JP2005209951A - 磁気メモリ素子及び磁気記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 磁気記憶装置の製造時に発生する各メモリセルの磁気メモリ素子の特性のバラツキを減少させ、製造歩留りを向上させることが可能な構成の磁気メモリ素子、及びこの磁気メモリ素子を用いた磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】 下層側から、反強磁性層4、磁化固定層3、非磁性層2、記憶層1を積層して成り、記憶層1の端部に隣接して、この記憶層1を構成する磁性材料を酸化した材料から成る酸化層37が配置されている磁気メモリ素子を構成する。この磁気メモリ素子の少なくとも記憶層1は、化学反応を伴うエッチングによりパターン形成されているものとする。また、この磁気メモリ素子を用いてメモリセルを構成した磁気記憶装置を構成する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、磁気メモリ素子、及びこの磁気メモリ素子を用いた磁気記憶装置に係わる。
情報通信機器、特に携帯端末等の個人用小型情報機器の飛躍的な普及に伴い、これを構成するメモリやロジック等の素子には、高集積化、高速化、低消費電力化等、さらなる高性能化が求められている。特に、不揮発性メモリの高密度化・大容量化は、可動部分の存在等の原因により本質的に小型化・高速化・低消費電力化が困難な磁気ハードディスク等と相補的な技術として、ますます重要になってきている。
不揮発性メモリとしては、半導体フラッシュメモリやFeRAM(強誘電体不揮発メモリ)等が実用化されており、さらなる高性能化に向けての活発な研究開発が行われている。
最近、磁性体を利用した新しい不揮発メモリとして、トンネル磁気抵抗効果を利用したMRAM(Magnetic Random Access Memory )が試作され、注目を集めている(例えば、非特許文献1参照)。
このMRAMは、特にランダムアクセスがしやすいこと、書き換え可能回数が大きいこと、高速に動作させることが可能であること、の3点においてフラッシュメモリよりも優れており、また書き換え可能回数が大きい点でFeRAM(強誘電体メモリ)よりも優れている。さらに、DRAM並みの高集積度とSRAM並みのスピードの両立が期待されるため、システムLSI用混載メモリをすべて置き換える可能性も有している。
MRAMは、情報の記録を行う微小な磁気メモリ素子を規則的に配置し、その各々にアクセスできるように、配線例えばワード線及びビット線を設けた構造を有している。
それぞれの磁気メモリ素子は、情報を強磁性体の磁化の向きとして記録させる記憶層を有して構成される。
そして、磁気メモリ素子の構成としては、上述の記憶層と、トンネル絶縁膜(非磁性スペーサ膜)と、磁化の向きが固定された磁化固定層とから成る、いわゆる磁気トンネル接合(Magnetic Tunnel Junction:MTJ)を用いた構造が採用されている。磁化固定層の磁化の向きは、例えば反強磁性層を設けることにより固定することができる。
このような構造においては、記憶層の磁化の向きと磁化固定層の磁化の向きとのなす角度に応じて、トンネル絶縁膜を流れるトンネル電流に対する抵抗値が変化する、いわゆるトンネル磁気抵抗効果を生じるため、このトンネル磁気抵抗効果を利用して、情報の書き込み(記録)を行うことができる。この抵抗値の大きさは、記憶層の磁化の向きと磁化固定層の磁化の向きとが反平行であるときに最大値をとり、平行であるときに最小値をとる。
このように構成した磁気メモリ素子において、磁気メモリ素子への情報の書き込み(記録)は、ワード線及びビット線の両方に電流を流すことにより発生する合成電流磁界により、磁気メモリ素子の記憶層の磁化の向きを制御することにより行うことができる。一般的には、このときの磁化の向き(磁化状態)の違いを、「0」情報と「1」情報とにそれぞれ対応させて記憶させる。
