JP2005205734A - 重縮合系ポリマーペレットの製造方法 - Google Patents

重縮合系ポリマーペレットの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 工業的なペレットの製造の冷却条件の設定が簡便で、生産効率が良く、且つ良好な形状の重縮合系ポリマーペレットの製造方法を提供する。
【解決手段】 溶融状態の重縮合系ポリマーを複数の小孔が設けられたダイヘッドからストランド状に押し出し、押し出された複数のストランドを傾斜した冷却ステージ上の流水に着水させると共に該冷却ステージに沿って下降させて当該ストランドを冷却し、その後に切断してペレットを製造する重縮合系ポリマーペレットの製造方法において、ストランドが冷却ステージ上の流水に着水する地点の近傍で、水によるシャワリングを行うことにより、上記課題を解決した。

Description

本発明は、重縮合系ポリマーペレットの製造方法に関し、更に詳しくは、押し出されたストランドの揺れを抑制するためのシャワリングを着水地点近傍で行って生産効率を高めた重縮合系ポリマーペレットの製造方法に関する。
樹脂製品は、一般に、ペレットを溶融成形することにより製造されている。そうしたペレットは、例えば、溶融状態のポリマーが充填された容器又は装置に設けられたダイヘッドの小孔(開口部ともいう。)から、溶融状態のポリマーを棒状又は紐状に押し出し(棒状又は紐状のポリマーを「ストランド」という。)、押し出されたストランドを傾斜した冷却ステージ上の流水に着水させると共に、その冷却ステージに沿って下降させてストランドが固化するまで冷却し、その後にカッター等で切断することにより得られている。
ストランドの切断工程において、ストランドが十分に冷却されていない場合には、ストランドが切断刃に巻き付いて作業性が悪化したり、切断された後のペレットが相互に融着して紐状又は連珠状となってペレットの品質が悪化したりすることがある。一方、ストランドが冷却されすぎた場合には、ポリマーが硬くなり、切断刃の寿命が短くなったり、ペレットの欠けや微粉が発生することがある。
ペレットを効率的且つ品質よく製造するためのストランドの冷却方法については、従来から種々研究されている。例えば、特許文献1には、結晶性共重合ポリエステルからなる溶融ポリマーをストランド状に吐出し、冷却水温度と冷却時間について一定の関係式を満たす条件でそのストランドを冷却し、その後に切断するペレットの製造方法が記載されている。また、特許文献2には、ストランド状ポリマーの芯部温度がポリマーの融点〜融点+80℃の温度範囲になるまで冷却し、その後、冷水の存在下で切断して液晶性ポリマーペレットを製造する方法が記載されている。また、特許文献3には、ポリアリーレンスルフィド樹脂の溶融押出を行い、ストランドを冷却水で満たされた冷却バスを通した後に大気冷却する方法であり、溶融押出時の樹脂温度、冷却水の温度、冷却バス浸積時間、大気中の冷却時間について一定の条件を満たしてペレットを製造する方法が記載されている。また、特許文献4には、ポリエステルを主成分とした溶融ポリマーを口金から吐出させ、大気中で0.10〜0.50秒間冷却し、その後、冷却水に接触固化させてペレットを製造する方法が記載されている。
特開平11−138533号公報 特開平8−192421号公報 特開2000−246733号公報 特許第2993369号
ペレットの製造方法においては、生産効率、製造装置のサイズ及び製造装置の設置面積等の関係から、同時に切断するストランドの数を多くする必要がある。そのため、ダイヘッドに設けられた小孔の間隔を狭くして多くのストランドを押し出すことが必要となる。
一方、傾斜した冷却ステージ上を流水で冷却されながら下降するストランドは、冷却ステージ上を下降する際に揺れを生じ易いので、上述したように、ダイヘッドに設けられた小孔の間隔を狭くして多くのストランドを押し出した場合、着水するまでのストランドや、融着が起こらない程度にまで冷却されていないストランドは、生じた揺れにより隣接するストランドと融着してしまうという問題があった。こうした問題に対しては、上記各特許文献に記載された冷却手段によっても解決できなかった。
