JP2005216793A - フラッシュランプとその電極ユニット - Google Patents

フラッシュランプとその電極ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2005216793A
JP2005216793A JP2004025130A JP2004025130A JP2005216793A JP 2005216793 A JP2005216793 A JP 2005216793A JP 2004025130 A JP2004025130 A JP 2004025130A JP 2004025130 A JP2004025130 A JP 2004025130A JP 2005216793 A JP2005216793 A JP 2005216793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
flash lamp
fixed
electrode lead
arc tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004025130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4280866B2 (ja
Inventor
Shinichi Endo
藤 真 一 遠
Takashi Toyomori
森 崇 豊
Toshiaki Otani
谷 俊 明 大
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwasaki Denki KK filed Critical Iwasaki Denki KK
Priority to JP2004025130A priority Critical patent/JP4280866B2/ja
Publication of JP2005216793A publication Critical patent/JP2005216793A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4280866B2 publication Critical patent/JP4280866B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

【課題】フラッシュランプを連発的に点灯動作させても、発光管の管端部に電極リード棒を固定してその固定箇所を気密封止したシール部に発光管リークを引き起こす亀裂が生じないようにする。
【解決手段】発光管2の管端部に固定する電極リード棒4R(4L)が、その固定箇所をフリットと呼ばれるシーリングガラス等で気密封止したシール部7R(7L)に生ずるランプ動作時のストレスを緩和するダンパ8R(8L)を介して発光管2の管端部に固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光パルスによる紫外線殺菌の光源や固体レーザー励起用光源、あるいは瞬間的な加熱装置等として利用されるフラッシュランプとそれに用いる電極ユニットに関する。
紫外線殺菌の光源としては、殺菌に有効とされる波長254nmの紫外線を効率良く放射し、ランプ寿命も長い低圧水銀ランプが一般的に使用されているが、該ランプは、紫外線出力が低いために短時間で大量の被処理物を殺菌処理することができず、また、高出力を得ようとすればランプの使用本数を多くしなければならないので、その設置スペースが大きくなり、更に、被処理物の光透過率が低い場合や、菌が高濃度で存在して被処理物の表面等に重なり合って付着している場合、菌がバイオフィルムを生成してその中に潜んでいる場合、あるいは厚い皮膜で覆われた芽胞菌等のように紫外線の被照射耐性が高い菌の場合には、滅菌レベル(99.9999%以上の殺菌)の殺菌効果を得ることができないという欠点があった。
