JP2005215209A - 防犯モードに特徴を有するカラオケ付き通信カラオケ装置 - Google Patents

防犯モードに特徴を有するカラオケ付き通信カラオケ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カラオケ利用されていない無人環境にてカメラ機能と通信機能を防犯に活用した防犯システムを提供する。
【解決手段】ユーザインタフェースと、カメラと、防犯連絡先記憶手段とを備え、電話回線を介してホスト装置とデータ通信するカメラ付き通信カラオケ装置に、ユーザインタフェースによるモード設定に対応して、ユーザインタフェースの入力に応答してカラオケ利用者を撮影し、撮影された映像をカラオケモニタに表示させるカラオケ利用者撮影モードと、カメラの映像出力に基づいて周辺の明るさ変動を分析し、変動が大きい場合に異常通知処理を行う異常察知処理と、防犯連絡先記憶手段に記憶されている電話番号に向けて発呼し、着呼側が応答したならば、マイクロホンの採音信号を着呼側に送話するカラオケ装置とする異常通知処理とを行う防犯モードとを実行可能な制御手段を備える。
【選択図】 図6

Description

この発明は、カラオケ利用者のポートレートを撮影してカラオケ画面などに映し出すカメラ付き通信カラオケ装置の応用技術に関し、とくに、カラオケ利用されていない無人環境にてカメラ機能と通信機能を防犯に活用する技術に関する。
一般に通信カラオケシステムは、全国に散在する多数の通信カラオケ装置が電話回線を介してカラオケホスト装置に接続されて構成される。通信回線を介して、ホスト装置からは各通信カラオケ装置にカラオケデータを配信したり、各種情報をホスト装置に収集したりしている。
カラオケ事業者は、この通信インフラをさまざまに利用している。たとえば、ホスト装置で全国でのカラオケ利用履歴を集計して、カラオケ利用状況の統計をとっている。また、ホスト装置に会員別の記憶領域を用意して各会員の選曲履歴や採点履歴などの利用履歴を該当の領域に格納しておき、各会員の利用履歴に基づいて、個人別の曲目リストを提示したり、採点ランキングを提示したりする様々な会員サービスを提供している。
また、カラオケ装置本体やカラオケリモコン装置に備えたカメラを用いて利用者を撮影して利用する技術について多数開示されている。例えば特開平10−240274号公報には、カラオケ装置に自動追尾カメラを備え、予約した人を撮影し、予約リストを表示する際に予約者の顔もあわせて表示する技術について開示されている。また、特許第3432132号公報には、ビデオカメラを備えたカラオケリモコン装置を用いて演奏予約した人を撮影してカラオケ装置に転送する技術について開示されている。
特開平10−240274号公報 特許第3432132号公報
カラオケはいつでも気軽に遊べるというイメージどおりに、カラオケ店は深夜まで営業されている場合が多い。しかし、カラオケ店といえども24時間営業しているところは少ない。多くは世間が寝静まる時間にあわせて閉店される。そのような世間が寝静まる時間帯は窃盗などの犯罪が横行しやすい。
そこで本発明者らは、主に深夜時間帯などの通信カラオケ設備が使用されていない時間帯に、通信インフラを利用して防犯システムとして機能させることができれば、設備が有効に利用できてカラオケ装置を守ることができるうえに、カラオケ店が地域にも貢献できるのでよりいっそう親しまれ有意義だと考えた。
上記の課題に鑑み創作されたこの発明は、つぎの事項(1)〜(6)により特定されるものである。
(1)ユーザインタフェースと、カメラと、防犯連絡先記憶手段と、制御手段を備え、電話回線を介してホスト装置とデータ通信するカメラ付き通信カラオケ装置であること、
(2)制御手段は、ユーザインタフェースによるモード設定に対応して、カラオケ利用者撮影モードと防犯モードとを実行可能であること、
(3)カラオケ利用者撮影モードは、ユーザインタフェースの入力に応答してカラオケ利用者を撮影し、撮影された映像をカラオケモニタに表示させること、
