JP2005216721A - スイッチ - Google Patents

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Abstract

【目的】 リブを設けることにより、キー部材の短手方向の揺れを防止したスイッチを提供することを目的とする。
【構成】 カーソルキー孔58を形成する本体カバー部49において、第1リブ60を第1支持壁62に形成し、第2リブ61を第2支持壁63に形成することにより、押下されたカーソルキー部材57の短手方向(図8中、左右方向)への動きを制限するように構成する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、テープ印字装置等の電子機器に使用されるスイッチに関し、特にキー部材の短手方向の動きを制限するスイッチに関するものである。
従来より、接点によるスイッチ機能をもつスイッチの内、複数の接点を有し、選択的にスイッチを切り換えて、操作する構造を有するものとして、例えば特開平7−235242号公報に記載のスイッチ装置がある。前記公報に記載のスイッチ装置では、操作部が例えばABS樹脂などで一体に形成され、操作ノブが操作部の支点とガイド部の支点受けの当接部を中心として回動できるように、構成されている。そして、この操作ノブの操作表示部が押されると、支点と支点受けの当接部を中心として操作ノブが回動され、操作ノブのボスの先端部がタクトスイッチの頂部を押圧し、一方のタクトスイッチはオン状態とされる。また、操作ノブの操作表示部が押されなくなると、屈曲されたヒンジと伸長されたヒンジの復元力によって、操作ノブは操作されていない状態に戻されて、タクトスイッチはオフ状態とされる。
特開平7−235242号公報(第3−4頁、第1図、第2図)
しかしながら、前記した特許文献1に記載されたスイッチ装置のように1つのスイッチを、2方向の選択に使用することとすると、そのスイッチ形状は通常、選択方向に沿って長尺状のものとなる。その結果、図17に示すようにスイッチ100は、本来動くべき長手方向への動き(矢印101方向)に比較して、短手方向の動き(矢印102方向)が大きくなってしまう。従って、スイッチの操作性が悪くなり、正確な操作をすることができなくなる虞があった。また、短手方向の動きを小さくする為に、スイッチ100とスイッチ100の周囲を囲う壁103との間隔を狭くすると、長手方向の動きも同じく制限されてしまうこととなる。
本発明は、前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、相対向する一対の支持壁に第1リブを設けることにより、キー部材の短手方向に対する動きを制限し、キー部材の操作性を向上させるとともに正確な操作を可能としたスイッチを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係るスイッチは、キー孔が設けられたカバー本体と、前記キー孔に配置される長尺のキー部材と、前記キー部材の下方に配置され、前記キー部材と第1接点及び第2接点を有する回路基板とを備え、前記キー孔内で前記キー部材の長手方向の一端を押下した際に前記第1接点をオンし、キー部材の長手方向の他端を押下した際に前記第2接点をオンするスイッチにおいて、前記キー孔のキー部材の短手方向にて相対向する一対の支持壁に形成された第1リブを有し、前記キー部材を押下する際に、前記第1リブはキー部材の側壁に当接し、キー部材の短手方向の動きを制限することを特徴とする。
また、請求項2に係るスイッチは、キー孔が設けられたカバー本体と、前記キー孔に配置される長尺のキー部材と、前記キー部材の下方に配置され、前記キー部材と少なくとも第1接点及び第2接点を有する回路基板とを備え、前記キー孔内で前記キー部材の長手方向の一端を押下した際に前記第1接点をオンし、キー部材の長手方向の他端を押下した際に前記第2接点をオンするスイッチにおいて、前記キー部材の長手方向に沿う側壁に形成された第2リブを有し、前記キー部材を押下する際に、前記第2リブは前記キー孔のキー部材の短手方向にて相対向する一対の支持壁に当接し、キー部材の短手方向の動きを制限することを特徴とする。
また、請求項3に係るスイッチは、キー孔が設けられたカバー本体と、前記キー孔に配置される長尺のキー部材と、前記キー部材の下方に配置され、前記キー部材と少なくとも第1接点及び第2接点を有する回路基板とを備え、前記キー孔内で前記キー部材の長手方向の一端を押下した際に前記第1接点をオンし、キー部材の長手方向の他端を押下した際に前記第2接点をオンするスイッチにおいて、前記キー孔のキー部材の短手方向にて相対向する一対の支持壁に形成された第1リブと、前記キー部材の長手方向に沿う側壁に形成された第2リブとを有し、前記キー部材を押下する際に、前記第1リブは前記第2リブと当接し、キー部材の短手方向の動きを制限することを特徴とする。
また、請求項4に係るスイッチは、請求項1に記載のスイッチにおいて、前記第1リブは、その頂上部がカバー本体の表面より突出して高位置に位置していることを特徴とする。
また、請求項5に係るスイッチは、請求項1、請求項3及び請求項4のいずれかに記載のスイッチにおいて、前記キー部材の長手方向の略中央部の下面から短手方向に沿って垂下された支点壁を有し、前記第1リブは、前記支点壁に沿った方向に設けられていることを特徴とする。
また、請求項6に係るスイッチは、請求項2又は請求項3に記載のスイッチにおいて、前記キー部材の長手方向の略中央部の下面から短手方向に沿って垂下された支点壁を有し、前記第2リブは、前記支点壁に沿った方向に設けられていることを特徴とする前記第1リブ及び第2リブは、キー部材の長手方向において中央に位置することを特徴とする。
また、請求項7に係るスイッチは、請求項1、請求項3乃至請求項5のいずれかに記載のスイッチにおいて、前記第1リブは、キー部材の長手方向における中央位置と相対することを特徴とする。
また、請求項8に係るスイッチは、請求項2、請求項3及び請求項6のいずれかに記載のスイッチにおいて、前記第2リブは、キー部材の長手方向における中央に位置することを特徴とする。
更に、請求項9に係るスイッチは、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のスイッチにおいて、前記キー部材は、弾性部材で形成されていることを特徴とする。
このような特徴を有する請求項1に係るスイッチによれば、キー孔のキー部材の短手方向にて相対向する一対の支持壁に第1リブが形成され、キー部材を押下する際に第1リブがキー部材の側壁に当接し、キー部材の短手方向の動きを制限するので、キー部材が短手方向に揺らぐことを防止することができる。それにより、キー部材の操作性を向上させ、正確な操作を行うことが可能である。
また、請求項2に係るスイッチによれば、キー部材の長手方向に沿う側壁に第2リブが形成され、キー部材を押下する際に第2リブがキー孔のキー部材の短手方向にて相対向する一対の支持壁に当接し、キー部材の短手方向の動きを制限するので、キー部材が短手方向に揺らぐことを防止することができる。それにより、キー部材の操作性を向上させ、正確な操作を行うことが可能である。
また、請求項3に係るスイッチによれば、キー孔のキー部材の短手方向にて相対向する一対の支持壁に第1リブが形成され、また、キー部材の長手方向に沿う側壁に第2リブが形成される。そして、キー部材を押下する際に第1リブが第2リブに当接し、キー部材の短手方向の動きを制限するので、キー部材が短手方向に揺らぐことを防止することができる。それにより、キー部材の操作性を向上させ、正確な操作を行うことが可能である。
また、請求項4に係るスイッチによれば、第1リブは、その頂上部がカバー本体の表面より突出して高位置に位置しているので、キー部材の短手方向の動きをより確実に制限することができる。従って、キー部材が短手方向に揺らぐことをより確実に防止し、キー部材の操作性を向上させ、正確な操作を行うことが可能である。
また、請求項5に係るスイッチによれば、第1リブは、キー部材の長手方向の略中央部の下面から短手方向に沿って垂下された支点壁に沿った方向に設けられているので、キー部材が押下された際に、第1リブと側壁、及び第1リブと第2リブとの間に生じる摩擦を最小限とすることができる。従って、キー部材が押下されて第1接点若しくは第2接点をオンする長手方向の動きを妨げることなく、短手方向の動きのみを制限することが可能である。
また、請求項6に係るスイッチによれば、第2リブは、キー部材の長手方向の略中央部の下面から短手方向に沿って垂下された支点壁に沿った方向に設けられているので、キー部材が押下された際に、第2リブと支持壁、及び第1リブと第2リブとの間に生じる摩擦を最小限とすることができる。従って、キー部材が押下されて第1接点若しくは第2接点をオンする長手方向の動きを妨げることなく、短手方向の動きのみを制限することが可能である。
また、請求項7に係るスイッチによれば、第1リブが、キー部材の長手方向における中央位置と相対する位置に設けられているので、キー部材が押下された際に、第1リブと側壁、及び第1リブと第2リブとの間に生じる摩擦を最小限とすることができる。従って、キー部材が押下されて第1接点若しくは第2接点をオンする長手方向の動きを妨げることなく、短手方向の動きのみを制限することが可能である。
また、請求項8に係るスイッチによれば、第2リブが、キー部材の長手方向における中央に位置するので、キー部材が押下された際に、第2リブと支持壁、及び第1リブと第2リブとの間に生じる摩擦を最小限とすることができる。従って、キー部材が押下されて第1接点若しくは第2接点をオンする長手方向の動きを妨げることなく、短手方向の動きのみを制限することが可能である。
更に、請求項9に係るスイッチによれば、キー部材は弾性部材で形成されているので、キー部材が押下された際に、キー部材自身の歪みによって短手方向の動きが大きくなる。しかしながら、第1リブ及び第2リブを設けることにより、キー部材の短手方向の動きを制限し、弾性部材により形成されたキーにおいても操作性を向上させ、正確な操作を行うことが可能である。また、キー部材が押下された際に、第1リブと側壁、第2リブと支持壁、及び第1リブと第2リブが当接される際の衝撃を和らげて、スムーズな操作が可能となる。
以下、本発明に係るスイッチについて、本発明を具体化した第1乃至第3実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、第1実施形態に係るスイッチを有するテープ印字装置の概略構成について図1乃至図3に基づき説明する。図1は第1実施形態に係るテープ印字装置を示す概略外観斜視図、図2は第1実施形態に係るテープ印字装置を示す正面図、図3は第1実施形態に係るテープ印字装置に装着される背面カバーを外してテープカセットを装着した状態を示す背面側斜視図である。
