JP2005213437A - 高コレステロール血症の予防又は治療剤 - Google Patents

高コレステロール血症の予防又は治療剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2005213437A
JP2005213437A JP2004023811A JP2004023811A JP2005213437A JP 2005213437 A JP2005213437 A JP 2005213437A JP 2004023811 A JP2004023811 A JP 2004023811A JP 2004023811 A JP2004023811 A JP 2004023811A JP 2005213437 A JP2005213437 A JP 2005213437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
formula
integer
same
different
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004023811A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Murata
充男 村田
Hikarishiyu Yoshinaga
光周 吉永
Yukio Nagasaki
幸夫 長崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2004023811A priority Critical patent/JP2005213437A/ja
Publication of JP2005213437A publication Critical patent/JP2005213437A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

【課題】服用し易く、副作用の少ない高コレステロール血症の予防又は治療剤を提供する。
【解決手段】式(I)
【化1】
Figure 2005213437

[式中、R1及びR2は同一又は異なってC1-5のアルキル基を示し、k及びpは同一又は異なって0〜3の整数を示し、m及びnは同一又は異なって1以上の整数を示す。]で表される部分構造を有する化合物又はその薬学的に許容される塩。
【選択図】なし


Description

本発明は、胆汁酸結合能を有し、高コレステロール血症の予防及び治療剤として有用な水溶性高分子化合物に関する。
従来から陰イオン交換能を有する高分子化合物は腸管内で胆汁酸を吸着し、便中への排泄を促進することにより、胆汁酸の腸管での再吸収を阻害し、肝におけるコレステロールから胆汁酸への異化を促進することによって血中のコレステロールを低下させる作用があることが知られている。実際に、コレスチラミンやコレスチミドといった陰イオン交換樹脂は、高コレステロール血症治療剤として広く臨床で用いられている。
しかしながら、これらの薬剤は水に対して不溶かつ膨潤する物理的性質を有するため、服用性及び副作用の点で問題があった。例えばコレスチラミンは一回に4gの薬剤を200mLの水に懸濁させて服用する必要があり、患者にとって服用しづらいことが知られている。また、コレスチミドは服用の際に口中に長く留めておくと薬剤が膨潤して服用できなくなるため速やかに嚥下する必要がある(非特許文献1参照)。したがって、いずれの薬剤も高齢者のように嚥下力が低下した患者にとっては服用性の悪い薬剤であり、改善が求められていた。さらに、これらの薬剤の副作用として便秘を中心とした消化器症状が多いことが知られている。この原因は、薬剤が有する薬理作用ではなく、水に不要かつ膨潤するという物理的性質に基づくものと考えられている(非特許文献2参照)。
以上の問題点を解決する目的で水溶性の陰イオン交換樹脂を用いた高コレステロール血症治療剤の報告がなされているが(非特許文献3参照)、臨床で使用されている薬剤はない。
板倉弘重 他「抗高脂血症薬の選び方と使い方」南江堂、p.33−38 五島雄一郎 他「医学のあゆみ」125(12):1058-1094, 1983 中村ら、高分子論文集2003, vol.60, No.5, pp238-240
本発明は、服用し易く、副作用の少ない高コレステロール血症の予防又は治療剤を提供することを目的とする。
本発明者らはかかる課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、水溶性を有し、かつ胆汁酸結合能を有する新規高分子化合物を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明の一つの態様は、下記式(I)
Figure 2005213437
[式中、R1及びR2は同一又は異なってC1-5のアルキル基を示し、k及びpは同一又は異なって0〜3の整数を示し、m及びnは同一又は異なって1以上の整数を示す。]で表される部分構造を有する化合物又はその薬学的に許容される塩である。
本発明により、水溶性であるため服用しやすく、かつ、副作用の少ない高コレステロール血症の予防又は治療剤を提供することが可能となった。
本発明の他の態様は、下記式(II)
Figure 2005213437
[式中、R1、R2、R3、R4及びR5は同一又は異なってC1-5のアルキル基を示し、k及びpは同一又は異なって0〜3の整数を示し、m及びnは同一又は異なって1以上の整数を示す。]で表される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
式(I)及び式(II)化合物の置換基の定義を説明する。
1、R2、R3、R4及びR5の定義における「アルキル基」とは、直鎖状または分枝鎖状のアルキル基を示し、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、1−エチルプロピル基を挙げることができる。
1、R2及びR3はC1-5のアルキル基であり、好ましくはC1-3のアルキル基であり、さらに好ましくはメチル基である。
4及びR5はC1-5のアルキル基であり、好ましくはC1-3のアルキル基であり、さらに好ましくはエチル基である。
kは0〜3の整数であり、好ましくは0又は1であり、さらに好ましくは0である。
pは0〜3の整数であり、好ましくは0又は1であり、さらに好ましくは1である。
m及びnは同一又は異なって1以上の整数を示し、好ましくは、mは10〜500、nは10〜100であり、さらに好ましくは、mは50〜150、nは10〜60である。
式(I)及び式(II)で表わされる化合物には「薬学的に許容される塩」が包含される。「薬学的に許容される塩」とは、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸との塩、酢酸、酪酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、フマール酸、マレイン酸、ベンゼンスルホン酸、メタンスルホン酸などの有機酸との塩、アスパラギン酸、グルタミン酸などの酸性アミノ酸との塩である。
式(II)化合物は、以下の反応式により製造することができる。
Figure 2005213437
工程1:不活性溶媒(例えば、塩化メチレン)を溶媒として用い、式(III)化合物(式中、R3及びmは前記と同義である。)の末端水酸基を脱離基とし、式(IV)化合物とする(式中、R3及びmは前記と同義、Xは脱離基である。)。
工程2:式(IV)化合物(式中、R3及びmは前記と同義である。Xは脱離基であり、例えば、メタンスルホニルオキシ基が該当する。)に塩基(例えば、炭酸セシウム)存在下、式(V)化合物(式中、kは0であり、Pは水素である。)を加えて反応させ、式(VI)化合物(式中、R3、m及びkは前記と同義である。)を得る。
式(V)化合物において、kは1〜3の整数であり、Pは水素又は保護基である場合は、式(V)化合物にメタル化剤(例えば、水素化ナトリウム)を加え、水酸基をメタル化した後に式(IV)化合物(式中、R3、m及びXは前記と同義である。)を加えて反応させ、Pが保護基の場合は適当な条件で脱保護を行い、式(VI)化合物(式中、R3、m及びkは前記と同義である。)を得る。
工程3:式(VI)化合物(式中、R3、m及びkは前記と同義である。)の溶液(例えば、塩化メチレン溶液)にハロゲン化剤(例えば、塩化チオニル)を加えて式(VII)化合物(式中、R3、m及びkは前記と同義であり、Xはハロゲン基である。)を得る。
工程4:式(VII)化合物(式中、R3、m及びkは前記と同義であり、Xはハロゲン基である。)に式(VIII)化合物(式中、R4及びR5は前記と同義であり、Mは金属原子である。)を加え、式(IX)化合物(式中、R3、R4、R5、k及びmは前記と同義である。)を得る。
工程5:式(X)化合物(式中、R1、R2及びpは前記と同義である。)と式(IX)化合物(式中、R3、R4、R5、k及びmは前記と同義である。)にUV光を照射して重合させ、式(II)化合物(式中、R1、R2、R3、R4、R5、k、m、n及びpは前記と同義である。)が得られる。
式(II)化合物のkが1の場合は、次の方法により製造することができる。