(4)防犯モードは、異常察知処理と、異常通知処理とを可能とすること、
(5)異常察知処理は、カメラの映像出力に基づいて周辺の明るさ変動を分析し、変動が大きい場合に異常通知処理を行うこと、
(6)異常通知処理は、防犯連絡先記憶手段に記憶されている電話番号に向けて発呼し、着呼側が応答したならば、マイクロホンの採音信号を着呼側に送話すること、
この発明において望ましくは、異常通知処理は、着呼側が応答したならば、着呼側からの受話音声をスピーカから拡声出力する。
また望ましくは、異常通知処理は、着呼側からの所定の指示信号に応答して、着呼側からの受話音声をスピーカから拡声出力する。
また望ましくは、異常通知処理は、着呼側からの所定の指示信号に応答して、所定の音楽をスピーカから音響出力する。
本発明の通信カラオケ装置によれば、カラオケが利用されていない時間帯にも設備を有効に利用でき、カラオケ店舗を犯罪から守ることができる。また、防犯システムとして地域に貢献することができる。そのため地域の人々により親しまれる存在となり、カラオケ利用機会の増大を期待できる。
===ネットワーク構成===
図1は、本発明の実施例における通信カラオケ装置を含むネットワーク構成を示している。インターネットを利用したVPN(Virtual Private Network)70にカラオケ事業者の各地のカラオケ店舗100に敷設されたLAN110やホスト装置90が接続されて広域イントラネットが構築されている。各地のカラオケ店舗100の各客室120には通信カラオケ装置(カラオケ本体装置10およびそれに付帯する機器)が設置され、カラオケ本体装置10はVPN70を介してホスト装置90と通信する。
カラオケ本体装置10には電子目次本と呼ばれる楽曲検索機能を備えた複数の無線操作パネル(カラオケ活用無線端末)30が付帯している。無線操作パネル30は赤外線信号によりカラオケ本体装置10に演奏予約コマンドを送信する。また、この無線操作パネル30は内蔵2次電池により動作し、その2次電池を充電するための充電架台50を付帯している。この架台50はRS232Cなどの所定規格の通信インタフェースを備え、カラオケ本体装置10が装備する同規格の通信インタフェースと相互に接続されている。そして、無線操作パネル30がこの充電架台50に装着されると、無線操作パネル30とカラオケ本体装置10とがこの充電架台50を介して通信するように構成されている。言い換えると、この実施例の通信カラオケ装置は、カラオケ装置本体10と無線操作パネル30および充電架台50によって構成されている。
なお、無線操作パネル30とカラオケ本体装置10との双方向通信については、IEEE801.11x(xはa,b,gなど)規格の無線LANなどを用いてもよい。もちろん、無線LANであれば演奏予約コマンドをLAN経由で操作対象となるカラオケ本体装置10に送信することもできる。
===通信カラオケ装置の基本的な構成と動作===
図2は本実施例のカラオケ本体装置10の機能ブロック構成であり、図3(A)と(B)に無線操作パネル30の外観と機能ブロック構成を示した。カラオケ本体装置10は、周知の通信カラオケシステムの演奏端末とほぼ同様のハードウェア構成であり、中央制御部11は、各周辺構成部を制御してカラオケ本体装置10を統括し、ハードディスク装置12には多数のカラオケ楽曲について、MIDIデータを主体とした伴奏音楽データと、歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとを含むカラオケデータが蓄積されている。また、所定形式の長時間分の動画データと、動画データの処理シーケンス(処理すべき動画データの格納場所と処理順番など)を規定した台本データや、演奏可能なカラオケ楽曲について、曲名やアーティスト名、発表年、歌詞の歌い出し部分などの目次情報も格納されている。そして、中央制御部11は、各楽曲のカラオケデータ、台本データ、および目次情報を楽曲番号によって識別し、これをカラオケデータベースとして管理している。
