JP2005201217A - 内燃機関の始動制御装置 - Google Patents

内燃機関の始動制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】機関始動時における運転者の操作自由度を不必要に制限することなく同操作に運転者の意思を反映させることのできる内燃機関の始動制御装置を提供する。
【解決手段】マイクロコンピュータ23は、車載内燃機関の始動要求に基づいて機関燃焼室の予熱を開始し、その予熱が完了するのを待ってスタータモータ12を駆動制御する。さらにマイクロコンピュータ23は、車載内燃機関の強制始動要求に基づいて前記予熱の完了前にスタータモータ12の駆動を強制実行させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の始動要求に基づいて機関燃焼室の予熱を開始し、その予熱が完了するのを待ってスタータを駆動制御する内燃機関の始動制御装置に関する。
このような始動制御装置としては、例えば、特許文献1に示すようなものが知られている。このディーゼル機関の始動制御装置は、始動スイッチのオン操作がなされてから機関冷却水温度に基づいて予め設定された所定期間が経過するまでグロープラグによる予熱を実行し、その完了後、スタータモータを駆動するようにしている。即ち、始動スイッチのオン操作がなされたとしても、その時点から所定期間が経過するまではスタータモータの駆動が開始されず、運転者はこれを機関始動に際しての始動待機時間として認識している。
特開平10−89206号公報(第3,4頁、第2図)
但しここで、例えば、前回の機関運転終了から経過時間が短い場合などには、仮に機関冷却水温度が低い場合であっても、燃焼室内の吸入空気が十分に暖まった状態で維持されており、予熱処理を行う必要性が低い場合があり得る。この状態で始動スイッチがオン操作された場合、前述の如く機関冷却水温度に基づいて設定される予熱期間は不必要に長いものとなってしまう。即ち、このような場合、運転者に対して必要以上の始動待機を強いることとなる。因みに、機関冷却水温度に基づいて決定される予熱期間は一般に、十分な着火性を確保すべく予め十分長めに設定されている。このため、仮に予熱期間が経過する前にスタータモータの駆動を開始したとしても円滑に機関が始動される場合も少なくない。
従って、上述した機関再始動時のような状況においても、運転者に前述の如く始動待機を一律に強いることは、機関始動時における運転者の操作自由度を不必要に制限してしまうこととなる。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、機関始動時における運転者の操作自由度を不必要に制限することなく同操作に運転者の意思を反映させることのできる内燃機関の始動制御装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、内燃機関の始動要求に基づいて機関燃焼室の予熱を開始し、その予熱が完了するのを待ってスタータを駆動制御する駆動制御手段を有した内燃機関の始動制御装置において、強制始動要求に基づいて前記予熱の完了前に前記スタータの駆動を強制実行させる強制実行手段を備えることを要旨とする。
上記構成によれば、機関始動にあたってスタータが駆動されるまでの待機時間を必要に応じて省略することができる。従って、機関始動時における運転者の操作自由度を不必要に制限することなく同操作に運転者の意思を反映させることができるようになる。
なお、強制始動要求の有無を判断する際の具体的な方法としては、例えば請求項2に記載の発明によるように、予熱の完了前に強制実行スイッチのオン操作がなされたときに強制始動要求有りと判断する、といった態様がある。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の内燃機関の始動制御装置において、前記駆動制御手段は始動スイッチのオン操作がなされたときに前記始動要求有りと判断するものであり、同始動スイッチ及び前記強制実行スイッチは外部とのインターフェイスとなる操作部が共用されることを要旨とする。
上記構成によれば、部品共用化に伴う構成の簡素化が図られるほか、操作部の配置スペースの削減効果が得られる。また、仮に操作部が複数存在する場合には、これら操作部のなかから操作すべきものを選択する際にこの選択の誤りによる操作ミスが発生する可能性があるが、本発明では操作部が一つに集約されることから、同様の操作ミスが防止される。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の内燃機関の始動制御置において、前記強制実行手段は前記始動スイッチのオン操作に相当する前記操作部の操作後に、前記強制実行スイッチのオン操作に相当する前記操作部の再操作が行われることを条件に前記強制始動要求有りと判断することを要旨とする。
