JP2005210273A - ネットワーク通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 H.323端末に宛先のSIP端末のアドレスを取得させることができるネットワーク通信装置を提供すること。
【解決手段】 IP網上のH.323端末から受信した、宛先の指定を伴うARQメッセージをINVITEメッセージに変換して、その変換したINVITEメッセージを前記SIPサーバに送信し、返答された応答メッセージをACFまたはARJメッセージに変換して、その変換したACFまたはARJメッセージを、ARQメッセージ送信元の前記H.323端末に送信するアドレス解決仲介手段を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ネットワークファクシミリ装置等のネットワーク通信装置に関し、特に、H.323端末とSIP端末との相互接続を可能とするネットワーク通信装置に関する。
VoIPネットワークの呼接続方式としてH.323は代表的なもので、それに対応した端末(H.323端末)が多く存在する。一方で、近年、新たな呼接続方式としてSIP(Session Initiation Protocol)が普及しつつあり、それに対応した端末(SIP端末)も増えてきている。そのため、VoIPネットワーク環境において、H.323端末とSIP端末とが混在した状況となっている。
一方で、H.323端末とSIP端末とは基本的に相互接続性がなく、同一呼接続方式の端末同士でしか通信することができない。また、H.323端末がアドレス解決するためのゲートキーパとSIP端末がアドレス解決するためのSIPサーバとは基本的に相互接続性がない。
つまり、H.323端末は、ゲートキーパとやりとりすることで別のH.323端末のアドレスを取得できる一方、SIP端末はSIPサーバとやりとりすることで別のSIP端末のアドレスを取得できが、H.323端末がSIPサーバとやりとりして宛先のSIP端末のアドレスを取得することはできない。
また、H.323端末同士が能力交換およびセッション確立を行うためにはQ.931メッセージが使用される一方、SIP端末同士が能力交換およびセッション確立を行うためにはSIPメッセージが使用されるが、H.323端末とSIP端末とがQ.931メッセージまたはSIPメッセージを直接やりとりして能力交換を行うことはできない。
また、H.323端末におけるH.323呼接続手順とSIP端末におけるSIP呼接続手順とではやりされるにメッセージに互換性がないため、H.323端末とSIP端末とが直接やりとりしてリアルタイムな通信を行うことはできない。
H.323端末とSIP端末との相互接続に関する従来技術としては、例えば、特許文献1を挙げることができる。
特開2001−358778号公報
しかし、上記従来技術をもってしても、H.323端末がSIPサーバから宛先のSIP端末のアドレスを取得することはできず、H.323端末とSIP端末との能力交換を行うことができず、また、H.323端末とSIP端末とがリアルタイムな通信を相互に行うことができないという問題点があった。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、H.323端末に宛先のSIP端末のアドレスを取得させることができ、更に、H.323端末とSIP端末との能力交換を行わせることができ、また、更に、H.323端末とSIP端末との相互のリアルタイム通信を可能とするネットワーク通信装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のネットワーク通信装置は、IP網に接続されると共に、前記IP網上のゲートキーパとRASメッセージのやりとりを行うRAS機能と、前記IP網上のSIPサーバとSIPメッセージをやり取りするSIP機能と、ITU−T勧告T.38に準拠したリアルタイムネットワークファクシミリ通信機能とを備えたネットワーク通信装置であって、前記IP網上のH.323端末から受信した、宛先の指定を伴うARQメッセージをINVITEメッセージに変換して、その変換したINVITEメッセージを前記SIPサーバに送信し、返答された応答メッセージをACFまたはARJメッセージに変換して、その変換したACFまたはARJメッセージを、ARQメッセージ送信元の前記H.323端末に送信するアドレス解決仲介手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載のネットワーク通信装置は、請求項1に記載のネットワーク通信装置において、前記アドレス解決仲介手段により、前記H.323端末へ前記ACFメッセージが送信された場合、以後前記H.323端末から受信するQ.931メッセージをSIPメッセージに変換して宛先のSIP端末に送信する一方、当該SIP端末からの受信するSIPメッセージをQ.931メッセージに変換して前記H.323端末に送信するQ.931/SIPメッセージ相互変換手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載のネットワーク通信装置は、請求項1または2のいずれかに記載のネットワーク通信装置において、前記H.323端末との間のH.323呼接続手順と宛先のSIP端末との間のSIP呼接続手順とを相互に変換して前記H.323端末とそのH.323が指定した宛先のSIP端末との間でT.38リアルタイムファクシミリ通信を行わせるリアルタイム通信仲介手段を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、H.323端末からARQメッセージを受信して、その受信したARQメッセージを変換して得たINVITEメッセージのSIPサーバへの送信を行い、その応答メッセージをACF/ARJメッセージに変換してARQメッセージの送信元のH.323端末に送信するため、H.323端末が宛先のSIP端末のアドレスを取得することが可能となる効果が得られる。
請求項2に係る発明によれば、H.323端末からのQ.931メッセージと、宛先のSIP端末からのSIPメッセージとを相互変換しているため、H.323端末とSIP端末との呼接続メッセージの互換性を確保することが可能となる効果が得られる。
請求項3に係る発明によれば、H.323端末とSIP端末との呼接続を維持してそれぞれへT.38通信を行うための能力交換を行っているので、本来互換性のないH.323端末とSIP端末とでT.38通信を行うことが可能となる効果が得られる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する
図1は、本発明の一実施例に係るネットワーク通信装置1を含むネットワーク構成を示している。
同図において、ネットワーク通信装置1は、H.323とSIPの両呼接続方式に対応した端末であり、IP網としてのLAN100に接続されている。そのIP網としてのLAN100には、LAN100上のH.323端末にアドレス解決サービス等に提供するゲートキーパ400が配置されている。またLAN100には、LAN100上のSIP端末にアドレス解決サービス等に提供するSIPサーバ500が配置されている。また、LAN100上には、H.323端末200やSIP端末300が配置されている。なお、図1において、H.323端末200やSIP端末300は、それぞれLAN100上の多数のH.323端末やSIP端末を代表的に示しているものである。
図2に、ネットワーク通信装置1のブロック構成について示す。
同図において、CPU2は、RAM4を作業領域として使用しつつ、ROM3に書き込まれた制御プログラムに基づいて装置部を制御したり、各種データ処理したり、プロトコル制御を行う中央演算処理装置である。
ROM3は、前述したように、CPU2が装置各部を制御するための制御プログラムが記憶されているリードオンリメモリである。RAM4は、前述したようにCPU2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモリである。
パラメータメモリ5は、装置動作に必要な各種情報が記憶されると共に、装置の電源がオフされた状態でもその記憶内容を保持するメモリであり、具体的には、EEPROM(電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリ)や、バッテリバックアップされたSRAM(スタティックRAM)などにより構成されるものである。
操作表示部6は、操作入力を受け入れるための各種キーが配設される一方、液晶表示装置等の表示器を備え、装置の動作状態や、各種メッセージを表示するものである。
データ蓄積装置7は、大容量のデータやアプリケーションソフトウェアのプログラムを記憶するためのもので、ハードディスク装置などにより構成される。
LAN伝送制御部8はイーサネットのLAN100に接続されている。そして、LAN伝送制御部8は、後述するプロトコルスタックにおいてTCP・UDP/IP以上のプロトコルで作成され渡されたパケットを電気信号に変換してLAN100に送信する一方、LAN100から受信した電気信号から元のパケットを取得して上位のIPプロトコルに渡すためのものである。
システムバス9は、上記各部がデータをやり取りするためのデータバス・アドレスバス・制御バス、割り込み信号ラインなどにより構成される信号ラインである。
図3に、ネットワーク通信装置1におけるプロトコルスタックについて示す。
同図において、「物理層」及び「データリンク層」は、「イーサネット」で、LAN伝送制御部8に相当するものであり、「ネットワーク層」の「IP」プロトコルから渡された、MACヘッダとMACデータとからなるMACパケットの先頭にプリアンブル及びスタート・フレーム・デリミタを付加すると共にMACパケットの末尾にフレームチェックシーケンスFCSを付加して、電気信号としてLAN100に送信する一方、LAN100を介して電気信号として受信した自装置のMACアドレス宛のMACパケットをデジタルデータとして取得して、「ネットワーク層」の「IP」プロトコルに渡す。
