〔1×(N+1)〕入力用単位光スイッチとし、前記出力用光スイッチの入力に1回路を付加して〔1×(M+1)〕出力用単位光スイッチとし、
前記1回路を付加した入力用単位光スイッチ〔1×(N+1)〕をM個並べて入力数M個とし、前記1回路を付加した出力用単位光スイッチ〔1×(M+1)〕をN個並べて出力数N個として、該入力用単位光スイッチのN個の出力接続ポートと該出力用単位光スイッチのM個の入力接続ポートを光ファイバーケーブルでM×Nのマトリクス対応となる様に接続して構成することを特徴とする光マトリクススイッチ装置。 - 請求項1に記載の光マトリクススイッチ装置おいて、
前記1回路を付加した入力用単位光スイッチ〔1×(N+1)〕をM個並べて入力数M個とし、前記1回路を付加した出力用単位光スイッチ〔1×(M+1)〕をN個並べて出力数N個として構成される(M×N)光マトリクススイッチを基本モジュールとし、
該基本モジュールを既設基本モジュールとし、これに前記基本モジュールを更に増設して増設基本モジュールとし、該既設基本モジュールの増設中継用として前記基本モジュールを増設して既設中継用基本モジュールとするとともに、前記既設基本モジュールの入力用単位光スイッチに付加されている出力1回路を前記既設中継用基本モジュールの入力用単位光スイッチの入力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記既設基本モジュールの出力用単位光スイッチに付加されている入力1回路を前記既設中継用基本モジュールの出力用単位光スイッチの出力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、
前記増設基本モジュールの増設中継用として前記基本モジュールを増設して増設中継用基本モジュールとし、前記増設基本モジュールの入力用単位光スイッチに付加されている出力1回路を前記増設中継用基本モジュールの入力用単位光スイッチの入力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記増設基本モジュールの出力用単位光スイッチに付加されている入力1回路を前記増設中継用基本モジュールの出力用単位光スイッチの出力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、
各々の基本モジュールの入力用単位光スイッチの出力ポートと出力用単位光スイッチの入力ポートをマトリクス対応となる様に光ファイバーケーブルで接続し、順次前記基本モジュールを直列接続にて増設して光マトリクススイッチの入力ポート数と出力ポート数を整数倍に拡張させたことを特徴とする光マトリクススイッチ装置。 - 入力1個で出力N個の入力用光スイッチ(1×N)をM個並べて入力数M個とし、入力M個で出力1個の出力用光スイッチ(1×M)をN個並べて出力数N個として構成する機械式(M×N)光マトリクススイッチ装置において、前記入力用光スイッチの出力にn個の回路を付加した〔1×(N+n)〕をn個付加入力用単位光スイッチとし、前記出力用光スイッチの入力にn個の回路を付加した〔1×(M+n)〕をn個付加出力用単位光スイッチとし、
前記n個付加入力用単位光スイッチ〔1×(N+n)〕をM個並べて入力数M個とし、前記n個付加出力用単位光スイッチ〔1×(M+n)〕をN個並べて出力数N個として、各入力用単位光スイッチのN個の出力接続ポートと各出力用単位光スイッチのM個の入力接続ポートを光ファイバーケーブルでM×Nのマトリクス対応となる様に接続して構成することを特徴とする光マトリクススイッチ装置。 - 請求項3に記載の光マトリクススイッチ装置おいて、
前記n個付加入力用単位光スイッチ〔1×(N+n)〕をM個並べて入力数M個とし、前記n個付加出力用単位光スイッチ〔1×(M+n)〕をN個並べて出力数N個として構成される(M×N)光マトリクススイッチを基本モジュールとし、
前記基本モジュールを既設基本モジュールとし、前記基本モジュールを更に増設して増設基本モジュールとし、前記既設基本モジュールの増設中継用として前記基本モジュールを増設して既設中継用基本モジュールとし、
前記既設基本モジュールのn個付加入力用単位光スイッチに付加されているn個の出力中の1回路を前記既設中継用基本モジュールのn個付加入力用単位光スイッチの入力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記既設基本モジュールのn個付加出力用単位光スイッチに付加されているn個の入力中の1回路を前記既設中継用基本モジュールのn個付加出力用単位光スイッチの出力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、
前記増設基本モジュールの増設中継用として前記基本モジュールを増設し増設中継用基本モジュールとし、前記増設基本モジュールのn個付加入力用単位光スイッチに付加されているn個の出力中の1回路を前記増設中継用基本モジュールのn個付加入力用単位光スイッチの入力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、前記増設基本モジュールのn個付加出力用単位光スイッチに付加されているn個の入力中の1回路を前記増設中継用基本モジュールのn個付加出力用単位光スイッチの出力ポートに光ファイバーケーブルで接続し、
各々の基本モジュールのn個付加入力用単位光スイッチの出力ポートとn個付加出力用単位光スイッチの入力ポートをマトリクス対応となる様に光ファイバーケーブルで接続し、順次前記基本モジュールを並列接続にて増設して光マトリクススイッチの入力ポート数と出力ポート数を整数倍に拡張させることを特徴とする光マトリクススイッチ装置。 - 請求項1乃至請求項4に記載の光マトリクススイッチ装置おいて、MとNが同数であることを特徴とする光マトリクススイッチ装置。
- 請求項3または請求項4に記載の光マトリクススイッチ装置おいて、nがマイナスの整数であることを特徴とする光マトリクススイッチ装置。
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