Figure 2005213437
工程6:不活性溶媒(例えば、テトラヒドロフラン)を溶媒として用い、式(III)化合物(式中、R3及びmは前記と同義である。)に適当量(例えば、10当量)のメタル化剤(例えば、水素化ナトリウム)を反応させることにより、式(XI)化合物(式中、R3及びmは前記と同義であり、Mは1価の金属原子を示す。)を得る。
工程7:式(XI)化合物に適当量(例えば1当量)の式(XII)化合物(式中、Xはハロゲン基である。)を加え、適温(例えば、室温)で反応を行い、式(VII)化合物(式中、R3及びmは前記と同義であり、Xはハロゲン基、例えば、クロロ基を示す。)を得る。
これに前記工程4及び工程5の反応を施せば目的とする式(II)化合物が得られる。
本発明の高コレステロール血症予防又は治療剤は、式(I)及び式(II)化合物が水に溶解する性質を利用して、液剤、ゼリー剤等として製剤化することができる。また、式(I)及び式(II)化合物を固体のまま用時溶解型の固形製剤や錠剤、散剤等の一般的な固形製剤に配合して製剤化することもできる。製剤化においては特別の方法を要せず、常法によりそれぞれの製剤を調製することができる。
本発明の高コレステロール血症予防又は治療剤は、成人に対し0.1〜20gを1日1回乃至数回に分けて経口投与することができる。投与量は年齢、体重、症状等により適宜に増減することができる。
内服液剤の調製に使用する担体としては、ショ糖脂肪酸エステル類、ステアリン酸ポリオキシル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール類、ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステル類等の界面活性剤、合成ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム等の増粘剤、クエン酸緩衝液、リン酸緩衝液等の有機酸系・無機酸系のpH調整剤が挙げられる。必要に応じて溶解補助剤、緩衝剤、保存剤、香料、色素、甘味剤を配合することができる。
固形剤の調製に使用する担体としては、乳糖、デンプン、砂糖、マンニトール、結晶セルロース等の賦形剤、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ゼラチン、PVP等の結合剤、カルボキシメチルセルロースカルシウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等の崩壊剤、ステアリン酸マグネシウム、硬化ヒマシ油、タルク等の滑沢剤が挙げられる。必要に応じて溶解補助剤、緩衝剤、保存剤、香料、色素、矯味剤を配合することができる。
本発明の高コレステロール血症予防又は治療剤には、以上の成分以外に他の有効成分を本発明の作用を損なわない範囲で適宜に配合しても良い。
以下に実施例及び試験例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
なお、1H−NMRはJEOL社製400MHzNMRにて測定を行った。数平均分子量及び重量平均分子量はポリエチレングリコールを標準試料としてGPCで測定した(TOSOH8120, Column ; TSKgel SuperHZguard, HZ3000, HZ2500, Temp. ; 40℃, Flow rate ; 0.35ml/min, Carrier ; THF(0.5wt%TEA))。
(1)化合物1の合成
Figure 2005213437
ポリ(エチレングリコール)モノメチルエーテル(数平均分子量5,000、20g)とトリオクチルアミン(14g)を塩化メチレン(100mL)に溶解した。この溶液に塩化メタンスルホニル(4.4g)の塩化メチレン(20ml)溶液を氷冷下で滴下しながら加えた。室温下24時間攪拌した後に約半分の容量の溶媒を減圧下留去し、1Lの冷エーテルにあけて析出させた。析出物をろ過し、減圧下乾燥して白色固体の化合物1(20.2g)を得た(収率94%)。
1H-NMR (CDCl3, δ, ppm) : 4.33 (m, -CH2O-SO2-), 3.8-3.4 (m, -CH2-), 3.38 (s, - OCH3), 3.09 (s, -SO2CH3). Mn (GPC) =5800, Mw/Mn = 1.02.
(2)化合物2の合成
Figure 2005213437
化合物1(20g)をDMF(100ml)に溶解し、炭酸セシウム(5.2g)と4−ヒドロキシベンジルアルコール(2.0g)を加え、室温下24時間攪拌した。約半分量の溶媒を減圧下留去した後にエーテルにあけて析出物を濾取し化合物2を得た(20g、収率92%)。この化合物2はそのまま次の反応に用いた。
