JP2005199003A - 吸盤式の避難用テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】 先の、阪神淡路大震災では、家具類の転倒、落下、横すべりによる死傷者が多数あった。これは、家具類の底や裏に、すべり止めや、ダボ、金具類を付けただけの物がほとんどで大地震に対応出来ていない為であった。特にフローリングに置いてあるテーブルは床に傷がつくといけないので止める方法が無かった。
【解決手段】 天板の重さとアリ桟を利用して、床に吸盤を吸着させ、大きな揺れに対しても、動き回ったり、周囲の人や物に被害を出したりしないようにした、しかも、簡単に移動出来て、床に傷が付かない地震時の避難用テーブル。
【選択図】 図13

Description

本発明は、一般住宅や、その他の建物で地震時に避難し落下物や倒れかかったりする物から身体を守り、縦揺れや横揺れに対しても、周囲に損傷を与えないようにした吸盤式の避難用テーブルに関する。
技術背景
従来の地震時の避難にはダイニングテーブルや、事務机、学習机等がある。
技術の開示
発明が解決しようとする課題
従来、大地震の際には、最も危険とされる家具類の転倒、頭上からの落下物や室内を走りまわるテーブル等により多く死傷したりする事があったが、すぐに安全に避難できるものがなかった。
さらに、現在、洋風化が進み、テーブル類の多くはフローリングの上に設置してあって、金具とか両面テープ等を使って固定すれば、傷が入ったり、外観が悪くなったり、また、簡単に移動出来ない問題があった。
本発明はこのような従来の問題を解決しようとするものであり、大地震でも、室内をテーブルが走り回ったり、突き上げられて宙に浮いたりする事なく、安心して避難出来て、しかも床を傷つけずに簡単に移動出来る避難用テーブルを実現することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明は上記目的を達成する為の吸盤式の避難用テーブルは、吸盤で吸いつけられているので、金具とか両面テープ等を使用した場合のように傷がつかず、簡単に移動出来る事を基本的特徴とする。
発明の効果
吸盤式なので床に傷がつかない。
移動が簡単である。
直下型と言われる縦揺れにも強い。
構造が簡単なので故障が無く、メンテナンスが楽である。
大きな揺れでもテーブルが動き回らないので周囲に損傷を与える事がない。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図14に基づいて説明する。
図1において〔ア〕は家庭で排水等が詰まった時に使う吸盤である。
〔イ〕は柄を取り外した図である。
〔ウ〕は鉄のパイプ2に取り替えて、先端にタップでメネジ3を切りアリ桟を受ける為のボルト30とアリ桟受用座金31を取り付けした図である。
〔エ〕は手4で押さえて吸着し、横から力を加えている図である。
図2の〔A〕は横滑りを少なくする為に吸盤内の上部に、すべり止め材33を装着した図である。
〔B〕は上から吸盤を押さえた図であるが5の吸盤内側の容積が広い為に吸着力が弱い事を表す図である。
〔C〕は吸着力を向上させる為に6の吸盤押さえを装着した図である。これは木で作った。
〔D〕は吸盤押さえ6を装着して押さえた図である。5の吸盤内側の容積が大きく減少している事が分かる。
図3の〔E〕は吸盤押さえ6を装着しないで持ち上げた図である。7のフローリングに10kgの木材を固定したものを持ち上げた。
〔F〕は吸盤押さえ6を装着した図である。10kgの木材8を2個持ち上げた。
図4の〔G〕は吸盤にすべり止め材33と6の吸盤押さえを装着した図であるが、さらに横からの力で吸盤が変形して空気が流入するのを防ぐ為に次のような改良を行った。
〔H〕は吸盤底に鋼管を4mmの幅に輪切りにした物を装着し、横滑りした時に起きる変形防止に備えた。
〔I〕は、すべり止め材33と吸盤押さえ6と、さらに変形防止リング9を装着して吸着させた図である。
