JP2005201605A - 冷蔵庫 - Google Patents

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【課題】 居室内の居住空間に充分な量のイオンを拡散させることのできる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 冷蔵室2の上方に配されるイオン送出ユニット20は開口部9が前面に開口し、吸気口6aから外気を取り込んで排気口6bから送出する送風機6と、開口部9に臨み送風機6の送出した空気を開口部9に導くとともに排気口6bから前方へ行くほど左右方向に広がる送風経路11と、送風経路11にイオンを放出するイオン発生装置5と、開口部9に配されて送風経路11を流通する空気の風向を左右方向に可変する複数の風向板12とを備え、冷蔵庫1の左方に居室内の壁面Wが近接する場合に、開口部9の右側の風向板12を左右方向の外側に向けてイオンを導くように配置し、左側の風向板12を正面に向けてイオンを導くように配置できるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に居室内にイオンを送出する冷蔵庫に関する。
特許文献1には居室内にイオンを送出する空気調和機が開示されている。この空気調和機はイオン発生装置を備え、送風経路内にイオンを放出して温度調節された空気とともに吹出口からイオンが居室内に送出される。これにより、居室内にプラスイオン及びマイナスイオンを送出して微生物等の浮遊菌を殺菌することやマイナスイオンを送出してリラクゼーション効果を得ることができるようになっている。
特開2002−243243号公報(第3頁−第6頁、第3図)
上記の空気調和機によると、空気調和機の奥行が狭くイオン発生装置と吹出口との距離が近くなるため、イオンが左右方向に充分広がらずに送出される。これにより、居室内にイオンを充分拡散させることが困難であった。このため、奥行の長い冷蔵庫の上部にイオン発生装置を設け、イオンを左右方向に広がるように流通させて吹出口から左右方向に広く居室内に送出するものが考えられている。
図12はこの冷蔵庫を示す上面断面図である。冷蔵庫1の上端にはイオン送出ユニット20が配置されている。イオン送出ユニット20の前面側には開口部9が設けられる。開口部9の後方にはシロッコファンから成る送風機6が配され、送風機6の排気口(不図示)から開口部9に向かって前方へ行くほど左右方向に広がった送風経路11が設けられる。
送風機6に近接した前方には送風経路11にイオンを放出するイオン発生装置5が設けられている。送風機6の吸気側には後方からイオン送出ユニット20内に外気を取り入れる吸込口8が形成され、吸込口8と送風機6との間には塵埃を捕集するフィルター7が設けられている。
送風機6を駆動すると吸込口8から外気が取り入れられ、フィルター7により塵埃が除去される。塵埃を除去した空気は送風機6に軸方向から流入して周面の排気口から排気される。送風機6から排気された空気は送風経路11内を左右方向に広がりながら流通する。
イオン発生装置5を駆動すると、送風経路11内にイオンが放出される。これにより、送風経路11を流通する空気にイオンが含まれ、開口部9から居室内にイオンを含んだ空気が送出される。従って、奥行の長い送風経路11を左右方向に広がって流通する空気によりイオンを拡散して居室内に送出できるようになっている。
しかしながら、冷蔵庫1は一般に一方側面を居室内の壁面に近接して配置される。このため、上記の冷蔵庫1によると、壁面の方向に送出されるイオンが壁面に沿って流通して居室内の居住空間に充分イオンが流通しなくなる。また、イオンが壁面に衝突して消失し、居室内に拡散されるイオンの量が減少する。このため、殺菌効果やリラクゼーション効果を充分得ることができない問題があった。
本発明は、居室内の居住空間に充分な量のイオンを拡散させることのできる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、貯蔵物を貯蔵する貯蔵室の上方に設けられて前面に開口する開口部と、吸気口から外気を取り込んで排気口から送出する送風機と、前記開口部に臨み前記送風機の送出した空気を前記開口部に導くとともに前記排気口から前方へ行くほど左右方向に広がる送風経路と、前記送風経路にイオンを放出するイオン発生装置と、前記開口部に配されて前記送風経路を流通する空気の風向を左右方向に可変する複数の風向板とを備え、前記開口部の両端に設けた前記風向板の一方を左右方向の外側に向けてイオンを導くように配置して他方を正面に向けてイオンを導くように配置できることを特徴としている。