ホスト装置90は、カラオケ本体装置10に向けて新譜楽曲についてのカラオケデータ、台本データ、目次情報などを適時に配信したり、カラオケ本体装置10にて随時収拾される稼働ログなどを集信したりする。中央制御部11は、ネットワークインタフェース23を介して店舗LAN110およびVPN70に接続し、ホスト装置90と通信する。そして、ホスト装置90から送付されたカラオケデータを受け取ってカラオケデータベースの内容を更新したり、カラオケ本体装置10側にて収集される稼働ログなどの各種情報をホスト装置90に送信したりする。
一方、無線操作パネル30は、液晶ディスプレイ(LCD)31とタッチセンサ32とを積層したタッチパネル33を主体としたユーザインタフェースを備え、内蔵するフラッシュメモリ35にはカラオケ本体装置10に蓄積されているものと同様の目次情報や、タッチパネル33に表示される各種画像情報などが蓄積されている。リモコン制御部34は、CPU、RAM、ROM、ビデオRAMなどを含み、タッチパネル33への入力情報に基づいて各種画像情報や文字情報をビデオRAMにビットマップ展開し、そのビットマップデータに基づいてLCDドライバ36を駆動してタッチパネル33に適宜な情報を表示する。また、フラッシュメモリ35に蓄積されている目次情報を楽曲索引データベースとして管理している。
リモコン制御部34は、タッチパネル33を介した利用者との対話を通じて目次情報の断片をクエリーとして受け付け、該当するカラオケ楽曲の目次情報を楽曲索引データベースより取り出して提示する。そして、無線操作パネル30において、最終的にカラオケ楽曲が1曲に特定され、その楽曲を演奏予約する旨の利用者入力がなされると、リモコン制御部34は、楽曲番号を含む演奏予約コマンドのコードを生成してこれをLEDドライバ37に転送する。LEDドライバ37は、LED38を駆動してこのコードを含む赤外線信号を送出させる。
カラオケ本体装置10の操作制御部13は、演奏予約コマンドのコードを受光部15を介して受け取ると、そのコードを中央制御部11に転送する。中央制御部11は、そのコマンド中の楽曲番号を内部のRAMに格納して演奏処理の待ち行列で管理する。そして、待ち行列から楽曲番号を順次取り出し、該当のカラオケデータをハードディスク装置12より読み出し、このカラオケデータ中の伴奏音楽データをシンセサイザ19に転送して伴奏音楽を生成させる。
一方、歌詞描出データについては、伴奏音楽に同期して歌唱すべき箇所が色変わりする歌詞画像をビデオRAM16に順次ビットマップ展開していく。また、台本データに基づいて所定の動画データを所定の順番で映像制御部17に順次転送して歌詞画像の背景動画を復号させる。
ミキシングアンプ20は伴奏音楽と、マイクロホン22に入力された歌唱音声とを混合・増幅してスピーカ21より音響出力する。映像制御部17は、復号した動画映像に歌詞画像をスーパーインポーズ処理してディスプレイ18に表示出力する。
無線操作パネル30には、デジタルカメラ44が搭載され、シャッタボタンが筐体の適宜位置に配設されている。このカメラは一般的なデジタルカメラと同様の構成からなる。カメラコントローラが画像処理専用のDSPやCPUを含んで構成され、シャッタボタンなどのユーザインタフェースを介して受け付けた利用者の入力情報に応動してデジタルカメラを統括制御している。被写体の画像は光学系を介してCCDに結像する。CCDの各受光素子には受光強度に応じた電荷が蓄積され、CCDドライバはカメラコントローラからの制御を受けて、各受光素子に蓄積した電荷に応じた電気信号を取り出し、これをサンプリングしてデジタルデータに変換する。カメラコントローラはCCDドライバから転送されてきたデータに基づいてCCDの撮影画像をカメラ内部のRAMにビットマップ展開したり、そのビットマップ画像に各種画像処理を施したりする。
利用者はカラオケ利用前や楽曲予約時などの適宜な時期にこのカメラ44を用いて自身を撮影し、撮影データに基づいて各利用者を識別する標章(個人識別標章)を登録できるように構成されている。カラオケリモコン装置の液晶ディスプレイ33には登録された利用者の個人識別標章が一覧的に表示される(図4参照)。
