JP2005215902A - 情報処理装置、修繕工事費の予算管理方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、修繕工事費の予算管理方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】小口単位でのきめ細かく効率的な予算管理を実現可能とする。
【解決手段】修繕案件毎に修繕内容と修繕予算申請額とを少なくとも含む申請情報を受付ける手段と、修繕案件毎の申請情報をリスト化して予算申請案を生成する手段と、予算申請案を予算審査機関の端末に出力すると共に予算審査結果を受信する手段と、予算審査の結果を予算申請案と共に記憶装置に格納すると共に出力する手段と、予算審査の結果に応じて実施される各修繕案件毎の修繕工事の進捗状況および修繕予算消化状況を受け付けて修繕案件毎の実績情報として記憶装置に格納する手段と、実績情報を出力し当該実績情報に応じた予算調整の指示を受付ける手段と、各修繕案件毎の修繕工事竣工に応じた最終実績情報を受け付けて当該最終実績情報を対応する予算申請案と照合する手段と、照合の結果を各修繕案件毎の予算申請案に関連づけして出力すると共に記憶装置に格納する手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
【選択図】 図3

Description

本発明は、情報処理装置、修繕工事費の予算管理方法、プログラム、および記録媒体に関する。
例えば、社外から通信回線を介して情報を入力する予算管理方法を提供するといった目的の下、営業業務に関する営業情報を社内通信回線を介して入力して前記営業業務の予算を業務内容に応じて分担して管理する複数の社内端末を備えた予算管理システムにおいて、複数の社外端末及び1つの予算管理サーバを設けておき、営業担当者の操作に基づき、前記複数の社外端末が前記営業担当者を認証するための認証情報を社外通信回線へ送出する認証情報送出処理と、前記予算管理サーバが前記認証情報を前記社外通信回線を介して受信して前記営業担当者を認証したとき、営業業務に関する営業情報の入力が可能なことを表す入力可能情報を前記社外通信回線を介して前記各社外端末へ送出する入力可能情報送出処理と、前記複数の社外端末が前記入力可能情報を前記社外通信回線を介して受信したとき、前記営業担当者の操作に基づき、前記営業情報を入力して前記社外通信回線へ送出する営業情報送出処理と、前記予算管理サーバが前記各社外端末から前記社外通信回線を介して前記営業情報を入力して前記社内通信回線を介して前記各社内端末のうちの前記営業情報の内容に対応した社内端末へ転送する営業情報転送処理と、前記複数の社内端末が前記予算管理サーバから転送された前記営業情報を社内通信回線を介して入力して前記営業業務の予算を業務内容に応じて分担して管理する予算管理処理とを行うことを特徴とする予算管理方法(特許文献1参照)などが提案されている。
また、組織の形態にかかわらずシンプルな構成で、部署や外部、或いは、部署間などにおける予算の移動を実現できるシステムを提供するといった目的の下、階層構造を有するシステムを配置するステップと、前記階層構造において上層に位置する第1のシステムにおいて、達成すべき課題を設定するステップと、当該課題を達成するために、責任部署を選択するステップと、前記責任部署を管理するシステムであって、下層に位置する第2のシステムを特定するステップと、前記課題を達成するために必要な予算を設定するステップと、予算を第2のシステムに伝達するため、および、当該第2のシステムから受理するために、設定された予算を示す情報を一時的に収容する第1の収容手段を設けるステップと、前記設定された予算を示す情報を、前記第1の収容手段を介して第2のシステムに伝達するとともに、前記課題および責任部署を示す情報を第2のシステムに伝達するステップと、前記第2のシステムにおいて、前記第1のシステムからの予算を受理するため、および、前記第1のシステムに余剰分を含む予算を返還するために、前記予算を一時的に収容する第2の収容手段を設けるステップと、前記第2の収容手段を介して予算を受理するとともに、課題および責任部署を示す情報を受理するステップとを備え、前記予算を示す情報の伝達が、第1の収容手段および第2の収容手段のみを介して実行されることを特徴とする予算管理方法(特許文献2参照)などが提案されている。