上記構成によれば、始動スイッチと強制実行スイッチとで操作部が共用されていても、前述の強制的なスタータの駆動を行うか否かを、操作部の再操作がなされたか否かといった操作部の操作態様の違いに基づいて切り替えることができる。
請求項5に記載の発明では、請求項3又は4に記載の内燃機関の始動制御装置において、前記始動スイッチと前記強制実行スイッチとが共通の部材により構成されることを要旨とする。
上記構成によれば、部品共用化に伴う構成の簡素化を図ることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項3〜5に記載の内燃機関の始動制御装置において、前記始動スイッチのオン操作に相当する前記操作部の操作と前記強制実行スイッチのオン操作に相当する前記操作部の操作とは同一の操作態様とされることを要旨とする。
上記構成によれば、操作部の操作を容易なものとすることができる他、同操作部の構造を簡素なものとすることができる。
ちなみに、このような操作部の操作態様の一例としては、例えば、請求項7に記載される発明によるように、同操作部の押下操作がある。
以下、車両用内燃機関の始動制御装置として本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図9に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の適用される車両50の内燃機関ルーム51にはディーゼル式の車載内燃機関10が収容されている。車載内燃機関10と駆動輪14との間の動力伝達経路15上にはオートマチック式のトランスミッション(変速機)16が設けられている。
車両50の車室内にはトランスミッション16のシフトレンジを切り替えるためのシフトレバー17が設けられ、その近傍には、同シフトレバー17の位置に応じて開閉されるニュートラルスイッチ18が設けられている。このニュートラルスイッチ18の開閉は、同ニュートラルスイッチ18がシフトレバー17の位置に応じて同シフトレバー17と当接又は離間されることで行われる。そしてニュートラルスイッチ18は、トランスミッション16のシフトレンジがニュートラルレンジ又はパーキングレンジとされているときに閉じられ、他のレンジとされているときに開かれるようになっている。なおトランスミッション16は、そのシフトレンジがニュートラルレンジ又はパーキングレンジとされているときには、上記動力伝達経路15を遮断した状態とし、他のレンジとされているときには同動力伝達経路15を接続した状態とする。
内燃機関ルーム51には、車載内燃機関10にその始動に必要な初期回転を付与するためのスタータ11が配設されている。スタータ11は、同初期回転に係る回転駆動力を発生するスタータモータ12、及びスタータリレー13を備えている。スタータモータ12は、スタータリレー13を介して車載電源であるバッテリ19に電気接続されている。
車載内燃機関10には、その始動時等において燃焼室内の吸入空気を加熱するためのグロー装置20が設けられている。グロー装置20は、図示しないグロープラグを備えてなる。そして車両50には、グロー装置20への給電制御を含む車載内燃機関10の制御を行う内燃機関制御装置21、及び車両50の電源状態を制御する電源制御装置22が設けられている。両制御装置21,22は、それぞれマイクロコンピュータを備えた電子制御装置からなる。
次に、以上の如く構成された車両50に適用される本実施形態の内燃機関の始動制御装置について詳述する。
図2に示すように、スタータ11を構成するスタータリレー13は、リレーコイル13a及びリレー接点13bからなる電磁リレーとして構成されている。また、スタータモータ12は、該スタータモータ12に電力を供給するための電力経路30において、リレー接点13bを介してバッテリ19に電気接続されている。
スタータリレー13は、リレーコイル13aが励磁状態とされてリレー接点13bが閉状態となることでバッテリ19からスタータモータ12への電力供給を許容し、リレーコイル13aが非励磁状態とされてリレー接点13bが開状態となることでその電力供給を禁止する。電力供給のなされたスタータモータ12は、車載内燃機関10に上記初期回転を付与すべく回転駆動力を発生する。このように本実施形態では、スタータモータ12への電力供給を行うための電力経路30が、リレーコイル13aの通電と非通電との切替に応じて開閉されるようになっている。