また、ストランドの冷却条件については、通常、ペレットを工業的に製造する前にテスト装置等を使用して試験的にペレットを製造し、最適な冷却時間や冷却温度等の条件が設定される。こうした試験的な製造においては、ストランドが1本であったり、複数であっても隣接するストランドの幅方向の間隔が充分大きい場合が多い。このため、工業的なペレットの製造に、試験的なペレットの製造で最適化された冷却条件を適用した場合には、しばしば隣接するストランド同士が接触して2本又は3本以上の融着状態となることがある。特に、上述したように、ダイヘッドに設けられた小孔の間隔を狭くして多くのストランドを押し出す場合においては、生じた揺れにより隣接するストランド同士が融着し易くなるという問題があった。したがって、試験的なペレットの製造で最適化された冷却条件を、工業的なペレットの製造に適用する際には、ダイヘッドに設けられた小孔の間隔を勘案して、さらに調整しなければならない場合があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、生産効率が良く、ストランドの冷却条件の設定が簡便で、且つ良好な形状の重縮合系ポリマーペレットの製造を可能とする重縮合系ポリマーペレットの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の重縮合系ポリマーペレットの製造方法は、溶融状態の重縮合系ポリマーを複数の小孔が設けられたダイヘッドからストランド状に押し出し、押し出された複数のストランドを傾斜した冷却ステージ上の流水に着水させると共に該冷却ステージに沿って下降させて当該ストランドを冷却し、その後に切断してペレットを製造する重縮合系ポリマーペレットの製造方法において、前記ストランドが前記冷却ステージ上の流水に着水する地点の近傍で、水によるシャワリングを行うことを特徴とする。
この発明によれば、ストランドが冷却ステージ上の流水に着水する地点の近傍で水によるシャワリング(ストランドに冷却水を振り掛けることをいう。)を行うので、上方空間からの水の圧力により、ストランドの揺れを抑制することができる。その結果、融着し易い位置でのストランドの揺れが抑制されるので、ダイヘッドに設けられた小孔の間隔を狭くして多くのストランドを押し出しても隣接するストランドの接触による融着が起こらない。このため、試験的なペレットの製造で最適化された冷却条件をそのまま工業的なペレットの製造に適用できる。
本発明の重縮合系ポリマーペレットの製造方法は、(1)前記シャワリングによる水が、前記ストランドが着水する地点から上流側0.2m以下で下流側0.2m以下の範囲に降りかかること、(2)前記冷却ステージの傾斜角が、設置面に対して2°以上30°以下であること、(3)前記重縮合系ポリマーが、脂肪族ポリエステルを主成分とすること、が好ましい。
本発明の重縮合系ポリマーペレットの製造方法によれば、ダイヘッドに設けられた小孔の間隔を狭くして多くのストランドを押し出しても、隣接するストランドの接触による融着が起こらないので、生産効率が良く、且つ良好な形状の重縮合系ポリマーのペレットを得ることができるとともに、工業的なペレットの製造の冷却条件の設定が簡便である。また、本発明の重縮合系ポリマーペレットの製造方法によれば、良好な形状の重縮合系ポリマーのペレットが得られるので、配合剤を混合する際や溶融成形する際に重縮合系ポリマーのペレットを安定して供給することができる。また、良好な形状の重縮合系ポリマーのペレットが得られるので、配合剤を混合する際や溶融成形する際にムラ等が起こらず品質の良い樹脂製品が得られる。
本発明の重縮合系ポリマーペレットの製造方法は、溶融状態の重縮合系ポリマーをダイヘッドからストランド状に押し出し、押し出されたストランドを冷却ステージに導入して、冷却ステージ内の水で冷却して固化し、次いで切断することにより、ペレットを製造する方法において、重縮合系ポリマーの冷却ステージ内への着水地点の近傍で、水によるシャワリングを行うことを特徴とするものである。
最初に、重縮合系ポリマーについて説明する。
重縮合系ポリマーは、重縮合反応により形成されたポリマーであり、重縮合反応は、2個以上の分子が簡単な分子の分離を伴いながら新たな結合を繰り返す反応をいう。重縮合系ポリマーとしては、例えば、ポリエステル、ポリカーボネート等のエステル結合を有するものや、ポリアミドのようにアミド結合を有するものが挙げられる。具体的には、ナイロン、芳香族ポリアミド、ポリカーボネート、ポリ乳酸、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアレート、液晶ポリマー等から選ばれる1種又は2種以上混合したものが挙げられるが、特に、脂肪族ポリエステルを主成分とする重縮合系ポリマーが好ましく用いられる。