更に、有効期限が設定された予算の管理を行うことが出来るとともに、有効期限の終了時に残った予算を自動的に処理することが出来る予算管理方法を提供するといった目的の下、予算の額に関するデータを記憶する予算記憶部と、予算に対して設定された有効期限を示すデータを記憶する有効期限記憶部と、申請する予算の使用額を示すデータの入力を行う申請データ入力部と、前記有効期限記憶部に記憶された予算の有効期限を示すデータに基づいて予算の有効期限が終了したか否かの判断を行う有効期限判断手段、および、この有効期限判断手段によって予算の有効期限が終了したと判断された時に前記予算記憶部に記憶されている予算の額に関するデータに基づいて予算残高の有無を判断する残予算判断手段,この残予算判断手段によって予算の残高が有ると判断された時にこの予算の残高を新たに設定された次期予算に加算してそのデータを予算記憶部に記憶させる予算更新手段を有する演算部と、を備えていることを特徴とする予算管理システム(特許文献3参照)などが提案されている。
特開2002−49730号公報 特開2002−83107号公報 特開2002−269309号公報
上記したように、予算管理の手法としては従来より種々提案されている。しかし、電力設備の修繕工事における予算管理に際し、的確に対応した手法は提案されてこなかった。例えば前記修繕工事予算は、電力会社における全社的な集計報告時では総枠管理となっている。こういった状況下での予算管理担当者は、管轄の小口件名(修繕案件)毎の予算管理を行ないながら、全社大での予算報告にはその合計値を報告することが多い。一方、このような総枠管理を確実に行うためには小口件名毎の予算把握や予算調整を行う必要がある。しかし、管轄の小口件名は例えば100件程度あることもあって、しかも件名毎に多数の支出伝票(項目)があることから、予算管理や予算調整に多大な時間と手間を要して効率的ではなかった。また、予算管理の手順が明確化されておらず、作業効率や作業精度の面で良好な結果が得られない場合もあった。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、小口単位でのきめ細かく効率的な予算管理を実現可能とする情報処理装置、修繕工事費の予算管理方法、プログラム、および記録媒体を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の情報処理装置は、電力設備に係る修繕工事費の予算管理を行う情報処理装置であって、修繕案件毎に、修繕内容と修繕予算申請額とを少なくとも含む申請情報を、入力インターフェイスより受付ける手段と、前記受け付けた修繕案件毎の申請情報をリスト化して予算申請案を生成する手段と、前記生成した予算申請案を予算審査機関の端末に出力すると共に、当該端末より予算審査結果を受信する手段と、前記予算審査の結果を、予算申請案と共に記憶装置に格納すると共に、出力インターフェイスに出力する手段と、前記予算審査の結果に応じて実施される、各修繕案件毎の修繕工事の進捗状況および修繕予算消化状況を入力インターフェイスより受け付けて、修繕案件毎の実績情報として記憶装置に格納する手段と、前記実績情報を出力インターフェイスに出力し、当該実績情報に応じた予算調整の指示を入力インターフェイスより受付ける手段と、各修繕案件毎の修繕工事竣工に応じた最終実績情報を入力インターフェイスより受け付けて、当該最終実績情報を、対応する予算申請案と照合する手段と、前記照合の結果を各修繕案件毎の予算申請案に関連づけして出力インターフェイスに出力すると共に、記憶装置に格納する手段と、を備えることを特徴とする(第1の発明)。
第2の発明は、第1の発明において、入力インターフェイスより、修繕案件をキーとした、予算審査の結果、修繕工事の進捗状況、および修繕予算消化状況の少なくともいずれかの情報の検索要求を受け付ける手段と、前記検索要求を受けて、前記記憶装置における検索処理を実行し、該当する修繕案件に関する情報を抽出し、出力インターフェイスに出力する手段と、を含むことを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、電力設備の点検巡視履歴を格納している記憶装置より、各電力設備の点検巡視履歴を適宜な時機毎に抽出する手段と、前記抽出した点検巡視履歴と所定の修繕基準との適合を判定し、修繕対象となる電力設備を特定する手段と、前記特定した電力設備を修繕案件として前記申請情報を生成する手段と、を備えることを特徴とする。