また本実施形態においては、そうしたリレーコイル13aの通電と非通電との切替に係るスイッチング回路31が設けられている。このスイッチング回路31には、前述したニュートラルスイッチ18、及び内燃機関制御装置21が設けられている。バッテリ19、内燃機関制御装置21、ニュートラルスイッチ18、及びリレーコイル13aは、スイッチング回路31において同順に互いに直列に電気接続されている。
内燃機関制御装置21は、燃料噴射制御、点火時期制御及びグロー装置20への給電制御等、車載内燃機関10の運転状態を制御するためのマイクロコンピュータ23を備えている。また、内燃機関制御装置21は、上記リレーコイル13aの通電状態、非通電状態の切替に係るスイッチングを行うためのリレー駆動回路24を備えている。リレー駆動回路24は、マイクロコンピュータ23からの信号に基づいてスイッチング回路31を開閉する。
スイッチング回路31においてニュートラルスイッチ18は、リレー駆動回路24よりも低電位側(接地側)、かつ、リレーコイル13aよりも高電位側(バッテリ19のプラス端子側)に接続されている。また、スイッチング回路31においてリレー駆動回路24とニュートラルスイッチ18との間には、同リレー駆動回路24側がアノード端子側、同ニュートラルスイッチ18側がカソード端子側となるようにダイオード25が接続されている。
マイクロコンピュータ23は、スイッチング回路31におけるダイオード25とニュートラルスイッチ18との間の部分、及び、ニュートラルスイッチ18とリレーコイル13aとの間の部分の電位を検出することで、ニュートラルスイッチ18が閉状態にあるか否かを判定するようになっている。
また、マイクロコンピュータ23には、前述の電源制御装置22が相互通信可能に接続されている。電源制御装置22には、運転者による押下操作が可能なプッシュスイッチ26、及びブレーキペダル27が踏まれた状態(ブレーキペダルオン状態)にあるか否かを検出可能な図示しないブレーキセンサが電気接続されている。プッシュスイッチ26は、運転者により押下操作されている状態でのみオン状態となる構成とされている。電源制御装置22は、これらプッシュスイッチ26及びブレーキペダル27がオン状態にあるか否かを個別に検出可能である。
なお本実施形態においてプッシュスイッチ26は、外部、即ち運転者とのインターフェイスとなる操作部26aと、同操作部26aが運転者によって押下されることに伴い開状態から閉状態に切り替えられる電気接点部材(図示なし)を有する本体部26bとからなっている。
電源制御装置22は、プッシュスイッチ26やブレーキペダル27の操作に基づき、車両の電源状態の切替、及びマイクロコンピュータ23へのスタート信号の出力を行う。このスタート信号は、スタータモータ12を駆動すべくマイクロコンピュータ23に向けて出力されるものであり、マイクロコンピュータ23はこのスタート信号の受信に基づきリレー駆動回路24を閉状態とするようになっている。これによりスイッチング回路31が閉状態となると、リレーコイル13aが通電状態となってリレー接点13bを介したスタータモータ12への給電が行われ、車載内燃機関10への初期回転付与即ち内燃機関始動が行われる。
なお本実施形態において電源制御装置22は、車両50に設けられた図示しないキー挿入口にキーが挿入された状態で作動されるようになっている。そして電源制御装置22は、プッシュスイッチ26が押下操作された時点にブレーキペダル27がオン状態にあったか否かで、電源状態の切替態様を異なったものとする。
例えばブレーキペダル27が踏まれていない状態(ブレーキペダルオフ状態)では、プッシュスイッチ26の押下操作が1回なされる毎に、電源オフ状態→アクセサリオン状態(以下、ACCオン状態という)→イグニッションオン状態(以下、IGオン状態という)→電源オフ状態の順に1段階ずつ切り替えられる。即ち、例えば車両が電源オフ状態にあるときにプッシュスイッチ26の押下操作がなされるとACCオン状態に切り替えられ、ACCオン状態にあるときに前記押下操作がなされるとIGオン状態に切り替えられ、IGオン状態にあるときに前記押下操作がなされると電源オフ状態に切り替えられる。