一方、記録された情報の読み出しは、トランジスタ等の素子を用いてメモリセルの選択を行い、磁気メモリ素子のトンネル磁気抵抗効果を利用して、記憶層の磁化の向きの違いを電圧信号の差として検出することにより、記録された情報を検知することができる。
そして、MRAMにおいて、集積回路を安定に駆動させるためには、メモリセル毎の磁気メモリ素子の特性、例えば抵抗値R、磁気抵抗変化量ΔR、磁気抵抗比(MR比)、スイッチング磁界等のバラツキを抑えることが重要である。
Wang外著,IEEE Trans. Magn. ,Vol.33,1997年,p.4498
しかしながら、MRAMの製造の際に、メモリセル毎の磁気メモリ素子の特性、例えば磁気抵抗比(MR比)にバラツキを生じて、歩留まりが大きく低下してしまうことがあった。
この特性のバラツキの原因を明らかにするために、透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Microscopy)及び透過型電子顕微鏡に付随するエネルギー分散型蛍光X線分析法(EDX:Energy Dispersive X-ray Spectroscopy)及び電子エネルギー損失分光法(EELS:Electron Energy Loss Spectroscopy)を用いて、磁気メモリ素子の構造解析を行った。
なお、この構造解析を行うことを特徴とするMRAMの製造方法については、先に出願した特願2003−146742号に詳述している。
構造解析を行った結果、磁気メモリ素子の記憶層の端部において、トンネル絶縁膜を中心に、記憶層及び磁化固定層において、酸化ダメージが観察された。
さらに、この酸化ダメージの領域に含まれるトンネル絶縁膜付近の元素分析を行った。
その結果、記憶層等のパターンを形成する反応性イオンエッチング(RIE)工程で使用したエッチングガスの元素と同じ元素が検出された。
これは、トンネル絶縁膜(例えばAl−O層)において、原子的な隙間(欠陥)が多く存在しており、この欠陥を通して、反応性の高いエッチングガス元素(Cl元素等)が侵入したものと考えられる。
従って、上述の酸化ダメージの発生を抑制し、メモリセル毎の磁気メモリ素子特性のバラツキを改善するためには、反応性イオンエッチング(RIE)工程において、トンネル絶縁膜を通じてエッチングガスの元素が、磁気メモリ素子の内部に進入しないようにする必要があると考えられる。
上述した問題の解決のために、本発明においては、磁気記憶装置の製造時に発生する各メモリセルの磁気メモリ素子の特性のバラツキを減少させ、製造歩留りを向上させることが可能な構成の磁気メモリ素子、及びこの磁気メモリ素子を用いた磁気記憶装置を提供するものである。
本発明の磁気メモリ素子は、少なくとも下層側から、反強磁性層、磁化固定層、非磁性層、記憶層を積層して成り、記憶層の端部に隣接して、この記憶層を構成する磁性材料を酸化した材料、或いは記憶層の磁性材料の構成元素を少なくとも含む磁性材料を酸化した材料から成る、酸化層が配置され、少なくとも記憶層が、化学反応を伴うエッチングによりパターン形成されているものである。
本発明の磁気記憶装置は、少なくとも下層側から、反強磁性層、磁化固定層、非磁性層、記憶層を積層して成る磁気メモリ素子によりメモリセルを構成し、各メモリセルの磁気メモリ素子の記憶層の端部に隣接して、この記憶層を構成する磁性材料を酸化した材料、或いは記憶層の磁性材料の構成元素を少なくとも含む磁性材料を酸化した材料から成る、酸化層が配置され、少なくとも記憶層が、化学反応を伴うエッチングによりパターン形成されているものである。
上述の本発明の磁気メモリ素子の構成によれば、少なくとも、下層側から、反強磁性層、磁化固定層、非磁性層、記憶層を積層して成り、記憶層の端部に隣接して、この記憶層を構成する磁性材料を酸化した材料、或いは記憶層の磁性材料の構成元素を少なくとも含む磁性材料を酸化した材料から成る、酸化層が配置され、少なくとも記憶層が、化学反応を伴うエッチングによりパターン形成されていることにより、記憶層の端部に隣接する酸化層によって、磁気メモリ素子を作製する際のパターニング工程等で用いられる反応性の高いエッチングガス(塩素ガス等)が非磁性層内に侵入することを抑制することができる。
これにより、非磁性層内に侵入したエッチングガスによって、非磁性層に隣接する磁性層(記憶層・磁化固定層)が酸化され、磁性層の磁気特性が劣化してしまう、という問題を回避することが可能になる。
従って、本発明の磁気メモリ素子の構成によれば、磁気特性例えば磁気抵抗比(MR比)が良好である磁気メモリ素子を、安定して作製することが可能になる。
上述の本発明の磁気記憶装置の構成によれば、上記本発明の磁気メモリ素子によりメモリセルを構成されていることより、各メモリセルの磁気メモリ素子を良好な磁気特性を有するように、安定して作製することができるため、メモリセル毎の磁気メモリ素子において、磁気メモリ素子の磁気特性のバラツキを抑制することが可能になる。
また、隣接するメモリセルにおいて、磁気メモリ素子の記憶層同士が記憶層に隣接する酸化層によって磁気的に分離されるため、磁性体でつながってしまうことなく、各メモリセルの磁気メモリ素子の記憶層の範囲が規定される。
上述の本発明の磁気メモリ素子によれば、磁気メモリ素子を作製する際に、磁気特性例えば磁気抵抗比(MR比)が良好である磁気メモリ素子を、安定して作製することが可能になる。
これにより、磁気メモリ素子をメモリセルに用いた磁気記憶装置を製造する際に、メモリセル毎の磁気メモリ素子の特性のバラツキ、例えば磁気抵抗比(MR比)のバラツキを抑制し、磁気記憶装置の製造歩留まりを向上することが可能になる。
また、上述の本発明の磁気記憶装置によれば、磁気記憶装置の製造時に発生する、メモリセル毎の磁気メモリ素子の特性のバラツキが抑制されるため、製造歩留りを向上することができる。
従って、本発明により、信頼性の高い磁気記憶装置を実現することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の磁気メモリ素子の一実施の形態の概略構成図(模式的斜視図)を図1に示す。
この磁気メモリ素子10は、MRAM等磁気記憶装置の1つのメモリセルに相当する部分を示しており、上層側から、記憶層1と、トンネル絶縁膜2と、磁化固定層3とを積層して成る磁気トンネル接合MTJを有して構成されている。
記憶層1は、磁性層から成り、磁化状態、即ち磁化の向きを情報として記録することができるものである。
トンネル絶縁膜2は、酸化膜や窒化膜、或いは酸窒化膜から成り、トンネル電流を流すために薄く形成されているものである。
磁化固定層3は、磁性層から成り、磁化の向きが固定されているものである。例えば、磁化固定層3に対して図示しない反強磁性層を設けることにより、磁化固定層3の磁化の向きを固定することができる。
そして、この磁気トンネル接合MTJと、ビット線(BL)11と、書き込み用ワード線(WWL)12と、読み出し用ワード線(RWL)13と、メモリセルの選択を行うMOSトランジスタTrとを有して構成されている。
また、磁気トンネル接合MTJの上にビット線(BL)11が接続され、磁気トンネル接合MTJの下方に書き込み用ワード線(WWL)12が配置されている。
読み出し用ワード線(RWL)13は、MOSトランジスタTrのゲートGを兼ねている。
また、MOSトランジスタTrのソース(S)16及びドレイン(D)17は、半導体層21内に形成されている。
さらに、MOSトランジスタTrとMTJとを接続するために、バッファ配線14が設けられている。このバッファ配線14は、一端側が磁気トンネル接合MTJに接続され、他端側がコンタクト層15を介してMOSトランジスタTrのソース16に接続されている。
なお、書き込み用ワード線(WWL)12は、MTJや読み出し用ワード線(RWL)13やMOSトランジスタTrのドレイン17に対して、図示しない絶縁層により絶縁されている。
この磁気メモリ素子10に対する、情報の書き込み(記録)は、ビット線(BL)11及び書き込み用ワード線(WWL)12の両方に対してそれぞれ電流を流すことにより、発生する合成電流磁界によって、記憶層1の磁化の向きを制御することによって、行うことができる。
一方、記録された情報の読み出しは、MOSトランジスタTrを用いてメモリセルの選択を行い、磁気メモリ素子10のトンネル絶縁膜2におけるトンネル磁気抵抗効果を利用して、記憶層1の磁化の向きの違いを電圧信号の差として検出することによって、行うことができる。
また、図1の磁気メモリ素子10を規則的に配置して構成したMRAM(磁気記憶装置)の集積回路の模式図を図2に示す。図2において、破線で囲った部分が、図1に示した磁気メモリ素子10に相当する。
図中上下方向に延びるビット線(BL)11と、図中左右方向に延びる書き込み用ワード線(WWL)12及び読み出し用ワード線(RWL)13とが、それぞれ多数平行して配置され、これらの配線11,12,13の交差点付近にメモリセル、即ち図1に示した磁気メモリ素子10が設けられている。
この図2に示す構成の集積回路100において、情報を書き込む(記録)する際には、情報を書き込む対象のメモリセルに対応する、書き込み用ワード線(WWL)12及びビット線(BL)11の両方に電流を流して発生する合成電流磁界により、これらの配線11,12の交差する目的のメモリセルの記憶層1の磁化の向きを制御する。
一方、メモリセルの記憶層1に記録された情報を読み出す際には、MOSトランジスタTrを用いて対象とするメモリセルを選択する。即ち、目的のメモリセルに接続された読み出し用ワード線(RWL)13をHigh(ON状態)にする。
さらに、ビット線(BL)11の電位変化を検出することにより、ビット線(BL)11と読み出し用ワード線(RWL)13とが交差する目的のメモリセルに記録された情報を読み出す。このとき、ビット線(BL)11の電位は、磁気メモリ素子10の記憶層1の磁化の向きによって決まる磁気抵抗(ΔR)に比例した値を示す。
このようにして、目的のメモリセルに対して、情報の書き込みや記録された情報の読み出しを行うことができる。
ここで、図2の集積回路100等に用いられる、磁気トンネル接合MTJを有する磁気メモリ素子10の代表的な膜構成を図3に示す。
図3は、磁化固定層を記憶層に対して下層に配置したボトムタイプの膜構成を示す。即ち図1と同様に、上層側から、記憶層1、トンネル絶縁膜2、磁化固定層3が配置されて磁気トンネル接合MTJが構成され、磁化固定層3の下に磁化固定層3の磁化の向きを固定するための反強磁性層4が配置されている。なお、図中31は下地層や電極やバイパス用のバッファ配線等であり、図中32は保護層やビット線(BL)等である。
なお、この他の膜構成も可能である。例えば、磁性層(記憶層1又は磁化固定層3)を、非磁性層を挟んだ2層の磁性層から成る積層フェリ構造とすることも可能である。
上述したような膜構成により、磁気トンネル接合MTJを有する磁気メモリ素子10を構成することができる。そして、この磁気メモリ素子10を用いて図2に示した集積回路100を構成することができる。
ところで、図1や図2に示したような構成の磁気メモリ素子の製造工程を大まかに分類すると、MOSトランジスタ製造工程→MTJ部製造工程→パッケージング工程に分けられる。
このうち、MTJ部製造工程においては、例えば、次の図4A〜図5Gに示すようにして、MTJ部が作製される。
まず、図4Aに示すように、下地層31上に、磁気トンネル接合MTJを構成する積層膜35を成膜する。
次に、図4Bに示すように、例えばスピンコーターにより、表面に有機系のレジスト40を塗布する。
