JP2005213996A - 避難梯子装置 - Google Patents

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【課題】 火災が発生した場合の高所からの脱出が、恐怖心を抱くことなく安全かつ速やかに行え、脱出者に最も必要な新鮮空気をふんだんに与え、有毒ガスや火気から逃れさせ、しかも、外壁の外側に人が通れる程度の空間さえあれば、既設及び新築の建物に対して簡単に設置することができる避難梯子装置を提供する。
【解決手段】 建物の外壁面で脱出用の開口部と対応する位置に、開口部から乗り移ることのできる上下の梯子桟1を有する避難梯子路2を、その下端が少なくとも地上から人の手が届かない高さになるようにして設け、この避難梯子路2の下部に、避難梯子路2に沿って格納した引き上げ位置から下端が地上に達する下降位置に移動可能となるスライド梯子3を装着し、上記避難梯子路2に、スライド梯子3を引き上げ位置に保持し、解除信号の入力で保持を解いてスライド梯子3を自重で下降させるソレノイド4が設けてある。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
この発明は、二階建て以上の建物において、火災発生時に安全かつ速やかに脱出することができるようにした避難梯子装置に関する。
例えば、雑居ビル、ペンシルビル、一般ビル、病院等の公共性のあるビル等の二階建て以上の建物において、火災発生時の避難手段として、避難時に上階のベランダから下階のベランダに垂らす用にした避難梯子を設置することにより対応している事例はあるが、大半の建物においては、階段が利用されているのが現状である。
発明が解決しようとする課題
ところで、避難路として階段を使用した場合、階段が煙や炎の通路となり、火災階並びに上階の人は階段からの脱出が不可能になり、このため、部屋に閉じ込められて、先ず有毒ガスで失神混濁死となり、次いで焼死となったり、高所の窓からの飛び下りにより墜落死するという事態が発生することになる。
このような事態は、近年多発している雑居ビルの火災による死亡事故からも、先ず煙死、次いで焼死となる家庭が明らかであり、従って、火災が発生した場合の安全かつ速やかな煙と脱出の両面からなる脱出手段の提案が切望されているのが現状である。
そこで、この発明の課題は、火災が発生した場合の高所からの脱出が、恐怖心を抱くことなく安全かつ速やかに行え、しかも、外壁の外側に人が通れる程度の空間さえあれば、建物の前後のみならず側面部で、既設及び新築を問わず簡単に設置することができる避難梯子装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
上記のような課題を解決するため、この発明は、建物の外壁面で脱出用の開口部と対応する位置に、外壁面と対向する面に脱出用の開口部から乗り移ることのできる上下の梯子桟を有する避難梯子路を、その下端が少なくとも地上から人の手が届かない高さになるようにして設け、この避難梯子路の下部に、避難梯子路に沿って格納した引き上げ位置から下端が地上に達する下降位置に移動可能となるスライド梯子を装着し、上記避難梯子路にスライド梯子を引き上げ位置に保持し、解除信号の入力で保持を解いてスライド梯子を下降させる係止手段を設けた構成を採用したものである。
火災発生時に、非常スイッチを押すと、係止手段がスライド梯子の保持を解き、スライド梯子は下降して下端が地面に達し、梯子桟の延長状態となり、この状態で、窓のような脱出用の開口部から梯子桟に乗り移り、梯子桟からスライド梯子を下降することにより地上に脱出すればよく、避難梯子路の梯子桟の両側と外面の三面を荒いメッシュの金網で囲むことにより、下降時の恐怖感を無くす効果がある。
