JP2005211586A - ゲーム装置及びゲームプログラム - Google Patents

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Abstract


【課題】 図柄の組み合わせを用いるゲーム装置において、ゲームの種類やゲームの参加人数等において適用範囲を広くすること、また、複数回の操作と各操作により得られるゲーム要素の組み合わせとにより競技性や戦略性を持たせて趣向性を向上させること。
【解決手段】 複数の図柄を可変表示する図柄表示手段4と、図柄表示手段4に表示する図柄を選択すると共に、当該選択した図柄に基づいてゲーム要素を取得するゲーム要素取得手段2と、ゲーム要素取得手段2で取得したゲーム要素に基づいて取得領域の多寡を競うゲーム処理を行うゲーム処理手段3と、ゲーム処理手段3の処理結果を表示するゲーム表示手段5を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ゲーム装置及びゲームプログラムに関する。
複数の図柄を配置した図柄列を変動させ、遊技者の操作によって当該変動を停止させて、表示された図柄の組み合わせを競う遊技機は、例えばスロットゲーム機として知られている。
例えば、一般的なスロットマシンでは、前面パネルの背面に3列のリールが並設され、各リールの表面には種々の図柄が描かれている。図柄は窓を通して観察することができる。これらのリールは駆動機構を備え、遊技者はスタートレバーを操作することによりリールの回転を開始させる。このリールの回転により、窓には各列の図柄が回転移動表示される。遊技者は、移動する図柄を観察しながらストップボタンを押すことによって各リールの回転を停止させる。各リールはストップボタンの操作タイミングに応じた図柄を表示する。窓には複数の入賞ラインが設けられており、何れかの入賞ライン上に所定の組み合せの図柄が表示されると、その図柄の組み合わせに応じた入賞が得られる。遊技者は入賞ライン上に所定の組み合せの図柄が表示されるように、ストップボタンを押すタイミングを競う。
一般に、入賞態様には大当たり入賞、中当たり入賞、小当たり入賞等のあり、入賞ライン上の図柄の組み合わせによって得ることができる。入賞態様はスタートレバーの操作時に乱数抽選によりストップボタンを押す前の時点で決定され、遊技者はこの抽選で決定した入賞の図柄の組み合わせを入賞ライン上に停止させることにより、入賞を得ることができる。
このリールを用いてトランプゲーム等のゲームを行うスロットマシンが提案されている。このスロットマシンでは、通常3個のリールに対して5個のリールを備え、各リールにトランプカードの絵柄を配列し、入賞ライン上に停止したトランプカードの絵柄によりポーカーゲームを行うものである。このスロットマシンでは、リールに分配し得る絵柄の個数に制限があるため、表示されるカードの表示形態が限られるという問題がある。
そこで、1から13の整数を配列したリールと、カードのスート(スペード,ハート,クラブ,及びダイヤ等のカードの種類)を配列したリールとに分け、数とスートとの組み合わせによってトランプの絵柄を表現することによって、通常のポーカーゲームの状態をマシン上で再現するスロットマシンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−248201号公報
上記したスロットマシンは、ポーカーゲームの状態をマシン上で再現することを目的とするものであり、スロットマシンが備えるリールはトランプゲームの絵柄を表示する表示手段として用いているに過ぎない。そのため、このスロットマシンに適用することができるゲームは、リールが停止した時点においてリール上に表示された絵柄の組み合わせのみによって勝敗が定まるものに限定されることになる。
そのため、1回のリール操作でゲームが終了するようなポーカーゲーム等の単純なゲームに限られる。また、一組の絵柄の組み合わせのみで勝敗が定まるため、一人の遊技者による一人ゲームには適用することができるが、複数人によるゲームには不適である。
したがって、従来のスロットマシンのリールを用いゲーム装置のように図柄の組み合わせを用いたゲーム装置では、ゲームの種類やゲームの参加人数等においてゲームの適用範囲が狭いという問題がある。
そこで、本発明は、前記した課題を解決して、図柄の組み合わせを用いるゲーム装置において、ゲームの種類やゲームの参加人数等において適用範囲を広くすることを目的とし、また、複数回の操作と各操作により得られるゲーム要素の組み合わせとにより競技性や戦略性を持たせて趣向性を向上させることを目的とする。
本発明は、図柄を選択させるため表示手段と、ゲーム状態を表示する表示手段とを備えることにより、表示図柄に制限されることなく種々のゲームへの適用が可能となり、また、一人ゲームに限らず複数の参加人数を可能として、ゲームへの適用範囲を広げることができる。
また、ゲームの勝敗を1回の操作で決まる単なる図柄の組み合わせではなく、複数回の操作と各操作により得られるゲーム要素の組み合わせとをゲームに組み込むことによって、ゲームに競技性や戦略性を持たせて趣向性を向上させることができる。
本発明なゲーム装置の形態及びゲームプログラムの形態とすることができる。
本発明のゲーム装置の形態は、複数の図柄を可変表示する図柄表示手段と、図柄表示手段に表示する図柄を選択すると共に、当該選択した図柄に基づいてゲーム要素を取得するゲーム要素取得手段と、ゲーム要素取得手段で取得したゲーム要素に基づいて取得領域の多寡を競うゲーム処理を行うゲーム処理手段と、ゲーム処理手段の処理結果を表示するゲーム表示手段を備える。
図柄表示手段は、例えば、リール上に設けた複数の図柄を回転させる等によって変動させて表示させ表示装置等の機構であり、複数のリールを用いることによって複数種の図柄の組み合わせを表示することができる。ゲーム要素取得手段は、図柄表示手段に表示する図柄を選択する選択機能と、選択した図柄に基づいてゲーム要素を取得するゲーム要素取得機能を備える。
ここで、ゲーム要素はゲームを構成し、またゲームを進める上で用いる要素であり、例えば、こまの動きや遊技者の遊技順であり、具体的なゲーム要素は各ゲームの規則(ルール)に応じて定まる。
ゲーム要素取得手段は、選択した図柄の組み合わせに基づいてゲーム要素を定め、このゲーム要素によりゲームを構成し進めることによって、一つの表示図柄のみで勝敗を決めることなく、ゲームに競技性や戦略性を持たせることができる。また、ゲーム要素取得手段で選択した図柄は、図柄表示手段に表示される。
ゲーム処理手段は、ゲーム要素取得手段で取得したゲーム要素に基づいて取得領域の多寡を競うゲーム処理を行い、処理結果をゲーム表示手段に表示する。取得領域の多寡によるゲーム処理は、複数の分割領域から構成される所定領域について、その分割領域をより多く取得することにより、ゲームの勝敗を決めるものである。
ゲーム処理手段は、上記ゲーム処理を行う構成として、ゲーム要素取得手段で取得したゲーム要素に基づいて、所定領域を構成する複数の分割領域について分割領域の特定及び所属を定めて、どの分割領域がいずれの遊技者に所属するかを定めることにより、所定領域の区分を行う領域区分手段と、領域区分手段で区分した領域区分状態を記憶する領域記憶手段と、領域記憶手段に記憶される領域区分状態に基づいて分割領域の多寡を判定する領域判定手段を備える。
