JP2005214600A - 空気調和機の洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
高温の洗浄液が噴射できるようにして洗浄効果を高め、これにより短時間での作業が可能で、かつ薬剤の量も低減することができ、ひいては環境への負担も小さくできるようにした空気調和機の洗浄装置及び洗浄方法を提供する。
【解決手段】
空気調和機の室内側装置を洗浄する洗浄装置Sは、運搬装置7と運搬装置78を備えている。運搬装置7には、送液ポンプ1と、洗浄液等を加熱する加熱装置2と、ドレンパンに溜まった洗浄液を回収するバキュームポンプ40と、バキュームポンプ40の内部に洗浄液や泡等が入らないようにする流入防止装置41が収容してある。運搬装置78には、液容器60、61、62と、廃液を回収する廃液容器63が載置台780上に載置して収容してある。その他、洗浄装置Sは、噴射ノズル30と、ファイバースコープ35と、吸込ノズル5を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は空気調和機(エアコンディショナー)の洗浄装置及び洗浄方法に関する。更に詳しくは、高温の洗浄液が噴射できるようにして洗浄効果を高め、これにより短時間での作業が可能で、かつ薬剤の量も低減することができ、ひいては環境への負担も小さくできるようにしたものに関する。また、洗浄液を加熱する加熱装置の通液管やその内部のヒーター等が腐食し難いようにしたものに関する。
空気調和機の室内側装置には、室内の空気に含まれる塵や埃等のゴミが直接装置の内部に取り込まれるのを防止するためにエアフィルターが備えてある。しかし、極微細なゴミは前記フィルターで遮断できず、通過して熱交換器のフィンの狭い隙間部分に溜まる。
フィンの隙間部分にゴミが溜まると、熱交換器における空気の通り道が塞がれたようになり空気の流れが悪くなる。これにより熱交換率が悪くなって空気調和機は性能が低下する。また、溜まったゴミにはカビ、ダニ、バクテリア等が繁殖し易く、これらは装置の運転により吹出口から吹き出されて部屋中に放出される。このような状態は衛生上好ましくない。従って、空気調和機の室内側装置には定期的な内部洗浄が必要とされている。
従来からある室内側装置の洗浄装置としては、例えば、本発明者が発明した特許文献1に開示されたものがある。この洗浄装置は、ファイバースコープで室内側装置の内部を観察しながら洗浄液を噴射して、熱交換器に溜まったゴミを洗浄するものである。このとき噴射される洗浄液は水に薬剤を混合したものであり、常温の状態で使用されている。
特開2000−337791号公報
上記した洗浄装置は、今まで取り外していた部品をそのまま付けた状態で洗浄作業ができるという点で画期的なものであった。
しかし、本発明者は室内側装置の洗浄装置について更なる改良をすべく研究を重ねていた。そうして今まで常温で使用していた洗浄液を温度を上げた状態で使用すれば、より洗浄効果を高めることができ、これにより短時間での作業が可能で、かつ薬剤の量も低減することができ、ひいては環境への負担も小さくできるのではないかとの着想を得た。
まず、従前の装置において、液容器に収容する洗浄液の温度を上げて、今までと同じ方法で洗浄作業を行った。
しかし、この方法は当然ながら作業時間の経過と共に洗浄液の温度が下がり、最終的には常温に戻ってしまった。
次に、常温の洗浄液を今までと同様に用意し、ポンプで吸い上げて噴射ノズルに送る途中で加熱装置の通液管に通し、内部に設けたヒーター(熱源)と接触させて一気に加熱して、噴射ノズルから高い温度の洗浄液が噴射されるよう構成した。
しかし、この場合では洗浄液と接触する通液管やヒーター等の金属(ステンレス)表面が腐食してしまった。室内側装置の洗浄作業においては、水酸化ナトリウムを主成分とする薬剤を混合してなる洗浄液が一般的であり、これが強アルカリ性であることが原因であると思われる。
本発明者は、高い温度の洗浄液が直ぐに噴射可能であり、しかも加熱装置が腐食し難いものができないか研究を重ねた。
そうして種々の実験を行う過程において、珪酸塩を主成分とする薬剤を混合してなる洗浄液を使用したところ、加熱装置は腐食し難いことを知見した。
本発明は、上記着想及び知見に基づき完成されたものである。
