JP2005207040A - 防犯回転扉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 入室許可者に対する入室、入室不許可者に対する入室拒否退室の処置の円滑化、退室許可者に対する退室、退室不許可者に対する退室拒否の処置を円滑に達成できる防犯回転扉装置を提供する。
【解決手段】 各扉体2の回転方向の先端部に相隣れる扉体2間を開閉する可動扉5を備え、この可動扉5は常時は巻取られた状態を保持して収納され、必要に応じて引き出されて扉体2間に閉空間を形成するように構成されている。そして、入室許可者の入室、退室許可者の退室動作を妨げることなく、また、入室不許可者を入室させることなく円滑に退室に導くと共に、退室不許可者を退室させることなく、扉内部に捕獲または建物内部に再入室させるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 各扉体2の回転方向の先端部に相隣れる扉体2間を開閉する可動扉5を備え、この可動扉5は常時は巻取られた状態を保持して収納され、必要に応じて引き出されて扉体2間に閉空間を形成するように構成されている。そして、入室許可者の入室、退室許可者の退室動作を妨げることなく、また、入室不許可者を入室させることなく円滑に退室に導くと共に、退室不許可者を退室させることなく、扉内部に捕獲または建物内部に再入室させるようにする。
【選択図】 図1
Description
この発明は、マンション等セキュリティルームに対する入室許可/不許可を識別し、その識別結果に基づいて扉を操作駆動する防犯回転扉装置に関するものである。
従来、回転ドアの円筒の側面に横方向にスライド可能な柵を設けて、犯罪者がこのドアを通過すると柵が自動的に閉まり内部に閉じ込めるというものがあった(例えば特許文献1参照)。
従来の犯罪者捕獲ドアにおいては、退室方向の機能しか開示されておらず、また犯罪者を閉じ込めるには、人為的なスイッチ操作などが必要であるという問題点があった。
また、入室不許可者を自動的に退出に導くこと、また、退室不許可者を自動的に捕獲することができないという問題点もあった。
また、入室不許可者を自動的に退出に導くこと、また、退室不許可者を自動的に捕獲することができないという問題点もあった。
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、入室許可者に対する入室、入室不許可者に対する入室拒否および退室の円滑な処置、更には退室許可者に対する退室、退室不許可者に対する退室拒否の円滑な処置を達成できる防犯回転扉装置を提供することを目的とする。
この発明に係る防犯回転扉装置は、複数枚の扉体で領域を分割した回転扉において、各扉体の回転方向の先端部に相隣れる扉体間を開閉する可動扉を備え、該可動扉は常時は巻取られた状態を保持して収納され、必要に応じて引き出されて上記扉体間に閉空間を形成するように構成したものである。
この発明に係る防犯回転扉装置によれば、各扉体の回転方向の先端部に相隣れる扉体間を開閉する可動扉を備え、該可動扉は常時は巻取られた状態を保持して収納され、必要に応じて引き出されて上記扉体間に閉空間を形成するように構成されているので、入室許可者の入室、退室許可者の退室動作を妨げることなく、また、入室不許可者を入室させることなく円滑に退室に導くと共に、退室不許可者を退室させることなく、扉内部に捕獲または建物内部に再入室させることができる。
実施の形態1.
以下、この発明の一実施の形態を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1による防犯回転扉装置を示す俯瞰図であり、図において、1は回転扉であり、回転領域を4等分する扉体2が中心軸3を支軸として反時計方向に回転する。4は人感センサであり、扉体2で分割される領域の例えば天井等に設置される。5は巻取り可能な可動扉であり、透明ビニルシートのような柔軟な素材か或いは狭い幅で曲折する様な連接構造体で構成され、例えば巻き尺の様に通常は巻取る方向に付勢力が作用している自動巻取り装置6に巻装されている。なお上記可動扉5は各扉体2の回転方向の先端部に設置される。
以下、この発明の一実施の形態を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1による防犯回転扉装置を示す俯瞰図であり、図において、1は回転扉であり、回転領域を4等分する扉体2が中心軸3を支軸として反時計方向に回転する。4は人感センサであり、扉体2で分割される領域の例えば天井等に設置される。5は巻取り可能な可動扉であり、透明ビニルシートのような柔軟な素材か或いは狭い幅で曲折する様な連接構造体で構成され、例えば巻き尺の様に通常は巻取る方向に付勢力が作用している自動巻取り装置6に巻装されている。なお上記可動扉5は各扉体2の回転方向の先端部に設置される。
7は上記可動扉5の上下端縁を支持して引き出された姿勢を保持するガイドレールであり、扉体2端の回転する軌跡に沿って、床面および天井に対設されている。8は可動扉引き出し装置であり、例えば上記ガイドレール7内で案内されるロープを介して可動扉7に連結され、ロープを巻取ることによって可動扉7が引き出される。またこのロープを繰り出すことによって可動扉7が巻取り収納される。各可動扉7は1/4円形に広がり、4枚扉体2のうち2枚と共に、閉空間を形成する。
9は非接触ID読みとりセンサであり、回転扉1の設置領域に対応する両壁部に配設している。なお図中10は入室者、11は退室者、12は入室者が所持する非接触IDカードであり、Aは建物内をBは建物外を示す。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
回転扉1は図1に示すd→c→b→aの順番に回転する。図1において、入口としては、bまたはcとなる。出口は、aまたはdの位置である。今bの位置には、人感センサ4によって人が居ないと認識されているため、可動扉5は巻取られたままである。
回転扉1は図1に示すd→c→b→aの順番に回転する。図1において、入口としては、bまたはcとなる。出口は、aまたはdの位置である。今bの位置には、人感センサ4によって人が居ないと認識されているため、可動扉5は巻取られたままである。
図2(a)から(b)の様に、非接触IDカード12を所持した、入室許可された人10が入室する場合には、図2(a)の位置で先ず、人感センサ4が人を検知すると、可動扉引き出し装置8が起動し、ロープを介して可動扉5を自動巻取り装置6の付勢力に抗して引き出され開き始め、前後2枚の扉体2と共に閉空間が形成される。
次に図2(b)に示す様に、非接触ID読みとりセンサ9の位置を入室許可された人10が通過すると、上記センサ9が非接触IDカード12の内容を読みとり、通行許可の有無を判断し、通行可能であれば、可動扉5に対する牽引力を弛めて可動扉5を巻取る。更に扉体2が回転し図2(c)の位置で可動扉5は完全に巻取られ、開放され、入室許可された人10は入室可能となる。
一方、非接触カード12を所持しないなど入室を許可されない人の場合は、図3(a)の位置で、可動扉5が完全に引き出され、つまり解放されてこれが前後の扉体2に共に閉領域を形成するので、入室できない、この状態のまま更に180度回転した所で可動扉5の巻取りが開始される。更に回転し形成された閉領域が開放されて図3(b)、図3(c)に示すように退室者11の退室を促す。
また、非接触IDカード12を所持していても、時間帯や回転扉の種類などにより、入室を許可されない場合は、非接触ID読みとりセンサ9が非接触IDカード12の内容を読みとり、入室不許可と判断した場合は、上記非接触IDカード12を所持しない場合と同様の動作となる。
入室不許可の旨を音声をもって放送する手段を加えてもよい。
また、退室時は、上記入室時の動作の裏返しとなる。つまり、退室しようとする人を検知した場合に、可動扉5が開放する動作をし、退室許可を非接触ID読みとりセンサ9が判断すれば可動扉5を巻取る動作を行う。
非接触ID読みとりセンサ9が退室不許可と判断した場合は、図4(a)に示すように可動扉5を完全に引き出し、前後の扉体2と共に閉領域を形成する。この後、警報ブザーなどを鳴らしながら、閉領域の状態を維持したまま180度回転したところで図4(b)の位置で回転扉1の回転を停止させ、警備員などを呼ぶ。上記図4(a)、図4(b)の動作間で退室不許可の旨を音声をもって放送する手段を加えてもよい。
上記図4(b)に示す位置で回転を停止させず、その位置より可動扉5を巻取る動作とし、更に90度回転したところで完全に巻取り、最初に退室しようとした時と同様の位置関係としてもよい(図4(c))。この場合、そこから更に退出しようとした場合は、上記と同じ動作を再度行う。
1 回転扉、2 扉体、4 人感センサ、5 可動扉、6 自動巻取り装置、
7 ガイドレール、9 非接触ID読みとりセンサ、12 非接触IDカード。
7 ガイドレール、9 非接触ID読みとりセンサ、12 非接触IDカード。
Claims (7)
- 複数枚の扉体で領域を分割した回転扉において、
各扉体の回転方向の先端部に相隣れる扉体間を開閉する可動扉を備え、該可動扉は常時は巻取られた状態を保持して収納され、必要に応じて引き出されて上記扉体間に閉空間を形成するように構成したことを特徴とする防犯回転扉装置。 - 上記回転扉の分割された領域には人感センサを、また、回転扉内に入った人が所持する非接触IDカードを検知して入・退室許可/不許可を識別するID読取センサを備え、これらセンサによる検知識別によって回転扉および可動扉が駆動されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の防犯回転扉装置。
- 人が入室する時であって、上記ID読取センサが入室許可と判断した場合、上記可動扉の引き出し動作を停止し、上記扉体間を閉空間とならないようにすると共に、上記ID読取センサが入室不許可と判断した場合、上記可動扉の引き出し動作を行い、上記扉体間を閉空間とすることを特徴とする請求項2に記載の防犯回転扉装置。
- 請求項3において、上記ID読取センサが入室不許可と判断した場合、上記可動扉の引き出し動作を行い、上記扉体間を閉空間とした後、上記閉空間が退出位置になった時、上記可動扉の巻き取り動作を行い、上記閉空間を解除することを特徴とする防犯回転扉装置。
- 人が退室する時であって、上記ID読取センサが退室許可と判断した場合、上記可動扉の引き出し動作を停止し、上記扉体間を閉空間とならないようにすると共に、上記ID読取センサが退室不許可と判断した場合、上記可動扉の引き出し動作を行い、上記扉体間を閉空間とすることを特徴とする請求項2に記載の防犯回転扉装置。
- 請求項5において、上記ID読取センサが退室不許可と判断した場合、上記可動扉の引き出し動作を行い、上記扉体間を閉空間とした後、上記閉空間が入室位置になった時、上記可動扉の巻き取り動作を行い、上記閉空間を解除することを特徴とする防犯回転扉装置。
- 上記可動扉は巻取り可能であって、その基端で自動巻取り装置に巻取られ、回転扉の上下端が移動する軌跡に沿って設けたレールによって案内されて引き出されるように構成したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の防犯回転扉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004012534A JP2005207040A (ja) | 2004-01-21 | 2004-01-21 | 防犯回転扉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004012534A JP2005207040A (ja) | 2004-01-21 | 2004-01-21 | 防犯回転扉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005207040A true JP2005207040A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34898870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004012534A Withdrawn JP2005207040A (ja) | 2004-01-21 | 2004-01-21 | 防犯回転扉装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005207040A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101563425B1 (ko) | 2014-04-25 | 2015-10-28 | (주) 중앙엔트리 | 회전문 시스템 |
-
2004
- 2004-01-21 JP JP2004012534A patent/JP2005207040A/ja not_active Withdrawn
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