JP2005209979A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005209979A
JP2005209979A JP2004016561A JP2004016561A JP2005209979A JP 2005209979 A JP2005209979 A JP 2005209979A JP 2004016561 A JP2004016561 A JP 2004016561A JP 2004016561 A JP2004016561 A JP 2004016561A JP 2005209979 A JP2005209979 A JP 2005209979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
layer wiring
vias
upper layer
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004016561A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Kato
善規 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004016561A priority Critical patent/JP2005209979A/ja
Publication of JP2005209979A publication Critical patent/JP2005209979A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

【課題】多層配線構造の半導体装置において、下層配線と上層配線とを接続する複数のヴィアの中のいずれかに電流が集中してしまうのを緩和し、設計上安全な電流値の範囲内であればEM現象による断線を起こり難くする。
【解決手段】互いに配線抵抗の異なる下層配線1と上層配線2とがヴィア3,4を介して接続される多層配線構造を有するとともに、前記ヴィア3,4が前記下層配線1および前記上層配線2における電流方向の上流側と下流側に複数配置されている半導体装置において、上流側ヴィア3を経由する電流に作用する電気抵抗と下流側ヴィア4を経由する電流に作用する電気抵抗とが均等化するように、各配線1,2または各ヴィア3,4を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、多層配線構造を有する半導体装置に関するものである。
近年、半導体装置は、その集積度向上に伴い、多層配線構造のものが多く用いられている。ここで、多層配線構造とは、少なくとも下層配線と、その下層配線の上に層間絶縁膜を介して形成された上層配線とを備え、これら下層配線および上層配線がヴィア(接続プラグ)を介して電気的に接続されている構造をいう。このような多層配線構造の中には、ある1カ所の下層配線と上層配線との接続部分に対して、複数のヴィアが存在するものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−85078号公報
ところで、多層配線構造において、下層配線と上層配線とは、それぞれの配線抵抗が必ずしも同一であるとは限らない。そのような場合において、1カ所の接続部分に対して複数のヴィアが存在していると、設計上安全な電流範囲であっても、実際には複数のヴィアの中で作用する電気抵抗が最も低い箇所のヴィアに電流が集中してしまい、エレクトロマイグレーション(以下「EM」と略す)現象が生じるおそれがある。EM現象とは、高密度の電流が流れることにより配線を構成する金属原子が移動することをいい、断線の原因となり得るものである。
図7は、電流集中によるEM現象を説明するための模式図である。図例の多層配線構造では、配線幅の同じ下層配線11と上層配線12とが、複数のヴィア13,14を介して接続されているが、その配線材料やヴィア材料、配線幅が同じであれば、下層配線11よりも上層配線12のほうが配線高さ(厚さ)が大きいことにより、互いの配線抵抗が異なっており、上層配線12の配線抵抗のほうが下層配線11の配線抵抗よりも低抵抗となっている。また、複数のヴィア13,14は、下層配線11および上層配線12における電流方向(電流の流れる方向。図中における矢印参照)の上流側と下流側に分かれて配置されている。このような多層配線構造では、各ヴィア13,14間において上層配線12の配線抵抗のほうが下層配線11の配線抵抗よりも低抵抗であるため、一方のヴィア14に電流が集中してしまい、EM現象が生じ易くなってしまう。このようなEM現象は、電流が集中するヴィア14内部の他に、そのヴィア14と下層配線11または上層配線12との界面部分や、そのヴィア14近傍の下層配線11または上層配線12の部分等においても発生し得る。