このため、加熱殺菌に適さない食品、飲料、医薬品等やその容器、包装資材等の殺菌処理は、薬液を用いて行なうのが一般的であるが、薬液を使用すると、殺菌処理した被処理物の表面に付着残存する薬液を洗浄除去しなければならないので、被処理物を無菌水で洗浄する洗浄設備や、その無菌水を作って供給する給水設備、使用済みの薬液が含まれた排水を無害化する排水処理設備等が必要となり、それらの設備費やランニングコストが嵩むと同時に、設備の設置スペースも著しく大きくなるという問題があった。また、近時は、世界的な環境保全運動の高まりに伴って、薬液を使用しない無公害な殺菌処理技術の開発が待望されている。
このような事情に鑑みて、低圧水銀ランプよりも高出力、高照度の紫外線を放射するフラッシュランプ(閃光放電灯)による殺菌処理技術が種々提案されている。この種の技術は、例えば図5の如きキセノンフラッシュランプ50を用いて瞬間的に高照度の紫外線を照射するもので、該ランプ50は、希ガスのキセノンガスを封入したシリカガラスチューブで成る発光管51の両端に一対の電極52、53が対向して配置されている(特許文献1参照)。
実開昭64−19252号公報
上記の如く構成されたキセノンフラッシュランプ50は、発光管51の管端部を加熱溶封してその封止部56、57に固定された電極リード棒54、55の後端部に接続するリード線(図示せず)を介してパルス電力が供給されると、電極リード棒54、55の先端部に設けた電極52、53が対向して配置される発光管51の放電空間E内に生ずる瞬間的な放電プラズマ中でキセノンガスが励起されて、殺菌効果を奏する200〜300nmの短波長紫外線を強力に発するようになっている。
これにより、例えば電極間距離(発光長)が250mm、発光管の外径が10mm、その内径が8mmのキセノンフラッシュランプ50を用いて、直径20mm、長さ100mmの円柱状ポリエチレン製バイアルビンに充填された生理食塩水20ml中に約106個投入した黒麹カビ胞子を殺滅する殺菌試験では、該ランプ50の中心からバイアルビンの中心までの照射距離を30mmとしたときに、バイアルビンに投入された黒麹カビ胞子の滅菌処理に必要なランプ出力と照射回数は、1000Jを1回で足り、その処理時間も、僅か0.5秒で足りるという優れた殺菌効果を奏することが確認されている。
しかしながら、短時間で大量の被処理物を殺菌処理するためにフラッシュランプを高い負荷でかつ短いインターバルで連発的に発光させると、シリカガラスチューブで成る発光管の光化学的作用によって発光管内にカラーセンターが発生し、このカラーセンターは吸収波長が約220nm〜250nmであることから、わずか数十万回の点灯で殺菌効果を奏する短波長紫外線の透過性が損なわれてフラッシュランプの光出力が急速に低下するためランプ寿命が短いとう問題が発生し、これがフラッシュランプによる光パルス殺菌の実用化と普及を妨げる大きな要因の一つとなっていた。更に、発光管内に生じたカラーセンターは分子間結合の欠陥でもあるため長期的な使用により発光管を成すシリカガラスチューブの機械的強度が低下して、ランプが破損するおそれもあった。
そこで、本発明者らは、フラッシュランプ以外の他種ランプ、例えば高圧ナトリウムランプに、発光管とその封入物質との化学的作用を抑制するために化学的に安定な多結晶アルミナや単結晶アルミナで製作したアルミナチューブで成る発光管が用いられていることに着目し、フラッシュランプの発光管としてアルミナチューブを用いることを企図した。
そして、融点が高いアルミナで製作された発光管は、シリカガラスで製作された発光管の如く管端部を加熱溶封することが困難であるため、その管端部に、電極を取り付ける先端部が閉ざされた太径の金属パイプを差し込んで、該金属パイプと発光管の管端部との間に生ずる隙間をフリット又はソルダーガラスと呼ばれるシーリングガラスで気密封止した高圧ナトリウムランプ(非特許文献1参照)の構成を模して、アルミナチューブで成る発光管の管端部に先端部が閉ざされた金属パイプを差し込んでその管端部を気密封止する図4の如きフラッシュランプ40を試作した。
