JP2005199457A - インク・ジェット・プリンタおよび印刷方法 - Google Patents

インク・ジェット・プリンタおよび印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】粒子感の無い光沢のある印刷結果を得ることができるようにする。
【解決手段】印刷開始位置から所定の方向に移動しながら、インク・ジェット・ノズルから媒体上にインクを射出するインク・ヘッドと、上記インク・ヘッドと一体的に移動可能であって、上記媒体上に光を照射する光照射手段と、上記インク・ヘッドが上記所定の方向に移動するときに上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、上記インク・ヘッドが上記所定の方向と反対の方向に移動して上記印刷開始位置に復帰するときに、上記光照射手段が上記媒体上に光を照射するように上記光照射手段の点灯と消灯とを制御する制御手段とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、インク・ジェット・プリンタおよび印刷方法に関し、さらに詳細には、数値制御により記録紙などの媒体上に印刷、例えば、高解像度でのカラー印刷などを行う際に用いて好適なインク・ジェット・プリンタおよび印刷方法に関する。
なお、本明細書において「媒体」とは、普通紙などの紙類よりなる各種の記録紙は勿論のこと、OHPシートあるいはPVCシートなどのような各種の厚さの薄い媒体や各種の厚さの厚い媒体をも含むものとする。
従来より、マイクロ・コンピューターによって全体の動作を制御され、給紙装置によって供給された記録紙上に記録紙の幅方向(なお、本明細書においては、当該記録紙の幅方向を、「走査方向」と適宜称することとする。)で移動するインク・ヘッドを用い、インク・ジェット方式により所定の印刷を行うにしたインク・ジェット・プリンタが知られている。
図1には、上記したようなインク・ジェット・プリンタの一例を示す概略構成説明図が示されており、このインク・ジェット・プリンタ110は、基台部材12に支持され走査方向に延長して配設された固定系のベース部材14と、ベース部材14の左右両端でベース部材14に直交して配設された側方部材16L、16Rと、側方部材16R内に配設された6つのインク・カートリッジ18−1〜18−6と、6つのインク・カートリッジ18−1〜18−6のそれぞれから延長されたインク・チューブ(図示せず)を内部に挿通して支持する管状のインク・チューブ・ガイド20と、左右2つの側方部材16L、16Rを連結する中央壁22と、中央壁22の壁面に平行して走査方向に移動自在に配設されたワイヤー24と、ワイヤー24に固定的に配設されたインク・ヘッド・ホルダー30とを有して構成されている。
なお、こうしたインク・ジェット・プリンタ110の全体の動作は、マイクロ・コンピューター200によって制御されている。
ここで、図2に示すように、インク・ヘッド・ホルダー30には、走査方向と一致する方向に一列に並んで6つのインク・ヘッド32−1〜32−6が配設されているとともに、6つのインク・ヘッド32−1〜32−6のうち走査方向における最も左方側に配設されたインク・ヘッド32−1の左方側に隣接して紫外線ランプ34が記録紙100に対向するようにして配設されている。
即ち、走査方向における左方側から、紫外線ランプ34、インク・ヘッド32−1、インク・ヘッド32−2、インク・ヘッド32−3、インク・ヘッド32−4、インク・ヘッド32−5、インク・ヘッド32−6の順で、インク・ヘッド・ホルダー30に配設されているものである。
そして、6つのインク・ヘッド32−1〜32−6にはそれぞれ、6つのインク・カートリッジ18−1〜18−6のそれぞれに収容された液体状のインクが、インク・チューブによって搬送されて供給されるものである。なお、6つのインクカートリッジ18−1〜18−6のそれぞれに収容されている液体状のインクは、所定の色彩のインクであって、紫外線で硬化するUVインクである。また、インク・ヘッド32−1〜32−6の下面には、供給されたインクを記録紙100に対して射出する射出口として図示しないインク・ジェット・ノズルが複数個配設されている。
一方、紫外線ランプ34は、インク・ヘッド32−1〜32−6のインク・ジェット・ノズルから射出されるUVインクの飛滴が落下する記録紙100上に紫外線を照射して、記録紙100上においてUVインクを硬化させるものである。
ここで、ワイヤー24に固定的に配設されたインク・ヘッド・ホルダー30は、ワイヤー24がモーターなどの駆動装置(図示せず)によって巻き取られて走査方向に移動すると、このワイヤー24の移動に伴って中央壁22の壁面に沿って走査方向に移動する。
このため、インク・ヘッド・ホルダー30に固定的に配設されたインク・ヘッド32−1〜32−6ならびに紫外線ランプ34も、インク・ヘッド・ホルダー30の移動に伴って記録紙100上を走査方向に移動する。即ち、側方部材16R側からインク・ジェット・プリンタ110の中央を経て側方部材16L側へと走査方向における行き方向で移動するとともに、側方部材16L側からインク・ジェット・プリンタ110の中央を経て側方部材16R側へと走査方向における帰り方向で移動する。
以上の構成において、このインク・ジェット・プリンタ110を用いて記録紙100上に印刷を行う場合を説明する。ワイヤー24の巻き取りによるワイヤー24の移動に伴って、インク・ヘッド・ホルダー30に配設されたインク・ヘッド32−1〜32−6と紫外線ランプ34とが一体的に、給紙装置(図示せず)によってベース部材14上に供給された記録紙100上を、走査方向における行き方向および帰り方向に往復移動する。
この際、走査方向における行き方向と帰り方向との双方向において往復移動するインク・ヘッド32−1〜32−6は、走査方向の帰り方向で側方部材16L側から側方部材16R側へと移動する復路においてのみ、インク・ジェット・ノズルからインク・チューブによって搬送されたUVインクを射出し、射出されたUVインクの飛滴が記録紙100上の所定の位置に落下して、記録紙100上の所定の位置にドットが形成され、単方向印刷により所定の印刷が行われる(図3(a)(b)参照)。
こうして復路において印刷が行われる際に、インク・ジェット・プリンタ110においては、インク・ヘッド・ホルダー30は走査方向における帰り方向に移動しているので、走査方向における左方側から右方側へ移動する復路の進行方向の最も後段側に紫外線ランプ34が位置するようになる。
つまり、走査方向の帰り方向において移動するインク・ヘッド32−1〜32−6から射出されたUVインクの着弾に直ちに後追いするようにして、記録紙100上に紫外線ランプ34からの紫外線の照射がなされる。
その結果、走査方向の帰り方向において移動するインク・ヘッド32−1〜32−6のそれぞれから射出されたUVインクの飛滴は、記録紙100上の所定の位置に落下すると、その後直ちに、紫外線ランプ34からインクの飛滴が落下した記録紙100上に照射された紫外線によって、記録紙100上において硬化する。
なお、図3(a)(b)においては、インク・ヘッド32−1〜32−6のそれぞれから射出されて記録紙100上の所定の位置に落下したUVインクの飛滴、即ち、記録紙100の表面100aにおいて硬化していない状態のUVインクの飛滴が白抜きで現されており、図3(b)においては、紫外線が照射されて記録紙100の表面100aにおいて硬化した状態のUVインクの飛滴が塗りつぶされて現されている。