本発明の目的は、高温の洗浄液が噴射できるようにして洗浄効果を高め、これにより短時間での作業が可能で、かつ薬剤の量も低減することができ、ひいては環境への負担も小さくできるようにする空気調和機の洗浄装置及び洗浄方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、洗浄液を加熱する加熱装置の通液管やその内部のヒーター等が腐食し難いようにする空気調和機の洗浄装置及び洗浄方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
天井設置型空気調和機の室内側装置を洗浄する装置であって、
洗浄液の噴射装置と、
室内側装置の内部を観察する観察装置と、
噴射装置に洗浄液を送る送液装置と、
洗浄液を入れる液容器と、
送液装置の吐出側に設けてあり、噴射装置に送られる洗浄液を加熱する加熱装置と、
室内側装置に備わっているドレンパンを廃液の貯蔵容器として利用し、ドレンパンに溜まった洗浄後の廃液を回収する回収装置と、
を備えたことを特徴とする、
空気調和機の洗浄装置である。
第2の発明にあっては、
液容器内の洗浄液を加熱装置で加熱した後に再び当該液容器に入れて、液容器内の洗浄液の温度を上げることができるよう構成してあることを特徴とする、
第1の発明に係る空気調和機の洗浄装置である。
第3の発明にあっては、
回収装置は回収した廃液を入れる廃液容器を備えており、液容器または/及び廃液容器は、送液装置と加熱装置を収容する収容装置とは別体の収容装置に載せて収容してあることを特徴とする、
第1または第2の発明に係る空気調和機の洗浄装置である。
第4の発明にあっては、
洗浄液は、珪酸塩を主成分とする薬剤を混合したものを使用するようにしたことを特徴とする、
第1,第2または第3の発明に係る空気調和機の洗浄装置である。
第5の発明にあっては、
天井設置型空気調和機の室内側装置を洗浄する方法であって、
観察装置で観察しながら室内側熱交換器を含む室内側装置の所要箇所に、洗浄液を加熱した状態で噴射して洗浄するステップ、
洗浄後の洗浄液の廃液を室内側装置に付属しているドレンパンに一旦回収し、更にドレンパンに溜まった廃液を回収するステップ、
を含むことを特徴とする、
空気調和機の洗浄方法である。
第6の発明にあっては、
洗浄液を入れる液容器を備えており、液容器内の洗浄液を加熱した後に再び当該液容器に入れて、液容器内の洗浄液の温度を上げるようにすることを特徴とする、
第5の発明に係る空気調和機の洗浄方法である。
第7の発明にあっては、
洗浄液が、珪酸塩を主成分とする薬剤を混合したものであることを特徴とする、
第5または第6の発明に係る空気調和機の洗浄方法である。
「天井設置型空気調和機の室内側装置」には、天井に埋め込んで設置するタイプのものや、天井から吊り下げて設置するタイプのものがある。
本明細書及び特許請求の範囲の記載において「洗浄液」という用語は、界面活性剤が配合してある洗浄液や、この界面活性剤を洗い流すための洗浄液という概念を含むものである。
「観察装置」としては、例えば、ファイバースコープや、画像を取り入れることのできる小型カメラとこの画像を映し出すモニター等を挙げることができる。
「液容器または/及び廃液容器」とは、液容器または廃液容器という意味、もしくは液容器及び廃液容器という、少なくともいずれか一方の意味を含むものとして使用している。
(作 用)
本発明は次の作用を有する。
液容器に入れた洗浄液が送液装置によって噴射装置に送られる。洗浄液は送液装置の吐出側に設けてある加熱装置によって加熱した状態で噴射装置から噴射される。洗浄液は観察装置によって室内側装置の内部を観察しながら噴射される。噴射した洗浄液の廃液は、室内側装置に備わっているドレンパンを貯蔵容器として利用し、ドレンパンに溜まった状態で回収装置により回収される。
加熱装置が送液装置の吐出側に設けてあるので、加熱装置で高温にされた洗浄液が送液ポンプ内に吸い込まれることがない。従って、送液装置を構成する材料は劣化し難い。
液容器内の洗浄液を加熱装置で加熱した後に再び当該液容器に入れて、液容器内の洗浄液の温度を上げることができるよう構成してあるものは、例えば、液容器に入れた洗浄液の温度が低く、加熱装置を一度通しただけでは一気に高い温度にまで加熱できないようなときでも、温度を段階的に上げることができる。
回収装置は回収した廃液を入れる廃液容器を備えており、液容器または廃液容器、或いは液容器及び廃液容器が、送液装置と加熱装置を収容する収容装置とは別体の収容装置に載せて収容してあるものは、それぞれの収容装置がコンパクトにでき、例えば、搬入口の狭い現場でも装置が搬入し易い。また、液容器と廃液容器は、収容装置に載せて収容してあるので、取り出しや設置がし易く使用後の片づけ作業等が迅速にできる。
洗浄液として、珪酸塩を主成分とする薬剤を混合したものを使用するようにしたものは、加熱装置の通液管やヒーター等が腐食し難い。