この構成によると、送風機の駆動により吸気口から外気が取り込まれ、排気口から送出される空気が送風経路を流通する。イオン発生装置が駆動されると送風経路内にイオンが放出される。送風経路は送風機の排気口から前方へ行くほど左右方向に広がっており、イオンを含んだ空気は左右方向に広がって開口部から居室内に送出される。この時、開口部に設けた風向板によってイオンを含んだ空気は送出方向が可変される。開口部の両端の風向板の向きをそれぞれ可変することによって、例えば、開口部の一端から送出されるイオンを含んだ空気は左右方向の外側に導かれ、他端から送出されるイオンを含んだ空気は正面に導かれる。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、左右に延びた第1溝と前後に延びた第2溝とから成る案内溝を前記送風経路に設け、第1溝に係合する第1係合子を前記風向板の前部に設けるとともに第2溝に係合する第2係合子を前記風向板の後部に設けたことを特徴としている。この構成によると、風向板の前後にはローラーやピンから成る第1、第2係合子が突設される。第1係合子は第1溝に係合して左右方向に摺動案内され、第2係合子は第2溝に係合して前後方向に摺動案内される。これにより、風向板の向きが可変される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、イオンの流通方向を徐々に左右方向に広げる複数の案内板を前記送風経路に設けたことを特徴としている。この構成によると、送風機から送出される空気に含まれたイオンは前後方向に対して傾斜した案内板に沿って流通し、徐々に左右方向に流通方向が広げられる。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、複数の前記風向板を連結して連動させるリンク部材を設けたことを特徴としている。この構成によると、一の風向板の向きを可変するとリンク部材を介して他の風向板の向きが可変される。
また本発明は、貯蔵物を貯蔵する貯蔵室の上方に設けられて前面に開口する開口部と、外気を取り込んで送出する送風機と、吸気口から外気を取り込んで排気口から送出する送風機と、前記開口部に臨み前記送風機の送出した空気を前記開口部に導くとともに前記排気口から前方へ行くほど左右方向に広がる送風経路と、前記送風経路にイオンを放出するイオン発生装置と、前記開口部に配されて前記送風経路を流通する空気の風向を左右方向に可変する複数の風向板とを備えたことを特徴としている。
この構成によると、送風機の駆動により吸気口から外気が取り込まれて排気口から送出される空気は送風経路を流通する。イオン発生装置が駆動されると送風経路内にイオンが放出される。送風経路は送風機の排気口から前方へ行くほど左右方向に広がっており、イオンを含んだ空気は左右方向に広がって開口部から居室内に送出される。この時、開口部に設けた風向板によってイオンを含んだ空気は送出方向が可変される。
本発明によると、奥行の長い冷蔵庫の上部に設けた送風経路によって左右方向に広がってイオンが開口部から送出され、居室内にイオンを拡散できる。また、開口部の両端に設けた風向板の一方を左右方向の外側に向けてイオンを導くように配置して他方を正面に向けてイオンを導くように配置できるので、側方に壁面があっても壁面のある側の風向板を正面に向けて壁面に向かうイオンの送出を規制することができる。従って、壁面に沿って流通するイオンや壁面と衝突して消滅するイオンを低減するとともに、壁面のない側の風向板により左右方向の外側に向けてイオンが送出されるため居住空間に充分な量のイオンを拡散させることができる。
また本発明によると、左右に延びた第1溝に係合する第1係合子を風向板の前部に設け、前後に延びた第2溝に係合する第2係合子を風向板の後部に設けて風向板を摺動案内するので、使用者が風向板の前端を把持して容易に風向板の向きを可変できる。また、風向板の前端は前後の位置が変化しないため開口部の前端に一致させて容易に把持できるとともに、風向板が向きを変えても開口部から突出して冷蔵庫の美観を損ねることがない。
また本発明によると、イオンの流通方向を徐々に左右方向に広げる複数の案内板を送風経路に設けたので、イオンがより確実に左右方向に広がって送風経路を流通する。
また本発明によると、複数の風向板を連結して連動させるリンク部材を設けたので、位置の風向板を把持して向きを可変することにより他の風向板の向きも可変されるので使用性が向上する。
また本発明によると、開口部にイオンの送出方向を可変する風向板を設けたので、側方に壁面があっても壁面のある側の風向板の向きを変えて壁面に向かうイオンの送出を規制することができる。従って、壁面に沿って流通するイオンや壁面と衝突して消滅するイオンを低減するとともに、壁面のない側の風向板により左右方向の外側に向けてイオンを送出して居住空間内に充分な量のイオンを拡散させることができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。説明の便宜上、前述の図12に示す従来例と同一の部分は同一の符号を付している。図1は第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図である。冷蔵庫1は上部に冷蔵室2を有し、下部に野菜室3と冷凍室4とが左右に並設されている。冷蔵室2の上方には前面に開口部9(図2参照)を有するイオン送出ユニット20が設けられている。
図2はイオン送出ユニット20の側面断面図を示している。また、図3は図1のA−A断面図を示している。イオン送出ユニット20の背面側には後方から外気を取り入れる吸込口8が形成される。開口部9の後方には送風機6及び塵埃を捕集するフィルター7を内装したハウジング17が配される。
図4はハウジング17の正面断面図である。送風機6は吸気口6a(図3参照)から軸方向に吸気して排気口6bから周方向に排気するシロッコファンから成っている。イオン送出ユニット20により居室内にイオンを送出できればよく、強い風力を必要としないため安価なシロッコファンを用いることができる。また、シロッコファンによってイオン送出ユニット20を薄く構成することができる。
ハウジング17の一方側方には吸込口8に連通する空気流入口17aが形成される。フィルター7は空気流入口17aの近傍に配置され、フィルター7の下方から送風機6の下面の吸気口6aに空気が導かれるようになっている。送風機6の駆動によって空気流入口17aから流入する空気はフィルター7を上方から下方に通過し、吸気口6aから送風機6に流入して排気口6bから排気される。
図2、図3において、イオン送出ユニット20には送風機6の排気口6bから開口部9に向かって前方へ行くほど左右方向に広がった送風経路11が設けられる。送風機6に近接した前方には送風経路11にイオンを放出するイオン発生装置5が設けられている。
イオン発生装置5は電極(不図示)を有し、電極に高圧の交流電圧が印加されると、コロナ放電によって印加電圧が正電圧の場合は主としてH+(H2O)nから成るプラスイオンが生成され、負電圧の場合は主としてO2 -(H2O)mから成るマイナスイオンが生成される。ここで、n、mは整数である。
+(H2O)n及びO2 -(H2O)mは空気中の微生物等の浮遊細菌の表面で凝集し、微生物等の浮遊菌を取り囲む。そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突によって活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH22(過酸化水素)を微生物等の表面上で生成して浮遊菌の殺菌を行う。尚、n’、m’は整数である。
+(H2O)n+O2 -(H2O)m→・OH+1/2O2+(n+m)H2O ・・・(1)
+(H2O)n+H+(H2O)n'+O2 -(H2O)m+O2 -(H2O)m'
→ 2・OH+O2+(n+n'+m+m')H2O ・・・(2)
+(H2O)n+H+(H2O)n'+O2 -(H2O)m+O2 -(H2O)m'
→ H22+O2+(n+n'+m+m')H2O ・・・(3)
従って、居室内にプラスイオンとマイナスイオンとを送出することによって浮遊菌の殺菌を行うことができる。また、電極の印加電圧を制御して居室内にマイナスイオンを送出するとリラクゼーション効果を得ることができる。
開口部9の両端部にはイオンの送出方向を可変する風向板12が設けられている。送風経路11の上壁及び下壁には風向板12を案内する案内溝15が形成されている。図5は風向板12を示す側面図である。風向板12は前後に延びた板状に形成されており、前部にピン12a(第1係合子)が上方向及び下方向に延びて突設され、後部にピン12b(第2係合子)が上方向及び下方向に延びて突設されている。ピン12a、12bに替えて回転自在のローラーを用いてもよい。また、ピン12aよりも前方に突出して使用者が把持する把持部12cが設けられている。
図6、図7は風向板12の動作を説明する平面図である。案内溝15は平面視がL字型に形成され、左右方向に延びてピン12aと係合する第1溝15aと前後方向に延びてピン12bと係合する第2溝15bとを有している。風向板12の把持部12cを把持して左右方向に移動させると前方のピン12aが第1溝15aに摺動案内され、後方のピン12bが第2溝15bに摺動案内される。
更に詳しくは、前方のピン12aが開口部9の中央方向に移動すると後方のピン12bが後方に移動する。前方のピン12aが開口部9の端部に向かう方向に移動すると後方のピン12bが前方に移動する。これにより、各風向板12の向きをそれぞれ手動で可変できるようになっている。また、把持部12cの前後方向の位置が殆ど変化しないため、把持部12cが開口部9の奥に配されて把持しにくくなることや開口部9から突出して美観を損ねることがない。
送風機6を駆動すると吸込口8からイオン送出ユニット20内に外気が取り入れられ、フィルター7により塵埃が除去される。塵埃を除去した空気は吸気口6aを介して送風機6に軸方向から流入して排気口6bから周方向に排気される。送風機6から排気された空気は送風経路11内を左右方向に広がりながら流通する。
イオン発生装置5を駆動すると、送風経路11内にイオンが放出される。これにより、送風経路11を流通する空気にイオンが含まれる。図6に示すように、左右の風向板12のピン12aをそれぞれ第1溝15aの外側の端部に配置すると、イオンを含んだ空気が開口部9から左右方向の外側に導かれる。
これにより、前述の図12に示す従来例と同様に、イオンを含んだ空気が奥行の長い送風経路11を左右に広がって流通し、更に開口部9から左右に広がって居室内に送出される。従って、充分な量のイオンを居室内に拡散して殺菌効果やリラクゼーション効果を得ることができる。
また、図2に示すように冷蔵庫1が一方側方を居室内の壁面Wに近接して配置される場合は、図中、矢印に示すようにイオンが送出される。即ち、図7に示すように、一方(左方)の風向板12のピン12aを第1溝15aの中央側の端部に配置する。これにより、開口部9の左の端部から送出されるイオンを含んだ空気は正面に向けて導かれる。従って、壁面Wに沿って流通するイオンや壁面Wと衝突して消滅するイオンを低減するとともに、壁面Wのない側の風向板12により左右方向の外側に向けてイオンが送出されるため居住空間に充分な量のイオンを拡散させることができる。
次に、図8、図9は第2実施形態の冷蔵庫1の風向板12の動作を説明する平面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図7に示す第1実施形態と同一の部分は同一の符号を付している。本実施形態は開口部9の両端に配される風向板12の前部がリンク部材16により回動自在に連結されている。その他の部分は第1実施形態と同一である。
図8に示すように冷蔵庫1が一方側方が居室内の壁面Wに近接して配置される場合は、前述の図7と同様に、一方(左方)の風向板12のピン12aを第1溝15aの中央側の端部に配置する。これにより、開口部9の左の端部から送出されるイオンを含んだ空気は正面に向けて導かれる。
また、冷蔵庫1の側方に壁面がない場合は図9に示すように両端の風向板12が開口部から左右方向の外側に空気を導くように配される。この時、リンク部材16によって一方の風向板12の向きを可変すると他方の風向板12が連動して可変される。これにより、向きの可変操作を容易にすることができる。
尚、両端の風向板12のなす角度を一方側方(左方)に壁面Wがある場合(図8参照)に第1実施形態(図7参照)と同じにすると、壁面がない場合(図9参照)に第1実施形態(図6参照)よりも狭くなる。このため、壁面がない場合に第1実施形態と同じ角度にして壁面がある場合に角度を第1実施形態よりも大きくしてもよい。
次に、図10は第3実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す上面断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図7に示す第1実施形態と同一の部分は同一の符号を付している。本実施形態は、風向板12の後方の送風経路11内にイオンを含んだ空気を左右に広がるように案内する複数の案内板18が設けられている。その他の部分は第1実施形態と同一である。
送風機6の排気口6bから送出される空気に含まれたイオンは前後方向に対して傾斜した案内板18に沿って流通する。これにより、イオンがより確実に左右方向に広がって送風経路11を流通し、開口部9から左右方向に広がって送出される。尚、第2実施形態と同様のリンク部材16(図8参照)を設けてもよい。
次に、図11は第4実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す上面断面図である。説明の便宜上、前述の図10に示す第3実施形態と同一の部分は同一の符号を付している。本実施形態は、案内板18(図10参照)に替えて可動の風向板19を送風経路11の中央部に設けている。風向板19は風向板12の後方から開口部9に延びて設けられ、手で把持して向きを可変することができる。その他の部分は第3実施形態と同一である。
送風機6の排気口6bから送出される空気に含まれたイオンは風向板19に沿って流通する。これにより、イオンがより確実に左右方向に広がって送風経路11を流通し、開口部9から風向板12、19の案内により左右方向に広がって送出される。従って、イオンを含んだ空気の送出方向をよりきめ細かく設定することができる。尚、第2実施形態と同様のリンク部材16(図8参照)によって両端の風向板12を連結してもよく、風向板12、19を連結してもよい。
第1〜第4実施形態において、イオン発生装置5に接続してイオンを放出する電極を冷蔵室2内または野菜室3内に設けてもよい。これにより、部品点数の増加を抑制してイオン発生装置5により印加電圧を制御して冷蔵室2や野菜室3内の殺菌を行うことができる。
は、本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図である。 は、本発明の第1実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す側面断面図である。 は、図1のA−A断面図である。 は、本発明の第1実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットに設けた送風機のハウジングを示す正面図である。 は、本発明の第1実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットの風向板を示す側面図である。 は、本発明の第1実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットの風向板の動作を示す平面図である。 は、本発明の第1実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットの風向板の動作を示す平面図である。 は、本発明の第2実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットの風向板の動作を示す平面図である。 は、本発明の第2実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットの風向板の動作を示す平面図である。 は、本発明の第3実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す上面断面図である。 は、本発明の第4実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す上面断面図である。 は、従来の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す上面断面図である。
符号の説明
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 野菜室
4 冷凍室
5 イオン発生装置
6 送風機
7 フィルター
8 吸込口
9 開口部
11 送風経路
12、19 風向板
12a、12b ピン(第1、第2係合子)
12c 把持部
15 案内溝
15a 第1溝
15b 第2溝
16 リンク部材
18 案内板
20 イオン送出ユニット

Claims (5)

  1. 貯蔵物を貯蔵する貯蔵室の上方に設けられて前面に開口する開口部と、吸気口から外気を取り込んで排気口から送出する送風機と、前記開口部に臨み前記送風機の送出した空気を前記開口部に導くとともに前記排気口から前方へ行くほど左右方向に広がる送風経路と、前記送風経路にイオンを放出するイオン発生装置と、前記開口部に配されて前記送風経路を流通する空気の風向を左右方向に可変する複数の風向板とを備え、前記開口部の両端に設けた前記風向板の一方を左右方向の外側に向けてイオンを導くように配置して他方を正面に向けてイオンを導くように配置できることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 左右に延びた第1溝と前後に延びた第2溝とから成る案内溝を前記送風経路に設け、第1溝に係合する第1係合子を前記風向板の前部に設けるとともに第2溝に係合する第2係合子を前記風向板の後部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. イオンの流通方向を徐々に左右方向に広げる複数の案内板を前記送風経路に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 複数の前記風向板を連結して連動させるリンク部材を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 貯蔵物を貯蔵する貯蔵室の上方に設けられて前面に開口する開口部と、外気を取り込んで送出する送風機と、吸気口から外気を取り込んで排気口から送出する送風機と、前記開口部に臨み前記送風機の送出した空気を前記開口部に導くとともに前記排気口から前方へ行くほど左右方向に広がる送風経路と、前記送風経路にイオンを放出するイオン発生装置と、前記開口部に配されて前記送風経路を流通する空気の風向を左右方向に可変する複数の風向板とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
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