JP2005214038A - ロータリ圧縮機 - Google Patents

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Hideto Nakao
英人 中尾
Kimiaki Matsukawa
公映 松川
Tetsuei Yokoyama
哲英 横山
Hideaki Maeyama
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Abstract

【課題】 ローリングピストンを内蔵するシリンダに高い焼付き耐力を付与することができて、シリンダの摩耗を大幅に低減させることができるロータリ圧縮機を得ることにある。
【解決手段】 密閉容器1内に電動機構部2と圧縮機構部6が収納配置され、その圧縮機構部6は、密閉容器1内に嵌着されたシリンダ7と、電動機構部2で回転駆動されるクランク軸5の偏芯軸部5aに取り付けられてシリンダ7内に偏芯回転可能に収められたローリングピストン8と、前記シリンダ7に径方向へ摺動自在に取り付けられ、そのシリンダ7の内径方向の付勢力により先端が前記ローリングピストン8の外周面に当接して前記シリンダ7の内部を前記ローリングピストン8との間で吸入室13と圧縮室14とに仕切るベーン11とを備え、前記シリンダ7の少なくともベーン11との摺接面部に表面処理層18を形成したものである。
【選択図】 図3

Description

この発明は、給湯機や冷凍冷蔵器及び空調機器等に使用されるロータリ圧縮機に関するものである。
一般にロータリ圧縮機は、密閉容器内に電動機構部と圧縮機構部とが収納配置され、その圧縮機構部は、前記密閉容器内に嵌着されたシリンダと、前記電動機構部で回転駆動されるクランク軸の偏芯軸部に取り付けられて前記シリンダ内に偏芯回転可能に納められたローリングピストンと、前記シリンダの壁部に設けられた径方向のベーン挿入溝に摺動自在に挿入され、シリンダ内径方向の付勢力により先端が前記ローリングピストンの外周面に当接して前記シリンダ内部を前記ローリングピストンとの間で吸入室と圧縮室とに仕切るベーンとを備え、前記密閉容器内の底部に冷凍機油を貯留した構成となっている。ここで、前記ベーンの先端部は、ベーンスプリングなどの背圧付勢力によってローリングピストンの外周に常時押し付けられており、その接触部は高面圧の線接触であってローリングピストンの偏芯回転時に滑りが生じるものである。
このような構成のロータリ圧縮機では、シリンダ内部に冷媒ガスを取り込んで圧縮するが、その冷媒として、ベーン先端部とローリングピストン外周との接触部に塩素系の潤滑膜生成が期待できるHCFC(ハイドロクロロフルカーボン)を用いた場合、ベーン先端部とローリングピストン外周との接触部に焼付きや摩耗が生じることは殆どない。しかし、塩素を含まないHFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒を用いた場合には、ローリングピストンの外周におけるベーン先端部との接触部に焼付きや摩耗が発生するという問題があった。
その対策として、先端部を除く部分が粗加工されたベーン材料(金属材料)に焼入れ−焼戻しの熱処理を施した後、そのベーン材料に対して先端部その他の研削加工を行い、次いでガス窒化処理を施した後、先端部を除く部分の最終研削を行うと共に、前記先端部の最終研削を、前記ガス窒化処理でベーン材料の表面に形成された白層部が残るように行い、その先端部最終研削後にバレル処理を行ったベーンを形成し、このようにして得られたベーンを適用することで、ベーン先端部とローリングピストン外周との接触部における焼付きや摩耗を抑制するようにしたロータリ圧縮機は既に知られている(例えば、特許文献1)。
特開平11−117883号公報(第3〜4頁、図1,図5)
従来のロータリ圧縮機は以上のように構成されているので、ガス窒化処理されたベーンの先端部が白層部を残すように研削加工されていることにより、そのベーンを備えるロータリ圧縮機にHFC冷媒を適用した場合にはベーン先端部とローリングピストン外周との接触部における焼付きや摩耗を抑制することは可能であるが、二酸化炭素のような高圧冷媒を適用すると、シリンダに異常摩耗が発生して圧縮機運転に大きな支障を来すなどの課題があった。すなわち、近年、ロータリ圧縮機には自然冷媒の適用が開始され、その自然冷媒には、例えば、イソブタンなどのような炭化水素、アンモニア、水、二酸化炭素などがあるが、これらの冷媒は、分子構造の中に塩素原子だけでなくフッ素原子をも有していないため、HFC系の冷媒以上に焼付きや摩耗が発生し易くなる。また、二酸化炭素は、これまで代替冷媒として使用されてきたHFC系の混合冷媒であるR410A(HFC32とHFC125を50%ずつ配合)の3倍以上の高圧力下で使用される場合があり、吸入圧と吐出圧の圧力差がR410以上に大きくなる。一般に近年のロータリ圧縮機では、ベーンに窒化などの表面処理が施されており、その表面硬度はビッカース硬度で1200以上であることが多い。しかし、シリンダには鋳鉄などの低硬度材が使用されていることが多いため、ロータリ圧縮機に二酸化炭素のような高圧冷媒を適用すると、シリンダ内の吸入室と圧縮室との圧力差によるガス差圧力によって、シリンダ壁部に設けられたベーン挿入溝の吸入室側の側壁面に対しベーンが摺接しながら高面圧で押し付けられるため、その押し付け部分となるシリンダ壁部(ベーン挿入溝の内壁面)に異常摩耗が発生し、圧縮機の運転が困難になるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、シリンダの少なくともベーンとの摺接面部に高い焼付き耐力を付与することができ、たとえ高圧冷媒を適用した場合であっても、シリンダの焼付きや異常摩耗を防止することができる信頼性の高いロータリ圧縮機を得ることを目的とする。
