JP2005215265A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2005215265A JP2004021152A JP2004021152A JP2005215265A JP 2005215265 A JP2005215265 A JP 2005215265A JP 2004021152 A JP2004021152 A JP 2004021152A JP 2004021152 A JP2004021152 A JP 2004021152A JP 2005215265 A JP2005215265 A JP 2005215265A
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Kenichi Onishi
賢一 大西
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Abstract

【課題】 画像形成装置の上面に載置された開閉可能な原稿覆いユニットを手を使わずに開閉することが可能な画像形成装置を提供するこ。
【解決手段】 画像形成装置Aの内部には、ADF9を自動的に開放させる自動開放部が設けられている。該自動開放部は、主に駆動源としてのモータMと、該モータMに駆動連結され、ADF9のヒンジ部Hに設けられたギアGと、該モータMを駆動制御する制御部50によって構成されている。該制御部50は、フットスイッチXと、スキャナ8の内部に設けられ、原稿台に原稿が載置されているか否かを検出するセンサSが、電気的に接続されており、フットスイッチXが踏まれたか、センサSが原稿を検出したか等の信号を制御部50へ送り、これによって、制御部50はモータMの駆動等を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばフットスイッチなどの補助的な操作部を備えた画像形成装置に関するものである。
複写機等の画像形成装置では、近年、印刷開始用のフットスイッチを設けた機種が製造されている。このようなフットスイッチを設けた画像形成装置では、利用者が沢山の書類などを持っているためにその両手が自由に使用できない状態、あるいは原稿台上の原稿のサイズが大きいため、原稿の下に印刷開始ボタンが隠れる状態など、利用者が印刷開始ボタンを操作することが困難である場合に、フットスイッチを踏み込むことで簡単に印刷開始が行える仕組みになっている。また、原稿が分厚い本であったり、凹凸を有するものである場合にも、利用者が原稿を原稿台に両手で押さえつけながらフットスイッチを踏み込むことで、印刷時の原稿台上の原稿位置を安定させながらの印刷が行えるものである。この場合、利用者が原稿を原稿台に両手で押さえつけることができるので、原稿台と原稿との間の間隙がなくなり間隙からの余分な外部光の侵入が阻止され、安定した画像が得られる。
このような、印刷開始用のフットスイッチを設けた従来の画像形成装置としては、特許文献1や特許文献2に挙げられる装置がある。
上記特許文献1に挙げられる画像形成装置は、画像形成装置本体の前面部、および左右両側面部の下部の底板上に、それぞれ印刷開始用のフットスイッチを備えたものとして提案されている。この画像形成装置では、印刷を行う時々により、利用者の都合に応じた場所のフットスイッチを利用者が操作することで、印刷時の操作性の向上が図られている。
また、上記特許文献2に挙げられる画像形成装置は、印刷開始用のフットスイッチの他に、原稿台上の原稿の有無を検知する原稿検知手段を備えるものとして提案されている。この画像形成装置では、原稿検知手段が原稿台上に原稿がないことを検知した場合には、フットスイッチを踏み込んでも印刷処理が開始されない仕組みになっている。この場合、表示パネルなどの表示部には原稿なしとのメッセージの表示も行われる。
更に、上記特許文献2には、フットスイッチを数回踏み込むことで、印刷開始ボタン押下時と同様の動作をする通常コピーモードから、連続コピーモードへ移行して画像形成装置を開始する装置も示されている。この連続コピーモードでは、フットスイッチを踏み込まなくても原稿台に原稿を載置するだけで、原稿の印刷が開始される。この時、原稿検知手段によって原稿台上の原稿が検知されてから印刷が開始されるまでに、ある程度の時間(以下、コピー動作遅延時間という)を設けることで、利用者に、原稿台の原稿位置を安定させやすくしている。上記コピー動作遅延時間については、表示パネルなどの表示部から、利用者毎に設定できる仕組みになっている。
実開平5−45718号公報 特開平5−72838号公報