本発明は上記構成を備え、次の効果を有する。
(a)本発明によれば、洗浄液を加熱装置によって加熱して高温の状態で噴射装置より噴出できるので、常温の洗浄液よりも洗浄効果を高めることができ、これにより作業時間の短縮が可能である。また、高温にすることにより洗浄効果を高めることができるので、従来の洗浄液と比べて薬剤の量を低減することができ、環境への負担も小さくできる。更には、薬剤の量が少なくできるので、水洗いする水の量も少なくできる。
(b)本発明によれば、加熱装置が送液装置の吐出側に設けてあるので、加熱装置で高温にされた洗浄液が送液ポンプ内に吸い込まれることがない。従って、送液装置を構成する材料は劣化し難い。
(c)液容器内の洗浄液を加熱装置で加熱した後に再び当該液容器に入れて、液容器内の洗浄液の温度を上げることができるよう構成してあるものは、例えば、液容器に入れた洗浄液の温度が低く、加熱装置を一度通しただけでは一気に高い温度にまで加熱できないようなときでも、温度を段階的に上げることができる。
(d)回収装置が廃液容器を備えており、液容器または廃液容器、或いは液容器及び廃液容器が、送液装置と加熱装置を収容する収容装置と別体の収容装置に載せて収容してあるものは、それぞれの収容装置がコンパクトにでき、例えば、搬入口の狭い現場でも装置が搬入し易い。また、液容器と廃液容器は、収容装置に載せて収容してあるので、取り出しや設置がし易く使用後の片づけ作業等が迅速にできる。
(e)洗浄液として、珪酸塩を主成分とする薬剤を混合したものを使用するようにしたものは、加熱装置の通液管やヒーター等が腐食し難い。
本発明の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る洗浄装置の一実施の形態を示す説明図、
図2は加熱装置を示す一部切欠断面説明図である。
図3は図1に示す洗浄装置を使用して室内側装置の内部を洗浄している状態を示す概略説明図である。
符号Sは、天井設置型空気調和機の室内側装置を洗浄する洗浄装置を示している。洗浄装置Sは、共に収容装置である運搬装置7と運搬装置78を備えている。
運搬装置7には、送液装置である送液ポンプ1と、洗浄液等を加熱する加熱装置2と、ドレンパンに溜まった洗浄液の廃液を吸引して回収するバキュームポンプ40と、バキュームポンプ40の内部に洗浄液や泡等が入らないようにする流入防止装置41が収容してある。
運搬装置7は、複数本の等辺山形鋼を枠組して形成された箱状のフレーム70を有している。フレーム70の上部には、所要位置に開口部710を有する金属製の薄板体が天板71を構成するよう取り付けてある。天板71には、開口部710を閉じる閉塞板72が着脱可能に設けてある。閉塞板72には摘み部720が設けてある。また、天板71上には、運搬装置7を移動等する際に持つ握り部76が設けてある。フレーム70の側部には、金属製の薄板体が側板73・・・を構成するよう着脱可能に取り付けてある。運搬装置7の天板71には、噴射ノズル30に洗浄液等を送液するホース80を接続するための接続口74が上方に突設してある。運搬装置7の下部にはキャスター75・・・が四箇所に設けてある。
運搬装置78には、洗浄液を入れる液容器60,61と、水道水等の水を入れる液容器62と、洗浄液の廃液を回収する廃液容器63が、内側の載置台780上に載置して収容してある。運搬装置78の下部にはキャスター79・・・が四箇所に設けてある。
また、洗浄装置Sは、洗浄液を噴射する噴射装置である噴射ノズル30と、室内側装置の内部の様子を観察するための観察装置であるファイバースコープ35と、廃液を吸い込む吸込ノズル5を備えている。
送液ポンプ1には、液容器60,61に収容された洗浄液や液容器62に収容された水を吸い上げるためのホース81と、吸い上げた洗浄液や水を加熱装置2に送るための送液管82が接続してある(図3参照)。送液ポンプ1は周知技術のものを使用したので、構造についての説明は省略する。
図3を参照する。
加熱装置2は、送液ポンプ1によって送られた洗浄液や水を加熱するものであり、送液ポンプ1の吐出側に設けてある。
加熱装置2は、洗浄液等を通す通液管21と、発熱体であるヒーター22を備えている。ヒーター22は通液管21内に収容してある。通液管21とヒーター22は洗浄液等と接する部分が金属製である。通液管21の周りには断熱材20が設けてあり、他の装置に熱による影響を与えないようにしてある。
加熱装置2を構成する通液管21の入口側には、洗浄液等の入口側での温度を計測する温度センサー23が設けてある。温度センサー23は、入口側の洗浄液等の温度が20℃になったときに、加熱装置2への通電が停止されるようにするものである。また、通液管21の出口側には、出口側の温度を計測する温度センサー24,25が設けてある。温度センサー24は、出口側の洗浄液等の温度が55℃になったときに、加熱装置2への通電が停止されるようにするものであり、温度センサー25は、出口側の洗浄液等の温度が70℃になったときに、加熱装置2への通電が停止されるようにするものである。
加熱装置2を通った洗浄液等は、送液管86を通って接続口74から外部に取り出せる。また、送液管86の途中には、通液状態を検出することができる流液スイッチ26が設けてある。
接続口74には、他端が噴射ノズル30の基部と接続されたホース80の一端が接続してある。
噴射ノズル30は、所要長さの管体を、先端側がやや湾曲するように曲げて形成してある。噴射ノズル30の先端には、洗浄液を噴射する噴射口300が設けてある。本実施の形態で示す噴射口300は、洗浄液が円錐形状に約45度の拡がり角度で、略霧状になって噴射されるように設定してある。しかし、洗浄液の拡がり角度はこれに限定するものではなく、25〜45度の範囲内で任意に設定することができる。更に、噴射状態も略霧状(水滴の粒径は問わない)が好ましいが、これに限定するものではない。
また、噴射ノズル30の基部側には、作業者が噴射ノズル30を把持するための把持部31と、噴射ノズル30に内蔵された開閉弁を開閉操作し、洗浄液等を手元で出したり止めたり操作する操作レバー32が設けてある。
ファイバースコープ35は、先端の画像導入部380の視認方向と、噴射ノズル30の噴射方向とが本質的に同じになるように、噴射ノズル30に纏めるよう固定して取り付けてある。符号36はファイバースコープの把持部、符号37は覗き部を示している。ファイバースコープ35の伝送部38は屈曲自在である。ファイバースコープ35は、画像伝送媒体がアクリル樹脂からなるアクリルファイバーで構成されているものを使用している。しかし、これに限定するものではなく、ガラスからなる光ファイバーで構成されたものも使用することができる。ファイバースコープ35は周知技術のものを使用したので、構造についての詳細な説明は省略する。
液容器60と液容器61には、界面活性剤が配合された洗浄液が収容してある。液容器60と液容器61に収容された洗浄液は、それぞれ使用用途が異なっており、このため種類も違う。一方の液容器60には、熱交換器のフィンの隙間部分に溜まったゴミを洗い流すための洗浄液が収容してある。この洗浄液は、水に珪酸塩を主成分とする薬剤を所要量混合したものである。他方の液容器61には、ドレンパンのドレン溝に溜まったヘドロ状の汚泥を洗い流すための洗浄液が収容してある。また、液容器62には、上記した洗浄液を洗い流す水が収容してある。
何れの液容器60,61,62も合成樹脂製のものを使用した。しかし、液容器を形成する材質は、これに限定するものではなく、例えば金属製のものを使用することもできる。
吸込ノズル5は、管体を略「J」字状に曲げて形成してある。吸込ノズル5は、廃液を吸い込むものである。吸込ノズル5は、先端が廃液を吸い込む吸込口50となっているが、吸込口50は吸込ノズルの先部側の側周面に設けることもできる。
廃液容器63は、上部が開口した容器本体630と、容器本体630の開口部を閉じて気密にできる蓋体631を有している。蓋体631には、吸込ノズル5の基端部と接続してあるホース83と、ドレンパンのドレン孔に接続するホース84が接続できる接続口632が上方に突設してある。
また、蓋体631には、流入防止装置41と接続するホース85が接続できる吸気口633が設けてある。廃液容器63を構成する容器本体630と蓋体631は、金属製のものを使用した。しかし、これは限定するものではなく、例えば、透明や半透明の合成樹脂で形成することもできる。この場合では回収された洗浄液が洗い流されたゴミで汚れていることや、回収された液量が視認できる。
蓋体631の接続口632には、吸込ノズル5の基端部と接続してあるホース83と、ドレンパンのドレン孔に接続するホース84が両方とも気密状態で接続してある。また、吸気口633には、流入防止装置41と接続してあるホース85が同様に気密状態で接続してある。
流入防止装置41はバキュームポンプ40と接続してある。流入防止装置41は、ホース85に吸い込まれた泡や洗浄液等が、バキュームポンプ40の内部に入らないように止めるものである。流入防止装置41には、内部に溜めた泡や洗浄液等を外部に排出するための排出口410が設けてある。
符号15は各種装置の運転を制御する制御装置を収容した制御ボックスである。制御ボックス15の側面には、各種装置に電気が供給可能な状態する基本スイッチ150が設けてある。また、制御ボックス15の側面には、液容器に入れた洗浄液等を作業前に予めやや加熱するよう運転する予備加熱運転と、通常運転とを切り換える運転切換スイッチ151が設けてある。更に、制御ボックス15の側面には、一端にスイッチボックス16が接続してある電気コード152の他端が設けてある。スイッチボックス16には、送液ポンプ1を作動させる送液ポンプスイッチ160と、バキュームポンプ40を作動させるバキュームポンプスイッチ161と、加熱装置2のヒーター22への通電が可能な状態にする加熱装置スイッチ162が設けてある。また、スイッチボックス16には、引っ掛けるための引掛部163が設けてある。
上記したホース80,81,83,84,85は所要の柔軟性を有する合成樹脂製のものを使用した。しかし、上記ホースの材質は、これに限定するものではなく、例えばゴム製のものを使用することもできる。
本実施の形態でバキュームポンプ40は周知技術のものを使用したので、構造についての詳細な説明は省略する。
上記したバキュームポンプ40、吸込ノズル5、廃液容器63、流入防止装置41、ホース83、84、85等は、回収装置を構成する。
本実施の形態で示す洗浄装置は、洗浄液を約4.5Kg/cmの圧力で噴射可能である。しかし、洗浄液の噴射圧力はこれに限定するものではなく、例えば3.0〜8.0Kg/cmの範囲内で任意設定することができる。
なお、以下の説明の理解を容易にするために、空気調和機の室内側装置Kの構造を簡単に説明しておく。
ドレンパン90は、吸込パネルと同じ位の大きさで所要の高さを有する皿状のものである。ドレンパン90の上面には、熱交換器91で生じた凝縮水を集めて排水するドレン溝900が、周縁部の内側の全周にわたって形成してある。ドレン溝900の所要位置には、溜まった凝縮水を抜くためのドレン孔901が形成してある。通常、ドレン溝900に溜まった凝縮水はポンプで吸い取られるので、常態でドレン孔901は塞がれている。ドレンパン90の下面側には電気ボックスが設けてある。電気ボックスには、各種部材と接続されており電気を送る電線が収容されている。なお、図において電気ボックス及び電線は図示を省略した。
ドレンパン90の中央には開口部92が形成してある。開口部92の上方にはファン93が設けてあり、この開口部92から空気が内部に取り込まれるようになっている。ドレンパン90の上方には、ドレン溝900に対応するように全周にわたって熱交換器91が設けてある。熱交換器91には、熱交換を行うためのフィンが無数に設けてある。フィンは一般的に薄いアルミ板で形成されており、約1.5mm間隔で並設してある。ゴミはこのフィンの隙間部分に溜まり易い。熱交換器91及びドレンパン90とケーシング94との間には、隙間を設けて熱交換された空気を再び外部に送気するための通気部95が形成されている。
(作 用)
図4は図1に示す洗浄装置の通常運転時における加熱装置の処理工程を示すフローチャート、
図5は図1に示す洗浄装置の予備加熱運転時における加熱装置の処理工程を示すフローチャートである。
図1ないし図5を参照して、洗浄装置Sの使用方法を作業手順を交えながら説明する。
はじめに予備加熱運転について説明する。
予備加熱運転は、例えば、液容器60等に入れた洗浄液の温度が低く、加熱装置2を一度通しただけでは一気に高い温度にまで加熱できないようなときに、加熱装置2を通して温度を上げたものを一旦液容器60に戻し、再度加熱装置2を通すことによって温度を段階的に上げる運転である。
ここでは液容器60に収容された洗浄液を予備加熱する。
−準備−
液容器60内に、珪酸塩を主成分とする薬剤を水に所要量混合した洗浄液を入れる。
ホース(図示省略)を用意し、一端を接続口74に接続して、他端を液容器60の内に入れる。また、送液ポンプ1によって液容器60の洗浄液が吸い上げられるよう、ホース81の一端側を液容器60内に入れる。
−実作業−
制御ボックス15の側面に設けてある基本スイッチ150を入れて、各種装置に電気が供給可能な状態する(図4のステップ100)。
そして、制御ボックス15の側面に設けてある運転切換スイッチ151を予備加熱運転側に入れる(図4のステップ101)。
運転切換スイッチ151を予備加熱運転側に入れることにより、送液ポンプ1が作動し始める(図5のステップ113)。これにより液容器60の洗浄液がホース81を通って吸い込まれ、送液ポンプ1を介して加熱装置2に送られる。このとき加熱装置2はまだ通電されておらず発熱していない。
加熱装置2を通った洗浄液は通液管86に流れ、これにより流液スイッチ26によって通液状態が検出される(図5のステップ114)。こうして加熱装置のヒーター22が発熱し、洗浄液が加熱される(図5のステップ116)。
なお、予備加熱運転の状態において、送液ポンプ1が作動しても洗浄液が吸い込まれない場合は、流液スイッチ26によって通液状態が検出されないので、加熱装置2は発熱しない(図5に示すステップ115)。
加熱装置2を通って加熱された洗浄液は、接続口74に接続したホースを通って再び液容器60に戻る。このようにして液容器60に収容された洗浄液は、循環しながら温度が上げられる。
洗浄装置Sによれば、このように液容器60に入れる洗浄液を予備的に加熱することができるので、例えば、液容器60等に入れた洗浄液の温度が低く、加熱装置2を一度通しただけでは一気に高い温度にまで加熱できないようなときでも、加熱装置2を通して温度を上げたものを一旦液容器60に戻し、再度加熱装置2を通すことによって温度を段階的に上げることができる。
加熱装置2で加熱される洗浄液は、温度センサー23によって入口側での温度が計測されており、入口側の温度が20℃になれば加熱装置2への通電が停止される(図5のステップ117、118)。加熱装置2への通電が停止されてもヒーター22の温度は直ぐに下がらない。従って、加熱装置2への通電が停止された場合では、制御ボックス内に備えたタイマーが作動すると共に、送液ポンプ1をそのまま作動させた状態にしておき所定時間洗浄液が循環するようにしてヒーター22を冷却する。所要時間経過後ブザーが鳴り、送液ポンプが停止する(図5のステップ119)。これにより液容器60の洗浄液は予備加熱される。なお、この予備加熱運転は、必要に応じて行われる。
次に、通常運転について説明する。
−室内側装置Kの準備−
ファイバースコープ35と噴射ノズル30を室内側装置Kの内部に入れることができるように、室内側装置Kの表面を覆っている吸込パネルと、エアフィルターと、吸込パネルの周りを囲っている吹出パネルを取り外す。そして、ドレンパン90が外部から見える状態にする。
−洗浄装置Sの準備−
液容器60内に、珪酸塩を主成分とする薬剤を水に所要量混合した洗浄液を入れる。予備加熱しており、既に液容器60内に洗浄液が入れてある場合は不要である。液容器61には、ドレン溝900に溜まったヘドロ状の汚泥を洗い流すための洗浄液を入れる。液容器60に入れる洗浄液は、後述するが加熱装置により加熱された状態で噴射され、常温の洗浄液より洗浄効果が高いので、薬剤は常温で使うときの洗浄液よりも若干量を少な目にしてある。また、液容器62には水を入れる。
送液ポンプ1によって液容器60の洗浄液が吸い上げられるよう、ホース81の一端側を液容器60内に入れる。
他端が噴射ノズル30の基部と接続されたホース80の一端を接続口74に接続する。
吸込ノズル5を通気部95側から入れ、曲がった先端側をドレン溝900に引っ掛けて溜まった洗浄液を吸い込むことができるように取り付ける。
ドレン孔901を開いて、ホース84の他端を水密に接続する。
−実作業−
運転切換スイッチ151が通常運転側に入っていることを確認して、制御ボックス15の側面に設けてある基本スイッチ150を入れる。(図4のステップ100、101)。この状態では、まだ何れも装置も作動しない。
スイッチボックス16に設けられた送液ポンプスイッチ160を入れて、送液ポンプ1を作動させ、洗浄液が噴射ノズル30から噴射可能な状態にする(図4のステップ102)。
バキュームポンプスイッチ161を入れて、バキュームポンプ40を作動させ、ドレンパンを廃液の貯蔵容器として利用して、ドレン溝900に溜まった洗浄液が吸込ノズル5から吸い込まれて廃液容器63に回収可能な状態にする(図4のステップ103)。
加熱装置スイッチ162を入れて、加熱装置2のヒーターへの通電が可能な状態にする(図4のステップ104)。このときは加熱装置2はまだ通電されておらず発熱していない。
なお、送液ポンプスイッチ160、バキュームポンプスイッチ161、加熱装置スイッチ162の投入順序は特に限定するものではない。
噴射ノズル30の把持部31を一方の手に持ち、他方の手にファイバースコープの把持部36を持って、ファイバースコープ35の画像導入部380と噴射ノズル30をドレンパン90の開口部92から室内側装置Kの内部に入れる。
ファイバースコープ35の覗き部37を覗いて内部の様子を観察しながら、噴射ノズル30側の操作レバー32を操作する。
操作レバー32の操作により内蔵してある開閉弁が開かれることによって、洗浄液が噴射口300から熱交換器91に向けて噴射される。洗浄液は通液管86を流れて噴射されるので、流液スイッチ26によって通液状態が検出されている(図5のステップ105)。従って、加熱装置はヒーター22が発熱しており、洗浄液は加熱された状態で噴射される(図5のステップ107)。こうして高温の洗浄液によって熱交換器91のフィンの隙間部分に溜まったゴミが洗い流される。洗浄液はフィンを伝って下方に垂れ落ち、ドレン溝900に溜まる。
なお、操作レバー32を戻して洗浄液の噴射を止めた場合では、洗浄液の流れが止まるので、流液スイッチ26によって通液状態が検出されず、加熱装置2は発熱しない(図4に示すステップ106)。
加熱装置2で加熱される洗浄液は、温度センサー24によって出口側での温度が計測されており、出口側の温度が55℃になれば加熱装置2への通電が停止される(図4のステップ108,109)。
また、同じく加熱装置2で加熱される洗浄液は、温度センサー25によっても出口側での温度が計測されており、出口側の温度が70℃になれば加熱装置2への通電が停止される(図4のステップ110,111)。温度センサー25は、温度センサー24が故障した場合に作動する。
洗浄液は、温度が温度センサー24,25の設定温度に満たない場合、加熱装置2によって加熱され続ける(図4のステップ112)。
ドレン溝900に溜まった洗浄液は、バキュームポンプ40により吸込ノズル5から吸い込まれたり、ホース84を通ったりして廃液容器63に回収される。このようにドレン溝900に溜まった洗浄液は、吸込ノズル5によって強制的に吸い込まれ、かつ、ホース84から流れ落ちるので、ドレン溝900から越流しない。
フィンのゴミを洗い流した後、操作レバー32を戻して洗浄液の噴射を止める。
そして次に、ドレン溝900のヘドロを除去すべく、ホース81の一端側を液容器60から液容器61に入れ替える。
再び、操作レバー32を操作することにより、液容器61に収容されていた洗浄液が噴射ノズル30から熱交換器91に向けて噴射される。液容器61の洗浄液も、液容器60の洗浄液と同様に高温の状態で噴射される。
液容器61に収容されていた洗浄液もフィンを伝って下方に垂れ落ち、ドレン溝900に溜まる。これによりドレン溝900にあるヘドロ状の汚泥が洗い流される。いうまでもなく上記したようにドレン溝900に溜まった洗浄液は、吸込ノズル5やホース84を通って廃液容器63に回収される。
ヘドロを除去した後、操作レバー32を戻して洗浄液の噴射を止め、ホース81の一端側を液容器61から液容器62に入れ替える。
そして最後に水を噴射し、フィンやドレンパン90に付着した洗浄液を洗い流す。なお、洗浄液や水の切換は、ホース81を手動で入れ替えることにより行っているが、これは限定するものではなく、例えば切換バルブ等によって機械的に行うこともできる。
また、図には示していないが、洗浄液を熱交換器91に噴射するときに、室内側装置Kの内部が暗く作業がし難くい場合には、ファイバースコープ35にライトをつけたり、開口部92から光が内部に入り込むように照明をあてたりして作業を行うこともできる。
このように洗浄装置Sによれば、洗浄液を加熱して高温の状態で噴出することができるので、常温の洗浄液よりも洗浄効果を高めることができ、これにより作業時間の短縮が可能である。また、高温にすることにより洗浄効果を高めることができるので、従来の洗浄液と比べて薬剤の量を低減することができ、環境への負担も小さくできる。更には、薬剤の量が少なくできるので、水洗いする水の量も少なくできる。
洗浄装置Sによれば、珪酸塩を主成分とする薬剤を水に所要量混合したものを、熱交換器91に溜まったゴミを洗浄する洗浄液として使用したので、加熱装置の通液管やヒーターは腐食し難い。
洗浄装置Sは、運搬装置7とは別体の運搬装置78に液容器60,61,62と廃液容器63を収容したので、運搬装置7や運搬装置78がそれぞれコンパクトにでき、例えば、搬入口の狭い現場でも装置が搬入し易い。また、液容器60,61,62と廃液容器63は、載置台780上に載置するだけで運搬装置78に収容できるので、取り出しや設置がし易く使用後の片づけ作業等が迅速にできる。
洗浄装置Sでは加熱装置2が送液ポンプ1の吐出側に設けてあるので、加熱装置2で高温にされた洗浄液等が送液ポンプ1内に吸い込まれることがない。従って、送液ポンプ1を構成する材料は劣化し難い。
なお、通常運転時においてバキュームポンプ40は、バキュームポンプスイッチ161を入れたり切ったりして、必要に応じて作動させたり停止させたりできる。しかし、この操作は、送液ポンプ1や加熱装置2が作動している状態で行うと、バキュームポンプの起動電流が高いために故障を招くことがある。従って、この場合ではバキュームポンプスイッチ161が入ったときに一旦加熱装置2の通電を止めて、電流が安定した後に加熱装置2への通電を再開するようにすると良い。
本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
本発明に係る洗浄装置の一実施の形態を示す説明図。 加熱装置を示す一部切欠断面説明図。 図1に示す洗浄装置を使用して室内側装置の内部を洗浄している状態を示す概略説明図。 図1に示す洗浄装置の通常運転時における加熱装置の処理工程を示すフローチャート。 図1に示す洗浄装置の予備加熱運転時における加熱装置の処理工程を示すフローチャート。
符号の説明
K 室内側装置
S 洗浄装置
1 送液ポンプ
15 制御ボックス
15 基本スイッチ
151 運転切換スイッチ
152 電気コード
16 スイッチボックス
160 送液ポンプスイッチ
161 バキュームポンプスイッチ
162 加熱装置スイッチ
163 引掛部
2 加熱装置
20 断熱材
21 通液管
22 ヒーター
23 温度センサー
24 温度センサー
25 温度センサー
26 流液スイッチ
30 噴射ノズル
300 噴射口
31 把持部
32 操作レバー
35 ファイバースコープ
36 把持部
37 覗き部
38 伝送部
380 画像導入部
40 バキュームポンプ
41 流入防止装置
410 排出口
5 吸込ノズル
50 吸込口
60 液容器
61 液容器
62 液容器
63 廃液容器
630 容器本体
631 蓋体
632 接続口
633 吸気口
7 運搬装置
70 フレーム
71 天板
710 開口部
72 閉塞板
720 摘み部
73 側板
74 接続口
75 キャスター
76 握り部
78 運搬装置
780 載置台
79 キャスター
80 ホース
81 ホース
82 送液管
83 ホース
84 ホース
85 ホース
86 送液管
90 ドレンパン
900 ドレン溝
901 ドレン孔
91 熱交換器
92 開口部
93 ファン
94 ケーシング
95 通気部

Claims (7)

  1. 天井設置型空気調和機の室内側装置を洗浄する装置であって、
    洗浄液の噴射装置と、
    室内側装置の内部を観察する観察装置と、
    噴射装置に洗浄液を送る送液装置と、
    洗浄液を入れる液容器と、
    送液装置の吐出側に設けてあり、噴射装置に送られる洗浄液を加熱する加熱装置と、
    室内側装置に備わっているドレンパンを廃液の貯蔵容器として利用し、ドレンパンに溜まった洗浄後の廃液を回収する回収装置と、
    を備えたことを特徴とする、
    空気調和機の洗浄装置。
  2. 液容器内の洗浄液を加熱装置で加熱した後に再び当該液容器に入れて、液容器内の洗浄液の温度を上げることができるよう構成してあることを特徴とする、
    請求項1記載の空気調和機の洗浄装置。
  3. 回収装置は回収した廃液を入れる廃液容器を備えており、液容器または/及び廃液容器は、送液装置と加熱装置を収容する収容装置とは別体の収容装置に載せて収容してあることを特徴とする、
    請求項1または2記載の空気調和機の洗浄装置。
  4. 洗浄液は、珪酸塩を主成分とする薬剤を混合したものを使用するようにしたことを特徴とする、
    請求項1,2または3記載の空気調和機の洗浄装置。
  5. 天井設置型空気調和機の室内側装置を洗浄する方法であって、
    観察装置で観察しながら室内側熱交換器を含む室内側装置の所要箇所に、洗浄液を加熱した状態で噴射して洗浄するステップ、
    洗浄後の洗浄液の廃液を室内側装置に付属しているドレンパンに一旦回収し、更にドレンパンに溜まった廃液を回収するステップ、
    を含むことを特徴とする、
    空気調和機の洗浄方法。
  6. 洗浄液を入れる液容器を備えており、液容器内の洗浄液を加熱した後に再び当該液容器に入れて、液容器内の洗浄液の温度を上げるようにすることを特徴とする、
    請求項5記載の空気調和機の洗浄方法。
  7. 洗浄液が、珪酸塩を主成分とする薬剤を混合したものであることを特徴とする、
    請求項5または6記載の空気調和機の洗浄方法。
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