JP2005199947A - 作業機のエンジン搭載装置 - Google Patents

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JP2005199947A
JP2005199947A JP2004010282A JP2004010282A JP2005199947A JP 2005199947 A JP2005199947 A JP 2005199947A JP 2004010282 A JP2004010282 A JP 2004010282A JP 2004010282 A JP2004010282 A JP 2004010282A JP 2005199947 A JP2005199947 A JP 2005199947A
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fuel tank
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Tomoharu Ikeda
智治 池田
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Abstract

【課題】乗用走行形態の作業機において、エンジンの横側に燃料タンクを配置する形態では、このエンジンの搭載高さは低くできても、燃料タンクの容量が小さく制限される。特に、乗用走行形態の作業機では、燃料タンクの容量を大きくして長時間にわたり連続作業のできることが望まれる。
【解決手段】運転席1後側で車体2の後端部に搭載されるエンジン3の一側部にわたって囲繞する鈎型状形態の燃料タンク4を設け、このエンジン3の他側部を開放5させてエンジンマフラー6を隣設し、これらエンジン3及び燃料タンク4の上側を覆うカバー7を設けたことを特徴とする作業機のエンジン搭載装置の構成とする。この燃料タンク4はエンジン3の一側部から後側部にわたって鈎型状に形成されているため容量が大きく、長時間の継続運転ができる。又、エンジン3の冷却風が燃料タンク4の内側に案内されることにより燃料タンク4やエンジンマフラー6等が風冷される。
【選択図】図1