こうして記録紙100上において硬化したUVインクは、図3(b)に示すように、インク・ヘッド32−1〜32−6から射出され、記録紙100の表面100aに表面張力で丸く半球様に載ったままの形状で硬化している。このため、表面100aにおいて丸く略半球状の形状で硬化したUVインクによって、記録紙100の表面100aの凹凸は大きく、記録紙100の表面100aは物理的にざらついた状態となるので、粒子感があって光沢感のない印刷結果となる。
上記したように、従来のインク・ジェット・プリンタ110においては、粒子感があって光沢感のない印刷は可能ではあるが、粒子感の無い光沢のある印刷結果を得ることができないという問題点があった。
また、従来のインク・ジェット・プリンタ110においては、粒子感があって光沢感のない単一の印刷結果しか得られず、異なる質感の印刷結果を得ることができないという問題点があった。
なお、本願出願人が特許出願時に知っている先行技術は、上記において説明したようなものであって文献公知発明に係る発明ではないため、記載すべき先行技術情報はない。
本発明は、上記したような従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、粒子感の無い光沢のある印刷結果を得ることができるインク・ジェット・プリンタおよび印刷方法を提供しようとするものである。
また、本発明の目的とするところは、異なる質感の印刷結果を得ることができるインク・ジェット・プリンタおよび印刷方法を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、印刷開始位置から所定の方向に移動しながら、インク・ジェット・ノズルから媒体上にインクを射出するインク・ヘッドと、上記インク・ヘッドと一体的に移動可能であって、上記媒体上に光を照射する光照射手段と、上記インク・ヘッドが上記所定の方向に移動するときに上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、上記インク・ヘッドが上記所定の方向と反対の方向に移動して上記印刷開始位置に復帰するときに、上記光照射手段が上記媒体上に光を照射するように上記光照射手段の点灯と消灯とを制御する制御手段とを有するようにしたものである。
従って、本発明のうち請求項1に記載の発明によれば、制御手段によって光照射手段の点灯と消灯とが制御されて、インク・ヘッドが所定の方向に移動するときにインク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、インク・ヘッドが反対の方向に移動して印刷開始位置に復帰するときに媒体上に光が照射されるので、インク・ジェット・ノズルからインクが射出された後直ちに媒体上に光が照射されなくなり、粒子感の無い光沢のある印刷結果を得ることができる。
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、所定の走査位置において走査方向の一方の端部から他方の端部へ向かう第1の移動方向で移動する往路と、上記他方の端部から上記一方の端部へ向かう上記第1の移動方向とは反対の方向の第2の移動方向で移動する復路とで、上記一方の端部と上記他方の端部との間を往復移動し、インク・ジェット・ノズルから媒体上にインクを射出するインク・ヘッドと、上記インク・ヘッドと一体的に移動可能であって、上記往路において移動するときに上記インク・ヘッドの前段に位置するようにして配設され、上記媒体上に光を照射する第1の光照射手段と、上記インク・ヘッドと一体的に移動可能であって、上記復路において移動するときに上記インク・ヘッドの前段に位置するようにして配設され、上記媒体上に光を照射する第2の光照射手段と、上記往路においては上記第1の光照射手段が点灯するとともに上記第2の光照射手段が消灯するように制御し、上記復路においては上記第1の光照射手段が消灯するとともに上記第2の光照射手段が点灯するように制御する第1の制御が可能な制御手段とを有するようにしたものである。
従って、本発明のうち請求項2に記載の発明によれば、制御手段の第1の制御によって、インク・ジェット・ノズルからインクが射出された後直ちに媒体上に光が照射されることがないので、粒子感の無い光沢のある印刷結果を得ることができる。
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、さらに、上記制御手段は、上記第1の制御と、上記往路ならびに上記復路において上記第1の光照射手段と上記第2の光照射手段とがいずれも点灯するように制御する第2の制御とを、択一的に切り換え可能なものであるようにしたものである。
従って、本発明のうち請求項3に記載の発明によれば、制御手段の第2の制御によって、インク・ジェット・ノズルからインクが射出された後直ちに媒体上に光が照射されるので、制御手段の第1の制御の場合とは異なる印刷結果である粒子感があって光沢感のない印刷結果が得られるようになり、異なる質感の印刷結果を得ることができる。
また、本発明のうち請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3のいずれか1項に記載の発明において、さらに、上記往路において上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、上記往路において上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出したときから、上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した上記往路の直後の上記復路において、上記往路において射出されたインクが落下した上記媒体上に上記第2の光照射手段によって光が照射されるまでの経過時間が、所定の時間以上となるように上記インク・ヘッドと上記第1の光照射手段と上記第2の光照射手段とを一体的に往復移動させ、上記復路において上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、上記復路において上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出したときから、上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した上記復路の直後の上記往路において、上記復路において射出されたインクが落下した上記媒体上に上記第1の光照射手段によって光が照射されるまでの経過時間が、所定の時間以上となるように上記インク・ヘッドと上記第1の光照射手段と上記第2の光照射手段とを一体的に往復移動させる移動制御手段とを有するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項5に記載の発明は、請求項2、請求項3または請求項4のいずれか1項に記載の発明において、さらに、上記インク・ヘッドの上記インク・ジェット・ノズルから射出されるインクはUVインクであり、上記第1の光照射手段と上記第2の光照射手段とはそれぞれ紫外線ランプであるようにしたものである。
また、本発明のうち請求項6に記載の発明は、インク・ジェット・ノズルから媒体上にインクを射出するインク・ヘッドと上記媒体上に光を照射する光照射手段とが一体的に、所定の走査位置において媒体上を走査方向の一方の端部と他方の端部との間を往復移動しながら、インク・ジェット方式により印刷を行なう印刷方法であって、上記走査方向の上記一方の端部から上記他方の端部へ移動する往路において上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した往路の直後の上記他方の端部から上記一方の端部へ移動する復路において、上記往路において射出されたインクが落下した上記媒体上に上記光照射手段によって光を照射し、上記復路において上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した上記復路の直後の上記往路において、上記復路において射出されたインクが落下した上記媒体上に上記光照射手段によって光を照射するようにしたものである。
