JP2005203962A - 偏波ダイバーシティダイポールアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造を簡素化した偏波ダイバーシティダイポールアンテナを提供する。
【解決手段】 放射素子6,7の伸張方向が互いに平行な第1組のダイポール素子2a,2bと、これら第1組のダイポール素子間に位置し放射素子6,7の伸張方向が第1組のダイポール素子の放射素子の伸張方向と直交する第2組のダイポール素子3a,3bと、両組のダイポール素子の放射素子に対して平行な反射板4とを備えた偏波ダイバーシティダイポールアンテナにおいて、各ダイポール素子毎に、両極放射素子間を渡るように配置されて片極の放射素子に接合された金属板15,16で給電線9,10を構成した。給電線9,10が金属板15,16で構成されているため、構造が簡素になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダイポールアンテナを用いて偏波ダイバーシティ方式を実現する偏波ダイバーシティダイポールアンテナに係り、構造を簡素化した偏波ダイバーシティダイポールアンテナに関する。
移動体通信において、送信局から受信局へ最短距離で到達する直接波と、ビルなどの障害物に電磁波が反射し位相が遅れて到達する反射波とが合成され、受信電力が変動するフェージングが問題となる。このフェージングを減らす方法のひとつとして偏波ダイバーシティ方式がある。偏波ダイバーシティ方式とは、垂直偏波と水平偏波、或いは+45度偏波と−45度偏波の2つの電波を受信し、受け取る2つの電波を合成したり、或いは切り換えることで受信電波のレベルの変動を少なくする技術のことである。この技術を取り入れたアンテナとしてダイポール型±45度偏波ダイバーシティ指向性アンテナ(以下、偏波ダイバーシティダイポールアンテナという)がある。
このアンテナの特徴は、4基のダイポールアンテナ素子(以下、ダイポール素子という)を組み合わせ、各ダイポール素子に同軸給電線で給電することである。即ち、図7に示すように、放射素子の伸張方向が互いに平行な2基のダイポール素子72a,72bを第1組のダイポール素子とし、これら第1組のダイポール素子間に位置し放射素子の伸張方向が第1組のダイポール素子の放射素子の伸張方向と直交する2基のダイポール素子73a,73bを第2組のダイポール素子とする。各ダイポール素子を構成している2極の放射素子に対して、一方の放射素子には同軸給電線71の内部導体を半田付けで接続し、他方の放射素子には同軸給電線71を沿わせて配線してある。この同軸給電線71の図示しない端部に電力を給電すると、第1組となる2基のダイポール素子72a,72bがひとつの偏波面の電磁波を送受信し、第2組となる残りの2基のダイポール素子73a,73bが別の偏波面の電磁波を送受信するので、互いに直角な偏波面の電磁波を送受信することができる。
米国特許第6195063号明細書
前述の偏波ダイバーシティダイポールアンテナにあっては、同軸給電線で給電するので、各ダイポール素子への給電位相を合わせるのが簡単であるが、同軸給電線をダイポール素子に這わせるようにする半田付けが難しいという問題がある。
また、前述の偏波ダイバーシティダイポールアンテナは、4基のダイポール素子に対して個別に給電するため、4本の同軸給電線が必要となる。
さらに、前述の偏波ダイバーシティダイポールアンテナは、高周波においては、同軸給電線における伝送損失が問題となる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、構造を簡素化した偏波ダイバーシティダイポールアンテナを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、放射素子の伸張方向が互いに平行な2つのダイポール素子からなる第1組のダイポール素子と、これら第1組のダイポール素子間に位置し放射素子の伸張方向が第1組のダイポール素子の放射素子の伸張方向と直交する2つのダイポール素子からなる第2組のダイポール素子と、両組のダイポール素子の放射素子に対して平行な反射板とを備えた偏波ダイバーシティダイポールアンテナにおいて、上記各ダイポール素子毎に、両極放射素子間を渡るように配置されて片極の放射素子に接合された金属板で給電線を構成したものである。
同じ組のダイポール素子に対する2つの給電線を一体の金属板で構成し、この金属板の一点に外部からの給電点を設け、この給電点より同じ組のダイポール素子に電力を2分配するようにしてもよい。
上記各ダイポール素子は、上記反射板に固定されてこの反射板から遠ざかる方向に突き出た2本のアーム部と、それぞれのアーム部の先端から互いに反対方向に伸張した2極の放射素子とから構成し、上記各給電線は、上記反射板に電気的に絶縁して固定されて上記アーム部の一つに沿って突き出た給電線アーム部と、この給電線アーム部の先端から延びて両極放射素子間を渡る給電素子とから構成してもよい。
同じ組の一方のダイポール素子のアーム部と他方のダイポール素子のアーム部とを上記反射板に対して互いに反対方向に傾斜させてもよい。
両組のダイポール素子を一体の金属板で構成してもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)金属板で給電線を構成するので構造が簡素化される。
(2)同軸給電線による伝送損失がなくなる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る偏波ダイバーシティダイポールアンテナ1は、放射素子6,7の伸張方向が互いに平行な2つのダイポール素子2a,2bを第1組のダイポール素子とし、これら第1組のダイポール素子2a,2b間に位置し放射素子の伸張方向が第1組のダイポール素子2a,2bの放射素子の伸張方向と直交する2つのダイポール素子3a,3bを第2組のダイポール素子とし、両組のダイポール素子2a,2b,3a,3bのいずれの放射素子に対しても平行な反射板4とを備えた偏波ダイバーシティダイポールアンテナにおいて、上記各ダイポール素子2a,2b,3a,3b毎に、両極放射素子6,7間を渡るように配置されて片極の放射素子7に接合部8により接合された金属板で給電線9,10を構成したものである。
各ダイポール素子2a,2b,3a,3bは、反射板4に固定されて反射板4から遠ざかる方向に突き出た2本のアーム部11,12と、それぞれのアーム部11,12の先端から互いに反対方向に伸張した2極の放射素子6,7とから構成されている。アーム部11,12の長さは、偏波ダイバーシティダイポールアンテナ1で送受信しようとする電波の約1/4波長であることが好ましい。また、放射素子6,7の長さは、偏波ダイバーシティダイポールアンテナ1で送受信しようとする電波の約1/4波長であることが好ましい。
また、各給電線9,10は、反射板4に電気的に絶縁して固定されてアーム部11に対して所定間隔を保ってアーム部11に沿うように反射板4から遠ざかる方向に突き出た給電線アーム部(バラン)13と、この給電線アーム部13の先端から延びて両極放射素子6,7に対して所定間隔を保って両極放射素子6,7間を渡る給電素子14とから構成されている。
図1の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ1を矢印Aから見た図を図2(a)に、矢印Bから見た図を図2(b)に示す。
図2(a)に示されるように、ダイポール素子2a,2bに対する給電線9は一体の金属板15で構成されており、同様にダイポール素子3a,3bに対する給電線10は一体の金属板16で構成されている。このように、同じ組のダイポール素子に対する2つの給電線を一体の金属板で構成してある。それぞれの金属板15,16のほぼ中央に位置する一点に外部からの給電点17,18が設けられている。給電点17より当該組のダイポール素子2a,2bに電力を2分配することができる。また、給電点18より当該組のダイポール素子3a,3bに電力を2分配することができる。即ち、一体の金属板15,16の中央に給電点17,18を設けて構成された給電線9,10は、それぞれ2分配回路を形成するものである。
図2(b)に示されるように、ダイポール素子3aのアーム部11,12とダイポール素子3bのアーム部11,12とは反射板4に対して互いに反対方向に傾斜させてある。即ち、アーム部11,12の基端部には略正方形の平面部19が形成されており、この平面部19は反射板4に面で接して固定されている。各アーム部11,12は平面部19から広がるようにして反射板4から離れている。同様に、ダイポール素子2a,2bにおいてもそれぞれのアーム部11,12同士が反射板4に対して互いに反対方向に傾斜させてある。このように、同じ組の一方のダイポール素子のアーム部と他方のダイポール素子のアーム部とが反射板4に対して互いに反対方向に傾斜させてある。
給電線9,10を構成する金属板15,16には、平面部19に沿った平坦部20を有し、この平坦部20が反射板4に固定されている。ただし、この平坦部20は反射板4から電気的に絶縁されており、また、金属板15の平坦部20と16の平坦部20間も電気的に絶縁されており、これらの平坦部20に前述の給電点17,18が設けられ、図には示していないが反射板4の裏面側から同軸線などで給電点17,18に給電するようになっている。
図1、図2で説明した偏波ダイバーシティダイポールアンテナ1は、両組のダイポール素子2a,2b,3a,3bを一体の金属板で構成することができる。即ち、これらのダイポール素子2a,2b,3a,3bを展開した形状の金属板を形成し、平面部19の縁のところを折り目にしてアーム部11,12を起こすことにより、反射板4に対する傾斜をつけ、アーム部11,12の先端で放射素子6,7を折り返して放射素子6,7を反射板4に対向させる。
給電線9,10を構成する金属板15,16も同様に、まず展開形状のものを形成してから、平坦部20の縁のところを折り目にして給電線アーム部13を起こすことによりアーム部11,12と略平行な傾斜をつけ、給電線アーム部13の先端で給電素子14を折り返して給電素子14を放射素子6,7に沿わせる。この金属板15,16を平面部19の上から反射板4に固定した後、給電素子14の先端を放射素子7に溶接接合する。
図1、図2の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ1の動作を説明する。
いま、片方の給電点17へ外部より信号を入力したとすると、その信号の電力は第1組のダイポール素子2a,2bに向けて2分配される。その2分配された信号は、それぞれ給電線アーム部(バラン)13を経て給電素子14に至る。このとき、給電線アーム部13とアーム部11とが電流の向きの異なる不平衡線路であるのに対して、放射素子6と放射素子7とが電流の向きの揃った平衡線路であるので、信号は、給電素子14から放射素子6,7へ伝搬するときに、平衡不平衡変換されることになる。このようにして平衡不平衡変換された信号が給電素子14から放射素子6,7へ給電される。
放射素子6に流れる電流と放射素子7に流れる電流とは同じ向きである。放射素子6,7はアーム部11,12を介し平面部19の縁において互いに連結され短絡されている。その短絡地点から約1/4波長離れた放射素子6上の点は給電線アーム部13に対してオープン、即ちインピーダンス無限大である。詳しく述べると、放射素子7に給電された電流がアーム部12から上記短絡地点を経てアーム部11を回って上記放射素子6上の点に流れ込もうとする。一方、放射素子6に給電された電流も上記放射素子6上の点に流れ込もうとする。上記短絡地点を経てアーム部11を回ってくる電流は位相が逆転しているので、上記放射素子6上の点において、両電流が相殺される。よって、上記放射素子6上の点は給電線アーム部13に対してオープンとしている。放射素子6に流れる電流と放射素子7に流れる電流とが同じ向きであるため、効率よく電波が放射される。
この結果、互いに平行に配置されている第1組の放射素子6,7が同時に給電されるため、1つの偏波面の電磁波が送受信されることになる。つまり、第1組のダイポール素子2a,2bは2素子ダイポールアレーアンテナを構成する。
また、もう片方の給電点18へ外部より信号を入力したとすると、その信号の電力は第2組のダイポール素子3a,3bに向けて2分配される。その2分配された信号は給電線アーム部(バラン)13を経て給電素子14に至る。そして、ここでも、給電素子14から放射素子6,7へ平衡不平衡変換された信号が給電される。この結果、第1組の場合と同様に、互いに平行に配置されている第2組の放射素子6,7が同時に給電されるため、1つの偏波面の電磁波が送受信されることになる。つまり、第2組のダイポール素子3a,3bは2素子ダイポールアレーアンテナを構成する。
第1組のダイポール素子2a,2bから送受信される電磁波の偏波面と第2組のダイポール素子3a,3bから送受信される電磁波の偏波面とは、互いに対して90度傾斜している。このようにして2組の2素子ダイポールアレーアンテナが互いに90度をなす偏波面の電磁波を送受信できることになる。つまり、偏波ダイバーシティダイポールアンテナ1は、偏波ダイバーシティ4素子ダイポールアンテナとなる。
図1、図2の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ1の利点を、背景技術の偏波ダイバーシティダイポールアンテナとの比較で示すと、次の通りである。
背景技術の偏波ダイバーシティダイポールアンテナは、同軸給電線をダイポール素子に這わせるようにする半田付けが難しいという問題があったが、本発明の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ1は、給電線9,10が金属板15,16で構成されているため、構造が簡素になり、ダイポール素子2a,2b,3a,3bのアーム部11,12や放射素子6,7に対して一定間隔で平行に沿わせて配置すること及び接合部8で溶接固定することが簡単になる。このため、組み立て作業の作業性が向上し、短時間で製造することが可能となる。
また、背景技術の偏波ダイバーシティダイポールアンテナは、4基のダイポール素子に対して個別に給電するため4本の同軸給電線が必要であったが、本発明の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ1は、該アンテナの本体部分内には同軸給電線が必要なく、該アンテナの本体部分に対して外部から給電する給電線が2本あればよく、構造が簡素になると共にコストも抑えることができる。
さらに、背景技術の偏波ダイバーシティダイポールアンテナは、同軸給電線内部にある絶縁体が誘電損の要因となっていたが、本発明の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ1は、誘電損をもたらす絶縁体を使用していないため、特に高周波において伝送損失を少なくすることができる。その結果、送受信する電磁波の周波数帯域を広げることができる。
次に、本発明の他の実施の形態を説明する。
図3(a),(b)に示した本発明の偏波ダイバーシティダイポールアンテナは、図2(a),(b)に示したものと構造が殆ど同じであり、相違点だけ述べると、各ダイポール素子2a,2b,3a,3bにおいて、放射素子6,7がアーム部11,12から折り曲げることなく、反射板4に対して傾斜したまま延ばしてある。給電素子14もまた、給電線アーム部13から折り曲げることなく、放射素子6,7に沿わせてある。
このアンテナにおいても、これまで述べたような利点を有する。また、この形態では、曲げ加工箇所が少なく、構造がいっそう簡素となる。
図4(a),(b)に示した本発明の偏波ダイバーシティダイポールアンテナは、図2(a),(b)に示したものと構造が殆ど同じであり、相違点だけ述べると、各ダイポール素子2a,2b,3a,3bにおいて、放射素子6,7がアーム部11,12との境界で内側に折り曲げられ、反射板4に対して直交な面を形成している。給電素子14もまた、給電線アーム部13との境界で内側に折り曲げられ、放射素子6,7に沿わせてある。
このアンテナにおいても、これまで述べたような利点を有する。また、この形態では、放射素子6,7が外側に広がらないので、放射素子6,7を所定の電気長で形成した場合に、図2、図3の形態に比べて平面的な大きさを小さくすることができる。
これに対し、図2のものは、放射素子6,7を同じ電気長にした場合に、図3、図4の形態に比べて反射板4からの高さを小さくすることができる。
図5に示した本発明の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ51は、これまで説明した偏波ダイバーシティダイポールアンテナを複数基並べてアレイ型のアンテナとしたものである。即ち、長方形の反射板52に複数基の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ53を所定間隔で一列に並べてある。各偏波ダイバーシティダイポールアンテナ53において、放射素子6,7の伸張方向は、反射板52の長辺或いは短辺に沿った方向である。
図6に示した本発明の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ61は、これまで説明した偏波ダイバーシティダイポールアンテナを複数基並べてアレイ型のアンテナとしたものである。即ち、長方形の反射板62に複数基の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ63を所定間隔で一列に並べてある。各偏波ダイバーシティダイポールアンテナ63において、放射素子6,7の伸張方向は、反射板62の長辺或いは短辺に対して45度の傾斜を有する。
本発明の一実施形態を示す偏波ダイバーシティダイポールアンテナの斜視図である。 (a)は図1の偏波ダイバーシティダイポールアンテナを矢印Aから見た正面図、(b)は図1の偏波ダイバーシティダイポールアンテナを矢印Bから見た側面透視図である。 本発明の他の実施形態による偏波ダイバーシティダイポールアンテナを図2と同様に見た図であり、(a)は正面図、(b)は側面透視図である。 本発明の他の実施形態による偏波ダイバーシティダイポールアンテナを図2と同様に見た図であり、(a)は正面図、(b)は側面透視図である。 本発明の他の実施形態を示すアレイ型の偏波ダイバーシティダイポールアンテナの正面図である。 本発明の他の実施形態を示すアレイ型の偏波ダイバーシティダイポールアンテナの正面図である。 背景技術の偏波ダイバーシティダイポールアンテナの正面図である。
符号の説明
2a,2b 第1組のダイポール素子
3a,3b 第2組のダイポール素子
4 反射板
6 放射素子
7 対となる放射素子
8 接合部
9,10 給電線
11,12 アーム部
13 給電線アーム部
14 給電素子
15,16 金属板
17,18 給電点

Claims (5)

  1. 放射素子の伸張方向が互いに平行な2つのダイポール素子からなる第1組のダイポール素子と、これら第1組のダイポール素子間に位置し放射素子の伸張方向が第1組のダイポール素子の放射素子の伸張方向と直交する2つのダイポール素子からなる第2組のダイポール素子と、両組のダイポール素子の放射素子に対して平行な反射板とを備えた偏波ダイバーシティダイポールアンテナにおいて、上記各ダイポール素子毎に、両極放射素子間を渡るように配置されて片極の放射素子に接合された金属板で給電線を構成したことを特徴とする偏波ダイバーシティダイポールアンテナ。
  2. 同じ組のダイポール素子に対する2つの給電線を一体の金属板で構成し、この金属板の一点に外部からの給電点を設け、この給電点より同じ組のダイポール素子に電力を2分配するようにしたことを特徴とする請求項1記載の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ。
  3. 上記各ダイポール素子は、上記反射板に固定されてこの反射板から遠ざかる方向に突き出た2本のアーム部と、それぞれのアーム部の先端から互いに反対方向に伸張した2極の放射素子とから構成し、上記各給電線は、上記反射板に電気的に絶縁して固定されて上記アーム部の一つに沿って突き出た給電線アーム部と、この給電線アーム部の先端から延びて両極放射素子間を渡る給電素子とから構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ。
  4. 同じ組の一方のダイポール素子のアーム部と他方のダイポール素子のアーム部とを上記反射板に対して互いに反対方向に傾斜させたことを特徴とする請求項3記載の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ。
  5. 両組のダイポール素子を一体の金属板で構成したことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の偏波ダイバーシティダイポールアンテナ。
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