第4の発明は、電力設備に係る修繕工事費の予算管理を行う方法であって、修繕案件毎に、修繕内容と修繕予算申請額とを少なくとも含む申請情報を、入力インターフェイスより受付けるステップと、前記受け付けた修繕案件毎の申請情報をリスト化して予算申請案を生成するステップと、前記生成した予算申請案を予算審査機関の端末に出力すると共に、当該端末より予算審査結果を受信するステップと、前記予算審査の結果を、予算申請案と共に記憶装置に格納すると共に、出力インターフェイスに出力するステップと、前記予算審査の結果に応じて実施される、各修繕案件毎の修繕工事の進捗状況および修繕予算消化状況を入力インターフェイスより受け付けて、修繕案件毎の実績情報として記憶装置に格納するステップと、前記実績情報を出力インターフェイスに出力し、当該実績情報に応じた予算調整の指示を入力インターフェイスより受付けるステップと、各修繕案件毎の修繕工事竣工に応じた最終実績情報を入力インターフェイスより受け付けて、当該最終実績情報を、対応する予算申請案と照合するステップと、前記照合の結果を各修繕案件毎の予算申請案に関連づけして出力インターフェイスに出力すると共に、記憶装置に格納するステップと、を含む特徴とする修繕工事費の予算管理方法にかかる。
第5の発明は、電力設備に係る修繕工事費の予算管理方法を情報処理装置に実行させるプログラムであって、修繕案件毎に、修繕内容と修繕予算申請額とを少なくとも含む申請情報を、入力インターフェイスより受付けるステップと、前記受け付けた修繕案件毎の申請情報をリスト化して予算申請案を生成するステップと、前記生成した予算申請案を予算審査機関の端末に出力すると共に、当該端末より予算審査結果を受信するステップと、前記予算審査の結果を、予算申請案と共に記憶装置に格納すると共に、出力インターフェイスに出力するステップと、前記予算審査の結果に応じて実施される、各修繕案件毎の修繕工事の進捗状況および修繕予算消化状況を入力インターフェイスより受け付けて、修繕案件毎の実績情報として記憶装置に格納するステップと、前記実績情報を出力インターフェイスに出力し、当該実績情報に応じた予算調整の指示を入力インターフェイスより受付けるステップと、各修繕案件毎の修繕工事竣工に応じた最終実績情報を入力インターフェイスより受け付けて、当該最終実績情報を、対応する予算申請案と照合するステップと、前記照合の結果を各修繕案件毎の予算申請案に関連づけして出力インターフェイスに出力すると共に、記憶装置に格納するステップと、を含む特徴とする修繕工事費の予算管理プログラムにかかる。このプログラムは、前記各ステップの動作を行うためのコードから構成されている。
第6の発明は、修繕工事費の予算管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体にかかる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、電力設備の修繕工事予算に関する、小口単位でのきめ細かく効率的な予算管理を実現可能とする。
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における情報処理装置たる修繕工事費の予算管理システム(以下、システム100)を含むネットワーク構成図である。このネットワーク構成においては、前記システム100が、中計予算申請システム120および立案管理システム130とネットワーク20を介して結ばれているものとする(ここで、前記システム100、中計予算申請システム120および立案管理システム130を併せて、予算管理システム10とすることも出来る)。
ここにおけるシステム100は、例えば(修繕案件の)件名毎の予算申請を管理するシステムであり、前記中計予算管理システム120や立案管理システム130らと連動することで本発明の修繕工事費の予算管理方法を実行するのである。また、前記他システム120、130との連動により、中計申請状況の把握や金額の集計を自動で行って、中計申請処理を確実かつ効率よく行なうことができる。更に、(予算の)立案状況の把握や実績見込をリアルタイムに集約でき、早期の予算調整ができるため、通達予算の確実な執行が行なえることとなる。
一方、前記中計申請システム120は、修繕案件の件名毎の予算申請を処理するシステムである。修繕工事の概要や予算算出資料を、ファイルサーバ110に一括保存することで、工事実施時の資料として利用可能にする。また、前記システム100と連動しており、リアルタイムに申請状況の把握ができるため、総額予算の調整、修繕案件毎の要否、処理忘れ等も迅速にチェックできる。
他方、前記立案管理システム130は、修繕案件の件名毎の立案申請を処理するシステムであり、(予算の)立案番号の自動附与や引当予算に対する増減比較を行ない増減理由を明確にする。また、前記システム100と連動しており、(予算の)立案値や実績値をもとに、より精度の高い実績見込を常に特定することができ、予算管理を容易なものとする。