従って、本発明のうち請求項6に記載の発明によれば、インク・ジェット・ノズルからインクが射出された後直ちに媒体上に光が照射されることがないので、粒子感の無い光沢のある印刷結果を得ることができる。
また、本発明のうち請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、さらに、上記往路において上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、上記往路において上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出したときから、上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した上記往路の直後の上記復路において、上記往路において射出されたインクが落下した上記媒体上に上記光照射手段によって光が照射されるまでの経過時間が、所定の時間以上となるように上記インク・ヘッドと上記光照射手段とを一体的に往復移動させ、上記復路において上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、上記復路において上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出したときから、上記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した上記復路の直後の上記往路において、上記復路において射出されたインクが落下した上記媒体上に上記光照射手段によって光が照射されるまでの経過時間が、所定の時間以上となるように上記インク・ヘッドと上記光照射手段とを一体的に往復移動させるようにしたものである。
また、本発明のうち請求項8に記載の発明は、請求項6または請求項7のいずれか1項に記載の発明において、さらに、上記インク・ヘッドの上記インク・ジェット・ノズルから射出されるインクはUVインクであり、上記光照射手段は紫外線ランプであるようにしたものである。
本発明によるインク・ジェット・プリンタおよび印刷方法は、粒子感の無い光沢のある印刷結果を得ることができるようになるという優れた効果を奏する。
また、本発明によるインク・ジェット・プリンタおよび印刷方法は、異なる質感の印刷結果を得ることができるようになるという優れた効果を奏する。
以下、添付の図面に基づいて、本発明によるインク・ジェット・プリンタおよび印刷方法の実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。
図4には、本発明によるインク・ジェット・プリンタの実施の形態の一例の概略構成説明図が示されており、図5には、図4の要部を拡大的に示した説明図が示されている。
なお、図4乃至図5において、図1乃至図2と同一あるいは相当する構成に関しては、図1乃至図2において用いた符号を用いて示すことにより、その詳細な構成および作用の説明は省略する。
また、本発明によるインク・ジェット・プリンタにおいても、媒体としては、記録紙を用いるものとする。
ここで、本発明によるインク・ジェット・プリンタ10と、「背景技術」の項で説明した従来のインク・ジェット・プリンタ110(図1乃至図2参照)とを比較すると、従来のインク・ジェット・プリンタ110においてはインク・ヘッド・ホルダー30に紫外線ランプ34が配設されていたのに対して、本発明によるインク・ジェット・プリンタ10においては操作子群40が配設されているとともにインク・ヘッド・ホルダー30に第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38が配設されている点において、両者は異なっている。
なお、こうしたインク・ジェット・プリンタ10の全体の動作は、マイクロ・コンピューター200によって制御されている。
そして、インク・ジェット・プリンタ10のインク・ヘッド・ホルダー30には、走査方向と一致する方向に一列に並んで6つのインク・ヘッド32−1〜32−6が配設されているとともに、6つのインク・ヘッド32−1〜32−6のうち走査方向における最も左方側に配設されたインク・ヘッド32−1の左方側に隣接して第1紫外線ランプ36が配設され、6つのインク・ヘッド32−1〜32−6のうち走査方向における最も右方側に配設されたインク・ヘッド32−6の右方側に隣接して配設された第2紫外線ランプ38が配設されている。
これら第1紫外線ランプ36と第2紫外線ランプ38とはいずれも、同一あるいは左右対照の構成を備えており、インク・ヘッド32−1〜32−6のインク・ジェット・ノズルから射出されるUVインクの飛滴が落下する記録紙100上に紫外線を照射して、記録紙100上においてUVインクを硬化させるものである。なお、第1紫外線ランプ36と第2紫外線ランプ38との点灯ならびに消灯はそれぞれ、マイクロ・コンピューター200によって制御されるものである。
そして、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38は、6つのインク・ヘッド32−1〜32−6とともに、走査方向と一致する方向に一列に並んでインク・ヘッド・ホルダー30に配設されている。即ち、走査方向における左方側から、第1紫外線ランプ36、インク・ヘッド32−1、インク・ヘッド32−2、インク・ヘッド32−3、インク・ヘッド32−4、インク・ヘッド32−5、インク・ヘッド32−6、第2紫外線ランプ38の順で、インク・ヘッド・ホルダー30に配設されているものである。
また、インク・ヘッド・ホルダー30に固定的に配設された第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38はいずれも、6つのインク・ヘッド32−1〜32−6と一体的に、インク・ヘッド・ホルダー30の移動に伴って記録紙上を走査方向に移動するものである。
より詳細には、インク・ヘッド・ホルダー30の移動に伴って、インク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38は、所定の走査位置において記録紙100上を、側方部材16R側の走査方向の一方の端部から、インク・ジェット・プリンタ10の中央を経て側方部材16L側の走査方向の他方の端部へと、走査方向における行き方向で往路において移動するとともに、側方部材16L側の走査方向の他方の端部から、インク・ジェット・プリンタ10の中央を経て側方部材16R側の走査方向の一方の端部へと、走査方向における帰り方向で復路において移動する。
つまり、インク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38は一体的に、走査方向の一方の端部と他方の端部との間を往復移動し、行き方向に移動して走査方向の他方の端部に到達したならば、その移動方向を帰り方向に変更して一方の端部まで移動し、到達した一方の端部において移動方向を再び行き方向に変更して移動するというように、往路・復路・往路・復路・・・の移動を所定の走査位置において繰り返すものである。なお、走査位置は、媒体たる記録紙100が走査方向と直交する記録紙100の長手方向に搬送されることによって所定の間隔で順次変化するものである。