The High-pressure Sodium Lamp Dr ir J.J.de Groot & ir J.A.J.M.van Vliet Macmillan education ltd 1986 Philips technical library P19,p229,p231,p251,p254
本発明者らが試作した図4のフラッシュランプ40は、アルミナチューブで成る発光管41の管端部に固着されてその管端部を塞ぐ端板42R(42L)に形成された孔43に、先端に電極44R(44L)を設けた電極リード棒45R(45L)を取り付ける先端部が閉ざされた太径の金属パイプ46R(46L)を差し込んで、該金属パイプ46R(46L)と端板42R(42L)の孔43との間に生ずる隙間をシーリングガラス47R(47L)で気密封止すると同時に、そのシーリングガラス47R(47L)で金属パイプ46R(46L)を端板42R(42L)に固定したもので、金属パイプ46R(46L)は、高融点金属のニオブで製作し、発光管41内にはキセノンガスを封入した。
しかしながら、このフラッシュランプ40を動作させると、発光管41の管端部を成す端板42R、42Lに金属パイプ46R、46Lを固定してその固定箇所を気密封止するシーリングガラス47R、47Lに亀裂が発生し、その亀裂が短時間に成長して直ぐに発光管リークによる不点灯を生じた。そこで、亀裂の発生原因を究明したところ、フラッシュランプ40の連発的な点灯動作により発光管41内に封入されたキセノンガスが瞬間的に膨張・収縮を繰り返し、その度に、端板42R、42Lに固定された金属パイプ46R、46Lがキセノンガスの膨張圧を受けて圧縮変形することにより、金属パイプ46R、46Lの固定箇所に強いストレスが生じ、そのストレスによって固定箇所を気密封止するシール部となるシーリングガラス47R、47Lに亀裂が生ずることが判明した。また、フラッシュランプ40を高出力で点灯動作させると、電極44R、44L及び電極リード棒45R、45Lが過熱し、その熱で金属パイプ46R、46Lが膨張して該パイプの固定箇所に強いストレスが生じることも判明した。
本発明が解決しようとする技術的課題は、フラッシュランプによる光パルス殺菌あるいは光パルス照射装置の実用化と普及を図るために、フラッシュランプを高出力で連発的に点灯動作させても、発光管の管端部に電極リード棒を固定してその固定箇所を気密封止するシール部に発光管リークを引き起こす亀裂が発生しないようにして、そのランプ寿命を飛躍的に向上させることにある。
本発明は、発光管の管端部に電極リード棒を固定してその固定箇所を気密封止するフラッシュランプにおいて、電極リード棒が、その固定箇所を気密封止するシール部に生ずるランプ動作時のストレスを緩和するダンパを介して発光管の管端部に固定されていることを特徴とする。
本発明のフラッシュランプは、発光管の管端部とその管端部に固定された電極リード棒との間に介在するダンパにより、電極リード棒の固定箇所を気密封止するシール部に生ずるランプ動作時のストレスが緩和されて、そのシール部に発光管リークを引き起こす亀裂が生ずることが防止されるので、ランプ寿命が飛躍的に向上するという効果がある。
本発明の最良の実施形態は、発光管の管端部に固定する電極リード棒が、その固定箇所を気密封止するシール部に生ずるランプ動作時のストレスを緩和するダンパを介して発光管の管端部に固定されたフラッシュランプであって、前記ダンパが先端に電極を設けた電極リード棒の外周部に装着され、アルミナチューブで成る発光管の管端部にその管端部を塞ぐ端板が固着されて、電極リード棒が、その外周部に装着された前記ダンパを前記端板に形成された孔に差し込んで固定されると共に、その固定箇所がシーリングガラスで気密封止され、また、前記ダンパが、電極リード棒の外周部にかぶせてその外周部の周囲に気密空間を形成するように装着された高融点金属製チューブの内部に発光管内のガス封入圧より高い圧力で不活性ガスが封入されたガスダンパで成るものである。
