JP2005198855A - 容器の倒れ防止具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 容器の外径が異なっても対応することの出来る容器の倒れ防止具を提供する。
【解決手段】 湯呑み茶碗やコップなどの容器を置くための載置部と、載置部に置かれた容器の外周りを囲むための複数の囲み板部とが備えられ、囲み板部は載置部の周縁部に対して揺動可能に設けられると共に、この囲み板部には、囲み板部の先端部で画成される容器の挿入口の大きさを変更するための紐部材が備えられた。
【選択図】 図2
【解決手段】 湯呑み茶碗やコップなどの容器を置くための載置部と、載置部に置かれた容器の外周りを囲むための複数の囲み板部とが備えられ、囲み板部は載置部の周縁部に対して揺動可能に設けられると共に、この囲み板部には、囲み板部の先端部で画成される容器の挿入口の大きさを変更するための紐部材が備えられた。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えばテーブルに置いた湯呑み茶碗等の容器が不用意に転倒するのを防止するするための倒れ防止具に関する。
例えば、湯呑み茶碗やコップなどの容器に入れたお茶やコーヒなどを飲んでいる時に、テーブルに置いた湯呑み茶碗やコップを不用意に倒してしまって、飲みかけのコーヒーやお茶をテーブルや床に飛散させることがある。
特に湯呑み茶碗は、テーブル上に載る部分が、お茶を入れる部分よりも一回り小さいことから、倒れ易いものである。
以上の不具合に対しては、湯呑み茶碗などの容器が挿入可能な収納部を備えた略円筒状の倒れ防止具が提案されている。(特許文献1参照)
実用新案登録第3074707号 しかしながら以上の構造のものでは、容器の収納部の入口の大きさが固定されていることから、決められた大きさの容器にのみ対応するものであって、容器の外径が変わると利用することが出来ないものである。そのため以上の倒れ防止具では、容器の外径に応じて複数の倒れ防止具を用意しなればならない。
本発明は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、容器の外径が異なっても対応することの出来る容器の倒れ防止具を提供することにある。
以上の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、容器を置くための載置部と、載置部に置かれた容器の外周りを囲むための複数の囲み板部とが備えられ、囲み板部は載置部の周縁部に対して揺動可能に設けられると共に、この囲み板部には、囲み板部の先端部で画成される容器の挿入口の大きさを変更するための挿入口変更手段が備えられていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の挿入口変更手段が紐部材から構成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の載置部は、この載置部が載せられる載せ面に吸着するようにしていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、挿入口変更手段により、容器の挿入口を収容する容器の外径に応じて容器の挿入口の大きさを変更するだけで、大きさの異なる容器のいずれにも使用することが出来る。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、挿入口変更手段の構成が簡略とすることが出来る。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、載置部を載せ面に吸着させることで、倒れ防止具を載せ面に対して確実に保持させることが出来る。
図1において符号1で概略的に示す倒れ防止具は、基本的には、コップや湯のみ茶碗などの飲料用容器Cを置くための載置部2と、載置部2に置かれた飲料用容器Cの外周を囲むための8枚の囲み板部3と、囲み板部3の先端部で画成される飲料用容器Cの挿入口10の大きさを変更するための挿入口変更手段としての紐部材4とが備えられている。
図に示す実施形態では、載置部2及び囲み板部3は、可撓性を有する合成樹脂製の薄いパネルを打ち抜き成形により、図1に示すごとく一体に形成されているのであって、載置部2は、平面から見て円形に形成され、また8枚の囲み板部3は、コーナー部位を円弧状とした略長方形に形成されて、載置部2の周縁に等間隔に配置されている。
図に示す載置部2は、直径約9cmとし、また囲み板部3は高さ約6cm、幅約3cmとしている。
また載置部2と各囲み板部3との境界には、ライン状の薄肉ヒンジ5が形成され、この薄肉ヒンジ5を支点にして、各囲み板部3は載置部2に対して揺動可能であって、且つ常時は載置部2に対して展開する方向(図3において矢印X方向)に付勢するようにしている。
また各囲み板部3には、紐部材4を通すための左右一対の挿通孔31が設けられている。
以上の構成からなる倒れ防止具1は、紐部材4を各囲み板部3の挿通孔31に順次通して、紐部材4を介して各囲み板部3を連動連結した上で、紐部材4の両端部を絞り込んで、各囲み板部3を載置部2に対して起立する方向に揺動させて、これら各囲み板部3の先端部で画成される容器Cの挿入口10の大きさが所望の大きさまで絞り込まれた段階で、紐部材4の両端部を結束するのである。
これにより、載置部2に対して展開方向に揺動しようとする各囲み板部3が紐部材4により拘束されて、図2に示すごとく各囲み板部3が載置部2に対して起立した姿勢が保たれ、載置部2と各囲み板部3とで容器Cの収容室Sが画成される。
斯くして、図3に概略的に示すように、以上の倒れ防止具1をテーブルT上の載せ面60に置いた上で、所望の容器Cを挿入口10から収容室Sに収容して、載置部2上に置くのであけばよく、これにより、容器Cの外回りが紐部材で連結された各囲み板部3で囲まれ、不用意に容器Cを不用意に手で引っ掛けてしまった場合でも囲み板部3で受け止められて、容器Cが倒れるのを防ぐのである。
ところで、図3に示す容器Cよりもその直径が小さな容器Cに用いる場合には、
結束している紐部材4の両端部を解いて、その両端部を更に絞り込んで、各囲み板部3を載置部2に対して図3に示す位置から図4に示す位置まで更に揺動させて、これら各囲み板部3の先端部で画成される容器Cの挿入口10の大きさを所望の大きさまで絞り込んだ段階で、紐部材4の両端部を再度結束すればよく、
これにより、図4に示すように、直径の小さな容器Cに対応する挿入口10を供えた倒れ防止具1に変更することが出来て、直径の小さな容器Cでもその倒れを確実に防止することが出来る。
結束している紐部材4の両端部を解いて、その両端部を更に絞り込んで、各囲み板部3を載置部2に対して図3に示す位置から図4に示す位置まで更に揺動させて、これら各囲み板部3の先端部で画成される容器Cの挿入口10の大きさを所望の大きさまで絞り込んだ段階で、紐部材4の両端部を再度結束すればよく、