上記特許文献1及び特許文献2に示されているものは、例えばフットスイッチが踏み込まれると同時に印刷処理が開始される等、フットスイッチの踏み込みに連動してコピー動作の開始制御に関すること等しか開示されていなかった。このため、コピー動作の開始指示は容易であるが、原稿載置台に原稿をセットするには両手が塞がっていたとしても、自動原稿搬送装置あるいは原稿押さえ等の原稿覆いユニットの開閉をユーザーの手で行う必要があった(本願では自動原稿搬送装置と自動原稿搬送機構のない原稿押さえとを総称して原稿覆いユニットという。)。
このため、原稿載置台への原稿セットも簡単にできることが要望されていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像形成装置の上面に載置された開閉可能な原稿覆いユニットを手を使わずに開閉することが可能な画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、 画像形成装置の操作に関する入力を行うための主操作部と、踏み込み動作により該画像形成装置を操作することができる副操作部と、該画像形成装置の上面に開閉可能な原稿覆いユニットを有する画像形成装置であって、該原稿覆いユニットの開放を自動的に行う自動開放部と、前記副操作部を踏み込むことによって、自動開放部を作動させる制御部とを有することを特徴とする画像形成装置である。尚、上記副操作部の一例として、フットスイッチが挙げられる。
また、請求項2に記載の発明は、前記制御部は、画像形成動作終了からの時間を計測するタイマーを有しており、前記副操作部の踏み込み動作を行った際に、該タイマーによる計測時間が所定時間を超えていれば前記自動開放部を作動させ、該タイマーによる計測時間が所定時間内であれば画像形成動作を開始させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
以上説明したように、本発明によれば、踏み込み動作により操作することができる副操作部により画像形成装置の上面に搭載された開閉可能な原稿覆いユニットの開放を自動的に行うことができるので、例えば、片方の手に物を持っており、もう片方の手にコピーしたいブック原稿を持っていて両手が塞がっている状態であっても、例えばフットスイッチを踏み込むだけで自動原稿搬送装置等の原稿覆いユニットが自動的に開放するので、コピーしたいブック原稿を原稿台に載置することができる。その後は、ブック原稿を持っていた方の片手が空くので、ある程度の操作が可能となる。よって非常に便利になる。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態及び実施例について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態及び実施例は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに、図1は本発明の一実施形態(以下、実施形態例という場合がある)に係る画像形成装置Aの概略断面図、図2は本実施形態例に係る上記画像形成装置Aの主要構成部を示す構成ブロック図、図3はフローチャートである。
まず、主に図1を用いて、本発明の実施の形態に係る上記画像形成装置Aの全体構成について説明する。上記画像形成装置Aは、踏み込み動作により原稿台22上の原稿の印刷処理を開始させる指定を入力する副操作部の一例としてフットスイッチXを備えた、複写機能およびプリンタ機能を有する複合機である。
ここで、上記画像形成装置Aが備えるフットスイッチXについては、上記画像形成装置Aと専用のケーブルで接続されている(図1)が、フットスイッチを画像形成装置本体側の下部等に直接設けた画像形成装置にも本発明は適応し得る。更に、本実施形態例で挙げられている上記画像形成装置Aは、モノクロ現像装置に関するものであるが、カラー現像に関するものであっても良いことは勿論である。
上記画像形成装置Aは、下方に複数のカセット5を装着する給紙部を備え、その上方に両面ユニット6が配置され、その上方には画像形成部7が設けられている。画像形成部7の横には、転写紙などのシートにトナーを定着させる定着装置20が設けられ、その上部には画像を読み取るスキャナ8、自動原稿搬送装置(以下、ADFという。)9が取り付けられている。原稿を直接載置する場合には前記ADFを開けて、原稿台に原稿を載置することとなる。
上記画像形成装置Aの本体上面には、液晶タッチパネル等の表示操作部3(主操作部)が配置され、利用者が表示操作部3を操作することで、画質モード選択、用紙サイズ選択、変倍率選択、濃度選択、シート処理(ステイプル処理、パンチ処理等)選択等様々な機能の選択を行い、その後プリントキーの押圧により印刷処理の開始がされる。また、表示操作部3には、設定枚数や印刷状況、エラーの内容(紙詰まり状況、サービスマンコール等)の表示などの各種情報が表示部(図示せず)に表示される。該表示操作部3には、フットスイッチXを操作可能状態とするためのフットスイッチ有効キー(図示せず)が設けられている。すなわち、このフットスイッチ有効キーをONにした状態でフットスイッチXを踏めば、後述するような動作を行うが、フットスイッチ有効キーをOFFにした状態でフットスイッチXを踏んでも動作は行わないというものである。尚、このようなフットスイッチ有効キーを別段設けなくてもかまわない。
画像形成部7には感光体ドラム11の周囲に、帯電装置12、現像装置13、クリーニング装置14が配置された作像ユニット15が設けられており、下方には感光体ドラム11に対向して転写装置16が配置されている。感光体ドラム11は、例えば直径84mmのアルミ円筒の表面に感光層が形成されており、図1において時計方向に回転駆動される。帯電装置12は回転する感光体ドラム11の表面をコロナ放電により数百Vに帯電させる。感光体ドラム11表面の帯電装置12よりも回転方向下流側では、LEDアレイヘッドとセルフォックレンズ等から構成される露光装置18により、感光体ドラム11の表面が露光されて静電潜像が形成される。この露光装置18の発光出力の制御に用いられる画像データは画像処理部4から入力されている。
以下、上記画像形成装置Aにて行われる印刷処理の概略を説明する。
原稿台に載置された原稿は、光源であるスキャナ8により走査された後、その原稿の反射光はミラーを介してCCD10(Charge-Coupled Device;画像信号を電気信号に変換するデバイス)へ入射され、ここでA/D変換されてデジタル画像データ(原稿画像データ)として画像処理部4に入力、および一時記憶され、上記原稿画像データに対して所定の画像処理が施される。その後、画像処理後の上記原稿画像データは露光装置制御手段19に入力されると、入力された上記原稿画像データに従った露光が行われるように、露光装置制御手段19が露光装置18を制御する。
現像装置13では現像ローラが回転して、現像ローラ表面に形成された磁気ブラシが感光体ドラム11表面に接触し、静電潜像に対して帯電したトナーを付着させてトナー画像を形成する。このトナー画像は転写装置16において、いずれかのカセット5から搬送されてきたシートが、感光体ドラム11とその周速と同じ速度で移動する転写ベルト17との間に挟持された状態で搬送されながら帯電されることでトナー画像がシート上に転写される。さらに、転写装置16の下流側にはクリーニング装置14が配置されており、感光体ドラム11の表面上に残留したトナーや他の付着物が除去される。転写装置16によってトナー像が転写されたシートは、その搬送方向下流側に設けられた定着装置20に運ばれる。
尚、上記画像形成装置Aの転写装置16は、転写ベルトを用いたものが採用されているが、これを転写ローラに置き換えることも可能である。
定着装置20は、定着ローラ1、およびこれに対向する加圧機構を備えた加圧ローラ2から構成されている。転写ベルト、あるいは転写ローラにより転写装置16から搬送されたシートに付着しているトナー画像は、シートが定着ローラ1と加圧ローラ2との間を通過する間に、定着ローラ1の熱によってトナー画像が溶融定着されると共に、加圧ローラ2によりシートが定着ローラ1に押し付けられることで、シートに定着される。定着装置20でトナー画像が定着されたシートは、その後、シート処理装置B側へ送出され、所定の処理が施された後、所定のシート排出口から排出される。尚、該シート処理装置Bはその構成を図示していないが、画像形成された用紙あるいは用紙束に対しステイプル処理を施すステイプル処理部やパンチ処理を施すパンチ処理部を有している。
次に,図2を用いて、本発明の主要構成部の構成について説明する。図2を参照して、上記画像形成装置Aの内部には、ADF9を自動的に開放させる自動開放部が設けられている。該自動開放部は、主に駆動源としてのモータMと、該モータMに駆動連結され、ADF9のヒンジ部Hに設けられたギアGと、該モータMを駆動制御する制御部50によって構成されている。該制御部50は、フットスイッチXと、スキャナ8の内部に設けられ、原稿台に原稿が載置されているか否かを検出するセンサSが、電気的に接続されており、フットスイッチXが踏まれたか、センサSが原稿を検出したか等の信号を制御部50へ送り、これによって、制御部50は次のような制御を行うことになる。