すなわち、上記各システム100、120、130をもって、電力設備に関する修繕工事費の予算管理を、工事計画申請〜予算立案〜工事実施といったワークフローの下で実行することとなる。
なお、前記ネットワーク20を介して、例えば電力設備の点検巡視履歴を格納している記憶装置にシステム100(或いは中計予算申請システム120、立案管理システム130でもよい)がアクセスするものとし、前記記憶装置における各電力設備の点検巡視履歴を適宜な時機毎に抽出するとすれば好適である。この場合、前記抽出した点検巡視履歴と所定の修繕基準との適合を判定し、修繕対象となる電力設備を特定すると共に、前記特定した電力設備を修繕案件として予算申請の各種情報を生成する。
また、システム100は、(図示しないが)本発明の修繕工事費の予算管理方法を実現するプログラムをメモリに格納し、演算装置たるCPUにより読み出してこれを実行する。システム100は他に、キーボードやマウス、タッチパネルなど各種の入力インターフェイスや、システム100が前記他のシステム120、130やファイルサーバ110にアクセスしてデータ授受を実行する出力インターフェイスなども備えている。
なお、前記メモリに格納するとしたプログラムは、システム100のメモリにおいて一体に備わっている例だけでなく、システム100とネットワーク等を介した他システム120、130らに機能毎に分散配置され、システム100と共働するものともできる。
更に、前記ネットワーク20は、インターネットやLANの他、専用回線やWAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網など様々なネットワークを採用することも可能である。また、VPNなど仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。
図2は本実施形態のファイルサーバ110におけるファイル構成例である。前記したファイルサーバ110は、システム100らが情報を格納すると共に、処理用の情報を検索・抽出する対象となるサーバ装置である。格納されるファイル構成の例としては、修繕予算管理ファイル(総枠予算の管理や実施状況の把握、中計申請の集計を行う)、中計申請メニューファイル(中計予算申請システムのメインメニュー)、中計申請書ファイル(中計申請書の原ファイル)、修繕申請予算集計表ファイル(申請件名の一覧表)、修中資○ファイル(各申請件名の保存ファイル)、立案管理メニューファイル(立案管理システムのメインメニュー)、立案整理簿ファイル(立案整理簿のファイル)、修繕立案ファイル(修繕予算管理表の原ファイル)、修−○ファイル(各立案件名の保存ファイル)、期中申請書ファイル(件名の予算変更や中止、新規設定を申請するための原ファイル)、修繕通達ファイル(送電課の通達件名ファイル)、管理データファイル(各立案の引当件名や実績を把握するためのデータファイル)などが含まれる。
次に、本発明の修繕工事費の予算管理方法の実際手順について説明する。図3は本実施形態の修繕工事費の予算管理方法のメインフロー図である。また、図4は本実施形態の修繕工事費の予算管理方法に則したワークフロー図400である。なお、以下で説明する修繕工事費の予算管理方法に対応する各種動作は、システム100のメモリが備えるプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
まずは本発明の修繕工事費の予算管理方法のメインフローについて述べておく。システム100(或いはシステム10)は、まず修繕案件毎に、修繕内容と修繕予算申請額とを少なくとも含む申請情報を、入力インターフェイスより受付ける(s1000)。ここまでに、例えば、電力設備の維持管理担当者が、現場調査等を行って修繕工事対象を特定し、これをもとに中計申請の情報(申請情報)を作成しているものとする。つまり、システム100において、前記受け付けた修繕案件毎の申請情報をリスト化して予算申請案を生成する(s1001)。
なお、この情報は、総括予算管理担当宛に提出され、件名担当割当や通知等が実行される。他方、修繕工事を総括する副長は、これら申請案件の承認や判断結果の通達等を行っている。つまり、前記生成した予算申請案は予算審査機関の端末(前記システム100〜130のいずれか)に出力されると共に、当該端末より予算審査結果を受信するものとする(s1002)。また、前記予算審査の結果を、予算申請案と共に記憶装置(ファイルサーバ110)に格納すると共に、出力インターフェイスに出力する(s1003)。
続いて、前記予算審査の結果に応じて実施される、各修繕案件毎の修繕工事の進捗状況および修繕予算消化状況を入力インターフェイスより受け付けて、修繕案件毎の実績情報として記憶装置に格納する(s1004)。記憶装置に格納した前記実績情報は、出力インターフェイスに出力すると共に、当該実績情報に応じた予算調整の指示を入力インターフェイスより受付ける(s1005)。前記件名担当は申請した予算に応じて異常箇所の有無を確認したり、予算内容の妥当性について推敲する。この推敲により新規に予算を申請したり、或いは予算分割/変更を行ったりもする。これらの事項は、上位の維持管理担当、総括予算管理担当、或いは副長らとの協議を経て、承認(或いは否認)される。
また、前記件名担当は、予算に応じて修繕工事を実行する。システム100は、当該修繕工事が竣工したならば、これに応じた最終実績情報を入力インターフェイスより受け付けるのである。最終実績情報は、予算管理表となって管理されることとなる。そして当該最終実績情報は、例えば前記総括予算管理担当らの上位者の端末を通じて、対応する予算申請案と照合される(s1006)。前記照合の結果は、各修繕案件毎の予算申請案に関連づけして出力インターフェイスに出力すると共に、前記記憶装置に格納するのである(s1007)。こうして予算申請から審査、工事実行、実績判定、予算修正といった各種処理が実行される。
他方、入力インターフェイスより、修繕案件をキーとした、予算審査の結果、修繕工事の進捗状況、および修繕予算消化状況の少なくともいずれかの情報の検索要求を受け付けたならば(s1008)、前記検索要求に応じた前記記憶装置における検索処理を実行し、該当する修繕案件に関する情報を抽出することもできる(s1009)。抽出した情報は、出力インターフェイスに出力する(s1010)。
また、前記システム100らが、電力設備の点検巡視履歴を格納している記憶装置(ファイルサーバ110であってもよい)より、各電力設備の点検巡視履歴を適宜な時機毎に抽出することも想定できる。この場合、前記抽出(s1011)の後、当該抽出した点検巡視履歴と所定の修繕基準との適合を判定し、修繕対象となる電力設備を特定する(s1012)のである。この特定した電力設備は、修繕案件として修繕予算の申請情報に加えることとなる(s1013)。
さて次に、前記各システム100、120、130毎の処理内容につき詳述しておく。なお、処理開始前の各システム100、120、130において、必要ファイルの保存、修繕案件毎の個別事項設定といった事前設定処理がなされているものとする。
図5は本実施形態の中計予算システムにおける画面遷移例である。前記中計申請システム20において、前記ファイルサーバ110の中計申請メニューファイルを開き、メニュー画面500を出力したとする。中計申請が新規であった場合、利用者は、この画面500における「新規申請」ボタンをクリックし、中計申請書画面501を開く。そしてこの画面501において必要事項の入力を行う(勿論、システム120側ではこれらのクリックや入力を受け付けて処理している訳である)。
入力処理後、例えば「申請ボタン」がクリックされると、申請書番号の入力画面502を表示し、申請書番号の入力を受け付ける。他方、前記申請は、ファイルサーバ110における前記修繕申請予算集計表(件名一覧表503)に自動登録され、中計番号が附与されることとなる。「保存ボタン」がクリックされると、前記ファイルサーバ110におけうる修中資○ファイルのファイル名が自動的につき、ファイルサーバ110における指定フォルダーに保存される。
図6は本実施形態の立案管理システムにおける画面遷移例である。立案管理システム130において、ファイルサーバ110の前記立案管理メニューファイルを開き、メニュー画面601が起動されたとする。新規立案であったならば、画面601において「新規立案ボタン」がクリックされる。ここで修繕予算管理表602をファイルサーバ110の修繕立案ファイルより抽出し、出力する。この画面602の立案管理のコメント入力欄において、コメント指示入力を受付ける。
ここで「立案登録ボタン」がクリックされると,ファイルサーバ110における立案整理簿603に当該案件が自動登録なされ、立案番号が附与される。また、データ入力後、「新規保存」のボタンがクリックされたならば、ファイルサーバ110の前記修-○ファイル名が自動的につき、指定のフォルダーに保存される。なお、前記立案整理簿603は、参照要求(画面604で受付)に応じて出力することとできる。