ここで、上記スライド梯子は、その下部に水平ネット枠が設けられ、引き上げ位置にあるとき、この水平ネット枠が避難梯子路の下端を閉鎖するようになっている防犯構造とし、下降位置にある状態で、梯子桟の下端と地面の間に位置し、梯子桟の延長となり、梯子桟からこのスライド梯子を下降することにより、地上に脱出できると共に、避難梯子路内を下降しているときに避難者が落下したような場合、下部の水平ネット枠上に落ちることにより、パンタグラフのスプリングで落下のシヨックを受け、落下時の危険を和らげる落下緩衝機構になっている。
また、上記避難梯子路は、建物の外壁面にブラケットを介して固定した両側一対の溝型鋼間に梯子桟を上下に所定の間隔配置で固定し、少なくとも両側溝型鋼間の外面に金網を張設して形成され、上記スライド梯子が、両側一対の溝型鋼間の外面側で上下動可能に保持されているようにしたり、この避難梯子路の内部空間の側方位置に、垂直の滑り棒を設置することができる。
更に、上記建物における脱出用の開口部の内側に、天井から耐火性のカーテン状材料を引回して密閉と出入りが可能となる小間空気貯留室を設け、この小間空気貯留室に、工業用送風機などで強制的に新鮮な外気を供給するようにし、空気貯留室に逃げ込んだ脱出者に対して新鮮な空気の供給により安心感を与え、しかも、脱出までの待ち時間中に煙にまかれるようなことのないようにして、冷静な脱出動作がとれるようにしている。
発明の効果
この発明によると、建物の外壁面で脱出用の開口部から乗り移ることのできる梯子桟を有する避難梯子路を、その下端が地上から人の手が届かない高さになるようにして設け、この避難梯子路の下部に、避難梯子路に沿って格納した引き上げ位置から下端が地上に達する下降位置に移動可能となるスライド梯子を装着し、上記避難梯子路にスライド梯子を引き上げ位置に保持し、非常時に保持を解いてスライド梯子を下降させる係止手段を設けたので、火災発生時に非常スイッチをオンすると、係止手段が開放してスライド梯子が下降し、その下端が地面に接地し、避難梯子路が地面に達することになるので、この避難梯子路を伝わって地上に脱出することができ、火災事故から貴い人命を守ることができる。
また、スライド梯子は、その下部に水平ネット枠が設けられ、引き上げ位置にあるとき、この水平ネット枠が避難梯子路の下端を閉鎖するようになっているので、外部から窃盗の目的で避難梯子路を伝わって室内に侵入するのを防げると共に、水平ネット枠は、下降した接地状態にあるとき、スプリングのあるパンタグラフの水平上下動作用で落下の衝撃を緩衝することができ、落下による事故の発生を防ぐことができる。
更に、建物の壁面を利用して取り付けることにより、人が通れる程度のスペースがあれば装着することができ、既設及び新築の建物に対して簡単に設置することができ、場所をとらず建物の外観に支障を与えることがなく、しかも、雑居ビル、病院、ホテル、公共設備等の多数の人が集まる施設において、火災発生から大勢の人命を確実に救出することができる。
また、高層ビルにおいても、適宜に上下区画を分け、踊り場付きの避難梯子路にすれば、梯子専用消防車でも届かない高層ビルの安全を確保でき。
また、自信災害などの複数高層ビルの出火に際しても、梯子専用消防車の台数に関係なく対応できる。
図示のように、この発明の避難梯子装置は、建物Aの外壁面で窓のような脱出用の開口部Bと対応する位置に、外壁面と対向する面に脱出用の開口部Bから乗り移ることができ、上下に昇降するための梯子桟1を有する避難梯子路2を、その下端が少なくとも地上から人の手が届かない高さ、例えば、二階の床部程度の高さになるようにして設け、この避難梯子路2内の下部に、一階用のスライド梯子3を、上昇位置で避難梯子路2内に収まり、下降位置で避難梯子路2の下部に延長状となるよう、上下に移動可能となるよう配置し、上記避難梯子路2に、スライド梯子3を引き上げ位置に保持するための係止手段となるソレノイド4が設けられている。
上記避難梯子路2は、建物Aの外壁面にブラケット5を介して垂直に固定配置した両側一対の溝型鋼6間に水平の梯子桟1を上下に所定の間隔配置で溶接固定し、両側溝型鋼6間の外面と、両側溝型鋼6と建物A間の外面に金網7を張設して形成され、二階から上層階に至るように設置され、建物Aに屋上が有る場合は上端が屋上に達するようにしておく。
この避難梯子路2において、適宜位置の梯子桟1には、スイッチを内蔵した被せバー8を取り付け、平時において、下からよじ登る者が被せバー8に触れると、スイッチのオンにより警報ベルが鳴り、侵入者を退去させるようになっている。
また、図6のように、避難梯子路2内の脱出用の開口部Bと対応する位置の側部にサイド手摺り9と、室内側で開口部Bの周辺に、水平の手摺り10と垂直の手摺り11を配置し、室内から開口部Bを乗り越えて避難路2の梯子桟1に乗り移るときに、これらの手摺り9、10、11を利用することにより、乗り移り作業が安全かつ容易に行えことができるようにしている。
上記スライド梯子3は、図3と図4のように、型鋼を用いた一対の縦桟14間に梯子桟15を上下に所定の間隔配置で溶接固定し、その下端部に水平ネット枠16を設けて形成され、このスライド梯子3は、避難梯子路2における両側溝型鋼6の外面に重なる状態で、両側溝型鋼6間に設けた上下複数のガイドホルダー17、18、19で上下に移動可能に外嵌保持され、上部のガイドホルダーl7には、スライド梯子3を引き上げ位置に保持するソレノイド4が固定され、縦桟14の上端にはソレノイド4のピンが係合するピン孔20が設けられ、ピンとピン孔20の係合でスライド梯子3を引き上げ位置に保持し、ソレノイド4は室内で開口部Bの近傍に設置した非常スイッチ21と連動し、非常スイッチ21を押すとピンはピン孔20との係合が解かれ、スライド梯子3は自重で下降して下端が地上に達する下降位置になる。
上記スライド梯子3における上端に、フック状となる一対の掛け金22が固定され、避難梯子路2の両側溝型鋼6間の下端部には、図4のように、降下してきたスライド梯子3の上記掛け金22が係合し、避難梯子路2の下端部にスライド梯子3を吊り下げ状に保持するための係止杆23がスプリング24を介して取り付けられている。
この係止杆23は、揺動しないよう両側溝型鋼6に固定した一対の係止板に設けた半円形等の凹部で係合保持され、掛け金22が係合すると係止杆23は凹部から外れ、スライド梯子3はスプリング24で弾力的に吊り下げ保持されることになる。
上記掛け金22と係止杆23の係合が確実に行えるよう、最下部ガイドホルダー19には、つるまきばね付きの押し部材25を取り付け、下降動するスライド梯子3の上端部をこの押し部材25で、両側溝型鋼6に向けて押圧するようになっている。
また、スライド梯子3における下端の水平ネット枠16は、スライド梯子3が下降したときその下部に設けた接地枠26が着地すると共に、上昇位置にある時は、水平ネット枠16が避難梯子路2の下端を閉鎖し、地上から避難梯子路2に昇ることができないようにしている。
このスライド梯子3における下端の水平ネット枠16は、図3のように、スライド梯子3の下端部で縦桟14に設けた長孔27に沿って上下動可能に取り付けられ、縦桟14の内部に組み込んだスプリング28で上昇位置に引き上げられ、落下した人の衝撃を緩衝するようになっていると共に、水平ネット枠16と接地枠26の両側面には、水平ネット枠16を水平状態で上下動させるためのパンタグラフ機構29が設けられている。
上記建物Aの脱出用開口部Bにおける室内側には、開口部Bの直下に折り畳み式の踏み台30を設置すると共に、天井と床面の間に、図7のように、耐火性のカーテン状の材料を用いて即時空気貯留の小間となし、開口部B側を開放し、かがんで出入りすることのできる大きさの入口31が、マグネット等で密閉と内部への出入りが可能となるよう形成され、外面に脱出口と朱書きされたカーテン状の空気貯留の小間32が設けてある。