脂肪族ポリエステルは、主鎖中にエステル結合を持ち、骨格が主に鎖状又は環状の脂肪族化合物により構成されたポリマーである。こうした脂肪族ポリエステルを主成分とする重縮合系ポリマーは、脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸とその誘導体とを重縮合させるか、又は、脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸又はその誘導体とを重縮合させることによって製造される。
ここで、脂肪族ジオールは、脂環式ジオールを含むものであり、その具体例としては、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール及びポリテトラメチレンエーテルグリコール等から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。このうち、特にエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール及び1,4−シクロヘキサンジメタノールから選ばれる1種又は2種以上を好ましく用いることができる。
これらの他に、1価、又は3価以上のアルコールを併用することもできる。1価、又は3価以上のアルコールの使用量は、目的の重合度を達成でき、ゲル化しない範囲で、適宜設定される。
脂肪族ジカルボン酸及び/又はその誘導体は、脂環式ジカルボン酸を含むものであり、その具体例としては、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカジカルボン酸、ドデカジカルボン酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、及び、これらジカルボン酸の炭素数1〜4程度のアルキルエステル及び無水物等が挙げられ、これらから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
これらのうちコハク酸、アジピン酸、セバシン酸、これらの無水物及び低級アルキルエステルから選ばれる1種又は2種以上が好ましく用いられ、特にはコハク酸、無水コハク酸、又はこれらの混合物が好ましく用いられる。また、1価又は3価以上のカルボン酸、又はその誘導体を併用してもよい。これら1価又は3価以上のカルボン酸、又はその誘導体の使用量は、目的の重合度を達成でき、ゲル化しない範囲で、適宜設定される。
また、脂肪族ポリエステルは、脂肪族ジオールと、脂肪族ジカルボン酸及び/又はその誘導体と、ヒドロキシカルボン酸とを共重縮合させて得ることもできる。
ヒドロキシカルボン酸としては、例えば、グリコール酸、乳酸、2−ヒドロキシ−n−酪酸、2−ヒドロキシ−3−メチル−n−酪酸、2−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−n−酪酸、3−ヒドロキシ−n−酪酸、4−ヒドロキシ−n−酪酸、2−ヒドロキシ−n−吉草酸、3−ヒドロキシ−n−吉草酸、4−ヒドロキシ−n−吉草酸、5−ヒドロキシ−n−吉草酸、2−ヒドロキシ−n−ヘキサン酸、2−ヒドロキシ−i−ヘキサン酸、3−ヒドロキシ−n−ヘキサン酸、4−ヒドロキシ−n−ヘキサン酸、5−ヒドロキシ−n−ヘキサン酸、6−ヒドロキシ−n−ヘキサン酸、リンゴ酸等が挙げられ、これらから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
これらの共重合成分は、脂肪族ポリエステルの全構成単位中、通常、30モル%以下、好ましくは20モル%以下、さらに好ましくは10%以下である。
脂肪族ポリエステルは、上述の脂肪族ポリエステルの原料をエステル化反応及び/又はエステル交換反応を経て、重縮合させることにより製造される。
具体的には、上述の脂肪族ジオール成分とジカルボン酸成分とを、必要に応じて用いられる上述の共重合成分と共に、反応槽で加熱しながら、常圧又は加圧下でエステル化反応及び/又はエステル交換反応させる。次に、エステル化反応生成物及び/又はエステル交換反応生成物として得られた脂肪族ポリエステルの低分子量体を、加熱しながら常圧から漸次減圧とし、重縮合させることにより脂肪族ポリエステルが製造される。なお、これらの反応は、回分式又は連続式でなされ、反応槽は一段としても多段としてもよい。
重縮合ポリマーは、上述の脂肪族ポリエステルを主成分とするものであり、結晶核剤、酸化防止剤、滑剤、着色剤、離型剤、フィラー等を含有していてもよい。これらの含有量は、その目的に応じて任意に設定されるが、通常、重縮合系ポリマーの全重量中、通常、5重量%以下、好ましくは1重量%以下である。
次に、本発明の重縮合系ポリマーペレットの製造方法について説明する。
重縮合が終了した溶融状態の重縮合ポリマーは、複数の小孔が設けられたダイヘッドからストランド状に押し出される。押し出された複数のストランドは、ダイヘッドのストランド出口付近の下部に設置された冷却ステージ上の流水に着水し、冷却ステージに沿って下方に移動しながら冷却される。下方に移動した複数のストランドは、冷却ステージの下方に設けられたカッターで切断されて、ペレットとなる。
この様子を、図1を用いて詳しく説明する。ストランド1は、小孔9が設けられたダイヘッド5から棒状又は紐状に押し出される。押し出されたストランド1は、ダイヘッド5のストランド出口付近の下部に設置された冷却ステージ2上を流れる冷却水8に着水し、冷却ステージ2に沿って下方に移動する。冷却ステージ2に沿って下方に移動するストランド1は、引き取りローラー6で引き取られながら搬送されてカッター3で切断され、ペレット4となる。ストランド1は、冷却ステージ2上を流れる冷却水8に着水してからカッター3へ搬送される間、冷却水8やシャワースプレー7から噴射されるシャワー水10により冷却されて固化する。得られたペレット4は、アフタークーラー、脱水機、振動ふるい等を経て回収される。
本願において、シャワースプレーとは、シャワー水がストランドに降りかかるように構成されたシャワリング構造を表す用語として用いている。
重縮合系ポリマーが回分式で製造される場合には、ストランド化の方法は、重縮合後に反応槽を加圧(通常3MPa〜0.1MPaの範囲)し、反応槽の底部に設けられた弁(槽底弁という。)を「開」として溶融状態の重縮合ポリマーを槽底弁の下流に設置されたダイヘッド5へ流し、ダイヘッド5から棒状又は紐状に押し出すことによって行われる。
重縮合系ポリマーが連続式で製造される場合には、ストランド化の方法は、重縮合時と同じ圧力を保ちながら、溶融状態の重縮合ポリマーを反応槽からギアポンプを用いて排出し、ギアポンプ下流に設置されたダイヘッド5へ流し、ダイヘッド5から棒状又は紐状に押し出すことによって行われる。このように重縮合系ポリマーが連続式で製造される場合には、反応槽とダイヘッド5との間に押出機を設置し、必要な添加剤を添加し混練した後ストランド化することも可能である。
ダイヘッド5から冷却ステージ2までの距離(この距離をエアギャップという。)は、重縮合系ポリマーの溶融粘度や、ストランド1の引き取り速度等によって異なるが、通常30mm以上300mm以下の範囲で設定される。
ストランド1の引き取り速度は、通常、10m/min以上200m/min以下の範囲で設定される。
冷却ステージ2は、ストランド1を移動させながら冷却するための台であり、冷却ステージ2の傾斜角は、冷却ステージ2を設置する床面に対して、通常2°以上30°以下の範囲であることが好ましい。傾斜角が小さすぎて上記範囲未満の場合は、ストランド1が冷却水8に着水する地点(以下、着水地点といい、図2中の符号Pで表す。)で、ストランド1が滞留することがあり、傾斜角が大きすぎて上記範囲を超える場合は、後述する本発明のシャワリングの効果が充分に発揮されず、また、ストランドの直進安定性が低下することがある。冷却ステージ2の長さは、ストランド1の引き取り速度と冷却に必要な時間とから決められるが、通常1m以上15m以下、すなわち冷却時間が0.3秒以上30秒以下となる長さである。
また、この冷却ステージ2には、冷却ステージ2を下降するストランド1が、隣接するストランド1と接触しないように、ストランド1に平行して複数の溝を有するガイドプレートが設けられていてもよい。ガイドプレートに設けられる溝の数や幅、深さは、重縮合系ポリマーの種類、ストランド1の太さ、間隔により、適宜選択される。