===カラオケモードと防犯モード===
本実施例の無線操作パネル30では、上述したような基本的な動作を行うカラオケモード(カラオケ利用者撮影モード)と、後述する防犯モードとの2つのモードを切り換え可能に構成されている。図6にデジタルカメラ44に関わる処理フロー図を示している。(A)は無線操作パネル30における処理フローを示し、(B)無線操作パネル30から通知を受けたカラオケ本体装置10の処理フローを示している。
カラオケモードにおいては(図6のステップ1)、利用者を参加者として登録する際に(ステップ2)、利用者の操作によりこの利用者を被写体としてデジタルカメラ44で撮影する(ステップ3)。無線操作パネル30のトップ画面(図4)において「メンバー追加」ボタン121を指示すると、無線操作パネル30内にこの利用者に対応した参加者フォルダが作成される。また図5に例示したような画面33の参加者登録手順の説明131にしたがって、利用者がフレームを選択したり自身を撮影したりする。無線操作パネル30では、デジタルカメラ44の撮影画像(ビットマップ画像)からガイドフレーム(フレーム画像と同じ輪郭線)内の画像を切り取り、フレーム画像の枠内にはめ込む画像処理を行い、この利用者(参加者)用の個人識別標章としてフラッシュメモリ35に記憶する(ステップ4)。
このようにして登録済みの参加者の個人識別標章は、トップ画面(図4)等に一覧的に表示される。また、参加者が楽曲の演奏予約を行う際に、所定の操作で自分用の個人識別標章を指定すると、予約曲目リストに予約者としてこの個人識別標章が表示されたり、演奏開始前に歌唱者としてこの個人識別標章が表示されたりする。
一方、防犯モードにおいて(ステップ5)、通信カラオケ装置は、窓や出入り口を向くように置かれたデジタルカメラ44をいわゆる光量センサとして作動させることにより、周辺の異常を察知し(異常察知処理、ステップ6〜8)、あらかじめ登録された所定の防犯連絡先に通知する(異常通知処理、ステップ9〜14)。
カラオケモードと防犯モードとは、通信カラオケ装置の管理者の指示入力により切り換え可能である。例えば、カラオケ本体装置10で管理者のみが起動できるサービスマンモードを起動し、サービスマンモード内での所定の操作によりカラオケモードと防犯モードとを切り替えることができるように構成されている。
===異常察知処理===
防犯モードに設定されている場合において(ステップ5)、無線操作パネル30のデジタルカメラ44は、露出を最大にして所定の時間間隔で受光量(周辺の明るさ)をサンプリングしている(ステップ6)。そして受光量の時系列変化を分析することにより、通信カラオケ装置周辺の明るさ変動を監視・分析している(ステップ7)。
カラオケ利用されていない時間帯には、平常時には通信カラオケ装置が設置されている室内は消灯され、夜明けとともに緩やかに明るさを増していく。一方、不審者が侵入した場合には、一時的に照明が点灯されたり、サーチライトで照らされたりして、室内の明るさが急激に変化する。このような明るさの変動を異常と判断するものである。
したがって、本通信カラオケ装置では、無線操作パネル30で監視している受光量の変動が所定の範囲を超えたときには、何らかの異常が起きていると判断(察知)し(ステップ8)、次に説明する異常通知処理を行う。
なお、監視・分析した受光量変化については、最新の所定時間分を記憶しておくことが望ましい。実際に異常があった場合に、有効な情報となり得るからである。
===異常通知処理===
異常を察知した本実施例の通信カラオケ装置は、あらかじめ登録された防犯連絡先の電話機110に通知する。防犯連絡先としては、管理者が自宅の電話番号や携帯電話番号などをカラオケ本体装置10の適宜な記憶部にあらかじめ登録しておく。