建物Aの外壁の外面には、上端開口が屋上に臨み、下部に位置するほど段階的に小径となる逆竹の子状の空7取り込みパイプ33が、避難装置の外部に上下方向に固定設置され、このパイプ33から分岐した枝パイプ34が壁の孔を貫通して各階の空気貯留の小間32内に接続され、枝パイプ34には電動送排風機35と、平面的に空気を散らす吹き出し口36と細口パイプ37が設けられ、開口部Bの近傍に配置した送風用スイッチをオンすると、電動送排風機37で新鮮な外気を空気貯留の小間32内に強制的に供給することができるようになっている。従って、出火や延焼階層のみの送排風機37がオンとなる。
この空気貯留室32は、新鮮な空気の供給により安心感を与え、同時に脱出までの待ち時間中に煙にまかれるようなことのないようにして、冷静な脱出動作がとれるようするためのものであり、脱出開口部Bが開いてあるから、新鮮な空気が室内に流入して火勢を強めることはない。
また、空気貯留室32の上部には、薄い透明な合成樹脂を用いた烏帽子形の新鮮空気袋38が用意されており、枝パイプ30と連通する細口パイプ37が配置してあり、脱出時に避難梯子路2内や空気貯留の小間32内が煙で侵された事態が生じた場合、細口パイプ37から新鮮空気で膨らませた新鮮空気袋38を図9のよう頭から被り、下端をゴム等で絞るようにすることで、新鮮空気を洩れることなく吸うことができることになり、透明な合成樹脂袋であるので脱出の動作に支障がないだけでなく、3〜4分程度の呼吸ができるので、地上への脱出が支障なく行え、脱出者を一酸化炭素のような有害な煙から守ることができる。
図10に示す例は、避難梯子路2内の一方側の位置に、垂直の滑り棒39と足用のステップ40を避難梯子路2の上下方向の全長にわたって設置し、梯子桟1からこの滑り棒33に乗り移り、滑り棒39に沿って速やかに地上へ脱出することができるようにしている。
この滑り棒39の下端には、図11のように、一階用の下部滑り棒40が下方に伸びるように接続され、下部滑り棒40はソレノイド41で常時上昇位置に保持され、上記非常スイッチ21をオンするとソレノイド41での係止が解かれた下部滑り棒40は下降し、滑り棒39の下端に一階用として延長状となり、下部滑り棒40の下端に固定した三角錘42が地上に固定したベース部材43に嵌合し、下部滑り棒40の下端がふらつかないように固定化するようになっている。
この滑り棒39の使用者と、避難梯子路2の梯子桟1の使用者とは、体の向きが異なることになり、避難下降中の混雑を防ぐことができ、滑り棒39は避難梯子路2の両側に設けてもよい。
なお、この発明の避難装置に対する電気配線は、下階から上階に至る専用配線になっている。即ち、電気外部本線よりビル内の受電量メータを介して、遮断機のある配電盤を二個設け、内一個を避難装置の専用配線とし、ビル内の何らかなトラブルにてビル用配電盤の遮断機が切れても、避難装置への単独通電を確保するものである。
この発明の避難梯子装置は、上記のような構成であり、建物Aの外壁面で脱出用の開口部Bと対応する位置に、外壁面と対向する面に脱出用の開口部Bから乗り移ることのできる上下の梯子桟1を有する避難梯子路2を、その下端が少なくとも地上から人の手が届かない高さになるようにして設けると共に、この避難梯子路2の下部にスライド梯子3を装着し、このスライド梯子3を引き上げ位置に保持しておく。
このとき、引き上げ位置に保持されたスライド梯子3は、水平ネット枠16で避難梯子路2の下端を閉鎖状とすることになるので、地上から避難梯子路2を伝わって室内に侵入するのを有効に防止することができる。
火災等が発生して室内からの避難が必要になったときは、室内に配置した脱出用の非常スイッチ21をオンすると、解除信号の入力でソレノイド41での係止が解かれた下部滑り棒40は下降し、また、ソレノイド4のピンとピン孔20の係合が解かれたスライド梯子3は自重で下降してその下端接地枠26が地面に着地し、その梯子桟15が避難梯子路2の梯子桟1に対して延長状となって地上に達する。