次に、図4Cに示すように、メモリセルを形成する部分にレジスト40が残るように、ステッパを用いてレジスト40のパターニングを行う。
続いて、反応性イオンエッチング(RIE)により、図4Dに示すように、所定の部分以外の部分の積層膜(MTJ膜)35を取り除く。
この反応性イオンエッチングでは、装置チャンバー内でプラズマを発生させ、その内部で生成したイオンやラジカルを利用してエッチングを行う。そして、エッチングガスとして、反応性の高いガス、例えばClガス、Brガス、CFガス、CO及びNHの混合ガス等が用いられる。
なお、図4Dでは、図示を簡単にするために、積層膜35全体を同じパターンにしているが、実際には、詳細を後述するように積層膜35のうちの一部を反応性イオンエッチング(RIE)によりパターニングする。
次に、図5Eに示すように、メモリセルの積層膜35の周囲に、Al−O層等の絶縁層36を成膜する。このAl−O層は、Alターゲットを用いて、O/Ar混合雰囲気中でスパッタリングすることにより成膜することができる。
次に、図5Fに示すように、レジスト40を除去する。
その後、図5Gに示すように、上部電極32を成膜する。
その後、必要に応じて熱処理工程を行って、MTJを構成する磁性層の磁気構造(磁化の向き等)を調整する。
このようにして、ウエハーに磁気メモリ素子のMTJ部を作製することができる。
なお、実際には、微調整のために、各工程間で熱処理が随時行われる場合が多い。
図2に示す磁気記憶装置の集積回路100を安定に駆動させるためには、前述したように、メモリセル毎の磁気メモリ素子10の特性(抵抗値R、磁気抵抗値(ΔR)、磁気抵抗比(MR比)、スイッチング磁界等)のバラツキを抑えることが重要である。
しかしながら、一般的なMTJ部の構成では、図4Dに示した反応性イオンエッチング(RIE)工程において、前述したように、反応性の高いエッチングガスにより、磁性層(記憶層や磁化固定層)が酸化してしまい、磁性層の磁気特性が劣化する。
このため、メモリセル毎の磁気メモリ素子の特性にバラツキを生じて、磁気記憶装置の製造歩留まりが低下してしまう問題が発生していた。
これに対して、本実施の形態では、この磁気特性の劣化を回避するために、磁気メモリ素子10のMTJ部の細部の構成に特徴を有している。
本実施の形態における、磁気メモリ素子の要部(MTJ部付近)の拡大断面図を図6に示す。
図6に示すように、下部電極31の上に、反強磁性層4、磁化固定層3、トンネル絶縁膜2、記憶層1、保護層33から成る積層膜35が形成され、この積層膜35の保護層33に上部電極32が接続されている。
また、記憶層1及び保護層33は、積層膜35の他の層2,3,4よりも小さいパターンになっており、このパターンによりMTJセル(各磁気メモリ素子のMTJ部のセル)50が規定されている。このMTJセル50よりも外側の下部電極31下には、絶縁層36が形成されている。
そして、本実施の形態では、特に、記憶層1の端部に接して、外側に酸化層37が設けられている。
この酸化層37は、記憶層1を構成する磁性材料を酸化した材料により、もしくは記憶層1を構成する磁性材料の構成元素を少なくとも含む磁性材料を酸化した材料により、形成されている。
なお、図4A〜図5Gは、MTJ部の一般的な製造工程を示した図であるため、図6の細部(積層膜35等)の構成は、図4A〜図5Gと多少異なっている。
この図6に示す磁気メモリ素子を作製するためには、例えば、反応性イオンエッチング(RIE)によりMTJセル50のパターンを形成する工程において、エッチング終点をトンネル絶縁膜(Al−O層)2に到達する前に設定して、図7に示すように、記憶層1となる磁性層41が一部残るようにする。
具体的には、エッチングポイントが少なくとも記憶層1となる磁性層41内にあるとき(磁性層41の下面61よりも上にあるとき)に、エッチングを停止する。
このように設定することにより、記憶層1となる磁性層41のうち、MTJセル50よりも外側の部分がエッチングガスにより酸化されて、図6に示した酸化層37が形成される。
ただし、エッチングされずに残った磁性層41が厚過ぎると、磁性層41が充分に酸化されないため、磁性が消失せず、磁性体がつながったままの広いパターンで残ることになる。この場合、記憶層1としての機能を充分に発揮させることができなくなる。
そこで、例えば、1nm〜2nmの厚さで残るように、磁性層41をエッチングする。
なお、従来のMTJ部の構成では、通常、MTJセル50以外の領域に記憶層1となる磁性層41が残っていると、通常MTJセル50が分離されず、記憶層1としての機能を果たすことができないため、このような製造工程が適用されることはありえなかった。
上述の本実施の形態では、下層側から反強磁性層4、磁化固定層3、トンネル絶縁膜2、記憶層1を積層した積層膜35から磁気メモリ素子10が構成され、磁気メモリ素子10の記憶層1の端部に接してその外側に酸化層37が配置され、この酸化層37が記憶層1を構成する磁性材料を酸化した材料、もしくは、記憶層1を構成する磁性材料の構成元素を少なくとも含む磁性材料を酸化した材料から成り、記憶層1等が化学反応を伴うエッチングによりパターン形成されている。
これにより、磁気メモリ素子10を作製する際に、酸化層37によって、MTJセル50を形成するための化学反応を伴うエッチング工程で用いられる、塩素ガス等の反応性の高いエッチングガスが、トンネル絶縁膜2内に侵入することを抑制することができる。
このため、従来のMTJ部の構成において発生していた、エッチングガスがトンネル絶縁膜内に侵入して、トンネル絶縁膜に隣接する記憶層1や磁化固定層3が酸化され、これら磁性層1,3の磁気特性が劣化してしまう、という問題を回避することが可能になる。
従って、磁気抵抗比(MR比)等の磁気特性が良好である磁気メモリ素子10を安定して作製することが可能になる。
このように、磁気特性が良好な磁気メモリ素子を安定して作製することができるため、MRAMを製造する際に、MRAMの各メモリセルの磁気メモリ素子を良好な磁気特性を有するように安定して作製することができ、これにより、メモリセル毎の磁気メモリ素子において、磁気メモリ素子の磁気特性のバラツキを抑制することが可能になる。
これにより、MRAMの製造歩留まりを向上することができる。
従って、信頼性の高いMRAMを実現することが可能になる。
また、隣接するメモリセルにおいて、磁気メモリ素子10の記憶層1同士が記憶層1に隣接する酸化層37によって磁気的に分離されるため、磁性体が広くつながってしまうことなく、MTJセル50の範囲に規定され、記憶層1の機能を充分に発揮させることができる。
図7に示した製造工程を採用して図6に示した構成を作製した場合には、酸化層37が、記憶層1を構成する磁性材料を酸化した材料から成る。
これに対して、その他の製造工程や積層膜の構成を採用した場合には、酸化層が、記憶層の磁性材料の構成元素を少なくとも含む磁性材料を酸化した材料から成る場合もありうる。
例えば、記憶層となる磁性層が、組成の異なる2層の磁性層(例えばCoFeB層とCoFe層)を積層した構成や、膜厚方向に組成分布を有する構成である場合には、エッチング時のミキシング効果によって、作製される記憶層の材料・組成と酸化層の酸素を除いた材料・組成とが完全に一致しない。この場合でも、酸化層の酸素を除いた材料は、記憶層の磁性材料の構成元素を含み、同様の磁気的性質を有する。
次に、実際に、磁気メモリ素子や、磁気メモリ素子を集積したMRAMを作製して、その構造や特性を調べた。
(実施例)
図6に断面図を示したと同様の積層構造を有する磁気メモリ素子を作製して、これを本発明の実施例の磁気メモリ素子とした。