この発明に係るロータリ圧縮機は、密閉容器内に電動機構部と圧縮機構部が収納配置され、その圧縮機構部は、前記密閉容器内に嵌着されたシリンダと、前記電動機構部で回転駆動されるクランク軸の偏芯軸部に取り付けられて前記シリンダ内に偏芯回転可能に収められたローリングピストンと、前記シリンダの壁部に径方向へ摺動自在に取り付けられ、そのシリンダ内径方向の付勢力により先端が前記ローリングピストンの外周面に当接して前記シリンダ内部を前記ローリングピストンとの間で吸入室と圧縮室とに仕切るベーンとを備え、前記シリンダの少なくとも前記ベーンとの摺接面部に表面処理層を形成したものである。
この発明によれば、ローリングピストンを内蔵し且つ径方向へ摺動自在なベーンが取り付けられたシリンダの少なくとも前記ベーンとの摺接面部に表面処理層を形成するように構成したので、その表面処理層によって、前記シリンダの少なくともにベーンとの摺接面部に高い焼付き耐力を付与することができ、このため、たとえ高圧冷媒を適用した場合であっても、シリンダの焼付きや異常摩耗を防止することが可能な信頼性の高いロータリ圧縮機を実現できるという効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるロータリ圧縮機を示す縦断面図、図2は図1のA−A線に沿った断面図、図3は図2の要部拡大断面図である。
図1に示すロータリ圧縮機は冷凍サイクルに適用されるもので、密閉容器1内に電動機構部2と圧縮機構部6を上下に配置した構成となっている。さらに詳しく述べると、前記電動機構部2は、前記密閉容器1内に組み付けられたステータ3とロータ4とからなり、そのロータ4の軸心部にクランク軸5を連結した構成となっている。このような電動機構部2で駆動される圧縮機構部6は、前記密閉容器1内に嵌着されて前記電動機構部2の下方に位置するシリンダ7と、前記クランク軸5の偏心軸部5aに回転自在に取り付けられて前記シリンダ7内に偏心回転可能に収納されたローリングピストン8と、前記シリンダ7の上下開口部に取り付けられて当該上下開口部を閉塞し且つ前記クランク軸5を保持する上下の軸受9,10と、前記シリンダ7の壁部に径方向へ摺動自在に取り付けられたベーン11とを備えた構成となっている。
ここで、前記シリンダ7の壁部には径方向のベーン挿入溝7a(図2および図3参照)が設けられ、このベーン挿入溝7aに前記ベーン11が摺動自在に挿入されている。そのベーン11は、ベーンスプリング12による背圧付勢力によってシリンダ11の径方向内側に付勢されている。これにより、前記ベーン11は、その先端がローリングピストン8の外周面に当接してシリンダ7内をローリングピストン8との間で吸入室13と圧縮室14とに仕切り形成している。なお、前記ベーン11の先端は円形状の凸曲面に形成されてローリングピストン8の外周面に摺動自在に当接しているものである。前記吸入室13には、冷媒ガス吸入用の吸入パイプ15が接続され、前記圧縮室14の上壁部となる上部軸受9には圧縮ガス吐出用の吐出口16が設けられている。また、前記密閉容器1内の上部には、当該密閉容器1内に前記吐出口16から吐出された圧縮ガスを冷凍回路に送り出すための吐出パイプ17が接続してある。
以上のように構成されたロータリ圧縮機は、例えば二酸化炭素のように吐出圧力が高くなる冷媒を使用する冷凍サイクルに用いられ、二酸化炭素を冷媒とした場合には、冷凍機油として、例えば、二酸化炭素と相溶性を有するPAG(ポリアルキレングリコール)が使用される。また、R410等のHFC系の冷媒を使用した場合には、エステル油やエーテル油及びアルキルベンゼン油などが冷凍機油として使用される。
また、前記シリンダ7の材料としては、例えば、ねずみ鋳鉄の一つであるFC250が適用されることがあり、この場合、その材料の表面硬度はビッカース硬度で250程度である。
また、前記ベーン11の材料としては、例えば、モリブデン系高速度工具鋼の一つであるSKH51が挙げられ、使用環境によっては、焼入れ処理を施した後に窒化処理が行われている。その窒化処理後のSKH51の表面硬度はビッカース硬度で1200程度である。
このような材料で形成されたシリンダ7とベーン11は前述のように硬度差が大きいため、両者の摺接部(特に、ベーン挿入溝7aの内壁面)に焼付きや摩耗が発生し易く、その焼付きや摩耗を発生し難くするためには、シリンダ7とベーン11の硬度差を小さくする必要がある。その手段として、前記シリンダ7のベーン挿入溝7aの内壁面には表面処理層18が形成してある。この表面処理層18は、前記シリンダ7の少なくともベーン挿入溝7aの内壁面を含むその周辺に拡散処理を施すことによって形成されている。その拡散処理として、例えば窒化処理を行うことにより、前記シリンダ7の特にベーン挿入溝7aの内壁面硬度を向上させている。すなわち、この実施の形態1では、ベーン11よりも材料硬度が小さなシリンダ7のベーン挿入溝7aの内壁面に窒化処理を施すことにより、前記シリンダ7の材料硬度よりも大きな表面硬度の表面処理層18を前記ベーン挿入溝7aの内壁面に形成したものである。
前記ベーン挿入溝7aの窒化処理による表面処理層18の形成時において、前記ベーン挿入溝7aの内壁面には白層と呼ばれる窒素化合物(ε層、Fe2N及びFe3Nの単層または混合層)を形成することにより、固体潤滑効果を合わせて向上させることができ、前記の焼付きや摩耗の防止効果も向上させることができる。
なお、窒素化合物層の厚さは、0以上2ミクロン以下であることが焼付き、摩耗を防止する観点から望ましい。また、前記窒化処理の方法としては、イオン窒化(プラズマ窒化)、塩浴窒化、ガス軟窒化、ガス窒化などが挙げられる。その他、焼入れ処理、ホウ化処理、TDプロセスなどシリンダ7の表面から内部までの硬度を連続的に向上させ得る拡散処理であれば適用可能である。
次に動作について説明する。
電動機構部2によって圧縮機構部6が駆動され、シリンダ7内でローリングピストン8が偏心回転している状態において、吸入パイプ15からシリンダ7内の吸入室13に取り込まれた冷媒ガスは圧縮室14内で前記ローリングピストン8により圧縮された後、上部軸受9の吐出口16から密閉容器1内に吐出され、さらに吐出パイプ17から冷媒回路に送り出される。このようなロータリ圧縮機の稼働時において、前記圧縮室14の冷媒ガス圧力は吸入室13よりも高圧となり、その高圧の冷媒ガス圧力がベーン11に作用する。これにより、前記ベーン11は、シリンダ7のベーン挿入溝7aにおける吸入室13側の内壁面に高面圧で押し付けられ、しかも、その押し付け状態で前記ローリングピストン8の偏心回転に追従して前記ベーン挿入溝7a内を摺動するため、そのベーン挿入溝7aのベーン11との摺接面には焼付きや摩耗が生じ易くなるが、その焼付きや摩耗は、前記ベーン挿入溝7aの内壁面に形成した表面処理層18によって発生し難くなる。
以上説明した実施の形態1によれば、ベーン11よりも材料硬度が小さな材料で形成されたシリンダ7のベーン挿入溝7aの内壁面に拡散処理を施すことにより、前記シリンダ7の材料硬度よりも大きな表面硬度の表面処理層18を前記ベーン挿入溝7aの内壁面に形成するように構成したので、前記ベーン挿入溝7a内の表面硬度がシリンダ7の材料硬度よりも大きくなってベーン11の材料硬度に近づき、このため、たとえ高圧冷媒を適用した場合でも、前記ベーン11が高面圧作用状態で摺動する前記ベーン挿入溝7aの内壁面(ベーン11との摺接面部)に焼付きや異常摩耗が発生し難くなるという効果がある。
実施の形態2.
前記ベーン挿入溝7aの表面処理層18はコーティング処理によって形成されたものであってもよい。そのコーティング処理としては、例えば物理蒸着(PVD)が挙げられ、その物理蒸着によって形成されるCrNなどを前記表面処理層18とすることもできる。その他、化学蒸着(CVD)処理によって形成されるコーティング層からなる前記表面処理層18であってもよい。また、コーティング処理によって形成されるコーティング層(表面処理層18)はCrNだけでなく、その他の化合物でも表面硬度を処理前よりも向上させ得るものであれば適用可能である。
このように、ベーン挿入溝7aの表面処理層18をコーティング処理によって形成した場合でも、前記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
前記ベーン挿入溝7aの表面処理層18は、拡散処理とコーティング処理の複合処理によって形成されたものであってもよい。その複合処理としては、例えば、窒化処理を行った後にCrNのコーティング処理を行う手法が挙げられる。このような複合処理をベーン挿入溝7aに施して表面処理層18を形成することにより、拡散処理だけで表面処理層18を形成する場合よりも表面硬度を向上させることができ、コーティング処理だけを行う場合よりもコーティング層と母材の硬度差によるコーティング層の破断を防止することが可能である。なお、拡散処理とコーティング処理の複合処理を行うときの拡散処理には、例えば、イオン窒化(プラズマ窒化)、塩浴窒化、ガス軟窒化、ガス窒化などの窒化処理が適しており、コーティング処理には、CrNの他にTiNやTiAINなど窒素原子を組成に含むコーティング層をシリンダ7の表面に形成する処理方法が適当である。これによって、コーティング処理を行ったときにコーティング層の内部のCrなどの金属原子が窒化処理によって形成される窒素拡散層の内部に拡散されるため、図4に示すように、コーティング層と窒素拡散層の硬度差を縮小できるという効果がある。
実施の形態4.
前記各実施の形態では、シリンダ7のベーン挿入溝7aの内壁面に表面処理層18を形成する場合について説明したが、シリンダ7の全体に対して拡散処理もしくはコーティング処理あるいは拡散処理とコーティング処理の複合処理を施して表面処理層を形成してもよく、この場合も同様の効果が得られる。
なお、前述のような表面処理を行ったシリンダ7には、バレル処理等による研磨を行うことが望ましい。すなわち、表面処理を行った後のシリンダ7の表面には、必要以上の酸化膜やコンタミが付着していることが予想される。また、表面粗さが悪化することも想定される。そこで、バレル処理等による研磨を行うことによって、シリンダ7の表面に付着した酸化膜やコンタミを除去し、表面粗さを向上させることができるという効果がある。
この発明の実施の形態1によるロータリ圧縮機を示す縦断面図である。 図1のA−A線断面図である。 図2の要部拡大断面図である。 シリンダのコーティング層と窒素拡散層の硬度差を示す図である。
符号の説明
1 密閉容器、2 電動機構部、3 ステータ、4 ロータ、5 クランク軸、5a 偏芯軸部、6 圧縮機構部、7 シリンダ、7a ベーン挿入溝、8 ローリングピストン、9,10 軸受、11 ベーン、12 ベーンスプリング、13 吸入室、14 圧縮室、15 吸入パイプ、16 吐出口、17 吐出パイプ、18 表面処理層。