図5は、天板のアリ桟を収納する為のアリ桟ケース61の分解図である。アリ桟ケース底板10には26ぬき受けホゾ穴上側、27の側板受けホゾ穴上側があり、28のパイプ用側板溝アリ桟ケース側がある。
また、吸盤を押さえるためのパイプ用穴アリ桟ケース側32がある。
さらに、パイプ2の先端にはアリ桟52を受ける為のアリ桟受用ボルト30と31のアリ桟受用座金がある。
また、アリ桟ケース底板10には、11のアリ桟ケース側板大が長手方向に12のアリ桟ケース側板小が妻手方向に固定され、それぞれにビス用下穴29があけられている。
また、29のビス用下穴を隠す為に13のビス穴かくし板が貼り付けられる。
また、11のアリ桟ケース側板大の15かくし桟用溝に打ったビスも14のビス穴かくし桟で隠される。
図6は、アリ桟ケース底板10の側断面図である。
図7において、48の樌を受ける為の16樌受けがある。
16樌受けには上に樌受けホゾ上側17があり下には18の樌受けホゾ下側がある。
さらに、48の樌を通す為の樌穴19がある。
さらに、パイプ用側板溝21があり、パイプ2と樌受け16が接触しないように22のパイプ接触防止溝がある。
側板受け23には、側板受けホゾ上側24と25の側板受けホゾ下側とがある。
さらに21のパイプ用側板溝と22のパイプ接触防止溝がある。
さらに、21のパイプ用側板溝に入る20パイプ用側板が4枚ある。
図8は、吸盤1を収納するための吸盤ケース62の分解図である。吸盤ケース天板34には樌受けホゾ穴下側39、側板受けホゾ穴下側40があり、37のパイプ用側板溝吸盤ケース側がある。
また、吸盤を押さえるための38パイプ用穴吸盤ケース側がある。
また、吸盤ケース天板34には35の吸盤ケース側板大が長手方向に、36の吸盤ケース側板小が妻手方向に固定され、それぞれにビス用下穴29があけられている。
また、15のかくし桟用溝に打ったビスも14のビス穴かくし桟で隠される。
また、41の吸盤ケース底板は35の吸盤ケース側板大と、36の吸盤ケース側板小の47の吸盤ケース底板用溝によって組み込まれる。さらに底には吸盤用の穴42をあける。
また、41の吸盤ケース底板には揺れに対するクッション材として43の吸盤ケーススポンジ材が貼り付けられている。同じく吸盤用の穴44をあける。
図9は、吸盤ケース34の側断面図である。
図10において、43の吸盤ケーススポンジ材の下には、45すべり止め材を貼り付けて吸盤用の穴46をあける。
46の吸盤用穴には2のパイプが通る。
19の樌穴には48樌が入り、くさび用ホゾ穴50が両方にあけられ49くさびが入る。
この避難用テーブルは、大きく分けて、天板、アリ桟、一対の足、樌になる。図11の、65コイルスプリングは吸着前の移動時に吸盤が引っかからないためのものである。
図11において10、11、12、を組んだ61アリ桟ケースと、34、35、36、41を組んだ吸盤ケース62とを16樌受け、23側板受で組み込み1個の足となった図である。
61アリ桟ケースには、アリ桟52が入った時に焼き入れボルト56が入る為の55ボルト穴側板が穴あけされている。同じく、アリ桟52にも54ボルト穴アリ桟があいている。
図12は、天板51を61アリ桟ケースに入れた図である。
52アリ桟により押された30アリ桟受用ボルトは取り付けしてあるパイプ2により6の吸盤押さえと1の吸盤とを押さえて63のフローリングに吸着する。
この時、天板51は53天板用クッションに当たる。
図13は、天板51を61のアリ桟ケースに納める前の斜視図である。まず組み立ての順番は48樌を19樌穴に入れる。そして49くさびを入れて締める。それから、アリ桟52をアリ桟ケース61に入れ56焼入れボルトを通して焼き入れナット57で締めて58埋め木をして完了である。
図14は地震の際に子供の避難者60が避難用テーブルの下に入っている図である。
また、避難用テーブルの設置場所は畳、ジュータン等は不可でフローリング、クッションフロアーでないと置けない。又、フローリングでも、ジョイントの溝と溝の距離が短くて空気が漏れやすい時は、テーブルの足の下に少し粘着があり、簡単に剥がせるシートを貼れば設置可能である。
