JP2005198994A - 無接点機構運動伝達装置 - Google Patents

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淳一 水足
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Abstract

【課題】 歯車、カム、ベルト等のリンク機構を使用しないで支持具により無接点の状態にある機構運動部に動力を伝達する無接点機構運動伝達装置を提供する。
【解決手段】 動力部に取付けた回転子の任意の位置に異なる極性の磁性体、非磁性体を設け、動力伝達先である支持具により磁性回転子と無接点の状態にある機構運動部の支点を持つ作用子にも異なる極性の磁性体、非磁性体を取付ける。そして動力部に取付けられた回転子を回転させることにより作用点が吸磁、反発を繰返し無接点で複雑な動力伝達を行うことを特徴とする無接点機構運動伝達装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般的に小型模型の運動伝達機構に係り、そして特に動力の伝達を支持具により磁性回転子と無接点の状態にある機構運動部に対して無接点で誘導伝達を行う運動伝達機構具であって、予め予測される動きを磁性体の配置により定めた磁性回転子の回転によりその磁性体の磁力の有無あるいは極性を変化応用し、機構運動部につけられた作用子である磁性体の吸磁力と反発力を生じさせるために使用される磁気通路がそのなかに組込まれ得るものに係る。
従来、動きを表現できる模型は広く使用されている。モーター、ゼンマイ、フライホイルあるいは手動ハンドル等の動力部から歯車、ベルト等を機構運動部に動力を伝達する方法は小型化の際により精密な部品を必要として、動力部から機構運動部への力の伝達をいかに正確に行うかが課題となっていた。
従って、小さくなるほど精度の必要な部品を必要とし、高度な技術とともに価格が高くなる傾向にあった。
そして動きを表現できる小さな模型では安価に複雑な動きをつくることは難しいとされていた。
従来、動く模型を小型化するにあたって、各部品を小さいものに置き換えることによって行われていたが以下のような問題が起こっていた。
歯車を使った模型を小型化するにあたり、動力部にあたる磁性回転子から機構運動部への力の伝達をする部品であるカムやシャフトが、小さくなったり細くなったりすることにより、組み立てや調整が難しくなるだけではなく、部品の強度が下がり壊れやすくなる問題も起きていた。
さらに、小型化をするにあたり、本来プーリーなどを使ってベルトやワイヤで力を伝達しなくてはならない機構はそのまま同様の手段では小型化が不可能であった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
従来、力の伝達をしていた、カムやシャフトを磁力に置き換えて動力部にあたる磁性回転子から支持具により磁性回転子と無接点の状態にある機構運動部へ磁力を伝達することにより無接点でカムやシャフトと同じ動作をさせようとするものである。
動力部にN極、非磁性、S極、非磁性を等分あるいは任意の位置に配列した円柱形、円盤形などの磁性回転子を設け、支持具によりその磁性回転子と無接点の状態にある機構運動部の作用子にも磁性回転子との近接点に極性がくるように磁性体を設ける。
そして、動力部に設けられた、磁性回転子が回転すると磁気通路が変化して支持具により磁性回転子と無接点の状態にある機構運動部の作用子も吸磁力、反発力により無接点で動作する。
そして、回転子の上面に多数のN極、S極、非磁性体を任意の位置に設けた磁性回転子と、支持具により磁性回転子と無接点の状態にある機構運動部の作用子も任意にN極、S極を設けることにより機構運動部が複雑な動作をすることを特徴とする無接点機構運動伝達装置である。
本発明は、全長10mm程度で人の歩きを模倣する模型など2つの支点を持つ振り子運動や回転運動を直線運動に変換させることなど複雑な動きを、力を伝達するシャフトやカムなどのリンク機構を使わずにできる。
また、動力部に接続された磁性回転子に設けられる磁性体の極性を様々に配列し、無接点で配される機構運動部の作用点にも磁性体の極性を様々に配列することにより回転の伝達、上下左右の直線的移動の伝達が容易におこなえる。
従って動力部と機構運動部を組立てる過程において、接点の微妙な調整が不要になる。
また、機構運動部を手などで押さえて動かない状態の時に、動力部を動かしても、従来破壊されていたシャフトやカムが無いために壊れることはなく安全である。
これにより、従来必要であったクラッチなどの機構が不要になる。
また、従来ベルトやワイヤなどで動かしていた、離れた距離への力の伝達も強い磁性体を使うことにより同等の動作を再現でき、ワイヤやベルトが切れる心配もない。
そしてベルトなどにかかっていたテンションがなくなるためにテンショナは不要になる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)台座(1)の中の円柱形にN極、S極、を2列の千鳥格子状に等分に配された磁性回転子(2)を置き磁性回転子(2)を回せるように、回転ハンドル(3)を設ける。
(ロ)台座(1)の上に支持具(4)を設置し磁性回転子(2)と無接点の状態に機構運動部で模型を固定する。模型は胴体1(5)に設けられた支点1(20)に取付けられた作用子1(6)と支点2(21)に取付けられる作用子2(7)で組立てられ胴体1(5)は水平角の運動が出来る非磁性体で作られた接続板1(8)により胴体2(9)に接続される。同じく胴体2(9)に支点を設置して作用子3(10)作用子4(11)を設ける。同じく胴体2(9)を水平角の運動が出来る非磁性体で作られた接続板2(12)により胴体3(13)と接続し前記と同様に作用子5(14)作用子6(15)を設ける。同じく水平角の運動が出来る非磁性体で作られた接続板3(16)により胴体3(13)と胴体4(17)を接続し、胴体4(17)には前記と同様に作用子7(18)と作用子8(19)を設ける。次に胴体1(5)の背面に下側がS極になるように磁石(24)を貼り付ける。同じく胴体2(9)の背面に下側がS極になるように磁石(24)を貼り付ける。同様に胴体3(13)の背面に下側がS極になるように磁石(24)を貼り付ける。同じく胴体4(17)の背面に下側がS極になるように磁石(24)を貼り付ける。次に作用子1(6)の作用点1(22)に下側がS極になるように磁石を貼り付け、作用子2(7)の作用点2(23)に下側がS極になるように磁石を貼り付ける。同じく作用子3(10)と作用子4(11)の作用点にも下側がS極になるように磁石を貼り付ける。同じく作用子5(14)と作用子6(15)の作用点にも下側がS極になるように磁石を貼り付ける。同じく作用子7(18)と作用子8(19)の作用点にも下側がS極になるように磁石を貼り付ける。
(ハ)磁性回転子(2)の円周上に極性を等分して配列、左側にN極、右側にS極、下段は左側にS極、右側にN極を連続配置し円周ではN極、S極が連続しないように配列する。また極性の等分は機構運動部の胴体1(5)から胴体4(17)の磁気通路に比例して等分する。
(ニ)回転ハンドル(3)をまわし胴体1(5)の下に磁性回転子(2)に磁石面、左側にN極、右側にS極が来ると胴体1(5)の下にある磁石はS極のため磁性回転子(2)の左側N極に吸磁され、左に移動する。また作用子1(6)と作用子2(7)の作用点1(22)と作用点2(23)は共にS極であるため左側では吸磁され作用子1(6)は下がり右側では反発力により作用子2(7)は浮き上がる。同時点で胴体2(9)の下側には磁性回転子(2)の左側にS極右側にN極が存在するので胴体2(9)は右側のN極へ吸磁され右側に移動する。そして作用子3(10)と作用子4(11)の作用点は共にS極であるため作用子4(11)は、反発力で浮き上がり作用子3(10)は吸磁され、下に下がる。同じく胴体3(13)の下側には磁性回転子(2)の左側にN極、右側にS極が存在するので胴体3(13)は左側のN極へ吸磁され左側に移動する。そして作用子3(10)と作用子4(11)の作用点は共にS極であるため作用子3(10)は、反発力で浮き上がり作用子4(11)は吸磁され、下に下がる。同じく、同時点で胴体2(9)の下側には磁性回転子(2)の左側にS極右側にN極が存在するので胴体2(9)は右側のN極へ吸磁され右側に移動する。そして作用子3(10)と作用子4(11)の作用点は共にS極であるため作用子4(11)は、反発力で浮き上がり作用子3(10)は吸磁され、下に下がる。
(ホ)さらに回転ハンドル(3)をまわすと胴体1(5)から胴体4(17)の下に来る磁性回転子(2)の極性が反転するため前記と反対の運動に変わる。続けて回転ハンドルを回すと胴体1(5)から胴体4(17)はスネーク運動を起こし作用子1(6)から作用子8(19)はウェーブ運動を起こし、昆虫等の動作を表現できる。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、回転ハンドル(3)を回転させることで多様の動きを表現できる。このとき回転ハンドル(3)と右側作用子、左側作用子には機械的なつながりがないため、故意に作用点を止め回転ハンドル(3)をまわしても機械的損傷は起きない。
本発明の斜視図 本発明の動作状態を示す図
符号の説明
1 台座
2 磁性回転子
3 回転ハンドル
4 支持具
5 胴体1
6 作用子1
7 作用子2
8 接続板1
9 胴体2
10 作用子3
11 作用子4
12 接続板2
13 胴体3
14 作用子5
15 作用子6
16 接続板3
17 胴体4
18 作用子7
19 作用子8
20 支点1
21 支点2
22 作用点1
23 作用点2
24 磁石