図1に示すフラッシュランプ1は、紫外線透過率が良くカラーセンターを生じ難いアルミナチューブで成る外径10mm、内径8mmの発光管2の両端に、一対の電極ユニット3R、3Lが設けられており、その一方の電極ユニット3Rは、外径2.4mmのタングステンロッドで成る電極リード棒4Rの先端に、酸化トリウムを含有するトリエーテッドタングステンによって外周部が7mm径の円柱状、先端部が円錐状に成型加工された陰極となる電極5Rが設けられ、他方の電極ユニット3Lは、外径2.4mmのタングステンロッドで成る電極リード棒4Lの先端に、直径7mm、長さ40mmに成形加工された陽極となる電極5Lが設けられている。なお、互いに対向する電極5R及び5L間の距離は250mmとされている。
発光管2の管端部には、その管端部を塞ぐ端板6R、6Lが固着され、また、各電極ユニット3R、3Rは、発光管2の管端部に固定する電極リード棒4R、4Lの外周部に、その固定箇所を気密封止するシール部7R、7Lに生ずるランプ動作時のストレスを緩和するダンパ8R、8Lが装着されており、各電極リード棒4R、4Lは、その外周部に装着されたダンパ8R、8Lを各端板6R、6Lに形成された孔9に差し込んで発光管2の管端部に固定されると共に、その固定箇所がシーリングガラスで成るシール部7R、7Lによって気密封止されている。そして、電極リード棒4R、4Lを固定した管端部が気密封止された発光管2の管内には、その管内を排気して40kPaのキセノンガスが封入されている。
各ダンパ8R、8Lは、電極リード棒4R、4Lの外周部にかぶせてその外周部の周囲に気密空間10を形成するように装着された高融点金属製チューブ11の内部にガスを封入したガスダンパで成り、高融点金属製チューブ11は、ニオブ、好ましくはジルコニウムを0.5%含有するニオブによって肉厚0.2mm、外径3mmに成形され、その両端が、図2に示すように、各電極リード棒4R、4Lの外周部にそれぞれ金ロウ12でロウ付けして固定されると同時に気密封止されて、気密空間10を形成するようになっており、気密空間10を形成する高融点金属製チューブ11の内部には、発光管2の管内に封入するガスと同じキセノンガスもしくはその他の不活性ガスが、発光管2の管内に封入するガスの圧力より高い80kPaの圧力で封入されている。なお、高融点金属製チューブ11は、その両端を各電極リード棒4R、4Lの外周部にレーザー溶接して固定してもよい。
発光管2の管端部に固着する端板6R、6Lは、外径10mmの発光管2の管端部を塞ぐことができる直径10mm、厚さ3mmのアルミナ製セラミックディスクで形成されると共に、該ディスクの中心部に、電極リード棒4R、4Lの外周部に装着された外径3mmの高融点金属製チューブ11で成るダンパ8R、8Lを差し込むことができる直径3.2mmの孔9が形成され、その孔9とこれに差し込んだダンパ8R、8Lとの間に生ずる隙間に溶融したシーリングガラスを注入して該シーリングガラスを冷却固化させることにより、発光管2の管端部を成す端板6R、6Lの孔9に電極リード棒4R、4Lがダンパ8R、8Lを介して固定されると同時に、その固定箇所を気密封止するシール部7R、7Lが形成されている。
図3はフラッシュランプ1の寿命試験に用いた点灯回路であって、該点灯回路は、充電用コンデンサ13、充電用電源14、波形調整用インピーダンス15、半導体スイッチ16、シマー放電用電源17、シマー放電電流制御用インピーダンス18とで構成され、シマー放電用電源17から2000Vの直流電圧が印加されるとランプが絶縁破壊し点灯する。このときシマー放電電流制御用インピーダンス17によって100mAのシマー電流が流れ、ランプはフラッシュ点灯の待機状態になり、次に、充電用電源14からコンデンサ13に直流電圧が印加されて、2000Jの充電エネルギーが蓄えられる(充電電圧4000V、コンデンサ容量250μF)。そして、半導体スイッチ16に点灯信号が入力されると、発光管2の放電空間内に形成される放電路に沿って、コンデンサ13に蓄えられた電荷が一気に流れて、瞬間的に高強度の光パルスが発せられる。なお、電流は波形調整用インピーダンス15で制御されるが、本寿命試験におけるピーク電流は2600A、半値幅400μsとした。