また、期中申請(通達件名の中止,新規設定,変更)を受付ける際には、前記画面601において「期中申請ボタン」のクリックを受付ける。そして、ファイルサーバ110より、該当案件のシート605(情報)を選択する。このシート605では、入力補助のコメントを出力すると共に、利用者の入力を受付ける。このシート605は印刷され、担当者押印ののち予算管理担当へ提出される。
図7は本実施形態の予算管理システムにおける画面遷移例1であり、図8は本実施形態の予算管理システムにおける画面遷移例2である。予算管理システム100は、ファイルサーバ110における前記修繕予算管理ファイルを開き、メニュー画面700を起動する。そして、例えば、ここで「申請・通達処理」のタグがクリックされたとする。この場合、「中計申請管理表ボタン」がクリックされたならば、ファイルサーバ110より前記申請予算管理表701を呼び出して、申請状況を画面表示する。
一方、予算通達処理を行う場合も想定できる。この場合、前記画面700において、「申請→通達COPYボタン」のクリックを受けて、申請件名を通達としてコピーする。また、「通達修正確定ボタン」のクリックを受けて、ファイルサーバ110より修繕通達修正確定画面702(修繕通達ファイル)を呼び出して表示する。そしてここにおける通達値に合う修正値を受け付けて処理する。また、「申請対通達集計印刷ボタン」のクリックを受けて、前項で修正した集計値と申請値との比較表のプレビューを表示するとできる。
更に、予算管理処理を実行する場合、前記画面700における、「予算管理」タグのクリックを受け付ける。そして、「送電課通達件名管理ボタン」のクリックを受けて、ファイルサーバ110より通達件名管理表画面801を呼び出して出力する。続いて、ここにおける期中申請書に基づく変更処理を利用者より受付けることとなる。通達件名変更の処理を行う場合は、立案時の引当件名に反映する。また、「立案状況ボタン」がクリックされると、立案状況を上記同様に表示する。以上述べたように、各システム100、120、130らは共働して本発明の修繕工事費の予算管理方法を実行するのである。
本発明によれば、各修繕工事件名(小口単位)単位の予算管理を、迅速に実施できるようになった。そのため予算担当者は、リアルタイムで各小口件名の集計ができるようになり、早期かつきめ細かい予算調整が可能となる。そのため、予算管理の精度も向上可能となる。
つまり、電力設備の修繕工事予算に関する、小口単位でのきめ細かく効率的な予算管理を実現可能とする。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態における修繕工事費の予算管理システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態のファイルサーバにおけるファイル構成例である。 本実施形態の修繕工事費の予算管理方法のメインフロー図である。 本実施形態の修繕工事費の予算管理方法に則したワークフロー図である。 本実施形態の中計予算システムにおける画面遷移例である。 本実施形態の立案管理システムにおける画面遷移例である。 本実施形態の予算管理システムにおける画面遷移例1である。 本実施形態の予算管理システムにおける画面遷移例2である。
符号の説明
20 ネットワーク
100 修繕工事費の予算管理システム(情報処理装置)、システム
110 ファイルサーバ
120 中計予算申請システム
130 立案管理システム

Claims (6)

  1. 電力設備に係る修繕工事費の予算管理を行う情報処理装置であって、
    修繕案件毎に、修繕内容と修繕予算申請額とを少なくとも含む申請情報を、入力インターフェイスより受付ける手段と、
    前記受け付けた修繕案件毎の申請情報をリスト化して予算申請案を生成する手段と、
    前記生成した予算申請案を予算審査機関の端末に出力すると共に、当該端末より予算審査結果を受信する手段と、
    前記予算審査の結果を、予算申請案と共に記憶装置に格納すると共に、出力インターフェイスに出力する手段と、
    前記予算審査の結果に応じて実施される、各修繕案件毎の修繕工事の進捗状況および修繕予算消化状況を入力インターフェイスより受け付けて、修繕案件毎の実績情報として記憶装置に格納する手段と、
    前記実績情報を出力インターフェイスに出力し、当該実績情報に応じた予算調整の指示を入力インターフェイスより受付ける手段と、
    各修繕案件毎の修繕工事竣工に応じた最終実績情報を入力インターフェイスより受け付けて、当該最終実績情報を、対応する予算申請案と照合する手段と、