積層膜35の各層は、反強磁性層4をPtMn層、トンネル絶縁膜2をAl−O層、記憶層1をCoFe層とした。なお、磁化固定層3は、単層ではなく、CoFe/Ru/CoFeの積層フェリ構造とした。
また、記憶層1及び保護層33を反応性イオンエッチングによりパターニングする際には、エッチングガスとしてClガスを用いて、図7に示したように、記憶層1となる磁性層(CoFe層)41内でエッチングを停止するようにした。
そして、実施例の磁気メモリ素子において、図6の酸化層37内のXで示す部分の構造の解析を行った。
具体的には、透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Microscopy)及び透過型電子顕微鏡に付随するエネルギー分散型蛍光X線分析法(EDX:Energy Dispersive X-ray Spectroscopy)を使用して、酸化層37内のXで示す部分に、スポット径1nmで電子線を収束させ、EDX分析を行った。
EDX分析により得られたEDXスペクトルを図8に示す。
図8のEDXスペクトルから、記憶層1となる磁性層41の構成元素であるCo及びFeと酸素Oとが同時に検出されている。
即ち、MTJセルよりも外側の領域に、記憶層1の端部に隣接して、磁性層41のCoFe層が酸化された酸化層37が形成されていることが確認された。これにより、MTJセル50よりも外側では、磁性層41が酸化されて、磁性を消失していることが推測される。
従って、実施例の磁気メモリ素子では、MTJセル50が分離されており、記憶層1としての機能を充分発揮させることができる。
そして、エッチング後に残る磁性層41の膜厚を、1nm〜2nmの範囲内にした場合において、同様の結果が得られた。
さらに、実施例の構成の磁気メモリ素子を集積したMRAMを製造した。
そして、MRAMの各メモリセルのMR比を測定した。
その結果、47〜50%の均一なMR比の分布が得られた。
なお、実施例では、エッチングガスとしてClガスを用いたが、他の反応性ガス(例えば、Brガス、CFガス、CO及びNHの混合ガス等)を用いた化学反応を伴うエッチングにおいても、同等の効果が得られる。
(比較例)
一方、比較例として、積層膜35を構成する各層を実施例と同じ材料・膜厚として、図9に断面図を示す磁気メモリ素子を作製した。
この図9に示す比較例では、積層膜35のうち、保護層33及び記憶層1全体と、トンネル絶縁膜2の一部がMTJセル50のパターンに形成され、その外側に絶縁層36が設けられている。
また、反応性イオンエッチングによりMTJセル50のパターンにパターニングする際には、エッチングガスとしてClガスを用いて、図10に示すように、記憶層1となる磁性層(CoFe層)41の下面61よりも下方でエッチングを停止するようにした。
即ち、磁性層41を完全に取り除いた後に、トンネル絶縁層(Al−O層)2にエッチング面が到達したところで、エッチングを停止した。
この比較例の磁気メモリ素子に対して、上述の透過型電子顕微鏡(TEM)及びエネルギー分散型蛍光X線分析法(EDX)及び電子エネルギー損失分光法(EELS:Electron Energy Loss Spectroscopy)を用いて、構造解析を行った。
構造解析を行った結果、MTJセル50の端部において、図9中に領域62で示すように、トンネル絶縁膜(Al−O層)2を中心に、記憶層1及び磁化固定層3の各磁性層において、前述した酸化ダメージが観察された。
この酸化ダメージの範囲は、MTJセル50の端部からMTJセル50の内部に向かって2nm〜20nmの範囲に及んでいた。
そして、酸化ダメージの領域62に含まれるトンネル絶縁膜(Al−O層)2付近の元素分析を行ったところ、本来含まれるはずのないCl元素が検出された。
これは、Al−O層において原子的な隙間(欠陥)が多く存在し、この欠陥を通して、反応性の高いエッチングガス元素(Cl元素等)が、セルの内部に侵入したものと考えられる。