図1及び図2に示すように、テープ印字装置1は、合成樹脂製の本体2と、この本体2の背面部(テープ印字装置1を使用する際に使用者と対向する面と反対側の面)全体を覆うように着脱可能に取り付けられる合成樹脂製の背面カバー3とから構成されている。また、本体2の長手方向のほぼ上半分側の部分は、水平視やや丸く形成され、この上側表面の略中央部には左右方向に横長の窓部4が穿設され、この窓部4の下側には液晶ディスプレイ5が配設されている。また、本体2の液晶ディスプレイ5の右側側面部には、カッターレバー6が設けられ、このカッターレバー6を親指などで内側に押すことにより印字されて上端部に形成されるテープ排出口7(図3参照)から排出された印字用テープを切断刃(図示せず)にて切断することができる。
また、本体2の長手方向のほぼ下半分側の部分の左右幅寸法は、その上側部分の左右幅寸法よりも少し狭く形成されると共に、左右側面の角部も丸く形成され、把持部10を構成している。また、背面カバー3の把持部10に対応する部分の左右側面の角部も丸く形成されている。また、本体2に取り付けられる背面カバー3は、テープカセット11(図3参照)に対向する部分から把持部10にかけてテープ印字装置1の厚さ寸法がなだらかに小さくなるように形成され、把持部10の厚さ寸法は、テープカセット11が収納されている部分の厚さ寸法よりも小さくなるように形成され、操作者の手に持ちやすいように把持部10が構成されている。
また、把持部10の表面には、弾性部材(例えば、シリコンゴム等)で一体に形成された(図4参照)各キーが配設されたキーボード24が配置されている。キーボード24には、文書データからなるテキストを作成するための文字入力キー12、スペースを入力するスペースキー13、アルファベットの大文字と小文字とを押下する毎に切り換えるCapsキー14、テキストの印字を指令する印字キー15、及び、文字等のキャラクタを表示する液晶ディスプレイ5上でカーソルを左右に移動させるカーソルキー17、電源をオン・オフする電源ボタン18、文字選択等を指令するエンターキー19、文字の書体変更等する際に各機能選択画面を呼び出すファンクションキー20、フランス語及びドイツ語等を入力する際に使用するアクセント符号(ラムラウト「¨」、アクサンテギュ「´」等)付きのアクセント文字を入力するアクセントキー21、入力され液晶ディスプレイ5に表示された文字の内、カーソルで指定された1字前の文字を消去するバックスペースキー22、「@」や「%」等の特殊な記号等を入力するシンボルキー23等を備えている。
また、各文字入力キー12は、液晶ディスプレイ5よりに設けられた「0」〜「9」の数字からなるテンキー26と、把持部10よりに設けられた「A」〜「Z」の各アルファベットを入力する英字キー27とに大きく分かれて構成されている。そして、各英数字を押下すると、そのキー上に描かれた英数字が入力できるように構成されている。
また、本体2の把持部10の裏面部には、各文字入力キー12、スペースキー13、Capsキー14、印字キー15、カーソルキー17、電源ボタン18、エンターキー19、ファンクションキー20、アクセントキー21、バックスペースキー22、シンボルキー23等を備えるキーボード24が上面部に配置される回路基板29(図4参照)が設けられている。また、本体2の把持部10と液晶ディスプレイ5との間の裏面部には、制御回路部が構成される制御基板(図示せず)が配設されている。そして、この制御基板のサーマルヘッド31に対して反対側で本体2の長手方向上側には、不図示のギヤ列を介してテープ送り手段であるプラテンローラ32(図3参照)を回転駆動する駆動モータ(図示せず)が本体2の裏面部に配設されている。
また、本体2の各基板、液晶ディスプレイ5、及び駆動モータ等が配置されたその裏側背面部には、図3に示すように、テープカセット11が収納されるカセット収納部35や乾電池36が収納される電池収納部37が形成されている。
カセット収納部35は、テープカセット11の外形とほぼ同じ水平断面略四角形状で、ほぼテープカセット11の厚さ寸法にほぼ等しい深さ寸法裏側に膨出するように形成されている。また、このカセット収納部35のカッターレバー6側の端縁部近傍の底面部には、複数の発熱素子(図示せず)を列設するとともに、印字用テープに印字リボン(図示せず)を介して文字等の印字を行うサーマルヘッド31が取り付けられる薄板状のサーマルヘッド取付部38が、本体2の長手方向に沿うように直角外側方向に立設されている。
また、背面カバー3を本体2に取り付ける際には、把持部10側の端部に形成された第1差込部39を本体2に設けられた差込溝40に差し込んだ後、第1差込部39の反対側に設けられた第2差込部41の爪部42を本体2に設けられた爪固定部43に嵌合することによって背面カバー3は取り付けられる。背面カバー3を取り付けた状態において第2差込部41を装置内部側に押し込むと、爪部42が爪固定部43から外れるように構成されているので、背面カバー3は本体2に対して容易に着脱可能となっている。そして、背面カバー3を取り外した状態では、テープカセット11をカセット収納部35から上方に取り出すことができる。また、電池収納部37に収納された乾電池36を順次取り出して、交換することが可能となっている。