そして、インク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38が一体的に往路において行き方向で移動するときには、インク・ヘッド32−1〜32−6の前段に第1紫外線ランプ36が位置し、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に第2紫外線ランプ38が位置する。これに対して、インク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38が一体的に復路において帰り方向で移動するときには、インク・ヘッド32−1〜32−6の前段に第2紫外線ランプ38が位置し、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に第1紫外線ランプ36が位置する。
また、操作子群40は、側方部材16Rに配設されており、画面上に所定のメニューを表示する表示装置や、表示装置の画面の所望の位置などを選択可能な入力装置などにより構成されており、インク・ジェット・プリンタ10を使用するユーザーの所望の指示を入力するものである。
そして、操作子群40の操作により行われた各種設定の内容は、マイクロ・コンピューター200によって処理されて、本発明による印刷処理に用いられる情報としての所定のエリアに記憶される。
なお、この実施の形態においては、ユーザーが操作子群40を操作することにより、単方向印刷と双方向印刷のいずれかを選択することができるとともに、単方向印刷と双方向印刷のいずれにおいても光沢有り印刷モードと光沢無し印刷モードのいずれかを選択して設定可能なものである。
以上の構成において、図6乃至図13を参照しながら、このインク・ジェット・プリンタ10を用いて記録紙100上に印刷を行う場合を説明する。まず、ワイヤー24の巻き取りによるワイヤー24の移動に伴って、インク・ヘッド・ホルダー30に配設されたインク・ヘッド32−1〜32−6と第1紫外線ランプ36と第2紫外線ランプ38とが一体的に、給紙装置(図示せず)によってベース部材14上に供給された記録紙100上を、所定の走査位置において走査方向における行き方向および帰り方向に往復移動する。
この際、操作子群40を用いた各種設定に基づいたマイクロ・コンピューター200の処理によって、インク・ヘッド32−1〜32−6のインク・ジェット・ノズルからのインクを射出と、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38のそれぞれの点灯(ON)と消灯(OFF)とが制御されて、所定の印刷が行われる。
以下、インク・ジェット・プリンタ10において操作子群40によって設定可能な4つの場合、(i)単方向印刷で光沢有り印刷モードの場合、(ii)双方向印刷で光沢有り印刷モードの場合、(iii)単方向印刷で光沢無し印刷モードの場合、(iv)双方向印刷で光沢無し印刷モードの場合のそれぞれについて、詳細に説明することとする。
(i)単方向印刷で光沢有り印刷モードの場合
操作子群40により単方向印刷で光沢有り印刷モードが設定された場合には、図6に示すマイクロ・コンピューター200の処理によって、ステップS602→ステップS604→ステップS606と進み、単方向印刷で光沢有り印刷モードの処理がなされる。これにより、第1紫外線ランプ36は印刷中は常時点灯するように設定されるとともに、第2紫外線ランプ38は印刷中は常時消灯するように設定される(図7参照)。
そして、印刷開始位置となる走査方向の一方の端部たる側方部材16R側から、インク・ジェット・プリンタ10の中央を経て側方部材16L側へと往路において行き方向で、インク・ヘッド・ホルダー30とともにインク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36、第2紫外線ランプ38が一体的に移動するときに、インク・ジェット・ノズルからインク・チューブによって搬送されたUVインクが射出され、射出されたUVインクの飛滴が記録紙100上の所定の位置に落下する(図8(a)参照)。
こうして往路においてUVインクが射出されるときには、インク・ヘッド32−1〜32−6の前段に位置する第1紫外線ランプ36は点灯しており、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に位置する第2紫外線ランプ38は消灯している(図7参照)。
その結果、往路において走査方向の行き方向において移動するインク・ヘッド32−1〜32−6のそれぞれから射出されたUVインクの飛滴が落下した記録紙100上に、紫外線は照射されず、往路において射出されたUVインクの飛滴は、記録紙100上の所定の位置に落下したままで、記録紙100上において硬化することはない(図8(a)に示す状態参照)。
なお、図8以降に示す図10、図11ならびに図13においては、インク・ヘッド32−1〜32−6のそれぞれから射出されて記録紙100上の所定の位置に落下したUVインクの飛滴、即ち、記録紙100の表面100aにおいて硬化していない状態のUVインクが白抜きで現されており(例えば、図8(a)(b)(c)参照)、紫外線が照射されて記録紙100の表面100aにおいて硬化した状態のUVインクが塗りつぶされて現されている(例えば、図8(c)参照)。
そして、往路において走査方向における行き方向で移動するインク・ヘッド・ホルダー30が、側方部材16L側の走査方向の他方の端部に到達したならば、その移動方向を帰り方向に変更する(図8(b)参照)。こうして側方部材16L側からインク・ジェット・プリンタ10の中央を経て側方部材116R側へと復路において帰り方向で、インク・ヘッド・ホルダー30とともにインク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36、第2紫外線ランプ38が一体的に移動するときには、インク・ジェット・ノズルからUVインクは射出されない(図8(c)参照)。
こうして復路においてUVインクが射出されないときには、インク・ヘッド32−1〜32−6の前段に位置する第2紫外線ランプ38は消灯しており、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に位置する第1紫外線ランプ36は点灯している(図7参照)。
その結果、往路において走査方向の行き方向において移動するインク・ヘッド32−1〜32−6のそれぞれから射出されたUVインクの飛滴が落下した記録紙100上に、復路において帰り方向で移動する第1紫外線ランプ36から紫外線が照射されて、往路において射出されたUVインクの飛滴が記録紙100上において硬化する(図8(c)に示す状態参照)。
こうして、互いに一体的に移動するインク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38が、印刷開始位置たる走査方向の一方の端部から行き方向に移動して他方の端部に到達し、行き方向とは反対の帰り方向に移動して印刷開始位置に復帰するときに、インク・ジェット・ノズルからUVインクを射出した往路(図8(a)参照)の直後の復路(図8(c)参照)において、往路において射出されたUVインクが落下した記録紙100上に第1紫外線ランプ36によって紫外線が照射される。
ここで、インク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38が一体的に、走査方向の一方の端部から行き方向で移動して側方部材16L側に到達し、その移動方向を変えて帰り方向で移動する往復移動によって、行き方向に移動するインク・ヘッド32−1〜32−6から往路においてUVインクを射出したときから、そのインクの飛滴が落下した記録紙100上に復路において紫外線が照射されるまでの間には、所定の時間tが経過している。
例えば、インク・ジェット・プリンタ10の走査方向における全長(即ち、走査方向の一方の端部と他方の端部との間の距離)がおよそ1mで、インク・ヘッド・ホルダー30がおよそ500mm/secで走査方向に移動する場合には、この所定の時間tはおよそ2秒となる。
