JP2005205979A - 車速制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 曲線路において予め設定された設定車速の低減量よりも大きな低減量を得る。
【解決手段】 車速検出値が設定車速に一致するように車両の制駆動力を制御する際、車両前方の曲線路を検出し、車両前方に曲線路が検出されたときにその曲線路を通過可能な車速まで第1の低減量だけ設定車速を低減する車速制御装置であって、曲線路で設定車速を低減しているときに設定車速を低減するための操作部材が操作された場合には、第1の低減量よりも大きな第2の低減量だけ設定車速を低減する。
【選択図】 図9


Description

本発明は、車速が予め設定した車速となるように自動調整する車速制御装置に関する。
ナビゲーション装置からの情報に基づいて曲線路の手前で適切な車速まで減速するようにした車速制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特許第3269897号公報
しかしながら、上述した従来の車速制御装置では、曲線路の手前でナビゲーション装置からの情報に基づいて減速しているので、乗員が満足するような減速が得られないことがある。
また、上記車速制御装置の他に、単に車速を予め設定された車速(設定車速)に一致させる車速制御装置もある。この装置には運転者が設定車速を低減するための操作部材としてセット/コーストスイッチが設けられており、曲線路の手前でこのセット/コーストスイッチを操作すると設定車速を低減することができる。
ところが、このセット/コーストスイッチの操作による設定車速の低減量は予め設定されており、曲線路の曲率半径などの道路状況によっては運転者が満足する低減量が得られないことがある。
請求項1の発明は、車速検出値が設定車速に一致するように車両の制駆動力を制御する際、車両前方の曲線路を検出し、車両前方に曲線路が検出されたときにその曲線路を通過可能な車速まで第1の低減量だけ設定車速を低減する車速制御装置であって、曲線路で設定車速を低減しているときに設定車速を低減するための操作部材が操作された場合には、第1の低減量よりも大きな第2の低減量だけ設定車速を低減する。
また、請求項8の発明は、車速検出値が設定車速に一致するように車両の制駆動力を制御する車速制御装置であって、車両前方に曲線路が検出されていないときに設定車速を低減するための操作部材が操作されると第1の低減量だけ設定車速を低減し、車両前方に曲線路が検出されているときに前記操作部材が操作されると、第1の低減量よりも大きな第2の低減量だけ設定車速を低減する。
本発明によれば、予め設定された設定車速の低減量よりも大きな低減量が容易に得られる。
図1は第1の実施の形態の構成を示す。この車両はエンジン1を走行駆動源とする車両であり、エンジン1の駆動力は自動変速機2、プロペラシャフト3、最終減速機4を介して駆動輪5a、5bに伝達される。駆動輪5a、5bと従動輪6a、6bにはそれぞれ、ディスクブレーキ7a〜7dと、車輪速を検出する車輪速センサー8a〜8dが装備されている。
エンジン制御装置9は走行制御用コントローラー10からのスロットルバルブ開度指令値θに応じてエンジン1のスロットルバルブ開度制御を行うとともに燃料噴射制御、点火時期制御などを行い、エンジン1のトルクと回転速度を制御する。制動制御装置11は走行制御用コントローラー10からの制動圧指令値Pに応じて制動油圧を発生させ、ディスクブレーキ7a〜7dに供給する。また、制動制御装置11はブレーキペダル12の踏み込みに応じて制動油圧を発生させ、ディスクブレーキ7a〜7dに供給する。変速機制御装置13は、走行制御コントローラー10からの変速指令にしたがって自動変速機2のシフト位置を制御する。
自動変速機2の出力側には車速Vを検出する車速センサー14が設けられ、車両の前部には先行車両との車間距離Lを検出する車間距離センサー15が設けられる。この車間距離センサー15は、例えばレーザー光を発射して先行車両からの反射光を受光し、先行車両との車間距離Lを計測するとともに、先行車両の位置を検出して自車線上の先行車両を認識する。なお、車間距離センサー15には、スキャンニング式あるいはマルチビーム式のレーザーレーダー装置やミリ波レーダー装置などを用いることができる。舵角センサー16はステアリングの操舵角を検出する。