他方、ブレーキペダルオン状態では、例えば車両が電源オフ状態にあるとき、プッシュスイッチ26の押下操作が1回なされるのみで、電源オフ状態からACCオン状態を経てIGオン状態まで連続的に電源状態が切り替えられるとともに、同IGオン状態への切替後にスタート信号がマイクロコンピュータ23に向けて出力される。なおブレーキペダルオン状態での上記プッシュスイッチ26の押下操作が、ACCオン状態でなされた場合、電源は同ACCオン状態からIGオン状態に切り替えられてその後スタート信号の出力がなされる。そしてブレーキペダルオン状態での上記プッシュスイッチ26の押下操作がIGオン状態でなされた場合には、電源状態の切替が行われることなく同押下操作後ただちにスタート信号の出力がなされる。
このように本実施形態では、内燃機関始動にかかるスタート信号の出力が、ブレーキペダルオン状態においてのみ実行され得るようになっている。本実施形態では、ブレーキペダル27がオン状態にある場合、運転者が着座状態にあると判定されるようになっており、こうした態様により、運転者が着座していない状態での内燃機関始動が防止されるようになっている。
なお、電源制御装置22は、プッシュスイッチ26の押下操作される期間の長さに準じて上記スタート信号の出力される期間の長さを設定する。即ち、プッシュスイッチ26の押下操作期間が長ければ、スタート信号の出力期間もこれに準じて長めに設定される。但し、電源制御装置22は上記出力期間が所定よりも短くならないように制限するようになっており、プッシュスイッチ26の押下操作期間の不足により上記出力期間が過小となることに起因した、マイクロコンピュータ23によるスタート信号の看過が防止されるようになっている。
ところで、本実施形態のマイクロコンピュータ23は、電源のIGオン状態への切替に伴って作動開始され、電源がIGオン状態に維持されている間は作動され続けるようになっている。マイクロコンピュータ23は、上記作動開始に伴って、先ず前述のグロー装置20への給電制御を開始する。この給電制御においてマイクロコンピュータ23は、予め記憶されたマップに基づき、車載内燃機関10の冷却水温度に応じた予熱期間を決定し、グロー装置20への給電を通じて吸入空気の予熱を開始するとともに、電源がIGオン状態である限り上記予熱期間だけこの給電を継続して行う。そして、この予熱期間の終了とともにグロー装置20への給電即ち予熱を終了させる。
本実施形態においてこの予熱期間は、車載内燃機関10の燃焼室への吸入空気が十分な機関始動性を確保することのできる適温状態とされるのに必要な期間として設定されている。また前述の適温状態は、上記機関始動性を確保するための必要最低限の温度に対して所定のマージンが加えられた温度状態として設定されている。
なお、マイクロコンピュータ23はIGオン状態から電源オフ状態への電源切替がなされると、この切替を検知して車載内燃機関10の各種制御を終了し、その後、自身(マイクロコンピュータ23)の作動を停止させるようになっている。
以下、上記構成を有する内燃機関の始動制御装置における制御の詳細な処理手順について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。なお、上記フローチャートに示される一連の処理は、マイクロコンピュータ23によって所定の制御周期をもって繰り返し実行される。
先ずステップS100においては、車載内燃機関10を始動するにあたっての必要条件(以下、始動条件という)が成立し、かつ、電源制御装置22からのスタート信号が入力されたか否かが判定される。ここで、前述の始動条件は、「ニュートラルスイッチ18が閉状態であること」と定義されている。また、スタート信号が入力されたか否かの判定は、同スタート信号が入力されていない「オフ状態」から、入力されている「オン状態」へと切り替わったこと、即ちスタート信号の立上がりが検出されたか否かによって行われる。
即ち、ステップS100においては、車載内燃機関10と駆動輪14との間の動力伝達経路15が遮断状態にあり、かつ、運転者からの内燃機関始動要求があったか否かが判定される。また、このステップS100判定処理は、同ステップのYES判定が下されるまで繰り返し実行される。
そしてこの判定結果がYESである場合には、ステップS110において、グロー装置20による吸入空気の予熱が行われている状態にあるか否か、即ち、予熱期間にあるか否かが判定される。
なお、ステップS100処理においてYES判定が下された場合には、この時点からの始動条件の不成立の有無が監視される。もし不成立が検出された場合には、同不成立が存在したことを示す履歴が記憶される。