このため、この所定の時間tの間に、UVインクが記録紙100上の所定の位置に落下したときの形状、即ち、記録紙100の表面100aに表面張力で丸く半球様に載ったままの形状のUVインクが次第に拡散してしまう(図8(b)参照)。
その結果、復路において第1紫外線ランプ36から照射された紫外線によって記録紙100上において硬化したUVインクは、図8(c)に示すように、記録紙100上の所定の位置に落下したインクの飛滴が広がって互いに繋がった形状で硬化している。このため、表面100aにおいて互いに繋がり平たい形状で硬化したUVインクによって、記録紙100の表面100aの凹凸は小さく、記録紙100の表面100aは平滑な状態となるので、粒子感が無くなり光沢のある印刷結果となる。
(ii)双方向印刷で光沢有り印刷モードの場合
操作子群40により双方向印刷で光沢有り印刷モードが設定された場合には、図6に示すマイクロ・コンピューター200の処理によって、ステップS602→ステップS610→ステップS612と進み、双方向印刷で光沢有り印刷モードの処理がなされる。これにより、第1紫外線ランプ36は往路においては点灯し、復路においては消灯するように設定されるとともに、第2紫外線ランプ38は往路においては消灯し、復路においては点灯するように設定される(図9参照)。
そして、印刷開始位置となる走査方向の一方の端部たる側方部材16R側から、インク・ジェット・プリンタ10の中央を経て側方部材16L側へと往路において行き方向で、インク・ヘッド・ホルダー30とともにインク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36、第2紫外線ランプ38が一体的に移動するときに、インク・ジェット・ノズルからインク・チューブによって搬送されたUVインクが射出され、射出されたUVインクの飛滴が記録紙100上の所定の位置に落下する(図10(a)参照)。
こうして往路においてUVインクが射出されるときには、インク・ヘッド32−1〜32−6の前段に位置する第1紫外線ランプ36は点灯しており、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に位置する第2紫外線ランプ38は消灯している(図9参照)。
その結果、往路において走査方向の行き方向において移動するインク・ヘッド32−1〜32−6のそれぞれから射出されたUVインクの飛滴が落下した記録紙100上に、紫外線は照射されず、往路において射出されたUVインクの飛滴は、記録紙100上の所定の位置に落下したままで、記録紙100上において硬化することはない(図10(a)に示す状態参照)。
そして、往路において走査方向における行き方向で移動するインク・ヘッド・ホルダー30が、側方部材16L側の走査方向の他方の端部に到達したならば、その移動方向を帰り方向に変更する(図10(b)参照)。この際、往路において点灯していた第1紫外線ランプ36を消灯させ、往路において消灯していた第2紫外線ランプ38を点灯させる。
その後、側方部材16L側からインク・ジェット・プリンタ10の中央を経て側方部材16R側へと復路において帰り方向で、インク・ヘッド・ホルダー30とともにインク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36、第2紫外線ランプ38が一体的に移動するときに、インク・ジェット・ノズルからインク・チューブによって搬送されたUVインクが射出され、射出されたUVインクの飛滴が記録紙100上の所定の位置に落下する(図10(c)参照)。
こうして復路においてUVインクが射出されるときには、インク・ヘッド32−1〜32−6の前段に位置する第2紫外線ランプ38は点灯しており、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に位置する第1紫外線ランプ36は消灯している(図9参照)。
その結果、往路において走査方向の行き方向において移動するインク・ヘッド32−1〜32−6のそれぞれから射出されたUVインクの飛滴が落下した記録紙100上に、復路において帰り方向で移動する第2紫外線ランプ38から紫外線が照射されて、往路において射出されたUVインクの飛滴が記録紙100上において硬化する。
一方、復路において走査方向の帰り方向において移動するインク・ヘッド32−1〜32−6のそれぞれから射出されたUVインクの飛滴が落下した記録紙100上には、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に位置する第1紫外線ランプ36が消灯しているので、紫外線は照射されず、復路において射出されたUVインクの飛滴は、記録紙100上の所定の位置に落下したままで、記録紙100上において硬化することはない(図10(c)に示す状態参照)。
こうして、互いに一体的に移動するインク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38が、印刷開始位置たる走査方向の一方の端部から行き方向に移動して他方の端部に到達し、行き方向とは反対の帰り方向に移動して印刷開始位置に復帰するときに、インク・ジェット・ノズルからUVインクを射出した往路(図10(a)参照)の直後の復路(図10(c)参照)において、往路において射出されたUVインクが落下した記録紙100上に第2紫外線ランプ38によって紫外線が照射される。
ここで、上記した(i)単方向印刷で光沢有り印刷モードの場合と同様に、インク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38が一体的に往復移動することによって、行き方向に移動するインク・ヘッド32−1〜32−6から往路においてUVインクを射出したときから、そのインクの飛滴が落下した記録紙100上に復路において紫外線が照射されるまでの間には、所定の時間tが経過している。
その結果、この所定の時間tの間に、記録紙100の表面100aに表面張力で丸く半球様に載ったままの形状のUVインクが次第に拡散して(図10(b)参照)、復路において第2紫外線ランプ38から照射された紫外線によって記録紙100上において硬化したUVインクは、図10(c)に示すように、記録紙100上の所定の位置に落下したインクの飛滴が互いに繋がり平たい形状で硬化している。
そして、復路において走査方向における帰り方向で移動するインク・ヘッド・ホルダー30が、側方部材16R側の走査方向の一方の端部に到達して印刷開始位置に復帰したならば、その移動方向を行き方向に変更する(図11(a)参照)。この際、復路において点灯していた第2紫外線ランプ38を消灯させ、復路において消灯していた第1紫外線ランプ36を点灯させる。
その後、側方部材16R側からインク・ジェット・プリンタ10の中央を経て側方部材16L側へと往路において行き方向で、インク・ヘッド・ホルダー30とともにインク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36、第2紫外線ランプ38が一体的に移動する(図11(b)参照)。
こうした往復移動により、帰り方向に移動するインク・ヘッド32−1〜32−6から復路においてUVインクを射出したとき(図10(c)参照)から、そのインクの飛滴が落下した記録紙100上に往路において紫外線が照射されるまで(図11(b)参照)の間には、所定の時間t’が経過している。
なお、この所定の時間t’と、行き方向に移動するインク・ヘッド32−1〜32−6から往路においてUVインクを射出したとき(図10(a)参照)から、そのインクの飛滴が落下した記録紙100上に復路において紫外線が照射されるまで(図10(c)参照)の間に経過する所定の時間tとの関係は、走査方向における位置に応じて異なるものであり、所定の時間t’=所定の時間t、所定の時間t’>所定の時間t、所定の時間t’<所定の時間tとなる場合がある。