Claims (3)

  1. 動きを表現できる小型模型に取付けられた無接点機構運動伝達装置であって動力伝達軸にN極、非磁性、S極、非磁性を等分に連続配置した磁性回転子を有し支持具により磁性回転子と無接点の状態にある機構運動部にも磁性体を有することで磁性回転子の回転により機構運動部に回転運動、直動運動などを繰返し無接点で誘導伝達し得ることを特徴とする無接点機構運動伝達装置。
  2. 請求項1に記載される無接点機構運動伝達装置であって、動力伝達軸にN極、非磁性体材料、S極、非磁性体材料を円周上あるいは任意の位置に配列し取付けられた磁性回転子を設けることで、予め決められた機構運動を磁性回転子の回転により機構運動部に回転運動、直動運動などを繰返し無接点で誘導伝達し得ることを特徴とする無接点機構運動伝達装置。
  3. 請求項1に記載される無接点機構運動伝達装置であって、動力伝達軸に多極の磁性体を千鳥格子状やランダムに配列し取付けられた磁性回転子を設け、多関節の支持具により磁性回転子と無接点の状態にある機構運動部の作用子に磁性N極、磁性S極、非磁性体を交互また任意に配列し、百足のような多足類や昆虫の動きや規則性のあるシーケンス運動を磁性回転子の回転により機構運動部に繰返し無接点で誘導伝達し得ることを特徴とする無接点機構運動伝達装置。
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