ステップS110での判定結果がNOである場合、即ち予熱中ではないと判定された場合には、処理がステップS120に移行され、前述したステップS100でのYES判定が下された時点以降において始動条件が不成立となった履歴がなかったか否かが判定される。従ってこのステップS120の判定結果がYESである場合には、スタート信号の入力時点以降、動力伝達経路15が動力伝達可能な状態に陥ることなく所定の予熱期間が終了されたものと判定され、ステップS130においてスタータモータ12の駆動、即ち内燃機関始動が行われる。
他方、ステップS120での判定結果がNOである場合、即ちスタート信号の入力時点以降において予熱中に動力伝達経路15が動力伝達可能な状態に陥ったことがあるとみなされ、内燃機関始動が行われることなく処理はステップS100に戻される。なお、上記始動条件の不成立履歴は、このステップS120処理後における最初のスタート信号入力がなされたときに消去される。
次に、本制御における特徴的な処理について説明する。
即ち、本実施形態においては、予熱期間において(ステップS110判定:YES)ステップS140に示すように、ステップS100と同様の判定が行われる。そして上記始動条件が成立し、かつ、スタート信号の入力があったと判定されたとき、処理はステップS130に移行され、予熱期間の終了を待つことなくスタータモータ12の駆動が行われることとなる。なおステップS140での判定結果がNOである場合には、処理はステップS110に戻され、予熱中であるか否かが再度判定される。こうした処理により、予熱中におけるスタータモータ12の駆動要求(強制始動要求)が反映されることとなり、運転者がスタータモータ12の駆動に関して一律に予熱期間の終了まで待たされるといった状況が解消される。こうした処理を行うマイクロコンピュータ23は本実施形態において、運転者からの強制始動要求により予熱期間の終了を待つことなく強制的にスタータモータ12を駆動する強制実行手段を構成している。
次に、こうした制御処理に基づく本実施形態の動作態様例について図4〜図9のタイムチャートを参照しつつ説明する。
先ず、図4においては、ブレーキペダルオン状態においてプッシュスイッチ26の押下操作が一度だけ行われた状態を示す。ここで、図中において示す操作入力の「A」は、ブレーキペダルオン状態においてプッシュスイッチ26の押下操作がなされることを指している。また「B」は、ブレーキペダルオフ状態においてプッシュスイッチ26の押下操作がなされることを指している。この図のパターンでは、電源オフ状態又はACCオン状態において、始動条件が成立しているときに操作入力Aが行われることで、IGオン状態に移行されてこれとともに予熱が開始され、その後スタート信号が入力されている。そして始動条件が不成立となることなく予熱期間が終了され、これと同時にスタータモータ12が駆動されている。
図5のパターンでは、先ずACCオン状態において操作入力Bが行われ、これに伴い電源がIGオン状態に切り替えられるとともに予熱が開始されている。その後一旦始動条件が不成立となっているが、成立に復帰した後に操作入力Aが行われることで、同操作入力Aの開始とともに、同操作入力Aの実行期間と同等の期間だけスタート信号が入力されている。そして、この期間の途中で予熱期間が終了されたことによって、同終了とともにスタータモータ12が駆動されている。
図6のパターンは、主に、操作入力Bが行われた後における操作入力Aの開始時期が図5のパターンと異なっている。即ち、上記操作入力Aは、予熱期間の終了後において、始動条件が成立した状態で開始されている。従ってこの場合、上記操作入力Aの開始に伴うスタート信号の立上がりとともにスタータモータ12が駆動されている。
図7のパターンでは、前述した図4〜図6のパターンと異なって、操作入力Aが二度行われている。先ず最初の操作入力Aは、図4のパターンと同様に、電源オフ状態又はACCオン状態において、始動条件が成立しているときに行われている。そしてこの操作入力Aによるスタート信号の入力がなされた後、次の操作入力Aが予熱期間中に行われることでこれとほぼ同時に二度目のスタート信号入力がなされ、同入力の開始とともにスタータモータ12が駆動されている。
図8のパターンは、スタート信号の最初の入力がなされてから二度目の入力がなされるまでの期間に始動条件が一旦不成立となっている点が図7のパターンと異なっている。しかし本実施形態では、スタート信号の立上がり時点において始動条件が成立していれば、前述した期間内の始動条件不成立の有無は問われず、この図8のパターンにおいても図7のパターンと同様に二度目のスタート信号の入力とともにスタータモータ12が駆動される。
また図9のパターンは、主に、二度目の操作入力Aの開始時期が図8のパターンと異なっている。即ち、同二度目の操作入力Aに伴うスタート信号の入力は予熱期間の終了後になされ、これとともにスタータモータ12が駆動されている。このパターンでは、予熱期間が終了されてからスタート信号が入力されるまでの期間に始動条件が一旦不成立となっているが、前述同様、スタート信号の立上がり時点において始動条件が成立していれば、そうした期間内の始動条件不成立の有無は問われない。
上記したように、本実施形態においては、プッシュスイッチ26が、吸入空気の予熱及び内燃機関始動を行うための始動スイッチ、及び、予熱期間の終了前におけるスタータモータ12の強制的な駆動を行うための強制実行スイッチの双方の機能を有している。換言すれば、上記始動スイッチ及び上記強制実行スイッチは、操作部26a及び本体部26bといった共通の部材により構成され共用されているものといえる。
そして、本実施形態において始動スイッチのオン操作は、図4及び図7〜図9のパターンにおける最初の上記操作入力Aに相当する。また、強制実行スイッチのオン操作は、図7及び図8のパターンにおける二度目の上記操作入力Aに相当する。
なお本実施形態では、スタータモータ12が駆動されているとき、同スタータモータ12が駆動状態にあることを示すステータス信号がマイクロコンピュータ23から電源制御装置22に向けて出力されるようになっている。このステータス信号が入力されると電源制御装置22は、イグニッション電源をオン状態としたままアクセサリ電源のみをオフ状態とするようになっている。よって、スタータモータ12への給電が開始されることに伴い仮にバッテリ19の出力電圧に下降変動が生じたとしても、これによる悪影響がアクセサリ機器へ及ぼされることが回避されることとなる。
また本実施形態では、スタータモータ12の駆動中や車載内燃機関10の自律運転時にスタート信号の立上がりが検出された場合には、電源がIGオン状態からACCオン状態又は電源オフ状態に切り替えられて車載内燃機関10が停止されるようになっている。詳細には、トランスミッション16のシフトレンジがパーキングレンジにある状態で上記検出がなされた場合にIGオン状態から電源オフ状態に切り替えられ、ニュートラルレンジにある状態で上記検出がなされた場合にIGオン状態から電源オフ状態を介さずにACCオン状態に切り替えられるようになっている。本実施形態では、前述したキー挿入口からのキーの抜取りが電源オフ状態でのみ許容されるように構成されており、前述した電源切替態様により、シフトレバー17がパーキングレンジ以外にある状態でのキー抜取りが防止されることとなる。
なお本実施形態においてマイクロコンピュータ23は、車載内燃機関10の始動要求に基づいて機関燃焼室の予熱を開始し、その予熱が完了するのを待ってスタータモータ12を駆動制御する駆動制御手段、及び、強制始動要求に基づいて前記予熱の完了前にスタータモータ12の駆動を強制実行させる強制実行手段を構成する。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
(1)マイクロコンピュータ23は、強制始動要求に基づいて車載内燃機関10の予熱の完了前(予熱機関の終了前)にスタータモータ12の駆動を強制実行させる。これによれば、機関始動にあたってスタータモータ12が駆動されるまでの待機時間を必要に応じて省略することができる。従って、機関始動時における運転者の操作自由度を不必要に制限することなく同操作に運転者の意思を反映させることができるようになる。
(2)マイクロコンピュータ23は、始動スイッチのオン操作がなされたときに始動要求有りと判断し、予熱の完了前に強制実行スイッチのオン操作がなされたときに強制始動要求有りと判断する。そして、始動スイッチ及び強制実行スイッチは、プッシュスイッチ26等の共用部材によって構成されている。これによれば、部品共用化に伴う構成の簡素化が図られるほか、操作部26aの配置スペースの削減効果が得られる。また、仮に操作部が複数存在する場合には、これら操作部のなかから操作すべきものを選択する際にこの選択の誤りによる操作ミスが発生する可能性があるが、本構成では操作部が一つに集約されることから、同様の操作ミスが防止される。