この点灯回路によりフラッシュランプ1を1秒間に2回の頻度で点灯動作させて、コンベアにより6m/minの速度でランプ長手方向に連続的に搬送されるポリエチレン製の包装容器(深さ100mm、底面径20mm)に光パルスを照射すれば、黒麹カビ胞子を99.9999%殺菌することができる。また、10秒間に6回の頻度で点灯させると、発光管2内のキセノンガス圧は40kPaから800kPaまで急激な上昇と下降を繰り返す。
そして、フラッシュランプ1を点灯させた瞬間に、発光管2の放電空間で急激に熱膨張するキセノンガスの膨張圧が、発光管2の内面と、電極リード棒4R、4Lの外周部に装着されて発光管2の管端部を成す端板6R、6Lに固定されたダンパ8R、8Lとに作用して、該ダンパ8R、8Lが圧縮変形するが、肉厚が0.2mmと非常に薄い高融点金属製チューブ11の内部にガスを封入したガスダンパで成るダンパ8R、8Lは、キセノンガスの膨張圧を吸収する弾性を有しているので、シール部7R、7Lを形成するシーリングガラスで端板6R、6Lに固定された箇所は殆ど変形しない。したがって、ランプ動作時に熱膨張するキセノンガスの膨張圧によってシール部7R、7Lに生ずるストレスが緩和され、シール部7R、7Lに亀裂が生ずることが防止される。
また、フラッシュランプ1の連発的な点灯動作によって、電極リード棒4R、4Lが過熱されても、その熱は、電極リード棒4R、4Lの外周部に装着されたダンパ8R、8Lの気密空間10によって遮断されるため、その気密空間10を形成する高融点金属製チューブ11に伝わり難く、しかも、該チューブ11は肉厚が薄いので、該チューブ11の熱膨張によるストレスも著しく緩和される。これにより、図3の点灯回路を用いたフラッシュランプ1の寿命試験によれば、1500万回の点灯でも安定した寿命特性を示すことが確認された。
また、図4に比較例として示す試作品のフラッシュランプ40は、点灯初期であってもシーリングガラス47R、47Lに亀裂が生じて発光管リークにより不点灯となるものがあり、500万回の点灯で発光管リークが起こる確率が約50%にも達するのに対し、本発明のフラッシュランプ1は、500万回程度の点灯では発光管リークは起こらず、安定した点灯特性を示した。
なお、ダンパ8R、8Lは、発光管2の管端部に固定される部分が肉厚の薄い高融点金属製チューブ11で形成されているが、該チューブ11は、その内部に発光管2内のガス封入圧より高い圧力でガスを封入することによって剛性が付与されているので、電極リード棒4R、4Lを所定の取付位置に保持することができる。
以上のように、本発明によれば、短いインターバルで連発的に点灯させても発光管リークが起こり難い長寿命のフラッシュランプが得られるので、フラッシュランプを用いた光パルス殺菌技術の実用化と普及に資することができるという大変優れた効果がある。
本発明に係るフラッシュランプの一例を示す縦断面図 図1に示すフラッシュランプの部分拡大断面図 フラッシュランプの点灯回路を示す図 比較例として示すフラッシュランプの試作品の縦断面図 従来のフラッシュランプを示す縦断面図
符号の説明
1 フラッシュランプ
2 発光管
3R 電極ユニット
3L 電極ユニット
4R 電極リード棒
4L 電極リード棒
5R 電極
5L 電極
6R 端板
6L 端板
7R シール部(シーリングガラス)
7L シール部(シーリングガラス)
8R ダンパ
8L ダンパ
9 孔
10 気密空間
11 高融点金属製チューブ
12 金ロウ