そして、インク・ジェット・ノズルからUVインクを射出した復路(図10(c)参照)の直後の往路(図11(b)参照)において、復路において射出されたUVインクが落下した記録紙100上に第1紫外線ランプ36によって紫外線が照射され、復路において射出されたUVインクの飛滴は、図11(b)に示すように、広がって互いに繋がった形状で硬化する。
このように記録紙100の表面100aにおいて拡散して互いに繋がり平たい形状で硬化したUVインクによって、記録紙100の表面100aの凹凸は小さく、記録紙100の表面100aは平滑な状態となるので、粒子感が無くなり光沢のある印刷結果となる。
(iii)単方向印刷で光沢無し印刷モードの場合
操作子群40により単方向印刷で光沢無し印刷モードが設定された場合には、図6に示すマイクロ・コンピューター200の処理によって、ステップS602→ステップS604→ステップS608と進み、単方向印刷で光沢無し印刷モードの処理がなされる。これにより、第1紫外線ランプ36は印刷中は常時消灯するように設定されるとともに、第2紫外線ランプ38は印刷中は常時点灯するように設定される(図12(a)参照)。このような第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38の点灯/消灯の制御は、上記した(i)単方向印刷で光沢有り印刷モードの場合における処理(図6のステップS606ならびに図7参照)の制御とは正反対なものになっている。
そして、印刷開始位置となる走査方向の一方の端部たる側方部材16R側から、インク・ジェット・プリンタ10の中央を経て側方部材16L側へと往路において行き方向で、インク・ヘッド・ホルダー30とともにインク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36、第2紫外線ランプ38が一体的に移動するときに、インク・ジェット・ノズルからインク・チューブによって搬送されたUVインクが射出され、射出されたUVインクの飛滴が記録紙100上の所定の位置に落下する(図13(a)参照)。
こうして往路においてUVインクが射出されるときには、インク・ヘッド32−1〜32−6の前段に位置する第1紫外線ランプ36は消灯しており、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に位置する第2紫外線ランプ38は点灯している(図12(a)参照)。
その結果、往路において走査方向の行き方向において移動するインク・ヘッド32−1〜32−6のそれぞれから射出されたUVインクの飛滴が落下した記録紙100上に、往路において行き方向で移動する第2紫外線ランプ38から紫外線が照射されて、往路において射出されたUVインクの飛滴が記録紙100上において硬化する(図13(b)に示す状態参照)。
ここで、往路において走査方向の行き方向において移動するインク・ヘッド32−1〜32−6のそれぞれから射出されたUVインクの飛滴が落下した記録紙100上には、その後直ちに、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に位置する第2紫外線ランプ38から紫外線が照射されることになる。
即ち、上記した(i)単方向印刷で光沢有り印刷モードの場合や(ii)双方向印刷で光沢有り印刷モードの場合において、往路においてUVインクを射出したときから復路において紫外線が照射されるまでの間や、復路においてUVインクを射出したときから往路において紫外線が照射されるまでの間に経過する所定の時間t、t’に比べて、非常に短い時間しか経過していないうちに、光沢無し印刷モードの場合には、往路においてUVインクが射出したならば、その同一の往路において紫外線が照射される。
その結果、往路において第2紫外線ランプ38から照射された紫外線によって記録紙100上において硬化したUVインクは、図13(b)に示すように、インク・ヘッド32−1〜32−6から射出され記録紙100の表面100aに表面張力で丸く半球様に載ったままの形状で硬化している。このため、表面100aにおいて丸く略半球状の形状で硬化したUVインクによって、記録紙100の表面100aの凹凸は大きく、記録紙100の表面100aは物理的にざらついた状態となるので、粒子感があって光沢感のない印刷結果となる。
(iv)双方向印刷で光沢無し印刷モードの場合
操作子群40により双方向印刷で光沢無し印刷モードが設定された場合には、図6に示すマイクロ・コンピューター200の処理によって、ステップS602→ステップS610→ステップS614と進み、双方向印刷で光沢無し印刷モードの処理がなされる。これにより、第1紫外線ランプ36は往路においては消灯し、復路においては点灯するように設定されるとともに、第2紫外線ランプ38は往路においては点灯し、復路においては消灯するように設定される(図12(b)参照)。このような第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38の点灯/消灯の制御は、上記した(ii)双方向印刷で光沢有り印刷モードの場合における処理(図6のステップS612ならびに図9参照)の制御とは正反対なものになっている。
そして、印刷開始位置となる走査方向の一方の端部たる側方部材16R側から、インク・ジェット・プリンタ10の中央を経て側方部材16L側へと往路において行き方向で、インク・ヘッド・ホルダー30とともにインク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36、第2紫外線ランプ38が一体的に移動して、往路においてUVインクが射出されるときには、インク・ヘッド32−1〜32−6の前段に位置する第1紫外線ランプ36は消灯しており、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に位置する第2紫外線ランプ38は点灯している(図12(a)参照)。
その結果、往路において走査方向の行き方向において移動するインク・ヘッド32−1〜32−6のそれぞれから射出されたUVインクの飛滴が落下した記録紙100上には、その後直ちに、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に位置する第2紫外線ランプ38から紫外線が照射されることになる。
即ち、往路においてUVインクを射出したならば、非常に短い時間しか経過していないうちに、その同一の往路において紫外線が照射され、インク・ヘッド32−1〜32−6から射出され記録紙100の表面100aに表面張力で丸く半球様に載ったままの形状でUVインクが硬化する。
一方、側方部材16L側からインク・ジェット・プリンタ10の中央を経て側方部材16R側へと復路において帰り方向で、インク・ヘッド・ホルダー30とともにインク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36、第2紫外線ランプ38が一体的に移動して、復路においてUVインクが射出されるときには、インク・ヘッド32−1〜32−6の前段に位置する第2紫外線ランプ38は消灯しており、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に位置する第1紫外線ランプ36は点灯している(図12(a)参照)。
その結果、復路において走査方向の帰り方向において移動するインク・ヘッド32−1〜32−6のそれぞれから射出されたUVインクの飛滴が落下した記録紙100上には、その後直ちに、インク・ヘッド32−1〜32−6の後段に位置する第1紫外線ランプ36から紫外線が照射されることになる。