(3)マイクロコンピュータ23は、始動スイッチのオン操作に相当する操作部26aの操作後に、強制実行スイッチのオン操作に相当する操作部26aの再操作が行われることを条件に強制始動要求有りと判断する。これによれば、始動スイッチと強制実行スイッチとで操作部が共用されていても、前述の強制的なスタータモータ12の駆動を行うか否かを、操作部26aの再操作がなされたか否かといった操作部26aの操作態様の違いに基づいて切り替えることができる。
(4)始動スイッチのオン操作に相当する操作部26aの操作と強制実行スイッチのオン操作に相当する操作部26aの操作とは、押下操作といった同一の操作態様とされている。これによれば、操作部26aの操作を容易なものとすることができる他、単一の操作態様を実現し得る構成とされていればよいため同操作部26aの構造を簡素なものとすることができる。
(5)本実施形態では、例えば図8のパターンに示すように、スタート信号の最初の立上がり時点と二度目の立上がり時点とにおいて上記始動条件が成立していれば、これら両立上がり時点の間の期間において不成立となる期間が存在しても、予熱の完了前におけるスタータモータ12の強制的な駆動が可能となっている。上記始動条件は各立上がり時点においてその成立がその都度、即ち複数回確認されることとなるため、例えば運転者による外部からのモータ駆動要求の意思確認の確実性が確保された状態で、上記始動条件を継続的に成立させる負担から運転者を開放することが可能となり、運転者の負担軽減に寄与する。
なお、実施の形態は前記に限定されるものではなく、例えば、以下の様態としてもよい。
・上記実施形態では、例えば図7及び図8のパターンに示すように、二度目の操作入力Aが予熱中に行われることで前述のスタータモータ12の強制駆動が許容されたが、これに代えて例えば、最初の操作入力Aがなされた後、予熱が開始されるまでの間に二度目の操作入力Aがなされることで上記強制駆動が許容されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、最初の操作入力Aがなされた後、予熱期間の終了前に二度目の操作入力Aがなされることで上記強制駆動が許容されたが、これに代えて、所定期間よりも長い操作入力Aが少なくとも一度行われたことを条件として上記強制駆動が許容されるようにしてもよい。
・電源オフ状態やACCオン状態において、又は操作入力Bによる電源切替によって移行されたIGオン状態において、操作入力Aや操作入力Bが所定期間内に所定回数以上行われたことを条件として上記強制駆動が許容されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、始動スイッチと強制実行スイッチとで操作部26aを共用したが、各スイッチで個別に操作部を設けるようにしてもよい。この場合例えば、双方を上記実施形態の操作部26aのようなプッシュボタン式の操作部としてもよく、一方をプッシュボタン式とし他方をキーシリンダ式としてもよい。キーシリンダ式を採用した場合、例えば、このキーシリンダ式の操作部を前述の始動スイッチ、そしてもう一方のプッシュボタン式の操作部を前述の強制実行スイッチとして利用する。
また、前述のように始動スイッチと強制実行スイッチとで操作部を別個に設けた場合、例えば、電源オフ状態やACCオン状態において強制実行スイッチのオン操作が行われている状態で、又はこのオン操作の行われた後に始動スイッチのオン操作がなされることでスタータモータ12の上記強制駆動が許容されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、始動スイッチや強制実行スイッチの操作部をプッシュボタン式やキーシリンダ式としたが、これらの他、レバー式、シーソー式、ダイヤル式などを採用してもよい。また、操作部を無線端末として構成し、この端末を操作することで出力される無線信号が電源制御装置22側によって受信されることでオン操作が成立するようにしてもよい。更には、運転者によって手動操作されるこれら操作部に代えて、音声認識によってオン操作が成立する操作部(例えばマイクロフォン)を採用してもよい。
・上記実施形態では、オートマチック式のトランスミッション16を備えた車両50において本発明を具体化したが、これに代えて、マニュアル式のトランスミッションを備えた車両において具体化してもよい。この場合、例えば、上記実施形態においてシフトレンジがパーキングレンジ又はニュートラルレンジにあることとした始動条件を変更して、クラッチペダルがオン状態(内燃機関と駆動輪との間の動力伝達経路が遮断された状態)にあることとする。このとき、例えば、スイッチング回路31のニュートラルスイッチ18に代えて、クラッチペダルオン状態においてのみ閉状態となるクラッチスイッチを設ける。また、トランスミッションをマニュアル式とした場合には、前述の始動条件に代えて、ブレーキペダルオン状態でかつトランスミッションがニュートラル状態にあることとしてもよい。こうすれば、運転者が着座していない状態での内燃機関始動を防止することができるようになる。