    前記照合の結果を各修繕案件毎の予算申請案に関連づけして出力インターフェイスに出力すると共に、記憶装置に格納する手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    入力インターフェイスより、修繕案件をキーとした、予算審査の結果、修繕工事の進捗状況、および修繕予算消化状況の少なくともいずれかの情報の検索要求を受け付ける手段と、
    前記検索要求を受けて、前記記憶装置における検索処理を実行し、該当する修繕案件に関する情報を抽出し、出力インターフェイスに出力する手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
    電力設備の点検巡視履歴を格納している記憶装置より、各電力設備の点検巡視履歴を適宜な時機毎に抽出する手段と、
    前記抽出した点検巡視履歴と所定の修繕基準との適合を判定し、修繕対象となる電力設備を特定する手段と、
    前記特定した電力設備を修繕案件として前記申請情報を生成する手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 電力設備に係る修繕工事費の予算管理を行う方法であって、
    修繕案件毎に、修繕内容と修繕予算申請額とを少なくとも含む申請情報を、入力インターフェイスより受付けるステップと、
    前記受け付けた修繕案件毎の申請情報をリスト化して予算申請案を生成するステップと、
    前記生成した予算申請案を予算審査機関の端末に出力すると共に、当該端末より予算審査結果を受信するステップと、
    前記予算審査の結果を、予算申請案と共に記憶装置に格納すると共に、出力インターフェイスに出力するステップと、
    前記予算審査の結果に応じて実施される、各修繕案件毎の修繕工事の進捗状況および修繕予算消化状況を入力インターフェイスより受け付けて、修繕案件毎の実績情報として記憶装置に格納するステップと、
    前記実績情報を出力インターフェイスに出力し、当該実績情報に応じた予算調整の指示を入力インターフェイスより受付けるステップと、
    各修繕案件毎の修繕工事竣工に応じた最終実績情報を入力インターフェイスより受け付けて、当該最終実績情報を、対応する予算申請案と照合するステップと、
    前記照合の結果を各修繕案件毎の予算申請案に関連づけして出力インターフェイスに出力すると共に、記憶装置に格納するステップと、
    を含む特徴とする修繕工事費の予算管理方法。
  5. 電力設備に係る修繕工事費の予算管理方法を情報処理装置に実行させるプログラムであって、
    修繕案件毎に、修繕内容と修繕予算申請額とを少なくとも含む申請情報を、入力インターフェイスより受付けるステップと、
    前記受け付けた修繕案件毎の申請情報をリスト化して予算申請案を生成するステップと、
    前記生成した予算申請案を予算審査機関の端末に出力すると共に、当該端末より予算審査結果を受信するステップと、
    前記予算審査の結果を、予算申請案と共に記憶装置に格納すると共に、出力インターフェイスに出力するステップと、
    前記予算審査の結果に応じて実施される、各修繕案件毎の修繕工事の進捗状況および修繕予算消化状況を入力インターフェイスより受け付けて、修繕案件毎の実績情報として記憶装置に格納するステップと、
    前記実績情報を出力インターフェイスに出力し、当該実績情報に応じた予算調整の指示を入力インターフェイスより受付けるステップと、
    各修繕案件毎の修繕工事竣工に応じた最終実績情報を入力インターフェイスより受け付けて、当該最終実績情報を、対応する予算申請案と照合するステップと、
    前記照合の結果を各修繕案件毎の予算申請案に関連づけして出力インターフェイスに出力すると共に、記憶装置に格納するステップと、
    を含む特徴とする修繕工事費の予算管理プログラム。
  6. 請求項5に記載の修繕工事費の予算管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018060272A (ja) * 2016-10-03 2018-04-12 ソフトバンク株式会社 予算管理システム、予算管理方法及び予算管理プログラム
CN107944830A (zh) * 2017-12-04 2018-04-20 北京中燕信息技术有限公司 一种设备维修费管理方法、设备及计算机可读存储介质

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