ナビゲーション装置17は道路地図データを備え、車両の現在地を検出する。メインスイッチ18は車速制御装置の電源をオン、オフするスイッチである。セット/コーストスイッチ19は、所定の車速範囲、例えば48〜100km/hの間で希望の車速を設定するとともに、押し続けることによって設定車速を下げるためのスイッチである。なお、セット/コーストスイッチ19を押し続けたときの設定車速の減速度は通常、5km/h/2secである。リジューム/アクセラレートスイッチ20は、押し続けることによって設定車速を上げるとともに、解除前の設定車速を呼び出すためのスイッチである。なお、リジューム/アクセラレートスイッチ20を押し続けたときの設定車速の加速度は通常、5km/h/2secである。キャンセルスイッチ21は車速制御を解除するためのスイッチである。加速度センサー22は車両の前後方向の加速度を検出する。
走行制御用コントローラー10は、自車速Vが設定車速Vsetになるように車速フィードバック制御を行い、制御演算結果のスロットルバルブ開度指令値θをエンジン制御装置8へ出力し、変速比指令値を変速機制御装置13へ出力し、制動圧指令値Pを制動制御装置9へ出力する。
図2〜図3は曲線路における減速制御プログラムを示すフローチャートである。このフローチャートにより、一実施の形態の動作を説明する。車両制御コントローラー10は所定時間ごとにこの制御プログラムを実行する。
ステップ1においてナビゲーション装置17により曲線路の手前に到達したか否かを確認する。曲線路の手前に到達したらステップ2へ進み、ナビゲーション装置17から提供された曲線路の曲率半径などの道路状況に基づいて、現在の設定車速Vsetのままで通過可能かどうかを確認する。設定車速Vsetを低減しないと通過できない場合には、曲線路の曲率半径などの道路状況に基づいて設定車速Vsetの低減量v0を設定し、予め設定されている減速度で設定車速Vsetを(Vset−v0)まで低減するとともに、設定車速(Vset−v0)、低減量v0および減速度に応じたスロットルバルブ開度指令値θ、変速機シフト指令、制動圧指令値Pを決定し、エンジン制御装置9、変速機制御装置13および制動制御装置11へ出力する。これにより、曲線路の手前で曲線路を安全に通過可能な車速(Vset−v0)まで自動的に減速される。
自動減速処理を行った後のステップ3において、運転者による減速操作の有無を確認する。曲線路の手前で装置により適切な車速まで自動的に減速を行ったのであるが、ナビゲーション装置17からの情報に基づいて低減量v0を設定しているので、運転者によってはまだ速すぎると感じることがある。その場合、運転者はセット/コーストスイッチ19を操作して設定車速(Vset−v0)のさらなる低減を行う。運転者による減速操作があった場合はステップ5へ進み、なければステップ4へ進む。減速操作がなかった場合のステップ4以降の処理については後述する。
運転者による減速操作があった場合は、まずステップ5で路面μ(摩擦係数)に応じた車速低減量v1を決定する。この一実施の形態では路面μに対する車速低減量v1を図4に示すように設定し、車速制御用コントローラー10に予め記憶しておく。図4に示すマップでは路面μが小さいほど車速低減量v1を小さくし、滑りやすい路面で大きな減速をしないようにしている。なお、路面の摩擦係数μは、車速センサー14により検出した車速と、車輪速センサー8a〜8dから検出した車輪速とに基づいてスリップ率((車輪速−車速)/車速)を求め、このスリップ率と加速度センサー22により検出した車両前後方向の加速度とに基づいて車速制御用コントローラー10で推定する。この図4に示すマップから、推定結果の路面μに対応する車速低減量v1を表引き演算する。
路面μに対する車速低減量v1を決定した後のステップ6で、車輪速の周波数変動に応じた車速低減量v2を決定する。この一実施の形態では車輪速の周波数変動に対する車速低減量v2を図5に示すように設定し、車速制御用コントローラー10に予め記憶しておく。図5に示すマップでは車輪速の周波数変動が大きいほど車速低減量v2を小さくし、凹凸の激しい悪路でのスリップを防止するために大きな減速をしないようにしている。この図5に示すマップから、車輪速センサー8a〜8dにより検出した車輪速に対応する車速低減量v2を表引き演算する。
ステップ7において車速低減量v1、v2の少なくとも一方が最大車速低減量vmaxを超えているか否かを確認する。ここで、最大車速低減量vmaxは路面μと車輪速の周波数変動に対して車両の安定走行を保証できる最大の低減量である。路面μに応じて決定した車速低減量v1と、車輪速の周波数変動に応じて決定した車速低減量v2の内の少なくとも一方が最大低減量vmaxを超えているときはステップ13へ進み、そうでなければステップ8へ進む。
