JP2005203817A - 表面実装型アンテナ装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板への実装誤差が存在したとしてもアンテナ特性のばらつきを最小限に抑え得る表面実装型アンテナ装置を提供する。
【解決手段】誘電体で平板状に形成された基体11と、基体11の一方の面11aに形成された放射導体12と、基体11の他方の面11bに形成された給電端子13と、基体11の表面に形成されて給電端子13と放射導体12とを高周波的に接続する給電導体14とを備え、基体11の他方の面11b内であって平面視状態で放射導体12と重ならない位置において給電端子13を挟むようにして接地用導体15,15が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、誘電体を基体とする表面実装型アンテナ装置、およびこの表面実装型アンテナ装置を備えた電子機器に関するものである。
本願出願人は、誘電体を基体として指向性を有する表面実装型アンテナ装置として、特開2002−290143号公報に表面実装型アンテナを提案している。この表面実装型アンテナは、誘電体ブロックの一方の面に形成された放射導体および給電端子と、誘電体ブロックの他方の面に形成された地板導体(接地用導体)とを備えるサイド給電方式の表面実装型アンテナであって、誘電体ブロックの側面のうち、少なくとも給電端子が形成された側の側面には給電端子に接続されるべき給電導体が形成されていない構成を備えている。この表面実装型アンテナでは、誘電体ブロックの側面のうち、給電端子が形成された側の側面には給電端子に接続されるべき給電導体が形成されていないことから、基板に立てて実装するのに適している。したがって、基板に表面実装型アンテナを立てて実装することにより、誘電体ブロックにおける一方の面側の基板に対して略水平方向が最大放射方向となるため、特に無線LANを構成するコンピュータや、プリンタ、スキャナ等の周辺機器への適用が好適となる。
その一方、表面実装型アンテナ装置を搭載した電子機器(例えば無線LANを構成するコンピュータ、プリンタおよびスキャナ等)同士が、互いに異なる階に位置して通信を行う状況もある。このため、このような状況においても、双方が良好に通信できるのが好ましい。本願発明者は、実装される基板の両面側においてその垂直方向(上下方向)が最大放射方向となる表面実装型アンテナ装置に対するこのようなニーズにも対応すべく、この種の表面実装型アンテナ装置に対する研究開発も実施している。この結果、発明者は、この種の実装される基板に対する上方向および下方向の双方が最大放射方向となる表面実装型アンテナ装置51を開発した。この表面実装型アンテナ装置51は、図9に示すように、ガラスエポキシ樹脂やセラミックなどの誘電体で構成された基体52と、その一方の面(同図中の上面)52aに形成された放射導体53と、他方の面(同図中の下面)52bに形成された給電端子54と、基体52の一方の面52aおよび内部に形成されて給電端子54と放射導体53とを電気的に接続する給電導体55とを備えている。また、この表面実装型アンテナ装置51では、基体52の他方の面52bにおける放射導体53と対向する部位において、放射導体53からの電波の射出および放射導体53への電波の入射を阻害する接地導体が形成されていない構成を採用するのが好ましいことを見出した。さらに、電子機器の基板61における表面実装型アンテナ装置51の実装部位Aにおいても、放射導体53と対向する位置において、上記したような電波の射出および入射を阻害するおそれのある接地導体が形成されていない構成を採用するのが好ましいことを見出した。
特開2002−290143号公報(第3頁)
ところが、上記の表面実装型アンテナ装置51には、以下の解決すべき課題がある。すなわち、この表面実装型アンテナ装置51は、通常、図10に示すように、コプレーナ線路として基板61に形成された給電ライン62の先端部分に給電端子54を接続するようにして基板61に実装される。この場合、この表面実装型アンテナ装置51では、入力インピーダンス等のアンテナ特性が単体状態のときに所定の特性を満たすように設計されている。ところが、基板61への実装位置が異なったときには、基板61に形成された接地導体63に対する放射導体53の位置も変化して両者間に形成される静電容量が変化するため、アンテナ特性が大きく変化する。このため、所望のアンテナ特性を得るためには、表面実装型アンテナ装置51を基板61の実装部位Aに正確に実装する必要がある。しかしながら、基板61の実装部位Aに表面実装型アンテナ装置51を常に正確に実装するのは難しく、例えば、量産ラインなどのようにある程度の実装誤差を許容せざるを得ない製造工程において実装するのは極めて困難となる。このため、表面実装型アンテナ装置51を基板61に実装した際にアンテナ特性が大きくばらつくおそれがあるという解決すべき課題が存在する。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、基板への実装誤差が存在したとしてもアンテナ特性のばらつきを最小限に抑え得る表面実装型アンテナ装置を提供することを主目的とする。また、アンテナ特性のばらつきの少ない電子機器を提供することを他の主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係る表面実装型アンテナ装置は、誘電体で平板状またはブロック状に形成された基体と、当該基体の一方の面および内部の少なくとも一方に形成された放射導体と、前記基体の他方の面に形成された給電端子と、前記基体の表面および内部の少なくとも一方に形成されて前記給電端子と前記放射導体とを高周波的に接続する給電導体とを備え、前記基体の前記他方の面内であって平面視状態で前記放射導体と重ならない位置において前記給電端子を挟むようにして接地用導体が形成されている。ここで、「高周波的に接続する」とは、給電端子と放射導体とを給電導体を介して直接接続する構成、および給電端子に接続された給電導体と放射導体とをコンデンサカップリング(容量結合)によって接続する構成を含む概念をいうものとする。
この場合、前記基体を平面視長方形に形成し、前記基体の一の側壁側に前記放射導体を配設し、前記基体における前記一の側壁と対向する他の側壁側に前記給電端子を配設し、前記基体の前記他の側壁に沿って前記接地用導体を形成するのが好ましい。
また、本発明に係る電子機器は、上記の表面実装型アンテナ装置と、コプレーナ線路の給電ラインが一方の面に形成された基板とを備え、前記表面実装型アンテナ装置は、前記基板を平面視した状態において、当該基板に形成されて前記給電ラインと共にコプレーナ線路を構成する一対の接地導体と前記放射導体とが重ならず、かつ前記給電端子が前記給電ラインの先端部に接続されると共に前記各接地用導体が対応する前記各接地導体の一部とそれぞれ接続された状態で当該基板の前記一方の面上に配設されている。
本発明に係る表面実装型アンテナ装置によれば、基体の他方の面内であって平面視状態で放射導体と重ならない位置において給電端子を挟むようにして接地用導体を形成したことにより、表面実装型アンテナ装置に対する給電ラインがコプレーナ線路として形成された基板上に実装する際に、その基板を平面視した状態において給電ラインと共にコプレーナ線路を構成する一対の接地導体と放射導体とが重ならず、かつ給電端子が給電ラインの先端部に接続されると共に各接地用導体の少なくとも一部と基板の一方の面に形成された対応する各接地導体とをそれぞれ接続した状態で実装することができる。このため、基板に対して表面実装型アンテナ装置を実装する際に実装位置から多少位置ずれしたとしても、つまり基板への実装誤差が存在したとしても、各接地導体にそれぞれ接続されている各接地用導体と放射導体との位置関係が一定に保たれる。したがって、基板の接地導体と放射導体との間に形成される静電容量をほぼ一定に維持することができる結果、入力インピーダンスなどの表面実装型アンテナ装置におけるアンテナ特性に生じるばらつきを最小限に抑えることができる。
本発明に係る表面実装型アンテナ装置によれば、基体を平面視長方形に形成し、基体の一の側壁側に放射導体を配設し、基体における一の側壁と対向する他の側壁側に給電端子を配設し、基体の他の側壁に沿って接地用導体を形成したことにより、基体の他の側壁と基板に形成された各接地導体の縁部とがそれぞれ平行になるように表面実装型アンテナ装置を基板に実装することで、表面実装型アンテナ装置に形成された各接地用導体と基板に形成された各接地導体とのそれぞれの重なり状態を確実かつ容易に均一化することができる。したがって、基板に形成された各接地導体に対して表面実装型アンテナ装置が傾いて実装されることに起因して生じる入力インピーダンスなどのアンテナ特性のばらつきを一層低減することができる。
また、本発明に係る電子機器によれば、上記した表面実装型アンテナ装置と、給電ラインがコプレーナ線路として一方の面に形成された基板とを備え、その基板を平面視した状態において給電ラインと共にコプレーナ線路を構成する一対の接地導体と放射導体とが重ならず、かつ給電端子が給電ラインの先端部に接続されると共に各接地用導体の少なくとも一部と基板の一方の面に形成された対応する各接地導体とがそれぞれ接続されるようにして表面実装型アンテナ装置を基板上に配設したことにより、基板に対して表面実装型アンテナ装置を実装する際に実装位置から多少位置ずれしていたとしても、つまり基板への実装誤差が存在していたとしても、各接地導体にそれぞれ接続されている各接地用導体と放射導体との位置関係が一定に保たれる。したがって、基板の接地導体と放射導体との間に形成される静電容量をほぼ一定に維持することができるため、入力インピーダンスなどの表面実装型アンテナ装置におけるアンテナ特性に生じるばらつきを最小限に抑えることができる。この結果、アンテナ特性のばらつきの少ない、言い換えればアンテナ特性のほぼ一定な電子機器を提供することができる。
以下、本発明に係る表面実装型アンテナ装置および電子機器の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、電子機器1の構成について、図面を参照して説明する。なお、無線伝送機能を備えたパソコン(以下、「パソコン1」ともいう)を電子機器1の一例として説明する。
パソコン1は、図1に示すように、パソコン1を構成する基板(本発明における「基板」)2上に実装された表面実装型アンテナ装置(以下、「アンテナ装置」ともいう)3を備えて、無線伝送機能を有している。基板2には、CPU、メモリ、およびアンテナ装置3に給電を行う給電回路(いずれも図示せず)が実装されている。また、基板2の一方の面には、図4に示すように、給電回路とアンテナ装置3とを接続するための給電ライン4が、この給電ライン4を挟むようにして形成された一対の接地導体(グランドプレーン)5,5と共にコプレーナ線路として形成されている。
アンテナ装置3は、無指向性アンテナであって、図2,3に示すように、基体11、放射導体12、給電端子13、給電導体14および一対の接地用導体15,15を備えて構成されている。この場合、基体11は、ガラスエポキシ樹脂基板や磁性体等の誘電体を用いて、平面視長方形の平板状またはブロック状(本例では一例として平板状)に形成されている。放射導体12は、基体11の一方の面または内部(本例では一例として一方の面(図2中の上面)11a)に形成されている。また、放射導体12は、一例として、基体11を平面視した状態において平面視円形に形成されて、基体11の一の側壁(図2中の右側壁)11c側に配設されている。給電端子13は、基体11における一方の面11aと対向する他方の面(図2中の下面)11b上であって、基体11の一の側壁と対向する他の側壁(図2中の左側壁)11d側の中央部分に配設(形成)されている。給電導体14は、給電端子13と放射導体12とを高周波的に接続すべく、基体11の表面および内部の少なくとも一方に形成されている。一例として、給電導体14は、スルーホールまたはビアホールによって基体11を貫通するようにして基体11の内部に形成されて、その一端側(図2中の上端側)が放射導体12に直接接続され、その他端側(図2中の下端側)が給電端子13に直接接続されている。なお、本例では、給電導体14と放射導体12とを直接接続する構成を採用しているが、アンテナ装置3から送信したりアンテナ装置3で受信したりする信号が高周波信号のため、直接接続する構成に代えて、コンデンサカップリングによって接続する構成(容量結合の構成)を採用することもできる。一対の接地用導体15,15は、図2,3に示すように、基体11の他方の面11b内であって平面視状態で放射導体12と重ならない位置において給電端子13を挟むようにして形成されている。具体的には、各接地用導体15は、基体11の他方の面11bにおける他の側壁(図2中の左側壁)11d側において、その側壁11dの縁部(延在方向)に沿って形成されている。
このパソコン1では、図5に示すように、アンテナ装置3は、基板2を平面視した状態において、基板2に形成された各接地導体5,5と放射導体12とが重ならず、かつ他方の面11bに形成された給電端子13が給電ライン4の先端部に接続されると共に各接地用導体15,15が対応する各接地導体5,5の一部とそれぞれ接続された状態で(接触する状態で)、基板2の一方の面上に実装される。ここで、各接地用導体15,15に対応する各接地導体5,5とは、図5に示すように、給電端子13と給電ライン4の先端部とを接続した状態でアンテナ装置3を基板2に実装したときに、給電ライン4および給電端子13を基準として、一方の接地用導体15と同じ側に位置する接地導体5をいう。したがって、この基板2では、同図に示すように、給電ライン4および給電端子13を基準として、その上側に位置する接地用導体15と接地導体5とが対応し、その下側に位置する接地用導体15と接地導体5とが対応している。
この場合、アンテナ装置3の実装に際しては、アンテナ装置3の基体11における他方の面11b内であって平面視状態で放射導体12と重ならない位置において給電端子13を挟むようにして接地用導体15,15が形成されているため、確実かつ容易に上記の実装状態で実装することができる。したがって、アンテナ装置3を実装する際に実装位置から多少位置ずれしたとしても(図5に示す距離L1が変動したとしても)、つまり基板2への実装誤差が存在したとしても、各接地導体5,5にそれぞれ接続されている各接地用導体15,15と放射導体12との位置関係(図5に示す距離L2)が一定に保たれる。したがって、基板2の接地用導体15,15と放射導体12との間に形成される静電容量をほぼ一定に維持することができる結果、入力インピーダンスなどのアンテナ装置3におけるアンテナ特性に生じるばらつきを最小限に抑えることができる。この結果、アンテナ特性のばらつきの少ない、言い換えればアンテナ特性のほぼ一定なパソコン1が実現される。
また、基板2にアンテナ装置3を実装する際には、アンテナ装置3の基体11の他の側壁11dと基板2に形成された各接地導体5,5の縁部とがそれぞれ平行になるようにアンテナ装置3を基板2に実装する。この際には、アンテナ装置3に形成された各接地用導体15,15と基板2に形成された各接地導体5,5とのそれぞれの重なり状態を確実かつ容易に均一化することができる。したがって、アンテナ装置3が基板2に形成された各接地導体5,5に対して傾いて実装されることに起因して生じる入力インピーダンスなどのアンテナ特性のばらつきを一層低減することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、上記のアンテナ装置3では、平面視長方形に形成された基体11の表面に円形の放射導体12を形成した構成が採用されているが、基体11の形状は平面視長方形に限定されず、円形、楕円形、多角形等、各種の形状で構成することができる。また、放射導体12の形状も、長方形、楕円形、多角形等、各種の形状で構成することができる。さらに、必ずしも基体11の表面に放射導体12を形成する必要はなく、多層基板の内層(内部)に放射導体12を形成する構成を採用することもできる。また、上記のアンテナ装置3では、基体11を貫通するようにして基体11の内部に給電導体14を形成する構成が採用されているが、図6に示すアンテナ装置23のように、基体11の表面にのみ給電導体24を形成する構成を採用したアンテナ装置にも本発明を適用することができる。このアンテナ装置23では、放射導体12が形成された基体11の一方の面11aから基体11における給電端子13が形成された側に位置する側壁11dを経由して給電端子13に達する給電導体24が形成されている。なお、アンテナ装置3と同一の構成要素については同一の符号を付して、重複する説明を省略する。また、電子機器の一例としてアンテナ装置3を搭載したパソコン1を例に挙げて説明したが、パソコン以外の電子機器、例えば、カード型などの各種アダプタや、携帯端末に対しても本発明を適用できるのは勿論である。
次に、具体的に、実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。
図2に示すアンテナ装置3と同一構成のアンテナ装置を作製して実施例とした。また、アンテナ装置3の構成要素のうちの接地用導体15,15だけが形成されていない構成のアンテナ装置を作製して比較例とした。
次いで、実施例および比較例に係るアンテナ装置を、図5に示す距離L1を、0.0mm、0.2mm、0.4mm、0.6mm、0.8mm、1.0mmというように少しずつずらしながら実装して、各位置におけるVSWR(電圧定在波比)を給電ライン4からアンテナ装置に供給する信号の周波数を変えて測定した。実施例に係るアンテナ装置3についてのVSWR特性を図7に示し、比較例に係るアンテナ装置についてのVSWR特性を図8に示す。
図8によれば、比較例に係るアンテナ装置では、距離L1が増加するに従ってVSWRのばらつきが大きくなると共に、「VSWR=1」から外れる度合いが大きくなるのが確認された。ここで、「VSWR=1」とは、給電ライン4とアンテナ装置3とが完全な整合状態であることを意味するため、比較例に係るアンテナ装置では、距離L1が増加するに従ってそのアンテナ特性(入力インピーダンス)に生じるばらつきが大きくなり、その結果として、アンテナ装置と給電ライン4との整合状態が次第に悪化するものと考えられる。これに対して、図7によれば、実施例に係るアンテナ装置3では、距離L1が増加したとしても、VSWRのばらつきがそれほど変動していない。特に、4GHz以上11GHz以下の帯域においてはVSWRを2未満に維持できるのが確認された。つまり、実施例に係るアンテナ装置3では、距離L1が増加したとしても、そのアンテナ特性(入力インピーダンス)に生じるばらつきが最小限に抑えられるため、同図に示すように、超広帯域(4GHz以上11GHz以下の帯域)に亘ってアンテナ装置3のインピーダンスと給電ライン4のインピーダンスとをほぼ整合状態に維持されている。
パソコン1の構成を示す一部切欠きの斜視図である。 アンテナ装置3の構成を示す斜視図である。 アンテナ装置3の底面図である。 基板2におけるアンテナ装置3の実装部位を拡大した平面図である。 基板2にアンテナ装置3を実装した状態の平面図である。 アンテナ装置23の構成を示す斜視図である。 実施例についてのVSWR特性図である。 比較例についてのVSWR特性図である。 本願発明者が既に開発しているアンテナ装置51の構成を示す斜視図である。 電子機器を構成する基板61にアンテナ装置51を実装した状態の斜視図である。
符号の説明
1 パソコン(電子機器)
2 基板
3,23 アンテナ装置
4 給電ライン
5 接地導体
11 基体
11a 基体の一方の面
11b 基体の他方の面
12 放射導体
13 給電端子
14 給電導体
15 接地用導体

Claims (3)

  1. 誘電体で平板状またはブロック状に形成された基体と、当該基体の一方の面および内部の少なくとも一方に形成された放射導体と、前記基体の他方の面に形成された給電端子と、前記基体の表面および内部の少なくとも一方に形成されて前記給電端子と前記放射導体とを高周波的に接続する給電導体とを備え、
    前記基体の前記他方の面内であって平面視状態で前記放射導体と重ならない位置において前記給電端子を挟むようにして接地用導体が形成されている表面実装型アンテナ装置。
  2. 前記基体は平面視長方形に形成され、
    前記放射導体は、前記基体の一の側壁側に配設され、
    前記給電端子は、前記基体における前記一の側壁と対向する他の側壁側に配設され、
    前記接地用導体は、前記基体の前記他の側壁に沿って形成されている請求項1記載の表面実装型アンテナ装置。
  3. 請求項1または2記載の表面実装型アンテナ装置と、
    コプレーナ線路の給電ラインが一方の面に形成された基板とを備え、
    前記表面実装型アンテナ装置は、前記基板を平面視した状態において、当該基板に形成されて前記給電ラインと共にコプレーナ線路を構成する一対の接地導体と前記放射導体とが重ならず、かつ前記給電端子が前記給電ラインの先端部に接続されると共に前記各接地用導体が対応する前記各接地導体の一部とそれぞれ接続された状態で当該基板の前記一方の面上に配設されている電子機器。
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