即ち、復路においてUVインクをしたならば、非常に短い時間しか経過していないうちに、その同一の復路において紫外線が照射され、インク・ヘッド32−1〜32−6から射出され記録紙100の表面100aに表面張力で丸く半球様に載ったままの形状でUVインクが硬化する。
このため、往路と復路との双方向印刷により、表面100aにおいて丸く略半球状の形状で硬化したUVインクによって、記録紙100の表面100aの凹凸は大きく、記録紙100の表面100aは物理的にざらついた状態となるので、粒子感があって光沢感のない印刷結果となる。
上記したようにして、本発明によるインク・ジェット・プリンタ10においては、(i)単方向印刷で光沢有り印刷モードの場合や(ii)双方向印刷で光沢有り印刷モードの場合のように、インク・ジェット・ノズルからUVインクを射出した往路(または復路)の直後の復路(または往路)において、往路(または復路)において射出されたUVインクが落下した記録紙100上に第1紫外線ランプ36(または第2紫外線ランプ38)によって紫外線が照射されるので、射出されたUVインクの飛滴が記録紙100上の所定の位置に落下すると、その後直ちに紫外線が照射されて硬化してしまうこととならずに、UVインクを用いて粒子感の無い光沢のある印刷結果を得ることができる。
また、本発明によるインク・ジェット・プリンタ10においては、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38の点灯/消灯を制御することによって、粒子感の無い光沢のある印刷結果と、粒子感があって光沢感のない印刷結果とのいずれかが択一的に得られるようになり、異なる質感の印刷結果を得ることができる。
なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(6)に説明するように変形してもよい。
(1)上記した実施の形態においては、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38の点灯/消灯の制御は、単方向印刷で光沢無し印刷モードの場合には、単方向印刷で光沢有り印刷モードの場合における処理の制御と正反対な制御とし、双方向印刷で光沢無し印刷モードの場合には、双方向印刷で光沢有り印刷モードの場合における処理の制御と正反対な制御としたが、これに限られるものではないことは勿論である。
例えば、単方向印刷で光沢無し印刷モードの場合ならびに双方向印刷で光沢無し印刷モードの場合には、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38をいずれも、印刷中は常時点灯するようにしてもよい。このようにすると、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38の点灯/消灯の制御が非常に簡単になる。
また、単方向印刷で光沢有り印刷モードの場合に、図8(a)(b)(c)に示すように往路において行き方向で移動するときにインクを射出して単方向印刷するのとは反対に、復路において帰り方向で移動するときにインクを射出して単方向印刷するならば、第1紫外線ランプ36は印刷中は常時消灯するように設定し、第2紫外線ランプ38は印刷中は常時点灯するように設定すればよい。
(2)上記した実施の形態において、インク・ヘッド32−1〜32−6、第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38を一体的に、走査方向における往復移動の途中において、走査方向の一方の端部や他方の端部において停止させて待機させたり、その移動速度を変更するなどして、インク・ヘッド32−1〜32−6から往路(または復路)においてUVインクを射出したときから、そのインクの飛滴が落下した記録紙100上に復路(または往路)において紫外線が照射されるまでの間の所定の時間t(または所定時間t’)が所定の時間以上となるように調節するようにしてもよい。インクの射出から紫外線の照射までの時間がある程度長いほど、光沢感のある高い品質の画質を得ることができる。
(3)上記した実施の形態においては、6つのインク・ヘッド32−1〜32−6を有するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、印刷に必要な色彩などの応じてインク・ヘッドの総数を増減させるなど、各種変更を行うようにしてもよい。
また、上記した実施の形態においては、単方向印刷と双方向印刷とがいずれも可能なようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、単方向印刷または双方向印刷のいずれか一方のみが可能なように構成し、それに応じて各種構成を変更してもよい。
例えば、単方向印刷のみ可能な装置とする場合には、第1紫外線ランプ36と第2紫外線ランプ38とのいずれか一方のみを配設すればよい。第1紫外線ランプ36のみを配設した場合には、往路において行き方向で移動するときにインクを射出して単方向印刷すれば粒子感の無い光沢のある印刷結果が得られる。一方、第2紫外線ランプ38のみを配設した場合には、復路において帰り方向で移動するときにインクを射出して単方向印刷すれば粒子感の無い光沢のある印刷結果が得られる。
(4)上記した実施の形態においては、光沢有り印刷モードと光沢無し印刷モードのいずれも可能なようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、粒子感の無い光沢のある印刷結果のみが得られるように構成し、それに応じて各種構成を変更してもよい。
(5)上記した実施の形態においては、記録紙100上に紫外線を照射する第1紫外線ランプ36ならびに第2紫外線ランプ38とUVインクとを用いるようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、紫外線とは異なる放射線の可視光や電子線あるいはその他の光を照射する手段を用い、媒体上に照射される光によって固化あるいは増粘する性質を有する各種インクを用いるようにしてもよい。
(6)上記した実施の形態ならびに上記(1)乃至(5)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、UVインクなどを使用して耐水性や擦過性に優れた印刷物を印刷する印刷装置などにおいて利用することができる。
従来のインク・ジェット・プリンタを示す概略構成説明図である。 図1の要部を拡大的に示した説明図である。 (a)(b)は、従来のインク・ジェット・プリンタにおける印刷の過程を模式的に示す説明図である。 本発明によるインク・ジェット・プリンタの実施の形態の一例を示す概略構成説明図である。 図4の要部を拡大的に示した説明図である。 本発明によるインク・ジェット・プリンタにおける印刷処理の一例を示すフローチャートである。 単方向印刷で光沢有り印刷モードの場合の動作をまとめて示す表である。 (a)(b)(c)は、単方向印刷で光沢有り印刷モードの場合の印刷の過程を模式的に示す説明図である。 双方向印刷で光沢有り印刷モードの場合の動作をまとめて示す表である。 (a)(b)(c)は、双方向印刷で光沢有り印刷モードの場合の印刷の過程を模式的に示す説明図である。 (a)(b)は、図10(a)(b)(c)に続いて、双方向印刷で光沢有り印刷モードの場合の印刷の過程を模式的に示す説明図である。 (a)は単方向印刷で光沢無し印刷モードの場合の動作をまとめて示す表であり、(b)は双方向印刷で光沢無し印刷モードの場合の動作をまとめて示す表である。 (a)(b)は、単方向印刷で光沢無し印刷モードの場合の印刷の過程を模式的に示す説明図である。
符号の説明
10,110 インク・ジェット・プリンタ
12 基台部材
14 ベース部材
16L、16R 側方部材
18−1,18−2,18−3,18−4,18−5,18−6 インク・カートリッジ
20 インク・チューブ・ガイド
22 中央壁
24 ワイヤー
30 インク・ヘッド・ホルダー
32−1,32−2,32−3,32−4,32−5,32−6 インク・ヘッド
34 紫外線ランプ
36 第1紫外線ランプ
38 第2紫外線ランプ
40 操作子群
100 記録紙
200 マイクロ・コンピューター

Claims (8)

  1. 印刷開始位置から所定の方向に移動しながら、インク・ジェット・ノズルから媒体上にインクを射出するインク・ヘッドと、
    前記インク・ヘッドと一体的に移動可能であって、前記媒体上に光を照射する光照射手段と、
    前記インク・ヘッドが前記所定の方向に移動するときに前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、前記インク・ヘッドが前記所定の方向と反対の方向に移動して前記印刷開始位置に復帰するときに、前記光照射手段が前記媒体上に光を照射するように前記光照射手段の点灯と消灯とを制御する制御手段と
    を有するインク・ジェット・プリンタ。
  2. 所定の走査位置において走査方向の一方の端部から他方の端部へ向かう第1の移動方向で移動する往路と、前記他方の端部から前記一方の端部へ向かう前記第1の移動方向とは反対の方向の第2の移動方向で移動する復路とで、前記一方の端部と前記他方の端部との間を往復移動し、インク・ジェット・ノズルから媒体上にインクを射出するインク・ヘッドと、
    前記インク・ヘッドと一体的に移動可能であって、前記往路において移動するときに前記インク・ヘッドの前段に位置するようにして配設され、前記媒体上に光を照射する第1の光照射手段と、
    前記インク・ヘッドと一体的に移動可能であって、前記復路において移動するときに前記インク・ヘッドの前段に位置するようにして配設され、前記媒体上に光を照射する第2の光照射手段と、
    前記往路においては前記第1の光照射手段が点灯するとともに前記第2の光照射手段が消灯するように制御し、前記復路においては前記第1の光照射手段が消灯するとともに前記第2の光照射手段が点灯するように制御する第1の制御が可能な制御手段と
    を有するインク・ジェット・プリンタ。
  3. 請求項2に記載のインク・ジェット・プリンタにおいて、さらに、
    前記制御手段は、前記第1の制御と、前記往路ならびに前記復路において前記第1の光照射手段と前記第2の光照射手段とがいずれも点灯するように制御する第2の制御とを、択一的に切り換え可能なものである
    インク・ジェット・プリンタ。
  4. 請求項2または請求項3のいずれか1項に記載のインク・ジェット・プリンタにおいて、さらに、
    前記往路において前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、前記往路において前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出したときから、前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した前記往路の直後の前記復路において、前記往路において射出されたインクが落下した前記媒体上に前記第2の光照射手段によって光が照射されるまでの経過時間が、所定の時間以上となるように前記インク・ヘッドと前記第1の光照射手段と前記第2の光照射手段とを一体的に往復移動させ、
    前記復路において前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、前記復路において前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出したときから、前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した前記復路の直後の前記往路において、前記復路において射出されたインクが落下した前記媒体上に前記第1の光照射手段によって光が照射されるまでの経過時間が、所定の時間以上となるように前記インク・ヘッドと前記第1の光照射手段と前記第2の光照射手段とを一体的に往復移動させる移動制御手段と
    を有するインク・ジェット・プリンタ。
  5. 請求項2、請求項3または請求項4のいずれか1項に記載のインク・ジェット・プリンタにおいて、さらに、
    前記インク・ヘッドの前記インク・ジェット・ノズルから射出されるインクはUVインクであり、
    前記第1の光照射手段と前記第2の光照射手段とはそれぞれ紫外線ランプである
    インク・ジェット・プリンタ。
  6. インク・ジェット・ノズルから媒体上にインクを射出するインク・ヘッドと前記媒体上に光を照射する光照射手段とが一体的に、所定の走査位置において媒体上を走査方向の一方の端部と他方の端部との間を往復移動しながら、インク・ジェット方式により印刷を行なう印刷方法であって、
    前記走査方向の前記一方の端部から前記他方の端部へ移動する往路において前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した往路の直後の前記他方の端部から前記一方の端部へ移動する復路において、前記往路において射出されたインクが落下した前記媒体上に前記光照射手段によって光を照射し、
    前記復路において前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した前記復路の直後の前記往路において、前記復路において射出されたインクが落下した前記媒体上に前記光照射手段によって光を照射する
    ことを特徴とする印刷方法。
  7. 請求項6に記載の印刷方法において、さらに、
    前記往路において前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、前記往路において前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出したときから、前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した前記往路の直後の前記復路において、前記往路において射出されたインクが落下した前記媒体上に前記光照射手段によって光が照射されるまでの経過時間が、所定の時間以上となるように前記インク・ヘッドと前記光照射手段とを一体的に往復移動させ、
    前記復路において前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した場合には、前記復路において前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出したときから、前記インク・ジェット・ノズルからインクを射出した前記復路の直後の前記往路において、前記復路において射出されたインクが落下した前記媒体上に前記光照射手段によって光が照射されるまでの経過時間が、所定の時間以上となるように前記インク・ヘッドと前記光照射手段とを一体的に往復移動させる
    ことを特徴とする印刷方法。
  8. 請求項6または請求項7のいずれか1項に記載の印刷方法において、さらに、
    前記インク・ヘッドの前記インク・ジェット・ノズルから射出されるインクはUVインクであり、
    前記光照射手段は紫外線ランプである
    ことを特徴とする印刷方法。
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