車速低減量v1とv2の内のいずれかが最大車速低減量vmaxを超えている場合は、これ以上、設定車速Vsetを低減すると車両の安定走行に支障を来すおそれがあるため、ステップ13で車速低減量v1とv2の内の小さい方を選択し、続くステップ14で車速低減量v0にv1とv2の小さい方を加算したものを車速低減量v0’とする。
一方、車速低減量v1とv2のいずれも最大車速低減量vmaxを超えていない場合は、曲線路の曲率半径R、車間距離Lおよび車速Vに対する車速低減量を検討する。まず、ステップ8で曲線路の曲率半径Rに応じた車速低減量v3を決定する。この一実施の形態では曲率半径Rに対する車速低減量v3を図6に示すように設定し、車速制御用コントローラー10に予め記憶しておく。図6に示すマップでは曲率半径Rが小さいほど車速低減量v3を大きくし、安全な走行を行うようにしている。この図6に示すマップから、ナビゲーション装置17から得た曲線路の曲率半径Rに対応する車速低減量v3を表引き演算する。
次に、ステップ9で車間距離Lに応じた車速低減量v4を決定する。この一実施の形態では車間距離Lに対する車速低減量v4を図7に示すように設定し、車速制御用コントローラー10に予め記憶しておく。図7に示すマップでは車間距離Lが短いほど車速低減量v4を大きくし、先行車への接近を防止している。この図7に示すマップから、車間距離センサー15により検出した車間距離Lに対応する車速低減量v4を表引き演算する。
さらに、ステップ10で車速Vに応じた車速低減量v5を決定する。この一実施の形態では車速Vに対する車速低減量v5を図8に示すように設定し、車速制御用コントローラー10に予め記憶しておく。図8に示すマップでは車速Vが高いほど車速低減量v5を大きくし、安全な走行を行うようにしている。この図8に示すマップから、車速センサー14により検出した車速Vに対応する車速低減量v5を表引き演算する。
ステップ11において車速低減量v3〜v5の内の最小の車速低減量を選択し、続くステップ12で車速低減量v0にv3〜v5の内の最小の車速低減量を加算したものを新しい車速低減量v0’とする。
ステップ15では新しい車速低減量v0’により設定車速Vsetを(Vset−v0’)まで低減するとともに、設定車速(Vset−v0’)、低減量v0’および減速度に応じたスロットルバルブ開度指令値θ、変速機シフト指令、制動圧指令値Pを決定し、エンジン制御装置9、変速機制御装置13および制動制御装置11へ出力する。これにより、曲線路の手前で車速(Vset−v0’)まで減速される。
ステップ3でセット/コーストスイッチ19がオフされ、運転者による減速操作が終了した場合にはステップ4へ進み、減速操作終了後所定時間以内かどうかを確認する。
セット/コーストスイッチ19による設定車速Vsetの低減は、通常の走行中においては、1回押して離すと例えば5km/hだけ設定車速Vsetが低減され、連続して押していると例えば5km/hぎざみで設定車速Vsetが階段状に低減される。一方、曲線路における自動減速中は、上述したように通常の車速低減量よりも大きな低減量だけ設定車速Vsetを低減する。曲線路での自動減速中にセット/コーストスイッチ19を操作してさらに設定車速Vsetを低減する場合には、セット/コーストスイッチ19の操作が終了したら直ちに設定車速Vsetの低減を終了するよりも、減速操作が終了しても所定時間、例えば2〜3秒間は設定車速Vsetの低減を継続させる方が望ましく、運転者にも違和感を与えない。
そこで、この一実施の形態では、セット/コーストスイッチ19による減速操作終了後、所定時間(例えば2〜3秒)以内のときはステップ5へ進み、上述した車速低減処理を継続する。一方、減速操作終了後、所定時間を経過したときはステップ16へ進む。
運転者の減速操作による車速低減を行った後、ステップ16でナビゲーション装置17により曲線路を通過したか否かを確認し、まだ曲線路を走行中であればステップ3へ戻って上述した処理を繰り返す。曲線路を通過した場合はステップ17へ進み、エンジン制御装置9、変速機制御装置13および制動制御装置11を制御して設定車速Vsetまで加速する。