冷却水8の温度は、水の沸点未満であれば任意の温度に設定して構わないが、通常3℃以上60℃以下の範囲で設定される。また、冷却水8は、通常、ストランド1をカッター3へ搬送するため、ストランド1の着水地点Pの上流側から流される。
シャワースプレー7は、冷却ステージ2の幅方向に設けられた配管と、その配管に所定の間隔で1つ又は2つ以上設けられたノズルとからなり、そのノズルからシャワー水10がストランド1に降りかかるように噴射される。また、シャワースプレー7は、図1に示すように、ストランド1の上方空間で冷却ステージ2の長さ方向に1つ又は2つ以上設けられており、ストランド1の冷却や搬送のための補助的な役割を担っている。
シャワースプレー7のうちの少なくとも1つは、図2中のシャワースプレー7aに示すように、着水地点Pの近傍にシャワリングを行うために設置される。シャワリングとは、シャワー水10をストランド1に降りかけることをいう。このようにシャワー水10が降りかかる範囲をシャワリング範囲とし、これを符合Rで表す。
着水地点Pの近傍とは、シャワリングを行うことによってストランドの揺れが抑制される範囲(揺れ抑制範囲ともいう。)をいう。これを符合Qで表すと、シャワリングは、シャワリング範囲Rと揺れ抑制範囲Qの少なくとも一部が重なるように行われる。揺れ抑制範囲Qのうち、着水地点Pからその上流側の範囲を符号Qで表し、着水地点Pからその下流側の範囲を符合Qで表すと、着水地点Pからその上流側の範囲Q及び着水地点Pからその下流側の範囲Qがそれぞれ0.2mである場合、効果的にストランドの揺れを抑えることができるので好ましく、着水地点Pからその上流側の範囲Q及び着水地点Pからその下流側の範囲Qがそれぞれ0.1mである場合には、より効果的にストランドの揺れを抑えることができるので好ましい。なお、Q=Q+Qである。
シャワースプレー7aの位置は、ノズルの設置角度、シャワー水の圧力により適宜選択されるが、ストランドの上方空間から着水地点Pの近傍に向かってシャワー水10が降りかかり、シャワリング範囲Rと揺れ抑制範囲Qの少なくとも一部が重なるようにシャワリングすることができる位置である。具体的には、シャワースプレー7aは、通常、ノズルの先端から冷却ステージ2までの最短距離が、3cm以上30cm以下となるように設置される。
ノズルの設置角度は、シャワリング範囲Rと揺れ抑制範囲Qの少なくとも一部が重なるようにシャワリングすることができる角度であれば、特に制限はない。ノズルの数は、複数のストランドの幅方向全体にシャワー水10が降りかかるように設定される。具体的には、ストランドの本数、ストランドの幅方向の間隔及び1つのノズルから噴射されるシャワー水の降りかかる範囲により適宜選択され、通常1個以上100個以下である。1つのノズルから噴射されるシャワー水の降りかかる範囲は、ノズルの先端からストランドまでの距離、ノズルの種類、ノズルの噴射角によって異なる。
ノズルの種類は、特に制限されないが、具体的には、フラットスプレーノズル(スプレーパターンは扇型)、フルコーンスプレーノズル(スプレーパターンは円形全面)、ホローコーンスプレーノズル(スプレーパターンは円環型)及びソリッドスプレーノズル(スプレーパターンは直進型)から選択され、特にフラットスプレーノズル、フルコーンスプレーノズルが好ましい。ノズルの噴射角は、ノズルの種類にもよるが、通常10°から120°である。ノズルの口径についても特に限定されないが、0.1mm以上10mm以下である。ノズルの材質についても特に限定されないが、例えば、樹脂、セラミック、金属又はゴム等が挙げられる。
シャワー水10の圧力は、ストランドの揺れを抑制できる程度の圧力であれば特に制限はないが、通常0.05MPa以上10MPa以下であることが好ましい。シャワー水10の圧力が小さすぎて上記範囲未満であると、ストランドの揺れを抑制できないことがあり、その圧力が大きすぎて上記範囲を超えると、ストランドの揺れを抑制する効果はあまり上がらないため経済的に不利となる。シャワー水の温度は、水の沸点未満であれば任意の温度でよいが、冷却水8と同じ温度としてもよい。1つのノズルから噴射されるシャワー水の量は、特に制限はないが、通常0.05m/h以上0.5m/h以下である。
シャワースプレー7a以外のシャワースプレー7の、ノズルの設置角度、数、種類、噴射角、口径及び材質は特に制限されないが、シャワースプレー7aと同様としてもよい。シャワースプレー7のシャワー水の圧力、シャワー水の温度及び1つのノズルから噴射されるシャワー水の量もシャワースプレー7aと同様としてもよい。
