JP2005204491A - 電気車の制御装置及び車両の制御装置及び車両 - Google Patents

電気車の制御装置及び車両の制御装置及び車両 Download PDF

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Abstract

【課題】
車輪の空転量を最小限に抑制できる電気車の制御装置を実現する。
【解決手段】
本発明の電気車の制御装置は、クリープ速度指令に対する推定接線力の傾きが予め定めた正の閾値より大きい場合または電動機のトルクが外部から制御装置に与えられる駆動力指令より大きい場合には、電動機のトルクと駆動力指令が一致するようにクリープ速度指令を制御し、傾きが予め定めた負の閾値より小さい場合には、クリープ速度指令を減少させ、それ以外の場合は、前記推定粘着力が最大となるクリープ速度指令を含む予め定められた幅でクリープ速度指令を操作する。
【選択図】図1


Description

本発明は、軌道を走行する電気車及び車両の制御装置と該制御装置を搭載した電気車及び車両に関する。
鉄道車輌では、鉄の車輪とレールの粘着によって駆動力を得るが、特に雨天時などにより粘着係数が低下した場合は、車輪が空転する場合がある。車輪が空転すると駆動力が大幅に低下するため、車輪の空転を抑制しながら、なるべく大きな駆動力を得る必要がある。
これに対し、空転を抑制する方法として、特許文献1がある。特許文献1では、電動機の回転速度の微分値が判定値よりも大きくなったことにより空転を検知し、トルクを減少させることにより、車輪の空転を抑制している。
特開2002−345108号公報
特許文献1に記載の装置では、車輪の空転量が増加した後にトルクを減少させるため、空転量が大きくなる問題がある。
本発明の目的は、車輪の空転量を最小限に抑制できる電気車の制御装置を実現することである。
本発明による電気車及び車両の制御装置は、クリープ速度指令と車両速度から求めた基準速度と、電動機の回転速度の差により電動機のトルクを制御し、クリープ速度指令に対する推定接線力の傾きに基づき、傾きが予め定められた正の閾値より大きい場合または電動機のトルクが外部から制御装置に与えられる駆動力指令より大きい場合には、電動機のトルクと駆動力指令が一致するようにクリープ速度指令を制御し、傾きが予め定められた負の閾値より小さい場合には、クリープ速度指令を減少させ、それ以外の場合には、前記推定粘着力が最大となるクリープ速度指令を含む予め定められた幅でクリープ速度指令を操作する。
本発明によれば、車輪の空転を効果的に抑制できる電気車及び車両の制御装置を実現できる。
以下本発明の詳細を図面を引用しながら説明する。
本発明の実施例を図1から図6を用いて説明する。
図1は本発明の実施例の構成を示す。図1において、1は架線、2は軌道、3は集電器、4及び7は車輪、5は受電リアクトル、6は電動機、8及び9は速度センサ、100は電気車の制御装置である。なお、本実施例では電気車の制御装置及び電動機が1個の場合を示しているが、制御装置や電動機が複数個搭載された場合や、さらに複数の電気車が連結された構成であっても同様である。
架線1及び軌道2により供給される直流電力を、集電器3及び車輪4で受電し、受電リアクトル5を介して制御装置100に供給する。制御装置100では、直流電圧を可変周波数可変電圧の交流電圧に変換し、電動機6に加える。さらに、電動機6により、車輪7を駆動することにより、電気車の駆動を行う。また、速度センサ8は電動機6の回転速度ωrを、速度センサ9は、車輪4の速度を検出し車両の速度を電動機6の回転速度に換算した車両速度ωtを、それぞれ制御装置100に対して出力する。
制御装置100は、フィルタコンデンサ101、電力変換器であるインバータ102、粘着力推定部103、制御選択器104、切替器105、加算器106、減算器107、係数器108、ベクトル制御部109、PWM制御部110、粘着時制御部200、空転時制御部300、及び探索時制御部400で構成される。