(3)化合物3の合成
Figure 2005213437
化合物2(10g)を塩化メチレン(100mL)に溶解し、塩化チオニル(2.4g)を加え、室温下3時間攪拌した。約半分量の溶媒を減圧下濃縮した後にエーテルにあけて析出物を濾取し化合物3(9.5g)を得た(収率95%)。
1H-NMR (CDCl3, δ, ppm) : 7.25(d, phenyl), 6.94(d, phenyl), 4.51 (s, -CH2Cl), 4.0-3.4 (m, -CH2-), 3.38 (s, - OCH3). Mn (GPC) =5900, Mw/Mn = 1.03.
(4)化合物4の合成
Figure 2005213437
化合物3とN,N−ジエチルジチオカルバメート3水和物を原料とし、公知の方法(Y. Nakayama, et. al., Biomaterials 20 (1999) 963-970)と同様の方法にて化合物4を合成した。
1H-NMR (CDCl3, δ, ppm) : 7.25(d, phenyl), 6.94(d, phenyl), 4.43 (s, -CH2S-), 4.0-3.4 (m, -CH2-), 3.38 (s, - OCH3), 1.18(m, -CH2 CH 3 ). Mn (GPC) =5000, Mw/Mn = 1.02.
(5)化合物Aの合成
Figure 2005213437
石英フラスコに合成した化合物4(8g)を加え、反応容器をアルゴン置換した後に、ジメチルアミノメチルスチレン(13mL)及びベンゼン(50mL)を加え、アルゴンをバブリングした後に、UVを20時間照射した(5mW/cm2)。エーテルに反応物をあけ析出物を濾取し化合物4と化合物Aとの混合物(11.2g)を得た。
本混合物(300mg)をメタノール(50mL)に溶解し、限外ろ過装置(AMICON Stirred Ultrafiltration Cells、限外ろ過膜:分画分子量10000(ADVANTEC ウルトラフィルターQ0100))に流し込み、アルゴンを流すことでセル内を加圧した。セル内の溶液が10mLまで濃縮されると、メタノールを40mL加えるという操作を5回繰り返した。セル内に残された溶液を凍結乾燥し、精製した化合物A(118mg)を得た。精製した化合物Aの1H−NMR測定を行い(図1参照)、ジメチルアミノスチレンの芳香環部及びポリエチレングリコールのエチレン部の積分比とポリエチレングリコールの繰り返し単位(m=113)から求めたnは28であり化合物Aの数平均分子量は9753であった。
試験例1 化合物Aの胆汁酸吸着能の確認
実施例で得られた化合物Aの水溶液(25mg/mL)と所定量のタウロコール酸水溶液(和光純薬工業:80mM)及びTris/HCl緩衝液(50mM,pH7.6)を以下の表1のように混合し、全量を5.25〜5.40mLとして100mLの三角フラスコに入れた。その後、25℃の水浴で150rpm、3時間振とうした。なお、試験の繰り返し数はn=1である。
Figure 2005213437
振とう後、限外ろ過ユニット(Ultrafree-MC 10,000NMWL Filter Unit:Millipore社製)を用い、7000rpmで5分遠心し、最初のろ液約100μLを捨て、その後さらに7000rpmで60分遠心ろ過した。希釈してから、そのろ液中に残存するタウロコール酸濃度を酵素法(和光純薬工業:胆汁酸測定キット,日立生化学分析装置−7060)で定量し、次式より算出した。なお、タウロコール酸の濃度は既知量のタウロコール酸濃度を上記分析装置で測定した値で補正した。
化合物Aの単位質量当りのタウロコール酸結合量 =(C0−C1)/m
0:反応開始前の混合溶液中のタウロコール酸濃度(mg/mL)
1:反応終了後の混合溶液中のタウロコール酸濃度(mg/mL)
m :添加した化合物Aの濃度(mg/mL)
吸着平衡状態におけるタウロコール酸濃度と化合物Aの1gあたりの吸着量の関係を図2に示す。
これより、吸着平衡状態にある化合物Aの1gあたりのタウロコール酸吸着量は1.5gであった。この結果、化合物Aは十分な胆汁酸吸着能を有することが明らかとなった。
本発明により、服用し易くて、副作用が少なく、優れた薬理作用を有する高コレステロール血症治療剤の提供により、高コレステロール血症の治療に対するコンプライアンスの改善が期待される。
化合物Aの1H−NMRチャートを示す。 吸着平衡状態におけるタウロコール酸濃度(Ceq)と化合物Aの1gあたりの吸着量(Г)の関係を示すグラフである。

