JP2005198880A - 壁面装着整理具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 壁面装着手段として磁石を採用している器具において、磁石に強い磁力のものを採用して吸着力を高めても、器具の壁面からの取り剥がしにおいて、磁石が器具本体からの分離が生じなく、且つ収納物の荷重による鉛直方向の力(重力)に対しても磁力の強さが効果的に発揮される壁面装着整理具を提供する。
【解決手段】 適宜な収納部を備えた収納本体1に、磁石24による吸着部2と前記吸着部に対応する滑止部3とを付設すると共に、前記吸着部の磁石を、本体1と一体に形成された吸着面の内方に組み込んでなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、冷蔵庫の外面や、ホワイトボード等の金属面に吸着させて使用する壁面装着整理具に関するものである。
壁面装着整理具は、ビス止め、吸盤による吸着、磁石による吸着等の装着対象に対応する装着手段を採用し、箱形状、棚形状、或いはフック形状とした所望の収納構造を備える器具で、所望の壁面に装着して使用されるものである(特許文献1,2,3)。
ところで、装着手段として磁石を採用している器具は、前記の特許文献3に開示されているとおり、磁石吸着面を吸着側に露出させて磁石を器具本体に装着している。磁石と本体との間の固定手段は粘着剤を使用しているのが一般的である。
磁石の磁力を高めると吸着力が高まり、器具の壁面装着がしっかりとなされる一方で、器具の壁面からの着脱に際して磁石と本体部分に強い剥離力が作用し、磁石が本体から離脱してしまうという問題が生ずる。
また磁石の吸着力を高めても、当該吸着力は、垂直壁面に対して直交する水平方向に作用し、収納部分に収納対象物を収納した際に器具に加わる鉛直方向の力(重力)に対しては作用しない。このため特許文献3に開示されている通り冷蔵庫天板上に掛止するフックを必要としてくる。
しかしフックを備える器具は、使用範囲が限定されてしまうし、製造原価を高める原因ともなる。
そこで本発明は、磁石を使用した壁面装着整理具において、磁力の強い磁石を採用しても、磁石が本体から離脱する問題を解決し、且つ磁力を高めることが鉛直方向の支持力を高めるようにした新規な壁面装着整理具を提案したものである。
本発明に係る壁面装着整理具は、適宜な収納部を備えた収納本体に、磁石による吸着部と前記吸着部に対応する滑止部とを付設すると共に、前記吸着部の磁石を、本体と一体に形成された吸着面の内方に組み込んでなることを特徴とするものである。
従って吸着部の吸着面と滑止部とを装着面に当接すると、器具は装着面に装着され、且つ滑止部によって鉛直落下の抵抗力(摩擦)が作用し、所望の位置に器具を取り付けることができる。特に強い磁力の磁石を採用しても、磁石が本体と一体に形成された吸着面の内方に組み込まれているので、本体を把持して壁面より引き剥がしても磁石が本体より分離することが無く、また強い磁力の磁石を採用すると、滑止部の摩擦抵抗も増大する。
以上の構成を採用した壁面装着整理具は、強力磁石の採用が可能となり、且つ強力磁石の採用に伴って支持力(摩擦抵抗力)も増大させて、収納能力(負担可能荷重)を高めた器具の提供ができ、結果的に他の吸着部材を必要とせずに、磁石の吸着力のみによる実用的な壁面装着整理具が提供できたものである。
次に本発明の実施の形態について説明する。実施形態に示した器具は、収納本体1と吸着部2と滑止体(滑止部)3とで構成される。
収納本体1は樹脂で形成されるもので、装着背面部11と前面板部12と底面板13で構成された上部開口コの字断面形状で、且つ側部が開口し、収納対象物Aを装着背面部11と前面板部12で嵌合保持可能に設けたものである。更に底面側には、装着背面部11から前方に突出させた幅狭形成部14を、装着背面部11及び前面板部12の高さの二分の一程度の高さで、少なくとも左右に2個設けたものである。
吸着部2は、装着背面部11の外面適宜箇所において平滑装着面21となる突部22を形成し、当該突部22の内面側に、外面側との間を薄肉とする凹部23を形成し、前記凹部23内に磁石24を貼着若しくは嵌着して組み込んで形成したものである。
滑止体3は、適宜な柔軟性を有するシリコン樹脂で形成したもので、背面部11に於ける突部22の下方に装着孔31を形成し、当該装着孔31に差し込んで取り付けるもので、滑止体3の当接面部分は、前記突部22の平滑装着面21より僅かに背面側に突出せしめたものである。
而して装着背面部11を冷蔵庫などの装着対象面Bに対面させると、磁石24の吸引力で突部22の平滑装着面が装着対象面Bに密着し、且つ同時に滑止体3の当接面を装着対象面Bに押し付けて、当該装着対象面Bに器具が装着され、収納本体1に収納対象物Aを収納するものである。
