JP2005206238A - 電子レンジ調理用容器及びこれを用いた部分非加熱調理方法 - Google Patents

電子レンジ調理用容器及びこれを用いた部分非加熱調理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構造で取り扱いも容易な電子レンジ調理用容器及びこれを用いる部分非加熱調理方法を提供することである。
【解決手段】マイクロ波透過性材料より成る容器本体10は、収納部10aと収納部10bを有しており、収納部10bには、別体のマイクロ波遮蔽性容器30が収納される。前記収納部10aには、加熱すべき食品等が充填され、収納部10bに収納された容器30には非加熱食品等が充填される。そしてこれを電子レンジに装填し、加熱すると容器本体10の収納部10aの内容物が加熱され、収納部10bの内容物は加熱されず、部分非加熱調理が可能となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、食品等を収納して電子レンジで部分的に非加熱調理を可能にした容器及びこの容器を用いた部分非加熱調理方法に関する。
電子レンジで弁当等を収納した容器を加熱調理する際に、米飯などの加熱したいものと、サラダなどの加熱して欲しくないものがある。そこで、例えば特許文献1には、仕切り容器の仕切り部に小孔等の脆弱部を設け、この脆弱部から容器の一部を切り離すことができるようにしておき、電子レンジによる加熱時に、加熱部と非加熱部を切り離して加熱部のみを電子レンジに装填できるようにした技術が開示されている。この技術では、手で容易に切り離し可能にすることが非常に困難で、加熱喫食時にも手間がかかる問題がある。
そこで、特許文献2では、予め容器の一部を形成する間仕切り部の側部及び底部全面とその開口部上面をマイクロ波透過制御材で覆い、マイクロ波の透過を部分的に制御する技術が開示されている。この技術によれば、容器全体を電子レンジに装填することができるので、取り扱いは便利であるが、容器及び蓋の一部をマイクロ波制御材で覆う工程が複雑になりコスト高となる問題がある。
上記従来の技術のほか、食品収納容器を電子レンジに装填する際に、容器の一部外面をマイクロ波遮蔽材料例えばアルミニウム箔で覆う方法もあるが、これも手間がかかる問題がある。
特開平7−100011号公報(段落0022、図1、図2) 特開平8−207971号公報(段落0016、図1乃至図7)
この発明の課題は、上記のような問題を解決し、簡単な構造で取り扱いも容易な電子レンジ調理用容器及びこれを用いた部分非加熱調理方法を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、電子レンジ調理用容器を、複数の収納部を有するマイクロ波透過性容器本体とこの容器本体の開口部を閉じるマイクロ波透過性蓋とによって形成し、少くとも1つの収納部に加熱すべき内容物を収納し、他の少くとも1つの収納部に、非加熱内容物を充填したマイクロ波遮蔽性容器を収納するようにしたのである。
マイクロ波遮蔽性容器に充填した非加熱内容物の上方に、加熱すべき内容物を充填したマイクロ波透過性中皿をさらに備えるようにしてもよい。加熱すべき内容物を収納する収納部とこれに隣接するマイクロ波遮蔽性容器を収納する収納部の間隔を約30mm以内とするのが好ましい。また前者の収納部を後者より浅く形成し、その底面面積を前者の方が後者より大きくするのがよく、さらに前者の巾を後者の巾よりも大きくするのがよい。前記マイクロ波遮蔽性容器を収納する収納部の平面形状を長方形とし、その長辺がトップインで200mm以内、短辺がトップインで140mm以内にしておくのが好ましい。
前記マイクロ波遮蔽性容器は、底壁とその周縁から起ち上る周壁を有し、この周壁の外方側への傾き角を13°以内にしておくのがよい。また、周壁の高さ方向中途部分が屈曲していてもよく、その場合には下段部分の外方側への傾き角が15°以内、上段部分の外方側への傾き角が16°以上60°未満にしておくのが好ましい。
上記のような電子レンジ調理用容器にチルドまたは冷凍した内容物を収納して電子レンジに装填し加熱する方法を採用することができる。また、マイクロ波遮蔽性容器内に内容物を充填する際に、容器深さの80%以下の深さまで充填するのがよい。
この発明によれば、マイクロ波透過性容器本体に複数の収納部を形成し、その収納部の少くとも1つに、非加熱内容物を充填したマイクロ波遮蔽性容器を収納するだけで電子レンジによって部分非加熱調理が可能になるので、調理用容器を極めて簡単な構造にすることができ、また調理用容器の取り扱いも簡単になる効果がある。
マイクロ波遮蔽性容器に充填した非加熱内容物の上方に、加熱すべき内容物を充填したマイクロ波透過性中皿をさらに備えるようにすれば、電子レンジによる加熱調理時にマイクロ波透過性中皿に充填した加熱すべき内容物がマイクロ波を吸収し、マイクロ波遮蔽性容器に充填した非加熱内容物の温度上昇をよりいっそう抑止することができる。この場合、マイクロ波遮蔽性容器には、刺し身、野菜サラダ、麺類(ざるそば、冷やしうどん、冷麺等)等の非加熱内容物を充填し、マイクロ波透過性中皿にはコロッケ、天ぷら等の加熱すべき内容物を充填することができる。
図1乃至図4に示すように、この発明の電子レンジ調理用容器は、容器本体10と、その蓋20と、前記容器本体10内に装着されるマイクロ波遮蔽性容器30より成る。
前記容器本体10は、合成樹脂等のマイクロ波透過材料によって形成され、2つの収納部10aと10bに分離され、これらの収納部10aと10bは、それぞれ底壁11a、11b及びその周縁から起ち上る周壁12a、12bを有し、周壁12a、12bの上端から2段の肩部13a、14a及び13b、14bが設けられている。そして上段の肩部14a、14bから上方にほぼ直立するリム15が容器本体10の開口部全周にわたって延び、このリム15の周辺にはフランジ16が設けられている。
前記収納部10bは収納部10aよりも高さ(深さ)が大きくなっており、これらの収納部10aと10bを結合する接続板17が斜めに形成され、この接続板17の長さ方向のほぼ中央部に突条18が設けられている。なお、収納部10aと収納部10bの底壁11aと11bの面積は前者の方が広く、それらの巾(図1の左右方向)も同等以上とするのが好ましい。特に収納部10bの平面形状を長方形とし、トップインのサイズで長辺を200mm以内、短辺を140mm以内とするのが好ましい。さらに、収納部10aと収納部10bとの間隔Wは、(第1の段部13aと13bの外面から計測して)30mm以内、好ましくは20mm以内とするのがよい。
上記のような容器本体10に被せる蓋20は、合成樹脂等のマイクロ波透過材料で形成され、前記容器本体10の収納部10aに対応する上蓋部20aと、収納部10bに対応する上蓋部20bより成る。これらの上蓋部20a、20bは、それぞれ頂壁21a、21bとその周縁から垂下する周壁22a、22bを有し、これらの周壁22a、22bの下端から折り返して容器本体10の肩部13a、14a及び13b、14bに突き当てる2段の当接部23a、24a及び23b、24bがそれぞれ形成されている。また隅角部にタブ25が設けられている。さらに、上蓋部20aと上蓋部20bを結合する接続板27が斜めに形成され、この接続板27の長さ方向のほぼ中央部には凹条28が設けられている。この接続板27は容器本体10の接続板17に対応し、凹条28は突条18に対応して、蓋20を容器本体10に嵌め合わせたとき、接続板17と接続板27は密着し、突条18は凹条28と係合するようになっている。
図1に示すように、前記一方の収納部10bには、アルミニウム箔等の金属箔の成形品や合成樹脂等の基材に金属蒸着膜を設けたマイクロ波遮蔽性容器30が別体に収納される。このマイクロ波遮蔽性容器30は、図5及び図6に示すように、底壁31とその周縁から起ち上る周壁32を有し、周壁32の上端外周にはフランジ33が設けられている。前記周壁32の容器外方側への傾き角α(底壁31の鉛直方向からの角度)は任意に選択できるが、13°以内が好ましく、より好ましくは10°以内、さらに好ましくは5°以内とするのがよい。また、図7や図8に示すように、周壁32の中途部分を内側または外側に屈曲させてもよい。その場合には、外方側への傾き角(底壁31の鉛直方向からの角度)を周壁32の下段は15°以内、上段は16°以上60°未満とするのが好ましい。
上記のようなマイクロ波遮蔽性容器30に適当な非加熱食品等の内容物を収納し、容器本体10の収納部10bに装着する。収納部10aには、適当な加熱食品等の内容物を直接収納する。そして蓋20を嵌合し、電子レンジで加熱調理を行なう。このとき、マイクロ波遮蔽性容器30内部でマイクロ波は乱反射するため、加熱効果が減殺され、収納された内容物はほとんど加熱されることがない。なお、マイクロ波遮蔽性容器30には、その深さの80%以下の深さまで内容物を充填しておくのが好ましい。
前記容器本体10と蓋20は、図示の場合所謂内嵌合容器の形態を採用しているが、これに限らず外嵌合容器、内外両嵌合容器の形態でもよい。また、蓋をフィルム状とし容器本体10の開口部にヒートシールする形態でもよい。さらに容器本体10の収納部を3以上設けることもできる。この場合、マイクロ波遮蔽性容器を2以上の収納部に装着することができる。
前記マイクロ波遮蔽性容器30に適当な非加熱食品等の内容物を収納し、容器本体10の収納部10bに装着した後、マイクロ波遮蔽性容器30に充填した非加熱内容物の上方に、加熱すべき内容物を充填したマイクロ波透過性中皿40をさらに備えるようにしてもよい。このマイクロ波透過性中皿は、図10及び図11に示すように、底壁41とその周縁から立ち上がる周壁42を有し、周壁42の上端外周にはフランジ43が設けられている。これを図12に示すように、マイクロ波遮蔽性容器30の上方に装着あるいは載置した後、容器本体10全体に蓋20を嵌合し、電子レンジで加熱調理を行なう。このとき、マイクロ波遮蔽性容器30内部でマイクロ波は乱反射すると同時に、マイクロ波透過性中皿40に充填した加熱すべき内容物がマイクロ波を吸収するので、マイクロ波遮蔽性容器30に充填した非加熱内容物の温度上昇をよりいっそう抑止することができる。マイクロ波透過性中皿40を備える方法は、特に限定されるものではないが、マイクロ波透過性中皿40のフランジ43をマイクロ波遮蔽性容器30のフランジ33上に重ね合せても良いし、容器本体10の肩部13b等にマイクロ波透過性中皿40のフランジ43を係合させてもよく、または単にマイクロ波遮蔽性容器30もしくは非加熱内容物の上にマイクロ波透過性中皿40を載置するだけでもよい。
以下、さらに詳細な実施例と比較例を挙げる。
〔実施例1及び比較例〕
図1、2に示すような形状のポリプロピレン製容器本体と図3、4に示すような形状のポリプロピレン製蓋を用い、収納部10bに図5、6に示すような形状のアルミニウム箔成形容器を装着した。容器本体の収納部10aの容積(段部13aの高さまで)は約350ml、収納部10bの容積(段部13bの高さまで)は約300ml、収納部10aと10bの間隔は21.4mmであり、アルミニウム箔容器の容積は250mlであった。また、アルミニウム箔容器の側壁の外方側への傾き角は12.4°であった。比較例として前記アルミニウム箔容器と同形、同サイズのポリプロピレン成形容器を収納部10bに装着したものを用意した。
上記容器本体の収納部10aに水300ml、アルミニウム箔容器及びポリプロピレン容器にそれぞれ水200mlを充填し、蓋を嵌合して電子レンジ(サンヨーEM−1503T、200V)に装填し1500Wで40秒間加熱した。結果は、アルミニウム箔容器を用いた場合、収納部10a内の水の温度上昇は38℃、アルミニウム箔容器内の水の温度上昇は8℃であり、両者の差は30℃であった。一方ポリプロピレン容器を用いた場合、収納部10a内の水の温度上昇は27.0℃、ポリプロピレン容器内の水の温度上昇は29.0℃であり、両者の差は−2℃であった。
〔実施例2〜5及び比較例〕
実施例1と同様の容器で収納部10aと10bの間隔を図9の通り変化させたものを用い、上記と同様の加熱テストを行なった。結果を同図に示す。なお比較例は、内容器としてポリプロピレン容器を用いたものを示す。
〔実施例6〕
収納部10bに装着するアルミニウム箔成形容器を図7に示す形状のものに変更し、その他は前記実施例4と同様とした。なお、収納部10bの形状もアルミニウム箔成形容器が装着できるよう若干変更している。アルミニウム箔成形容器の側壁の下段部分(下段部分の高さは約20mm)の外方側への傾き角(底壁の鉛直方向からの角度)は4.3°とし、上段部分(上段部分の高さは約14mm)の外方側への傾き角(底壁の鉛直方向からの角度)を29.7°としている。前記実施例1と同様の試験を行なった結果、収納部10a内の水の上昇温度は39.0℃、アルミニウム箔成形容器内の水の温度上昇は5.5℃であり、両者の差は33.5℃であった。
〔実施例7〕
収納部10bに装着するアルミニウム箔成形容器を図8に示す形状のものに変更し、その他は前記実施例4と同様とした。なお、収納部10bの形状もアルミニウム箔成形容器が装着できるよう若干変更している。アルミニウム箔成形容器の側壁の下段部分(下段部分の高さは約14mm)の外方側への傾き角(底壁の鉛直方向からの角度)は24.9°とし、上段部分(上段部分の高さは約20mm)の外方側への傾き角(底壁の鉛直方向からの角度)を4.3°としている。前記実施例1と同様の試験を行なった結果、収納部10a内の水の上昇温度は37.5℃、アルミニウム箔成形容器内の水の温度上昇は8.5℃であり、両者の差は29.0℃であった。
〔実施例8〕
収納部10bに装着するアルミニウム箔成形容器の側壁の外方側への傾き角(底壁の鉛直方向からの角度)を6.7°のものに変更し、その他は前記実施例4と同様とした。なお、収納部10bの形状もアルミニウム箔成形容器が装着できるよう若干変更している。前記実施例1と同様の試験を行なった結果、収納部10a内の水の上昇温度は39.0℃、アルミニウム箔成形容器内の水の温度上昇は6.5℃であり、両者の差は32.5℃であった。
〔実施例9〕
収納部10bに装着するアルミニウム箔成形容器の側壁の外方側への傾き角(底壁の鉛直方向からの角度)を3.4°のものに変更し、その他は前記実施例4と同様とした。なお、収納部10bの形状もアルミニウム箔成形容器が装着できるよう若干変更している。前記実施例1と同様の試験を行なった結果、収納部10a内の水の上昇温度は38.0℃、アルミニウム箔成形容器内の水の温度上昇は5.0℃であり、両者の差は33.0℃であった。
〔実施例10〕
実施例1と同様にポリプロピレン製容器本体とポリプロピレン製蓋を用い、収納部10bにアルミニウム箔成形容器を装着し、さらに図10及び図11に示すような形状のポリプロピレン製中皿を用意し、図12のように、アルミニウム箔成形容器のフランジ上にポリプロピレン製中皿のフランジが重なるように、ポリプロピレン製中皿を載置した。なお、ポリプロピレン製中皿の容積は110mlとした。上記容器本体の収納部10aに水300ml、アルミニウム箔成形容器に水150ml、ポリプロピレン製中皿に水80mlを充填し、蓋を嵌合して電子レンジ(サンヨーEM−1503T、200V)に装填し、1500Wで40秒間加熱した。結果は、収納部10a内の水の温度上昇は31℃、アルミニウム箔成形容器内の水の温度上昇は3℃、ポリプロピレン製中皿内の水の温度上昇は25℃であり、収納部10a内の水の温度上昇とアルミニウム箔成形容器内の水の温度上昇との差は28℃であった。このことから実施例10のマイクロ波遮蔽製容器内の内容物は極端に温度上昇が少ないことが確認された。
この発明の容器の容器本体を示す縦断面図 容器本体の平面図 蓋の縦断面図 蓋の平面図 マイクロ波遮蔽性容器の縦断面図 マイクロ波遮蔽性容器の平面図 マイクロ波遮蔽性容器の他の例を示す縦断面図 マイクロ波遮蔽性容器のさらに他の例を示す縦断面図 実施例2〜5及び比較例による試験結果を示す表 マイクロ波透過性中皿の縦断面図 マイクロ波透過性中皿の平面図 この発明の容器の容器本体にマイクロ波透過性中皿を装着した場合における縦断面図
符号の説明
10 容器本体
10a、10b 収納部
11a、11b 底壁
12a、12b 周壁
13a、13b 第1の肩部
14a、14b 第2の肩部
15 リム
16 フランジ
17 接続板
18 突条
20 蓋
20a、20b 上蓋部
21a、21b 頂壁
22a、22b 周壁
23a、23b 第1の当接部
24a、24b 第2の当接部
25 タブ
27 接続板
28 凹条
30 マイクロ波遮蔽性容器
31 底壁
32 周壁
33 フランジ
40 マイクロ波透過性中皿
41 底壁
42 周壁
43 フランジ
α 傾き角

Claims (11)

  1. 複数の収納部を有するマイクロ波透過性容器本体とこの容器本体の開口部を閉じるマイクロ波透過性蓋より成り、少なくとも1つの収納部に加熱すべき内容物を収納し、他の少なくとも1つの収納部に、非加熱内容物を充填したマイクロ波遮蔽性容器を収納するようにした電子レンジ調理用容器。
  2. マイクロ波遮蔽性容器に充填した非加熱内容物の上方に、加熱すべき内容物を充填したマイクロ波透過性中皿をさらに備えた請求項1に記載の電子レンジ調理用容器。
  3. 加熱すべき内容物を収納する収納部とこれに隣接するマイクロ波遮蔽性容器を収納する収納部の間隔が約30mm以内である請求項1または2に記載の電子レンジ調理用容器。
  4. 前記加熱すべき内容物を収納する収納部の深さがマイクロ波遮蔽性容器を収納する収納部よりも浅く形成された請求項1から3のいずれかに記載の電子レンジ調理用容器。
  5. 前記加熱すべき内容物を収納する収納部の底面面積をマイクロ波遮蔽性容器を収納する収納部の底面面積よりも大きくした請求項1から4のいずれかに記載の電子レンジ調理用容器。
  6. 前記加熱すべき内容物を収納する収納部の幅を前記マイクロ波遮蔽性容器を収納する収納部の幅よりも大きくした請求項1から5のいずれかに記載の電子レンジ調理用容器。
  7. 前記マイクロ波遮蔽性容器を収納する収納部の平面形状が長方形で長辺がトップインで200mm以内、短辺がトップインで140mm以内である請求項1から6のいずれかに記載の電子レンジ調理用容器。
  8. 前記マイクロ波遮蔽性容器は底壁とその周縁から起ち上る周壁を有し、この周壁の外方側への傾き角を13°以内とした請求項1から7のいずれかに記載の電子レンジ調理用容器。
  9. 前記マイクロ波遮蔽性容器は底壁とその周縁から起ち上る周壁を有し、この周壁が高さ方向の中途部分で屈曲し、下段部分の外方側への傾き角が15°以内、上段部分の外方側への傾き角が16°以上60°未満である請求項1から8のいずれかに記載の電子レンジ調理用容器。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の電子レンジ調理用容器にチルドまたは冷凍した内容物を収納し電子レンジに装填して加熱することから成る電子レンジによる部分非加熱調理方法。
  11. 請求項1から9のいずれかに記載の電子レンジ調理用容器を用いマイクロ波遮蔽性容器内にその容器深さの80%以下の深さに内容物を充填して電子レンジで加熱することから成る部分非加熱調理方法。
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