また、背面カバー3のテープカセット11に対向する部分には確認窓44が設けられ、背面カバー3を本体2に取り付けた際にはテープカセット11の種類が印刷されたカセットラベル45が確認窓44を通して認視可能となっている。そして、カセット収納部35に収納したテープカセット11の種類を背面カバー3を開けなくとも確認できるようになっている。
さらに、カセット収納部35の底面部には、複数個(本実施形態では7個)の検出スイッチ(図示せず)が配設されており、かかる検出スイッチは、テープカセット11をカセット収納部35にセットした際に、テープカセット11の底面に形成された複数個(本実施形態では7個)の凹凸部(図示せず)を介して選択的にオン・オフされる。その結果によりテープカセットの種類の検出が可能である。
前記テープカセット11には、印字用テープ及び印字リボンが内蔵されており、本実施形態に係るテープ印字装置1に使用されるテープカセット11の種類は、内蔵されている印字用テープと印字リボンとの組合せにより区別される。その内、印字用テープのテープ幅としては、6mm、9mm、12mm、18mm、24mm、36mmの6種類があり、また、テープの種類としては、ラミネートテープ、レセプターテープの2種類がある。
次に、第1実施形態に係るテープ印字装置1の本体2の内部構造について図4を用いて説明する。図4は第1実施形態に係るテープ印字装置の本体を分解して示した分解斜視図である。
図4に示すように、本体2は本体カバー部49と下側本体部50とに分かれて構成されている。本体カバー部49には窓部4やキーボード24が形成されており、一方、下側本体部50にはその裏側にカセット収納部窓部35や電池収納部37が形成されている。そして、本体カバー部49と下側本体部50との間には、文字入力キー12、スペースキー13、Capsキー14、印字キー15、カーソルキー17、電源ボタン18、エンターキー19、ファンクションキー20、アクセントキー21、バックスペースキー22、シンボルキー23の各キーが弾性部材(シリコンゴム等)で一体に形成されたラバースイッチシート51が装着されている。更に、ラバースイッチシート51の下部には、銅箔の回路パターン52が表面にプリントされた回路基板29が設置される。そして、ラバースイッチシート51は回路基板29との間において複数の接点を有し、その接点によって前記回路パターン52を閉路若しくは開路させ、スイッチのON/OFFを行う所謂ラバーキー構造となっている。
また、ラバースイッチシート51には、円筒状に形成され、各キーをなすキー部材54が多数凸状に形成されている。一方、本体カバー部49には、前記キー部材54を挿通させ外面に突出させるキー孔55が、キー部材54と同じ数だけ形成されている。そしてキー孔55周囲には、挿通されるキー部材54が押下された際に、キー部材54を前後左右に支持する支持壁56がそれぞれ個別に形成されている。また、支持壁56は、キー部材54が押し込まれた際に、キー孔55への潜り込みを防止する効果も有する。
前記キー孔55の内、特にカーソルキー17にあたる長尺状のカーソルキー部材57を挿通させるカーソルキー孔58は、短手方向(図5中、上下方向)に相対向する第1支持壁62、及び第2支持壁63を有し、各支持壁62、63に対して第1リブ60と第2リブ61の2つのリブが形成されている。図5は第1実施形態に係る本体カバー部の特にカーソルキー孔を示した正面図である。
図5に示すように、第1リブ60及び第2リブ61は、カーソルキー孔58にて相対向する一対の第1支持壁62、第2支持壁63にそれぞれ形成されている。そして、カーソルキー孔58に挿通されたカーソルキー部材57の短手方向(図5中、上下方向)の動きを制限するものである。尚、カーソルキー部材57の動きを制限させる構成、及び作用効果についての詳細は後述する。
ここで、カーソルキー17は、他のキーと異なり、回路基板29との間に2つの接点を有し、1つのキーにより2つの接点を選択的にON/OFFできるものである(図6、図7参照)。以下に、カーソルキー17の構造の詳細について図6乃至図9を用いて説明する。図6は図2の線A―Aでテープ印字装置のカーソルスイッチ付近を切断した矢視断面図、図7はカーソルキー部材57が押下された際に、図2の線A―Aでテープ印字装置のカーソルスイッチ付近を切断した矢視断面図である。図8は図2の線B―Bでテープ印字装置のカーソルスイッチ付近を切断した矢視断面図、図9はカーソルキー部材57が押下された際に、図2の線B―Bでテープ印字装置のカーソルスイッチ付近を切断した矢視断面図である。
ここで、カーソルキー17は、長尺状に形成されたカーソルキー部材57の表面部の異なる部位を押圧作動させることにより複数のスイッチ要素を選択的に作動させる、ラバーキーによる操作部片である。カーソルキー17は、図6、図7に示すように回路基板29にプリントされた回路パターン52上に形成された端子間にカーソルキー部材57に設けられた導電部材を接触させることによって、回路を接続または開放し、電気的にON/OFFさせるものである。
カーソルキー部材57の回路基板29に対向する下面には、カーソルキー部材57の回転動作の支軸となる支点壁67が、長手方向略中央部の下面から短手方向に沿って垂下されて設けられている。更に支点壁67の左右には、第1押圧部68及び第2押圧部69が突出して形成されている。第1押圧部68及び第2押圧部69は、円筒形状をしており、その先端に形成された回路基板29との接点部分である第1スイッチ接点71及び第2スイッチ接点72には、導体部材(端子間を電気的に接続させる例えばカーボン部材、図示省略)が内蔵されている。
カーソルキー17におけるカーソルキー部材57の長手方向(図5、左右方向)の一端を押すと、カーソルキー部材57は支点壁67を中心に回転し、第1スイッチ接点71若しくは第2スイッチ接点72が回路基板29上に形成された第1回路接点73若しくは第2回路接点74と接触した後に停止する。そして、接触した回路接点をONする(図7参照)。
一方、カーソルキー部材57の押下を解除すると、ラバースイッチシート51の弾性によってカーソルキー部材57は支点壁67を中心に先ほどと逆方向に回転し、第1スイッチ接点71若しくは第2スイッチ接点72と、第1回路接点73若しくは第2回路接点74との接触は解除され、OFF状態(初期状態、図6参照)となる。
一方、カーソルキー孔58には、前記したようにキー部材の短手方向にて相対向する第1支持壁62、第2支持壁63に、第1リブ60と第2リブ61の2つのリブが形成されている(図5参照)。また、第1リブ60及び第2リブ61は、カーソルキー部材57がカーソルキー孔58に挿通された状態で、カーソルキー部材57の長手方向の中央に位置されている。
第1リブ60は第1支持壁62に突状に形成され、一方、第2リブ61は第2支持壁63に突状に形成されている。そして、カーソルキー部材57を形成する第1側壁76及び第2側壁77に対向して配置される。
更に、第1リブ60及び第2リブ61は、カーソルキー部材57をカーソルキー孔58に挿入した際に、前記支点壁67に沿った方向に設けられている。支点壁67に沿った方向とは、即ち、カーソルキー部材57が押下された際に回転する回転軸(支持壁の下端部)の鉛直上向き方向に設けられることを意味する。
そして、カーソルキー17の長手方向の一端が押下されると、前記したようにカーソルキー部材57は左右方向に対して支点壁67を中心に回転運動を行うが(図7参照)、その際に左右方向のみならず短手方向(図2中、上下方向)に対しても少なからず力が作用してしまう。その際に、その力の作用によってカーソルキー部材57が大きく短手方向にも動作すると、カーソルキー部材57の第1スイッチ接点71及び第2スイッチ接点72と、回路基板29の第1回路接点73及び第2回路接点74との接触が正しく行われず、操作者が正確なカーソル操作ができなくなる虞がある。
第1リブ60及び第2リブ61は、このようなカーソルキー孔58に挿通されたカーソルキー部材57の短手方向の動きを制限するものである。
図9に示すようにカーソルキー部材57が押下され、力の作用により第1支持壁62方向(図9右方向)に動いた際には、第1側壁76が第1支持壁62に形成された第1リブ60に当接される。そして、それ以上カーソルキー部材57が第1支持壁62方向(図9右方向)に動かないように動きを制限する。
一方、第2支持壁63方向(図9左方向)に動いた際には、第2側壁77が第2支持壁63に形成された第2リブ61に当接される。そして、それ以上カーソルキー部材57が第2支持壁63方向(図9左方向)に動かないように動きを制限する。
以上より、カーソルキー部材57の短手方向(図2中、上下方向)の動きを制限するものである。また、前記したように第1リブ60及び第2リブ61はカーソルキー部材の長手方向において中央に位置し、支点壁67に沿った方向に設けられているので、カーソルキー部材57と第1リブ60及び第2リブ61との摩擦を最小限に抑えることが可能であり、カーソルキー部材57の長手方向の動きを妨げることなく短手方向の動きのみを制限することができる。
また、カーソルキー部材57は弾性部材により形成されているので、カーソルキー17が押下された際に、カーソルキー部材57自身の歪みによって短手方向の動きが大きくなる。しかしながら、第1リブ60及び第2リブ61を設けることにより、キー部材の短手方向の動きを制限し、弾性部材により形成されたキーにおいても操作性を向上させ、正確な操作を行うことが可能である。更に、カーソルキー部材57が押下された際に、第1リブ60及び第2リブ61と第1側壁76及び第2側壁77が当接される際の衝撃を和らげて、カーソルキー17のスムーズな操作が可能となる。
尚、第1実施形態に係る第1リブ60及び第2リブ61は、図8に示すように、各リブの頂上部にあたる第1リブ頂上部79及び第2リブ頂上部80は、本体カバー部49の表面81より低位置にくるように設定されている。これにより、第1リブ60及び第2リブ61が外部より認視できないようになっており、外観上の見栄えをよくすることができる。
しかし、第1リブ60及び第2リブ61をより高位置まで配置することにより、カーソルキー部材57の短手方向の動きを制限する効果をより増加させることも可能である。図10は、第1リブ60及び第2リブ61をより高位置まで配置した第1実施形態の変形例に係る本体カバー部49の斜視図である。また、図11は図10の線C−Cで本体カバー部を切断した矢視断面図である。
図11に示すように、第1リブ83の第1リブ頂上部85及び第2リブ84の第2リブ頂上部86は、本体カバー部49の表面81より突出して高位置に位置している。このようにすることにより、カーソルキー部材57が押下され、力の作用により第1支持壁62方向(図11右方向)に動いた際には、第1側壁76は第1支持壁62に形成された第1リブ60により高い位置で当接される(図11参照)。更に、その当接される位置までのカーソルキー部材57の変位もより小さくなる。第2支持壁63方向(図11左方向)に動いた際にも同様に、第2側壁77はより高い位置で当接され、その変位もより小さくなる。
従って、第1リブ83及び第2リブ84は、カーソルキー部材57の短手方向(11中、左右方向)の動きをより確実に制限できる。
以上詳細に説明した通り第1実施形態に係るスイッチ構造を有するテープ印字装置1では、カーソルキー孔58を形成する本体カバー部49において、第1リブ60及び第2リブ61を第1支持壁62及び第2支持壁63に形成することにより、押下されたカーソルキー部材57の短手方向(図2中、左右方向)の動きを制限することができるので、操作者がカーソルキー17を操作する際にカーソルキー17が短手方向に揺れることなく操作することができる。従って、カーソルキー17の操作性を向上させ、且つ正確な操作をすることが可能である。
次に、第2実施形態に係るスイッチ構造を有するテープ印字装置の概略構成について図12乃至図14に基づき説明する。ここに、図12は第2実施形態に係るテープ印字装置の本体カバー部を示す斜視図、図13は第2実施形態に係るテープ印字装置のラバースイッチシートを示す斜視図、図14は図12の線D−Dで本体カバーを切断した矢視断面図である。
尚、第2実施形態に係るテープ印字装置は、基本的に、前記第1実施形態に係るテープ印字装置1と同一の構成を有しており、第1実施形態に係るテープ印字装置1では2つリブ(第1リブ60及び第2リブ61)が、カーソルキー孔58にて相対向する一対の第1支持壁62、第2支持壁63にそれぞれ形成されていたが、第2実施形態に係るテープ印字装置では、リブが、カーソルキー孔側ではなくカーソルキー部材側に設けられるように構成している点で、第1実施形態のテープ印字装置1とは異なるだけであり、残余の構成については第1実施形態のテープ印字装置1と同一の構成を有する。
従って、以下の説明においては、第2実施形態に特有の構成に着目して説明することとし、第1実施形態のテープ印字装置1に使用されている同一の構成要素、部材については同一の番号を付して説明することとする。
第2実施形態に係るテープ印字装置では、図13に示すようにラバースイッチシート89に形成されたカーソルキー17をなすカーソルキー部材90に第3リブ91及び第4リブが設けられている。第3リブ91は、カーソルキー部材90をカーソルキー孔58に相通した際に第1支持壁62に対向する第1側壁93に形成され、第4リブ92は、カーソルキー部材90をカーソルキー孔58に相通した際に第2支持壁63に対向する第2側壁94に形成されている。また、第3リブ60及び第4リブ61はカーソルキー部材90の長手方向の略中央部の下面から短手方向に沿って垂下される支点壁67に沿った方向に設けられている。更に、第3リブ91及び第4リブ92は、カーソルキー部材90の長手方向の中央に位置されている。
これらの第3リブ91及び第4リブ92は、第1実施形態に係る第1リブ60及び第2リブ61と同様に、カーソルキー部材90の短手方向の動きを制限するものである。
そして、図14に示すようにリブが設けられたカーソルキー部材90が押下され、力の作用により第1支持壁62方向(図14右方向)に動いた際には、第3リブ91が第1支持壁62に当接される。そして、それ以上カーソルキー部材90が第1支持壁62方向(図14右方向)に動かないように動きを制限する。
一方、第2支持壁63方向(図14左方向)に動いた際には、第4リブ92が第2支持壁63に当接される。そして、それ以上カーソルキー部材90が第2支持壁63方向(図14左方向)に動かないように動きを制限する。
以上より、カーソルキー部材90の短手方向(図14中、左右方向)の動きを制限するものである。また、前記したように第3リブ91及び第4リブ92はカーソルキー部材90の長手方向の中央の支点壁67に沿った方向に設けられているので、カーソルキー孔58の第1支持壁62及び第2支持壁63と第3リブ91及び第4リブ92との摩擦を最小限に抑えることが可能であり、カーソルキー部材90の長手方向の動きを妨げることなく短手方向の動きのみを制限することができる。
また、カーソルキー部材90は弾性部材により形成されているので、カーソルキー17が押下された際に、カーソルキー部材90自身の歪みによって短手方向の動きが大きくなる。しかしながら、第3リブ91及び第4リブ92を設けることにより、キー部材の短手方向の動きを制限し、弾性部材により形成されたキーにおいても操作性を向上させ、正確な操作を行うことが可能である。更に、カーソルキー部材90が押下された際に、第3リブ91及び第4リブ92と第1支持壁62及び第2支持壁63が当接される際の衝撃を和らげて、カーソルキー17のスムーズな操作が可能となる。
以上詳細に説明した通り第2実施形態に係るスイッチ構造を有するテープ印字装置では、第3リブ91及び第4リブ92をカーソルキー部材の第1側壁93及び第2側壁94に形成することにより、押下されたカーソルキー部材90の短手方向(図14中、左右方向)の動きを制限することができるので、操作者がカーソルキー17を操作する際にカーソルキー17が短手方向に揺れることなく操作することができる。従って、カーソルキー17の操作性を向上させ、正確な操作をすることが可能である。
次に、第3実施形態に係るスイッチ構造を有するテープ印字装置の概略構成について図15及び図16に基づき説明する。ここに、図15は第3実施形態に係るテープ印字装置の本体カバー部を示す斜視図、図16は図15の線E−Eで本体カバーを切断した矢視断面図である。
尚、第3実施形態に係るテープ印字装置は、基本的に、前記第2実施形態に係るテープ印字装置と同一の構成を有しており、第2実施形態に係るテープ印字装置では2つリブ(第3リブ91及び第4リブ92)が、カーソルキー部材90をなす第1側壁93及び第2側壁94にそれぞれ形成されていたが、第3実施形態に係るテープ印字装置では、第3リブ91及び第4リブ92に加え、更に2つリブ(第1リブ60及び第2リブ61)がカーソルキー孔58の短手方向にて相対向する一対の第1支持壁、第2支持壁にそれぞれ形成されている点で、第2実施形態のテープ印字装置とは異なるだけであり、残余の構成については第2実施形態のテープ印字装置と同一の構成を有する。
従って、以下の説明においては、第3実施形態に特有の構成に着目して説明することとし、第1及び第2実施形態のテープ印字装置に使用されている同一の構成要素、部材については同一の番号を付して説明することとする。
第3実施形態に係るテープ印字装置では、図16に示すように、第1リブ60及び第2リブ61が、カーソルキー孔58にて相対向する一対の第1支持壁62、第2支持壁63にそれぞれ形成されている。そして、更に第3リブ91が第1側壁93に形成され、第4リブ92が第2側壁94に形成されている。これらの第1リブ60、第2リブ61、第3リブ91、及び第4リブ92は、カーソルキー部材90の下面から垂下される支点壁67に沿った方向に設けられている。また、カーソルキー部材90の長手方向において中央に位置している。
そして、第1実施形態に係る第1リブ60及び第2リブ61、第2実施形態に係る第3リブ91及び第4リブ92と同様に、カーソルキー部材90の短手方向の動きを制限するものである。
図16に示すように第3リブ91及び第4リブ92が設けられたカーソルキー部材90が押下され、力の作用により第1支持壁62方向(図16右方向)に動いた際には、第3リブ91が第1リブ60に当接される。そして、それ以上カーソルキー部材90が第1支持壁62方向(図16右方向)に動かないように動きを制限する。
一方、第2支持壁63方向(図16左方向)に動いた際には、第4リブ92が第2リブ61に当接される。そして、それ以上カーソルキー部材90が第2支持壁63方向(図16左方向)に動かないように動きを制限する。
以上より、カーソルキー部材90の短手方向(図16中、左右方向)の動きを制限するものである。また、前記したように第1リブ60、第2リブ61、第3リブ91、及び第4リブ92は、カーソルキー部材90の長手方向において中央で、且つ支点壁67に沿った方向に設けられているので、リブ同士の摩擦を最小限に抑えることが可能であり、カーソルキー部材90の長手方向の動きを妨げることなく短手方向の動きのみを制限することができる。
また、カーソルキー部材90は弾性部材により形成されているので、カーソルキー17が押下された際に、カーソルキー部材90自身の歪みによって短手方向の動きが大きくなる。しかしながら、第1リブ60、第2リブ61、第3リブ91、及び第4リブ92を設けることにより、キー部材の短手方向の動きを制限し、弾性部材により形成されたキーにおいても操作性を向上させ、正確な操作を行うことが可能である。更に、カーソルキー部材90が押下された際に、第1リブ60及び第2リブ61と第3リブ91及び第4リブ92とが当接される際の衝撃を和らげて、カーソルキー17のスムーズな操作が可能となる。
以上詳細に説明した通り第3実施形態に係るスイッチ構造を有するテープ印字装置では、第1リブ60及び第2リブ61を第1支持壁62及び第2支持壁63に形成し、且つ第3リブ91及び第4リブ92をカーソルキー部材の第1側壁93及び第2側壁94に形成することにより、押下されたカーソルキー部材90の短手方向(図16中、左右方向)の動きを制限することができるので、操作者がカーソルキー17を操作する際にカーソルキー17が短手方向に揺れることなく操作することができる。従って、カーソルキー17の操作性を向上させ、正確な操作をすることが可能である。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、第1、第2及び第3実施形態において第1リブ60、第2リブ61、第3リブ91、及び第4リブ92は、カーソルキー部材90の長手方向において中央にそれぞれ1箇所のみ設けられているが、カーソルキー部材90の長手方向において中央付近に複数箇所設けることも可能である。