Claims (4)

  1. 発光管の管端部に電極リード棒を固定してその固定箇所を気密封止するフラッシュランプにおいて、電極リード棒が、その固定箇所を気密封止するシール部に生ずるランプ動作時のストレスを緩和するダンパを介して発光管の管端部に固定されていることを特徴とするフラッシュランプ。
  2. 前記ダンパが電極リード棒の外周部に装着され、発光管の管端部にその管端部を塞ぐ端板が固着され、電極リード棒が、その外周部に装着された前記ダンパを前記端板に形成された孔に差し込んで固定されている請求項1記載のフラッシュランプ。
  3. 前記ダンパが、電極リード棒の外周部にかぶせてその外周部の周囲に気密空間を形成するように装着された高融点金属製チューブの内部にガスを封入して成るガスダンパである請求項1又は2記載のフラッシュランプ。
  4. 電極リード棒の先端に電極が設けられたフラッシュランプ用電極ユニットにおいて、発光管の管端部に固定する電極リード棒の外周部に、その固定箇所を気密封止するシール部に生ずるランプ動作時のストレスを緩和するダンパが装着されていることを特徴とするフラッシュランプ用電極ユニット。



JP2004025130A 2004-02-02 2004-02-02 フラッシュランプとその電極ユニット Expired - Fee Related JP4280866B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004025130A JP4280866B2 (ja) 2004-02-02 2004-02-02 フラッシュランプとその電極ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004025130A JP4280866B2 (ja) 2004-02-02 2004-02-02 フラッシュランプとその電極ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005216793A true JP2005216793A (ja) 2005-08-11
JP4280866B2 JP4280866B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=34907594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004025130A Expired - Fee Related JP4280866B2 (ja) 2004-02-02 2004-02-02 フラッシュランプとその電極ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4280866B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008112706A (ja) * 2006-10-06 2008-05-15 Mikado Seisakusho:Kk 放電式ランプ用電極及びそのリード部並びにこれらの製造方法
JP2012119205A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Panasonic Corp 閃光放電管及びストロボ装置
JP2013178893A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Iwasaki Electric Co Ltd 紫外線放射用フラッシュランプ
JP2020004550A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 岩崎電気株式会社 容器殺菌用のキセノンフラッシュランプ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008112706A (ja) * 2006-10-06 2008-05-15 Mikado Seisakusho:Kk 放電式ランプ用電極及びそのリード部並びにこれらの製造方法
JP2012119205A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Panasonic Corp 閃光放電管及びストロボ装置
JP2013178893A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Iwasaki Electric Co Ltd 紫外線放射用フラッシュランプ
JP2020004550A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 岩崎電気株式会社 容器殺菌用のキセノンフラッシュランプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4280866B2 (ja) 2009-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100734127B1 (ko) 엑시머 램프
JP4280866B2 (ja) フラッシュランプとその電極ユニット
JP2017004702A (ja) エキシマランプ
JP4258313B2 (ja) フラッシュランプ
RU2236060C1 (ru) Газоразрядный источник ультрафиолетового излучения
WO2020004255A1 (ja) 容器殺菌用のキセノンフラッシュランプ
WO2020004257A1 (ja) 容器殺菌用のキセノンフラッシュランプ
JP4093016B2 (ja) フラッシュランプ用の電極ユニットとその製造方法
US20070205724A1 (en) Advanced surface discharge lamp systems
JP2007317529A (ja) 高圧放電ランプ
WO2020067571A1 (ja) 容器殺菌用のキセノンフラッシュランプ照射装置
JP2011009213A (ja) 放電室を有する誘電体バリア放電ランプ
NL8601430A (nl) Ontladingslamp met edelgasvulling, in het bijzonder voor impulsbedrijf.
JP2006244898A (ja) エキシマランプ
JP6869081B2 (ja) 紫外線照射装置及びこれを用いた水殺菌装置
JP2004152568A (ja) フラッシュランプとその製造方法
JP2004152566A (ja) フラッシュランプとその電極ユニット
JP3858813B2 (ja) エキシマランプ発光装置
JP6107789B2 (ja) エキシマ放電ランプ
JP2018055966A (ja) 放電ランプ
WO2022054799A1 (ja) 光源装置、および殺菌脱臭装置
JP2018164622A (ja) 洗浄装置
JP2006185656A (ja) 誘電体バリア放電ランプおよび紫外線照射装置
JP6904111B2 (ja) 放電ランプ
JP2006012680A (ja) エキシマランプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080908

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080924

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081105

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20081202

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20090217

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20090302

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees