JP2005201277A - 改良されたガスタービン間隙制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気噴射を最適化して固定ブッシングを効率的および均一に冷却できる間隙制御装置を提供する。
【解決手段】間隙制御装置は、空気を循環させるための空気循環手段を有する環状の調整ユニット26を含み、空気循環手段は、少なくとも3つのダクト28、30、32と、空気流ダクト28、30、32に空気を供給する空気供給手段と、突起部18、20に向かって空気を放出して温度を変化させる空気放出手段とを含み、各ダクトの空気放出手段は、突起部18、20の側面18a、18b、20a、20bの1つに対面して配置されたN個の貫通穴34を有する少なくとも1つの上側列と、突起部18、20をケーシングに接続している接続半径部分18c、18d、20c、20dに対面して配置された2N個の貫通穴36を有する少なくとも1つの下側列とで構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガスタービンの回転羽根の先端と固定ブッシングとの間の間隙を制御する分野全般に関する。
例として挙げると、ガスタービンは、一般に、ターボマシンの燃焼室から送られてくる高温ガスの経路中に複数の回転羽根と交互に配置された複数のステータ羽根とを有する。タービンの全周縁にわたり、タービンの回転羽根は、固定ブッシングに囲まれている。前記固定ブッシングは、タービン羽根を通過する高温ガス流に対する壁面を形成する。
タービン効率を向上させるには、タービンの回転羽根の先端と、この回転羽根に対面する固定ブッシングの部分との間の間隙を、できるだけ狭くすることは知られている。
これを達成するために、固定ブッシングの直径を変化させる手段が工夫されてきた。一般に前記手段は、固定ブッシングを囲む環状パイプの形態になり、このパイプを通り、ターボマシンの他の部分から吸引される空気が流れる。空気は、固定ブッシングの外側表面上に噴射され、固定ブッシングに温度膨張および収縮を生じ、これにより固定ブッシングの直径が変化する。タービンの動作速度に応じて、温度膨張および収縮は、パイプに供給される空気の流量および温度の両方を制御する弁により制御される。したがって、パイプおよび弁から構成されるアセンブリは、羽根の先端の間隙を調整する調整ユニットを構成する。
調整ユニットを備えることにより、固定ブッシングの全周縁にわたり常に非常に均一な温度が得られるとは限らない。温度均一性の欠如は、固定ブッシングにひずみを発生させ、特にこのひずみは、ガスタービンの効率および寿命を低下させる。
さらに、調整ユニットを備える場合、固定ブッシングの外側表面上への空気の噴射は、一般に最適化されず、したがって多くの場合、固定ブッシングを冷却するために大量の空気を吸引する必要がある。吸引される空気量が多すぎる場合、この大量の空気が、ターボマシンの効率を低下させる。
したがって、本発明は、空気噴射を最適化して、固定ブッシングをより効率的および均一に冷却できる間隙制御装置を提供することにより、このような欠点を改良することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、ガスタービンの回転羽根の先端と固定ブッシングとの間の間隙を制御する間隙制御装置を提供する。前記固定ブッシングは、環状ケーシングを含み、該環状ケーシングは、縦軸を有し、かつ相互に軸方向に間隔を空けて、前記ケーシングの径外側方向に延びる少なくとも2つの環状突起部を含む。間隙制御装置は、固定ブッシングのケーシングを囲む環状調整ユニットを含む。前記調整ユニットは、空気を循環させるための空気循環手段を有し、前記空気循環手段は、相互に軸方向に間隔を空けた少なくとも3つのダクトで構成され、かつ突起部の一方の側面に配置される。前記調整ユニットはさらに、空気流ダクトに空気を供給する空気供給手段と、突起部に空気を放出して固定ブッシングの温度を変化させる空気放出手段とを含み、空気放出手段は、各空気流ダクトについて、突起部の側面の1つに対面して配置されたN個の貫通穴を有する少なくとも1つの上側列と、突起部を固定ブッシングのケーシングに接続している接続半径部分に対面して配置された2N個の貫通穴を有する少なくとも1つの下側列とで構成されることを前記間隙制御装置は特徴とする。
空気放出貫通穴の配分および配置により、突起部とこの突起部を通る空気との間の熱交換係数を最適化できる。これにより高い効率化が達成され、突起部がより均一に冷却されることにより、タービン羽根先端の間隙を調整するために、ケーシングがより広範囲に移動する。
突起部が、上流側突起部と下流側突起部から構成され、ダクトが、上流側突起部のさらに上流側に配置された上流側ダクトと、下流側突起部のさらに下流側に配置された下流側ダクトと、上流側突起部と下流側突起部との間に配置された中央ダクトとから構成される場合、好ましくは、中央ダクトは、上流側突起部の側面と下流側突起部の側面とに対面して配置されたN個の貫通穴をそれぞれが有する、少なくとも2つの上側列と、上流側突起部および下流側突起部を固定ブッシングのケーシングに接続している接続半径部分に対面して配置された2N個の貫通穴をそれぞれが有する、少なくとも2つの下側列とを有する。
本発明の有利な特徴によれば、上流側ダクトおよび下流側ダクトのそれぞれは、実質的に同一の空気流出断面積を有し、中央ダクトは、前記上流側ダクトおよび下流側ダクトの空気流出断面の約2倍の空気流出断面積を有する。
本発明の別の有利な特徴によれば、各上側列のN個の貫通穴および各下側列の2N個の貫通穴は、実質的に同一の空気流出断面積を有する。
本発明のさらに別の有利な特徴によれば、各上側列のN個の貫通穴および各下側列の2N個の貫通穴は、ジグザグ形状に配置される。
本発明の他の特徴および利点は、本発明の非限定的な実施形態を示す添付図面を参照する以下の説明により明らかにする。
図1は、縦軸X−Xを有するターボマシンの高圧タービン2を示す縦断面図である。しかし、本発明は、ターボマシンの低圧タービン、またはタービンの羽根先端の間隙を制御する装置を装備する任意の他のガスタービンにも同様に優れた適用を示す。
高圧タービン2は、詳細には、ターボマシンの燃焼室(図示せず)から送られてくる高温ガス流6中に配置される複数の回転羽根4を有する。前記回転羽根4は、高温ガスがガス流6で流れる方向10を基準として、ステータ羽根8の下流側に配置される。
高圧タービン2の回転羽根4は、複数のブッシングセグメント12により囲まれており、これらブッシングセグメント12は、タービンのX−X軸周りの周縁部に配置されて、環状の連続表面を形成する。ブッシングセグメント12は、同じ縦軸X−X周りに、環状ケーシング14に複数のスペーサ16を用いて組み込まれている。
以下の説明全体を通して、ブッシングセグメント12、ケーシング14、およびスペーサ16から構成されるアセンブリは、「固定ブッシング」と称する。
固定ブッシングのケーシング14は、少なくとも2つの環状突起部すなわち環状突出部18、20を備え、これら突出部は、相互に軸方向に間隔を空け、かつケーシング14から径外側方向に突出している。これら突起部は、高温ガスがガス流6で流れる方向10を基準として区別され、「上流側」突起部18および「下流側」突起部20と称する。上流側突起部18および下流側突起部20の主機能は、熱交換器として作用することである。
ブッシングセグメント12のそれぞれは、高温ガスと直接接触する内側表面12aを有し、前記内側表面は、高圧タービン2を通過して流れるガス流6の部分を画定する。
径方向の間隙22は、ブッシングセグメント12の内側表面12aと高圧タービン2の回転羽根4の先端との間に存在し、これにより回転羽根が回転できる。タービン効率を上げるには、この間隙22を可能な限り小さくする必要がある。
回転羽根4の先端4aにおける間隙22を小さくするために、間隙制御装置24が設けられる。間隙制御装置24は、詳細には、固定ブッシングを囲む環状調整ユニット26を備え、さらに具体的にはケーシング14を備える。
ターボマシンの動作速度に応じて、調整ユニット26は、ケーシング14の上流側突起部18および下流側突起部20に空気を放出する(または衝突させる)ことにより、これら突起部を冷却または加熱する。この空気放出の効果によって、ケーシング14は収縮または膨張し、この収縮または膨張が、タービンの固定ブッシングセグメント12の直径を増加または減少させ、これにより、羽根先端の間隙22を調整する。
詳細には、調整ユニット26は、固定ブッシングのケーシング14を囲む少なくとも3つの環状空気流ダクト28、30、および32を有する。前記ダクトは、相互に軸方向に間隔を空け、かつ相互にほぼ平行である。これらダクトは、突起部18、20のそれぞれの側面の一方の側に配置され、これら突起部の形状にほぼ一致している。
空気流ダクト28、30、および32は、上流側突起部18(高温ガスがガス流6で流れる方向10を基準として)のさらに上流側に配置された上流側ダクト28と、下流側突起部20のさらに下流側に配置された下流側ダクト30と、上流側突起部18と下流側突起部20との間に配置された中央ダクトとから構成される。
調整ユニット26はさらに、空気流ダクト28、30、および32に空気を供給するための管状空気マニホルド(図示せず)を含む。前記空気マニホルドは、空気流ダクト28、30、および32を囲み、これらダクトに空気管を介して空気を供給する(図示せず)。
本発明によれば、調整ユニットの各空気流ダクト28、30、および32は、突起部18、20の側面の1つに対面して配置されたN個の貫通穴を有する少なくとも1つの上側列と、突起部18、20を固定ブッシングのケーシング14に接続している接続半径部分に対面して配置された2N個の貫通穴36を有する少なくとも1つの下側列とを有する。
貫通穴34、36は、例えばレーザを用いて得られることができ、ダクト28、30、および32内の空気流を突起部18、20に放出して、突起部の温度を変化させることができる。
図1および図2に示すように、上流側ダクト28は、この上流側ダクトの下流側壁面28bの側面にN個の貫通穴34を有する少なくとも1つの上側列を有し、貫通穴の前記上側列は、上流側突起部18の上流側面18aに対面して配置されており、さらに、この上流側ダクト28は、上流側突起部18を固定ブッシングのケーシング14に接続している接続半径部分18cに対面して配置された2N個の貫通穴36の少なくとも1つの下側列を有する。上流側ダクト28の上流側壁面28aには貫通穴は存在しない。
同様に、下流側ダクト30は、この下流側ダクトの上流側壁面30aの側面にN個の貫通穴34の少なくとも1つの上側列を有し、貫通穴の前記上側列は、下流側突起部20の下流側面20bに対面して配置されており、さらに、この下流側ダクト30は、下流側突起部20を固定ブッシングのケーシング14に接続している接続半径部分20dに対面して配置された2N個の貫通穴36の少なくとも1つの下側列を有する。下流側ダクト30の下流側壁面30bには貫通穴は存在しない。
好ましくは、中央ダクト32は、上流側突起部18の側面18bおよび下流側突起部20の側面20aに対面して配置されたN個の貫通穴34をそれぞれが有する、少なくとも2つの上側列と、上流側突起部18および下流側突起部20を固定ブッシングのケーシング14に接続している接続半径部分18d、20cに対面して配置された2N個の貫通穴36をそれぞれが有する、少なくとも2つの下側列とを有する。
実際には、中央ダクト32は、ダクトの上流側壁面32aに、上流側突起部18の下流側面18bに対面して配置されたN個の貫通穴34の少なくとも1つの上側列と、上流側突起部18を固定ブッシングのケーシング14に接続している接続半径部分18dに対面して配置された2N個の貫通穴の少なくとも1つの下側列とを有する。
中央ダクト32は、ダクトの下流側壁面32bに、下流側突起部20の上流側面18bに対面して配置されたN個の貫通穴34の少なくとも1つの上側列と、下流側突起部20を固定ブッシングのケーシング14に接続している接続半径部分20cに対面して配置された2N個の貫通穴36の少なくとも1つの下側列とを有する。
言い換えると、調整ユニット26の各空気流ダクト28、30、および32にある空気放出貫通穴34、36は、2列に配置され、貫通穴の2/3は下側列にあり、残りの1/3は上側列にある。各下側列の2N個の貫通穴36を通り抜ける空気は、突起部18、20の底部分に衝突するのに対して、各上側列のN個の貫通穴34から放出される空気は、突起部の中央部分に衝突する。
これにより、突起部での熱交換が均一になり、この結果ケーシングに広範囲な移動を生じ、前記ケーシングがタービン羽根先端の間隙を調整する。温度の影響に関して実行した計算では、貫通穴を2列構成とすると、単一列構成に比較して、突起部の平均温度で最大50℃の上昇が得られることが示された。
本発明の有利な特徴によれば、上流側ダクト28および下流側ダクト30はそれぞれ、実質的に同一の空気流出断面積を有し、中央ダクト32は、上流側ダクト28および下流側ダクト30の空気流出断面積の2倍の空気流出断面積を有する。実際には、有利的には、中央ダクト32は両側面に貫通されるため、中央ダクトを流れる空気量は、上流側ダクト28および下流側ダクト30のそれぞれを流れる空気量の2倍でなければならない。
本発明の別の有利な特徴によれば、各上側列のN個の貫通穴34および各下側列の2N個の貫通穴36は、空気流ダクト28、30、および32のそれぞれに関して実質的に同一の空気流出断面積を有する。
このようにすることにより、中央ダクト32を流れる空気量の1/3が、2つの下側列の貫通穴36のそれぞれから放出され、空気量の1/6が、2つの上側列の貫通穴34のそれぞれから放出される。同様に、上流側ダクト28または下流側ダクト30内を流れる空気の2/3は、前記ダクトの下側列の貫通穴36から放出され、前記ダクト内の空気の1/3は、前記ダクトの上側列の貫通穴34から放出される。
図3に示す本発明の別の有利な特徴によれば、各空気流ダクトにおいて、各上側列のN個の貫通穴34および各下側列の2N個の貫通穴36は、ジグザグ形状で配置される。
さらに、各空気流ダクト28、30、および32については、好ましくは、各上側列のN個の貫通穴34および各下側列の2N個の貫通穴36は、固定ブッシングのケーシング14の縦軸X−Xの周りに、一定の間隔を空けて配置される。
上側列の貫通穴34のそれぞれおよび下側列の貫通穴36のそれぞれが、ほぼ円形の横断面を有する場合、同一上側列の隣接する2つの貫通穴34の間の角度間隔は、有利的に前記貫通穴の直径の少なくとも3倍に一致する。
空気放出貫通穴34、36について選択される数および直径は、突起部の効果的な空気換気と調整ユニットの製造に関する制約との間の妥協点に基づいて、コンピュータシミュレーションすることにより最適化されることができる。例として、径方向高さ18mmを有する突起部については、各上側列には288個の貫通穴を形成でき、各下側列には576個の貫通穴を形成できる(つまりNの値は288となる)。このような構成においては、各貫通穴の直径は1mmに固定され、上側列の隣接する2つの貫通穴の間の間隔は、3.8mm(つまり貫通穴の直径の3.8倍に相当する)にできる。
本発明による間隙制御装置の縦断面図である。 図1の間隙制御装置の空気流ダクトの斜視部分図である。 図1のラインIII−IIIで切断された断面図である。
符号の説明
2 高圧タービン
4 回転羽根
4a 先端
6 ガス流
8 ステータ羽根
10 高圧ガスが流れる方向
12 ブッシングセグメント
12a 内側表面
14 ケーシング
16 スペーサ
18 上流側突出部
18a、20a 上流側面
18b、20b 下流側面
18c、18d、20c、20d 接続半径部分
20 下流側突出部
22 間隙
24 間隙制御装置
26 調整ユニット
28 上流側ダクト
28a、30a、32a 上流側壁面
28b、30b、32b 下流側壁面
30 下流側ダクト
32 中央ダクト
34 N個の貫通穴
36 2N個の貫通穴

Claims (8)

  1. ガスタービン(2)の回転羽根(4)の先端(4a)と固定ブッシングとの間の間隙を制御する間隙制御装置であって、前記固定ブッシングが、環状ケーシング(14)を含み、該環状ケーシングが、縦軸(X−X)を有し、かつ相互に軸方向に間隔を空けて、前記ケーシング(14)の径外側方向に延びる2つの環状突起部(18、20)を備え、前記間隙制御装置が、固定ブッシングのケーシング(14)を囲む環状調整ユニット(26)を含み、
    前記調整ユニット(26)が、
    空気を循環させるための空気循環手段を含み、前記空気循環手段は、相互に軸方向に間隔を空けた少なくとも3つの環状ダクト(28、30、32)で形成され、かつ突起部(18、20)のそれぞれの側面の一方の側に配置され、前記調整ユニット(26)がさらに、
    空気流ダクト(28、30、32)に空気を供給する空気供給手段と、
    突起部(18、20)に空気を放出して固定ブッシングの温度を変化させる空気放出手段とを含み、
    空気放出手段が、各空気流ダクト(28、30、32)について、突起部(18、20)の側面(18a、18b、20a、20b)の1つに対面して配置されたN個の貫通穴(34)を有する少なくとも1つの上側列と、突起部(18、20)を固定ブッシングのケーシング(14)に接続している接続半径部分(18c、18d、20c、20d)に対面して配置された2N個の貫通穴(36)を有する少なくとも1つの下側列とで構成されることを特徴とする、間隙制御装置。
  2. 前記突起部が、上流側突起部(18)と下流側突起部(20)から構成され、
    前記ダクトが、上流側突起部(18)のさらに上流側に配置された上流側ダクト(28)と、下流側突起部(20)のさらに下流側に配置された下流側ダクト(30)と、上流側突起部(18)と下流側突起部(20)との間に配置された中央ダクト(32)とから構成され、
    中央ダクト(32)が、上流側突起部(18)と下流側突起部(20)の側面(18b、20a)に対面して配置されたN個の貫通穴(34)をそれぞれが有する、少なくとも2つの上側列と、上流側突起部および下流側突起部を固定ブッシングのケーシング(14)に接続する接続半径部分(18d、20c)に対面して配置された2N個の貫通穴(36)をそれぞれが有する、少なくとも2つの下側列とを有することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 上流側ダクト(28)と下流側ダクト(30)のそれぞれは、実質的に同一の空気流出断面積を有し、中央ダクト(32)が、前記上流側ダクトおよび下流側ダクトの空気流出断面の約2倍の空気流出断面積を有することを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 各上側列のN個の貫通穴(34)および各下側列の2N個の貫通穴(36)が、ジグザグ形状に配置されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 各上側列のN個の貫通穴(34)および各下側列の2N個の貫通穴(36)が、実質的に同一の空気流出断面積を有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 各上側列のN個の貫通穴(34)と各下側列の2N個の貫通穴(36)が、固定ブッシングのケーシング(14)の縦軸(X−X)周りに一定間隔を空けて配置されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 各上側列の貫通穴(34)および各下側列の貫通穴(36)が、ほぼ円形の横断面を有し、同一上側列の隣接する2つの貫通穴(34)の間の角度間隔が、前記貫通穴の直径の少なくとも3倍に一致することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 空気流ダクト(28、30、32)の形状が、突起部の形状にほぼ一致していることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
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