このように揺れ抑制範囲Qにシャワリングを行うことにより、ストランド1が小孔9から押し出されて冷却ステージ2を流れる冷却水8に着水するまでのストランド1の揺れを、シャワースプレー7aからシャワー水10が降りかかることによって抑えることができる。なお、ストランド1の揺れは、冷却ステージ2の表面粗度の微妙な差や、冷却ステージ2を流れる冷却水8の場所による流量の違いや乱れ、又は、ダイヘッド5から押し出される重縮合系ポリマーの小孔毎の押出流量の差等の微妙な変動によるものと考えられる。ストランド1が、小孔9の設けられたダイヘッド5から押し出されて冷却ステージ2を流れる冷却水8に着水するまでの三次元的に自由な空間では、ストランド1にかかる引張力にこうした微妙な変動が大きく影響し、ストランド1の不規則な揺れを生起させる原因になっているものと考えられる。したがって、このようにストランドの揺れを抑えることにより、ダイヘッドに設けられた小孔の間隔を狭くして多くのストランドを押し出しても、ストランドが接触して融着するのを防ぐことができる。
小孔のピッチは、通常、隣接するストランドが接触して融着しない範囲で設定され、例えば、小孔の孔径+1.5mm以上、小孔の孔径+15mm以下の範囲である。また、ダイヘッドに設けられる小孔の形状は、特に制限はないが、円形又は楕円形であることが好ましい。小孔の配列は、1列ストレート又は、2列千鳥配列等が通常選定される。小孔の孔径は、下限が通常1mm、好ましくは3mmであり、上限が通常20mm、好ましくは10mmの範囲で設定される。小孔の孔数は、通常5個以上100個以下である。なお、こうした小孔の形状、配列、ピッチ、孔径、孔数は、重縮合ポリマーの処理量、重縮合槽の圧力及び重縮合系ポリマー排出部の配管、弁、その他付帯設備等の圧損を考慮して、許容圧損以下となるように設定される。
以上説明したように、ストランドが着水する地点の近傍に水によるシャワリングを行うことにより、ストランドの揺れを抑えることができるので、ダイヘッドに設けられた小孔の間隔を狭くして多くのストランドを押し出しても、ストランドが接触して融着するのを防ぐことができる。このように、ストランドの融着が起こらないので、同時に切断するストランドの数を多くすることができ、このため、ペレットの生産効率が向上する。また、ストランドの融着が起こらないので、試験的にペレットを製造して最適化した冷却条件を、そのまま採用して工業的にペレットを生産することができ、このため、冷却条件の設定が簡便である。さらに、ストランドの融着が起こらないので、得られるペレットのサイズも均一となり、配合剤を混合する際や溶融成形する際の供給安定性が向上し、また、配合剤を混合する際や溶融成形する際にムラ等が生じないので品質の良い樹脂製品が得られる。
以下、実施例及び比較例により、さらに詳しく説明する。
(実施例1)
内容積1000Lの反応槽に、133.6kgのコハク酸と、116kgの1,4−ブタンジオールと、7.21kgの90%乳酸水溶液に触媒として72gの二酸化ゲルマニウムを溶解したものとを入れ、220℃で2時間エステル化反応を行った。その後、230℃で4.5時間減圧下で重縮合反応を実施することにより、脂肪族ポリエステルを得た。この脂肪族ポリエステルを、反応槽の底部に取り付けられた、18個の小孔(孔径:10mm)が1列に設けられたダイヘッド(小孔ピッチ=11.8mm)から、ストランドとして押し出した。押し出したストランドを、15℃の冷却水が流れる傾斜角9°、長さ6mの冷却ステージ上で冷却した。このとき、エアギャップは100mmであり、ストランドの引き取り速度は70m/minであった。また、3つのシャワースプレーを冷却ステージに設け、そのうちの1つは少なくとも着水地点にシャワー水が降りかかるように位置を調整した。具体的は、シャワースプレーのうちの1つを、着水地点の上方空間で、ノズルの先端から冷却ステージまでの最短距離が8cmとなる位置に設置した。このときのノズルは、スプレーイングシステムスジャパン株式会社製H1/4VV−SS11010であり、フラットスプレーノズル、噴射角110〜117°、口径(オリフィス径)2.0mmで、材質はSUS304であった。このノズルをシャワースプレーに3個、冷却ステージに対して90°で設置した。このときのシャワー水の圧力は0.5MPaであり、シャワー水の温度は15℃、1つのノズルから噴射されるシャワー水の量は0.2m/hであった。また、このときのシャワリング範囲は、ストランドの着水地点より上流側0.01m、下流側0.01mの冷却ステージの幅方向全体を覆う範囲であった。