第1実施形態に係るテープ印字装置の概略外観斜視図である。 第1実施形態に係るテープ印字装置を示す正面図である。 第1実施形態に係るテープ印字装置に装着される背面カバーを外してテープカセットを装着した状態を示す背面側斜視図である。 第1実施形態に係るテープ印字装置の本体を分解して示した分解斜視図である。 第1実施形態に係る本体カバー部の特にカーソルキー孔を示した正面図である。 図2の線A―Aでテープ印字装置のカーソルスイッチ付近を切断した矢視断面図である。 カーソルキー部材が押下された際に、図2の線A―Aでテープ印字装置のカーソルスイッチ付近を切断した矢視断面図である。 図2の線B―Bでテープ印字装置のカーソルスイッチ付近を切断した矢視断面図である。 カーソルキー部材が押下された際に、図2の線B―Bでテープ印字装置のカーソルスイッチ付近を切断した矢視断面図である。 第1リブ及び第2リブをより高位置まで配置した第1実施形態の変形例に係る本体カバー部の斜視図である。 図10の線C−Cで本体カバー部を切断した矢視断面図である。 第2実施形態に係るテープ印字装置の本体カバー部を示す斜視図である。 第2実施形態に係るテープ印字装置のラバースイッチシートを示す斜視図である。 図12の線D−Dで本体カバーを切断した矢視断面図である。 第3実施形態に係るテープ印字装置の本体カバー部を示す斜視図である。 図15の線E−Eで本体カバーを切断した矢視断面図である。 従来のスイッチ構造を示した斜視図である。
符号の説明
1 テープ印字装置
2 本体
29 回路基板
49 本体カバー部
51、89 ラバースイッチシート
52 回路パターン
54 キー部材
55 キー孔
56 支持壁
57、90 カーソルキー部材
58 カーソルキー孔
60、83 第1リブ
61、84 第2リブ
62 第1支持壁
63 第2支持壁
67 支点壁
71 第1スイッチ接点
72 第2スイッチ接点
73 第1回路接点
74 第2回路接点
76、93 第1側壁
77、94 第2側壁
91 第3リブ
92 第4リブ

Claims (9)

  1. キー孔が設けられたカバー本体と、
    前記キー孔に配置される長尺のキー部材と、
    前記キー部材の下方に配置され、前記キー部材と第1接点及び第2接点を有する回路基板とを備え、
    前記キー孔内で前記キー部材の長手方向の一端を押下した際に前記第1接点をオンし、キー部材の長手方向の他端を押下した際に前記第2接点をオンするスイッチにおいて、
    前記キー孔のキー部材の短手方向にて相対向する一対の支持壁に形成された第1リブを有し、
    前記キー部材を押下する際に、前記第1リブはキー部材の側壁に当接し、キー部材の短手方向の動きを制限することを特徴とするスイッチ。
  2. キー孔が設けられたカバー本体と、
    前記キー孔に配置される長尺のキー部材と、
    前記キー部材の下方に配置され、前記キー部材と少なくとも第1接点及び第2接点を有する回路基板とを備え、
    前記キー孔内で前記キー部材の長手方向の一端を押下した際に前記第1接点をオンし、キー部材の長手方向の他端を押下した際に前記第2接点をオンするスイッチにおいて、
    前記キー部材の長手方向に沿う側壁に形成された第2リブを有し、
    前記キー部材を押下する際に、前記第2リブは前記キー孔のキー部材の短手方向にて相対向する一対の支持壁に当接し、キー部材の短手方向の動きを制限することを特徴とするスイッチ。
  3. キー孔が設けられたカバー本体と、
    前記キー孔に配置される長尺のキー部材と、
    前記キー部材の下方に配置され、前記キー部材と少なくとも第1接点及び第2接点を有する回路基板とを備え、
    前記キー孔内で前記キー部材の長手方向の一端を押下した際に前記第1接点をオンし、キー部材の長手方向の他端を押下した際に前記第2接点をオンするスイッチにおいて、
    前記キー孔のキー部材の短手方向にて相対向する一対の支持壁に形成された第1リブと、
    前記キー部材の長手方向に沿う側壁に形成された第2リブとを有し、
    前記キー部材を押下する際に、前記第1リブは前記第2リブと当接し、キー部材の短手方向の動きを制限することを特徴とするスイッチ。
  4. 前記第1リブは、その頂上部がカバー本体の表面より突出して高位置に位置していることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。
  5. 前記キー部材の長手方向の略中央部の下面から短手方向に沿って垂下された支点壁を有し、
    前記第1リブは、前記支点壁に沿った方向に設けられていることを特徴とする請求項1、請求項3及び請求項4のいずれかに記載のスイッチ。
  6. 前記キー部材の長手方向の略中央部の下面から短手方向に沿って垂下された支点壁を有し、
    前記第2リブは、前記支点壁に沿った方向に設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のスイッチ。
  7. 前記第1リブは、キー部材の長手方向における中央位置と相対することを特徴とする請求項1、請求項3乃至請求項5のいずれかに記載のスイッチ。
  8. 前記第2リブは、キー部材の長手方向における中央に位置することを特徴とする請求項2、請求項3及び請求項6のいずれかに記載のスイッチ。
  9. 前記キー部材は、弾性部材で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のスイッチ。
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