・前述の始動条件は、本発明における必須の構成ではない。即ち例えば、マイクロコンピュータ23による始動条件の成立判定は必ずしも行われる必要はなく、ニュートラルスイッチ18(又はクラッチスイッチ)が設けられていなくてもよい。
・上記実施形態では、予め設定されたマップに基づいて車載内燃機関10の冷却水温度に応じた予熱期間が設定されたが、これに代えて例えば、冷却水温度等に拘わらず一定の予熱期間が予め設定されていてもよい。また、予定期間が予め設定されるこれらの態様に代えて、車載内燃機関10の燃焼室温度を監視するとともにこの温度が所定以上となった時点を予熱期間の終了時点とする態様としてもよい。
・電源制御装置22の機能を内燃機関制御装置21に格納してもよい。
・吸入空気の予熱は、車載内燃機関10の燃焼室内にて行われる態様に限定されるものではなく、例えば、空気を燃焼室に導入するための吸入管内にて行われてもよい。また、グロープラグによる予熱に限らず、シリンダヘッドに設けられた冷却水路を流れる冷却水をヒータで加熱してシリンダヘッド内の燃焼室温度を上昇させるようにしてもよい。その他、前述の吸入管に熱線式のエアヒータを設けこれを採用してもよい。なお、グロープラグによる燃焼室内の加熱を行う場合、副室式及び直噴式のいずれを採用してもよい。
・本発明をガソリン内燃機関に適用してもよい。
本発明の一実施形態の適用される車両の全体構造を示す模式図。 同実施形態の内燃機関の始動制御装置の電気的構成を示すブロック図。 同実施形態のマイクロコンピュータによる処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態におけるマイクロコンピュータの動作等を示すタイムチャート。 同実施形態におけるマイクロコンピュータの動作等を示すタイムチャート。 同実施形態におけるマイクロコンピュータの動作等を示すタイムチャート。 同実施形態におけるマイクロコンピュータの動作等を示すタイムチャート。 同実施形態におけるマイクロコンピュータの動作等を示すタイムチャート。 同実施形態におけるマイクロコンピュータの動作等を示すタイムチャート。
符号の説明
10…車載内燃機関、11…スタータ、12…スタータモータ、21…内燃機関制御装置、22…電源制御装置、23…マイクロコンピュータ、26…プッシュスイッチ、26a…操作部、26b…本体部、27…ブレーキペダル。

Claims (7)

  1. 内燃機関の始動要求に基づいて機関燃焼室の予熱を開始し、その予熱が完了するのを待ってスタータを駆動制御する駆動制御手段を有した内燃機関の始動制御装置において、
    強制始動要求に基づいて前記予熱の完了前に前記スタータの駆動を強制実行させる強制実行手段を備える
    ことを特徴とする内燃機関の始動制御装置。
  2. 前記強制実行手段は、前記予熱の完了前に強制実行スイッチのオン操作がなされたときに強制始動要求有りと判断する
    請求項1に記載の内燃機関の始動制御装置。
  3. 前記駆動制御手段は始動スイッチのオン操作がなされたときに前記始動要求有りと判断するものであり、同始動スイッチ及び前記強制実行スイッチは外部とのインターフェイスとなる操作部が共用される
    請求項2に記載の内燃機関の始動制御装置。
  4. 前記強制実行手段は前記始動スイッチのオン操作に相当する前記操作部の操作後に、前記強制実行スイッチのオン操作に相当する前記操作部の再操作が行われることを条件に強制始動要求有りと判断する
    請求項3に記載の内燃機関の始動制御装置。
  5. 前記始動スイッチと前記強制実行スイッチとが共通の部材により構成される
    請求項3又は4に記載の内燃機関の始動制御装置。
  6. 前記始動スイッチのオン操作に相当する前記操作部の操作と前記強制実行スイッチのオン操作に相当する前記操作部の操作とは同一の操作態様とされる
    請求項3〜5に記載の内燃機関の始動制御装置。
  7. 前記同一の操作態様は前記操作部の押下操作である
    請求項6に記載の内燃機関の始動制御装置。
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