フィルタコンデンサ101は、受電リアクトル5と共に受電フィルタを構成し、架線1と軌道2の間の電圧に含まれるノイズ成分を除去すると共にインバータ102で発生するノイズ電流が架線1や軌道2に流れることを抑制する。インバータ102では、PWM制御部110の出力に従い、具備するIGBTなどの電力半導体スイッチング素子をオンオフすることにより、直流電圧を交流電圧に変換する。
次に切替器105は、制御選択器104の選択信号S1に基づき、粘着時制御部200の出力である第1のクリープ速度指令ωcr1、空転時制御部300の出力である第2のクリープ速度指令ωcr2、及び探索時制御部400の出力である第3のクリープ速度指令ωcr3の中から1つを選択し、第4のクリープ速度指令ωcr4を出力する。加算器106では、第4のクリープ速度指令ωcr4と速度センサ9の出力である車両速度ωtを加算し、基準速度ωrefを出力する。減算器107では、基準速度ωrefから速度センサ8の出力である回転速度ωrを減算し、係数器108では減算器107の出力に制御ゲインKpを乗算して第2のトルク指令T2を出力する。
ベクトル制御部109では、第1のトルク指令T1を電動機6のトルクの上限として、第2のトルク指令T2と電動機6のトルクが一致するように電圧指令V* を操作する。PWM制御部110では、電圧指令V* に基づきパルス幅変調(以下、PWMと略す。)を行う。粘着力推定部103では、電動機6の出力するトルクから電動機6及び車輪4を加速するために必要なトルクを減算し、車輪とレール間の粘着力を電動機軸換算した粘着トルクを推定している。具体的には、数式(1)に基づき、第2のトルク指令T2と回転速度ωrから推定粘着トルクT^を演算する。
Figure 2005204491
なお、数式(1)でTobは推定応答を決める時定数、Jwは電動機6及び車輪4の電動機6の軸換算での慣性モーメント、sは微分演算子である。制御選択器104に関しては後述する。
粘着時制御部200は、係数器201、減算器202、加算器203、及び制御器204で構成される。係数器201では、運転士の操作あるいは自動運転装置により制御装置に指令される第1のトルク指令T1に係数器108のゲインKpの逆数を乗算し、加算器203では、係数器201の出力と制御器204の出力と加算して第1のクリープ速度指令ωcr1を出力する。減算器202では、第1のトルク指令T1と第2のトルク指令T2の差を求め、制御器204へ出力する。制御器204は、第1のトルク指令T1と第2のトルク指令T2の差に基づき、比例積分制御を行う。
空転時制御部300は、減少率設定器301、及び積分器302で構成される。減少率設定器301には、単位時間に第2のクリープ速度指令ωcr2を減少させる割合が設定され、これを積分器302に入力し、第2のクリープ速度指令ωcr2を減少させる。
探索時制御部400は、増加率設定器401、減少率設定器402、切替器403、積分器404、及び最大粘着力探索部405で構成される。増加率設定器401には、単位時間に第3のクリープ速度指令ωcr3を増加させる割合が設定され、減少率設定器402には、単位時間に第3のクリープ速度指令ωcr3を減少させる割合が設定され、最大粘着力探索部405の出力に基づき切替器403が積分器404への入力を切り替えることにより、積分器404の出力である第3のクリープ速度指令ωcr3を増加あるいは減少させる。なお、最大粘着力探索器405については、後述する。
図2に車両の速度に相当する車両速度ωtと回転速度ωrの差であるクリープ速度ωcrに対する第2のトルク指令T2及び粘着トルクTadmの関係を示す。粘着トルクTadmは、車輪7と軌道2の間に働く粘着力、すなわち車両を駆動する力を電動機6の軸でのトルクに換算した値である。粘着トルクTadm は、クリープ速度ωcrがゼロの場合は粘着トルクTadmがゼロであり、クリープ速度ωcrが増加すると、はじめ、粘着トルクTadmは増加し、臨界速度ωcrmaxで粘着トルクTadmは最大粘着トルクTmaxとなり、クリープ速度ωcrが臨界速度ωcrmaxを超えると粘着トルクTadmは減少する。なお、最大粘着トルクTmaxと臨界速度ωcrmaxは走行条件により変化する。
クリープ速度ωcrに対する粘着トルクTadm の傾きにより、粘着状態、空転状態、及び探索状態に分けて制御を行う。粘着状態は傾きが正である場合、空転状態は傾きが負である状態、探索状態は傾きが0近傍である。
制御選択器104では、第1のトルク指令T1、第4のクリープ速度指令ωcr4、及び推定粘着トルクT^から上記の3状態を検出し、制御切替器105が状態に応じて制御を切り替える。
はじめに、第4のクリープ速度指令ωcr4と実際のクリープ速度ωcrの関係を説明する。第2のトルク指令T2は、基準速度ωref と回転速度ωrの差に比例して制御されるため、第4のクリープ速度指令ωcr4とクリープ速度ωcrの差に比例する。よって、図2の1点鎖線で示す特性である。第2のトルク指令T2は、粘着トルクTadm と車輪7を加速するために必要なトルクの和が一致する。
また、車両重量に対応する電動機6の軸換算のイナーシャが車輪7のイナーシャより大きく、車両の加速に対応して車輪7を加速するために必要なトルクはほぼ無視できる。よって、図2で粘着トルクTadm の特性と第2のトルク指令T2の特性との交点近傍で動作することになる。よって、第4のクリープ速度指令ωcr4が増加すると、実際のクリープ速度ωcrも増加する。
このため、第4のクリープ速度指令ωcr4に対する推定粘着トルクT^の傾きが予め定められた正の閾値よりも大きい場合、または第2のトルク指令T2が第1のトルク指令T1以上である場合は粘着状態と判定し、傾きが予め定められた負の閾値よりも小さい場合は空転状態と判定し、傾きが正の閾値以下かつ負の閾値以上の場合は探索状態と判定する。この判定結果に基づき、制御選択器104は選択信号S1を出力する。
次に粘着状態での制御方法について説明する。車輪7と軌道2の粘着状態が良好で、最大粘着トルクTmax が第1のトルク指令T1以上である場合は、粘着状態で制御を行う。粘着状態の場合、制御切替器105は、第1のクリープ速度指令ωcr1を選択して第4のクリープ速度指令として出力する。第1のクリープ速度指令ωcr1を出力する粘着時制御部200では、第1のトルク指令T1と第2のトルク指令T2が一致するように制御が行われる。第2のトルク指令T2が第1のトルク指令T1より大きい場合は、減算器202の出力が負となり、制御器204の出力、第1のクリープ速度指令ωcr1、第4のクリープ速度指令ωcr4、及び基準速度ωref が減少し、第2のトルク指令T2が減少し、第1のトルク指令T1に近づく。
また、第2のトルク指令T2が第1のトルク指令T1より小さい場合にも同様に、第2のトルク指令T2は第1のトルク指令T1に近づく。よって、第1のトルク指令T1と第2のトルク指令T2は一致するように制御される。また、第1のトルク指令T1が急変した場合には、係数器201の出力により第2のトルク指令T2がフィードフォワードで制御されるため、高い応答性が実現できる。なお、このとき第4のクリープ速度指令ωcr4に対する推定粘着トルクT^の傾きは正の閾値以上である。
この状態で、車輪7と軌道2の粘着状態が降雨等で悪化した場合を説明する。粘着トルクTadmの特性は、図3に示すように特性Aから特性Bへ変化する。特性Bでは、最大粘着トルクTmaxが第1のトルク指令T1より小さいため、第2のトルク指令T2は最大粘着トルクTmax近傍に制御される必要がある。
粘着トルクTadm の特性が特性Aから特性Bに変化すると、第2のトルク指令T2が粘着トルクTadm より大きくなるため、車輪7の回転速度ωrが増加し、クリープ速度ωcrは、特性Bと第2のトルク指令T2の特性の交点まで増加する。このとき、第2のトルク指令T2の特性がクリープ速度ωcrに対して負の傾きを持つため、クリープ速度ωcrの増加に合わせて電動機6のトルクが減少するため、クリープ速度ωcrが過大になることすなわち大きな空転を抑制できる。
特性Bと第2のトルク指令T2の特性の交点で運転している状態では、第2のトルク指令T2が第1のトルク指令T1より小さいため、第4のクリープ速度指令ωcr4が増加する。このとき、粘着トルクTadm 及び推定粘着トルクT^が減少するため、第4のクリープ速度指令ωcr4に対する推定粘着トルクT^の傾きが負の値となるため、制御選択器104が空転状態を検知し、制御切替器105は、第2のクリープ速度指令ωcr2を選択して第4のクリープ速度指令ωcr4として出力する。制御切替器105が切り替わる際には、第2のクリープ速度指令ωcr2が直前の第4のクリープ速度指令ωcr4と一致するように積分器302が初期化される。
第2のクリープ速度指令ωcr2を出力する空転時制御部300では、減少率設定器301の値により第4のクリープ速度指令ωcr4を減少させるため、クリープ速度ωcrは臨界速度ωcrmaxに近づく。この様子を図4に示す。
クリープ速度ωcrが臨界速度ωcrmax に近づくと、第4のクリープ速度指令ωcr4に対する推定粘着トルクT^の傾きが増加して、0に近づく。これにより、制御選択器104が探索状態を検知して、制御切替器105は、第3のクリープ速度指令ωcr3を選択して第4のクリープ速度指令ωcr4として出力する。制御切替器105が切り替わる際には、第3のクリープ速度指令ωcr3が直前の第4のクリープ速度指令ωcr4と一致するように積分器404が初期化される。
第3のクリープ速度指令ωcr3を出力する探索時制御部400では、クリープ速度ωcrが推定粘着トルクT^が最大となる臨界速度ωcrmax に対応する第4のクリープ速度指令ωcr4の近傍で第4のクリープ速度指令ωcr4を変化させて、粘着トルクTadm が最大となる動作点近傍になるように運転を行う。
最大粘着力探索部405の動作を図5を用いて説明する。最大粘着力探索部405は、増加状態と減少状態の2つの状態を持つ。増加状態では、切替器403が増加率設定器401の出力を積分器404に入力し、第3のクリープ速度指令ωcr3を増加させる。一方、減少状態では、減少率設定器402の出力を積分器404に入力し、第3のクリープ速度指令ωcr3を減少させる。
粘着状態から探索状態に遷移した場合の初期状態は増加状態であり、空転状態から遷移した場合の初期状態は減少状態である。増加状態で、第4のクリープ速度指令ωcr4が後述する臨界クリープ速度指令ωcr4max と予め設定された探索幅ωwの和以上になると、減少状態に遷移する。また、減少状態で第4のクリープ速度指令ωcr4が臨界クリープ速度指令ωcr4maxと探索幅ωwの差以下になると、増加状態に遷移する。
次に臨界クリープ速度指令ωcr4max の演算方法を説明する。粘着状態または空転状態から探索状態に遷移した場合、または増加状態と減少状態の間で遷移が発生した場合には、臨界クリープ速度ωcr4max を第4のクリープ速度指令ωcr4で初期化し、さらに最大推定粘着トルクTadmmaxを推定粘着トルクTadm で初期化する。その後、推定粘着トルクTadmが最大推定粘着トルクTadmmaxより大きい場合は、臨界クリープ速度ωcr4maxを第4のクリープ速度指令ωcr4で更新し、最大推定粘着トルクTadmmaxを推定粘着トルクTadmで更新する。これにより、最大推定粘着トルクTadmmax に、当該状態での推定粘着トルクTadmの最大値が格納され、臨界クリープ速度ωcr4maxには、そのときの第4のクリープ速度指令ωcr4が格納される。
次に探索状態での第4のクリープ速度指令ωcr4、推定粘着トルクT^、臨界クリープ速度ωcr4max、及び最大推定粘着トルクTadmmax の具体的な動作を図6を用いて説明する。空転状態から探索状態に遷移した場合、初期状態は減少状態であり、このときの第4のクリープ速度指令はωcr4(t0)、推定粘着トルクはT^(t0)とすると、臨界クリープ速度ωcr4maxはω(t0)で、最大推定粘着トルクTadmmax はT^(t0)で初期化される。状態が減少状態であるため、減少率設定器402が選択され、第4のクリープ速度指令ωcr4は減少する。
このとき、推定粘着トルクT^は増加していくため、臨界クリープ速度ωcr4max 、及び最大推定粘着トルクTadmmaxは逐次更新されていく。第4のクリープ速度指令ωcr4が減少を続け、ωcr4(t1)を超えると推定粘着トルクT^はT^(t1)をピークに減少を始める。このとき、臨界クリープ速度ωcr4max及び最大推定粘着トルクTadmmax は更新されなくなり、それぞれωcr4(t1)及びT^(t1)に保持される。
第4のクリープ速度指令ωcr4がさらに減少を続け、ωcr4(t1)より探索幅ωwだけ小さいωcr4(t2)に達するとωcr4<=ωcr4max−ωw の条件を満たすため、増加状態に遷移する。増加状態に遷移すると、第4のクリープ速度指令ωcr4は増加し、同様に動作により、第4のクリープ速度指令ωcr4がωcr4(t1)より探索幅ωwだけ大きいωcr4(t3)で減少状態に再び遷移する。これを繰り返すことにより、第4のクリープ速度指令ωcr4は推定粘着トルクT^が最大値になるωcr4(t1)から±ωwの範囲に制御される。
これにより、粘着状態が悪化した場合であっても、高い駆動力を実現できる。
また、第4のクリープ速度指令を変化させているため、第4のクリープ速度指令ωcr4に対する推定粘着トルクT^の傾きを検知できるため、粘着状態の変化した場合も制御選択器104は適切に対応できる。
さらに、粘着状態が良好な状態に変化し、第2のトルク指令T2が第1のトルク指令T1よりも大きくなった場合は、制御選択器104は粘着状態に遷移し、第1のクリープ速度指令ωcr1が第4のクリープ速度指令ωcr4になり、第1のトルク指令T1と第2のトルク指令T2が一致するように制御される。また、粘着状態に遷移する時は、第1のクリープ速度指令ωcr1が直前の第4のクリープ指令ωcr4に一致するように制御器204が初期化される。
これにより、粘着状態が良好になった場合は、第1のトルク指令T1と電動機6の発生トルクが一致するように制御される。
以上説明したように、本発明による車両の制御装置は、駆動力指令に基づき指令トルクを演算する手段と、該指令トルクに基づき車両の車輪を駆動する電動機のトルクを制御する手段とを具備し、駆動する車輪の踏面の接線力を推定し推定粘着力を求める粘着力推定手段と、前記駆動力指令値を超えない範囲で前記推定粘着力が最大となるように基準速度を演算する基準速度演算手段と、該基準速度と前記電動機の回転速度を検出する回転速度の差に基づき指令トルクを求めるトルク指令演算手段とを備え、車輪の空転を効果的に抑制できる。
本実施例について、図7を用いて説明する。なお、図7では、図1と同じ構成要素には、同一の符号を付けてあるのでそれらの説明は省略する。
図7は、本発明を電気式ディーゼル機関車に適用した場合である。図7において、701は内燃機関であるディーゼルエンジン、702は発電機、703は整流器である。ディーゼルエンジン701を駆動源として、発電機702を駆動することにより発電を行い、発電機702が発生する電力を整流器703で整流することにより、直流に変換し、インバータ102に供給する。
図7に示す構成の本実施例は、インバータ102への直流電力の供給方法が実施例1と異なるだけであるので、車輪の空転が発生した場合、先に説明した実施例1と同様の制御を行うことによって、車輪の空転を効果的に抑制できる。
本実施例について、図8を用いて説明する。図8は、本発明の制御装置が連結された複数の単位車両にそれぞれ搭載された場合を示す。なお、図1と同様の構成要素は、図1と同じ符号に、連結された車両の1両目は添え字aを、2両目は添え字bを、3両目は添え字cを、4両目には添え字dをそれぞれ付して表記し、実施例1と重複する説明を省く。なお、以下の説明では4両の車両を連結した場合を説明するが、2両以上の車両を連結した場合も同様であることは説明するまでもない。また、各車両は実施例1に示したような電気車であっても良いし、実施例2に示したような電気式ディーゼル機関車であっても良い。
図8において、801は車両速度演算装置、802は端末装置、803は情報伝送ライン、804a、804b、804c、804dは各車両の端末装置である。なお、制御装置100a、100b、100c、100dに直流電圧を供給する手段は実施例1や実施例2と同様であり、図8では記載を省略してある。ここで、情報伝送ラインは、同軸ケーブル等の電線や、光ファイバーのような光伝送手段の何れであってもよい。
各車両の速度センサ8a、8b、8c、8dからの信号が、各車両の制御装置100a、100b、100c、100dに入力され、各制御装置が駆動する車両の車輪の回転速度ωra、ωrb、ωrc、ωrdは各車両の端末装置804a、804b、804c、804dから情報伝送ライン803を通じて、車両速度演算装置801が接続している端末装置802に伝送される。端末装置802は各車両の車輪の回転速度ωra、ωrb、ωrc、ωrdを車両速度演算装置801に送る。車両速度演算装置801では、後述する処理により車両速度ωtを演算し、端末装置802、情報伝送ライン803、各車両の端末装置804を経て、各車両の制御装置100a、100b、100c、100dに伝送される。各車両の制御装置100a、100b、100c、100dでは、伝送された車両速度ωtに基づいて、電動機6a、6b、6c、6dを制御する。なお、本実施例では、車両速度演算装置801が少なくとも車両の運転士が乗車し運転している車両に搭載されていれば良い。
次に図9を用いて、車両速度演算装置801の処理内容を説明する。図9において、901と903とは最小値演算部、902はローパスフィルタである。最小値演算部901では、各車両の車輪の回転速度ωra、ωrb、ωrc、ωrdが端末装置802から入力され、第1の最小値ωmin1 が出力される。ローパスフィルタ902では第1の最小値ωmin1の高周波成分を遮断して第2の最小値ωmin2を演算する。さらに、最小値演算部903では、第1の最小値ωmin1と第2の最小値ωmin2のうち小さい値を車両速度ωtとして、端末装置802に出力する。
車両速度演算装置801の動作を説明する。各車輪が空転していない状態では、各車両の車輪の回転速度ωra、ωrb、ωrc、ωrdは同じか、ほぼ同じ値であり、実際の車両速度に同じか、ほぼ一致する。ここで、各車両の車輪は製造時の車輪径の公差を伴い、その値は例えば、車輪径800mmに対して±6mm以内の値であって±1%以内であるので、前記車両の回転速度も各車輪が空転していなくとも±1%以内の偏差がある。以下、本明細書では回転速度が、ほぼ同じ、ほぼ一致するとは、回転速度が±1%以内になっていることを意味する。
このとき、第1の最小値ωmin1は各車両の車輪の回転速度ωra、ωrb、ωrc、ωrdいずれかであるため、実際の車両速度に一致あるいは、ほぼ一致する。また、第1の最小値ωmin1に空転時のような急激な増加がないため、第2の最小値ωmin2も実際の車両速度に一致あるいは、ほぼ一致する。よって、第1の最小値ωmin1あるいは第2の最小値ωmin2のいずれかである車両速度ωtも、実際の車両速度に一致あるいは、ほぼ一致する。
次に一部の車両に空転が発生した場合を説明する。この場合には、空転した車両の車輪の回転速度は、空転していない車両の車輪の回転速度よりも大きくなるので、最小値演算部901では空転していない車両の車輪の回転速度を、第1の最小値ωmin1 として出力する。この後は前述した空転していない状態と同様の動作によって、車両速度ωtも実際の車両速度に一致あるいは、ほぼ一致する。
次に全ての車両に空転が発生した場合には、最小値演算部901が出力する第1の最小値ωmin1 も空転した車輪の回転速度であるため、実際の車両速度よりも大きくなる。この場合には第1の最小値ωmin1 が車輪が空転していない通常よりも急激に増加する。一方、第2の最小値ωmin2はローパスフィルタの働きにより急激な増加が抑制されるため、実際の車両速度に近い値となり、また、第1の最小値ωmin1 より小さい値となるので、第2の最小値ωmin2 が車両速度ωtとして出力されるため、車両速度ωtも実際の車両速度にほぼ一致する。さらに、車輪の空転が、各車両の制御装置100a、100b、100c、100dの作用により抑制されると、第1の最小値ωmin1 が実際の車両速度に再び一致する。このときは、第1の最小値ωmin1が第2の最小値ωmin2より小さくなるため、車両速度ωtは第1の最小値ωmin1 に一致し、実際の車両速度にも一致あるいは、ほぼ一致する。
このように、本実施例によれば、各制御装置100a、100b、100c、100dに対して、車両速度が検知するための速度センサ9を別に設けることなく、車輪の空転を効果的に抑制できる。
また、本実施例では独立した車両速度演算装置801を設けているが、各制御装置100a、100b、100c、100dそれぞれに車両速度演算装置を設け、情報伝送ライン803を用いて相互に回転速度情報を伝送し合うことにより、車両速度ωtを求める構成であってもよい。この場合にも、車両速度を検知するための速度センサ9を設けることなく、車輪の空転を効果的に抑制できる電気車の制御装置を実現できる。さらに、車両速度演算装置を複数備えるため、故障に対する冗長性が高まり、信頼性を高くできる。
また、本実施例では制御装置に入力される車輪の速度センサの信号に基づき車両速度を演算しているが、図10に示すように、情報伝送ライン803に端末装置1002を介して、駆動力を発生しない車輪に取り付けられた速度センサ1001を接続し、車両速度を各制御装置100a、100b、100c、100dに伝送する構成であってもよい。この場合、速度センサ1001は駆動力を発生しないため空転することがなく、車両速度を検出することが可能であり、車輪の空転を効果的に抑制できる電気車の制御装置を実現できる。また、速度センサ1001は、車両速度を必要とする機器、例えば自動列車停止装置などと共有することも可能である。
以上説明したように、本実施例では複数の車両それぞれに制御装置を搭載し、各車両の制御装置と情報伝送手段を介して接続されていて、各車両の制御装置が出力する回転速度を入力して車両速度を演算する手段を何れかの車両に具備し、前記各車両の制御装置が、推定粘着力が最大となる値を含む範囲でクリープ速度指令値を増減させ、該クリープ速度指令と前記車両速度の和により基準速度を演算して、車輪の空転を効果的に抑制する。
実施例1の構成図。 実施例1の動作の説明図。 粘着状態が悪化した際の実施例1の第1の動作を説明する図。 粘着状態が悪化した際の実施例1の第2の動作を説明する図。 最大粘着力探索部405の状態遷移を説明する図。 粘着状態が悪化した際の実施例1の第3の動作を説明する図。 実施例2の構成図。 実施例3の構成図。 実施例3の車両速度演算装置の構成図。 実施例3の車両速度演算装置の別の構成図。
符号の説明
2…軌道、4、7…車輪、6…電動機、8、9…速度センサ、100…制御装置、103…粘着力推定部、104…制御選択器、107…減算器、200…粘着時制御部、300…空転時制御部、400…探索時制御部、701…ディーゼルエンジン、702…発電機、703…整流器、801…車両速度演算装置、802、804a、804b、804c、804d…端末装置、803…情報伝送ライン、901、903…最小値演算部、902…ローパスフィルタ、ωcr4…第4のクリープ速度指令、ωt…車両速度、ωr…回転速度、ωref …基準速度、ωmin1…第1の最小値、ωmin2…第2の最小値、T2…第2のトルク指令。

Claims (10)

  1. 駆動力指令に基づき電気車の車輪を駆動する電動機を制御する電気車の制御装置において、
    該電気車の制御装置が、
    前記車輪の踏面の接線力を推定し推定粘着力を求める粘着力推定部と、前記電動機の回転速度を検出する回転速度検出部と、
    前記電気車の速度である車両速度を検出する車両速度検出部と、
    クリープ速度指令と前記車両速度から基準速度を演算する基準速度演算部と、
    前記クリープ速度指令に対する前記推定粘着力の傾きを演算する傾き演算部と、
    該傾きに基づき前記クリープ速度指令を演算するクリープ速度指令演算部と、
    前記基準速度と前記回転速度の差に基づき指令トルクを求めるトルク指令演算部とを具備し、
    該指令トルクに基づき前記電動機のトルクを制御することを特徴とする電気車の制御装置。
  2. 請求項1に記載の電気車の制御装置において、
    前記クリープ速度指令演算部は、前記傾きが予め定められた正の閾値より大きい場合または前記指令トルクが前記駆動力指令より大きい場合には、前記駆動力指令と電動機の発生する駆動力とが一致するようにクリープ速度指令を出力し、
    前記傾きが予め定められた負の閾値より小さい場合には、クリープ速度指令を減少させ、
    前記傾きが前記正の閾値より小さくかつ負の閾値より大きい場合、もしくは前記指令トルクが前記駆動指令より小さい場合には、前記推定粘着力が最大となるクリープ速度指令を含む予め定められた幅でクリープ速度指令を操作することを特徴とする電気車の制御装置。
  3. 駆動力指令に基づき指令トルクを演算する手段と、該指令トルクに基づき車両の車輪を駆動する電動機のトルクを制御する手段とを具備する車両の制御装置において、
    該車両の制御装置が、
    前記駆動する車輪の踏面の接線力を推定し推定粘着力を演算する粘着力推定部と、
    前記電動機の回転速度を検出する回転速度検出部と、
    前記駆動力指令の値を超えない範囲で前記推定粘着力を最大にする基準速度を演算する基準速度演算部と、
    該基準速度と前記電動機の回転速度との偏差に基づいて指令トルクを演算するトルク指令演算部とを具備することを特徴とする車両の制御装置。
  4. 請求項3に記載の車両の制御装置において、該車両の車両速度を検出または演算で求める車両速度検出部を備え、前記推定粘着力が最大となる値を含む範囲でクリープ速度指令値を増減させ、該クリープ速度指令値と前記車両速度検出部が検出または演算で求めた車両速度との和によって基準速度を演算することを特徴とする車両の制御装置。
  5. 軌道を走行する車輪を駆動する電動機と、該電動機を所定の速度で駆動する制御装置とを備えた車両において、
    前記制御装置が、
    直流電圧を入力して可変周波数可変電圧の交流電圧に変換して前記電動機を駆動する電力変換器と、
    駆動力指令に基づき指令トルクを演算する手段と、
    該指令トルクに基づき車両の車輪を駆動する電動機のトルクを制御する手段とを具備し、
    前記駆動する車輪の踏面の接線力を推定し推定粘着力を演算する粘着力推定部と、
    前記電動機の回転速度を検出する回転速度検出部と、
    前記駆動力指令の値を超えない範囲で前記推定粘着力を最大にする基準速度を演算する基準速度演算部と、
    該基準速度と前記電動機の回転速度との偏差に基づいて指令トルクを演算するトルク指令演算部とを備えることを特徴とする車両。
  6. 請求項5に記載の車両において、前記車両が、前記制御装置を搭載した複数台の単位車両を連結しており、該複数台の単位車両に搭載した前記制御装置が互いに情報伝送手段を介して接続され、各単位車両に搭載した制御装置が出力する回転速度を入力して車両速度を演算し出力する車両速度演算装置を何れかの単位車両が具備し、前記各単位車両に搭載した制御装置は、前記推定粘着力が最大となる値を含む範囲でクリープ速度指令値を増減させ、該クリープ速度指令と前記車両速度の和により基準速度を演算することを特徴とする車両。
  7. 請求項5に記載の車両において、前記電動機は架線から集電機を介して供給される電力を、前記電力変換器によって可変周波数可変電圧の交流電圧に変換して駆動されることを特徴とする車両の制御装置。
  8. 請求項6に記載の車両において、前記電動機は架線から集電機を介して供給される電力を、前記電力変換器によって可変周波数可変電圧の交流電圧に変換して駆動されることを特徴とする車両の制御装置。
  9. 請求項5に記載の車両において、前記電動機は内燃機関を駆動源とする発電機により供給される電力を電力変換器によって変換して駆動することを特徴とする車両の制御装置。
  10. 請求項6に記載の車両において、前記電動機は内燃機関を駆動源とする発電機により供給される電力を電力変換器によって変換して駆動することを特徴とする車両の制御装置。

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