そして収納本体1を装着対象面Bから引き離しても、強い磁力の磁石が、収納本体1から分離することが無く、同時に強力な磁石を使用することによって、滑止体3が装着対象面Bに強く押し付けられ、摩擦抵抗の増大によって荷重負担能力(収納対象物Aの最大許容重量)を大きくすることができる。
また特に収納本体1は、収納対象物Aを装着背面部11と前面板部12で嵌合保持するようにしたもので、厚みの異なる収納対象物Aに対しても、幅狭形成部14と前面板部12とで嵌合保持することで、収納可能となる。
更に収納本体1の収納構造は任意に定めることができるもので、前記の嵌合保持収納に限らず、図4に例示するように箱型収納部を備えた収納本体1aや、フックタイプの収納構造を採用しても良い。
1,1a 収納本体
11 装着背面部
12 前面板部
13 底面板
14 幅狭形成部
2 吸着部
21 平滑装着面
22 突部
23 凹部
24 磁石
3 滑止体
31 装着孔
11 装着背面部
12 前面板部
13 底面板
14 幅狭形成部
2 吸着部
21 平滑装着面
22 突部
23 凹部
24 磁石
3 滑止体
31 装着孔
Claims (5)
- 適宜な収納部を備えた収納本体に、磁石による吸着部と前記吸着部に対応する滑止部とを付設すると共に、前記吸着部の磁石を、本体と一体に形成された吸着面の内方に組み込んでなることを特徴とする壁面装着整理具。
- 収納本体が吸着部を有する装着背面部を備え、装着背面部の内面側に外面側との間を薄肉とする凹部を形成し、前記凹部内に磁石を組み込んで吸着部を形成してなる請求項1記載の壁面装着整理具。
- 装着背面部に形成する吸着部を、背面部の外面適宜箇所において平滑装着面となる突部を形成し、当該突部の内面側に磁石を組み込んで構成し、適宜な柔軟性を有するシリコン樹脂で形成した滑止体を、前記突部下方に設けると共に、前記突部より僅かに突出せしめて滑止部とした請求項2記載の壁面装着整理具。
- 収納部を、装着背面部と前面板部と底面板で構成し、収納対象物を装着背面部と前面板部で嵌合保持可能に設けてなり、底面側に、装着背面部から前方に突出させた幅狭形成部を設けてなる請求項2又は3記載の壁面装着整理具。
- 収納部を上部開口の箱型に形成すると共に、箱の背面部に吸着部を形成してなる請求項2又は3記載の壁面装着整理具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004009276A JP2005198880A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | 壁面装着整理具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004009276A JP2005198880A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | 壁面装着整理具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005198880A true JP2005198880A (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=34822365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004009276A Pending JP2005198880A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | 壁面装着整理具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005198880A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016036626A (ja) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | プラス株式会社 | 磁石 |
-
2004
- 2004-01-16 JP JP2004009276A patent/JP2005198880A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016036626A (ja) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | プラス株式会社 | 磁石 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061002 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20091110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100309 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |