JP2005206130A - 歯車駆動による自動車専用車輪取り付け・取り外し工具 - Google Patents

Abstract

【課題】 自動車用車輪を取り付け・取り外しの際、３本から８本のナット及びボルトを一回の動作により取り付け・取り外しが可能だが、数に比例して力、回転数を必要とする。
【解決手段】 機構は、作動中心部とナット・ボルト固定用ソケット部に歯車を築き、中心部の歯車とソケット部の歯車の比率により、中心部の力・回転数を決定できる。最大の力を必要とするのは、初期のナット・ボルト取り外し時と後期の締め付け時（０回転から４回転程度）であるが、それ以外は回転数を必要とするが力は最小限である。この場合、歯車の重複化により解決でくる。また本発明品を３本から８本のナット・ボルトをセットする場合、各ナット・ボルトの回転停止位置が違う為、ソケット部にフリー機構を設け、また各ナット・ボルトにセット後は、歯車の回転方向にロック機構を備え中心部の歯車を回転させる。
【選択図】
図４

Description

発明の詳細な説明

本発明は、自動車専用整備工具として考案され、自動車車輪の固定ナット及びボルトを、歯車駆動による操作で、一度に複数のナット及びボルトを取り付け取り外しできる工具である。

従来、自動車用車輪は、４本から８本のナット及びボルトで車体構造に固定されているが、車輪を取り付け・取り外す場合、従来の工具ではナット・ボルト数に比例して、４回から８回の動作を必要とした。

本発明は、自動車用車輪の取り付け・取り外しの時間を大幅に短縮できるよう歯車駆動によるコンパクトな設計とする。

発明の効果

このような構造により、車輪の取り付け・取り外しの時間が大幅に短縮でき、業務用であれば、大幅な作業効率化が計れる。また車載工具としても搭載できるよう設計とする。

歯車とソケット部の断面図 歯車とソケット部の平面図（３ナット・ボルト用） 歯車とソケット部の平面図（４ナット・ボルト用） ３次元説明図（説明図は４ナット・ボルト用での図だが、６から８ナット・ボルト仕様でも方式は、同一である）

Claims (2)

1. 自動車用車輪を、容易に取り付け取り外しできる工具。
2. 自動車車輪固定用ナット及びボルト（４本から８本）を、１回から２回の動作により取り付け・取り外しできる工具。

Images