したがって、領域区分手段は、ゲーム要素に基づいて、分割領域を特定すると共に、その特定した分割領域がいずれの遊技者に所属するかを定める。また、領域区分手段は、ゲーム規則に従いゲーム要素に基づいて分割領域の所属を変更する。例えば、ゲーム要素により、一方の遊技者の領域が他方の遊技者の領域によって挟まれるといった領域区分状態に至った場合には、挟まれた当該領域の所属を変更して他方の遊技者の領域とする。
図柄表示手段は、複数の図柄を配置した図柄列を外周上に設けて回転駆動する少なくとも一つの機械的リール、又は複数の図柄を電気的に循環表示させる少なくとも一つの電気的リールを有する構成とすることができる。
ゲーム要素取得手段は、この図柄表示手段が備える機械的リールや電気的リールの回転駆動や循環表示の開始や停止を制御する。例えば、スタートスイッチにより機械的リールの回転駆動又は電気的リールの循環表示を開始し、ストップスイッチにより回転駆動又は循環表示を停止する制御を行う。このゲーム要素取得手段によって停止制御されたリールの停止状態から、図柄及びゲーム要素を取得する。
選択した図柄が不適切な図柄である場合の処理処として、図柄を再選択する処理と適切な図柄が選択されるまでずらす処理とがある。
選択した図柄が不適切な図柄である場合において、ゲーム要素取得手段が備える第1の処理形態は再選択指示手段を備える形態である。この再選択指示手段は、選択した図柄が不適切な図柄である場合に、機械的リールの回転駆動又は電気的リールの循環表示の開始及び停止を再度行わせて図柄を再選択させる。
ゲーム要素取得手段が備える第2の処理形態は次図柄選択手段を備える形態である。この次図柄選択手段は、選択した図柄が不適切な図柄である場合に、機械的リールの回転駆動又は電気的リールの循環表示の停止位置を適切な図柄までずらす処理を行う。
図柄表示手段及びゲーム表示手段は、共通の液晶表示面上に形成して共に液晶表示とする他、図柄表示手段は機械的表示としゲーム表示手段は液晶表示とすることもできる。
図柄表示手段は機械的表示としゲーム表示手段は液晶表示とする表示形態では、ゲーム表示手段は透過型の液晶表示面上に形成し、機械的リールの図柄表示手段は前記透過型液晶表示面の裏面に配置し、透過型液晶表示面を透過させて機械的リールのリール表示を表示する構成とすることができる。
また、対戦形式のゲーム構成とする場合には、各遊技者別に図柄表示手段を備える。ゲーム要素取得手段は各遊技者別に設定した図柄表示手段に対して取得した図柄を表示する。この構成により、各遊技者は他の遊技者に干渉されることなく図柄を選択し、選択した図柄を知ることができる。
また、ゲーム表示手段は、各図柄表示手段に対してそれぞれ設ける構成とする他、複数の図柄表示手段に対して1つ設ける構成とすることもできる。各図柄表示手段に対してゲーム表示手段をそれぞれ設ける構成によれば、各遊技者のゲーム状態に即した演出表示を行うことができる。この形態によれば、ネットを介して行うゲーム形態への適用が容易となる。
また、複数の図柄表示手段に対してゲーム表示手段を1つ設ける構成によれば、各遊技者はそれぞれに用意した図柄表示手段によって各自の図柄の選択と表示を行い、全遊技者が1つのゲーム表示手段を共通して観察することができる。また、遊技者以外の観客も共通のゲーム表示手段により観戦することができる。
本発明のゲームプログラムの形態は、複数の図柄の変動状態及び停止状態を表示する工程と、複数の図柄を変動させて停止位置における図柄からゲーム要素を取得する工程と、取得したゲーム要素から特定要素を取り出し、当該特定要素を用いて所定領域を構成する複数の分割領域の一つを特定するステップと、前記取得したゲーム要素から所属要素を取り出し、前記特定した分割領域の所属を定めるステップと、当該所属を定めた分割領域に対して、他の所属の分割領域を挟んで縦、横、斜めのいずれかに存在する同じ所属の分割領域を抽出するステップと、前記分割領域間で挟まれる他の所属の分割領域の所属を変更するステップを含んで所定領域を区分して所属を定める工程と、所定領域において区分された分割領域の所属の多寡を判定する工程とをコンピュータに実行させるためのゲームプログラムである。
このゲームプログラムによりコンピュータを実行させることにより、図柄の選択によりゲーム要素を取得し、取得したゲーム要素に基づいて所定領域を区分して所属を定め、区分された分割領域の所属の多寡を判定して、ゲーム処理を行う。
本発明によれば、図柄の組み合わせを用いるゲーム装置において、ゲームの種類やゲーム人数等において適用範囲を広くすることができる。また、複数回の操作と各操作により得られるゲーム要素の組み合わせとにより競技性を高めて趣向性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1は本発明のゲーム装置の構成を説明するための概略ブロック図である。ゲーム装置1は、複数の図柄を可変表示する図柄表示手段4と、図柄表示手段4に表示する図柄を選択すると共に、選択した図柄に基づいてゲーム要素を取得するゲーム要素取得手段2と、ゲーム要素取得手段2で取得したゲーム要素に基づいて取得領域の多寡を競うゲーム処理を行うゲーム処理手段3と、ゲーム処理手段3の処理結果を表示するゲーム表示手段5を備える。
ゲーム要素取得手段2は、図柄表示手段4に表示する図柄を選択する選択機能と、選択した図柄に基づいてゲーム要素を取得するゲーム要素取得機能を備える。ゲーム要素取得手段2は、例えば、複数の図柄からなる図柄列が表面に表示されたリール体を複数備え、この各リール体を個別に回転駆動させ、遊技者が選択するタイミングで停止させることにより、図柄を選択する。選択した図柄は、図柄表示手段4に表示される。
複数のリール体にはそれぞれ図柄列が設けられており、リール体を個別に停止させることにより種々の組み合わせの図柄を選択することができる。図柄は、数字、文字、絵柄など任意に設定することができる。
このリール体の回転は、例えば、スタートレバー等のスタートスイッチ7の操作により開始する。複数のリール体は、スタートスイッチ7の操作によって一斉に回転を開始させることも、個別に回転を開始させることもできる。また、回転している複数のリール体は、ストップスイッチ8の操作によって停止させる。リール体の停止は、リール体毎に設けたストップスイッチにより個別に行うことができる。
遊技者はスタートスイッチ7を操作することにより、当初停止しているリール体の回転を開始させ、所定速度に達した後、ストップスイッチ8を操作して個々のリール体の回転を停止させる。この停止により、図柄表示手段4には選択された図柄が表示される。なお、選択された図柄の前後の図柄を表示するようにしてもよい。
この際、遊技者は、回転中のリールの図柄表示を観察しながら、所望とする図柄が表示されるように、タイミングを計ってストップスイッチ8を操作することになる。複数のリール体について同様のストップスイッチ8の操作を行うことによって、複数の図柄の組み合わせが選択される。図柄表示手段4は、この選択された複数の図柄の組み合わせを表示する。
また、ゲーム要素取得手段2は、この選択した図柄に基づいてゲーム要素を取得する。ゲーム要素はゲームを構成し、またゲームを進める上で用いる要素であり、各ゲームの規則(ルール)に応じて定まる。例えば、ゲーム盤上でこまを移動させることによってゲームを進める場合には、このこまをゲーム盤にどの位置にどのように移動させるかといった動きや、こまを操作する遊技者の遊技順等をゲーム要素とすることにより、ゲームが行われる。
ゲーム要素取得手段2は、選択した図柄の組み合わせに基づいてゲーム要素を定める。例えば、図柄や図柄の組み合わせにより、こまの移動先の位置や他のこまの処理などのこまの動きや、こまを移動させる遊技者を定める。ゲーム処理手段3は、このゲーム要素取得手段2で取得したゲーム要素を用いてゲーム規則に基づいてゲーム処理を行い、ゲームの勝敗を決定する。
従来のスロットマシンを用いたゲーム装置では、選択した図柄の組み合わせ自体によってゲームの勝敗が定まるのに対して、本発明のゲーム装置のゲーム要素取得手段2は、選択した図柄の組み合わせによりゲーム要素を定め、このゲーム要素を用いてゲーム処理手段3にゲーム処理を行わせてゲームの勝敗を決定するものである。
この選択図柄のみを用いることと、選択図柄から定まるゲーム要素を用いることとの相違は、上記したようにゲーム処理形態において相違が現れるほか、表示形態においても相違が現れる。
本発明のゲーム装置1は、表示部6として図柄表示手段5とゲーム表示手段5とを備え、ゲーム要素取得手段2で選択した図柄を図柄表示手段5に表示すると共に、選択図柄から定まるゲーム要素を用いてゲーム処理手段3で行われたゲーム処理結果をゲーム表示手段5に表示する。遊技者は、図柄表示手段5を観察することによって、選択する図柄が表示されるようにストップスイッチ8を押すタイミングを調整することができる。また、遊技者は、ゲーム表示手段4を観察することによって、ゲーム要素で定まるゲーム状態を検討し、ゲーム戦略等を組み立てることができる。
これに対して、従来のスロットマシンを用いたゲーム装置では、図柄表示とゲーム表示とは一体であって、本発明のようなゲーム要素が組み込まれる余地はなく、ゲーム性や競技性を得ることはできない。
図2,3は表示部の一例を説明するための図である。図2に示す表示部は、図柄表示手段4とゲーム表示手段5とを同一に液晶画面上に並設する構成例である。
図柄表示手段4は電気的にリール表示を行うものであり、スロットマシンの各リールを表すリール表示4R,4C,4Lを液晶表示する。なお、リール表示の個数は3個に限るものではなく、ゲーム要素に応じて設定することができる。図柄表示手段4の各リール表示は、複数の図柄がからなる図柄列を順に回転して循環表示するものであり、スタートスイッチ7によって回転を開始し、ストップスイッチ8によって回転を停止する。
ここでは、全リール表示はスタートスイッチ7によって回転表示を開始する。回転表示では、図柄列が移動する動作表示を行う。図柄2ではこの動作表示を矢印で示している。なお、各リール表示は回転開始を同時に行う他に、個別に行うようにしてもよい。リール表示4R,4C,4Lは各ストップスイッチ8R,8C,8Lによって独立して個々に回転を停止し、停止時に選択された図柄を静止表示する。なお、ストップスイッチ8(8,8C,8L)の個数は、図柄表示手段4のリール表示(4R,4C,4L)の個数に合わせて設けるほか、1つのストップスイッチで各リール表示を順に停止させる構成とすることもできる。
ゲーム表示手段5はゲーム状態を液晶表示する部分である。図2に示すゲーム表示手段5にはゲーム領域を表す格子が液晶表示されている。取得した領域の多寡を競ういわゆる陣取りゲームを例とする場合には、この格子部分は全領域を分割して得られる1つの分割領域を表す。また、図2例では、ゲームに説明やゲームの進行状態を表すゲーム情報を表示するゲーム情部6aを備えている。
上記したゲーム表示手段の構成によれば、遊技者は図柄表示手段4とゲーム表示手段5のそれぞれが表示する表示内容を1つの液晶画面上で観察することができる。
図3に示す表示部は、機械的リールを回転表示する図柄表示手段4と、液晶表示を行うゲーム表示手段5とを層状に備える構成例であり、ゲーム表示手段5を液晶表示する液晶表示面の背面部分に図柄表示手段4の機械的リールを回転及び停止自在に設けることで構成する。
液晶表示面は、例えば、透明ガラス基板間に液晶素材を挟んだ構成であり、基板に印加する電圧制御によって表示内容を表示するほか、透明状態とすることができる。液晶表示面を透明状態とすることにより、背面部分に設けた機械的リールを透明ガラス基板を通して観察することができる。
図3(a)は図柄表示手段4とゲーム表示手段5とを重ねて示している。図3(b)はゲーム表示手段5の液晶表示面を透明状態として、背面部に設けた機械的リールの図柄表示手段4を表示した状態を示し、また、図3(c)はゲーム表示手段5の液晶表示面にゲーム表示を行った表示状態を示している。
図3(b)の状態によれば、ゲーム表示手段5の透明ガラス基板を通して機械的リールの回転表示及び停止状態の図柄を観察することができる。
また、ゲーム表示手段5の液晶表示面の制御によって、機械的リールの図柄表示と液晶表示のゲーム表示とを同時に行うこともできる。
図4は、各リール表示の図柄列の一例を示す図である。図4(a)〜(d)は遊技者が2人までの場合の図柄列の例であり、図4(e)〜(h)は遊技者が4人までの場合の図柄列の例である。また、各例共、3個のリールの場合について示しているが、リールの個数は3個に限らずゲームに応じて設定することができる。
図4(a)に示す3個のリールの1つには、○,●,△,…等のマークから成る図柄列が設けられ、他のリールには1〜7の数字から成る図柄列が設けられ、別のリールには遊技者を定めるマーク(図4(a)では2種類の星印で示している)から成る図柄列が設けられている。
これらの図柄の組み合わせによってゲーム要素を定めることができる。図4(b)〜(d)は、図柄の組み合わせによるゲーム要素の例を示している。例えば、図4(b)において、“○”のマークによる図柄と“1”の数字による図柄との組み合わせによって、ゲーム要素であるゲーム盤上の位置の柄を特定し、また、星印(黒で表示)の図柄によってはゲーム要素である遊技者の所属(ここでは遊技者Aとする)を表している。これは、図3(c)において、縦列の第1番目の“○”と横列の第1番目の“1”とが交差する格子枠の位置を特定し、この位置に示したAによってこの領域の所属が遊技者Aであることを示している。
また、図4(c)において、“△”のマークによる図柄と“3”の数字による図柄との組み合わせによって、ゲーム要素であるゲーム盤上の位置の柄を特定し、また、星印(白で表示)の図柄によってはゲーム要素である遊技者の所属(ここでは遊技者Bとする)を表している。これは、図3(c)において、縦列の第3番目の“△”と横列の第3番目の“3”とが交差する格子枠の位置を特定し、この位置に示したBによってこの領域の所属が遊技者Bであることを示している。
また、図4(e)に示す3個のリールの1つには、○,●,△,…等のマークから成る図柄列が設けられ、他のリールには1〜7の数字から成る図柄列が設けられ、別のリールには遊技者を定めるマーク(図4(e)では4種類のマーク(P1〜p4)で示している)から成る図柄列が設けられている。
これらの図柄の組み合わせによってゲーム要素を定めることができる。図4(f)〜(h)は、図柄の組み合わせによるゲーム要素の例を示している。例えば、図4(f)において、“○”のマークによる図柄と“5”の数字による図柄との組み合わせによって、ゲーム要素であるゲーム盤上の位置の柄を特定し、また、“P1”の図柄によってはゲーム要素である遊技者の所属(ここでは遊技者P1とする)を表している。これは、図3(c)において、縦列の第1番目の“○”と横列の第5番目の“5”とが交差する格子枠の位置を特定し、この位置に示したP1によってこの領域の所属が遊技者P1であることを示している。
また、図4(g)において、“△”のマークによる図柄と“5”の数字による図柄との組み合わせによって、ゲーム要素であるゲーム盤上の位置の柄を特定し、また、“P2”の図柄によってはゲーム要素である遊技者の所属(ここでは遊技者P2とする)を表している。これは、図3(c)において、縦列の第3番目の“△”と横列の第5番目の“5”とが交差する格子枠の位置を特定し、この位置に示したP2によってこの領域の所属が遊技者P2であることを示している。
また、図4(a),(e)の各リール中に共通する図柄を設け、これら全て揃ったときに何らかのゲーム要素を対応付けることもできる。例えば、各リール中に“7”の数字を設け、図4(d),(h)のように、全リールについて“7”の数字の図柄が揃った場合には、現在ゲームを行っている遊技者は相手、あるいは所定のゲーム規則で定められた遊技者の領域の所属を変更する等の特別なゲーム処理を行う。
なお、図柄4に示したリールの例は一例であり、リールの個数、一リールの表面に設けられる図柄の数,種類、配置順等は任意に設定することができる。また、各リールの径や回転速度は任意に定めることもできるが、リールの径、図柄の数、回転速度を全リールについて同じとすることにより、遊技者が観察する際の図柄の移動速度を各リールについて同一とすることができる。
また、リールの径や図柄の数や回転速度をリール毎に変えることよって、遊技者が観察する際の図柄の移動速度を各リールで異ならせることができる。
なお、図柄表示を液晶等の電気的リールで表示する場合には、リールの径や回転速度等は、移動表示する画像の変化速度を調整することにより変更することができる。
次に、本発明のゲーム装置の動作例について、図5のフローチャート、図6〜図8の表示例を用いて説明する。なお、以下では、複数の分割領域からなる所定の領域において、その分割領域を取得し、取得した分割領域に基づいて領域の多寡を競う、いわゆる陣地取りゲームを例として説明する。
ゲームの開始に際して、遊技者の人数を選択し(ステップS1)、必要があれば遊技者の名前やニックネーム等の識別名を設定する。なお、ゲーム装置において識別名の設定は任意とすることができるが、識別名の設定により、ゲーム表示面上に識別名を表示することができる(ステップS2)。
ゲームを開始した後(ステップS3)、遊技を行う遊技者を選択する。この遊技者の選択は、予め遊技順を定めておき、この遊技順に従って順に行うことができる(ステップS4)。
選択された遊技者は、スタートスイッチを操作してリールの回転を開始し、次にストップスイッチを操作して回転表示されるリールを停止させる。なお、ストップスイッチの操作は、リールの回転速度が所定速度を超えるまでは動作せず、所定速度を超えてはじめて動作可能とするように制御することによって、低回転速度時における停止動作の容易性を除くことができる。
遊技者がストップスイッチを操作すると、各リールにおいてその操作時点で停止表示される図柄が決定する。これにより、図柄の組み合わせも決定し、これに伴ってゲーム要素も定まる。また、ゲーム要素取得手段では、この図柄の組み合わせに伴うゲーム要素を取得することになる(ステップS5)。
ステップS5における図柄の組み合わせの選択操作について、図6,7,8を用いて説明する。なお、ここでは、遊技者A,Bの二人によりゲームを行う場合について示している。
遊技者Aの遊技順であるとき、図柄表示手段には停止表示されたリールが表示され、「Aさんの番です」、「リールをスタートさせてください。」の指示が表示される(図6(a))。この指示に従って、遊技者Aがスタートスイッチを操作することにより、リールは回転を開始する。図柄表示手段には回転表示されたリールが表示され、「Aさんの番です」、「リールを止めて、図柄を選択してください。」の指示が表示される(図6(b))。ストップスイッチを操作する毎にリールの回転が停止し、リール毎に図柄が停止表示される。図6(c)は、図中左端のリールが停止し、“●”の図柄が表示された状態を示している。
全てのリールを停止させると、図柄表示手段には停止表示されたリールが表示され、「Aさんの番です」、「図柄の組み合わせは「●の2」で、Aさんの所属となります」が表示される。なお、ここでは、図柄表示手段に“●”,“2”,“☆”が表示され、“☆”は選択した図柄の組み合わせが遊技者の所属を示すものとする(図6(d))。
この図柄の組み合わせの選択によって、ゲーム要素である分割領域の位置と所属が定まる。図6(e)は、決定した分割領域の位置と所属の状態がゲーム表示手段に表示され、「Aさんの番です」、「●の2はAさんの陣地になります」が表示される。
次に、遊技者の順は遊技者Aから遊技者Bに切り替わる。遊技者Bの遊技順において、図柄表示手段には停止表示されたリールが表示され、「Aさんの番です」、「リールをスタートさせてください。」の指示が表示される(図6(f))。この指示に従って、遊技者Bがスタートスイッチを操作することにより、リールは回転を開始する。図柄表示手段には回転表示されたリールが表示され、「Bさんの番です」、「リールを止めて、図柄を選択してください。」の指示が表示される(図6(g))。ストップスイッチを操作する毎にリールの回転が停止し、リール毎に図柄が停止表示される。図6(h)は、図中左端のリールが停止し、“○”の図柄が表示された状態を示している。
全てのリールを停止させると、図柄表示手段には停止表示されたリールが表示され、「Bさんの番です」、「図柄の組み合わせは「○の1」で、Aさんの所属となります」が表示される。なお、ここでは、図柄表示手段に“○”,“1”,“☆”が表示される(図6(i))。
この図柄の組み合わせの選択によって、ゲーム要素である分割領域の位置と所属が定まる。図6(j)は、決定した分割領域の位置と所属の状態がゲーム表示手段に表示され、「Bさんの番です」、「白の1はBさんの陣地になります」が表示される。
次に、遊技者の順は遊技者Bから再び遊技者Aに切り替わる。遊技者Aの遊技順において、図柄表示手段には停止表示されたリールが表示され、「Aさんの番です」、「リールをスタートさせてください。」の指示が表示される(図7(a))。この指示に従って、遊技者Aがスタートスイッチを操作することにより、リールは回転を開始する。図柄表示手段には回転表示されたリールが表示され、「Aさんの番です」、「リールを止めて、図柄を選択してください。」の指示が表示される(図7(b))。ストップスイッチを操作する毎にリールの回転が停止し、リール毎に図柄が停止表示される。図7(c)は、図中左端のリールが停止し、“△”の図柄が表示された状態を示している。
全てのリールを停止させると、図柄表示手段には停止表示されたリールが表示され、「Aさんの番です」、「図柄の組み合わせは「△の3」で、Aさんの所属となります」が表示される。なお、ここでは、図柄表示手段に“△”,“3”,“★”が表示され、“★”は選択した図柄の組み合わせが相手者の所属を示すものとする(図7(d))。
この図柄の組み合わせの選択によって、ゲーム要素である分割領域の位置と所属が定まる。図7(e)は、決定した分割領域の位置と所属の状態がゲーム表示手段に表示され、「Aさんの番です」、「△の3はBさんの陣地になります」が表示される。
ここで、●の2の位置のAの陣地は、○の1のBの陣地と△の3の位置のBの陣地に斜め方向で挟まれるため、陣地の所属が変更される。図7(f)は、所属が変更した状態がゲーム表示手段に表示され、「Aさんの番です」、「現在の陣地はこうなります」が表示される。また、図7(g)のゲーム表示手段には、さらにゲームが進行した状態が表示されている。