このようにして冷却されたストランドは、冷却ステージ下部に設けられたカッターにより引き取られ、連続的にペレット状に切断され、その後、アフタークーラー、脱水機、振動ふるい(ふるい孔径5mm)を経由して回収された。運転中の冷却ステージ上のストランドは、互いに融着することなく非常に安定した流れ状態であった。
(実施例2)
実施例1において、シャワースプレーのうちの1つを、着水地点の上流0.1mの上方空間に設置した以外は、実施例1と同様の方法にてペレットを製造した。このときのシャワリング範囲は、ストランドの着水地点より上流0.1mの位置を中心に、上流側0.01m、下流側0.01mの冷却ステージの幅方向全体を覆う範囲であった。運転中の冷却ステージ上のストランドは、互いに融着することなく非常に安定した流れ状態であった。
(実施例3)
実施例1において、シャワースプレーのうちの1つを、着水地点の下流0.1mの上方空間に設置した以外は、実施例1と同様の方法にてペレットを製造した。このときのシャワリング範囲は、ストランドの着水地点より下流0.1mの位置を中心に、その上流側0.01m、その下流側0.01mの冷却ステージの幅方向全体を覆う範囲であった。運転中の冷却ステージ上のストランドは、互いに融着することなく非常に安定した流れ状態であった。
(比較例1)
実施例1において、冷却ステージ上のシャワースプレーを撤去し、ストランドにシャワリングを行わない以外は実施例1と同様の方法にてペレットを製造した。
ダイヘッドから押し出されたストランドは不規則に大きく揺れ、冷却ステージ上のストランドの半数以上が互いに融着した状態となった。
(比較例2)
実施例1において、着水地点の下流0.3mの上方空間に設置した以外は、実施例1と同様の方法にてペレットを製造した。このときのシャワリング範囲は、全てのストランドの着水地点より下流0.3mの位置を中心に、その上流側0.01m、その下流側0.01mの冷却ステージの幅方向全体を覆う範囲であった。
ダイヘッドから押し出されたストランドの不規則な揺れは充分には抑制されず、冷却ステージ上のストランドの約半数が互いに融着した状態となった。
(結果)
実施例1〜3及び比較例1、2の結果を、回収されたペレット10g当たりの融着ペレットの個数と、振動ふるい上で選別された荒チップの量で表し、表1に示した。
Figure 2005205734
ストランドが冷却されて切断される様子の一例を示す図である。 ストランドが着水する地点の様子の一例を示す拡大図である。
符号の説明
1 ストランド
2 冷却ステージ
3 カッター
4 ペレット
5 ダイヘッド
6 引き取りローラー
7、7a シャワースプレー
8 冷却水
9 小孔
10 シャワー水

Claims (4)

  1. 溶融状態の重縮合系ポリマーを複数の小孔が設けられたダイヘッドからストランド状に押し出し、押し出された複数のストランドを傾斜した冷却ステージ上の流水に着水させると共に該冷却ステージに沿って下降させて当該ストランドを冷却し、その後に切断してペレットを製造する重縮合系ポリマーペレットの製造方法において、
    前記ストランドが前記冷却ステージ上の流水に着水する地点の近傍で、水によるシャワリングを行うことを特徴とする重縮合系ポリマーペレットの製造方法。
  2. 前記シャワリングによる水が、前記ストランドが着水する地点から上流側0.2m以下で下流側0.2m以下の範囲に降りかかることを特徴とする請求項1に記載の重縮合系ポリマーペレットの製造方法。
  3. 前記冷却ステージの傾斜角が、設置面に対して2°以上30°以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の重縮合系ポリマーペレットの製造方法。
  4. 前記重縮合系ポリマーが、脂肪族ポリエステルを主成分とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の重縮合系ポリマーペレットの製造方法。
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