Claims (4)

  1. 密閉容器内に電動機構部と圧縮機構部が収納配置され、その圧縮機構部は、前記密閉容器内に嵌着されたシリンダと、前記電動機構部で回転駆動されるクランク軸の偏芯軸部に取り付けられて前記シリンダ内に偏芯回転可能に収められたローリングピストンと、前記シリンダの壁部に径方向へ摺動自在に取り付けられ、そのシリンダ内径方向の付勢力により先端が前記ローリングピストンの外周面に当接して前記シリンダ内部を前記ローリングピストンとの間で吸入室と圧縮室とに仕切るベーンとを備えたロータリ圧縮機において、前記シリンダの少なくとも前記ベーンとの摺接面部に表面処理層を形成したことを特徴とするロータリ圧縮機。
  2. シリンダの表面処理層は、シリンダの拡散処理層であることを特徴とする請求項1記載のロータリ圧縮機。
  3. シリンダの表面処理層は、シリンダのコーティング処理層であることを特徴とする請求項1記載のロータリ圧縮機。
  4. シリンダの表面処理層は、シリンダの拡散処理とコーティング処理層との混合層であることを特徴とする請求項1記載のロータリ圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011094630A (ja) * 2010-12-27 2011-05-12 Daikin Industries Ltd 回転式流体機械
CN108150419A (zh) * 2017-11-21 2018-06-12 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 气缸组件及具有其的压缩机
CN112324514A (zh) * 2020-11-13 2021-02-05 珠海格力电器股份有限公司 一种膨胀机和空调器

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