Claims (7)

  1. 式(I)
    Figure 2005213437
    [式中、R1及びR2は同一又は異なってC1-5のアルキル基を示し、k及びpは同一又は異なって0〜3の整数を示し、m及びnは同一又は異なって1以上の整数を示す。]で表される部分構造を有する化合物又はその薬学的に許容される塩。
  2. 1及びR2が同一又は異なってC1-3のアルキル基であり、k及びpが同一又は異なって0又は1であり、mが10〜500の整数であり、nが10〜100の整数である前記式(I)で表される部分構造を有する化合物又はその薬学的に許容される塩。
  3. 1及びR2が同一又は異なってメチル基又はエチル基であり、kが0であり、pが1であり、mが50〜150の整数であり、nが10〜60の整数である前記式(I)で表される部分構造を有する化合物又はその薬学的に許容される塩。
  4. Figure 2005213437
    [式中、R1、R2、R3、R4及びR5は同一又は異なってC1-5のアルキル基を示し、k及びpは同一又は異なって0〜3の整数を示し、m及びnは同一又は異なって1以上の整数を示す。]で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
  5. 式(II)において、R1、R2、R3、R4及びR5は同一又は異なってC1-3のアルキル基であり、k及びpは同一又は異なって0又は1であり、mは10〜500の整数であり、nは10〜100の整数である請求項4記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  6. 式(II)において、R1、R2、R3、R4及びR5は同一又は異なってメチル基又はエチル基であり、kは0であり、pは1であり、mは50〜150の整数であり、nは10〜60の整数である請求項4記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
  7. 請求項1〜6項記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含有する高コレステロール血症の予防又は治療剤。
JP2004023811A 2004-01-30 2004-01-30 高コレステロール血症の予防又は治療剤 Pending JP2005213437A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004023811A JP2005213437A (ja) 2004-01-30 2004-01-30 高コレステロール血症の予防又は治療剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004023811A JP2005213437A (ja) 2004-01-30 2004-01-30 高コレステロール血症の予防又は治療剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005213437A true JP2005213437A (ja) 2005-08-11

Family

ID=34906705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004023811A Pending JP2005213437A (ja) 2004-01-30 2004-01-30 高コレステロール血症の予防又は治療剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005213437A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7767229B1 (en) Use of poly diallyamine polymers
KR100572785B1 (ko) 신규한 약학 조성물
EP1416942B1 (en) Amine polymers for treating gout and binding uric acid
SU1248533A3 (ru) Способ получени сульфамоилзамещенных производных фенэтиламина или его сол нокислой соли
KR100567751B1 (ko) 콜레스테롤과잉혈증을 치료하기 위한 폴리알릴아민 중합체
TW533203B (en) New crystalline form of omeprazole
JP4772264B2 (ja) リパーゼ阻害物質の新規用途
US20020187120A1 (en) Method for treating gout and reducing serum uric acid
JPH04283566A (ja) 新規なオキサゾロピリジン誘導体、これらの製造法およびそれらを含む製薬組成物
JP2001515934A (ja) 治療的に有用な分解産物を有するポリアンヒドリド
KR100724719B1 (ko) 고분자 미셀을 형성하는 생분해성 분지형 폴리락트산유도체, 및 그의 제조방법 및 용도
JP4358303B2 (ja) 食物ホスフェート又はオキサレート吸収を低下させるための水溶性ポリマー
CN104447491B (zh) 含吡咯环质子泵抑制剂的半富马酸盐及其中间体和医药用途
KR20090087107A (ko) 신규한 결정형
WO2012097697A1 (zh) 阿齐沙坦有机胺盐及其制备方法和用途
JP2005213437A (ja) 高コレステロール血症の予防又は治療剤
JPH0330839A (ja) ポリスチレンアニオン交換ポリマー
JPH0649006A (ja) トラネキサム酸亜鉛化合物
JP2005213438A (ja) 高コレステロール血症の予防又は治療剤
WO2000064428A2 (en) Polyether-based bile acid sequestrants
JPH07309766A (ja) コレステロール低下剤
EP1270001A1 (en) Pharmaceutical composition containing calcium acetate and calcium carbonate
US20160060206A1 (en) Fatty alcohol esters of hydroxycarboxylic acids
CN1449384A (zh) 新颖的酯或酰胺衍生物
JP2008280277A (ja) 腫瘍撮像用mri造影剤