無線操作パネル30が異常を察知すると、まずカラオケ本体装置10に異常を通知するための適宜なコマンドを発してその旨通知する(ステップ9)。無線操作パネル30から通知を受け取ったカラオケ本体装置10は、電話回線を通じて防犯連絡先に向けて発呼する(ステップ10)。管理者が着呼側の電話110の受話器を取るなどして応答し通話状態になると(ステップ11)、カラオケ本体装置10はマイクロホン22からカラオケ本体装置10周辺の音を集音(採音)して音声チャネルを介して着呼側へ送信する(ステップ12)。こうすることにより、着呼側で応答した管理者の電話機110にカラオケ本体装置10周辺の状況をリアルタイムに伝えることができる。
もちろん、採音したカラオケ本体装置10においても、録音しておくことが望ましい。
また、着呼側の電話機110からの音声は、音声チャネルを介してカラオケ本体装置10へ送信され、カラオケ本体装置10のスピーカ21に拡声出力される(ステップ13〜14)。たとえばカラオケ本体装置10周辺の音を聞いた管理者が電話機110の送話器に向かって警告の言葉を発すると、遠隔地にあるスピーカ21から拡声して出力されるので、不審者が驚いて退散する効果を期待できる。
この場合に、着呼側の管理者の操作によって所定の指示信号を送信することにより、カラオケ本体装置10のスピーカ21への出力を開始するようにしてもよい。こうすると、管理者が通信カラオケ装置からの通知(着呼)とは気づかずに応答した場合に、見当はずれな応答がカラオケ本体装置10のスピーカ21に出力されて不審者を驚かすことができずに隙を与えてしまうような事態を防ぐことができる。
また、着呼側の管理者の操作によって所定の指示信号を送信することによって、カラオケ本体装置10において適宜な音楽を音響出力するようにすることも可能である。このときに出力する音楽をあらかじめ決めておいてもよいし、指示信号に選曲番号を含めて音楽を指定することができるようにしてもよい。これによれば、より効果的に不審者を驚かせたりカラオケ本体装置10の周辺にいる人に気づかせたりすることができる。
===好適な他の実施例===
上記実施例において無線操作パネル30は、デジタルカメラ44を備えるだけでなく、異常察知処理(ステップ6〜8)を実行する機能を備えた構成としているが、本発明はこれに限るものではない。無線操作パネル30にはデジタルカメラ44を備えるのみとし、異常察知処理を実行する機能をカラオケ本体装置10に備える構成としてもよい。すなわち、カラオケ本体装置10は、充電架台50経由で無線操作パネル30のリモコン制御部34に対し適宜な間隔で所定のコマンドを発し、デジタルカメラ44にて受光量のサンプリングを実行させてその受光量のデータを返送させる。カラオケ本体装置10は、受光量の時系列変化を監視・分析し、急激な明るさの変動により異常を察知すると、上述した異常通知処理(ステップ10〜14)を実行する。
さらに望ましい実施例として、次のように構成する。カラオケ本体装置10が充電架台50経由で無線操作パネル30に撮影コマンドを発すると、無線操作パネル30のリモコン制御部34がこのコマンドに応答してデジタルカメラ44による撮影処理を実行する。そして無線操作パネル30のリモコン制御部34は、デジタルカメラ44にて撮影した画像データを充電架台50経由でカラオケ本体装置10に転送する。カラオケ本体装置10は、無線操作パネル30から転送されてきた画像データをRAMに記憶し、その平均的な明るさ(明度データ)を求め、その明度データをRAMに記憶する。カラオケ本体装置10は、以上のような明度データのサンプリングを、例えば1分間隔で繰り返し実行し、各回の明度データを順次RAMに記憶するとともに、明度データの時系列変化を分析する処理を行う。そしてカラオケ本体装置10は、明度データの時系列変化を所定の異常変化パターンに該当すると判定した場合に、異常通知処理を実行する。
上記実施例においては、カラオケ本体装置10に付帯する無線操作パネル30がデジタルカメラ44を備え、受光部15や充電架台50を介してカラオケ本体装置とデータ通信する構成としているが、このような無線操作パネル30の機能をカラオケ本体装置10に具備し、一体のハードウェア構成とすることも、もちろん可能である。
また、カラオケモードから防犯モードに切り替えた場合に、所定時間の後に防犯モードが有効になるようにすると便利である。防犯モードに切り替えた直後には、操作した管理者などが室内に残っている場合が多いためである。モード切り替え操作者がその場を去るまでの時間を考慮して防犯モードにするまで一定時間猶予することにより、この操作者の存在に起因した無駄な異常察知処理や異常通知処理を行うことを防止できる。
また、カラオケモードと防犯モードの設定・切り替えについては、管理者の手動に限るものではない。カラオケ本体装置10や無線操作パネル30に電源を投入した時のデフォルト設定のモードをカラオケモードとしてもよい。また、カラオケ本体装置10の周囲が消灯により暗くなった場合など、デジタルカメラ44の受光量が所定の値以下になると、自動的に防犯モードに切り替えるようしてもよい。さらに、防犯モードに設定されている際に、カラオケ本体装置10の周囲が夜明けを迎えて緩やかに明るくなった場合など、デジタルカメラ44の受光量が所定値以上に達すると、自動的にカラオケモードに切り替えるようにしてもよい。このようにすると、モードの切り替えを忘れてしまったり操作を面倒に感じて切り替えなかったりということを防止できるので、カラオケ設備がよりいっそう効率よく利用できる。
本発明の実施例に係る通信カラオケ装置を含むネットワーク構成図である。 上記通信カラオケ装置を構成するカラオケ本体装置の機能ブロック図である。 上記カラオケ本体装置に付帯する無線操作パネルの外観図(A)と機能ブロック図(B)である。 上記無線操作パネルに表示されるトップ画面の概略図である。 上記無線操作パネルに表示される参加者登録開始画面の概略図である。 上記無線操作パネルに備わるカメラに関わる処理についての、カラオケ活用線端末における処理フロー図(A)および通信カラオケ本体装置における処理のフロー図(B)である。
符号の説明
10 カラオケ本体装置
11 中央制御部
21 スピーカ
22 マイクロホン
30 無線操作パネル
34 リモコン制御部
44 デジタルカメラ

Claims (4)

  1. ユーザインタフェースと、カメラと、防犯連絡先記憶手段と、制御手段を備え、電話回線を介してホスト装置とデータ通信するカメラ付き通信カラオケ装置であって、
    制御手段は、ユーザインタフェースによるモード設定に対応して、カラオケ利用者撮影モードと防犯モードとを実行可能であり、
    カラオケ利用者撮影モードは、ユーザインタフェースの入力に応答してカラオケ利用者を撮影し、撮影された映像をカラオケモニタに表示させ、
    防犯モードは、異常察知処理と、異常通知処理とを可能とし、
    異常察知処理は、カメラの映像出力に基づいて周辺の明るさ変動を分析し、変動が大きい場合に異常通知処理を行い、
    異常通知処理は、防犯連絡先記憶手段に記憶されている電話番号に向けて発呼し、着呼側が応答したならば、マイクロホンの採音信号を着呼側に送話する
    カメラ付き通信カラオケ装置。
  2. 異常通知処理は、着呼側が応答したならば、着呼側からの受話音声をスピーカから拡声出力することを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き通信カラオケ装置。
  3. 異常通知処理は、着呼側からの所定の指示信号に応答して、着呼側からの受話音声をスピーカから拡声出力することを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き通信カラオケ装置。
  4. 異常通知処理は、着呼側からの所定の指示信号に応答して、所定の音楽をスピーカから音響出力することを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き通信カラオケ装置。
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