「IP」プロトコル以上のプロトコルは、CPU2により実行されるプログラムにより担当される部分であり、その「IP」プロトコル上ではトランスポート層として「TCP」または「UDP」を用いて、「セッション層」及び「プレゼンテーション層」レベルの各種機能が行われ、それらの各種機能は、「アプリケーション層」の全体制御により統括的に管理される。なお、一般的に、確実性が要求されるデータ伝送には「TCP」が用いられ、確実性よりもリアルタイム性が要求されるデータ伝送には「UDP」が用いられ、図3のプロトコルスタックにおける、「セッション層」及び「プレゼンテーション層」レベルの各種機能もその一般的原則に沿っているが、例えば「RTP」に「TCP」を用いることも有り得る。
図3のプロトコルスタックにおいて、ネットワーク通信装置1は、SIP方式の呼接続方式に対応したSIP機能、H.323方式の呼接続方式に対応したH.323機能(RAS機能を含む)、及び、T.38通信機能を備えている。
SIP(Session Initiation Protocol)機能は、SIP方式に基づいて、RFC2543、RFC3261に規定されたSIPメッセージによるSIPサーバ500とのアドレス解決のためのやりとりや、SDP(Session Description Protocol)により記述されたセッション情報のやりとりによりセッションの確立(能力交換)を行う。
また、確立されたセッションにおいて、RTP(Real Time Transport Protocol)、RTCP(Real Time Transport Control Protocol)によるデータ伝送を行うこともできる。なお、RTPは、IPネットワーク上で音声や映像などの各種リアルタイムメディアを転送するための規格である。RTCPは、RTPによるデータ転送の制御を行うものであり、具体的には、RTPパケットのフロー制御や送受信端末間でのクロック同期などのRTPパケットのデータ転送を補助するものである。
H.323機能は、H.323通信における認証、アドレス変換、帯域制御、課金管理などを行なう機能をもつゲートキーパ400との間で、H.225.0 RAS(Registration,Admission,Status)のやりとりによるアドレス解決や、H.245、H.225.0(Q.931)による、相手端末とのセッション情報のやりとりによりセッションの確立(能力交換)を行う。
また、確立されたセッションにおいて、H.225.0(RTP)、H.225.0(RTCP)によるデータ伝送を行うこともできる。
T.38機能は、G3ファクシミリプロトコルのT.30信号をIPパケットによりネットワークを介してやりとりすることにより実現される、ITU−T勧告T.38に準拠したリアルタイム型ネットワークファクシミリ通信方式に基づく機能である。
次に、以上の構成のネットワーク通信装置1が、H.323端末200と、宛先の端末(SIP端末300など)や、ゲートキーパ400、SIPサーバ500との間に介在して行う処理手順について、図4ないし図6を参照して説明する。なお、図4ないし図6の処理手順は、アドレス解決仲介手段、Q.931/SIPメッセージ相互変換手段、及び、リアルタイム通信仲介手段にそれぞれ相当する手順を含む。
先ず、図4において、H.323端末200からの、通信開始要求を示すARQメッセージの受信を監視している(処理S101、判断S102のNoのループ)。
そして、ARQを受信すると、つまり、通信の相手先となる宛先の端末(H.323端末またはSIP端末)のIPアドレスを取得して(アドレス解決して)、そのIPアドレスの端末との間で能力交換した上でT.38リアルタイムネットワークファクシミリ通信を行おうとするH.323端末200がネットワーク通信装置1に対してARQを送信してくると、判断S102がYesとなり、ネットワーク通信装置1は、ゲートキーパ400に対して、その受信したARQを送信する(処理S103)。その場合ARQには、自端末のIPアドレスと通信相手(宛先)のエイリアス番号またはFAX番号が含まれているものとする。
そして、処理S103で送信したARQに対してゲートキーパ400からACFメッセージを受信したか否(ARJメッセージを受信)かを判断する(判断S104)。
ACFメッセージを受信した場合は(判断S104のYes)、H.323端末200が指定した宛先がH.323端末で、ゲートキーパ400への問い合わせによりアドレス解決できたことになるため、ARQメッセージの送信元のH.323端末200に対して、その受信したACFメッセージを送信する(処理S105)。これにより、宛先端末がH.323端末である場合のアドレス解決が実現される。
判断104において、拒否理由が宛先未登録のARJメッセージを受信した場合には(判断S104のNo)、H.323端末200が指定した宛先が、H.323端末ではなく、ゲートキーパ400への問い合わせではアドレス解決できなかったことになるため、SIPサーバ500への問い合わせを行う。
つまり、まず、ARQメッセージをINVITEメッセージに変換する。具体的には、送信元のH.323端末200から受信したARQメッセージに含まれる宛先情報をもとにINVITEメッセージを作成(変換)する(処理S106)。そして、その作成したINVITEメッセージをSIPサーバ500へ送信する(処理S107)。ただし、その場合、SIPサーバ500からの応答がネットワーク通信装置1に戻るようにするために、INVITEメッセージのContact行に、自装置(ネットワーク通信装置1)を宛先として指定する。
そして、処理S107で送信したINVITEメッセージに対するSIPサーバ500からの応答メッセージを受信し、通信許可を示す「200 OK」メッセージを受信した場合には(判断S108のYes)、ACFメッセージを作成して、その作成したACFメッセージを送信元のH.323端末200に送信する(処理S105)。これにより、宛先端末がSIP端末である場合のアドレス解決が実現される。
判断S108において、「200 OK」以外のメッセージを受信した場合には(判断S108のNo)、SIPサーバ500への問い合わせによってもアドレス解決できなかったことになるため、受信したメッセージに応じたARJメッセージを作成して、送信元のH.323端末200に送信し(処理S111)、処理を終了する。
このように、ネットワーク通信装置1において、ゲートキーパ400への問い合わせによりアドレス解決するか(判断104がYes)、または、SIPサーバへの問い合わせによりアドレス解決することにより(判断S108のYes)、ARQメッセージの送信元のH.323端末200はSetupメッセージを送信するための宛先IPアドレスを取得することが可能となる。
ネットワーク通信装置1においては、図4の処理により、アドレス解決した後、図5の処理により、H.323端末200から受信するQ.931メッセージをSIPメッセージへ変換して、H.323200とSIP端末300との間の能力交換を可能とする。
具体的には、図4の処理S105に続く図5の処理S201において、H.323端末200からのSetupの受信を確認し(処理S201)、受信しない場合には(判断S202のNo)、コネクションを切断して(処理S218)、処理を終了するが、Setupを受信したした場合には(判断S202のYes)、その受信したSetupメッセージの宛先情報を元にSIP端末300へ送信するためのINVITEメッセージを作成(変換)する(処理S203)。このとき発信元IPアドレスはH.323端末200であり、着信側IPアドレスはSIP端末300である。ただし、INVITEメッセージの応答を自装置(ネットワーク通信装置1)が受信するためにINVITEメッセージのContact行に自装置のIPアドレスをセットする。また、SDP(Session Description Protocol)にはSetupメッセージのOpenLogicalChannelに含まれるT.38能力をセットする。
そして、処理S203で変換したINVITEメッセージをSIP端末300に送信し(処理S204)、そのINVITEメッセージに対する応答メッセージの受信を待つ(処理S205、判断S206のNoのループ)。そして、応答メッセージを受信した場合、その都度、その受信した応答メッセージが、「100 Trying」、「180 Ringing」、「200 OK」、または、その他の「中断系」のメッセージのいずれであるかを判断する(判断S207のNo、判断210のNo、判断S213のNo、判断S216のNoのループ)。
そして、「100 Trying」である場合には(判断S207のYes)、対応するQ.931メッセージである「CallProc」メッセージを作成して(処理S208)、「Setup」メッセージの送信元のH.323端末200に送信して(処理S209)、処理S205に戻る。
「180 Ringing」である場合には(判断S210のYes)、対応するQ.931メッセージである「Alert」メッセージを作成して(処理S211)、「Setup」メッセージの送信元のH.323端末200に送信して(処理S212)、処理S205に戻る。
「中断系」メッセージである場合には(判断S216のYes)、宛先のSIP端末300とは現在通信できる状態にないため、H.323端末200及びSIP端末300とのコネクションを切断して(処理S217)、処理を終了する。
「200 OK」である場合には(判断S213のYes)、宛先のSIP端末300が、処理S204で送信した「INVITE」メッセージに対して、通信可能であることを示すため、対応するQ.931メッセージである「Connect」メッセージを作成して(処理S214)、「Setup」メッセージの送信元のH.323端末200に送信して(処理S215)、図6の処理S301に移行する。なお、その場合、処理S214で作成し処理S215で送信する「Connect」メッセージのOpenLogicalChannelには、受信した「200 OK」メッセージにセットされているSDPからT.38能力を抽出し、セットする。
図6の処理S301では、宛先のSIP端末300に対して「ACK」メッセージを送信する(処理S301)。そのようなネットワーク通信装置1の仲介により、H.323端末200とSIP端末300との間で、T.38リアルタイムネットワークファクシミリ通信のチャネルが確立され、T.38通信が行われる(処理S302、判断S303のNoのループ)。
そして、H.323端末200とSIP端末300との間のT.38通信が完了して判断303がYesとなると、ネットワーク通信装置1は、SIP端末300に対してセッション終了を示す「BYE」メッセージを送信する一方(処理S304)、H.323端末に対して「RelComp」メッセージを送信して(処理S305)、呼接続を完了する。
このように、本実施例によれば、H.323端末200に宛先のSIP端末300のアドレスを取得させることができ。また、H.323端末200とSIP端末300との能力交換を行わせセッションを確立させることができる。また、その確立されたセッションにおいて、H.323端末200とSIP端末300との相互のT.38リアルタイムネットワークファクシミリ通信が可能となる。なお、H.323端末200とSIP端末300とが行うリアルタイム通信はT.38に限られるものではない。
なお、以上本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明の一実施例に係るネットワーク通信装置を含むネットワーク構成について示す図である。 本発明の一実施例に係るネットワーク通信装置のブロック構成について示す図である。 本発明の一実施例に係るネットワーク通信装置におけるプロトコルスタックについて示す図である。 本発明の一実施例に係るネットワーク通信装置における処理手順について示すフローチャートである。 図4と共に、本発明の一実施例に係るネットワーク通信装置における処理手順について示すフローチャートである。 図4及び図5と共に、本発明の一実施例に係るネットワーク通信装置における処理手順について示すフローチャートである。
符号の説明
1 ネットワーク通信装置(H.323/SIP端末)
2 CPU
3 ROM
4 RAM
5 パラメータメモリ
6 操作表示部
7 データ蓄積装置
8 LAN伝送制御部
9 システムバス
100 LAN
200 H.323端末
300 SIP端末
400 ゲートキーパ(H.323)
500 SIPサーバ

Claims (3)

  1. IP網に接続されると共に、前記IP網上のゲートキーパとRASメッセージのやりとりを行うRAS機能と、前記IP網上のSIPサーバとSIPメッセージをやり取りするSIP機能と、ITU−T勧告T.38に準拠したリアルタイムネットワークファクシミリ通信機能とを備えたネットワーク通信装置であって、
    前記IP網上のH.323端末から受信した、宛先の指定を伴うARQメッセージをINVITEメッセージに変換して、その変換したINVITEメッセージを前記SIPサーバに送信し、返答された応答メッセージをACFまたはARJメッセージに変換して、その変換したACFまたはARJメッセージを、ARQメッセージ送信元の前記H.323端末に送信するアドレス解決仲介手段を備えたことを特徴とするネットワーク通信装置。
  2. 前記アドレス解決仲介手段により、前記H.323端末へ前記ACFメッセージが送信された場合、
    以後前記H.323端末から受信するQ.931メッセージをSIPメッセージに変換して宛先のSIP端末に送信する一方、当該SIP端末からの受信するSIPメッセージをQ.931メッセージに変換して前記H.323端末に送信するQ.931/SIPメッセージ相互変換手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク通信装置。
  3. 前記H.323端末との間のH.323呼接続手順と宛先のSIP端末との間のSIP呼接続手順とを相互に変換して前記H.323端末とそのH.323が指定した宛先のSIP端末との間でT.38リアルタイムファクシミリ通信を行わせるリアルタイム通信仲介手段を備えたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のネットワーク通信装置。
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