JP2005201628A - スクイブ - Google Patents

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Junichi Nishimura
純一 西村
Hiromi Aida
弘巳 相田
Kazuyoshi Saito
和敬 斎藤
Kazuo Matsuda
一男 松田
Etsuya Miyake
越也 三宅
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Abstract

【課題】 瞬間的なノイズが印加された場合でも発熱部をノイズから保護することができ、信頼性を高めることができるスクイブを提供する。
【解決手段】 通電部11と燃料部12とを有し、該通電部11に電流を通電させて生じる熱を前記燃料部12に伝達可能に形成される発熱部3を有するスクイブ1であって、前記発熱部3に並列に接続されるノイズ除去手段と、該ノイズ除去手段に対するノイズを時間的に拡散する回路素子13とを設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車用エアバック装置やプリテンショナー装置等、火薬を用いたシステムで使用されるスクイブ(点火装置)に係り、特に僅かなエネルギーで発熱可能な発熱部を備えたスクイブに関するものである。
近年、スクイブはエアバック装置やプリテンショナー装置等のシステムを作動させるために、ガス発生剤に着火することを目的として使用されている。一般に、スクイブは、各火薬を用いた装置のガス発生剤を収めたインフレータに取り付けられている。スクイブの構造は、ピンを固定したヘッダに発熱部が取り付けられ、発熱部と接するようにカップによって火薬が圧入されている。スクイブのピンはマスタとなる制御ユニットと電気的に接続されている。
また、近年増加傾向にある自動車用安全装置に搭載されるスクイブとして、僅かな電力で動作する低エネルギースクイブが提案されている。この種の低エネルギースクイブは、発熱部を通電部と燃料部とで構成されており、通常のスクイブと比較して効率的に発熱するような構造となっている。通電部は電流が供給されると激しく化学反応を起こし、大きな熱量を発生する。
このように構成された低エネルギースクイブは、電気的なノイズに対して感度が敏感であるため、発熱部をノイズから保護する必要がある。このため、従来においては、発熱部と並列に双方向ツェナーダイオードを接続している。このようにすることで、ノイズによりスクイブに印加される過電圧をツェナーダイオードによって迂回させて、発熱部をノイズから保護している(特許文献1〜3参照)。
米国特許第5847309号公報 米国特許第5905266号公報 米国特許第6192802号公報
しかしながら、低エネルギースクイブの発熱部にツェナーダイオードを接続するのみでは、印加されたノイズに対してツェナーダイオードが作動するまでに有る程度の時間を要してしまう。そのため、静電気のような瞬間的なノイズに対しては、ツェナーダイオードが効果的に作動せずに、発熱部にノイズが入り込む虞があり、信頼性を損なう虞があるという問題がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、瞬間的なノイズが印加された場合でも発熱部をノイズから保護することができ、信頼性を高めることができるスクイブを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、通電部(例えば、実施の形態における通電部11)と燃料部(例えば、実施の形態における燃料部12)とを有し、該通電部に電流を通電させて生じる熱を前記燃料部に伝達可能に形成される発熱部(例えば、実施の形態における発熱部3)を有するスクイブ(例えば、実施の形態におけるスクイブ1)であって、前記発熱部に並列に接続されるノイズ除去手段(例えば、実施の形態における双方向ツェナーダイオード15)と、該ノイズ除去手段に対するノイズを時間的に拡散する回路素子(例えば、実施の形態におけるコンデンサ13)とを設けたことを特徴とする。
この発明によれば、静電気のような瞬間的に大電力が供給されるノイズであっても、前記回路素子により時間的に拡散させることができるため、拡散されたノイズを前記ノイズ除去手段で除去することが可能になる。従って、瞬間的なノイズが印加された場合でも発熱部をノイズから保護することができ、信頼性を高めることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のものであって、前記ノイズ除去手段は、双方向ツェナーダイオードであることを特徴とする。
この発明によれば、前記双方向ツェナーダイオードに対して印加されるノイズの方向に拘わらず、前記双方向ツェナーダイオードを作動させることができるので、さらに信頼性を向上することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のものであって、前記回路素子は、コンデンサであることを特徴とする。
この発明によれば、前記ノイズを時間的に拡散させる際に、着火電流への影響を最小限に抑えることができるので、僅かなエネルギーで発火する低エネルギースクイブの特徴を損なうことなく前記発電部をノイズから保護することができる。
請求項1に係る発明は、瞬間的なノイズが印加された場合でも発熱部をノイズから保護することができ、信頼性を高めることができる。
請求項2に係る発明は、前記双方向ツェナーダイオードをノイズの方向に拘わらず作動させることができるので、さらに信頼性を向上することができる。
請求項3に係る発明は、前記ノイズを時間的に拡散させる際に、着火電流への影響を最小限に抑えることができるので、僅かなエネルギーで発火する低エネルギースクイブの特徴を損なうことなく前記発電部をノイズから保護することができる。
本発明の実施の形態におけるスクイブについて図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態におけるスクイブ(点火装置)1の縦断面図、図2は図1のAA線断面図である。
図1および図2に示すように、スクイブ1は、外部信号線である2線式のバス線(図示せず)との接続のために設けられた接続端子であるピン8と,ピン7を備えたヘッダ4との上部に、コンデンサ13、双方向ツェナーダイオード15、着火素子である発熱部3を配置し、更に発熱部3の上部に、補助拘束装置のガス発生剤に火をつける点火剤5を配置する。なお、ピン7とヘッダ4とは溶接するものとする。また、図1に示す縦方向断面図では2箇所に離れているが、実際にはヘッダ4はピン8の周囲を囲むように配置されている。また、ピン8とヘッダ4との間は、ピン8を固定するためにガラス等の絶縁体9で埋めるものとする。
また、これら点火剤5、発熱部3、コンデンサ13、ツェナーダイオード15、ヘッダ4を、上部が閉塞された円筒状のキャップ2で覆い、更にキャップ2で覆われた点火剤5、発熱部3、ヘッダ4、ピン8を、モールド成型によりピン7,8の部分にまたがって樹脂モールド6で覆うことで一体化させる。なお、上記の説明において各部の材質は一例であって、例えばキャップ2に金属製のものを使用することができるなど種々の対応が採用可能である。
また、発熱部3は、図3に示すように、通電部11と燃料部12とを備えて構成されている。通電部11は電流が供給されると発熱して、隣接する燃料部12を活性化する。燃料部12は活性化されると激しく化学反応を起こし、大きな熱を発生する。このように発熱部3を通電部11と燃料部12とで構成したことにより、通常のスクイブよりも低エネルギーで着火することが可能となっている。
そして、図4に示すように、ツェナーダイオード15、コンデンサ13、発熱部3(通電部11、燃料部12)は、制御ユニット16に並列に接続されている。これにより、制御ユニット16に着火指令の信号が入力されると、制御ユニット16に内蔵される内蔵コンデンサ(図示せず)に蓄えられた電力が通電部11に供給される。
また、スクイブ1は、車両の正面衝突や側面衝突を検出する加速度センサ(図示せず)とともに、それぞれ制御回路に接続される。そして、前記スクイブ1は、ステアリングホイールやダッシュボード、左右のシートや、ルーフの左右の側部といった適所に展開されるエアバッグ装置のインフレータ(ガス発生装置)の推薬に隣接する位置に装着され、それぞれのスクイブ1のピン7、8がバス17を介して接続される。
このように構成されたスクイブ1は以下のようにして作動する。まず、加速度センサが所定値以上の加速度を検出すると、所定のエアバッグ装置を作動させるべく、制御ユニット16よりも上位のコントロールユニット(図示せず)が、バス17に展開指令信号を出力する。そして、コントロールユニットがバス17へ電力を供給し、充電コマンドを送信すると、スクイブ1の発熱部3が点火剤5に点火して補助拘束装置を作動させるために必要な電力が前記内蔵コンデンサに蓄電される。この状態でコントロールユニットがスクイブ1へ、点火実行信号(点火実行コマンド)を送信すると、スクイブ1の制御ユニット16が、スクイブ1の発熱部3へ前記内蔵コンデンサに蓄電された電力を通電し、スクイブ1に内蔵された点火剤5を爆発させて補助拘束装置を作動させることができる。
上述したように、本実施の形態においては、発熱部3に並列に接続される双方向ツェナーダイオード15と、コンデンサ13を設けているので、静電気のような瞬間的に大電力が供給されるノイズであっても、コンデンサ13により時間的に拡散させることができる。このため、拡散されたノイズを双方向ツェナーダイオード15で除去することが可能になる。従って、瞬間的なノイズが印加された場合でも発熱部3をノイズから保護することができ、信頼性を高めることができる。
さらに、双方向ツェナーダイオード15をノイズ除去手段として用いているので、前記双方向ツェナーダイオード15に対して印加されるノイズの方向に拘わらず、前記双方向ツェナーダイオード15を作動させることができる。これにより、さらに信頼性を向上することができる。
加えて、コンデンサ13をノイズを拡散させるための回路素子として用いているので、前記ノイズを時間的に拡散させる際に、着火電流への影響を最小限に抑えることができる。従って、僅かなエネルギーで発火する低エネルギースクイブの特徴を損なうことなく前記発熱部3をノイズから保護することができる。
なお、本発明の内容は上述の実施の形態のみに限られるものではない。例えば、実施の形態においては、コンデンサ13はヘッダ4上に配置されているが、コンデンサ13はピン7,8間やスクイブコネクタ(図示せず)内にも配置可能である。
また、実施の形態においては、スクイブと制御回路とをバス線接続しているが、両者を1対1で接続する従来の接続システム(ポイントtoポイント)にも適用することが可能である。
本発明の実施の形態におけるスクイブの縦断面図である。 図1に示したスクイブのAA断面図である。 図1に示した発熱部の斜視図である。 図1に示したスクイブの回路構成図である。
符号の説明
1 スクイブ
3 発熱部
11 通電部
12 燃料部
13 コンデンサ(回路素子)
15 双方向ツェナーダイオード(ノイズ除去手段)

Claims (3)

  1. 通電部と燃料部とを有し、該通電部に電流を通電させて生じる熱を前記燃料部に伝達可能に形成される発熱部を有するスクイブであって、前記発熱部に並列に接続されるノイズ除去手段と、該ノイズ除去手段に対するノイズを時間的に拡散する回路素子とを設けたことを特徴とするスクイブ。
  2. 前記ノイズ除去手段は、双方向ツェナーダイオードであることを特徴とする請求項1に記載のスクイブ。
  3. 前記回路素子は、コンデンサであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスクイブ。
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WO2008066175A1 (fr) * 2006-12-01 2008-06-05 Nipponkayaku Kabushikikaisha Condensateur de montage d'élément d'allumage, ensemble panneau, amorce, générateur de gaz d'airbag, et générateur de gaz de prétension de ceinture de sécurité

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