Description

この発明は、乗用走行形態の作業機において、車体に対するエンジンの搭載高さを低くして、作物や草木中での作業を行ない易くするするエンジン搭載装置に関する。
作業機のエンジンの横側に燃料タンクを配置して、これらの上側をボンネットフェンダーで覆う形態の技術が知られている(例えば特許文献1参照)。又、燃料タンクの一部がエンジンの一側部に露出して形成される技術も知られている(例えば特許文献2参照)。
特許第3382488号公報(1頁、図1、図2)。 実開昭62−57619号公報(1頁、図1)。
乗用走行形態の作業機において、エンジンの横側に燃料タンクを配置する形態では、このエンジンの搭載高さは低くできても、燃料タンクの容量が小さく制限される。特に、乗用走行形態の作業機では、この燃料タンクの容量を大きくして長時間にわたって連続作業のできることが望まれる。
請求項1に記載の発明は、運転席1後側で車体2の後端部に搭載されるエンジン3の一側部にわたって囲繞する鈎型状形態の燃料タンク4を設け、このエンジン3の他側部を開放5させてエンジンマフラー6を隣設し、これらエンジン3及び燃料タンク4の上側を覆うカバー7を設けたことを特徴とする作業機のエンジン搭載装置の構成とする。エンジン3を駆動するとき、この燃料タンク4の燃料がエンジン3に供給されるが、この燃料タンク4はエンジン3の一側部から後側部にわたって鈎型状に形成されているため容量が大きく、燃料収容量も多いため、長時間にわたって継続運転できる。この運転では、冷却風がカバー7の下側で燃料タンク4の内側に案内されて、下方部、乃至開放5部から外側へ向けて噴出される。これによって燃料タンク4やエンジンマフラー6等が風冷される。又、作業者が運転席1に乗って運転操作しながら農作業を行うとき、作物や果樹等の枝葉が運転席1後部のエンジン3の上部に垂れ下がっても、このエンジン3部の高さが低いために、これら枝葉との摺動接触が少なくなり、又、これらの接触があっても引っ掛かり難く、作業走行の抵抗になり難い。しかも、機体の重心位置も低くなって安定した作業走行を維持する。又、この燃料タンク4の横側面8をカバー7の外側へ露出した形態であるため、これらカバー7の覆う形態を狭くして構成を簡単、軽量化できる。
請求項1に記載の発明は、燃料タンク4の燃料収容量を大きくして、エンジン3の搭載高さを低くできる。しかも、エンジン3の冷却風が開放部へ流れるため燃料タンク4やエンジンマフラー6等を風冷して、エンジン3やこのマフラー6の外周部を接近囲繞する燃料タンク4の配置構成を可能とする。しかも機体の重心位置を下げて左右の重量バランスを良くすることができる。エンジン3の横側を燃料タンク4で囲う形態であるから、エンジン3部に直接枝葉等が接触したり,絡み付くことがなく、果樹園や、作物条間等での作業を行い易くし、円滑で能率よく行うことができる。又、構成も軽量、小型で、燃料収容量を大きくすることができる。
図1〜図5に基づいて、車体2はステップフロア10の後部に運転席1を搭載し、前部のダッシュボード11上にステアリングハンドル12を配置している。このステアリングハンドル12によって操向される前車輪13と後車輪14とを配置して、四輪走行形態に構成している。エンジン3やこの燃料タンク4等はこの車体2後端部に搭載し、作業装置のモーアデッキ15を車体2の腹部に装着する。該運転席1の横側には操作台16が設けられ、この運転席1の直後側に平面視でV字型のエンジン3を、このエンジン軸17を下方へ向けた状態にして搭載している。このエンジン3の上側には送風用ファン36や断熱カバー40等を設け、この開放部5側に吸気筒18を設けて、外側のエアクリーナ19に連通させている。この吸気筒18の下部には送風用のファン36が設けられて、エンジン軸17の駆動によってこのエンジン3上側の断熱カバー40に形成される吸気口39や、これらの外周部等から外気を吸入して放射方向へ送風してエンジン3を冷却できる。又、エンジン排気筒38と連通のエンジンマフラー6は該エアクリーナ19と同じ側の開放部5の後側部に配置される。このエンジン3のための燃料タンク4は、この開放部5側とは反対の側からエンジン3の後側に渡って、サイドタンク部20とリヤタンク部21とから平面視鈎型状、乃至L状に囲繞する形態に形成されて、エンジン3周部を取り囲むように構成する。このサイドタンク部20と対抗するエンジン3の反対側の開放部5は機外へ開放している。
前記エンジンマフラー6はこの開放部5の後部に設けられる。このサイドタンク部20の外側に該当する横側面8は、車体2の前後方向に沿った形態に形成されて、上端縁部22を円弧状曲面、乃至傾斜面に形成している。この上端縁部22の後端部に給油口23が設けられて、給油し易くしている。エンジンカバー7は板状形態で、これら燃料タンク4からエンジン3、及びこのエンジンルーム37にわたる上側部を覆って設けられる。このエンジンカバー7の該サイドタンク部20の上部に位置する側端縁9は、該横側面8の上端縁部22の上面に接近させて、着脱可能に取付けられる。24はこれら燃料タンク4や開放部5の外側下部の後車輪14部を覆うフェンダーである。
前記エンジン軸17の下端部には伝動ベルト25,26が、後側部の走行入力軸27や、前側のモーアデッキ15のブレード軸34との間に掛わたされて、走行伝動、および刈取伝動する。該走行入力軸27は油圧無断変速装置HSTを駆動するもので、この油圧無断変速装置HSTの無断変速によってミッションケース29内の伝動装置を経て後車輪14の車軸30を変速連動する構成である。又、前記モーアデッキ15は車体2の腹部に平行リンク形態の昇降リンク31を介して吊り下げられてリフトアーム32によって昇降される。このモーアデッキ15に軸装されたブレード33のブレード軸34の上端部に刈取入力プーリ28が設けられて、この入力プーリ28と前記エンジン軸17プーリとの間にベルト26が掛け渡されて、ブレード33が伝動される。
エンジン3の駆動によって燃料タンク4内の燃料が供給され燃焼消費される。エンジン3の駆動によってエンジン3ボディーや排気エンジンマフラー6等からの発生熱によってエンジンルーム37や燃料タンク4等の器材が加熱され易い状態にある。このエンジン3の周囲のエンジンルーム37にはファン36の回転によって発生する外気風が流されて、このエンジンルーム37内を該燃料タンク4の内周部に案内されるようにして旋風され、エンジンルーム37の下側部や、開放部5等から外側へ排風される。このとき燃料タンク4のサイドタンク部20やリヤタンク部21等の内周部や、エンジンマフラー6等が風冷されて過熱現象をなくする。
このように燃料タンク4でエンジン3の外周部を囲繞するような形態では、燃料タンク4がサイドタンク部20とリヤタンク部21とにより鈎型状に形成されて燃料の収容量を大きくすることができると共に、この燃料タンク4のサイドタンク部20横側面8乃至上端縁部22が、横側からの草や枝葉等の侵入を防止し、又、リヤタンク部21によって後側からの浸入を防止できる。しかもこれら各サイドタンク部20とリヤタンク部21は一体構成であるからこれら草葉の進入防止効果を高めることができる。又、これらエンジンルーム37の上部にはエンジンカバー7が設けられるが、このカバー7は低く狭く構成することができて、カバー7の側端縁9をサイドタンク部20の横側面8よりも内側へ大きく引っ込ませた位置に形成するものであるから、これらの重合間隔部からの草葉の侵入や、引っ掛かり等を少なくすることができる。特にこの作業機を果樹園の果樹の下側で作業するときは、エンジン3や燃料タンク4部等が低いために、作業性が容易であり、枝葉の接触を払う必要はない。
次に、図6、図7に基づいて、前記エンジンカバー7は、前記エンジンルーム37から燃料タンク4の上部全面に渡って覆うボンネット形態に構成することもできる。この形態では、鈎型形態の燃料タンク4の配置構成は上例と同じであるが、エンジンカバー7のカバー縁44、45が燃料タンク4の横側面8部や開放部5等に位置して形成されて、エンジンカバー7は、この燃料タンク4の上側からサイドタンク部20の横側面8部、乃至リヤタンク部21の後側部にわたって覆う形態に構成している。このエンジンカバー7の上面には、前記断熱カバー40の吸気口39上に対向してスリット状の吸気穴41を形成し、給油口23上には給油穴42を形成し、マフラー6上には放熱穴43を形成している。又これらボンネット形態のエンジンカバー7のサイドタンク部20の放熱穴43や、横側面8部に対向する開口部、及び開放部5等の各開口部には、防護網を設けて草木の枝葉等の異物の侵入を防止するように構成している。
作業機全体の平面図。 その側面図。 その一部の斜視図。拡大平面図。 その一部の平面図。 その側面図。 そのエンジンカバー部の別実施例を示す左後側斜視図。 その右後側斜視図。
符号の説明
1 運転席
2 車体
3 エンジン
4 燃料タンク
5 開放部
6 エンジンマフラー
7 エンジンカバー
20 サイドタンク部
21 リヤタンク部

Claims (1)

  1. 運転席1後側で車体2の後端部に搭載されるエンジン3の一側部から後側にわたって囲繞する鈎型状形態の燃料タンク4を設け、このエンジン3の他側部を開放5させてマフラー6を隣設し、これらエンジン3及び燃料タンク4の上側を覆うカバー7を設けたことを特徴とする作業機のエンジン搭載装置。
JP2004010282A 2004-01-19 2004-01-19 作業機のエンジン搭載装置 Pending JP2005199947A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013042718A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Kubota Corp 乗用型草刈機

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