これにより、図4に示すように、直径の小さな容器Cに対応する挿入口10を供えた倒れ防止具1に変更することが出来て、直径の小さな容器Cでもその倒れを確実に防止することが出来る。
尚、以上の構造の倒れ防止具では、載置部2の下面に滑り止めシートを貼り付けておくのが好ましい。
以上の実施形態では、載置部2及び囲み板部3を合成樹脂製の薄いパネルから形成したが、これに限定されるものではなく、例えば厚紙あるいは金属パネルから形成してもよい。
また以上の実施形態では、一体形成した載置部2と囲み板部3との境界部位に薄肉ヒンジ5を設けて、この薄肉ヒンジ5を支点にして、囲み板部3を載置部2に対して揺動可能としたが、これに限定されるものではなく、例えば図5及び図6に示すように、載置部2と囲み板部3とを別に形成すると共に、載置部2の周縁に断面略U字状に屈曲する突片21を突設すると共に、囲み板部3の下端には、突片21に引っ掛け可能な掛止孔32を備えた掛止片33を突設して、突片21への掛止片33の掛止により、囲み板部3を載置部2に対して展開乃至折り畳み方向に揺動可能に連結してもよい。
また以上の実施形態において、載置部2の下面に小さな吸盤を多数形成して、この吸盤を介して載置部2をテーブル6上の載せ面60に吸着させるようにしてもよいし、
あるいは、載置部2を磁力により吸着可能な金属材料、例えば鉄板から形成する一方、テーブル6の載せ面60にマグネットを埋設してこのマグネット上に載置部2を吸着させる、ラバーマグネット(ゴム磁石)から成るシートを敷いて、このシート上に載置部2を吸着させるようにしてもよいし、更には載置部2の下面にラバーマグネットからなるシートを貼り付けると共に、テーブル6の載せ面60自体を例えば鉄板から形成するか、若しくは薄い鉄板を載せ面60に置くなどして、テーブル6の載せ面60に載置部2を磁力により吸着させるようにしても良い。
あるいは、載置部2を磁力により吸着可能な金属材料、例えば鉄板から形成する一方、テーブル6の載せ面60にマグネットを埋設してこのマグネット上に載置部2を吸着させる、ラバーマグネット(ゴム磁石)から成るシートを敷いて、このシート上に載置部2を吸着させるようにしてもよいし、更には載置部2の下面にラバーマグネットからなるシートを貼り付けると共に、テーブル6の載せ面60自体を例えば鉄板から形成するか、若しくは薄い鉄板を載せ面60に置くなどして、テーブル6の載せ面60に載置部2を磁力により吸着させるようにしても良い。
斯くして以上のごとく載置部2を載せ面60に吸着させることで、倒れ防止具自体が載せ面に固定されて、容器Cの倒れをより一層確実に防止することが出来る。
また以上の実施形態では、挿入口変更手段として細い紐部材4を用いたが、これに限定されるものではなく、幅広のバンド状に形成された紐部材4を用いてもよいし、あるいは鎖を用いてもよい。
また以上の実施形態では、容器Cとして湯呑み茶碗やコップを例にして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば花瓶であってもよい。
1 倒れ防止具
2 載置部
3 囲み板部
4 紐部材(挿入口変更手段)
60 載せ面
C 容器
2 載置部
3 囲み板部
4 紐部材(挿入口変更手段)
60 載せ面
C 容器
Claims (3)
- 容器を置くための載置部と、載置部に置かれた容器の外周りを囲むための複数の囲み板部とが備えられ、囲み板部は載置部の周縁部に対して揺動可能に設けられると共に、この囲み板部には、囲み板部の先端部で画成される容器の挿入口の大きさを変更するための挿入口変更手段が備えられていることを特徴とする容器の倒れ防止具。
- 挿入口変更手段が紐部材から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器の倒れ防止具。
- 載置部は、この載置部が載せられる載せ面に吸着するようにしていることを特徴とする請求項1または2に記載の容器の倒れ防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004008747A JP2005198855A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | 容器の倒れ防止具 |
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JP2004008747A JP2005198855A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | 容器の倒れ防止具 |
Publications (1)
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JP2005198855A true JP2005198855A (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=34821980
Family Applications (1)
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JP2004008747A Pending JP2005198855A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | 容器の倒れ防止具 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103271613A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-09-04 | 苏州新区特氟龙塑料制品厂 | 一种可折叠塑料杯垫 |
JP5577551B1 (ja) * | 2014-01-22 | 2014-08-27 | 株式会社キューブエッグ | コースター |
KR102238587B1 (ko) * | 2020-02-07 | 2021-04-08 | 박완재 | 절첩식 다용도 홀더 |
-
2004
- 2004-01-16 JP JP2004008747A patent/JP2005198855A/ja active Pending
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CN103271613A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-09-04 | 苏州新区特氟龙塑料制品厂 | 一种可折叠塑料杯垫 |
JP5577551B1 (ja) * | 2014-01-22 | 2014-08-27 | 株式会社キューブエッグ | コースター |
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