図8は、特定のゲーム要素が選択された場合のゲーム処理の状態、及びゲーム終了の状態を示している。
ここで、“7”,“7”,“7”の図柄の組み合わせを特定のゲーム要素を選択する組み合わせとする。
遊技者Aの遊技順であるとき、図柄表示手段には停止表示されたリールが表示され、「Aさんの番です」、「リールをスタートさせてください。」の指示が表示される(図8(a))。この指示に従って、遊技者Aがスタートスイッチを操作することにより、リールは回転を開始する。図柄表示手段には回転表示されたリールが表示され、「Aさんの番です」、「リールを止めて、図柄を選択してください。」の指示が表示される(図8(b))。ストップスイッチを操作する毎にリールの回転が停止し、リール毎に図柄が停止表示される。図8(c)は、図中左端のリールが停止し、“7”の図柄が表示された状態を示している。
全てのリールを停止させると、図柄表示手段には停止表示されたリールが表示され、「Aさんの番です」、「図柄の組み合わせは「7、7,7」で、Aさんの所属となります」が表示される。なお、ここでは、図柄表示手段に“7”,“7”,“7”が表示され、このときは、操作者である遊技者に所属するものとする(図8(d))。
この図柄の組み合わせの選択によって特定のゲーム要素が選択される。特定のゲーム要素として、相手の分割領域(陣地)を取得することができるものとする。図8(e)において「Aさんの番です」、「陣地を選択してください」が表示され、取得する陣地の指定を促す。
ここで、遊技者Aが“□の1”を選択した場合には、ゲーム表示手段の表示は、選択した位置において“B”から“A”に変更され(図8(f))、さらに、この変更によって、“□の1”と“○の5”で挟まれる斜めの“B”の陣地が“A”の陣地に反転して変更される(図8(g))。
ゲームの終了時には、最終の盤面が表示され、「ゲーム終了」、「陣地はこうなりました。」「「13対12」でAさんの勝ちです。」が表示される(図8(h))。
ストップスイッチの操作で決定した図柄の組み合わせについて、その図柄の組み合わせの適・不適を判定し、不適な図柄の組み合わせである場合には、ステップS5によって図柄の組み合わせの取得を再度行う。不適な図柄の組み合わせとしては、例えば、その図柄の組み合わせが前の図柄の組み合わせ取得において既に取得されていたり、ゲーム処理上において使用が不適当である場合などがある。この図柄の組み合わせの適・不適を判定を行うために、従前において取得した図柄の組み合わせを記憶しておき、選択した図柄の組み合わせと既出の組み合わせとを比較する判定や、選択した図柄の組み合わせがゲーム処理上において使用が不適当な図柄の組み合わせであるか否かの判定を行う(ステップS6)。
選択した図柄の組み合わせが適している場合には、その図柄の組み合わせが特定の組み合わせか(例えば、前記図4で示した“777”のような特定のゲーム要素を定めた図柄の組み合わせ)を判定する(ステップS7)。
特定の図柄の組み合わせである場合には、その組み合わせに対して設定しておいたゲーム要素に基づいてゲーム処理を行う。特定の図柄の組み合わせが、例えば、前記図4で示した“777”のような特定のゲーム要素を定めている場合には、そのゲーム要素に従ったゲーム処理を行う。例えば、当該遊技者は、相手に所属する分割領域(陣地)を選択する。ゲーム処理は、選択された分割領域(陣地)を当該遊技者の分割領域(陣地)に変更する。なお、このゲーム処理は一例であり、ゲーム規則に応じて任意に定めることができる(ステップS8)。
一方、特定の図柄の組み合わせでない場合には、図柄の組み合わせに応じたゲーム要素に基づいてゲーム処理を行って、分割領域(陣地)を選択し、選択した分割領域を遊技者の所属とする(ステップS9)。
ステップS8,9により定められた分割領域(陣地)について、これ以上分割領域(陣地)の変動が可能であるかを判定し、ゲームが実質的に終了しているか否かを判定する(ステップS10)。
ゲームが終了していない場合には(ステップS11)、ステップS4に戻って、次の遊技者によって前記ステップS5〜ステップS11の工程を繰り返す。
一方、ゲームが終了した場合には(ステップS11)、分割領域(陣地)の多寡を判定してゲームの勝敗を判定し(ステップS12)、勝敗の結果をゲーム表示手段に表示する(ステップS13)。
図9は、本発明のゲーム装置の配置構成を説明するための図である。図9(a)は、一台の装置により構成する例であり、図9(b)は複数台の装置により構成する例である。
図9(a)において、ゲーム装置は、1つの表示部6に対して、スタートスイッチ7とストップスイッチ8の組から成るストップ部を2組備えた構成とし、1台のゲーム装置によって2人の遊技者が利用することができる。
また、図9(b)において、ゲーム装置は、1つの表示部6に対して、スタートスイッチ7とストップスイッチ8の組から成るストップ部を1組備えた構成とし、このゲーム装置を複数台(図では2台)配置し、複数台のゲーム装置によって複数人の遊技者が利用することができる。
また、図9(b)の構成においては表示部に図柄表示手段とゲーム表示手段を設け、1つの表示画面上に図柄表示とゲーム表示を行う構成について示しているが、ゲーム表示を行うゲーム表示部をゲーム表示部6から分離し、ゲーム表示手段のみを独立させる構成とすることもできる。この構成によれば、複数の遊技者や観客は、独立して設けられたゲーム表示手段により観戦することができる。
なお、上記構成は、ゲームセンター等にゲーム装置を配置する例を示しているが、ゲームを対戦形式で行う場合には、ネットワークを介して行う構成とすることもできる。
次に、本発明のゲーム装置のより詳細な構成例について説明する。以下では、選択した図柄の組み合わせが不適である場合の処理について、異なる2つの形態について説明する。
第1の形態は、選択した図柄が不適切な図柄である場合に、機械的リールの回転駆動又は電気的リールの循環表示の開始及び停止を再度行って図柄を再選択させる形態であり、そのための構成として再選択指示手段を備える。
また、第2の形態は、選択した図柄が不適切な図柄である場合に、機械的リールの回転駆動又は電気的リールの循環表示の停止位置を適切な図柄までずらす形態であり、そのための構成として次図柄選択手段を備える。
上記第1の形態について、図10のブロック構成図及び図11のフローチャートを用いて説明する。
図10において、ゲーム装置1の概略構成は前記図1に示した構成と同様である。この構成において、ゲーム要素取得手段2は、図柄選択手段2a,一次記憶手段2b,判定手段2c,図柄記憶手段2d,再選択指示手段2eを備え、ゲーム処理手段3は、領域区分手段3a,領域記憶手段3b,領域判定手段3c,ゲーム規則記憶手段3dを備える。
なお、表示手段6は図柄表示手段4とゲーム表示手段5とを備え、図柄表示手段4は駆動手段4aによって駆動され、ゲーム表示手段5はゲーム処理手段3及び再選択指示手段2eによってゲーム表示が行われる。
ゲーム要素取得手段2において、図柄選択手段2aは遊技者の操作によって図柄選択を行う手段であり、スタートスイッチ7及びストップスイッチ8(8L,8C,8R)から信号に基づいて図柄選択を行う。一次記憶手段2bは、図柄選択手段2aで選択した図柄を選択操作毎に全リール分の図柄について一時的に記憶する。