すなわち、フットスイッチXが踏まれた際に、センサSによって原稿が検出されなければ、制御部50はモータMを回転駆動させるよう制御し、ADFを図2の実線で示す状態から破線で示す状態へと開放させる。尚、このときのモータMの回転駆動量については、ADF9が閉じられたことを検出するセンサSaがOFFになって所定時間、あるいは所定パルス回転させることで、所望の位置までADF9を自動的に開放させることができる。尚、制御部50の内部には画像形成装置Aでの画像形成動作終了から時間を計測するタイマTが内蔵されている。
次に、図3のフローチャートを用いて作用について説明する。まず、表示操作部3のフットスイッチ有効キーをONにして、フットスイッチXの操作を可能な状態とする(ステップS1)。そして、フットスイッチXを踏む(ステップS2)。センサSによって原稿台に原稿があるかどうかが判断され(ステップS3)、原稿がなければ(S3でNo)、制御部50からの信号でモータMが回転しADF9は開放し(ステップS5)、原稿があれば(S3でYes)、タイマTによる計測時間が所定時間を超えているかどうかが制御部50によって判断され(ステップS4)、所定時間を超えていれば、原稿を原稿台に置き忘れている可能性が高いのでADF9は開放する。ここで、所定時間は例えば固定的に定めておいてもよいうが、ユーザーが使用状況に応じて変更できるようにしておいてもかまわない。固定的に定める場合には、例えば1分等と定めておけばよいが、本発明はこの時間以外の時間であってもかまわないことはもちろんである。
ADF9が開放するとユーザーは例えば本等の原稿を原稿台にセットし(ステップS6)、ADF9を閉じる(ステップS7)。ADF9の閉塞動作に関しては、ユーザーが手動で行ってもかまわないし、もう一度フットスイッチXを踏むことによってモータMを逆回転させて自動的に閉じるようにしてもかまわない。この場合、後述するステップS8の印刷開始をフットスイッチXで行う場合と区別するために、ADF9を閉じる場合には、フットスイッチXを2回踏む、あるいは数秒間踏む等で区別してもかまわない。また、逆回転停止のタイミングは、センサSaがONしてから所定時間あるいは所定パルス後に行えばよい。その後、再びフットスイッチXが踏み込まれると(ステップ8)、画像形成動作が開始される(ステップS9)。尚、該S9での画像形成動作開始のタイミングは、S8のフットスイッチXの踏み込みに替えて、センサSaのONから所定時間経過後に行うようにしてもよいし、また、表示操作部3のプリントキーの押圧によるようにしてもかまわない。
上記ステップS4でYes、すなわち、原稿台に原稿があり(S3でYes)、タイマTによる計測時間が所定時間内である場合には、原稿台に原稿を置き忘れているのではなく、連続して印刷を行おうしている可能性が高いので、S8に進み印刷が開始される。
上記実施形態では、ADFの開放について説明したが、ADFではなく原稿押さえである場合にも適用できる。すなわち、フットスイッチによって自動的に原稿押さえを開放するようにしてもかまわない。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置Aの概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置Aの主要構成部を示す構成ブロック図。 フローチャート。
符号の説明
3…表示操作部
4…画像処理部
7…画像形成部
50…制御部
G…ギア
M…モータ
S…センサ
T…タイマ
X…フットスイッチ

Claims (2)

  1. 画像形成装置の操作に関する入力を行うための主操作部と、踏み込み動作により該画像形成装置を操作することができる副操作部と、該画像形成装置の上面に開閉可能な原稿覆いユニットを有する画像形成装置であって、
    該原稿覆いユニットの開放を自動的に行う自動開放部と、
    前記副操作部を踏み込むことによって、自動開放部を作動させる制御部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、画像形成動作終了からの時間を計測するタイマーを有しており、前記副操作部の踏み込み動作を行った際に、該タイマーによる計測時間が所定時間を超えていれば前記自動開放部を作動させ、該タイマーによる計測時間が所定時間内であれば画像形成動作を開始させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8014042B2 (en) * 2006-09-26 2011-09-06 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
CN106886136A (zh) * 2017-04-24 2017-06-23 习水县西科电脑科技有限公司 一种具有压紧功能的复印机
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