避難者は、窓である脱出用の開口部Bから避難梯子路2の梯子桟1に乗り移り、この避難梯子路2の梯子桟1からスライド梯子3の梯子桟15を伝わって水平ネット枠16から地上に下りればよく、避難梯子路2は、建物Aの外壁面と金網7で囲まれた状態になっているので、脱出時の恐怖間の発生を少なくすることができ、また、下降したスライド梯子3の下部には、水平ネット枠16が、図3のように、避難梯子路2の直下に位置しているので、梯子桟1を伝わって地上に下りるときに落下しても、この水平ネット枠16はスプリング28の作用で落下の衝撃を緩衝することができ、落下による事故の発生を防ぐことができる。
また、火災発生時は、脱出用の開口部Bの部分に空気貯留の小間32を設けてあるので、脱出待ちの人がこの空気貯留の小間32に入れば、新鮮な外気が強制的に供給されているので酸欠の心配がないと同時に、空気貯留の小間32が外気の強制供給で脱出用の開口部Bが開いていても僅かながら内圧が高くなり、室内の煙が空気貯留の小間32に侵入することがなく、最も危険な煙から脱出者を守ることができる。
この発明の避難梯子装置の要部を示す斜視図 避難梯子装置の空気貯留室への外気の供給構造を示す全体的な斜視図 スライド梯子の構造を示す斜視図 スライド梯子の取り付け構造を示す避難梯子装置の側面図 避難梯子装置を室内側から見た斜視図 避難梯子装置を開口部の室内側から見た手摺構造を示す斜視図 避難梯子装置の空気貯留室を室内側から見た斜視図 避難梯子装置の空気貯留室を含む横断平面図 (A)は避難梯子装置の空気貯留室に設置した空気袋の装着前の斜視図、(B)は同装着状態の斜視図 避難梯子装置の手摺構造を示す他の例の横断平面図 (A)は滑り棒の構造を示す引き上げ状態の縦断面図、(B)は同引き下げ状態の縦断面図
符号の説明
1 梯子桟
2 避難梯子路
3 スライド梯子
4 ソレノイド
5 ブラケット
6 溝型鋼
7 金網
8 バー
9 サイド手摺り
10 手摺り
11 手摺り
14 縦桟
15 梯子桟
16 水平ネット枠
17 ガイドホルダー
18 ガイドホルダー
19 ガイドホルダー
20 ピン孔
21 非常スイッチ
22 掛け金
23 係止杆
24 スプリング
25 押し部材
26 接地枠
27 長孔
28 スプリング
29 パンタグラフ機構
30 踏み台
31 入口
32 空気貯留の小間
33 空気取り込みパイプ
34 枝パイプ
35 電動送排風機
36 吹き出し口
37 細口パイプ
38 新鮮空気袋
39 滑り棒
40 ステップ
41 ソレノイド
42 三角錘
43 ベース部材

Claims (5)

  1. 建物の外壁面で脱出用の開口部と対応する位置に、外壁面と対向する面に脱出用の開口部から乗り移ることのできる上下の梯子桟を有する避難梯子路を、その下端が少なくとも地上から人の手が届かない高さになるようにして設け、この避難梯子路の下部に、避難梯子路に沿って格納した引き上げ位置から下端が地上に達する下降位置に移動可能となるスライド梯子を装着し、上記避難梯子路にスライド梯子を引き上げ位置に保持し、解除信号の入力で保持を解いてスライド梯子を下降させる係止手段を設けた避難梯子装置。
  2. 上記スライド梯子は、その下部に水平ネット枠が設けられ、引き上げ位置にあるとき、この水平ネット枠が避難梯子路の下端を閉鎖するようになっている請求項1に記載の避難梯子装置。
  3. 上記避難梯子路は、建物の外壁面にブラケットを介して固定した両側一対の溝型鋼間に梯子桟を上下に所定の間隔配置で固定し、少なくとも両側溝型鋼間の外面に金網を張設して形成され、上記スライド梯子が、上記両側一対の溝型鋼間の外面側で下降動可能に保持され、落下緩衝機構を備えている請求項1又は2に記載の避難梯子装置。
  4. 上記避難梯子路は、その内部空間の側方位置に、垂直の滑り棒が設置されている請求項1乃至3の何れかに記載の避難梯子装置。
  5. 上記建物における脱出用の開口部の内側に、耐火性のカーテン状材料を引回して密閉と出入りが可能となる小間空気貯留室を設け、この小間空気貯留室に新鮮な外気を強制的に供給するようにした請求項1乃至4の何れかに記載の避難梯子装置。
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