以上のように本実施形態によれば大地震でも安全に、いわゆる災害弱者といわれる子供、老人、女性にでも使いやすい避難用テーブルとして提供出来るものである。
寸法、形状の比例関係はわかりやすくする為に誇張して描いている箇所もある。また、足は2本とも同じ形なので1本だけの図面を書いている。
本発明に利用し、作り変えた吸盤の図である。 同じく吸盤の吸着力を向上させた断面図である。 同じく吸盤の吸着力を実験した断面図である。 同じく吸盤が横からの力で変形しないようにした断面図である。 同じくアリ桟ケースの分解図である。 同じくアリ桟ケース底板の側断面図である。 同じくアリ桟ケースと吸盤ケースを継ぐ部材の分解図である。 同じく吸盤ケースの分解図である。 同じく吸盤ケース天板の側断面図である。 同じくすべり止め材と吸盤そして樌の斜視図である。 同じく天板をアリ桟ケースに入れる前の断面図である。 同じく天板をアリ桟ケースに納めて吸盤が吸着した断面図である。 同じく天板、足、樌の組み立てを示した斜視図である。 同じく地震時に避難者が避難用テーブルの下に入っている図である。
符号の説明
1 吸盤
2 パイプ
3 メネジ
4 手
5 吸盤内側
6 吸盤押さえ
7 フローリング
8 10kg角材
9 変形防止リング
10 アリ桟ケース底板
11 アリ桟ケース側板大
12 アリ桟ケース側板小
13 ビス穴かくし板
14 ビス穴かくし桟
15 かくし桟用溝
16 樌受け
17 樌受けホゾ上側
18 樌受けホゾ下側
19 樌穴
20 パイプ用側板
21 パイプ用側板溝
22 パイプ接触防止溝
23 側板受け
24 側板受けホゾ上側
25 側板受けホゾ下側
26 樌受けホゾ穴上側
27 側板受けホゾ穴上側
28 パイプ用側板溝アリ桟ケース側
29 ビス用下穴
30 アリ桟受用ボルト
31 アリ桟受用座金
32 パイプ用穴アリ桟ケース側
33 すべり止め材
34 吸盤ケース天板
35 吸盤ケース側板大
36 吸盤ケース側板小
37 パイプ用側板溝吸盤ケース側
38 パイプ用穴吸盤ケース側
39 樌受けホゾ穴下側
40 側板受けホゾ穴下側
41 吸盤ケース底板
42 吸盤穴底板側
43 吸盤ケーススポンジ材
44 吸盤穴スポンジ材側
45 すべり止め材
46 吸盤穴すべり止め側
47 吸盤ケース底板用溝
48 樌
49 くさび
50 くさび用ホゾ穴
51 天板
52 アリ桟
53 天板用クッション
54 ボルト穴アリ桟
55 ボルト穴側板
56 焼き入れボルト
57 焼き入れナット
58 埋め木
59 足
60 避難者
61 アリ桟ケース
62 吸盤ケース
63 フローリング
64 アリ桟受用ボルト穴
65 コイルスプリング

Claims (3)

  1. 室内のフローリングの上にあって、地震時に転倒や横すべりしないようにテーブルの足の中に吸盤を内蔵した避難用テーブル。
  2. 天板の裏に取り付けてあるアリ桟を、アリ桟ケースの中に入れると、天板の重さで中にあるパイプが下がり吸盤ケースの中にある吸盤が床に押し付けられて吸着し固定される。この後、アリ桟ケースに焼き入れボルトを差し込んで固定する。移動時に焼き入れボルトを外し、天板を持ち上げて、アリ桟を、アリ桟ケースから外すと、約10分で吸盤に空気が流入して自然に解除出来る避難用テーブル。
  3. 吸盤の中には、横からの力がかかったときに変形し、空気が流入してくるのを防ぐ為の変形防止リングやパイプの先端のすべり止め、さらに吸着力を向上させる為の吸盤押さえを装備し、フローリングを傷つけずに簡単に移動、設置出来る吸盤式の避難用テーブルで、大地震で室内を動き回ったり倒れたりするとされる食器棚、本棚、サイドボード、ベッド等の重くて取り付けしにくいものにも応用できる吸盤式の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017018204A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 敬三 井波 トレーニング装置

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