この構造解析結果から、下記のダメージ発生メカニズムが考えられる。
即ち、反応性イオンエッチングにおいて、エッチング面がAl−O層2に到達した時点で、反応性の高いエッチングガスのCl元素が、Al−O層2の原子的な欠陥を通して、MTJセル50内に進入する。
このCl元素は、電子親和力が強いため、周りの元素から電子を奪って酸化を促進する。
その結果、Al−O層2付近の磁性層1,3にまで酸化が及び、ダメージの発生した領域62では、磁気抵抗比(MR比)が減少する。
さらにまた、この比較例の構成の磁気メモリ素子を集積したMRAMを製造し、各メモリセルのMR比を測定したところ、MR比が20〜40%の範囲であり、MR比が実施例よりも低くなると共に、MR比のバラツキが観察された。
従って、実施例と比較例の結果を比較してわかるように、本発明の構成とすることにより、良好な磁気特性を有する磁気メモリ素子を作製することができ、これにより、MRAMのメモリセル毎の磁気メモリ素子の磁気特性のバラツキを抑制して、MRAMの製造歩留まりを向上することが可能になる。
上述の実施の形態では、磁気メモリ素子として、記憶層と磁化固定層との間にトンネル絶縁膜を設けてMTJ(磁気トンネル接合)を形成し、TMR素子(トンネル磁気抵抗効果素子)を構成したが、その他の構成、例えば、記憶層と磁化固定層との間に非磁性導電層(例えばCu層等)を設けてGMR素子(巨大磁気抵抗効果素子)を構成した磁気メモリ素子にも、同様に本発明を適用することが可能である。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
本発明の磁気メモリ素子の一実施の形態の概略構成図(模式的斜視図)である。 図1の磁気メモリ素子を規則的に配置したMRAMの集積回路の模式図である。 磁気トンネル接合を有する磁気メモリ素子の代表的な膜構成を示す断面図である。 A〜D 磁気メモリ素子の磁気トンネル接合部の製造工程を示す工程図である。 E〜G 磁気メモリ素子の磁気トンネル接合部の製造工程を示す工程図である。 本発明の一実施の形態の磁気メモリ素子の要部(MTJ部付近)の拡大断面図である。 図6の構成を製造する工程を示す工程図である。 本発明の実施例において、酸化層のEDX分析を行って得られたEDXスペクトル図である。 比較例の磁気メモリ素子の要部(MTJ部付近)の拡大断面図である。 図9の構成を製造する工程を示す工程図である。
符号の説明
1 記憶層、2 トンネル絶縁膜、3 磁化固定層、4 反強磁性層、10 磁気メモリ素子、11 ビット線(BL)、12 書き込み用ワード線(WWL)、13 読み出し用ワード線(RWL)、14 バッファ配線、100 集積回路、MTJ 磁気トンネル接合、Tr MOSトランジスタ

Claims (2)

  1. 少なくとも下層側から、反強磁性層、磁化固定層、非磁性層、記憶層を積層して成る磁気メモリ素子であって、
    前記記憶層の端部に隣接して、前記記憶層を構成する磁性材料を酸化した材料、或いは前記磁性材料の構成元素を少なくとも含む磁性材料を酸化した材料から成る、酸化層が配置され、
    少なくとも前記記憶層が、化学反応を伴うエッチングによりパターン形成されている
    ことを特徴とする磁気メモリ素子。
  2. 少なくとも下層側から、反強磁性層、磁化固定層、非磁性層、記憶層を積層して成る磁気メモリ素子によりメモリセルを構成して成る磁気記憶装置であって、
    各前記メモリセルの磁気メモリ素子の前記記憶層の端部に隣接して、前記記憶層を構成する磁性材料を酸化した材料、或いは前記磁性材料の構成元素を少なくとも含む磁性材料を酸化した材料から成る、酸化層が配置され、少なくとも前記記憶層が、化学反応を伴うエッチングによりパターン形成されている
    ことを特徴とする磁気記憶装置。
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