JP2005202547A - 診療支援システム及びその情報提示方式 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄積された診療支援知識を効率的に検索、提示することで、医師の診療を支援する診療支援システムを提供する。
【解決手段】診療支援知識検索部12と、結論部がリスク内容や予防対象を示す相関ルールを蓄積する相関ルール記憶部132を備える記憶手段13と、患者診療時点入力部111とルール種別入力部112を備える入出力手段11を有し、診療支援知識検索部12において、上記ルール種別に応じたルールを検索する種別ルール検索ステップ123と、上記患者の診療時点の医療データを検索する医療データ検索ステップ121と、上記医療データに矛盾するルールを除外する矛盾ルール除外ステップ122を実行することにより、該当ルールを検索し、入出力手段11のルール出力部113に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療情報システム、特に、蓄積された診療支援知識により医師の診療を支援する診療支援システムに関する。
近年、より質の高い保険医療サービスを提供するために、EBM(Evidence-Based Medicine)の実践が重要な考え方となっている。一方、システムのネットワーク化、診療データを電子的に管理する電子カルテシステム等の医療システムの普及に伴い、大規模な医療データベースが構築されつつある。これにより、データベースから診断根拠を導出し、知識データベースとして蓄積することが可能になり、今後は、各医療機関で、蓄積された知識に基づき、EBMを実践し質の高いサービスを提供することができる。
一方、ヒトゲノム計画がほぼ終了し、国内外の研究機関は遺伝子情報を医薬品開発や医療技術開発に応用するための研究開発に注力している。遺伝子情報を利用すれば、家族性の乳がんや大腸がんのように少数の遺伝子で特定できる疾患や、今後増加しつつある動脈硬化症等の生活習慣病のように複数の遺伝子が絡み合い、さらには環境的要因が関係する多因子疾患についての早期発見や、効果的な予防を行うことができる。
このことから、今後、診療現場でEBMを実践するには、遺伝子情報を含め蓄積された膨大な知識データベースから、患者に合ったリスクや予防の知識を効率的に抽出し、提示するシステムが必要となる。
従来、知識データベースを用いた医療情報システムとして、例えば、特許文献1(特開平7−95961号)「医用診断システム」がある。このシステムでは、ルール型データベースを用いており、問診、診断、検査等の各検査項目を幾つかのレンジに分割し、各疾患に関連して、そのレンジ値を用いた条件の組み合わせと、その判定レベルを定義する。各検査項目の入力後、該当レンジ値を抽出し、そのレンジ値より各条件の組み合わせを満たすか否かを判定する。満たした条件の組み合わせに該当する疾患情報を検索し、同一疾患の結果が得られる場合は、判定レベルが重症の方の疾患情報をとって、出力する。
特開平7−95961号公報
しかしながら、前述の従来技術の判定論理では、入力された検査項目の値から、各条件を満たすか否かを判定するため、未入力の検査項目を含む条件の組み合わせに対しては判定できない。また、疾患特定における判定精度と判定効率を上げることが目的であるため、予防に関する論理は考慮されていない。
本発明の目的は、未入力の医療データを含む知識も検索し、更にリスクだけでなく予防に関する知識を提示し、医師の診療を支援する診療支援システムを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明の診療支援システムは、ある診療時点における患者のリスクを示すために、データベースに蓄えられたリスクに関する知識のうち、上記診療時点における患者の状態に対して矛盾する知識を除外して提示する。これにより、未入力の医療データを含む知識を残して提示することが可能になり、例えば、未入力の医療データが検査項目ならば、リスクを判定するためにも、ただちに医師に検査を行うよう示唆できる。また、本発明の診療支援システムは、ある診療時点において今後の予防策を示すために、データベースに蓄えられた予防に関する知識のうち、上記診療時点における患者の状態に対して、遺伝子型等の治療によって改善不可能な項目にのみ矛盾する知識を除外して提示する。これにより、治療によって改善可能な項目を含む知識を、上記診療時点における患者の状態に合致しなくても残されるため、具体的な予防策として提示できる。
本発明の診療支援システム及び診療支援情報提示方法によれば、膨大な医療データから患者に合致した診療支援知識を効率的に抽出でき、医師の診療を支援することが可能となる。
図1は、本発明の各実施例に共通なシステム構成図を示し、入出力手段11、診療支援知識検索部12、記憶手段13から成る。
入出力手段11には、患者IDや入院日等の患者又は患者の診療時点を特定するデータを入力する患者診療時点入力部111と、診療支援情報の種類、即ち疾病や重症度や薬剤副作用や治療予後等を入力するルール種別入力部112と、診療支援知識検索部12で検索したルールを出力するルール出力部113を含む。
記憶手段13には、患者のあらゆる臨床データを格納する医療データ記憶部131と、診療支援知識を相関ルール形式で記述した相関ルール記憶部132と、ルール種別定義部133とを含む。
相関ルールとは、項目間の相関性を示すルールであり、「〜ならば、〜である」というif−then形式をとる。また、ifを構成する項目名と値の組み合わせを「前提部」、thenを構成する項目名と値の組み合わせを「結論部」と呼ぶ。相関ルール記憶部132には、結論部がリスク内容、例えば疾患:あり、重症度:重症、薬剤副作用:あり、等を示すリスクルールや、結論部が予防対象、例えば疾患:なし、重症度:軽症、薬剤副作用:なし、検査値:正常値、等を示す予防ルールを蓄積する。
診療支援知識検索部12では、医師が、ルールを検索するために必要な情報を入出力手段11において入力すると、種別ルール検索ステップ123、医療データ検索ステップ121、矛盾ルール除外ステップ122により、指定した患者又は患者の診療時点に合わせて必要なルールを相関ルール記憶部132より検索し、ルール出力部113に表示する。
図2Aは実施例1における診療支援知識検索部12の処理手順を、図2Bは実施例2における診療支援知識検索部12の処理手順を、それぞれ、示すものである。
図3Aは、実施例1、実施例2および実施例3における相関ルール記憶部132に含まれる前提部テーブル31のテーブル構成図を示す。図3Bは、実施例1、実施例2および実施例3における相関ルール記憶部132に含まれる結論部テーブル32のテーブル構成図を示す。図3Cは、実施例1、実施例2および実施例3における相関ルール記憶部132に含まれるルール表示テーブル33のテーブル構成図を示す。図3Dは、実施例1、実施例2および実施例3における相関ルール記憶部132に含まれる評価値テーブル34のテーブル構成図を示す。前提部テーブル31、結論部テーブル32、ルール表示テーブル33、評価値テーブル34は、ルールIDをキーに相互のテーブルを参照する。前提部テーブル31及び結論部テーブル32は、ルールに含まれる項目と値の組み合わせを登録し、ルールの検索に用いる。ルール表示テーブル33は前提部や結論部の表示名を登録し、評価値テーブル34は各ルールに対する評価値を登録し、共にルールの表示に用いる。
図4Aは、実施例1および実施例2における医療データ記憶部131における項目マスタテーブル41のテーブル構成図を示す。項目マスタテーブル41は各項目を管理し、データベース名、項目名、項目分類名等を登録する。医療データのテーブルは、患者基礎情報テーブル、危険因子情報テーブル、入院時の病名等の入院基本情報テーブル等があり、患者IDや入院ID毎に登録される。図4Bは、実施例1および実施例2における医療データ記憶部131における危険因子情報テーブル42のテーブル構成図を示す。危険因子情報テーブル42は、危険因子情報テーブルの例であり、糖尿病有無等の生活習慣病に対する危険因子の情報を登録する。
図5Aは、実施例3における診療支援知識検索部12の処理手順を示す。図5Bは、実施例3における医療データ記憶部131におけるルール種別定義部133のテーブル構成図を示す。ルール種別定義部133は、ルール種別と、リスクか予防かの診療支援目的と、ルール種別や診療支援目的に対応するルールを検索するためのデータベース問い合わせ文を登録する。例えば、レコードの例としては、「ルール種別=疾患」「診療支援目的=リスク」の場合、「SELECT 結論部.ルールID FROM 結論部 WHERE 項目分類名=‘病名’ AND NOT 値=‘なし’」となる。これは、「疾患のリスク」に関するルールは、結論部が「疾患が発症した」という意味の情報を含むルールを検索する、という内容の問い合わせ文を定義している。
(実施例1)
実施例1は、データベースに蓄積されたリスクに関する診療支援知識を検索し、現在の患者状態に合った診療支援知識を表示するシステムを示す。
まず、図2Aより、実施例1における処理手順について説明する。
診療支援知識検索部12における医療データ検索ステップ121では、ステップ201〜ステップ205を実行する。
ステップ201では、患者診療時点入力部111より入力された患者の診療時点を特定する情報、例えば、「入院ID=356」を取得する。ステップ202では、リスクルールは、結論部が「病気や副作用等が発症した」という意味の情報を含むルールなので、ルール表示テーブル33に示す全リスクルールは、「ルールID=1、2、3、4、9」となり、前提部テーブル31よりルールIDをキーに項目Noを検索し、「項目No=103、104、101、105、106、102、107、109、112」を取得する。ステップ203では、項目マスタテーブル41より、ステップ202で取得した項目Noをキーにテーブル名とテーブル項目名を検索する。例えば、「項目No=108」については、「テーブル名=危険因子情報」と「テーブル項目名=喫煙」となる。ステップ204では、ステップ203で取得したテーブル名、上記例では、危険因子情報テーブル42より、ステップ201で取得した「入院ID=356」をキーに、ステップ203で取得した項目「喫煙」を検索し、該当値「喫煙中」を取得する。ステップ205では、ステップ202で得られた全ての項目Noに対する値を取得したかを判定し、取得済みであればステップ206に進み、未取得であればステップ203に戻る。
診療支援知識検索部12における矛盾ルール除外ステップ122では、ステップ206〜ステップ209を実行する。
ステップ206では、ステップ203〜ステップ205で取得した値に対して矛盾するルールIDを検索するデータベース問い合わせ文を自動的に作成する。例えば、ステップ203〜ステップ205で取得した値が、「性別:M、虚血性心疾患家族歴:なし、CK1:C/C、病名:AP・HT、喫煙:喫煙中、糖尿病:あり、薬剤名:薬剤A・薬剤D、CK2及びCK3及びCK4はデータ無し」であるとする。この値に対する矛盾ルールのSQL形式の問い合わせ文は、「SELECT 前提部.ルールID FROM 前提部 WHERE (前提部項目名=‘性別' AND NOT 前提部値=‘M') OR (前提部項目名=‘虚血性心疾患家族歴' AND NOT 前提部値=‘なし') OR (前提部項目名=‘CK1' AND NOT 前提部値=‘C/C’) OR (前提部項目名=‘病名' AND NOT (前提部値=‘AP' OR 前提部値=‘HT'))OR (前提部項目名=‘喫煙' AND NOT 前提部値=‘喫煙中') OR (前提部項目名=‘糖尿病' AND NOT 前提部値=‘あり’) OR (前提部項目名=‘薬剤名' AND NOT (前提部値=‘薬剤A' OR 前提部値=‘薬剤D'))」となる。
ステップ207では、上記問い合わせ文を実行し、該当するルールIDを検索する。ここで得られる矛盾ルールは、CK1の値が異なることから「ルールID=1」のルール、虚血性心疾患家族歴の値が異なることから「ルールID=4」のルール、性別の値が異なることから「ルールID=9」のルールとなる。
ステップ208では、全リスクルール「ルールID=1、2、3、4、9」から、ステップ207で取得した矛盾ルールのルールID「ルールID=1、4、9」を除外する処理を行う。
ステップ209では、ステップ208で得られた「ルールID=2、3」より、ルール表示テーブル33及び評価値テーブル34を検索し、該当する前提部名、結論部名、各種評価値を検索し、ルール表示部131に表示する。この内、例えば「ルールID=2」のルールについては、「CK3の遺伝子型がA/AかつCK4の遺伝子型がA/Aで、虚血性心疾患家族歴がなく、性別が男性の患者は、MI(心筋梗塞)になる可能性がある」を意味する。上記患者のデータ、即ちステップ203〜ステップ205で取得した値をみると、CK3及びCK4は測定していないため、医師は、ただちに測定して危険性をみる必要があることが判る。
また、検索の高速化を図るために、矛盾ルール除外ステップ122において、ステップ207では矛盾ルールを検索せず、ステップ208において、ステップ206で作成した問い合わせ文から全リスクルールより矛盾ルールを除外する問い合わせ文を作成し、一つの問い合わせ文により一括で検索を行う形式をとってもよい。一括検索時のSQL形式の問い合わせ文は、
「(SELECT 結論部.ルールID FROM 結論部 WHERE 項目分類名=‘病名’ AND NOT 値=‘なし’)
MINUS
(SELECT 前提部.ルールID FROM 前提部 WHERE (前提部項目名=‘性別’ AND NOT 前提部値=‘M’) OR (前提部項目名=‘虚血性心疾患家族歴’ AND NOT 前提部値=‘なし’) OR (前提部項目名=‘CK1’ AND NOT 前提部値=‘C/C’) OR (前提部項目名=‘病名’ AND NOT (前提部値=‘AP’ OR 前提部値=‘HT’))OR (前提部項目名=‘喫煙’ AND NOT 前提部値=‘喫煙中’) OR (前提部項目名=‘糖尿病’ AND NOT 前提部値=‘あり’) OR (前提部項目名=‘薬剤名’ AND NOT (前提部値=‘薬剤A’ OR 前提部値=‘薬剤D’)))」となる。
このように、本発明では、医療データに矛盾するルールを除外して検索することにより、上記「ルールID=2」のルールのCK3やCK4のような医療データのない項目に対するルールを提示でき、危険性だけでなく見落としている検査をも示唆することができる。
(実施例2)
実施例2は、データベースに蓄積された予防に関する診療支援知識を検索し、現在の患者状態に合った診療支援知識を表示するシステムを示す。
予防ルールでは、例えば疾患については、疾患を発症しないためには、どのような予防策をとれば良いかを示す必要がある。そのためには、結論部が「疾患が発症しない」となるルールの前提部を示せばよい。しかしながら、前提部の中に、今後予防策をとっても変わらない変更不可能な項目、例えば性別や年齢や遺伝子型を含み、その値が現医療データに一致しない場合は、その前提部はその患者に適さない。そこで、診療支援知識検索部12における矛盾データ除外ステップ122では、前提部が医療データの変更不可能な項目の値にのみ矛盾するルールを除外する処理を行う。
まず、図2Bより、実施例2における処理手順について説明する。
診療支援知識検索部12における医療データ検索ステップ121では、ステップ201〜ステップ205を実行する。
ステップ201では、患者診療時点入力部111より入力された患者の診療時点を特定する情報、例えば、「入院ID=356」を取得する。ステップ202では、予防ルールは、結論部が「疾患や副作用等が発症しない」という意味の情報を含むルールなので、ルール表示テーブル33に示す全予防ルールは、「ルールID=5、6、7、8、10」となり、前提部テーブル31よりルールIDをキーに項目Noを検索し、「項目No=103、108、112、110、104、111」を取得する。ステップ203〜ステップ205では、実施例1と同様に、ステップ202で得られた項目Noに該当する各値を検索する。
診療支援知識検索部12における矛盾ルール除外ステップ122では、ステップ206〜ステップ209を実行する。
ステップ206では、ステップ203〜ステップ205で取得した値のうち、変更不可能な項目に対して矛盾するルールIDを検索するデータベース問い合わせ文を自動的に作成する。ここでは、項目マスタテーブル41の「不変項目フラグ=TRUE」となる項目が変更不可能な項目を示す。例えば、ステップ203〜ステップ205で取得した値が、「CK1:C/C、喫煙:喫煙中、高脂血症:あり、高血圧:あり、薬剤名:薬剤A・薬剤D、CK2はデータ無し」であるとする。変更不可能な項目は、CK1のみであるため、矛盾ルールのSQL形式の問い合わせ文は、「SELECT 前提部.ルールID FROM 前提部 WHERE (前提部項目名=‘CK1’ AND NOT 前提部値=‘C/C’)」となる。
ステップ207では、上記問い合わせ文を実行し、該当するルールIDを検索する。ここで得られる矛盾ルールは、CK1の値のみが異なるルールであるため、「ルールID=7」のルールとなる。ステップ208では、全予防ルール「ルールID=5、6、7、8、10」からステップ207で取得した矛盾ルールのルールID「ルールID=7」を除外する処理を行う。ステップ209では、ステップ208で得られた「ルールID=5、6、8、10」より、ルール表示テーブル33及び評価値テーブル34を検索し、該当する前提部名、結論部名、各種評価値を検索し、ルール表示部131に表示する。
この内、例えば、「ルールID=5」のルールは、「CK1の遺伝子型がC/Cで、喫煙をせず、薬剤名Cを服用する患者は、SMI(無症候性心筋梗塞)に罹らず、副作用も出ない可能性がある」を意味する。上記患者のデータ、即ちステップ203〜ステップ205で取得した値をみると、遺伝子型がC/Cであり、喫煙中で薬剤Cも未だ服用していないことから、医師は、この患者の遺伝子型であれば、SMIを予防するためには、患者に喫煙を止めるよう指導し、副作用もないことから薬剤Cを投与すれば良いことが判る。
また、「ルールID=8」のルールは、「CK2の遺伝子型がA/Aで高血圧でない患者は、SMIに罹らない可能性がある」を意味する。上記患者のデータをみると、CK2は測定していないことから、医師は、SMIを予防するために、まずCK2の遺伝子型を測定し、結果がA/Aであれば高血圧の治療を施せば良いことが判る。
以上のように、矛盾ルールを除外する上で変更不可能な項目のみを対象とすることで、上記「ルールID=5、8」のルールのように、変更可能な項目で患者の状態に一致しない項目が具体的な予防策として提示でき、医師の具体的な予防計画立案を支援できる。
また、変更不可能な項目に対して患者の状態に合致するルールを検索するのではなく、矛盾するルールを実施例1と同様に、除外することで、上記「ルールID=8」のルールのように、遺伝子型のような、未測定の変更不可能な項目に対する医師の情報収集も示唆することができる。
(実施例3)
実施例3は、ルールを種類別に群分けし、その群分けロジックを定義したテーブルを用いてルールを種類別に表示するシステムを示す。
まず、図5Aより、実施例3の処理手順について、種類として疾患をとり、リスクルールを表示する例で説明する。
診療支援知識検索部12における種別ルール検索ステップ123では、ステップ501〜ステップ503を実行する。
ステップ501では、ルール種別入力部112より入力された医師の参照したい診断支援情報の種類、ここでは「ルール種別=疾患」を取得する。ステップ502では、ルール種別定義部133を検索し、取得した種別=疾患と、目的=リスクに対応する問い合わせ文を検索する。ステップ503では、ステップ502の問い合わせ文を実行し、該当するルール、即ち、結論部が「疾患が発症した」という意味の情報を含むルールのルールIDを検索し、「ルールID=1、2、3、4」を取得する。
診療支援知識検索部12における医療データ検索ステップ121では、ステップ504〜ステップ508を実行する。
ステップ504では、患者診療時点入力部111より入力された患者の診療時点を特定する情報、例えば、「入院ID=356」を取得する。ステップ505では、前提部テーブル31より「ルールID=1、2、3、4」をキーに項目Noを検索し、「項目No=103、104、101、105、106、102、107、109、108、112」を取得する。ステップ506〜ステップ508では、実施例1及び実施例2と同様に、ステップ505で得られた項目Noに該当する各値を検索する。
診療支援知識検索部12における矛盾ルール除外ステップ122では、ステップ509〜ステップ512を実行する。
ステップ509では、ステップ506〜ステップ508で取得した値に対して矛盾するルールIDを検索するデータベース問い合わせ文を自動的に作成する。例えば、ステップ506〜ステップ508で取得した値が、「性別:M、虚血性心疾患家族歴:なし、CK1:C/C、病名:AP・HT、喫煙:喫煙中、糖尿病:あり、CK2及びCK3及びCK4はデータ無し」であるとする。矛盾ルールのSQL形式の問い合わせ文は、「SELECT 前提部.ルールID FROM 前提部 WHERE (前提部項目名=‘性別’ AND NOT 前提部値=‘M') OR (前提部項目名=‘虚血性心疾患家族歴' AND NOT 前提部値=‘なし’) OR (前提部項目名=‘CK1' AND NOT 前提部値=‘C/C’) OR (前提部項目名=‘病名' AND NOT (前提部値=‘AP' OR 前提部値=‘HT')) OR (前提部項目名=‘喫煙' AND NOT 前提部値=‘喫煙中') OR (前提部項目名=‘糖尿病' AND NOT 前提部値=‘あり’)」となる。ステップ510では、上記問い合わせ文を実行し、該当するルールIDを検索する。
ここで得られる矛盾ルールは、CK1の値が異なることから「ルールID=1」のルール、虚血性心疾患家族歴の値が異なることから「ルールID=4」のルールとなる。ステップ511では、ステップ503で取得した疾患のリスクルールに該当する「ルールID=1、2、3、4」からステップ510で取得した矛盾ルールのルールID「ルールID=1、4」を除外する処理を行う。ステップ512では、ステップ510で得られた「ルールID=2、3」より、ルール表示テーブル及び評価値テーブルを検索し、該当する前提部名、結論部名、各種評価値を検索し、ルール表示部131に表示する。
また、実施例1と同様、検索の高速化を図るために、種別ルール検索ステップ123のステップ503及び矛盾ルール除外ステップ122のステップ510ではルールを検索せず、ステップ511において、両問い合わせ文から、ルール種別に対応するルールより矛盾ルールを除外する問い合わせ文を作成し、一つの問い合わせ文により一括で検索を行う形式をとってもよい。一括検索時のSQL形式の問い合わせ文は、
「(SELECT 結論部.ルールID FROM 結論部 WHERE 項目分類名=‘病名’ AND NOT 値=‘なし’)
MINUS
(SELECT 前提部.ルールID FROM 前提部 WHERE (前提部項目名=‘性別' AND NOT 前提部値=‘M') OR (前提部項目名=‘虚血性心疾患家族歴' AND NOT 前提部値=‘なし’) OR (前提部項目名=‘CK1' AND NOT 前提部値=‘C/C’) OR (前提部項目名=‘病名' AND NOT (前提部値=‘AP' OR 前提部値=‘HT')) OR (前提部項目名=‘喫煙' AND NOT 前提部値=‘喫煙中') OR (前提部項目名=‘糖尿病' AND NOT 前提部値=‘あり’))」となる。
なお、例えば、副作用リスクのルールを検索する場合には、ステップ502において、ルール種別定義テーブル51より、「ルール種別=副作用」「目的=リスク」に該当する問い合わせ文を検索し、その他の処理は本例と全く同様となる。このように、種類別にルールを検索するためには、ルールの群分けのロジックを直接テーブルに定義すればよく、これにより、ルールの種類の一括変更が行え、種類の仕様変更も容易に行える。
(実施例4)
図6に実施例4から実施例6における画面展開例を示す。実施例4は、ルールの検索に用いた患者の医療データと、リスクに関するルールと、予防に関するルールから具体的な予防策を提示する。
図6に示すように、患者診療時点入力部111には入院中の患者及びその入院日一覧を表示し、例えば、「患者ID=10005の入院日=2003/6/30」を選択する。次にルール種別入力部112には、診断支援情報の種類、例えば、薬剤副作用、疾患、疾患や病態等の重症度を表示する。例えば、「ルール種別=疾患」を選択すると、ルール出力部113を表示し、患者ID=10005の入院日=2003/6/30の状態に合致した疾患に関する診療支援情報を表示する。ルール出力部113は、医療データ表示部61、リスクルール表示部62、予防ルール表示部63から構成される。
医療データ表示部61には、リスクルール表示部62及び予防ルール表示部63で表示するルールの絞込みに用いた医療データ、即ち、全ルールの前提部に含まれる項目に対する現医療データを表示する。図6では、現在の患者のデータは、性別:M、虚血性心疾患家族歴:なし、CK1:C/C、病名:AP・HT、薬剤名:薬剤A・薬剤D、喫煙:喫煙中、糖尿病:あり、高脂血症:あり、高血圧:あり、であることを示す。
リスクルール表示部62には、結論部が「疾患が発症した」となるルールのうち、前提部が上記医療データの各値に矛盾しないルールを検索し、評価値と共に表示する。これに対して、予防ルール表示部63には、結論部が「疾患が発症しない」ルールのうち、前提部が上記医療データの変更不可能な項目の各値にのみ矛盾しないルールを検索し、評価値と共に表示する。
評価値には、supp(支持度)621、conf(確信度)622、odd(オッズ)比623、evidence(エビデンス)レベル624等がある。支持度621とは、全データのうち前提条件と結論を共に満たすデータの割合、確信度622とは前提条件を満たすデータのうち結論が成り立つデータの割合、オッズ比623とは前提条件を満たすデータが前提条件を満たさないデータと比較して何倍結論が成り立ちやすいのかを表している。また、エビデンスレベル624とは、ルールで示される知識の根拠の強さを示す指標で、各医療機関又は国際的に認知されているレベルを示してもよい。
例えば、リスクルール表示部62における「病名:AP∩糖尿病:あり∩喫煙:喫煙中→SMI:あり」の確信度622が0.5である、とは、「病名がAPで、糖尿病があり、喫煙中の患者は、SMIに罹る確率が50%である。」を意味する。これにより医師は、現在のこの患者はSMIに罹患する確率が高いことが判る。
このことは、この患者に対してはSMIに関して事前の予防策が必要になることを意味する。そこで予防ルール表示部63においてSMIに関する予防ルールとして、「CK2:A/A∩高血圧:なし→SMI:なし」のオッズ比623が1.4である、とは、「CK2の遺伝子型がA/Aで高血圧でない患者は、そうでない患者と比べて1.4倍、SMIに罹らない確率が高い」を意味する。そこで医師は、医療データ表示部61を参照すると、CK2は測定しておらず、この患者は高血圧であることから、SMIを予防するためには、まずCK2の遺伝子型を測定し、結果がA/Aであれば高血圧の治療を施せば良いことが判る。
以上のように、疾病や副作用や予後等の情報の種類別に、現在の患者状態と、現在の患者状態より予測される危険性と、現在の患者状態に合った具体的な予防策を提示することで、各診療時点における患者個別の診療計画を立てることができる。
(実施例5)
実施例5は、ルール出力部において、予防項目指定部と予防対象指定部により予防ルールを絞り込み、具体的な最適の防方法を選択的に絞り込み方法を示す。
図6に示すように、予防ルール表示部63には、予防項目指定部631と予防対象指定部632を含む。予防項目指定部631には、診療支援知識検索部12で得られたルールの前提部に含まれる各項目分類名を表示する。例えば、前提部テーブル31における「前提部項目名=喫煙」に対しては、項目マスタテーブル41の「該当項目No=109」により、「項目分類名=危険因子」を取得する。同様に、前提部テーブル31及び項目マスタテーブル41を参照し、薬剤名の分類名=薬剤、高脂血症・高血圧の分類名=危険因子、CK1・CK2の分類名=その他、であるため、「薬剤、危険因子、その他」を表示する。
一方、予防対象指定部632には、診療支援知識検索部12で得られたルールの結論部に含まれる各項目名を表示する。例えば、図中の例であれば、「副作用、SMI、MI」となる。
ここで、例えば上部のリスクルール表示部62において、SMIに罹る危険性が高いことが判ると、SMIに対する予防内容を参照する。そこで、予防対象指定部632において、SMIを選択し、再表示ボタン633を選択すると、結論部の項目名にSMIを含むルール、即ち「CK1:C/C∩喫煙:喫煙中∩薬剤名:薬剤C→副作用:なし∩SMI:なし」「CK2:A/A∩高血圧:なし→SMI:なし」の2ルールに絞込み表示する。
更に、医師が薬剤で予防して行きたいと考えた場合に、予防項目指定部631において、薬剤を選択し、再表示すると、前提部に項目分類名が薬剤を含むルール、即ち「CK1:C/C∩喫煙:喫煙中∩薬剤名:薬剤C→副作用:なし∩SMI:なし」を表示する。
以上のように、予防項目及び予防対象を指定することで、膨大な予防ルールとなった場合に最適な予防方法を選択的に絞り込むことができる。
(実施例6)
実施例6は、ルール出力部において、リスクルールを選択すると、該当する予防ルールを選択的に表示して、リスクに合わせた、より具体的な予防計画の検討に好都合な画面表示方法を示す。
図6に示すように、予防ルール表示部63では、前提部の変更不可能な項目に矛盾するルールを除外するため、前提部における項目が全て一致する予防ルールについても表示する。しかし、それでは、前提部が患者の現医療データに既に満たされている(ルールからは治る可能性があるとしか読み取れない)ため、今後の予防策を提示することができない。
そこで実施例6では、予防ルールとして、
(1)前提部に含まれる変更可能な項目が現医療データと一致しない、又は
(2)前提部の項目で現医療データの値がないルールのみを絞り込んで表示する、
こととする。
図6の例で説明すると、リスクルール表示部62において、「病名:AP∩糖尿病:あり∩喫煙:喫煙中→SMI:あり」のルールに着目し、選択すると、予防ルール表示部63には、結論部に「SMI:なし」を含むルールで、上記(1)又は(2)を満たすルール、「CK1:C/C∩喫煙:喫煙中∩薬剤名:薬剤C→副作用:なし∩SMI:なし」「CK2:A/A∩高血圧:なし→SMI:なし」を表示する。上記(1)は「高血圧:なし」(図中斜体太字)であり、上記(2)は「薬剤名:薬剤C、CK2:A/A」(図中太字)であり、それぞれ強調表示される。これにより、現患者のSMI予防のためには、薬剤Cの投与、CK2の測定、高血圧の改善が必要であることが判り、医師はリスクに合わせたより具体的な予防計画を立案することができる。
本発明の第1及び第2及び実施例3の診療支援システムの構成例を示す図である。 本発明の実施例1における診療支援知識検索部12の処理手順のフローを示す図である。 本発明の実施例2における診療支援知識検索部12の処理手順のフローを示す図である。 本発明の実施例1、実施例2、実施例3における相関ルール記憶部132に含まれる前提部テーブル31のテーブル構成例を示す図である。のテーブル構成例を示す図。 本発明の実施例1、実施例2および実施例3における相関ルール記憶部132に含まれる結論部テーブル32のテーブル構成例を示す図である。 本発明の実施例1、実施例2および実施例3における相関ルール記憶部132に含まれるルール表示テーブル33のテーブル構成例を示す図である。 本発明の実施例1、実施例2および実施例3における相関ルール記憶部132に含まれる評価値テーブル34のテーブル構成例を示す図である。 本発明の実施例1および実施例2における医療データ記憶部131における項目マスタテーブル41のテーブル構成例を示す図である。 本発明の実施例1および実施例2における医療データ記憶部131における危険因子情報テーブル42のテーブル構成例を示す図である。 本発明の実施例3における診療支援知識検索部12の処理手順を示す図である。 本発明の実施例3における医療データ記憶部131におけるルール種別定義部133のテーブル構成例を示す図である。 本発明の実施例4から実施例6におけるルール出力部131の画面展開例を示す図である。
符号の説明
11…入出力手段、12…制御処理手段、13…記憶手段、31…前提部テーブル、32…結論部テーブル、33…ルール表示テーブル、34…評価値テーブル、41…項目マスタテーブル、42…危険因子情報テーブル、61…医療データ表示部、62…リスクルール表示部、63…予防ルール表示部、111…患者診療時点入力部、1112…ルール種別入力部、113…ルール出力部、121…医療データ検索ステップ、122…矛盾ルール除外ステップ、123…種別ルール検索ステップ、131…医療データ記憶部、132…相関ルール記憶部、133…ルール種別定義部、621…支持度、622…確信度、623…オッズ比、624…エビデンスレベル、631…予防項目指定部、632…予防対象指定部、633…再表示ボタン。

Claims (6)

  1. 日々の医療データを蓄積する医療データ記憶部と、
    結論がリスク内容を示す相関ルールを蓄積する相関ルール記憶部と、
    患者又は患者の診療時点を入力する患者診療時点入力部と、
    前記相関ルールに含まれる項目に対して、前記患者診療時点入力部で指定された患者又は患者の診療時点における医療データを検索する医療データ検索ステップと、前記相関ルールに対して、前記医療データに矛盾するルールを除外して検索する矛盾ルール除外ステップとを実行する診療支援知識検索部と、
    前記診療支援知識検索部で検索したルールを出力するルール出力部とを備えることを特徴とする診療支援システム。
  2. 日々の医療データを蓄積する医療データ記憶部と、
    結論が予防対象を示す相関ルールを蓄積する相関ルール記憶部と、
    患者又は患者の診療時点を入力する患者診療時点入力部と、
    前記相関ルールに含まれる項目のうち、性別や年齢や遺伝子多型等の変更不可能な項目に対して、前記患者診療時点入力部で指定された患者又は患者の診療時点における医療データを検索する医療データ検索ステップと、前記相関ルールに対して、前記医療データに矛盾するルールを除外して検索する矛盾ルール除外ステップとを実行する診療支援知識検索部と、
    前記診療支援知識検索部で検索したルールを出力するルール出力部とを備えることを特徴とする診療支援システム。
  3. 請求項1または2記載の診療支援システムにおいて、
    疾病や重症度や薬剤副作用や治療予後等のルール種別を入力するルール種別入力部と、
    ルール種別毎に、ルールを検索するためのデータベース問い合わせ文を定義するルール種別定義部とを備え、
    前記診療支援知識検索部において、前記ルール種別入力部で指定されたルール種別により、前記ルール種別定義部を検索し、該当するデータベース問い合わせ文により、ルールを検索する種別ルール検索ステップを実行することを特徴とする診療支援システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の診療支援システムにおいて、
    前記ルール出力部において、
    前記ルール種別入力部で指定されたルール種別毎に、
    全ルールに含まれる項目に対して、前記患者診療時点入力部で指定された患者又は患者の診療時点における医療データを表示する医療データ表示部と、
    結論がリスク内容を示すルールのうち、前記医療データに矛盾しないルールを表示するリスクルール表示部と、
    結論が予防対象を示すルールのうち、前記医療データの変更不可能な項目に矛盾しないルールを表示する予防ルール表示部とを備えることを特徴とする情報提示方式。
  5. 請求項2記載の診療支援システムにおいて、
    前記ルール出力部において、
    前記診療支援知識検索部で検索したルールに対して前提部で絞り込むための予防項目指定部と、
    前記診療支援知識検索部で検索したルールに対して結論部で絞り込むための予防対象指定部とを備え、
    前記予防項目指定部には、前記診療支援知識検索部で検索したルールの前提部に含まれる項目の分類名を表示し、
    前記予防対象指定部には、前記診療支援知識検索部で検索したルールの結論部に含まれる項目の項目名を表示することを特徴とする情報提示方式。
  6. 請求項1または2記載の診療支援システムにおいて、
    前記ルール出力部において、
    結論がリスク内容を示すルールのうち、前記医療データに矛盾しないルールを表示するリスクルール表示部と、
    結論が予防対象を示すルールのうち、前記医療データの変更不可能な項目に矛盾しないルールを表示する予防ルール表示部とを備え、
    前記リスクルール表示部のルールを選択すると、
    前記予防ルール表示部において、
    選択ルールの結論部の項目を結論部に含むルールで、
    前提部に含まれる変更可能な項目が前記医療データと一致しない、又は前提部の項目で前記医療データの値がないルールを表示することを特徴とする情報提示方式。
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