図9は、一実施の形態の曲線路で自動減速中(a)に減速操作(b)を行ったときの設定車速Vset(c)と減速度(d)の変化を示す。時刻t1において曲線路の手前で自動減速が開始されると、設定車速Vsetは予め設定された減速度で低減量v0だけ低減される。このとき、実際の車速V(車速センサー14の検出値)が設定車速Vsetに一致するように車速フィードバック制御が行われるので、実際の車速Vは設定車速Vsetに沿って減少する。
時刻t2でセット/コーストスイッチ19による減速操作がなされると、設定車速Vsetは、路面μ、車輪速の周波数変動、曲線路の曲率半径R、車間距離L、車速Vに応じて決定されたより大きな低減量v0’だけ低減される。このとき、実際の車速V(車速センサー14の検出値)が設定車速Vsetに一致するように車速フィードバック制御が行われるので、実際の車速Vは図中に実線で示す設定車速Vsetに沿って減少する。時刻t3でセット/コーストスイッチ19による減速操作が終了しても、所定時間後の時刻t4まで設定車速Vsetの低減が継続され、時刻t4で設定車速は(Vset−v0’)一定となる。
なお、減速操作がなかった場合は、実際の車速Vは図中に破線で示す設定車速Vsetに沿って減少する。そして、時刻t5で設定車速は(Vset−v0)一定となる。
時刻t6で曲線路の通過が確認されると、曲線路の自動減速が終了し、車速Vは設定車速Vsetに向けて加速される。
このように、一実施の形態によれば、車両前方の曲線路を検出し、車両前方に曲線路が検出されたときにその曲線路を通過可能な車速まで低減量v0だけ設定車速Vsetを低減する車速制御装置において、曲線路で設定車速Vsetを低減しているときに設定車速Vsetを低減するためのセット/コーストスイッチ19が操作された場合には、低減量v0よりも大きな低減量v0’だけ設定車速Vsetを低減するようにしたので、予め設定された設定車速の低減量よりも大きな低減量が容易に得られる。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、車速センサー14が車速検出手段を、車速制御用コントローラー10が車速制御手段および車速低減手段を、ナビゲーション装置17が曲線路検出手段を、セット/コーストスイッチ19が操作部材を、車速センサー14、車輪速センサー8a〜8d、加速度センサー22および車速制御用コントローラー10が摩擦係数検出手段を、車輪速センサー8a〜8dが車輪速検出手段を、車間距離センサー15が車間距離検出手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
なお、上述した一実施の形態ではナビゲーション装置17により車両前方の曲線路の存在とその曲線路の曲率半径を検出する例を示したが、カメラにより車両前方を撮像し、車両前方の画像を処理して道路白線の曲がり具合により曲線路の存在とその曲線路の曲率半径を検出するようにしてもよい。また、レーザーレーダーなどにより路側のデリニエーターを検出し、車両の進行方向とデリニエーターの配置に基づいて曲線路とその曲率半径を検出してもよい。あるいは、舵角センサー16により検出された操舵角により曲線路の存在とその曲率半径を検出してもよい。
《一実施の形態の変形例》
上述した一実施の形態ではナビゲーション装置17から曲線路情報を入手し、曲線路の手前で設定車速Vsetを自動的に減速させる機能を備えた車速制御装置について説明したが、曲線路手前での自動減速を行わない車速制御装置、すなわち、単に自車速が設定車速Vsetとなるように制駆動力を制御する車速制御装置に対しても本願発明を適用することができ、以下、この変形例について説明する。
この変形例では、ナビゲーション装置17により曲線路に到達したことが検出されると、車速制御用コントローラー10は、セット/コーストスイッチ19の操作による設定車速の減速度を通常の減速度(5km/h/2sec)よりも大きな減速度(例えば7km/h/2sec)に変更する。すなわち、セットスイッチ19の操作中における設定車速の単位時間当たりの低減量をより大きな単位時間当たりの低減量に変更する。
また、上述した一実施の形態ではセット/コーストスイッチ19とリジューム/アクセラレートスイッチ20の機能として、これらのスイッチ19、20を操作している間だけ所定の減速度で減速、または所定の加速度で加速するものであったが、本発明はこのような機能に限定されず、例えば1回のスイッチ操作で所定の量(例えば5km/h)だけ設定車速を低減または増加するものであってもよい。この場合、ナビゲーション装置17により曲線路へ到達したことが検出されると、1回のセット/コーストスイッチ19の操作による設定車速の低減量を予め設定されている低減量(例えば5km/h)よりも大きな低減量(例えば7km/h)とすればよい。さらに、ナビゲーション装置17により曲線路の曲率半径を検出し、曲率半径が小さいほど設定車速の低減量を段階的または連続的に大きくするようにしてもよい。