判定手段2cは、一次記憶手段2bに記憶した図柄の組み合わせについて、その図柄の組み合わせの適・不適を判定する。適・不適の判定は、図柄記憶手段2dに記憶されている図柄の組み合わせと比較することにより行うことができる。図柄記憶手段2dには、例えば、既に選択した図柄の組み合わせや、ゲームの進行上から表示することが不適な図柄が記憶されており、一次記憶手段2bに記憶されている選択された図柄の組み合わせと、図柄記憶手段2dから読み出した図柄の組み合わせとを比較する。
判定手段2cの判定結果により、選択された図柄の組み合わせが不適な図柄の組み合わせである場合には、再選択指示手段2eは図柄選択手段2aに不適と判断した時点の図柄を再度選択させる。これは、例えば、最初に選択された図柄については、この図柄のみでは図柄の組み合わせの適・不適を判定することができないため、図柄表示手段のリールを停止して図柄表示が行われ、順に図柄を選択する間に不適と判定されたとき、その不適と判定された図柄について図柄表示手段のリールを停止させることなく、再度に選択のタイミングで図柄選択を行う必要があるためである。
判定手段2cの判定結果により、選択された図柄の組み合わせが適である図柄の組み合わせである場合には、ゲーム処理手段のその図柄の組み合わせを伝えると共に、その図柄の組み合わせを図柄記憶手段2dに記憶する。
また、判定手段2cは、駆動手段4aに図柄の組み合わせを伝えて、図柄表示手段4に表示させる。なお、この構成では、スタートスイッチの操作に基づいて、駆動手段4aの駆動を開始させ図柄表示手段4のリールの回転を開始させる。
ゲーム処理手段3において、領域区分手段3aは、判定手段2cから受信した図柄の組み合わせに基づいてこまを配置する位置や遊技者を特定してゲームを構成する領域を区分し、領域記憶手段3bに記憶させる。ゲーム表示手段5は、領域記憶手段3bに記憶されている領域状態を表示する。
また、領域判定手段3cは、領域記憶手段3bに記憶されている領域状態とゲーム規則記憶手段3dに記憶されているゲーム規則に従って領域状態を変更させるかを判定する。領域状態を変更させる場合には、ゲーム表示手段5に表示状態を変更する。
また、ゲームが終了したか否かを判定し、ゲームが終了していない場合には、図柄選択手段2aに信号を送って、次の選択操作を許可する。図柄選択手段2aは、領域判定手段3cから許可信号が届くまでは、スタートスイッチやストップスイッチから信号が入力されても選択操作を行わない。これは、領域の変更状態が確定する前に次の図柄選択が行われることを防ぐためである。なお、入力手段9に領域指定や動作指定を行うこともできる。
図11はゲーム要素取得手段の動作例を説明するためのフローチャートである。
図柄選択手段2aは、スタートスイッチ7からのスタート信号に基づいてリールの回転を開始し(ステップS21)、ストップスイッチ8からのストップ信号を受け取ると図柄選択を開始する(ステップS22)。選択された図柄を一次記憶する(ステップS23)。
判定手段2cは、一次記憶に記憶された図柄の組み合わせについて適・不適を判定し(ステップS24)、不適である場合には、図柄選択手段2aに再選択を指示し(ステップS25)、不適と判定された時点の図柄について一次記憶手段2bの記憶をクリアする(ステップS26)。判定手段2cにおいて適と判定した場合には、適と判定した時点の図柄のリールを停止する(ステップS27)。
前記ステップS22〜ステップS27の工程を全リールについて行い(ステップS28)、図柄の組み合わせを図柄記憶手段2dに記憶し(ステップS29)、一次記憶手段2bをクリアする(ステップS30)。
図柄表示手段4に選択した図柄を表示し(ステップS31)、選択した図柄の組み合わせをゲーム処理手段3に渡す(ステップS32)。
第2の形態について、図12のブロック構成図及び図13のフローチャートを用いて説明する。
第2の形態は、判定手段において選択した図柄が不適と判定した場合の処理において第1の形態と相違しその他の構成は共通であるため、以下では相違する部分についてのみ説明し、共通する部分の説明は省略する。
第2の形態では、判定手段において選択した図柄が不適と判定した場合には、次図柄選択手段により、図柄列において、不適と判定された図柄の次に配置される図柄を順次選択するすべり処理を行って、適と判定される図柄が得られるまで処理を繰り返す形態である。
そのために、ゲーム要素取得手段2は、第1の形態の再選択指示手段2eに代えて次図柄選択手段2fを備える。次図柄選択手段2fは、判定手段2cから不適の判定結果を受け取ると(ステップS44)、リール上の図柄列に並ぶ次の順の図柄を選択し(ステップS45)、前の不適と判定された図柄を一次記憶2bから消去し(ステップS46)、新たに選択した図柄を一次記憶手段2bに記憶する(ステップS47)。この処理を繰り返して、適の図柄の組み合わせを選択する。
図14は、ゲーム装置の制御を行う制御回路10の一構成を説明するためのブロック図である。
スタートスイッチ7a,7b、ストップスイッチ8a,8b(8L,8C,8R)は、インターフェース15を介して入出力バス12に接続され、遊技者の操作によりスタートスイッチ7a,7b、ストップスイッチ8a,8bが操作されると、操作処理はインターフェース15により所定の信号に変換されて入出力バス12に送られる。入出力バス12にはCPU11が接続され、データ信号やアドレス信号が入力される。
また、入出力バス12には、ROM13やRAM14等の記憶手段が接続される。ROM13は、ゲーム装置のゲームを制御する制御プログラムが記録され、また、制御プログラムを実行するための初期データや、表示装置20を制御する表示制御プログラム等も記録されている。RAM14は、上記プログラムで使用するフラグや変数の値を記憶する。変数としては、画面に表示される図柄や位置の情報があり、CPU1はこの情報を基にして各種判定を行う。なお、プログラム等は、ROMやRAM等の半導体記録媒体のほか、光磁気ディスク等の他の記録媒体に記憶してもよい。
また、入出力バス12にはインターフェース16が接続される。インターフェース16には、表示装置20やスピーカ21等の出力系の周辺機器が接続され、CPU11の演算結果に応じてこれら周辺機器を制御する駆動信号や駆動電力が供給される。
表示装置20は、インターフェース16との間に映像表示処理装置(VDP)17,ビデオRAM(VRAM)18が接続される。VDP17は、CPU11から発せられる画像表示命令によりVRAM18に設けられた画像データに基づいて表示装置20を駆動するための駆動信号を形成する。これにより、LCDディスプレイやCRTディスプレイ等の表示装置20に図柄やゲームの画像を表示する。VDP17,VRAM18,表示装置20は表示手段を構成する。
次に、本発明の第3の形態について説明する。このゲーム装置の形態は対戦型ゲームで、複数の遊技者が同時にストップスイッチを操作して図柄の選択を行い、同種の図柄の組み合わせを選択した場合には、優先権のある遊技者がその図柄の組み合わせを取得するものである。
本発明の第3の形態について、図15のブロック構成図及び図16のフローチャートを用いて説明する。
第3の形態は、図柄選択手段及び判定手段の処理において第1,2の形態と相違しその他の構成は共通であるため、以下では相違する部分についてのみ説明し、共通する部分の説明は省略する。
第3の形態において、図柄選択手段2aは各遊技者の図柄選択機能を備える。各図柄選択機能は、各遊技者によるスタートスイッチの操作又はスタートスイッチ機能によりリールの回転を開始し、各遊技者のストップスイッチ8a,8bの操作信号に基づいてリールを停止させて図柄の選択を行う。これにより、各遊技者は、各自の判断に基づいて所望とする図柄の組み合わせが出るようにストップスイッチを操作して、それぞれに図柄の組み合わせを選択する。ゲーム処理は、各遊技者に選択された図柄の組み合わせに応じたゲーム要素に基づいて行われる。
