JP2005207294A - タービン動翼 - Google Patents

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    • F01D5/225Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations by shrouding

Abstract

【課題】 簡単な構成で、翼端部に設けたシュラウドに発生する応力が大幅に低減されるタービン動翼を提供する。
【解決手段】 シュラウド2の縁取りをするようにして、コンタクトリブ3の端部とフィン4端部とを連結するように補強リブ5を設けている。具体的には、コンタクトリブ3の動翼側端部とタービン駆動ガス上流側のフィン4端部とを連結するように補強リブ5aを設け、またコンタクトリブ3のタービン周方向端部側の端部とタービン駆動ガス下流側のフィン4端部とを連結するように補強リブ5bを設けている。これにより、シュラウド2の高応力部位を直接補強することで、シュラウド2に発生する応力を大幅に低減している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、翼端部にシュラウドが設けられたタービン動翼に関するものである。
従来より、例えばガスタービン動翼において、その翼端部にシュラウドを設けたものがある。これは、主としてタービン駆動ガス下流側に配設される長尺の動翼において、タービン高速回転時に発生する可能性のある大きな振動を、隣接して設けた各動翼のシュラウド同士で抑制するようにしたものである。また、このシュラウド外周面上でタービン周方向にフィンを単数或いは複数列設けることにより、ケーシング内周面との間に形成される隙間からタービン駆動ガスが流出するのを防止するとともに、シュラウドが撓まないように補強している。なお、シュラウド外周面はタービン外側面に相当し、ケーシング内周面と対向する面となっている。
図9は、このような従来よりのタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図である。同図の左側がタービン駆動ガス上流側、右側が下流側となっている。また、上下方向がタービン周方向である。同図に示すように、高速回転して駆動力を出力する動翼1の破線で示す翼端部には、タービン外周に沿って湾曲した略平板状のシュラウド2が固着されている。これは、高速回転時の動翼1に振動が発生した場合に、これを2点鎖線で示したように隣接して設けたシュラウド2同士が当接することにより抑制するようにしたものである。このシュラウド2は、タービン全周に渡って設けられる。
また、シュラウド2同士の隣接部となる各シュラウド2のタービン周方向両端部には、シュラウド2の外周面2a上に突出させた略直方体状のコンタクトリブ3が設けられている。コンタクトリブ3は、その長手方向がシュラウド2の外周面2a上でタービン周方向に対して例えば45゜等の角度を成しており、この外側面が当接面3aとなっていて、互いに隣接するシュラウド2のコンタクトリブ3同士がこの当接面3aで当接する。このように、シュラウド2同士を広い面で当接させることにより、シュラウド2同士が支えあうことにより反力を分散させるとともに、シュラウド2同士の当接が外れることのないようにしている。
また、シュラウド2の外周面2aには、タービン周方向に2列のフィン4が立設されており、これらの間にコンタクトリブ3が位置している。このフィン4は、回転する動翼1の翼端と静止する図示しないケーシングの内周面との間に形成される隙間を塞ぐことにより、この隙間からタービン駆動ガスが下流側へと流出してタービン効率が低下するのを防止するとともに、シュラウド2が回転による遠心荷重や振動等により撓まないように補強している。なお、フィン4は2列に限定されるものではなく、1列或いは3列以上としても良い。
その他、フィン間に形成されるキャビティ内の静圧を上げて、チップシュラウド翼の下面から上面へ抜けてキャビティ内に流入する主流ガスの流量を少なくし、翼端部の冷却効果を向上させて、クリープ寿命を長くできるガスタービンチップシュラウド翼が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、チップシュラウド翼の外周面上を周方向に2列配設されたフィンのうち、上流側フィンの背高が下流側のフィンよりも小さくされている構成としている。
特開平10−317905号公報
しかしながら、近年のタービン高出力化に伴う大容量化により、動翼が長翼化して翼高さが高くなり、回転時の遠心荷重及び振動が増大してきている。このため、シュラウドの軽量化が求められているが、その一方で、上述したような従来の構成においては、コンタクトリブの付け根部に発生する過大な応力により、亀裂等の損傷が生じる恐れがある。これについて、以下に具体的に説明する。
図10は、上述した従来よりのタービン動翼のシュラウドにおける応力分布を示した図(応力コンタ図)である。同図に示すように、コンタクトリブ3の当接面3aには、隣接するシュラウド2からの矢印aのような力が加わり、これに伴いコンタクトリブ3の動翼側付け根部付近より動翼1の前縁或いは後縁にかけて、動翼1の両側に矢印bのような応力流れが生じる。このときの流れに沿った領域が、隣接するコンタクトリブ3が互いに押し合うことにより発生する高応力領域A1となる。
一方、動翼1の回転に伴う遠心力により、コンタクトリブ3自体の重量でシュラウド2端部が捲れ上がろうとするので、これにより、コンタクトリブ3のタービン周方向端部側付け根部付近には高応力部A2が発生する。このように、コンタクトリブ3の付け根部等には過大な応力が発生するので、これにより、亀裂等の損傷が生じる恐れがある。
本発明は、このような問題点に鑑み、簡単な構成で、翼端部に設けたシュラウドに発生する応力が大幅に低減されるタービン動翼を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、翼端部に固着されるシュラウドと、そのシュラウドの外周面上でタービン周方向に設けられるフィンと、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、前記フィンと前記コンタクトリブとを連結する補強リブを備えたことを特徴とする。そして、前記補強リブは、前記シュラウドを縁取りするように設けられることを特徴とする。
また、翼端部に固着されるシュラウドと、そのシュラウドの外周面上でタービン周方向に設けられるフィンと、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられる前記コンタクトリブ同士を連結する連結フィンを備えたことを特徴とする。
また、翼端部に固着されるシュラウドと、そのシュラウドの外周面上でタービン周方向に設けられるフィンと、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、前記フィンにより、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられる前記コンタクトリブ同士を連結するようにして成ることを特徴とする。
また、翼端部に固着されるシュラウドと、そのシュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられる前記コンタクトリブ間を埋めるようにして1列のコンタクトリブを形成したことを特徴とする。
また、翼端部に固着されるシュラウドと、そのシュラウドの外周面上でタービン周方向に2列に設けられるフィンと、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、前記シュラウドの高応力領域を横切るように配置され、前記2列のフィン同士を連結する連結リブを設けたことを特徴とする。
また、翼端部に固着されるシュラウドと、そのシュラウドの外周面上でタービン周方向に設けられるフィンと、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、前記フィンにおける前記シュラウドの高応力領域を横切る部分を他の部分より厚くしたことを特徴とする。
また、翼端部に固着されるシュラウドと、そのシュラウドの外周面上でタービン周方向に設けられるフィンと、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、前記シュラウドにおいて、そのシュラウドの高応力領域を含み、そのシュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられる前記コンタクトリブのうち一方のコンタクトリブからタービン動翼前縁までに渡る区域、及び他方のコンタクトリブからタービン動翼後縁までに渡る区域を、他の区域より厚くしたことを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で、翼端部に設けたシュラウドに発生する応力が大幅に低減されるタービン動翼を提供することができる。
具体的には、フィンとコンタクトリブとを連結する補強リブを備えたことにより、シュラウドの高応力部位を直接補強することで、シュラウドに発生する応力を大幅に低減することができる。
また、シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブ同士を連結する連結フィンを備えたことにより、コンタクトリブを補強し、シュラウドの高応力部位に発生する応力を低減することができる。
また、フィンによりシュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブ同士を連結する構成とすることにより、コンタクトリブを補強し、シュラウドの高応力部位に発生する応力を低減することができる。
また、シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブ間を埋めるようにして1列のコンタクトリブを形成したことにより、コンタクトリブを補強し、シュラウドの高応力部位に発生する応力を低減することができる。
また、シュラウドの高応力領域を横切るように配置され、2列のフィン同士を連結する連結リブを設けたことにより、シュラウドの高応力部位に発生する応力を低減することができる。
また、フィンにおけるシュラウドの高応力領域を横切る部分を他の部分より厚くしたことにより、シュラウドの高応力部位に発生する応力を低減することができる。
また、シュラウドにおいて、そのシュラウドの高応力領域を含み、そのシュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブのうち一方のコンタクトリブからタービン動翼前縁までに渡る区域、及び他方のコンタクトリブからタービン動翼後縁までに渡る区域を、他の区域より厚くしたことにより、シュラウドの高応力部位に発生する応力を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本発明では、従来のタービン動翼のシュラウドにおける主として高応力部に補強を行うことで、シュラウドに発生する応力を大幅に低減している。
図1は、本発明の実施例1に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図である。同図の左側がタービン駆動ガス上流側、右側が下流側となっている。そして、上下方向がタービン周方向である。また、図2は本実施例に係るシュラウドの要部斜視図である。本実施例では、各図に示すように、シュラウド2の縁取りをするようにして、コンタクトリブ3の端部とフィン4端部とを連結するように補強リブ5を設けている。
具体的には、コンタクトリブ3の動翼側端部とタービン駆動ガス上流側のフィン4端部とを連結するように補強リブ5aを設け、またコンタクトリブ3のタービン周方向端部側の端部とタービン駆動ガス下流側のフィン4端部とを連結するように補強リブ5bを設けている。これにより、シュラウド2の高応力部位を直接補強することで、シュラウド2に発生する応力を大幅に低減している。補強リブ5a,5bは、両方同時に設けて補強する必要がある。例えば、補強リブ5bのみによる補強では、段落〔0008〕で述べたように、コンタクトリブ3の動翼側付け根部付近の剛性が低下するために、高応力領域A1が発生する。
一例として、上記高応力部A2に発生していた応力が、本実施例の構成を採ることにより、数分の1(1/5〜1/8程度)に低減されている。なお、補強リブ5aを補強リブ5bと同じ側に設け、ここでのコンタクトリブ3を同じ側のフィン4に連結するようにしても良い。
図3は、本発明の実施例2に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図である。本実施例では、同図に示すように、シュラウド2のタービン周方向両端部のコンタクトリブ3同士を連結する連結フィン6を設け、フィン4と合わせて3列のフィンとなるようにしている。このような連結フィン6によりコンタクトリブ3を補強し、シュラウド2の高応力部位に発生する応力を低減している。
図4は、本発明の実施例3に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図である。本実施例では、同図に示すように、2列のフィン4の配設幅を従来より内側に寄せて、これら2列のフィン4により、シュラウド2のタービン周方向両端部のコンタクトリブ3同士を連結している。そして、このようなフィン4によりコンタクトリブ3を補強し、シュラウド2の高応力部位に発生する応力を低減している。また、2列のフィン4を内側に寄せた位置とすることにより、シュラウド2の各フィン4外側部分(タービン駆動ガス上流側及び下流側部分)を削減し、シュラウド2を軽量化することができる。
図5は、本発明の実施例4に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図である。本実施例では、同図に示すように、上記フィン4の代わりに、上記コンタクトリブ3間を埋めるようにして1列のコンタクトリブ7を形成し、シュラウド2の高応力部位に発生する応力を低減している。また上記フィン4を取り外した構成としているので、これにより、シュラウド2のタービン駆動ガス上流側及び下流側部分を削減し、シュラウド2を軽量化することができる。
図6は、本発明の実施例5に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図である。本実施例では、同図に示すように、動翼1の両側において、2列のフィン4同士を連結するように連結リブ8を設けた構成としている。この連結リブ8は、図10で示した高応力領域A1を横切るように配置され、ここでの応力を低減するようにしている。連結リブ8とコンタクトリブ3の長手方向との成す角度は、0゜即ち平行か或いは±10゜程度以内とする。この場合、応力の流れに応じて連結リブ8の最適な取付角度,取付位置,厚み,及び高さ等を応力解析により求めて実施する。
図7は、本発明の実施例6に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図である。本実施例では、同図に示すように、フィン4の全長を100%とした場合、各フィン4の一端より25%〜75%の部分を厚くする構成としている。そして、この肉厚部4aで、図10で示した高応力領域A1を横切るようにして、ここでの応力を低減するようにしている。
この場合、シュラウド2の外周面2aの高応力領域は、その他の部分と比較して約2倍の応力を示しているので、平均的な応力を下げるという意味で、フィン4の上記25%〜75%の部分の厚みを、元の1〜2倍の範囲で取る構成としている。
図8は、本発明の実施例7に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図である。本実施例では、応力の流れているラインに沿って、シュラウド2の外周面2aを盛り上げ、この部分を厚くして応力を低減する。具体的には、斜線部2aaで示すように、図10で示した高応力領域A1に沿って、これを含み一方のコンタクトリブ3から動翼1前縁までに渡る区域、及び他方のコンタクトリブ3から動翼1後縁までに渡る区域を厚くする。そして、この厚みを元の1〜2倍の範囲で取る構成としている。これにより、高応力領域A1での応力を低減するようにしている。
実施例1に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図。 本実施例に係るシュラウドの要部斜視図。 実施例2に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図。 実施例3に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図。 実施例4に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図。 実施例5に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図。 実施例6に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図。 実施例7に係るタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図。 従来よりのタービン動翼のシュラウドをタービン外側より見た図。 従来よりのタービン動翼のシュラウドにおける応力分布を示した図。
符号の説明
1 動翼
2 シュラウド
2a 外周面
3 コンタクトリブ
3a 当接面
4 フィン
4a 肉厚部
5 補強リブ
6 連結フィン
7 コンタクトリブ
8 連結リブ
A1 高応力領域
A2 高応力部

Claims (8)

  1. 翼端部に固着されるシュラウドと、該シュラウドの外周面上でタービン周方向に設けられるフィンと、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、
    前記フィンと前記コンタクトリブとを連結する補強リブを備えたことを特徴とするタービン動翼。
  2. 前記補強リブは、前記シュラウドを縁取りするように設けられることを特徴とする請求項1に記載のタービン動翼。
  3. 翼端部に固着されるシュラウドと、該シュラウドの外周面上でタービン周方向に設けられるフィンと、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、
    前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられる前記コンタクトリブ同士を連結する連結フィンを備えたことを特徴とするタービン動翼。
  4. 翼端部に固着されるシュラウドと、該シュラウドの外周面上でタービン周方向に設けられるフィンと、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、
    前記フィンにより、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられる前記コンタクトリブ同士を連結するようにして成ることを特徴とするタービン動翼。
  5. 翼端部に固着されるシュラウドと、該シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、
    前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられる前記コンタクトリブ間を埋めるようにして1列のコンタクトリブを形成したことを特徴とするタービン動翼。
  6. 翼端部に固着されるシュラウドと、該シュラウドの外周面上でタービン周方向に2列に設けられるフィンと、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、
    前記シュラウドの高応力領域を横切るように配置され、前記2列のフィン同士を連結する連結リブを設けたことを特徴とするタービン動翼。
  7. 翼端部に固着されるシュラウドと、該シュラウドの外周面上でタービン周方向に設けられるフィンと、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、
    前記フィンにおける前記シュラウドの高応力領域を横切る部分を他の部分より厚くしたことを特徴とするタービン動翼。
  8. 翼端部に固着されるシュラウドと、該シュラウドの外周面上でタービン周方向に設けられるフィンと、前記シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられるコンタクトリブとを有し、互いに隣接する前記シュラウドの前記コンタクトリブ同士がその当接面で当接するようにして成るタービン動翼において、
    前記シュラウドにおいて、該シュラウドの高応力領域を含み、該シュラウドの外周面上でタービン周方向両端部に設けられる前記コンタクトリブのうち一方のコンタクトリブからタービン動翼前縁までに渡る区域、及び他方のコンタクトリブからタービン動翼後縁までに渡る区域を、他の区域より厚くしたことを特徴とするタービン動翼。
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