一実施の形態の構成を示す図である。 一実施の形態の減速制御プログラムを示すフローチャートである。 図2に続く、一実施の形態の減速制御プログラムを示すフローチャートである。 路面μに対する車速低減量v1のマップを示す図である。 車輪速の周波数変動に対する車速低減量v2のマップを示す図である。 旋回半径に対する車速低減量v3のマップを示す図である。 車間距離に対する車速低減量v4のマップを示す図である。 車速に対する車速低減量v5のマップを示す図である。 一実施の形態の曲線路で自動減速中に減速操作を行ったときの設定車速Vsetと減速度の変化を示すタイムチャートである。
符号の説明
7a〜7d ディスクブレーキ
8a〜8d 車輪速センサー
9 エンジン制御装置
10 車速制御用コントローラー
11 制動制御装置
13 変速機制御装置
14 車速センサー
15 車間距離センサー
16 舵角センサー
17 ナビゲーション装置
19 セット/コーストスイッチ
22 加速度センサー

Claims (8)

  1. 車速を検出する車速検出手段と、
    車速検出値が予め設定した車速(以下、設定車速という)に一致するように車両の制駆動力を制御する車速制御手段と、
    車両前方の曲線路を検出する曲線路検出手段と、
    前記曲線路検出手段により車両前方に曲線路が検出されたときに、その曲線路を通過可能な車速まで第1の低減量だけ設定車速を低減する車速低減手段とを備えた車速制御装置であって、
    設定車速を低減するための操作部材を備え、
    前記車速低減手段は、曲線路で設定車速を低減しているときに前記操作部材が操作された場合には、前記第1の低減量よりも大きな第2の低減量だけ設定車速を低減することを特徴とする車速制御装置。
  2. 請求項1に記載の車速制御装置において、
    走行道路面の摩擦係数を検出する摩擦係数検出手段を備え、
    前記摩擦係数検出手段により検出された走行道路面の摩擦係数が小さいほど前記第2の低減量を小さくすることを特徴とする車速制御装置。
  3. 請求項1に記載の車速制御装置において、
    車輪速を検出する車輪速検出手段を備え、
    前記車輪速検出手段により検出された車輪速の周波数変動が大きいほど前記第2の低減量を小さくすることを特徴とする車速制御装置。
  4. 請求項1に記載の車速制御装置において、
    前記曲線路検出手段は曲線路の曲率半径を検出し、曲線路の曲率半径が小さいほど前記第2の低減量を大きくすることを特徴とする車速制御装置。
  5. 請求項1に記載の車速制御装置において、
    先行車との車間距離を検出する車間距離検出手段を備え、
    前記車間距離検出手段により検出された車間距離が小さいほど前記第2の低減量を大きくすることを特徴とする車速制御装置。
  6. 請求項1に記載の車速制御装置において、
    前記車速検出手段により検出された車速が高いほど前記第2の低減量を大きくすることを特徴とする車速制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかの項に記載の車速制御装置において、
    前記車速低減手段は、前記操作部材の操作が終了してから所定時間の間、前記第2の低減量による設定車速の低減を継続することを特徴とする車速制御装置。
  8. 車速を検出する車速検出手段と、
    車速検出値が予め設定した車速(以下、設定車速という)に一致するように車両の制駆動力を制御する車速制御手段とを有する車速制御装置であって、
    設定車速を低減するための操作部材と、
    車両前方の曲線路を検出する曲線路検出手段と、
    前記曲線路検出手段で曲線路が検出されていないときに前記操作部材が操作されると第1の低減量だけ設定車速を低減し、前記曲線路検出手段で曲線路が検出されているときに前記操作部材が操作されると、前記第1の低減量よりも大きな第2の低減量だけ設定車速を低減する車速低減手段とを備えることを特徴とする車速制御装置。
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