この図柄の組み合わせの選択において、同じ図柄の組み合わせが選択される場合がある。判定手段2cは、優先判定手段2gにより、同じ図柄の組み合わせが選択された場合には、一人の遊技者を選択してゲーム処理を行う。
図16のフローチャートにおいて、ゲームの開始に際して、遊技者の人数を選択し(ステップS61)、必要があれば遊技者の名前やニックネーム等の識別名を設定する。なお、ゲーム装置において識別名の設定は任意とすることができるが、識別名の設定により、ゲーム表示面上に識別名を表示することができる(ステップS62)。
ゲームを開始した後(ステップS63)、図柄選択手段2aは、複数の遊技者のリールを回転を同時に開始し、スタートランプ等の点灯により図柄選択の開始を遊技者に通知する(ステップS64)。
遊技者の各自のスタートスイッチの操作又は内部のスタート機能によってリールの回転を開始する。リールが所定の回転速度に達した後、遊技者は所望とする図柄が得られるように各自のストップスイッチを操作して各自のリールを停止させる。なお、ストップスイッチの操作は、リールの回転速度が所定速度を超えるまでは動作せず、所定速度を超えてはじめて動作可能とするように制御することによって、低回転速度時における停止動作の容易性を除くことができる。
遊技者がストップスイッチを操作すると、各リールにおいてその操作時点で停止表示される図柄が決定する。これにより、図柄の組み合わせも決定し、これに伴ってゲーム要素も定まる。また、ゲーム要素取得手段では、この図柄の組み合わせに伴うゲーム要素を取得することになる(ステップS65)。
各遊技者が選択した図柄の組み合わせについて、その図柄の組み合わせが同一であるか否かを判定し、同一の図柄の組み合わせが選択された場合には(ステップS66)、ステップS67によって優先遊技者を選択して一人の遊技者の選択とする。優先遊技者は、例えば、最初に図柄の選択が完了した遊技者とすることができる。なお、このとき、複数の遊技者が同一の図柄の組み合わせを求めてストップスイッチを操作するとき、最初に操作が完了した遊技者がその図柄の組み合わせを取得することができるが、ストップスイッチを速く操作することが求められ、その分だけ誤操作する可能性が高まることになる。一方、所望の図柄の組み合わせを取得するためストップスイッチの操作を慎重に行うことが求められるが、その分だけ図柄の選択が遅くなり他の遊技者に先を越される可能性が高まることになる。第3の形態では、このように所望の図柄の組み合わせを取得するために、遊技者間で競争させる要素を持たせることによってゲームに競技性と戦略性を持たせることができる。
選択した図柄の組み合わせが何れの遊技者に所属するかが決定した後、その図柄の組み合わせが特定の組み合わせか(例えば、前記図4で示した“777”のような特定のゲーム要素を定めた図柄の組み合わせ)を判定する(ステップS68)。
以後のステップS69〜ステップS74の工程は、前記図5で示したフローチャートのステップS7〜ステップS13の工程と同様にしてゲーム処理が行われる。ステップS69〜ステップS74の工程の説明は省略する。
図17は表示部の一例を説明するための図である。図17(a)は同一画面上に2人用の図柄表示手段4A,4Bとゲーム表示手段5とを設けた構成例であり、図17(b)は各遊技者に図柄表示手段4とゲーム表示手段5とを設けた構成例である。
図17(a)において、表示部6は、図柄表示手段4A,4Bとゲーム表示手段5とを備え、各図柄表示手段4A,4Bは、各遊技者に設けたストップスイッチ8A,8Bによってリールの停止操作が行われる。
また、図17(b)では、各遊技者に表示部6とストップスイッチ8とを備えた構成であり、各表示部6は図柄表示手段4(4A,又4B)とゲーム表示手段5とを備え、各図柄表示手段4A,4Bは、各遊技者に設けたストップスイッチ8A,8Bによってリールの停止操作が行われる。
第3の形態における図柄の組み合わせの選択操作について、図18,19を用いて説明する。なお、ここでは、遊技者A,Bの二人によりゲームを行う場合について示している。
図18に示す例は、先に選択が完了した遊技者を優先し、その遊技者の図柄の組み合わせを用いてゲーム処理を行う例である。なお、ここでは、図柄中の“☆”,“★”はゲーム要素として使用していない。
ゲームの開始後、図柄表示手段には停止表示されたリールが表示され、「スタートランプの合図でリールをスタートさせてください」の指示が表示される(図18(a))。この指示に従って、各遊技者がスタートスイッチを操作することにより、各リールは回転を開始する。図柄表示手段には回転表示されたリールが表示され、「リールを止めて、図柄を選択してください。」の指示が表示される(図18(b))。各遊技者は各自のストップスイッチを操作する毎に各自のリールの回転が停止し、リール毎に図柄が停止表示される。図18(c)は、図中左端のリールが停止し、“●”の図柄及び“□”の図柄、が表示された状態を示している。
全てのリールを停止させると、図柄表示手段には停止表示されたリールが表示され、「図柄が選択されました。」が表示される。なお、ここでは、図柄表示手段に“●”,“2”,“☆”、及び“□”,“3”,“☆”が表示され、“☆”は選択した図柄の組み合わせが遊技者の所属を示すものとする(図18(d))。
この図柄の組み合わせの選択によって、ゲーム要素である分割領域の位置と所属が定まる。図18(e)は、決定した分割領域の位置と所属の状態がゲーム表示手段に表示され、「現在の陣地はこうなります。」が表示される。
次に、同様に操作が行われる。図柄表示手段には停止表示されたリールが表示され、「スタートランプの合図でリールをスタートさせてください」の指示が表示される(図18(f))。この指示に従って、各遊技者がスタートスイッチを操作することにより、各リールは回転を開始する。図柄表示手段には回転表示されたリールが表示され、「リールを止めて、図柄を選択してください。」の指示が表示される(図18(g))。各遊技者は各自のストップスイッチを操作する毎に各自のリールの回転が停止し、リール毎に図柄が停止表示される。図18(h)は、図中左端のリールが停止し、“□”,“5”の図柄、及び“□”の図柄が表示された状態を示している。なお、この段階では、Aさんは2つの図柄の選択が終了しているが、Bさんは1つの図柄の選択のみが終了した状態である。
全てのリールを停止させると、図柄表示手段には停止表示されたリールが表示される。このとき、両遊技者が同じ図柄の組み合わせを選択した場合には、「同じ図柄が選択されました。」が表示され、さらに、「Aさんが先に選択しました。」の表示によって、先に選択した遊技者を表示する(図18(i))。
この図柄の組み合わせの選択によって、ゲーム要素である分割領域の位置と所属が定まる。図18(j)は、決定した分割領域の位置と所属の状態がゲーム表示手段に表示され、「現在の陣地はこうなります。」が表示される。
次に、図19に示す例は、図柄に優先を定めるゲーム要素を持たせ、その図柄を選択した遊技者の図柄の組み合わせを用いてゲーム処理を行う例である。なお、ここでは、図柄中の“★”を優先のゲーム要素として使用するものとする。
なお、図19は図18とほぼ同様であり、図19(i)のみが相違するため、ここで図19(i)のみについて説明し、その他の説明は省略する。