そこで、本発明は、多層配線構造において下層配線と上層配線との配線抵抗が互いに異なる場合であっても、これら下層配線と上層配線とを接続する複数のヴィアの中のいずれかに電流が集中してしまうのを緩和し、設計上安全な電流値の範囲内であればEM現象による断線を起こり難くすることのできる、半導体装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出された半導体装置である。すなわち、互いに配線抵抗の異なる下層配線と上層配線とがヴィアを介して接続される多層配線構造を有するとともに、前記ヴィアが前記下層配線および前記上層配線における電流方向の上流側と下流側に複数配置されている半導体装置であって、前記上流側のヴィアを経由する電流に作用する電気抵抗と、前記下流側のヴィアを経由する電流に作用する電気抵抗とが、前記下層配線と前記上層配線との配線抵抗の相違を相殺するように設定されていることを特徴とするものである。
上記構成の半導体装置において、「ヴィアを経由する電流に作用する電気抵抗」とは、ヴィアにおける電気抵抗の他に、そのヴィアを経由する電流が流れる下層配線または上層配線における電気抵抗をも含む意である。そして、このような電気抵抗が、下層配線と上層配線との配線抵抗の相違を相殺するように設定されている。ここで、「相違を相殺するように」とは、それぞれの電気抵抗を完全に揃える場合の他に、それぞれの電気抵抗が揃うように近づける場合をも含む意である。このようにそれぞれの電気抵抗を設定すれば、下層配線と上層配線との配線抵抗が互いに異なる場合であっても、その配線抵抗の相違に起因する上流側のヴィアまたは下流側のヴィアへの電流集中を緩和し得るようになる。つまり、各ヴィアを経由する電気抵抗を近づくように揃えることで、特定のヴィアへの電流集中を緩和し得る。したがって、上流側のヴィアまたは下流側のヴィアのいずれかにEM現象が生じてしまうのを抑制することが可能となる。
本発明によれば、多層配線構造において下層配線と上層配線との配線抵抗が互いに異なる場合であっても、これら下層配線と上層配線とを接続する複数のヴィアの中のいずれかに電流が集中してしまうのを緩和し得るようになるので、EM現象が生じてしまうのを抑制することが可能となる。したがって、設計上安全な電流値の範囲内であれば、EM現象による断線を起こり難くすることができ、結果として半導体装置の信頼性向上に寄与することが可能となる。
以下、図面に基づき本発明に係る半導体装置について説明する。
ここで説明する半導体装置は、下層配線の上に層間絶縁膜を介して上層配線が積層されるとともに、下層配線と上層配線とが層間絶縁膜に設けられたヴィアによって導通するように構成されたものである。さらには、導通させる許容電流量の確保のため、1カ所の接続部分に対して複数のヴィアが存在しているものである。このような構成の半導体装置としては、いわゆるダマシンプロセス(特にデュアルダマシン)を経て形成されたものが挙げられる。ダマシンプロセスによれば、ドライエッチングが一般に困難であるCu(銅)を配線材料として用いることが可能となり、アルミニウムより電気抵抗が低く信頼性の高い配線を実現することが可能になるからである。ただし、本発明がダマシンプロセスを経たものに限定されないことはいうまでもない。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明に係る半導体装置の第1実施形態を示す説明図である。図例の多層配線構造においても、図7を用いて説明した多層配線構造と同様に、下層配線1と上層配線2とが複数のヴィア3,4を介して接続されているが、下層配線1よりも上層配線2のほうが配線高さ(厚さ)が大きいため、これにより互いの配線抵抗が異なっており、上層配線2の配線抵抗のほうが下層配線1の配線抵抗よりも低抵抗となっている。さらに、複数のヴィア3,4が、下層配線1および上層配線2における電流方向の上流側と下流側に分かれて配置されている。なお、ここでは、上層配線2から下層配線1へ(図中左側から右側へ)電流が流れる場合を例に挙げる。
このような多層配線構造において、下層配線1および上層配線2の形成材料としては、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、タングステン(W)等の低抵抗金属を用いることが考えられる。また、その配線形成に際しては、バリアメタルとして、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、W等、またはその酸化物、窒化物を用いることが考えられる。
ただし、ここで説明する多層配線構造では、従来とは異なり、上流側ヴィア3が2箇所に並設されているのに対して、下流側ヴィア4が1箇所のみに配設されている。しかも、下流側ヴィア4の配設箇所では、上流側ヴィア3の配設箇所に比べて、上層配線2の配線幅が狭くなるように、段差が形成されている。したがって、上流側ヴィア3を経由する電流に作用する電気抵抗と、下流側ヴィア4を経由する電流に作用する電気抵抗とを比べると、それぞれの電気抵抗は、上層配線2の配線幅の差(段差)およびヴィア3,4の配設数に応じて、互いに相違することになる。なお、ヴィア3,4を経由する電流に作用する電気抵抗とは、ヴィア3,4における電気抵抗の他に、そのヴィア3,4を経由する電流が流れる下層配線1または上層配線2における電気抵抗をも含む意である。
このとき、それぞれの電気抵抗の相違は、例えば下層配線1と上層配線2との配線抵抗の相違を相殺するように設定されているものとする。ここで、「相違を相殺するように」とは、それぞれの電気抵抗を完全に揃える場合の他に、それぞれの電気抵抗が揃うように近づける場合をも含む意である。これは、それぞれの電気抵抗を完全に揃えることが困難であることによるものである。このような電気抵抗の設定を行うためには、上層配線2の段差およびヴィア3,4の配設数を適宜設定すればよい。なお、ヴィア3,4の配設数は、一般に設計上流す電流値によって最低の配設数が決まることから、具体的には上層配線2の配線幅の差によって、電気抵抗の相違についての設定を行うことになる。
これにより、多層配線構造では、下層配線1と上層配線2との配線抵抗が互いに異なり、各ヴィア3,4間において上層配線2の配線抵抗のほうが下層配線1の配線抵抗よりも低抵抗である場合でも、その配線抵抗の相違に起因するヴィア3,4への電流集中を緩和し得るようになり、一方のヴィア4に電流が集中してしまうことがなくなる。
図2は、電流集中緩和の概要を示す説明図である。例えば、図7を用いて説明した従来の多層配線構造においては、図2(a)に示すように、各ヴィア13,14間において、ヴィア14側を経由する電気抵抗のほうがヴィア13側を経由する電気抵抗よりも低抵抗であるため、一方のヴィア14に電流が集中してしまい、EM現象が生じ易くなってしまう。ところが、図1のような第1実施形態における多層配線構造では、図2(b)または(c)に示すように、各ヴィア3,4を経由する電気抵抗が互いに近づくことにより、一方の経路への電流集中が緩和され、他方の経路へ流れる電流の割合が増加する。これにより、第1実施形態における多層配線構造では、一方のヴィア4およびその近傍に発生するEM現象を抑制することが可能となるのである。
この点について、具体例を挙げてさらに詳しく説明する。図3は、電流集中緩和の概要を説明するための回路図である。例えば、図7を用いて説明した従来の多層配線構造において、ヴィア13側の電気抵抗Rv13とヴィア14側の電気抵抗Rv14との間で、2Rv13=Rv14の関係があるとすると、それぞれの経路へ流れる電流Iv13、Iv14は、Iv13=2Iv14=0.333Iの関係となる。ところが、図1のような第1実施形態における多層配線構造では、各ヴィア3,4を経由する電気抵抗が互いに近づくことにより、1.1Rv3=Rv4の関係とすることが可能となり、これによりそれぞれの経路へ流れる電流もIv3=2Iv4=0.476Iの関係となる。つまり、一方の経路への電流集中が0.666I→0.523Iに緩和され、ヴィア4およびその近傍に発生するEM現象を抑制することが可能となるのである。
さらに、電流集中を緩和する上では、それぞれの電気抵抗の相違は、均等化するように設定されていることが好ましい。各ヴィア3,4を経由する電流に作用する電気抵抗が均等化されていれば、各ヴィア3,4への電流集中を確実に回避し得るようになり、EM現象が生じてしまうのを抑制するのに非常に有効となるからである。
つまり、ここで説明した多層配線構造では、各ヴィア3,4を経由する電流に作用する電気抵抗が、下層配線1と上層配線2との配線抵抗の相違を相殺するように、さらに好ましくは均等化するように設定されているため、その設定が設計上安全な電流値の範囲内であれば、EM現象による断線を起こり難くすることができ、結果として半導体装置の信頼性向上に寄与することが可能となる。したがって、その多層配線構造を用いて半導体装置を構成すれば、例えば高密度、高速度のCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)デバイスの実現が可能となる。このような半導体装置は、コンピュータ、ゲーム機、いわゆるモバイル製品等の性能を著しく向上させるものである。
なお、ここでは、各ヴィア3,4を経由する電流に作用する電気抵抗に対する設定が、上層配線2の段差およびヴィア3,4の配設数によって行われている場合を例に挙げたが、その設定は、上流側および下流側の各ヴィア3,4の形状の相違と、下層配線1および上層配線2の形状を相違との、少なくとも一方により行われていればよい。
図4は、他の具体例を示す説明図である。図例の多層配線構造では、2箇所に並設された上流側ヴィア3aに対して、下流側ヴィア4aが、1箇所のみに配設されている。しかも、下流側ヴィア4aは、下層配線1aおよび上層配線2aよりも配線幅の狭いバイパス線5上に配設されている。このように構成された多層配線構造においても、各ヴィア3a,4aを経由する電流に作用する電気抵抗が、下層配線1aと上層配線2aとの配線抵抗の相違を相殺するように、さらに好ましくは均等化するように設定することが可能となるため、各ヴィア3a,4aへの電流集中を回避して、EM現象が生じてしまうのを抑制し得るようになる。
図5は、さらに他の具体例を示す説明図である。図例の多層配線構造では、上流側ヴィア3bの平面形状が楕円状になっている。このように、各ヴィア3b,4bの形状を相違させて、その断面積の違いを利用しても、各ヴィア3b,4bを経由する電流に作用する電気抵抗が、下層配線1bと上層配線2bとの配線抵抗の相違を相殺するように、さらに好ましくは均等化するように設定することが可能となるため、各ヴィア3b,4bへの電流集中を回避して、EM現象が生じてしまうのを抑制し得るようになる。なお、楕円状のヴィア3bの形成については、周知技術を利用すればよいため(例えば、特開平10−144878号公報参照)、ここではその説明を省略する。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。ただし、ここでは、上述した第1の実施の形態との相違点についてのみ説明する。
図6は、本発明に係る半導体装置の第2実施形態を示す説明図である。図例の多層配線構造においても、図7を用いて説明した多層配線構造と同様に、下層配線6と上層配線7とが複数のヴィア8,9を介して接続されているが、下層配線6よりも上層配線7のほうが配線高さ(厚さ)が大きいため、これにより互いの配線抵抗が異なっており、上層配線7の配線抵抗のほうが下層配線6の配線抵抗よりも低抵抗となっている。さらに、複数のヴィア8,9が、下層配線6および上層配線7における電流方向の上流側と下流側に分かれて配置されている。
ただし、ここで説明する多層配線構造では、従来とは異なり、上層配線7の配線抵抗のほうが下層配線6の配線抵抗よりも低抵抗となっていることから、その上層配線7における上流側ヴィア8と下流側ヴィア9との間に、局所的な配線抵抗部10が設けられている。
配線抵抗部10は、上層配線7の形成材料よりも高抵抗なものによって形成すればよい。例えば、空間(中空)、絶縁膜、半導体、当該形成材料よりも高抵抗な導体等によって形成することが考えられる。また、その形状は、その形成の容易さを考慮して決定すればよく、例えば図例のようなスリット状とすることが考えられる。なお、このような配線抵抗部10は、周知技術を利用して形成すればよいため、ここではその形成手順の詳細についての説明を省略する。また、配線抵抗部10の形成箇所、形成数等についても、第1の実施の形態の場合における配線幅や段差等と同様に、設計上安全な電流値の範囲内で適宜設定すればよい。
このような多層配線構造においても、配線抵抗部10の存在により、各ヴィア8,9を経由する電流に作用する電気抵抗が、下層配線6と上層配線7との配線抵抗の相違を相殺するように、さらに好ましくは均等化するように設定することが可能となるため、第1の実施の形態の場合と同様に、各ヴィア8,9への電流集中を回避してEM現象が生じてしまうのを抑制し得るようになり、結果として半導体装置の信頼性向上に寄与することが可能となる。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。ただし、ここでも、上述した第1または第2の実施の形態との相違点についてのみ説明する。
ここで説明する多層配線構造では、上流側および下流側の各ヴィアの形成材料の相違により、各ヴィアを経由する電流に作用する電気抵抗に対する設定が行われている。例えば、上層配線の配線抵抗のほうが下層配線の配線抵抗よりも低抵抗の場合であれば、上流側ヴィアのほうが下流側ヴィアよりも高抵抗の形成材料によって形成されている。なお、それぞれの形成材料については、Cu、Al、W等や、バリアメタルの材料Ti、Ta、W等、あるいはその酸化物または窒化物等を、適宜組み合わせて用いればよい。
このような多層配線構造においても、各ヴィアの形成材料の相違により、各ヴィアを経由する電流に作用する電気抵抗が、下層配線と上層配線との配線抵抗の相違を相殺するように、さらに好ましくは均等化するように設定することが可能となるため、第1または第2の実施の形態の場合と同様に、各ヴィアへの電流集中を回避してEM現象が生じてしまうのを抑制し得るようになり、結果として半導体装置の信頼性向上に寄与することが可能となる。
なお、上述した第1〜第3の実施の形態では、本発明について具体例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、各ヴィアの配設数等は単なる例示に過ぎず、下層配線および上層配線の形成材料、その配線幅や段差有無等と同様に、適宜設定すればよいことは勿論である。さらに、ここでは、上層配線の配線抵抗のほうが下層配線の配線抵抗よりも低抵抗となっている場合を例に挙げたが、これと逆の場合であっても、本発明が適用可能であることはいうまでもない。また、電流方向についても同様であり、上層配線から下層配線へ電流が流れる場合に限定されることなく、その逆の場合であっても全く同様に適用することが可能である。
本発明に係る半導体装置の第1実施形態の一具体例を示す説明図であり、(a)はその平面図、(b)はその正面図である。 本発明に係る半導体装置の第1実施形態における電流集中緩和の概要を示す説明図であり、(a)は電流集中緩和前を示す図、(b)および(c)は電流集中緩和後を示す図である。 本発明に係る半導体装置の第1実施形態における電流集中緩和の概要を説明するための回路図である。 本発明に係る半導体装置の第1実施形態の他の具体例を示す説明図であり、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はA−A断面図、(d)はB−B断面図である。 本発明に係る半導体装置の第1実施形態のさらに他の具体例を示す説明図であり、(a)はその平面図、(b)はその正面図である。 本発明に係る半導体装置の第2実施形態の一具体例を示す説明図であり、(a)はその平面図、(b)はC−C断面図である。 従来の半導体装置における多層配線構造の一例を示す図であり、電流集中によるEM現象を説明するための模式図であり、(a)はその平面図、(b)はその正面図である。
符号の説明
1,1a,1b,6…下層配線、2,2a,2b,7…上層配線、3,3a,3b,8…上流側ヴィア、4,4a,4b,9…下流側ヴィア、5…バイパス線、10…配線抵抗部

Claims (5)

  1. 互いに配線抵抗の異なる下層配線と上層配線とがヴィアを介して接続される多層配線構造を有するとともに、前記ヴィアが前記下層配線および前記上層配線における電流方向の上流側と下流側に複数配置されている半導体装置であって、
    前記上流側のヴィアを経由する電流に作用する電気抵抗と、前記下流側のヴィアを経由する電流に作用する電気抵抗とが、前記下層配線と前記上層配線との配線抵抗の相違を相殺するように設定されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記上流側のヴィアを経由する電流に作用する電気抵抗と前記下流側のヴィアを経由する電流に作用する電気抵抗とが均等化されている
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記上流側および前記下流側の各ヴィアの形状の相違と、前記下層配線および前記上層配線の形状を相違との少なくとも一方により、前記各ヴィアを経由する電流に作用する電気抵抗に対する設定が行われている
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記下層配線または前記上層配線のいずれか一方に局所的な配線抵抗部を設けることにより、前記各ヴィアを経由する電流に作用する電気抵抗に対する設定が行われている
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記上流側および前記下流側の各ヴィアの形成材料の相違により、前記各ヴィアを経由する電流に作用する電気抵抗に対する設定が行われている
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
JP2004016561A 2004-01-26 2004-01-26 半導体装置 Pending JP2005209979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004016561A JP2005209979A (ja) 2004-01-26 2004-01-26 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004016561A JP2005209979A (ja) 2004-01-26 2004-01-26 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005209979A true JP2005209979A (ja) 2005-08-04

Family

ID=34901677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004016561A Pending JP2005209979A (ja) 2004-01-26 2004-01-26 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005209979A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008227227A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Seiko Epson Corp 半導体装置及びその製造方法
WO2009147768A1 (ja) * 2008-06-06 2009-12-10 パナソニック株式会社 半導体装置
JP2011142334A (ja) * 2011-02-18 2011-07-21 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体装置
US9368430B2 (en) 2013-06-17 2016-06-14 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and semiconductor device fabrication method
KR20200141971A (ko) * 2017-11-15 2020-12-21 타이완 세미콘덕터 매뉴팩쳐링 컴퍼니 리미티드 2차원 비아 필러 구조물들
CN112599521A (zh) * 2020-12-10 2021-04-02 海光信息技术股份有限公司 优化电流分布的方法、装置、集成电路芯片及电子设备

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05136275A (ja) * 1991-11-13 1993-06-01 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPH0955423A (ja) * 1995-08-15 1997-02-25 Sony Corp 多層配線の接続構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05136275A (ja) * 1991-11-13 1993-06-01 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPH0955423A (ja) * 1995-08-15 1997-02-25 Sony Corp 多層配線の接続構造

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008227227A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Seiko Epson Corp 半導体装置及びその製造方法
WO2009147768A1 (ja) * 2008-06-06 2009-12-10 パナソニック株式会社 半導体装置
JP2009295873A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Panasonic Corp 半導体装置
US8143725B2 (en) 2008-06-06 2012-03-27 Panasonic Corporation Semiconductor device
JP2011142334A (ja) * 2011-02-18 2011-07-21 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体装置
US9368430B2 (en) 2013-06-17 2016-06-14 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and semiconductor device fabrication method
US9947575B2 (en) 2013-06-17 2018-04-17 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and semiconductor device fabrication method
US10546773B2 (en) 2013-06-17 2020-01-28 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and semiconductor device fabrication method
US10840130B2 (en) 2013-06-17 2020-11-17 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and semiconductor device fabrication method
KR20200141971A (ko) * 2017-11-15 2020-12-21 타이완 세미콘덕터 매뉴팩쳐링 컴퍼니 리미티드 2차원 비아 필러 구조물들
KR102344709B1 (ko) 2017-11-15 2021-12-31 타이완 세미콘덕터 매뉴팩쳐링 컴퍼니 리미티드 2차원 비아 필러 구조물들
CN112599521A (zh) * 2020-12-10 2021-04-02 海光信息技术股份有限公司 优化电流分布的方法、装置、集成电路芯片及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4861060B2 (ja) 半導体装置および電気ヒューズの切断方法
TWI473231B (zh) 具有改良電遷移特徵之積體電路之互連結構
JP5307437B2 (ja) 半導体装置
JP5248170B2 (ja) 半導体装置
JP4861051B2 (ja) 半導体装置および電気ヒューズの切断方法
US8299567B2 (en) Structure of metal e-fuse
US8791570B2 (en) Semiconductor device having a multilayer interconnection structure
US7893536B2 (en) Semiconductor device
JP2007073624A (ja) 半導体装置
KR20100102981A (ko) 반도체 소자의 금속 연결배선 및 그 형성방법
JP2007073625A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2005209979A (ja) 半導体装置
JP2009141266A (ja) 半導体装置
US9666481B2 (en) Reduced height M1 metal lines for local on-chip routing
US20160148863A1 (en) Non-contiguous dummy structure surrounding through-substrate via near integrated circuit wires
US9633947B2 (en) Folded ballistic conductor interconnect line
US20020041035A1 (en) Semiconductor device fabrication method for interconnects that suppresses loss of interconnect metal
US6831365B1 (en) Method and pattern for reducing interconnect failures
US9111934B2 (en) Semiconductor device
JP2926568B1 (ja) 半導体集積回路とその配線方法
CN103151331B (zh) 防护通孔失效的方法及其结构
JP4820985B2 (ja) 差動並走線路
JP2008227227A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2005259968A (ja) 半導体装置
JP5365649B2 (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060815

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090331

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20091009

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20091028

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100413

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100803

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02