図柄表示手段には停止表示されたリールが表示された際に、両遊技者が共に“□”,“5”の同じ図柄の組み合わせを選択した場合には、「同じ図柄が選択されました。」が表示される。
ここで、“★”の図柄を図柄選択の優先を表すゲーム要素とすると、一方のリールに“★”の図柄が表示されているため、この“★”の図柄を選択したAさんに図柄の組み合わせを所属させ、「★が優先です」,「Aさんの図柄が選択されました」の表示によって、選択した遊技者を表示する(図19(i))。
本発明のゲーム装置は、陣地取りゲームやオセロゲームに限らず、限られた領域の取得の多寡を争うゲームに適用することができる。
本発明のゲーム装置の構成を説明するための概略ブロック図である。 本発明の表示部の一例を説明するための図である。 本発明の表示部の一例を説明するための図である。 本発明の各リール表示の図柄列の一例を示す図である 本発明のゲーム装置の動作例を説明するためのフローチャートである。 本発明のゲーム装置の動作例を説明するための表示例である。 本発明のゲーム装置の動作例を説明するための表示例である。 本発明のゲーム装置の動作例を説明するための表示例である。 本発明のゲーム装置の配置構成を説明するための図である。 本発明のゲーム装置の第1の形態を説明するためのブロック構成図である。 本発明のゲーム装置の第1の形態を説明するためのフローチャートである。 本発明のゲーム装置の第2の形態を説明するためのブロック構成図である。 本発明のゲーム装置の第2の形態を説明するためのフローチャートである。 本発明のゲーム装置の制御を行う制御回路の一構成を説明するためのブロック図である。 本発明のゲーム装置の第3の形態を説明するためのブロック構成図である。 本発明のゲーム装置の第3の形態を説明するためのフローチャートである。 表示部の一例を説明するための図である。 本発明の第3の形態における図柄の組み合わせの選択操作を説明するための図である。 本発明の第3の形態における図柄の組み合わせの選択操作を説明するための図である。
符号の説明
1 ゲーム装置
2 ゲーム要素取得手段
2a 図柄選択手段
2b 一次記憶手段
2c 判定手段
2d 図柄記憶手段
2e 再選択指示手段
2f 次図柄選択手段
2g 優先判定手段
3 ゲーム処理手段
3a 領域区分手段
3b 領域記憶手段
3c 領域判定手段
3d ゲーム規則記憶手段
4,4A,4B,4L,4C,4R 図柄表示手段
4a 駆動手段
5 ゲーム表示手段
6 表示部
6a ゲーム情報部
7,7A,7B スタートスイッチ
8,8A,8B,8L,8C,8R ストップスイッチ
9 入力手段
10 制御回路
11 CPU
12 入出力バス
13 ROM
14 RAM
15,16 インターフェース
17 VDP
18 VRAM
20 表示装置
21 スピーカ

Claims (12)

  1. 複数の図柄を可変表示する図柄表示手段と、
    前記図柄表示手段に表示する図柄を選択すると共に、当該選択した図柄に基づいてゲーム要素を取得するゲーム要素取得手段と、
    前記ゲーム要素取得手段で取得したゲーム要素に基づいて取得領域の多寡を競うゲーム処理を行うゲーム処理手段と、
    前記ゲーム処理手段の処理結果を表示するゲーム表示手段を備えることを特徴とする、ゲーム装置。
  2. 前記ゲーム処理手段は、前記ゲーム要素取得手段で取得したゲーム要素に基づいて、所定領域を構成する複数の分割領域について分割領域の特定及び所属を定めることにより当該分割領域の所有を定めて、前記所定領域を区分する領域区分手段と、
    前記領域区分手段で区分した領域区分状態を記憶する領域記憶手段と、
    前記領域記憶手段に記憶される領域区分状態に基づいて分割領域の多寡を判定する領域判定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のゲーム装置。
  3. 前記領域区分手段は、ゲーム規則に従って前記ゲーム要素に基づき分割領域の所属を変更することを特徴とする請求項2に記載のゲーム装置。
  4. 前記図柄表示手段は、複数の図柄を配置した図柄列を外周上に設けて回転駆動する少なくとも一つの機械的リール、又は複数の図柄を電気的に循環表示させる少なくとも一つの電気的リールを有し、
    前記ゲーム要素取得手段は前記機械的リールの回転駆動又は電気的リールの循環表示の開始及び停止を制御し、図柄及びゲーム要素を取得することを特徴とする請求項1に記載のゲーム装置。
  5. 前記ゲーム要素取得手段は、スタートスイッチにより機械的リールの回転駆動又は電気的リールの循環表示を開始し、ストップスイッチにより前記回転駆動又は循環表示を停止する制御を行うことを特徴とする請求項4に記載のゲーム装置。
  6. 前記ゲーム要素取得手段は、選択した図柄が不適切な図柄である場合には、前記機械的リールの回転駆動又は電気的リールの循環表示の開始及び停止を再度行って図柄を再選択させる再選択指示手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のゲーム装置。
  7. 前記ゲーム要素取得手段は、選択した図柄が不適切な図柄である場合には、前記機械的リールの回転駆動又は電気的リールの循環表示の停止位置を適切な図柄までずらす次図柄選択手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のゲーム装置。
  8. 前記図柄表示手段及び前記ゲーム表示手段は、共通の液晶表示面上に形成することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のゲーム装置。
  9. 前記ゲーム表示手段は透過型の液晶表示面上に形成し、機械的リールの図柄表示手段は前記透過型液晶表示面の裏面に配置し、前記透過型液晶表示面を透過させて機械的リールのリール表示を表示することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のゲーム装置。
  10. 前記図柄表示手段を複数備え、
    前記ゲーム要素取得手段は各遊技者別に設定した図柄表示手段に取得した図柄を表示することを特徴とする請求項1乃至9の何れか一つに記載のゲーム装置。
  11. 前記ゲーム表示手段は、各図柄表示手段に対してそれぞれ設けること、又は複数の図柄表示手段に対して1つ設けることを特徴とする請求項10に記載のゲーム装置。
  12. 複数の図柄の変動状態及び停止状態を表示する工程と、
    複数の図柄を変動させて停止位置における図柄からゲーム要素を取得する工程と、
    前記取得したゲーム要素から特定要素を取り出し、当該特定要素を用いて所定領域を構成する複数の分割領域の一つを特定するステップと、前記取得したゲーム要素から所属要素を取り出し、前記特定した分割領域の所属を定めるステップと、当該所属を定めた分割領域に対して、他の所属の分割領域を挟んで縦、横、斜めのいずれかに存在する同じ所属の分割領域を抽出するステップと、前記分割領域間で挟まれる他の所属の分割領域の所属を変更するステップを含み、所定領域を区分して所属を定める工程と、
    所定領域において前記区分された分割領域の所属の多寡を判定する工程とをコンピュータに実行させるためのゲームプログラム。
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